JPS6050878A - コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電子機器および電子計算機を構成する電子回路
基板間の実装に使用されるコネクタに関する。

（従来技術の説明） 従来、この種のコネクタには大きな挿入力を必要としな
いで嵌合できるように設計されたものと、接触千金ブロ
ック毎に区切り、そのブロック毎の接触子を順次移動さ
せ、移動させられた接触子が相互の基板に設けられた接
触子間をまたぐことにより電気導通するように構成され
たものがある。

前後者の代表的な例を第１〜第４図に示す。

第１図、＠２図は挿入が小さな力でできるコネクタの嵌
合前後の状態を示す断面図である。第１のコネクタはそ
のハウジング５の底面に接触子（雄）１を有し、基板３
に固定されている。

一方、第２のコネクタはハウジング６内に接触子１にそ
れぞれ嵌合する接触子（雌）２を有し、基板４に固定さ
れている。接触子２は弾性部材であるので接触子１との
接触はその復元力によって保持される。

接触子１，２の形状等を工夫し、雌雄の接触子間の接触
力を下げずに嵌合時の挿入力を下げている。しかしなが
ら挿入力をゼロとすることができないので同時に嵌合す
るビン数の増加にともない挿入力が増し、ピン数に限界
がでてくるという欠点があった。

第３図、第４図にブロック毎に区切られた接触子がまた
ぐ形式のコネクタの嵌合前後の状態を示す断面図である
。

第１のコネクタはハウジング５の底部に接触子１（雄）
を有し、基板３に固定されている。

一方、第２のコネクタにハウジング６の底部に接触子（
雄）７を有し、かつブロック毎に区切られた接触子８（
移動形）を組み込んでおり、基板４に固定されている。

第１のコネクタに第２のコネクタを第３図のように挿入
し、接触子８の突起部８ａを左方向に押すと接触子８は
移動し、接触子１と７間は接続される。接触子８はブロ
ック毎に設けられるので、ピン数は増加しても挿入力が
増加することはないが、それに伴ない部品点数が多くな
る。したがって構成がｍ雑となりコスト了ツブになると
いう欠点があった。

（発明の詳細な説明） 本発明の目的は上述の従来例の各欠点を解決するもので
、ビン数の多いコネクタ間の接続を簡単な構成で、安価
にしかも容易に行うことのできるコネクタを提供するこ
とにある。

（発明の詳細な説明） 前記目的を達成するために本発明によるコネクタはコの
字形状をしており、その底部に縦方向に突出量が同一で
横方向には突出量が異なるように第１の接触子が多数配
置された第１のコネクタと、前記多数の第１の接触子に
それぞれ対応して設けられ、その先端部が側面エリ差込
まれたレバによって上部に移動させられ、復元力が与え
られた第２の接触子を有する、前記第３− １のコネクタと相補的な形状の＠２のコネクタとからな
り、第１のコネクタの第２のコネクタへの挿入に工って
第１と第２の接触子の先端がずれて重なるようにし、レ
バを引き抜いたとき第２の接触子の復元力により第１と
＠２の接触子が接続し、レバの挿入により第１と第２の
接触子が開離するように構成しである。

前記構成によれば少ない部品点数でコネクタ間の嵌合お
よび接触を容易に行うことができ、本発明の目的は完全
に達成できる。

（実施例の説明） 以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。

第５図、第６図は本発明によるコネクタの実施例を示す
断面図である。′＠１のコネクタを構成するコの字状の
ハウジング１０の底面にはそれぞれ長さの異なる第１の
接触子（雄）１４ａ　、　１４ｂ　、　１４Ｃが階段上
に配列されている。

各接触子１４ａｙ　１４ｂ　１１４ｃと同じ長さの＄１
の接触子Ｖ′ｉ縦方向にも配列されている。各接触子の
他端ＦｉＬ状に曲げられて基板４上の導体バー４− ターンに接続されるとともにハウジング１０も基板４に
固定されている。第２のコネクタのハウジング９は第１
のコネクタのハウジング１０内に挿入できるように相補
的な外形形状をしているとともにその底面に段差を有す
る溝部が形成されている。この溝部の各段部より先端部
の位置がそれぞれ異なるバネ性の第２の接触子（雌）　
１３ａ　、　１３ｂ　、　１３ｃが配列サレテイル。

各接触子１３ａ　、　１３ｂ　、　１３ｃと同じ長さの
第２の接触子は縦方向にも配列されている。第２の接触
子１３の先端部１５は第１０図から理解できるように側
壁が内側に曲ったコの字形をしており、第１の接触子を
弾性によって挾みつけることができる。ハウジング９の
側面Ｋ［各接触子の縦方向の列に対応してガイド溝９ａ
が設けられている。ガイド溝９ａｔｊレバ１１を差込ん
だ眠引き出したりするときのガイドの役割を果す。

レバ１１を差込んだ状態は第５図の通りで各接触子１３
ａ　、　１３ｂ　、　１３ｃの先端部は溝部の上方に移
動させられる。第９図、第１０図は差込過程およびレバ
１１の形状を示す図で、レバ１１の先端部は傾斜部を有
し尖がっている。したがってレバ１１を差込んでいくと
その先端部が各接触子の下に挿入され、傾斜部で除々に
持ち上げられ、各接触子の先端はハウジング９の溝部の
退避のための空領域まで移動する。

この空領域は各列毎に接触子を異なる長さにし、各列毎
に接触させる位置を階段上にずらしているため確保でき
るものである。

第５図は第１のコネクタと第２のコネクタの嵌合前の状
態で、ハウジング９をハウジング１ｏに挿入した状態を
示した図である。この状態では第２の接触子１３ａ　、
　１３ｂ　、　１３ｃの先端はそれぞれ対応の第１の接
触子の先端の上方に位置付けられるのみであるので挿入
に！ｒｉ押込むための力は必要としない。

第７図、第８図はコネクタの挿入の方向を示した図であ
る。第７図のように第２のコネクタの前方エリ第１のコ
ネクタを差込んでも良いし、また第８図のように第２の
コネクタの側面より第１のコネクタを差込でも良い。

次にレバ１１を引き抜くと第２の接触子の先端は解放さ
れるためその復元力によってそれぞれ対応の第１の接触
子を順次挾み込んでいき、第１と第２のコネクタ間は電
気的に接続される。

このときの第１と第２の接触子の接続は接触子がもつ復
元力に逆って他方の接触子を押込み接触させる方式では
なく、第２の接触子の復元力を利用し、て第１の接触子
に接触させる方式になるため、接続のための直接の力は
必要でなく第２の接触子の係止を解除するレバ１１を引
き抜く力のみで足シることになる。

コネクタを離脱させるには上記とは反対にレバ１１をガ
イド溝９ａに沿って挿入し、第１の接触子を＠２の接触
子より切離し、ハウジング９をハウシンク１０より離脱
させれば良い。このときレバＩＩＩ／′ｉその傾斜部に
よって１対ずつ切離していく。

（発明の詳細な説明） 本発明は以上詳しく説明したように接触位置７− を段違いにして接触子先端部の退避する空領域を確保し
、接触子先端部の復元力によって対応の接触子と接触さ
せる構造であるので嵌合時の力は軽減化される。また離
脱時はレバの挿入によって接触子の接触を１対づつ順次
開放していくため、従来のようにすべての接触子の開放
を一時にするための力は必要でない。したがってピン数
の多いコネクタでも容易に嵌合、離脱ができる。

また、第１のコネクタと第２の接触子の数は同数で足り
、さらに他の接触子を必要としない構成であるので、挿
入力を低減化した従来のコネクタに比較し、部品点数が
減少するため、コストダウンになるという効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図、第２図は従来のコネクタの一例を示す断面図、
第３図、第４図は従来のコネクタのさらに他の例を示す
断面図、＠５図、＠６図は本発明によるコネクタの実施
例を示す断面図、第７図、第８図はコネクタを嵌合させ
る方向を８− 示す斜視図、第９図はレバをコネクタより引き出す状態
を示す斜視図、第１０図にレバによって接触子を移動さ
せる様子を示す図である。 １．７・・・接触子（雄）　２・・・接触子（雌）３．
４・・一基板　５　、６　、９　、１０・・・ハウジン
グ８・・・接触子（移動形）１１・・・レバ１２・・・
ガイド溝　１３・・・第２の接触子（雌）１４・・・第
１の接触子（雄） 特許出願人　日本電気株式会社 〃　日本航空電子工業株式会社 代理人　弁理士　井ノロ　壽

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コの字形状をしておシ、その底部に縦方向に突出量が同
   一で横方向には突出量が異なるように＄１の接触子が多
   数配設された第１のコネクタと、前記多数の第１の接触
   子にそれぞれ対応して設けられ、その先端部が側面工り
   差込１れたレバによって上部に移動させられ、復元力が
   与えられた＄２の接触子を有する、前記第１のコネクタ
   と相補的な形状の第２のコネクタとがらな３）、　第１
   のコネクタの第２のコネクタへの挿入によって＄１と第
   ２の接触子の先端がずれて重なるようにし、レバを引き
   抜いたとき第２の接触子の復元力によシ第１と第２の接
   触子が接続し、レバの挿入にエリ第１と第２の接触子が
   開離するように構成したコネクタ。