JPS6051783B2 - 鉛蓄電池用陽極板 - Google Patents
鉛蓄電池用陽極板Info
- Publication number
- JPS6051783B2 JPS6051783B2 JP51075981A JP7598176A JPS6051783B2 JP S6051783 B2 JPS6051783 B2 JP S6051783B2 JP 51075981 A JP51075981 A JP 51075981A JP 7598176 A JP7598176 A JP 7598176A JP S6051783 B2 JPS6051783 B2 JP S6051783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- active material
- acid battery
- anode plate
- lead acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/126—
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉛蓄電池用陽極板の改良に関するものである。
従来ペースト式極板を使用した鉛蓄電池は平板状のガラ
スマット間に陽極板を配置する構造であつたが、寿命が
進行して陽極活物質が微細化されるとガラスマットの網
目を抜けて活物質の脱落が生じ、電池寿命性能を著しく
阻害した。また脱落した活物質および陰極活物質のフク
レによるショートも電池寿命性能を著しく阻害した。上
記の如き欠点を除去する構造として、クラッド式鉛蓄電
池が提案されているが、工程が非常に複雑で製造価格が
高い等の欠点を有していた。
スマット間に陽極板を配置する構造であつたが、寿命が
進行して陽極活物質が微細化されるとガラスマットの網
目を抜けて活物質の脱落が生じ、電池寿命性能を著しく
阻害した。また脱落した活物質および陰極活物質のフク
レによるショートも電池寿命性能を著しく阻害した。上
記の如き欠点を除去する構造として、クラッド式鉛蓄電
池が提案されているが、工程が非常に複雑で製造価格が
高い等の欠点を有していた。
本発明は上記の如き欠点を除去するもので、クラッド式
構造の長所を採用して而も工程を簡略化し自動化可能で
安価なる鉛蓄電池用陽極板を提供するものである。次に
本発明における一実施例を説明する。
構造の長所を採用して而も工程を簡略化し自動化可能で
安価なる鉛蓄電池用陽極板を提供するものである。次に
本発明における一実施例を説明する。
活物質保持膜1例えばガラス織布、ガラスマット、合成
樹脂製隔離板等に熱成形バインダー例えばフェノール樹
脂、樹脂エマルジョン、ゼラチン等を含浸させた後80
℃乃至230℃にて熱成形する。
樹脂製隔離板等に熱成形バインダー例えばフェノール樹
脂、樹脂エマルジョン、ゼラチン等を含浸させた後80
℃乃至230℃にて熱成形する。
熱成形された活物質保持膜1上に一方の活物質保持膜溶
着リブ2例えば樹脂製フィルム、粉製樹脂、樹脂モノマ
ー等を熱溶着して後ペースト状の鉛酸化物3を充填し、
鉛基体耳部4および鉛基体5を鉛酸化物3に挿入せしめ
、その後他方の活物質保持膜溶着リブ2を熱溶着する。
熱溶着時に活物質保持膜溶着リブ2と活物質保持膜1を
加圧することにより活物質表面に溶融した樹脂が浸透し
て活物質保持膜溶着リブ2と活物質保持膜1の溶着は強
固になり鉛酸化物3へ加圧できる。その後所望の寸法に
切断して後極板の両端部に射出成形により樹脂モールド
部6を形成し、該樹脂モールド部6と活物質保持膜1と
活物質保持膜溶着リブ2により鉛酸化物3と鉛基体5を
完全に一体化し、被覆する。J 本発明によれば次の如
き特徴を有するものである。
着リブ2例えば樹脂製フィルム、粉製樹脂、樹脂モノマ
ー等を熱溶着して後ペースト状の鉛酸化物3を充填し、
鉛基体耳部4および鉛基体5を鉛酸化物3に挿入せしめ
、その後他方の活物質保持膜溶着リブ2を熱溶着する。
熱溶着時に活物質保持膜溶着リブ2と活物質保持膜1を
加圧することにより活物質表面に溶融した樹脂が浸透し
て活物質保持膜溶着リブ2と活物質保持膜1の溶着は強
固になり鉛酸化物3へ加圧できる。その後所望の寸法に
切断して後極板の両端部に射出成形により樹脂モールド
部6を形成し、該樹脂モールド部6と活物質保持膜1と
活物質保持膜溶着リブ2により鉛酸化物3と鉛基体5を
完全に一体化し、被覆する。J 本発明によれば次の如
き特徴を有するものである。
1 本発明による鉛蓄電池は活物質の脱落およびショー
トを防止することができるので、従来のペースト式鉛蓄
電池と比べて電池寿命性能は25倍乃至3倍に向上した
。2 従来のペースト式鉛蓄電池の格子は極板強度を保
つため外枠に非常に無駄な鉛が必要であつたが、本発明
における極板は極板強度を活物質保持膜溶着リブにて強
度を保たせることが可能で、鉛を有効且つ大巾に節減可
能であり、また鉛酸化物にて鉛基体が十分加圧されてい
るので腐食が少なく鉛基体の寿命が向上した。
トを防止することができるので、従来のペースト式鉛蓄
電池と比べて電池寿命性能は25倍乃至3倍に向上した
。2 従来のペースト式鉛蓄電池の格子は極板強度を保
つため外枠に非常に無駄な鉛が必要であつたが、本発明
における極板は極板強度を活物質保持膜溶着リブにて強
度を保たせることが可能で、鉛を有効且つ大巾に節減可
能であり、また鉛酸化物にて鉛基体が十分加圧されてい
るので腐食が少なく鉛基体の寿命が向上した。
3極板強度を活物質保持膜溶着リブて保つことができる
ため低アンチモン合金あるいは純鉛基体が使用可能で自
己放電の極めて小さい蓄電池の製造が可能である。
ため低アンチモン合金あるいは純鉛基体が使用可能で自
己放電の極めて小さい蓄電池の製造が可能である。
4本発明による鉛蓄電池は深い充放電に使用される電気
自動車、フォークリフトおよびキヤデイカート用等の鉛
蓄電池として最適である。
自動車、フォークリフトおよびキヤデイカート用等の鉛
蓄電池として最適である。
5本発明は活物質保持膜として断面半円形状の溝が形成
されているために極板の表面積が大となり、従つて鉛酸
化物の利用率を高めるのに最適な構造の極板である。
されているために極板の表面積が大となり、従つて鉛酸
化物の利用率を高めるのに最適な構造の極板である。
第1図は本発明鉛蓄電池用陽極板の一実施例を示す一部
欠截正面図、第2図は第1図におけるA一A″線に沿う
断面図、第3図は熱成形された活物質保持膜と熱成形と
同時あるいはその後に熱溶着された活物質保持膜溶着リ
ブが一体化された状態を示す断面図である。 1は活物質保持膜、2は活物質保持膜溶着リブ、3は鉛
酸化物、5は鉛基体。
欠截正面図、第2図は第1図におけるA一A″線に沿う
断面図、第3図は熱成形された活物質保持膜と熱成形と
同時あるいはその後に熱溶着された活物質保持膜溶着リ
ブが一体化された状態を示す断面図である。 1は活物質保持膜、2は活物質保持膜溶着リブ、3は鉛
酸化物、5は鉛基体。
Claims (1)
- 1 バインダー処理され断面半円形状の溝を複数条備え
た二枚の活物質保持膜を前記溝を内側にして両方を重ね
合わせ前記溝以外の部分に設けられた活物質保持膜溶着
リブの対向面同志を固着し、一体とした前記溝内に挿入
せる鉛基体に充填された鉛酸化物を保持せしめることを
特徴とする鉛蓄電池用陽極板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51075981A JPS6051783B2 (ja) | 1976-06-29 | 1976-06-29 | 鉛蓄電池用陽極板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51075981A JPS6051783B2 (ja) | 1976-06-29 | 1976-06-29 | 鉛蓄電池用陽極板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS531825A JPS531825A (en) | 1978-01-10 |
JPS6051783B2 true JPS6051783B2 (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=13591936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51075981A Expired JPS6051783B2 (ja) | 1976-06-29 | 1976-06-29 | 鉛蓄電池用陽極板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051783B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0391482A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-17 | Natl Sci Council | 固定化ペニシリウム種ナリンギナーゼ及びその使用 |
JPH0737272Y2 (ja) * | 1993-06-16 | 1995-08-23 | 第一電装部品株式会社 | 接続具の取付け構成体 |
US5597329A (en) * | 1993-11-15 | 1997-01-28 | Daiichi Denso Buhin Co., Ltd. | Connector attachment component |
JPWO2019130507A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2020-12-03 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 活物質保持用チューブ、活物質保持用チューブ群、電極及び鉛蓄電池 |
-
1976
- 1976-06-29 JP JP51075981A patent/JPS6051783B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS531825A (en) | 1978-01-10 |
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