JPS6050483B2 - 繊維ガラス補強プラスチツク・ドラムを有する回転ドラムろ過装置 - Google Patents

繊維ガラス補強プラスチツク・ドラムを有する回転ドラムろ過装置

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JPS6050483B2
JPS6050483B2 JP57131336A JP13133682A JPS6050483B2 JP S6050483 B2 JPS6050483 B2 JP S6050483B2 JP 57131336 A JP57131336 A JP 57131336A JP 13133682 A JP13133682 A JP 13133682A JP S6050483 B2 JPS6050483 B2 JP S6050483B2
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JP
Japan
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reinforced plastic
fiberglass reinforced
fiberglass
head
drum
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JP57131336A
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JPS5834018A (ja
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オスカ−・ル−シ
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Ingersoll Rand Co
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Ingersoll Rand Co
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパルプ・ミル中のパルプの洗浄に使用される
回転、真空または加圧洗浄ドラムに関、し、特に全体が
実質的に一体構造の繊維ガラス補強プラスチックで作ら
れたパルプ洗浄ドラムに関する。
アメリカ合衆国の環境保護庁は、絶えずパルプ産業界に
パルプ・ミル(粉砕装置)からの全てのJ流出物を減少
または除去するよう要請している。
その結果、パルプ・ミルに使用される液中の化学薬品濃
度は増加し、洗浄ドラムはますます濃縮液(特に漂白プ
ラントにおいて)の腐食を受ける。多くの場合、317
低炭素ステンレス鋼のシリ;ンダは1年以下の使用で完
全に腐食されてしまう。チタンを内張りしたシリンダは
耐食性であるが、そのコストは非常に高い。
また、チタン・ライナの疲労割れは一般に極めて短時間
の中に軟鋼支持構造物の完全破壊をもたらす。これまで
に、繊維ガラス補強プラスチックで被覆された軟鋼支持
体を有するドラムが作られているが、これらの繊維ガラ
ス補強プラスチックを被覆した機械はチタンを内張りし
た機械と同じ問題を有する、すなわち被覆体中の欠陥ま
たは割れのためその支持体は腐食液にさらされて破壊さ
れてしまう。繊維ガラス補強プラスチックと軟鋼支持体
との間の熱膨張差も破壊をもたらす。全体がほS゛一体
構造の繊維ガラス補強プラスチックで作られた回転ドラ
ムろ過装置が極めて望ましい。
繊維ガラス補強プラスチックは優れた耐薬品性を有する
。しかしながら、それは構造材料としてはあまり有用で
はない。例えば、それは強度が低く、全疲労応力を極め
て低く保たねばならない。それは低弾性率であつて、シ
リンダは過剰のたわみを避けるように設計しなければな
らない。また、それは高い熱膨張係数を有するため、一
体構造の繊維ガラス補強プラスチック●シリンダは熱膨
張差による過剰応力が生じないように熱膨張させる構造
にしなければならない。従つて、本発明の目的は実質的
に一体構造の繊維ガラス補強プラスチックで作られた新
しいドラムろ過装置を提供することである。
本発明による回転ドラムろ過装置における構成要素の配
置は、繊維ガラス補強プラスチック・ドラムの全ての点
に過剰な疲労応力が生じないようになつている。本ろ過
装置の構造も過剰なたわみが回避されるようになつてい
る。その構造は、熱膨張差のために過剰応力が生じるこ
となく熱膨張ができるようになつている。要約すると、
本発明は主に繊維ガラス補強プラ.スチツクで作られた
回転ドラムろ過装置から成る。
デッキ部および両方のヘッド部は繊維ガラス補強プラス
チックで作られる。中心の繊維ガラス補強プラスチック
●バイブは第1の繊維ガラス補強プラスチック●ヘッド
から所定距離繊維ガラス・補強プラスチック・ドラムへ
伸びている。複数の繊維補強プラスチック・ラジアル排
水導管は前記ドラムのデッキ部から中心の繊維ガラス補
強プラスチック・バイブへ伸びている。繊維ガラス補強
プラスチック●ラジアル排水導管と第1の繊維ガラス補
強プラスチック●ヘッドとの縦方向の間隔、および第1
繊維ガラス補強のプラスチック・ヘッドの寸法は、該第
1の繊維ガラス補強プラスチック●ヘッドがラジアルカ
、駆動トルクおよび端部にかかる水力に十分耐える強さ
になる値になつている。本発明並びにその多くの利点は
次の詳細な説明および図面からさらに十分理解できるで
あろう。
第1図に示す回転ドラムろ過装置は保持パット(おけ)
12に回転自在に装着された回転ドラム10を含む。そ
のパット12は直立の周壁または端壁14,16を含み
、バルブ・スラリーのような液体スラリーを含むことが
できる。支持台18,20はドラム10の両端を回転自
在に支持するためパット12外側のドラム10両端に配
置される。ドラム10は繊維ガラスで補強したプラスチ
ック・デッキ21を有する。
軸方向に所定の間隔を保つた一対の繊維ガラス補強プラ
スチック・ヘッド22,24がデッキ21の端部を支え
る。図面には示されていないが、ドラム10はその機能
を果たす十分な強度および剛性を与える別の補強用構造
体を含むことができる。繊維ガラス補強の中心プラスチ
ック◆バイブ26(第2図参照)は第1の繊維ガラス補
強プラスチック・ヘッド22から所定距離ドラム内へ伸
びている。
繊維ガラス補強プラスチック・ハブ28が繊維ガラス補
強プラスチック・バイブ26の内端部を覆う。チタン・
スリーブ32を囲むカーボン・ブッシング30は前記ハ
ブ28の穴33に装着される。繊維ガラス補強プラスチ
ック・バイブ26より小直径の固定中心軸34がバイブ
26内に配置される。固定軸34の小直径端部36はチ
タン・スリーブ32を貫通している。繊維ガラス補強プ
ラスチック弁セグメント(部分)38が軸34に装着さ
れる。第2図、第3図および第4図に示すように、第1
の繊維ガラス補強プラスチック・ヘッド22から所定の
距離Aだけ縦方向に隔離された複数の繊維ガラス補強プ
ラスチック・ラジアル排水導管40は繊維ガラス補強プ
ラスチック・デッキ21から繊維ガラス補強バイブ26
へ伸びる。
繊維ガラス補強プラスチック・バイブ26の内端に隣接
して繊維ガラス補強プラスチック・ラジアル排水導管4
0は繊維ガラス補強プラスチック◆バイブ26に連接さ
れる。第1図に示すように、支持台20に支持された回
転軸42には第1図に破線で示す円筒部材44が連接さ
れる、そして後者は繊維ガラス補強支持体46へ連接さ
れる。
1つの繊維補強支持体46のみが図示されているが、実
際には複数の繊維補強支持体46が設けられる。第3図
を参照して操作を説明すると、バルブ・スラリーのよう
なスラリーは保持パット12へ供給される。
ドラム10の回転に伴い、ドラムの繊維ガラス補強プラ
スチック・デッキ21上にバルブ・マット48が形成さ
れる。マット48はドラム10からテーク・オフ(除去
)ロール50によつて除去される。中心バイブ26、ハ
ブ28、ブッシング30、スリーブ32および排水導管
40は固定軸34および固定弁セクタ38の回りに回転
する(第2図参照)。第3図に示すように、弁セクタ3
8はドラム10が1満の位置から3時の位置へ回転する
際に繊維ガラス補強プラスチック・ラジアル排水導管4
0を閉じる。
繊維ガラス補強プラスチック・ラジアル排水導管40は
それらが3時の位置から5時の位置へ回転する際に大気
圧の通気孔52へ開口する。5時の位置から1満の位置
の間、該ラジアル排水導管40内は減圧される。
回転真空または加圧ろ過装置の大部分の要素を一体構造
の繊維ガラス補強プラスチックで作製したことにおける
大きな利点は、もちろん繊維ガラス補強プラスチックが
優れた化学薬品抵抗を有することである。
それは最近のシステムに含まれる強い化学薬品に腐食さ
れない。しかしながら、繊維ガラス補強プラスチックで
の大きな問題の1つはそれが低強度であるため応力が高
いとその材料を破壊することである。それは弾性率が低
い(これは材料を過剰のたわみを避ける構造にしなけれ
ばならないことを意味する)。また、熱膨張係数が高い
ため、シリンダは熱膨張差による過剰な応力をもたらす
ことがなく熱膨張させる構造にしなければならない。使
用中に回転真空ろ過ドラムは極めて大きな浮力を受ける
この浮力は繊維ガラス補強プラスチック・ヘッド部22
,24に大きなりをもたらす。繊維ガラス補強プラスチ
ック・ヘッド22だけでは浮力による曲げモーメントに
耐えることができない。実際的見地からその曲げモーメ
ントに耐えるのに十分な強さのヘッドを作ることは困難
であろう。従つて、繊維ガラス補強プラスチック・ラジ
アル排水導管40は排水導管としての働きのみならず繊
維ガラス補強プラスチック・ヘッド22を助けて浮カー
曲げモーメントに耐える機構の働をする。繊維補強プラ
スチック中心バイブ26の長さが長が過ぎると、浮力曲
げモーメントのためにたわんだり曲がることになり、そ
の長さが短か過ぎると、繊維ガラス補強プラスチック・
ヘッド22は余りにも大きなラジアル荷重に耐えなけれ
ばならない。従つて、繊維ガラス補強プラスチック・ラ
ジアル排水導管40と繊維ガラス補強プラスチック・ヘ
ッド22との間の縦方向の間隔「A」は極めて慎重に選
ばなければならない。浮力に起因する曲げ応力は繊維ガ
ラス補強プラスチック・ヘッド22と繊維ガラス補強ラ
ジアル・排水導管40によつて支えられる。前記縦方向
の間隔「A」が増すと、繊維ガラス補強プラスチック・
ヘッド22の支えるラジアルカが減少する。従つて、繊
維ガラス補強プラスチック・ヘッド22にかかるラジア
ルカの見地からは間隔「A」が大きい程好ましい。しか
しながら、前述の如く、繊維ガラス補強プラスチックで
のもう1つの難点は熱膨張差がもたらす問題である。間
隔「A」が長い程、熱膨張のため繊維ガラス補強プラス
チック・ヘッド22はより多くたわむ傾向にある。従・
つて、たわみの観点から、繊維ガラス強化プラスチック
・ヘッド22と繊維ガラス補強プラスチック・ラジアル
排水導管40との間の間隔「A」が小さい方が望ましい
。従つて、折衷案として間隔「A」は繊維ガラス強化プ
ラスチック・ヘッド22によつて支えられるラジアルカ
が繊維ガラス強化プラスチック・ヘッド22を破壊する
程大きくないように十分長く、同時にその距離は膨張差
に起因する問題がないように十分短いことになる。円筒
形の繊維ガラス強化プラスチック・ヘッド2j2は比較
的薄いが、その寸法はそれがラジアル力、駆動トルク、
および端部にかかる水力に十分耐える強さのものである
。ドラム他端における繊維ガラス補強プラスチック・ヘ
ッド24と支持体46との間の間隔「B」は繊維ガラス
補強プラスチック・ヘッド22と繊維ガラス補強プラス
チック・ラジアル排水導管40との間の間隔「A」と同
一であることが望ましい。
このようにして、ドラム10の他端における浮力による
曲げモーメントは繊維ガラス補強プラスチック・ヘッド
24と支持体46によつて支えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転ドラムろ過装置の部分側面図
;第2図は第1図の部分拡大断面図;第3図は本回転ド
ラムろ過装置の部分横断面図;そして第4図は第2図に
示す線4−4についての横断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維ガラス補強プラスチック・デッキ21と、一端
    に第1の繊維ガラス補強プラスチック・ヘッド22他端
    に第2の繊維ガラス補強プラスチック・ヘッド24を有
    する繊維ガラス補強プラスチック・ドラム10を備えた
    回転ドラムろ過装置において、中心の繊維ガラス補強プ
    ラスチック管26が、第1の繊維ガラス補強プラスチッ
    ク・ヘッド22から所定距離前記繊維ガラス補強プラス
    チック・ドラム内に延在し;複数の繊維ガラス補強プラ
    スチック・ラジアル排水導管40が、前記繊維ガラス補
    強プラスチック・デッキ21から前記中心の繊維ガラス
    補強プラスチック管26へ所定距離延在して、前記第1
    の繊維ガラス補強プラスチック・ヘッド22から縦方向
    に隔離され;前記繊維ガラス補強プラスチック・ラジア
    ル排水導管40と第1の繊維ガラス補強プラスチック・
    ヘッド22との間の縦方向の間隔、および該第1の繊維
    ガラス補強プラスチック・ヘッドの寸法は、該第1の繊
    維ガラス補強プラスチック・ヘッドがラジアル力、駆動
    トルクおよび端部にかかる水力に耐えるのに十分な強さ
    を有するような値であることを特徴とする回転ドラムろ
    過装置。 2 繊維ガラス補強プラスチック支持部材が前記繊維ガ
    ラス補強プラスチック・デッキ21から半径方向なるド
    ラム軸の方向へ伸び、かつ第1の繊維ガラス補強プラス
    チック・ヘッド22からの繊維ガラス補強プラスチック
    ・ラジアル排水導管40の縦方向の間隔とほぼ同じ距離
    だけ前記第2の繊維ガラス補強プラスチック・ヘッド2
    4から縦方向に隔離され、該第2の繊維ガラス補強プラ
    スチック・ヘッドの寸法が第1の繊維ガラス補強プラス
    チック・ヘッドの寸法と実質的に同一であることをさら
    に特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転ドラムろ
    過装置。
JP57131336A 1981-08-19 1982-07-29 繊維ガラス補強プラスチツク・ドラムを有する回転ドラムろ過装置 Expired JPS6050483B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/294,416 US4436974A (en) 1981-08-13 1981-08-19 Pipe resistance butt welding apparatus
US294461 1981-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5834018A JPS5834018A (ja) 1983-02-28
JPS6050483B2 true JPS6050483B2 (ja) 1985-11-08

Family

ID=23133325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57131336A Expired JPS6050483B2 (ja) 1981-08-19 1982-07-29 繊維ガラス補強プラスチツク・ドラムを有する回転ドラムろ過装置

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JP (1) JPS6050483B2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5834018A (ja) 1983-02-28

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