JPS60502181A - デジタル信号処理用のモデム - Google Patents

デジタル信号処理用のモデム

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JPS60502181A
JPS60502181A JP59503356A JP50335684A JPS60502181A JP S60502181 A JPS60502181 A JP S60502181A JP 59503356 A JP59503356 A JP 59503356A JP 50335684 A JP50335684 A JP 50335684A JP S60502181 A JPS60502181 A JP S60502181A
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リユーン トミー ワイ
ワールドロン マーク エイ
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データトレック・コーポレーション
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
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    • HELECTRICITY
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    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • H04L1/0003Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタル信号処理用のモデム 技術分野 本発明は、一般の自動即時通話(DDD)ネットワークを経てデータを送信及び 受信する変調−復調(モデム)システムに係り、特に、2段速度の全二重モデム に係る。
背景技術 ]ヒレントな周波数シフトキーイング(FSX)によって低速非同期モード(0 −600ビット/秒・・・bps)で送信を行なえると共に、直角位相差の位相 シフトキーイング(QD P S K)によって1200bpsの高速同期モー ドもしくは1200bps+1.0%、−2,5%のキャラクタ非同期モードで 送信を行なえるような形式のモデムが知られている。典型的に、これらのシステ ムでは、8.9.10又は11ビツト/キヤラクタの中からキャラクタ長さを選 択することができる。
これらの形式のシステムは、発信、手動応答及び自動応答モードで作動すると共 に全速度において全二重で作動する。これらは、しばしばR8232Cインター フエイスによって対応をとることのできるデータターミナル装置であり、そして 標準的な電話線ジャックによって対応をとることのできるDDDネットワークで ある。
典型的に、低速モードにおいては、発信モデムが1270Hz±0.5%で「マ ークJ (’1’ )を送信すると共に、1070 Hz + 0 、5%でr スペースJ (’O’ )を送信する。応答モデムは、入ってくる情報を、マー クについては1270 Hz±0.5%で受信しそしてスペースについては10 70 Hz±0.5%で受信する。応答モデムは、マークを2225 Hz±0 .5%で送信しそしてスペースを2025 Hz±0.5%で送信する。発信モ デムは、マークを2225 Hz±0.5%で受信しそしてスペースを2025  Hz + 0 、5%で受信する。
高速作動モードにおいては、発信モデムが、1200 Hz±0,01%で送信 を行なうと共に、2400Hz+0.01%で受信を行なう。応答モデムは、2 400Hz±0.01%で送信を行なうと共に、1200Hz+0.01%で受 信を行なう。
2段速度、全二重のモデムは公知である。例えば、このようなシステムが米国特 許第4,069,392号に開示されている。種々の他の特徴、例えば、コヒレ ント変調、チータレ−1〜エラーをなくすための弾性データビット、データスク ランフルーデスクランブルアルゴリズム、アナログループバック、ローカル及び リモートの両方のデジタルループバック、並びに、その他の所望の特徴が、上記 特性を有する形式の2段速度、全二重モデムにしばしば組み込まれている。こ九 ら種々の特徴を個々に説明した米国特許第3,783,194号、第3,619 .503号、第3,937,882号、第4,304,962号及び第3,51 5,805号を参照されたい。背景技術について述べた特許としては、米国特許 第4,101,833号、第4,049,909号、第4..101,323号 、第3,997.847号、第4..048,440号も有用であろう。更に、 アメリカンテレホンアンドテレグラフカンパニ、ベルシステムパーチャストプロ ダクツデビジョン(American Te1ephone& Telegra ph Company、 Be1l System Purchased Pr oducts Division)で発行されたデータセット212Aの対応基 準に関するコンパチビリティ・プルティンNα1.09も、背景技術を示す内容 として有用である。
212Aデータセツトについては、低速作動モードの場合、発信モデムが、「1 」データビットに対応する1 270 Hz信号と、「0」データビットに対応 する1070Hz信号とを送信することを理解するのが有用である。従って、応 答モデムは。
1270 Hz信号を「1」データビットとして受信及びデコードすると共に、 1070 Hz信号をrOJデータビットとして受信及びデコードする。同時に 、このシステムは、全二重システムであるから、応答モデムは、「1」データビ ットに対応する2225Hz信号と「O」データビットに対応する2025Hz 信号を発信モデムに送信する。従って、発信モデムは、これらの周波数の情報を 受け取り、これを「1」データビット(2225Hz)及び「0」データビット (2025Hz)としてデコードする。高速モードにおいては、送信さるべきデ ータ流が、2つの連続するビット(ジビノ(〜と称する)より成るグループに分 割される。このようなピント対、即ち、ジビツ1、は、00.01.10又は1 1の値をとることができる。これらの各対は、手前のジビットの位相に対する位 相変化としてエンコードされ、即ち、OOは、手前のジビットからの+90゜の 位相ずれとしてエンコードされ、01は、手前のジビットからの00の位相すれ としてエンコードされ、10は、手前のシ4 ビットからの180°の位相ずれとしてエンコードされそして11は、手前のジ ビットからの一90°の位相すれとしてエンコードされる。受信側では、これら の位相ずれが検出され、ジビットがこのようにデコードされる。次いで、これら のジビットは、個々のビットに更にデコードされ、正しい順序に組み立て直され 、ビット対、即ち、ジビットの左側のデジットがデータ流において最初に生じる ようにされる。
高速モードにおいては、低速モードで使用されるものと同様の周波数分割マルチ プレクシングが使用される。発信モデムは、1−200H,Z±0 、12 H zで送信を行ない、応答モデムは、この周波数で受信を行なう。動作は、全二重 であるから、受信モデムは、2400Hz±0 、24 Hzの周波数で発信モ デムにデータを同時に送信することができる。
上記特許の考察から明らかなように、発信モデムに関連したデータターミナル装 置からデータ流を受け入れ、入ってくる発信データ流に応答して低速キャリアを 周波数シフトキーイングし、データ流をラインに送信し、データシステムからデ ータを受けてこれを復調し、応答データターミナル装置においてデータ流を復帰 させるには、典型的に、相当大きなバー′ドウエアが必要となる。更に、応答デ ータターミナル装置で発信されるデータ流に対し、関連モデム、電話線、発信モ デム及び発信データターミナル装置に関連して同じ機能を行なうためには、典型 的に、同程度のハードウェアが必要である。各々の発信データターミナル装置及 び応答データターミナル装置に対して高速データ流を変調、送信、受信及び復調 できるようにするには、相当量のハードウェアを追加することが必要である。
発明の概要 本発明の主たる目的は、デジタルデータ処理技術並びにデジタル/アナログ及び アナログ/デジタル変換技術の利点を取り入れて、2段速度、全二重モデムのデ ータ送信及び受信システムを実現化するに要するハードウェアを相当に減少する ことである。
本発明によれば、2段速度、全二重のモデムシステムは、第1のデジタル信号流 を形成するように出力データを処理する信号プロセッサと、デジタル/アナログ コンバータと、第1のデジタル信号流を第1の直角位相差の位相シフトキーイン グ信号に変換するように上記信号プロセッサをデジタル/アナログコンバータに 接続する手段とを備えている。上記信号プロセッサは、入ってくる第2のデジタ ル信号流を処理すると同時にこれを入力データに変換することもできる。アナロ グ/デジタルコンバータが設けられていると共に、第2の直角位相差の位相シフ トキーイング信号を第2のデジタル信号流に変換するようにこのアナログ/デジ タルコンバータを上記信号プロセッサに接続する手段も設けられている。信号プ ロセッサは、更に、第3のデジタル信号流を形成するように出力データを処理す ることができる。デジタル/アナログコンバータは、この第3のデジタル信号流 を、低速データ送信のために、送信レディの周波数シフトキーイング信号に変換 する。これと同時に、信号プロセッサは、アナログ/デジタルコンバータからの 第4の入力デジタル信号流を処理して、この第4のデジタル信号流を低速受信率 の受信データに変換することができる。更に、モデムは、上記第1、第2、第3 及び第4のデジタル信号流に関連した命令を受け取るマイクロコンピュータを備 えている。このマイクロコンピュータを信号プロセッサに接続する手段も設けら れている。マイクロコンピュータは、信号プロセッサに第1及び第2のデジタル 信号流を処理させるか又は第3及び第4のデジタル信号流を処理させる命令に応 答して、信号プロセッサを制御する。
更に、本発明によれば、マイクロコンピュータは、信号プロセッサが導体対をア クセスして、との導体対によって互いに接続された発信データターミナル装置と 応答データターミナル装置との間でデータ送信を行なうように、信号プロセッサ を制御する。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を詳細に説明する。
図面の簡単な説明 第1図は、低速全二重のデータ送信を行なうためのシステム構成を示したブロッ ク図、 第2図は、高速非同期全二重のデータ送信を行なうためのシステム構成を示した ブロック図。
第3図は、高速同期全二重のデータ送信を行なうためのシステム構成を示したブ ロック図、 第4図は、発信データターミナル装置と応答データターミナル装置との間で、二 重トーン、マルチ周波数(DTFMもしくはタッチトーン)のダイヤル通話を行 なうシステム構成を示したブロック図、 第5図は、ラインの状態を検出するシステム構成を示したブロック図、 第6図は、本発明によって構成されたモデムを示す回路図、第7図は、第6図に 詳細に示されたモデムの作動を理解するのに有用な簡単なブロック図、 第8図aないしdは1本発明のモデムのマイクロプロセッサが実行するルーチン を示すフローチャート、第9図aないしdは、本発明のモデムのマイクロコンピ ュータが実行するルーチンを示すフローチャー1へ、そして第10図aないしf は、第9図aないしdのルーチンから分岐し、本発明のモデムが実行する割込み ルーチンを示したフローチャートである。
第1図を説明すれば、本発明により構成されたモデムを組み込んだシステムが低 速モードで作動する時には、発信データターミナル装置20が、カップラ22を 経て、マイクロコンピュータ24、例えば、Zilog 28マイクロコンピユ ータへ、0−600bpsのレンジのデータを送信する。カップラ22は、R8 232Cインターフエイスのようなインターフェイスを備えている。送信さるべ きデータは、マイクロコンピュータ24により、カップラ25を経て、信号プロ セッサ26、例えば、日本電気製のモデルフッ20信号プロセッサの送信部へ送 られる。低速構成の場合には、信号プロセッサ26のカップラ28に現われる出 力信号がパルスコード変調(PCM)信号である。
−タ(D/A)30に送られるう典型的に、このD/A30は、一般に使用され ているエンコーダーデコーダ又はいわゆるコーデック(Codec)である。送 信フィルタ31を経てライン32(典型的に、電話線である)に送られるD/A 30の出力は、データ変調された低速発信キャリア、即ち、FKSキャリアであ る。システムの応答端にある装置は、本質的に、その発信端にある装置と鏡像関 係にあり、受信フィルタ33と、アナログ/デジタルコンバータ(A/D)34  (この場合も、典型的に、コーデックである)と、PCMコーデック出力を信 号プロセッサ38(この場合も、典型的に、NEC’の7720である)の受信 部に接続するカップラ36とを備えている。カップラ40に現われる信号プロセ ッサ38の出力は、マイクロコンピュータ42(この場合も、典型的に、Zil og 28マイクロコンピユータ)の受信部に送られ、その出力は、時間遅延を 除けば、カップラ22に現われるデータと同一の受信データである。カップラ4 4に現われるこのデータが応答データターミナル装置46に送られる。
発信データターミナル装置20からのデータの送信及び応答データターミナル装 置46でのデータの受信と同時に、データが典型的に応答データターミナル装置 46からこの同しネットワークを経て発信データターミナル装置20へ送信され る。
この送信応答データは、典型的に、応答データターミナル装置46からカップラ 48(これもR8232Cのようなインターフェイスを含む)を経てデータプロ セッサ42ヘデータピツトとして流れる。更に、このデータは、データプロセッ サ42から、カップラ50を経て信号プロセッサ38へ送られ、PCM信号に変 換される。カップラ52により信号プロセッサ38がD/Aコーデック54に接 続され、ここからFSX応答信号が送信フィルタ55を経てライン32に送られ る。発信ステーションでは、応答信号がライン32から取り出され、受信フィル タ57を経てA/Dコーデック56に送られる。このA/Dコーデック56は、 ライン32からFSK応答信号を取り出してこれをPCM信号に変換し、カップ ラ58を経て信号プロセッサ26に供給する。カップラ58を経て送られて信号 プロセッサ26によりPCM信号からテコートされた受信データは、カップラ6 0を経てマイタロコンピュータ24へ供給される。この低速度の受信応答データ は、次いで、マイクロコンピュータ24からカップラ62を経て発信データター ミナル装置20へ送られる。この構成では、コンバータ30.34.54及び5 6を個別の部品として説明したが、同じ回路をD/Aコンバータ及びA/Dコン バータ(もしくは、PCM信号/FSK信号コンバータ及びFSK信号/PCM 信号コンバータ)の両方として作動できることを理解されたい。このような集積 回路の一例が2910Aコーデツクである。
高速非同期モードの場合には、マイクロコンピュータ24.42に、より、第2 図に示すようなシステムが構成される。このシステムの場合の重要な変更は、カ ップラ25.50に別のチャンネルを追加して、マイクロコンピュータ24.4 2からの直列ヒント対を受け入れ、これら直列ビット対を並列ヒラ1〜に変換し て、信号プロセッサ26.38でジビットを形成するようにしたことである。
高速非同期モードにおいては、ライン32の信号がQDPSKである。更に、こ のようなモデムについて確立された慣例によれば、カップラ25.50及び40 .60の直列/並列データ及び並列/直列データが「スクランブル」される。送 信前のデータのスクランブル及び受信データのスクランブル解除は、公知のスク ランブル/スクランブル解除アルゴリズムによってマイクロコンピュータ24. 42で行なわれる。これについては、上記のアメリカンテレホン・アンド・テレ グラフカンパニ、ベルシステムパーチャストプロダクツデビジョン発行のコンパ チビリティ・プルチンNa 109を特に参照されたい。
第3図に示された高速同期モードにおいては、システムが、一般に、第2回につ いて述べたように構成される。然し乍ら、同期モードにおいては、送信データタ ーミナル装置20.46へ或いはこれら装置からタイミング情報を送って、受信 マイクロコンピュータ42.24でこのタイミング情報を復帰させ、受信データ ターミナル装置20.46でこれを使用するようにしなければならない。高速同 期モードにおいては、以下に述べる3つのタイミング取り技術のいずれを使用す ることもでき、これら技術のうちのど九をデータ送信システムに使用するかに拘 りなく、マイクロコンピュータ24.42をプログラムしたソフトウェアによっ てタイミング情報を挿入したり復帰したりすることができる。
先ず、タイミング取りを内部で行なう場合には、マイクロコンピュータ24.4 2が正確な1200 Hz信号を発生する1 (内部の発振器及びクロックから)。説明上、これらのクロック信号は、数桁高 い非常に正確なりロック信号から分割される。
ここに示す例では、例えば、7.3728MHz±0.005%の発振器信号が 6144で分割されて、1200Hz+0.005%の内部クロックが形成され る。
外部からのタイミング信号を使用する場合には、発信データターミナル装置20 が、ここから送られるデータビン1〜と同期したタイミング信号をマイクロコン ピュータ24へ供給し、そして応答データターミナル装置46が、ここから送ら れるビットと同期したタイミング信号をその関連マイクロコンピュータ42へ供 給する。このタイミング情報は、各マイクロコンピュータ42.24において受 信信号から復帰される。
更に、第3のタイミング取り技術、即ち、スレーブタイミング取り技術において は、受信信号からタイミング情報が取り出される。このようなタイミング取り構 成では、典型的に、タイミングパルスは、各データビットの直前に現われる「O に向かう」パルスと、その半ビツト後に、受信データの論理レベルに拘りなく論 理「1」レベルとなるパルスとで構成される。これらのタイミングパルスは、受 信データから復帰され、受信データは、タイミングパルスが除去された状態で構 成し直される。
次いで、タイミング情報は、受信側のデータターミナル装置、即ち、応答データ ターミナル装置46又は発信データターミナル装置20へ送られる。
DTMFダイヤルモーI〜、即ち、第4図に示した形態においては、発信データ ターミナル装置2Qが、アメリカン・スタ12 ンダード・コード・オブ・インフォーメーション・インターチェンジ(ASCI I)コード応答のDTE46ステーシヨン電話番号を発生する。このASCII コードの電話番号は、カップラ22を経てマイクロコンピュータ24へ送られ、 ここで、4ビツトの16進(HEX)コードに変換される。このコードは、次い で、カップラ25を経て信号プロセッサ26へ送られ、この信号プロセッサは、 この4ビツトのHEX電話番号コードをPCMコードに変換する。次いで、D/ A30がこのPCMコードを既知のDTMFコードに変換する。このコードは、 フィルタ31を経て送られ、一般の中央オフィス交換装置によって電話線32を アクセスする。マイクロコンピュータ24は、パルスダイヤリングを行なうよう にプログラムすることもできる。
第5図は、ライン状態検出モードのシステム構成を示している。このモードでは 、システムは、ダイヤルトーン、ビジートーン(話中音)、回線ビジートーン及 びリンギングトーン(呼び出し音)を検出することができる。状態トーンは、ラ イン32からバイパスフィルタ57を経て受け取られ、A/D56においてパル スコード変調信号に変換される。このパルスコード変調信号は、カップラ58を 経て信号プロセッサ26に送られ、ライン状態論理信号に変換されてカップラ6 oに送られる。カップラ60のライン状態論理信号は、マイクロコンピュータ2 4によって処理され、状態メツセージがカップラ62を経て発信データターミナ ル装置20へ供給される。
さて、上−記のモデムを実施した特定の回路について特に第6図を説明すれば、 図示されたマイクロコシピユータ24、信号プロセッサ26及びコーデック30 .56には、マイクロコンピュータ24がZilogのモデル8601集積回路 (Z8)で、信号プロセッサ26がNEC7720集積回路で、D/A−A/D 30.56が2つの291OA集積回路(コーデック)である場合に対応する端 子もしくはピン番号が示されている。図示された構成で互いに接続されるこれら の集積回路に加えて、モデムは、反転増巾器66を含む発振器/クロック64を 備え、増巾器の出力は、抵抗68を経てその入力に接続されると共に、発振クリ スタル70の一方の端子にも接続される。又、増巾器66の出力は、キャパシタ 72の一方の端子にも接続され、その他方の端子は、抵抗74を経てクロスタル 70の他方の端子に接続されると共に、反転増巾器76の出力に接続される。抵 抗74とキャパシタ72の接続点は、反転増巾器76の入力端子に接続される。
反転増巾器76の出力端子は、バッファ反転増巾器78の入力端子に接続される 。この増巾器78の出力は、高周波CLK信号を信号プロセッサ26のピン15 に与える。
又、この信号は、マイクロコンピュータ24のXTAL−1人力、即ち、ピン3 に送られると共に、反転増巾器80を経てマイクロコンピュータ24のXTAL −2人力、即ち、ピン2にも送られる。バッファ増巾器78からの出力信号は、 LS93のような集積回路82の)CPI端子、即ち、ピン1に送られる。集積 回路82の>cpo端子、即ち、ピン14は、反転増巾器84を経て信号プロセ ッサ26の端子INT及びWR1即ち、ピン17及び24に各々接続される。こ の接続によりこれ4 らのピンに19.2KHzのクロック信号が送られる。
集積回路82のピン14は、LSO8のようなアンドゲート86の入力端子、即 ち、ピン4に接続される。集積回路82の02@子、即ち、ピン8は、L816 3のような集積回路88の〉CP入力端子、即ち、ピン2に接続される。集積回 路88のTC端子、即ち、ピン15は、LSO4増巾器のような反転増巾器90 の入力端子、即ち、ピン3に接続される。反転増巾器90の出力端子、即ち、ピ ン4は、L8163のような集積回路92の〉CP端子、即ち、ピン2に接続さ れる。又、反転増巾器90のピン4は、インバータを経て、集積回路88のPE 端子に接続される。集積回路92のTC端子、即ち、ピン15は、アンドゲート 86のピン4に接続される。集積回路88のTC端子、即ち、ピン15は、アン ドゲート86の別の入力端子、即ち、ピン5に接続される。アンドゲート86の 出力端子、即ち、ピン6は、アンドゲート94の入力端子、即ち、ピン9に接続 される。集積回路82のQO端子、即ち、ピン12は、アンドゲート94の別の 入力端子、即ち、ピン1oに接続される。説明上、アンドゲート94は、LSO 8集積回路である。集積回路82のQO端子は、LSOJ増巾器のような反転増 巾器96の入力端子、即ち、ピン5にも接続される。反転増巾器96の出力端子 、即ち、ピン6は、アンドゲート98の入力端子、即ち、ピン12に接続される 。アンドゲート98の別の入力端子、即ち、ピン13は、アンドゲート94のピ ン9と、LS74のような集積回路100のD端子、即ち、ピン2とに接続され る。集積回路100の〈入力端子、即ち、ピン35 は、形式LS04反転増巾器増巾器な反転増巾器102の出力端子、即ち、ピン 2に接続される。集積回路100のピン3は、信号プロセッサ26のSCK端子 、即ち、ピン18にも接続される、増巾器102の入力端子、即ち、ピン1は、 D/A−A/D30.56を形成する2つのコーデック104−106のCLK R及びC’ L K X端子、各々、ピン17及び19に接続される。集積回路 100のQ端子、即ち、ピン6は、形式LSO8アンドゲートのようなアンドゲ ート108の入力端子、即ち、ピン1に接続される。アンドゲート108の別の 入力端子、即ち、ピン2は、コーデック104.106のTSX端子、即ち、ピ ン15に接続される。又、これらの端子は、信号プロセッサ26の5IEN端子 、即ち、ピン19にも接続される。出力端子、即ち、ピン3と、アンドゲート1 08は、信号プロセッサ26の5OEN端子、即ち、ピン20に接続される。コ ーデック104.106のCLKC端子、即ち、ピン24は、互いに接続される 。コーデック104,106のDX端子、即ち、ピン14は、互いに接続される と共に、信号プロセッサ26のSI端子、即ち、ピン21に接続される。コーデ ック104.106のDR端子、即ち、ピン8は、互いに接続されると共に、信 号プロセッサ26のSO端子、即ち、ピン22に接続される。
コーデック104のFSX及びFSR端子、即ち、ピン各々20及び18は、ア ンドゲート94の出力端子、即ち、ピン8に接続される。コーデック106のF SX及びFSR端子、即ち、ピン各々20及び18は、互いに接続されると共に 、アンドゲート98の出力端子、即ち、ピン11に接続される。反転増巾16 器96のピン6は、形式LS93集積回路のような集積回路110の〈入力端子 、即ち、ピン1に接続される。集積回路110のQ3端子、即ち、ピン11は、 マイクロコンピュータ24のP3−2端子、即ち、ピン12に接続される。反転 増巾器96の入力端子、即ち、ピン5は、形式4053集積回路のような集積回 路112のC端子、即ち、ピン9に接続される。集積回路112の71端子、即 ち、ピン3は、コーデック104のVFR端子、即ち、ピン10に接続される。
集積回路112の20端子、即ち、ピン5は、コーデック106のVFR端子、 即ち、ピン10に接続される。集積回路112のINH端子、即ち、ピン6は、 マイクロコンピュータ24のP3−7端子、即ち、ピン4に接続される。集積回 路112の2端子、即ち、ピン4は、説明上形式4053集積回路である集積回 路114のY端子、即ち、ピン15に接続される。集積回路114のYOC端子 即ち、ピン2は、説明上形式4053集積回路である集積回路116のZOC端 子即ち、ピン5に接続される。集積回路114のY1端子、即ち、ピン1は、集 積回路116のZ1端子、即ち、ピン3に接続される。集積回路114のB端子 、即ち、ピン10は、形式LSO4のような反転増巾器117の入力端子、即ち 、ピン1に接続され、その出力端子、即ち、ピン2は、集積回路116のC端子 、即ち、ピン9に接続される。
集積回路116のピン4は、集積回路118のXI端子、即ち、ピン13に接続 される。集積回路116のZ端子、即ち、ピン4は、集積回路120のVFXO 端子、即ち、ピン16にも接続される。集積回路120は、説明上、形式291 2集積回路である。集積回路118のX端子、即ち、ピン14は、抵抗を介して 、利得調整増巾器121の(−)入力端子、即ち、ピン6に接続される。増巾器 121は、説明上、形式1458集積回路である。増巾器121の出力端子、即 ち、ピン7は、並列RCCフィードバラ回路網123を経てその(−)入力端子 に接続される。又、増巾器121の出力端子は、RC回路網125を経てコーデ ック104.106のVFX端子に接続される。
集積回路120のCLK端子、即ち、ピン12は、集積回路82のピン8に接続 される。集積回路120のVFXI十端子、即ち、ピン1は、DAA型電話線イ ンターフェイス126の一次巻線124の端子122に接続される。集積回路1 20のVF R,I端子、即ち、ピン10は、説明上形式4053集積回路であ る集積回路128のX端子、即ち、ピン14に接続される。
集積回路128のxOC端子即ち、ピン12は、集積回路130のY1端子、即 ち、ピン1に接続される。集積回路130も、説明上、形式4053集積回路で ある。集積回路128のX1端子、即ち、ピン13は、集積回路130のYOC 端子即ち、ピン2に接続される。集積回路130のY端子、即ち、ピン15は、 集積回路118のXOC端子即ち、ピン12に接続される。集積回路130のB 端子、即ち、ピン1oは、マイクロコンピュータ24のP、3−4@子、即ち、 ピン29に接続される。
集積回路128のA端子、即ち、ピン11は、集積回路114のピン10及びマ イクロコンピュータ24のP3−5端子、即ち、ピン10に接続される。集積回 路118のA端子、即ち、ピン11は、マイクロコンピュータ24のP3−6端 子、即ち、 8 ピン4oに接続される。集積回路114のピン1は、形式R5632集積回路、 即ち、いわゆるレチコン212フィルタのような集積回路132のHBIN端子 、即ち、ピン3に接続される。集積回路114のピン2は、フィルタ132のL BIN端子、即ち、ピン18に接続される。フィルタ132のHB OUT端子 、即ち、ピン24は、集積回路130のピン1に接続される。レチコンフィルタ 132のCLK端子、即ち、ピン22は、反転増巾器90のピン4に接続される 。集積回路120のピン4は、抵抗134を経て、形式1458増巾器のような 増巾器136の入力端子、即ち、ピン2に接続される。増巾器136の出力端子 、即ち、ピン1は、抵抗138を経てそのピン2に接続されると共に、抵抗14 0を経てDAAインターフェイス126の端子142に接続される。
信号プロセッサ26のP○C端子即ち、ピン4は、マイクロコンピュータ24の PO−4端子、即ち、ピン17に接続される。信号プロセッサ26のP]端子、 即ち、ピン5は、マイクロコンピュータ24のP3−3端子、即ち、ピン30に 接続される。マイクロコンピュータ24のpo−C端子、即ち、ピン13は、信 号プロセッサ26のDOC端子即ち、ピン6に接続される。マイクロコンピュー タ24のPO−1端子、即ち、ピン14は、信号プロセッサ26のD1端子、即 ち、ピン7に接続される。マイクロコンピュータ24のPO〜2端子、即ち、ピ ン15は、信号プロセッサ26のD2端子、即ち、ピン8に接続される。マイク ロコンピュータ24のPO−3端子、即ち、ピン16は、信号プロセッサ26の D3端子、即ち、ピン9に9 接続される。マイクロコンピュータ24のP2−7端子、即ち、ピン38は、信 号プロセッサ26のR8T端子、即ち、ピン16に接続される。電話線から入力 を得るため電話ジャック144が設けられている。このジャック144のR端子 、即ち、リンギング端子は、キャパシタ146を経てダイオードブリッジ148 の1つの電話端子に接続される。ジャック]、44のT入力端子、即ち、チップ 入力端子は、ブリッジ148の他の電話端子に接続される。もう1つの電話ジャ ック150が電話機に接続するように設けられており、これは、遠隔モデム(図 示せず)に関連して用いられる電話機と音声通信を行なえるようにする。このジ ャック150のT及びR端子は、データ/音声リレー160のスイッチ156, 158の端子各々152.154に接続される。このリレーは、モデムの使用者 が、電話ジャック150によって音声通信を行なうか、或いは、電話ジャック1 44によってデータ通信を行なうかを選択できるようにする。スイッチ162が オフフックリレーコイル164に組み合わさ九でいる。ダイオードブリッジ14 8の十出力端子及び−出力端子は、フィルタ回路網166を経てインターフェイ ス集積回路1680入力端子1.2へ各々接続され、この回路は、ブリッジ14 8の電話端子に現われるリンギング検出電圧を、インターフェイス168のピン 5に現われる典型的に+5VDCの論理レベルに減少する。インターフェイス1 68のピン5に現われるこの信号は、形式LSO4のような反転増巾器170に よって反転され、マイクロコンピュータ240PO−6端子、即ち、ピン19に 送られる。
20 モデムのR8232Cインターフエイスは、データセットレディ(D S R) ラインを含み、このラインは、ナントゲート172の出力端子、即ち、ピン3に 接続される。ゲート172は、説明上、形式1.448集積回路上に設けられる ものである。
ナントゲート172の入力端子、即ち、ピン2は、マイクロコンピュータ24の Pl−2端子、貝すち、ピン23に接続されると共に、駆動増巾器174の入力 端子、即ち、ピン13に接続される。駆動増巾器174の出力端子、即ち、ピン 12は、LED176を駆動する。LED176が発光すると、モデムがレディ 状態であることを示し、即ち、インターフェイスのデータセットレディラインが アクティブであることを示す。オン1くゲート178の出力端子、即ち、ピン1 1は、R8232Cインターフエイスのキャリア検出(CD)端子である。ナン トゲート178の入力端子、即ち、ピン12.13は、互いに接続されると共に 、マイクロコンピュータ24のPl−3端子、即ち、ピン24に接続される。又 、これらの端子は、駆動増巾器180の入力端子、即ち、ピン11にも接続され る。駆動増巾器18Qの出力端子、即ち、ピン10は、LED182に接続され る。LED182が発光すると、モデムがキャリア信号を検出したことが指示さ れる。R8232Cインターフエイスの受信タイミング(RT)ラインは、ナン トゲート184の出力端子、即ち、ピン8に接続され、その入力端子、即ち、ピ ン9及び10は、マイクロコンピュータ24のR2−5端子、即ち、ピン36に 接続される。モデムが高速同期モードで作動している時にゲート184のピン8 に「1」信号が現われた場合には、モデムから受けた信号にタイミング情報があ ることが示される。
受信データ(RD)ラインは、ナンドケート186の出力端子、即ち、ピン6に 接続される。ナントゲート186の入力端子、即ち、ピン4及び5は、互いに接 続されると共に、マイクロコンピュータ24のR2−6端子、即ち、ピン37に 接続される。
このラインに信号が現われると、モデムから受けた信号にデータがあることが指 示される。送信信号タイミング(TST)ラインは、ナントゲート188の出力 端子、即ち、ピン3に接続される。ナントゲート188の入力端子、即ち、ピン 2は、マイクロコンピュータ24のPl−7端子、即ち、ピン28に接続される 。高速同期作動モードの場合、このラインに信号が現われると、送信信号にタイ ミング情報があることが指示される。
送信クリア(CT’S)ラインは、ナントゲートト9oの入力端子、即ち、ピン 6に接続される。オン1へゲート19’Oの入力端子、即ち、ピン4.5は、マ イクロコンピュータ24のPL−6端子、即ち、ピン27に接続される。この送 信クリアラインに信号が現われた場合には、モデムがデータ送信をクリアするこ とを指示する。各ナントゲート172.178.184.186.188.19 0は、説明上、形式1488集積回路の1/4である。送信データ(T’D)ラ インは、反転増巾器192の入力端子、即ち、ピン1に接続される。反転増巾器 192の出力端子、即ち、ピン3は、マイクロコンピュータ24のR3−1端子 、即ち、ピン39に接続される。反転増巾器192のピン1に信号が現われた場 合には、ピン1に接続されたデータターミナル装置に送信データが存在すること を示す。外部送信 2 信号タイミング(E T S T)ラインは、反転増巾器194の入力端子、即 ち、ピン4に接続される。増巾器194の出力端子、即ち、ピン6は、マイクロ コンピュータ24のR3−0端子、即ち、ピン5に接続される。反転増巾器19 4のピン4に信号が現われた場合には、このピンに接続されたデータターミナル 装置からの信号に外部送信信号タイミング情報が存在することが指示される。増 巾器196は、マイクロコンピュータ24のPO−7端子、即ち、ピン20に接 続される。この端子は、増巾器198の入力端子、即ち、ピン3にも接続される 。データターミナルレディラインに信号が現わ九ると、データターミナル装置が データを送信する準備ができたことを指示する。増巾器198の出力端子、即ち 、ピン4は、データターミナルレディLED200を制御する。このLED20 0が点灯すると、反転増巾器196の入力にデータターミナルレディ信号が現わ れたことを指示する。各反転増巾器192.194.196は、説明上、形式1 489集積回路の1/4である。
マイクロコンピュータ24のPl−0端子、即ち、ピン21は、増巾器202の 入力端子、即ち、ピン9に接続され、その出力、即ち、ピン8は、LED204 に接続される。このLED204が点灯すると、高速(1200bps)作動が 指示される。マイクロコンピュータ24のPl−1端子、即ち、ピン22は、駆 動増巾器206の入力端子、即ち、ピン5に接続され、その出力端子、即ち、ピ ン6は、LED208に接続される。このLED208は、リンギング信号で点 灯し、モデムが応答モードにある時には、オンのま\となる。マイクロコン 3 ピユータ24のPl−4端子、即ち、ピン25は、駆動増巾器210の入力端子 、即ち、ピン1に接続され、その出力端子、即ち、ピン2は、LED212を経 てオフフックリレーコイル164に接続される。このLED212が点灯すると 、モデムが電話線に接続されたことが指示される。各駆動増巾器174.180 .198.202,206,210は、説明上、形式7404集積回路の1/6 である。マイクロコンピュータ24のPl−5端子、即ち、ピン26は、形式L SO4のような反転増巾器214の入力端子、即ち、ピン13に接続される。増 巾器214の出力端子、即ち、ピン12は、抵抗216を経て、形式2N222 2トランジスタのようなデータ/音声リレー駆動トランジスタ218のベースに 接続される。このトランジスタ218のエミッタは、アースされ、そのコレクタ は、データ/音声リレーコイル220を経て電源に接続される。トランジスタ2 18が導通すると、スイッチ156,158の状態が変化し、オフフックリレー スイッチ162が閉じているとすれば、DAAインターフェイスの二次巻線22 2から電話ジャック144を経て電話線へデータを送信することができる。
第6図に示すモデムは、種々の広範な設計をとることができる。マイクロコンピ ュータ24は、次のような機能を果たす。
先ず、マイクロコンピュータ24は、データターミナル装置とインターフェイス する(R8232Cインターフエイス、TTL、等を経て)。更に、マイクロコ ンピュータ24は、信号プロセッサ26の作動モードを制御し、入力及び出力信 号のプロトコルを記憶して、これらに応答して信号プロセッサ26のモ24 −ドを制御し、更に、LED176.182.208.204.200.212 を制御し、モデムで行なわれる種々の作動のタイミングを制御し、種々の入力に 接続されたスイッチを介して。
使用者が選択で、きる幾つかのオプションを制御し、モデムのための自己テスト 信号発生器として働き、信号プロセッサ26の出力を制御しく例えば、モード、 リセット、送信タイミング)。
記憶されたアルゴリズムに基づいてスクランブル−デスクランブル動作を制御し 、そしてモデムが高速モードで送信器として作動している時には、直列/並列コ ンバータとして働く。
信号プロセッサ26は、マイクロコンピュータ24から送られた構成コマンド( モード選択コマンド)に応答して、次のような機能、即ち、FSK変調器、FS X復調器、QDPSK変調器、QDPSK復調器、高速タイミング復帰−一位相 固定ループ、及びキャリア検出器の機能を果たすと共に、モデムが高速モードで 作動する時には、ジビットの並列/直列コンバータとして働いて、受信器、ライ ン信号検出器及びDTMFトーン発生器の役目も果たす。
モデムが作動するモードは、マイクロコンピュータ24のPO−0,PO−1及 びPO−2端子から信号プロセッサ26のDO,Di及びD2入力端子へ送られ る信号によって指示される。3つの端子が全て低レベルである場合には、モデム が低速発信モデムとして作動するように構成される。Do及びD1端子が低レベ ルであってD2端子が高レベルである場合には、モデムがアナログループバック の低速発信モデムとして働くように構成される。Do及びD2端子が低レベルで あってD1端子が高レベルである場合には、モデムが低速応答モードで機能する ように構成される。Do端子が低レベルであってDl及びD2端子が高レベルで ある場合には、モデムがDTMFモードで機能するように構成される。DO端子 が高レベルであってDl及びD2端子が低レベルである場合には、モデムが高速 発信モードで機能するように構成される。Do及びD 2端子が高レベルであっ てD1端子が低レベルである場合には、モデムがアナログループバンクの高速発 信モードで機能するように構成される。Do及びD1端子が高レベルであってD 2端子が低レベルである場合には、モデムが高速応答モードで機能するように構 成される。更に、3つの全ての端子DO5D1及びD2が高レベルである場合に は、モデムがライン状態モードで機能するように構成される。マイクロコンピュ ータ24のP2−7端子、即ち、信号プロセッサ26のR3T端子に高−低遷移 が生じた時にモードが選択される。
低速モードにおいては、信号プロセッサ26がそのSIi子に現われるFSX信 号の19.2KHzサンプル(8ビツト)を受け入れて復調する。又、信号プロ セッサ26は、そのD1端子に現われる送信データを同時に受け入れて変調する 。信号プロセッサのPO端子は、スレッシュホールド値より大きいキャリア信号 を受けた約17ミリ秒後にアクティブとなる。復調されたデータは、信号プロセ ッサ26からP1端子を経て送り出される。信号プロセッサ26のSO端子は、 変調されたFSKサンプル(8ビツト)を19.2KHzの周波数で供給する。
19.2KHzという周波数は、各コーデック104.16 06の最大周波数(10KHz)のはゾ2倍であるから、信号プロセッサ26の 両端子SI、SOとコーデック104,106の互いに接続された各交互の端子 DX、DRとの間で信号が19.2KHzの率でマルチプレクスされる。従って 、各コーデックは、19.2KHzの半分の9.6KHz及びその10KHz限 界以下で作動し、一方、信号プロセッサ26は、全19.2KHzで作動するこ とができる。
モデムがDTMFモードに構成された時には、端子Do、Dl、D2及びD3が 、ダイヤルされたデータターミナル装置の電話番号に対応する4ビツトの16進 数字を受け入れる。端子SOは、各数字ごとにDTMFI−−ン対の19.2K Hzサンプル(8ビツト)を与える。
モデムが高速モードで作動するように構成された時には、信号プロセッサ26は 、端子SIにQDPSK信号の19.2KHzサンプル(8ビツト)を復調のた めに受け入れると共に、端子D1、D2にジビノトをQDPSK変調のために受 け入れ、更に、端子DOにジビットタイミング信号を受け入れる。端子POは、 スレッシュホールドレベルより高いキャリアを受けた約17ミリ秒後にアクティ ブとなる。端子P1は、タイミング信号及びデータの両方を含む。前記したよう に、タイミング信号は、Q D I) S K信号から導出された公称1200  Hzの高−低遷移を有している。復調されたデータは、高から低に向かうタイ ミング信号縁の約1.5マイクロ秒後に同じ端子(Pl)に得られる。端子SO は、19.2KHzの周波数の変調QDPSKサンプル(8ビツト)を4える。
7 上記の全てのモードにおいて、信号プロセッサ26の端子SI、SOに現われる サンプルは、コーデック104.106とインターフェイスできるように、ミュ ー法則で圧縮される。
モデムがライン状態モードで作動するように構成される時には、信号プロセッサ 26の端子P1は、電話線にライン状態トーン(ダイヤルトーン、リンギングト ーン、ビジートーン、等9の1つが存在することを指示する。これらの状態トー ンは、繰返し率によって互いに区別される。
第7図は、モデムの動作を理解する上で有用な簡単なブロック図である。データ ターミナル装置20とやり取りされる信号は、カップラ22.62を経てモデム とターミナルのインターフェイス230へ送られる。このインターフェイスは、 例えば、第6図に、参照番号172.178、j−84、]86.188.19 0.192.194.196で示された部品を含んでいる。第7図に素子240 として全体的に示された複数の導線は、インターフェイスをマイクロコンピュー タ24に接続する。出力データ及び構成信号は、マイクロコンピュータ24の端 子PO−0,PO−1、PO−2及びPO−3から信号プロセッサ26の端子D O1D1、D2及びD3へ各々接続される。
特に、モデムがDTMFダイヤルモードで作動するように構成された時には、全 ての端子Do、Di、D2及びD3が、ダイヤルされたデータターミナル装置の 電話番号に対応する4ビツトの16進数字を受け取る。モデムが低速モードで作 動するように構成されて送信を行なっている時には、直列データビットかマイク ロコンピュータ24からD1入力端子を経て信号プロ28 セッサ26へ送られる。モデムが高速同期モードで作動するように構成されて送 信を行なっている時には・、タイミング情報がマイクロコンピュータ24から入 力端子Doを経て信号プロセッサ26へ送られる。ビットA情報は、マイクロコ ンピュータ24から入力端子D1を経て信号プロセッサ26へ送られ、ビットB 情報はマイクロコンピュータ24がら入力端子D2を経て信号プロセッサ26へ 送られる。モデムが高速非同期モードで受信を行なっている時には、タイミング 信号が、信号プロセッサ26において、並列/直列変換されたビットと結合され る。
いずれの場合も、信号プロセッサ26は、19.2KHzの周波数のPCM情報 を両コーデック104,106に与える。
各コーデック104,106は、19.2KHzの半分の周波数、即ち、9.6 KHzで作動し、PCM情報を交互に受け取04.106の出力信号は、マルチ プレクサ112によって212フイルタ132の送信部へ交互に供給される(モ デムが発信モードであるか応答モードであるかによって低帯域入力又は高帯域入 力を経て)。212フイルタ132の出力信号は、次いで、介在する回路を経て 、第6図のインターフェイス126のようなりAAインターフェイス及び2線の 電話線へ送られる(この場合も、モデムが発信モードであるが受信モードである かによって低帯域出力又は高帯域出力を経て)。
モデムがデータを受信する時には、データが電話線を経てインターフェイス12 6へ送られる。リンギング信号は、第629 待表昭GO−502181(12 )図に168で示された形式の回路を含むリンギング検出器によって検出され、 マイクロコンピュータ24へ送られる。データは、DAAインターフェイス12 6から212フイルタ132の受信部へ送られる。モデムが発信モードで作動す る時には、入力情報が高帯域にあり、高帯域入力がらフィルタ132を経て高帯 域出力へ送られ、次いで、アナログスイッチ13o、118及び増巾器121並 びにRC回路網125を経てコーデック104,106へ送られる。2つのコー デック104.106は、逆位相で作動して、入力情報をアナログ/デジタル( PCM)変換し、PCM信号を信号プロセッサ26の端子SIに交互に供給する 。信号プロセッサ26において、このPCM信号が復調され、データビットに変 換される。信号プロセッサ26が高速モードで受信するように構成されている場 合には、信号プロセッサは、ジビットをビットA及びBに変換して戻すに必要な 1列/直列変換も行なう。キャリア検出及びライン状態情報は、信号プロセッサ 26からマイクロコンピュータ24の端子PO−4へ供給される。タイミング信 号及びデータは、信号プロセッサ26からマイクロコンピュータ24の端子P3 −3へ送られる。もちろん、データは、マイクロコンピュータ24からコネクタ 240、必要なインターフェイス230及びカップラ62を経てデータターミナ ル装置2oへ供給される。
サンプリング、マルチプレクシング及びこれに関連した機能全部についてのクロ ック信号は、例えば、第6図に70.82.86.88.9o、92.94.9 6.98.100,102.1.08.1.10で示されたような部品を含む発 振器及び0 クロック250から供給される。
信号プロセッサ26の動作を理解するため、第8図aないしdのフローチャート について説明する。このフローチャートに示されたルーチンは、信号プロセッサ 26のRAM位置を初期化することから始まる。これが、第8図aに初期化ルー チンとして示されている。第8図aに最も良く示されたように、マイクロコンピ ュータ24からのモード構成ワードが端子DO1D1及びD2から最初に読み出 される。次いで、信号プロセッサ26の内部の128ビットRAMがゼロにされ る。次いで、Y1ポインタ(Yl−PTR)が1にセットされる。このY1ポイ ンタは、受信器に入ってくるべき最も新しいサンプルを指す。
MASK 7FFF (16進)は、信号をクリアし、絶対値を与える。キャリ ア検出器は、−45,5dBmないし−48,5dBmのヒステリシスを有して いる。キャリア検出ヒステリシスは、003.8(16進)ないし0138 ( 16進)の間にある。キャリアは、−45,5dBmで検出されるが、−48, 5dBmに下がるまでそのま\である。プログラムは、システムの利得にもよる が、2つの異なったキャリア検出スレッシュホールド系統に対して設計される。
低い方のスレッシュホールドは、上限値として0093 (16進)でありそし て下限値として0003 (16進)である。これらの値は、プログラムに組み 込まれ、ここに示すシステムでは使用しない。
RAMのコサイン・ポインタの開始値は、IC08=OIFF(16進)である 。2つの正弦波形が、信号プロセッサ21 6の512ビツトデータROMに正規化サンプルとして記憶される。0IFF  (16進)は、最も高いデータROM位置511である。サンプルがアドレス5 11に記憶された正弦波は、その長さが16サンプル分である。この正弦波は、 各サンプルを用いるか1つおきのサンプルを用いるかによって、1200Hzキ ヤリア又は2400 Hzキャリアを合成するのに使用される。19.2KHz では、サンプル16個で、周波数が1200Hzとなり、サンプル8個で、周波 数が2400 Hzとなる。QDPSKの場合には、90″の位相ずれがサンプ ル4個に相当し、1800の位相ずれがサンプル8個に相当し、−90°の位相 ずれが一4個のサンプルに相当する。
次の判断ブロックは、高速度か?のブロックである。その答えが「ノー」の場合 には、プログラムは、応答モードか?の判断ブロックへ進む。この判断ブロック の答えが「ノー」の場合には、低速発信が開始される。このシーケンスの最初の 動作は、JMI=32である。低速キャリアは、4つあり、即ち、発信モデムの 場合にスペース及びマークの各々に対して1070 Hz及び1270Hzであ りそして応答モードの場合にスペース及びマークに対して各々2025 Hz及 び22’25Hzである。ミューの法則で圧縮されて正規化された正弦波のサン プル484個が信号プロセッサ26のデータROMに記憶される。
入力データが低速の発信マークである場合には、プログラムは、正規化された正 弦波上の32個のサンプルをジャンプする。入力データが低速発信スペースであ る場合には、プログラムは、正規化されたサンプル上の27個のサンプルをジャ ンプする。
32 同様に、モデムが低速応答モードで作動していて入力データが低速応答マークで ある場合には、プログラムは、正規化された正弦波上の56個のサンプルをジャ ンプする。入力データがスペースの場合には、プログラムは、正規化された正弦 波上の51個のサンプルをジャンプする。
次のブロックは、アナログループか?の判断ブロックである。アナログループバ ックの場合には、プログラムは、低速発信路から低速応答路へ移ることが必要で ある。続いて、低速発信の初期化において、YAポインタ、YA−PTRが48 にセットされる。最新のサンプルは、Ylと称する。最初のYAポインタは、Y lよりも47サンプル「古い」。
低速応答モードは、JMI=56で始まる。この場合も、人力データが低速応答 マークであれば、プログラムは、正規化された正弦波上の56個のサンプルをジ ャンプする。入力データが低速応答スペースの場合には、プログラムは、正規化 された正弦波上の51個のサンプルをジャンプする。低速応答の初期化ルーチン は、DTMFモードか?という判断ブロックを含んでいる。モデムがDTMFモ ードで作動していない場合には、YAポインタ、YA−PTRが初期化において 38にセットされ、即ち、現在サンプルより37サンプル前にセットされる。
次いで、割込み(入力信号のサンプル)が開始され、モデムは、この信号サンプ ルを待機する。
D T’M Fモードが選択された場合には、プログラムは、DTMF初期化ル ーチンに入る。このルーチンにおいては、低周波の更新量及び高周波の更新量が 信号プロセッサ26のRAMにロードされる。DTMFモードでは、数字のダイ ヤルトーンとして二重トーンの多周波数対が発生される。DTMF構成には、1 6個の周波数が含まれるが、所与の数字をダイヤルするのに必要な周波数は、2 つである(低い周波数と高い周波数)。
従って、信号プロセッサ26は、同し時間に2つのサイン波のようなものを発生 しなければならない。そこで、信号プロセッサ26は、2つのポインタ、即ち、 低ポインタ及び高ポインタを形成する。信号プロセッサ26は、ダイヤルされた 各数字においてどのようなりTMF対を発生すべきかに基づいて変化するジャン プ量でポインタを更新する。
DTMFダイヤルルーチンは、ゼロRAMにおいて0にセットされたHI/LO スイッチを含んでいる。このスイッチは、2つのDTMFダイヤルトーン間でマ ルチブレシス動作をどれ程前後させるかを制御するのに使用される。2つのDT MFダイヤルトーンのサンプルを互いに加える(これは非常にやっかいなことで ある)のではなく、このプログラムでは、2つの所要のDTMFダイヤルトーン が時分割マルチプレシスされる。
即ち、プログラムでは、低いDTMFl−−ンのサンプルが発生され、次いで、 高いDTMFI−−ンのサンプルが発生される。
484個のデータポイントがミューの法則で圧縮されていて、これらのデータポ イントから4つの低速周波数(発信マーク及びスペースと、応答マーク及びスペ ース)と16個のDTMFトーンが合成されることを銘記されたい。低いトーン と高いトーンのDTMF対のサンプルを加えてダイヤル数字を得ることがなぜや っかいであるかという1つの理由は、正弦波信号サン4 プルがミューの法則で圧縮されているからである。HI/LOスイッチは、成る サンプルから他のサンプルに(支)り換ることによって両方のトーンを複製する 。
低速及び高速キャリアが発生される場合には、これらが成る信号レベルをもっこ とが必要である。然し乍ら、DTMFトーンレベルは、仕様によって異なる。モ デムのキャリアは、は!ニー10dBmであるが、DTMFトーンは、−5dB mに近い。正弦波のサンプルは、ミューの法則で圧縮されるので、増倍によって レベルを効果的に調整することはできない。電流信号サンプルレベルをXとし、 定数をA及びCとすれば、電力の直列近似AX3+CXを用いてレベルが調整さ れている。システムに含まれた幾つかのフィルタの特性により、1つの周波数6 79 Hzは、個別の]組のレベル調整定数が必要である。697 Hzは、最 も低いDTM、FI−−ン周波数である。
モートフラグは、モードフラグ1及びモートフラグ2の2つがある。これらは、 両方共、ゼロRAM動作において○にセットされる。モートフラグ1は、モデム がモデムとして作動しているかDTMFモード又はライン状態モードで作動して いるかを指示する。モードフラグ2は、DTMFモードとライン状態モードとを 区別する。モードフラグl=oは、モデムを指し、モートフラグ1−1−は、D  T M F及びライン状態を指す。モードフラグ2=0の場合には、システム がDTMFダイヤルモートである。モートフラグ2−1の場合には、システムが ライン状態モードである。
さて、高速初期化ルーチンを説明すると、クロックがシス 5 テムを19.2KHzの周波数で作動することを想起さ九たい。
1200bpsにおいては、1つのジヒット、即ち、ビット対の長さが32サン プルである。32個のサンプルごとに、プログラムは、相関装置から2つのビッ トを復帰させる。これらのうちの1つだけがマイクロコンピュータ24へ送られ 、次いで、16個のサンプルが送られ、この16サンプル遅延時間中記憶された 他方のビットが送られる。従って、ジビット即ちビット対からの並列/直列変換 は、公称、32サンプル増分て行なわれる。それ故、可変のRTIMEは、最初 、32にセットされる。
NPRTIM=32は、位相固定ループのサンプリング率をセントする。システ ムが完全な位相(1200bps)で作動している場合には、32個のサンプル ごとに、新たなジビットが復帰される。NPRTIMは、完全な位相に対して位 相固定ループを初期化する。以下で明らかなように、高速作動についての120 0bps±0.01%の裕度を考慮して、位相が±1サンプルだけ調整される。
MA、5KOOO7(16進)は、RTI M Eの16進値の最下位3ビツト を検査する。M A S K OOO2(1−6進)は、送信器が発信モードに あるか応答モードにあるかを決めるためにモートワードから1つのビットを検査 する。又、これを用いて、タイミング信号の先縁がマイクロコンピュータ24へ 送られる。MASK=FFFDは、0002 (16進)MA、SKの丁度逆数 であり、従って、MASK=O○02(16進)は、タイミング信号の先縁を送 るが、MA S K= F F F D (l 6進)36 次の判断ブロック、応答モードが?においては、モデムが応答モードにあるか否 かに基づいてプログラムが別々のルーチンに進む。システムが応答モードにない 場合には、プログラムがライン状態モードか?という判断ブロックへ進み、モデ ムがライン状態モードにあるがどうが判断される。モデムがライン状態モードに ある場合には、ライン状態初期化ルーチンが開始される。このライン状態初期化 ルーチンでは、YOポインタがゼロRAMにおいて、0に初期化されている。モ デム側では、現在サンプルをYlと称している。。ライン状態の初期化において は、便宜上、これをYOと称する。最初の段階では、Y18ポインタが18にセ ットされる。従って、Yoと相関すべき次の最新のサンプルは、18サンプル前 のものとなる。ライン状態を決定するために相関すべきサンプルであってYl8 より前の次の最新サンプルは、47サンプル前のものであり、従って、Y47− PTR=4.7となる。相関装置は、2つある。一方の相関装置は、現在のサン プルを18個前のサンプルと相関即ち乗算し、他方の相関装置は、現在のサンプ ルを47個前のサンプルと相関即ち乗算する。マイクロコンピュータ24のライ ン周波数が、例えば、リンギングトーン、ダイヤルトーン又はビジートーンのよ うな単一周波数である場合には、一方の相関装置の出力が例えば1となりそして 他方の相関装置の出力が例えば0となる。これは、ライン状態トーンの1つに対 応する。ここに示すシステムには使用しないが、Y47相関装置が設けられてい て、プログラムにおいて幾つかの若干高い周波数ライン状態トーン、例えば、内 部CBXエラートーン及び内部ダイヤルトーンを検出する。
次いで、その値を越えるとライン状態トーンが存在すると考えるスレッシュホー ルドをセットする。THRESHOLD18=FF40 (16進)でありそし てTHRESHOLD47=FC80(16進)である。
更に、ライン状態モードに対するモードフラグをセットする。モードフラグ1− 1は、ライン状態モードをモデムモードから区別する。モードフラグ2=1は、 ライン状態モートをDTFMダイヤルモードから区別する。モデムがライン状態 モートにない場合には、高速応答モートの初期化が開始される。YB−PTR= 35であり、YA−PTR=31である。丁度1200bpsにおいては、ジビ ット当たり32個のサンプルかあることを想起されたい。2400 Hzキャリ ア周波数においては、各ジビットの長さがキャリア4サイクル分である。従って 、2400 Hzにおいて位相差±45°は、32個のサンプルから±1サンプ ルということになる。同様に、L 200 Hzにおいては、各ジビットの長さ がキャリア2サイクル分であり、45°の位相差は32サンプルの公称ジビット 長さから±2サンプルということになる。従って、高速応答モードでは、YAポ インタ及びYBポインタが各々31及び35にセットされ、一方、高速発信モー ドでは、32及び24に各々セットされる。
又、高速モードの場合に検出されるものは、手前のジビットの8 位相からの位相ずれであることを想起されたい。従って、高速モード(発信及び 応答とも)では、プログラムが、便宜上、キャリア位相が厳密に180°離れた 3つの連続したサンプル対を探索し、キャリアの極性が同じであるか逆であるか を判断する。キャリア上のポイントが180°離れていて位相ずれがない場合に は、時間的に手前の1800を中心とするサンプルが、現在サンプルの極性と逆 の極性になる。従って、高速応答の初期化では、位相比較ポインタYIO1Y1 1及びYl2が、各々、18.19及び20にセットされ、これらは、26.2 7及び28に各々セットされたYJOlYJI及びYJ2と180°位相ずれさ れる。高速発信初期化においては、高速発信キャリアと高速応答キャリアとの間 に差があるので、これらのポインタを、各々、16.17及び18と、20.2 1及び22とにセットしなければならないことに注意されたい。又、この点にお いては、プログラムがキャリアを復調せず、位相ずれを検出して位相固定ループ を更新することにも注意されたい。このルーチンにおいて、これら3つの対、Y IO及びYJO;Yl1及びYJI;及びYl2及びYJ2についての同じ極性 及び逆の極性の成る組合せが検出されると、有効な位相ずれであったことになる 。従って、これに続く各々の繰返しにおいて、YJ2、YJI、YJO1YI2 、YII及びYIOが増加される。これで、システムの初期化は完了する。従っ て、割込みを行なうことができる。
第8図すないしdを説明すれば、システムは、19.2KHzクロツクの形態で 割込みを待機する。割込みに達すると、9 ルーチンは、先ず、DTFMモードであるかライン状態モードであるかを質問す る。その答えが「イエス」てあれば、ルーチンは、モデムがDTFMモードにあ るかどうかを質問する。その答えが「ノー」であれば、システムはライン状態に ある。Y18ポインタ、Y47ポインタ及びYOポインタは、各入力サンプルの たびに更新される。例えば、Y18ポインタは、第1サンプルの後に、RAM位 置17を指し、次のサンプルの後に、RAM位置16を指し、というようにして いって、やがてY18ポインタは、RAM位置0を指し、この時には、RAM位 置64に重なるが、依然として、Yl8、即ち、現在サンプルより18個前のサ ンプルを表わす。信号入力というルーチンは、直列入力から信号を入力し、コー デック104.106から8ビットPCMサンプルを入力するルーチンである。
次の動作においては、YOがY47と相関(*)もしくは乗算される。YOは、 次いて、Yl8と相関される。LPF (18−1)は、相関された出力を単極 低域フィルタする低域通過のデジタルフィルタサブルーチンである。LPF ( 18−2)は、第2の直列の低域通過のデジタルフィルタサブルーチンである。
YO*Y18相関は、2つの単極低域通過のデジタルフィルタによって低域フィ ルタされる。これら2つのフィルタのうちの第2のフィルタの出力は、イエスの 場合ライン状態「1」であり、ノーの場合rOJである。換言すれば、これら全 相関値の平均が正の場合は、ライン状態トーンがあることが指示される。プログ ラムによって全ての種々のライン状態トーンを区別する方法は、割込みの頻度に よる。信号プロセッサ26の出力端子PO40 及びPlは、ゼロにされる。出力LPF(1,8−2)は、次いで、スレッシュ ホールド値と比較され、ライン状態が検出されたかどうかが決定される。もしそ うならば、P1端子が1にセットされて、マイクロコンピュータ24にライン状 態の検出を指示する。次いで、低域フィルタLPF(47−1)及びLPF(4 −7−2)の動作が行なわれる。LPF (47−2)によってスレッシュホー ルドが検出された場合には、端子POが1にセットされ、マイクロコンピュータ 24に指示が与えられる。
D T M Fダイヤル装置がDTMFモードが?について「イエス」の判断だ った場合には、トゲ・ルHI/LOスイッチという動作を最初に行なって、合成 されている2つのDTM、Fトーン間で前後に切り換えを行なう。更新量を低に する段階では、データポインタが動かされる。信号プロセッサ26では、RAM 位置を使用する前に、データポインタを動かしてこれがそのRAM位置を指すよ うにしなければならない。
T−T I / L Oスイッチ−低か?という段階か次に続く。低更新量及び 高更新量は、R’ A Mの同じ列にある。これらの更新量は、RA Mの最も 下の2行にある。ダイヤルされた数字3についての1−−ンを合成するものと仮 定する。ダイヤルされた同じ数字に対する画周波数の更新量は、同じRAM列に あるので、データポインタがいったん低に動かされると、そのRAM列のデータ ポインタを低から高に動かすことが必要とされるだけである。このルーチンでは 、HI/LOスイッチの位置に基づいてデータポインタ高又は低が指示される。
このスイッチが低の場合には、低データポインタが更新される。スイッチが高の 場合には、ポインタが更新量に動かされる。DTMFポインタ更新という段階で は、特定のDTMF周波数対に対してサイン波が合成される。
X=DTMFサンプルという段階では、DTMFトーンを適切な振幅で合成する ルーチンが用意される。新たなりTMFサンプル−A X3+ CXという段階 では、これらの振幅が計算される。DTMFサンプルを出力するという段階では 、計算されたレベルで合成されたD T M F周波数が出力され、1つの数字 がDTMFダイヤルされる。
出力サブルーチンでは、出力が直列孔カレラスタにロードされ、タイミングコマ ン1〜に基づいて直列出力が生じ、8ピッ1−PCMコードがコーデック104 .106へ送られる。入力信号及び出力信号サブルーチンにより、信号プロ′セ ッサ26が使用する2の補数から、コーチツク1.04、J−06か使用するコ ードに変換される。
QPSK及びFSK復調サブルーチンについて説明すれば、ポインタか更新され る。Yl8、Y47等のポインタに代って、復調ポインタは、YA、YB、Yl 、YIO,YIi、Yl2、Y 、J 01YJI及びYJ2で示されたポイン タである。これら9個のポインタは、全て、4つの連続したサブルーチン呼び出 しで更新される。
信号を入力する段階では、信号を入力するサブルーチンが呼び出される。Y1* YAは、Aの相関装置である。Y1*YBは、Bの相関装置である。低域フィル タLPF (B)ては、B相関出力がデジタルで双極低域フィルタされる。低域 ライン2 りLPF(A)では、A相関出力がデジタルて双極低域フィルタされる。Aフィ ルタ出力は、ルーチン1こよって次に使用されるので、最初にB出力がフィルタ される。Aは、高速及び低速の両方に共通であるから、キャリア検出器に使用さ れる。Aの相関装置では低速においても常に何か生しるが、B相関装置では低速 の場合何の出力も生じない。もちろん、高速では、両方の相関装置が常に使用さ れる。相関装置において何かが相関されている場合には、負の相関であっても正 の相関であっても、整流されてフィルタされ、キャリアの有無が決定される。従 って、次の判断ブロックは、ABS (A −0UT)、即ち、A出力の絶対値 である。
吹の作動段階は、キャリア検出器を低域フィルタする段階(CARDET)であ る。Aの絶対値は整流され、フィルタされなばならない。絶対値の作動によって 、余波整流されたサイン波のようなものが発生される。これは、低域フィルタさ れてスレッシュホールドと比較される。
次の判断ブロックは、キャリアが低スレッシュホールドより高いか?である。そ の答えが「ノー」ならば、キャリアの検出が0にセットされる。もう1つの判断 ブロック、キャリアか高スレッシュホールドより低いか?がある。その答えが「 イエス」であれば、キャリア検出は1に等しくされ、キャリア検出CARDET =1がバイパスされる。その答えが「ノー」であれば、キャリアの検出は1にセ ットされる。いずれにせよ、P1出力は1にセットさ九、PO高出力Oにセット される。次いで、キャリア検出=0か?という判断ブロックがある。その答3 えが「イエス」であれば、動作P○=1はバイパスされる。その答えが「ノー」 であれば、POは1にセットされる。ルーチンのこの部分は、ヒステリシスキャ リア検出構成にされていることに注意さ九たい。キャリアか高スレッシュホール ドより高ければ、システムは、あたかもキャリアがあるかのように動作する。キ ャリアが低スレッシュホールドより低ければ、システムは、あたかもキャリアが ないかのように動作する。他の全ての条件のもとては、システムは、ルーチンの この部分に入る前にこれが行なっていた動作を続ける。
次の判断ブロックでは、低速か?という質問かなされる。
もし「イエス」であれば、FSK復調及び並列人力/出力ルーチンに入り、LP F(Al)か行なわれる。ここて°は、双極低域フィルタアルゴリズムが3回用 いられ、合計6極とされる。
このルーチンの次のブロックは、A3出力は負か?という判断ブロンつてあり、 もし「イエス」ならは、P 1− = Oという動作がバイパスされる。その答 えが「ノー」ならば、PlがOにされる。FSXには、一方のキャリア周波数又 は他方のキャリア周波数が常に存在する。データがスペースであれば、受信周波 数は、1070 Hz又は2025 Hzである。これらの周波数が受信される 場合には、PlがOとなる。マーク周波数1270Hz又は2225 Hzか受 信される場合には、Plが1とされる。
割込み可能ブロックにより、再び割込みを行なうことができる。割込みが生じる たびに、その割込みは、手動で再び可能とされるまで、不能となる。Pl及びP Oは、状態レジスタに44 0−ドされるまで、有効とならない。Pl及びPOは、実際には、状態ワード上 にあるビットである。このルーチンでは、5つ全部が同時に更新される。割込み 可能ブロックにより、シ、ステムは、19.2KHzのサンプル周波数で次の割 込みを行なってルーチンに割り込める状態となる。ワード入力ブロックにより、 マイクロコンピュータ24からDO,Dl及びD3を経て並列ワードが入力され る。
次の動作は、JMIへ動くというブロック(第8図C)であり、これは、低速変 調器を指示する。次のブロックは、入力ビット=1か?という判断ブロックであ る。もし「イエス」であれば、JMOへ動くというブロックがバイパスされる。
もし「ノー」であれば、JMO八動へブロックが実行される。ジャンプ量として は、データROMに記憶された正弦波に用いるジャンプ量がある。
次の動作においては、ICO8がICO08−J (INBIT)にセットされ る。IN BITは、0又は1である。
ジャンプ量は、JMO又はJMIであり、IN BITは、各々、0又は1であ る。従って、このルーチンでは、ジャンプ量JMI又はJMOのサンプル数が、 特定キャリアの現在のサンプル値を指しているIC0Sポインタから差し引かれ る。このルーチンでは、サンプルからサンプルへのジャンプが行なわれ、サンプ ルは、特定のキャリア周波数によって決定された特定のサンプル数だけ互いに離 される。周波数が例えば2225 Hzの場合には、このルーチンによりJMI 即ち56が使用される。
ICO8は、484のサンプル正弦波から取り出される成るす45 特表昭に0 −502181θの ンプル数である。ルーチンでは、ここから56が差し引かれ、変調器から送られ るキャリアについての次のサンプルが得られる。
次いで、判断ブロックICO8≧0か?があり、484サンプル正弦波テーブル 内のサンプル値についてIC08=ICO8+484という動作が行なわれる。
換言すれば、ルーチンによってICO8からの差し引き値が保持される場合には 、最終的に、このテーブルの最も下の部分に達する。又、IC03=ICO8+ 2という修正動作も含まれる。NECの7720信号プロセッサ26に含まれた RAMの最下位の2つの位置は、テストの目的にのみ使用され、従って、このル ーチンは、これらの位置をスキップする。信号を出力するブロックでは、コーデ ック104.106へ送られる信号が出力される。
低速か?の判断ブロック(第8図b)に戻り、その答えが「ノー」であると仮定 する。ルーチンは、QDPSK復調器及び並列I10に復帰する。最初の判助ブ ロックは、受信タイミングビット二〇か?である。もし「イエス」ならば、ルー チンは、割込み可能ブロックへ進む。もし「ノー」ならば、タイミング縁が必要 かという判断ブロックに進む。初期化においては、可変RTIMEであったこと を想起されたい。受信したタイミングビットは、31.32又は33からOにな るようなワード内のビットの1つである。受信タイミングビットは、32カウン トの間に1からOに2回変化する。これは、受信タイミングビットか?の判断ブ ロックにおいてルーチンがめるビットである。このルーチンでは、データのタイ ミング縁が送り出され、6 即ち、ビットの始めにOに向かう縁が送り出され、そして送られるビットにもよ るが大抵は半ビツト後に、1に向かう縁が送り出される。これらのタイミング縁 は、データ速度の2倍である。ボーレートは60o(ジビット/秒)であるから 、1つのジビットには4つのタイミング縁がある。この受信タイミングビットは 、19.2KHzのクロックパルスごとに減少されるRTIMEワード内のビッ トの1つである。これがOでなれば、ルーチンは、タイミング縁が必要か?とい う判断ブロックに進む。ここで、ルーチンは、RTIMEの3つの最下位ビット を捜し、これらが全てOであるかどうかを調べる。タイミング縁をマイクロコン ピュータ24へ供給するためには、これら3つの最下位ビットが全部Oでなけれ ばならない。これらビットのいずれか1つが1である場合には、マイクロコンピ ュータ24にタイミング縁が送られず、ルーチンが続けられる。従って、2進カ ウントの3つの最下位ビットが全部Oであるようなカウントの時に、タイミング 縁がマイクロコンピュータ24に送られる。このようになるたびに、マイクロコ ンピュータ24に縁が送られる。これは、32からOまでのカウント中に4回生 じる。
タイミング縁が必要か?の答えが「イエス」の場合には、Plが0にセットされ る。0へのセットは、Oに向かうタイミング縁で行なわ九る。次いで、Plは、 直ちに1にリセットされる。次の判断ブロックは、出力ビット=1か?である。
Oに向かう縁の後に、Plが1にセットされたことを想起されたい。
この判断により、Plを、データで指示されたレベルにするこ7 とができる。割込み可能ブロックにより、状態レジスタがアキュムレータBから ロードされ、縁がマイクロコンピュータ24に送られる。次いで、マイクロコン ピュータから並列ワードが入力される。
QDPSK変調器においては、次のLTIME=Oという動作が最初に行なわれ る。LTIMEは、マイクロコンピュータ24からデータ縁が得られるかどうか を決定する。Doラインに成る極性縁が現われた時が、変調器からの位相を更新 すべき時である。ルーチンのこの特定部分は、DOラインを監視して、これが高 から低になったかどうかを検出する。Doラインがこのようになった時は、デー タを探索しこれに基づいて位相をシフトすべき時である。
このサブルーチンは、縁を探索するので、サンプルを探索するだけではなく、こ れを手前のサンプルと比較しなければならない。このサブルーチンでは、LTI MEがOであると仮定する。従って、XTIME (Doの現在状態)がゼロで あるかどうか質問される。XTIMEがOである時には、ルーチンが先ヘスキッ プする。XTIMEがOでない時には、次のLTIMEが1にセットされる。次 いで、サブルーチンは、LTIMEが1であるかどうか質問する。もし「イエス 」ならば、ルーチンは、先ヘスキップする。もし「ノー」ならば、ルーチンは、 データのビットAが0に等しいかどうか質問する。データのビットAが0に等し い場合には、システムが先ヘスキップする。
ビットAが0に等しくない場合には、ICO8がIC088に等しくセットされ る。IC088は、180°の位相ずれに対48 応する。次の判断ブロックは、ヒツトA−ビットBが?である。
その答えが「ノーJであれば、ルーチンは先ヘスキップする。
その答えが「イエス」であれば、ICO8がIC08−4に等しくセソ1〜され る。これは、90°の位相ずれを与える。これら2つの和によって、QDPSK に必要な各々の位相ずれ00.90°、180°、及び270” (−90°) が与えられる。
次いで、IC,O5は、IC05−1に等しくセットされ、記憶された正弦波形 の1つのサンプルから記憶された正弦波形の次のサンプルへ進む。発信モードか ?という次の判断ブロックでは、応答モー1−であるが故に記憶された正弦波の 次のサンプルに減少すべきかどうかの判断がなされる。従って、発信モードか? という判断ブロックの出力が「ノー」の場合には、ICO8が更に」サンプル減 少され、IC03−1となる。発信モードか?という判断フロックの出力が「イ エス」の場合には、ICO3はその前に定められた通りのま\となる。信号を出 力するという次の動作により、1200 Hzの発信キャリア周波数であろうと 2400 Hzの応答キャリア周波数であろうと、コーデックで発生さるべきア ナログ信号の1一部分を表わすPcMがコーデック104.106に出力される 。
ルーチンのタイミング復帰部分へ進むと、受信タイミング変数RTIMEがRT IME−1に減少される。これもジビット長さ変数であり、これを用いてタイミ ング位相固定ループが受け取られる。次いで、NPHDETがNPHDET+1 にセソl〜される。NPHDETは、最後の位相ずれが検出されてからのサンプ ル数をカウントする。
次の3つの判断フロック、YIO*YJO≧Oか?、Y11*YJl<Oか?そ してYI2¥YJ2<Oか?においては。
YIO及びYJO,YIl及びYJI、並びにYI2及びY 、J2の符号が比 較される。これら判断ブロックの出力が「イエス」の場合には、キャリアの位相 変化は検出されず、NPHDETは0にセットされない。一方、3つ全部の判断 ブロックの出力が[ノー」である場合には、有効な位相変化が検出さ九、位相検 出カウンタNPHDETがOにされる。いずれにせよ、次の判断ブロックは、R T I ME = Oか?である。RTIMEは、シビソトの長さのうちのどの 点を考慮しているかを決定するのに用いられるカウンタである。RTIMEが0 に等しい場合には、シヒノトか終了し、新たなジビノトを開始すべきであること が指示される。新たなジビソトを開始すべき場合には、ルーチンは、相関を行な って、データプロセッサ24へ次に送られる次のジビッ1〜をアッセンブルする 相関出力を得なければならない。然し乍ら、RT I M EがOに等しくない 場合には、現在のジビソトが更に処理され、考慮すべきことは、RTIMEが、 16、即ち、ジビットの第1の半分の開始、に等しいかどうかということだけで ある。従って、RT IMEが0に等しくなければ、ルーチンは、次いで、RT IME=16であるかどう力(を質問する。RTIMEが1−6に等しくなけれ ば、ルーチンは、受信信号の次のサンプルを処理するように復帰する。RT I  MEがOに等しい場合には、RTIMEがNPRTIMに等しくセットされ、 NPRTIMは、公称ジビソト長さである32にセットされる。NPHDET> 16か?という次の判断フロックでは、ジビットを第1の半分と第2の半分に分 割することにより、受信タイミングが公称タイミングと比較され名。NPHDE T>16か?の答えが「ノー」であれば、ルーチンは、NP HD E T≦2 か?を質問する。その答えが「イエスJであれば、ルーチンのタイミング復帰部 分のリセットがバイパスされる。その答えが「ノー」であれば、変数N P R T 工Mが31にセントされる。NPHDET>16か?という判断ブロックに 戻ると、その答えが「イエス」の場合、ルーチンは、NPHDET>29か?を 質問する。その答えが「イエス」であれば、ルーチンのタイミング復帰部分のリ セットはバイパスされる。
その答えが「ノー」であれば、NPRTIMは33にセットされる。ルーチンの この部分では、タイミングの同期をとるために高速又は低速のいずれの方向にお いても2カウン1への窓が確立される。高速又は低速のいずれにおいても、この 2カウントの窓内で、変数NPRTIMが公称値に保たれる。
さて、ルーチンの並列/直列変換部分を説明すれば、先ず、BOがOに等しいと 仮定する。次いで、B FILTEROUT<Oか?という判断ブロックに進む 。B F王LTEROU Tが0より小さい場合には、BO=Oという仮定が正 しく、その答えは「イエスJとなり、次の動作がバイパスされる。BFILTE ROUT<Oか?という判断ブロックの出力が「ノー」の場合には、変数BOが 1にセットされる。B FILTEROUTは、B相関装置のフィルタされた出 力である。
このフィルタさ九た出力が負の場合には、出力すべきピントBがOということに なる。一方、ピノ1〜B相関装置のフィルタさ1 れだ出力が正であれば、出力すべきヒツトBが1ということになる。次いで、へ ビットの状態か確立される。次の動作においては、0UTBIT、即ち、送り出 される次のヒントか、1に等しいと仮定さ九る。次の判断ブロックでは、A、F ILTEROUT<○か?が質問される。その答えが「ノー」であれば、0UT BITが0にヤツ1〜される。その答えが「イエス」であれば、0UTBITが 1のまSとされる。ルーチンのこの部分では反転が行なわれることに注意された い。反転が生しる理由は、フィルタさ九たA相関装置の出力と、フィルタさ九た B相関装置の出力が、位相ずれの有無を表わしているからである。フィルタされ たA相関装置の出力か負である場合には、ビットAが1であることを示す。
ルーチンのタイミング復帰部分のRTIME=Oか?という判断ブロックに戻る と、この判断の答えが「ノーJである場合には、RTIME=16か?の判断ブ ロックに進むか、これについては簡単に述べた。ルーチンのタイミング復帰部分 と並列/直列変換部分とを結ぶこの部分は、並列/直列変換の役目も部分的に果 たす。ルーチンにこの部分では、ジヒノトから復帰されたビットBを出力する時 であるかどうかの判断がなされる。RTIMEが16に等しくなければ、プログ ラムは、次のサンプルを受け取るように復帰する。RTIMEが16に等しけれ ば、0UTBIT、即ち、出力さるべき次のビットが前記の変数BOに等しくセ ットされる。
さて、第9図aないしdを参照し、特に、第9図aを説明すれば、Z8マイクロ コンピュータのルーチンは、電源オンと52 いうブロックで開始される。次いで、78マイクロコンピユータのRAMが最も 高いアドレス7F(16進)を除いて全てゼロにされる。
Z8は、ポートの構成、例えば、ポートが入力であるが出力であるか、を制御す るための多数の制御レジスタを有している。サブルーチンのこの段階において、 これらの制御レジスタがロードされる。
ルーチンは、次いで、ディップスイッチを読み取るブロックへ進む。ユーザがモ デムを電源投入できるようにすると共に、成るやり方でデフオールドを入力でき るようにするため、はとんどのディツプスインチが設けられている。大部分の電 源投入方法は、ディップスイッチで行なうことができる。DTRは、ディップス イッチの1つで強制的に行なうことができる。キャリア検出及びDSRは、ディ ップスイッチの1つで強制的に行なうことができる。診断モードをオン及びオフ にする幾つかの制御キャラクタは、ディップスイッチの1つで可能化及び/又は 不能化される。このディップスイッチを作動不能にすると、これらの機能がモデ ムにとって明らかとされ、モデムを通してデータを送っている場合に、モデムを これらモードの1つに至らしめるような制御キャラクタの1つが生じるならば、 ディップスイッチの構成によってこのようなことが起きないようにされる。他の ディップスイッチは、キャリア・ロス切断、スペース送信切断、遠隔デジタルル ープに応じたエコーコマンド文字の送信、キャリア・ロス切断、自動ラインフィ ード及び自動応答を行なうように、オン及びオフに切り換えされる。
次いで、ルーチンは、デフオールドをロードするブロックへ続く。種々のディッ プスイッチの状態及びソフトウニアゾフォールトが種々のフラグレジスタにロー ドされる。ディップスイッチがないところのソフトウェアデフオールドには、モ デムが応答を宣言しない前のリンギング数のようなものが含まれる。
ソフトウェアでは、このデフオールドが8とされる。ユーザが、他のリンギング 数に対して応答しないようにモデムを構成できると共に、他のリンギング以外の 第2のリンギングに対して自動応答するように他のデフオールドも調整できるよ うにする初期化コマンドがある。
ルーチンは、フラグ初期化ブロックへと続く。コマンドモートを設定し、換言す れば、ユーザがフラグワードの幾つかをいかに初期化しようとするかを設定する 「クリア」と称するサブルーチンがある。このクリアサブルーチンでは、送信器 、7720、高速ランプ、リンギング指示ランプ、DSR及びキャリア検出がオ フにされ、データ/音声リレーが音声位置に入れられ、送信さるべきメツセージ に対するメツセージ高アドレスが初期化され、送信バッファが全部マークに初期 化され、診断フラグがオフにされ、それ自体低速動作にセットされ、受信データ がマークにクランプされる。
次いで、ルーチンは、スタートビットの送信か?という判断ブロックに達する。
これは、z8の作動を開始し、ターミナルから送られるキャラクタの速度を決定 する。モデムをオンにするためには、コントロールQ及びキャリッジリターンの 2つのASCIIキャラクタを送らねばならない。コントロールQ4 は、ASCIIテーブルの11(16進)である。ターミナルは、アイドル状態 (ターミナルからキャラクタが送”られてこない)の間に、全て1の一定マーク 状態を送信する。ターミナルから送られるデータが1から0になる場合には、こ れがスタートビット遷移である。16進で11は、2進で10001である。ス タートビットは、データビットの前に送られる。スタートビットは、0であり、 コントロールQの第1データビツトは、1のLSBである。その次のデータビッ トは、000100であり、次いで、おそらくパリティビットが続き、そして1 ストツプビツトが続く。Z8は、スタートビット遷移を受け、次のビット遷移ま で待機する。z8は、これらの最初の2つのビット遷移を計時する。これらが速 過ぎる場合には、ワードがコントロールQと仮定され1次いで、Z8は、ビット レートが1200ビット/秒より高いことを知る。モデムは、1200bpSよ り高いものは処理せず、従って、ワードは無視し、別のものを待機する。
ビットレートが1200bpsより高くない場合には、1200bps又はそれ より低いものとされる。z8は、どんなビットレートかを決定する。Z8は、ボ ークロックを、網羅されるビット遷移の公称カウントにセットする。公称ボーレ ートは、1200.600.300.150.110及び75である。Z8は、 ボークロックをこれら公称ボーレートの1つにセットし、このクロックを用いて 、キャラクタ内の残りのビットが何であるかを決定する。Z8は、このボークロ ックを用いて残りのビットをレジスタにロートし、これがコントロールQで5 あるかを決定するようにレジスタ内を探索する。このため、ルーチンは、パリテ ィが奇数即ちマークパリティであるとする。
次の判断ブロックにおいて、ルーチンは、受信したキャラクタがパリティビット =1のコントロールQであるかどうか質問する。その答えが「イエス」であれば 、ルーチンは、次の2つの作動をスキップする。その答えが「ノー」であれば、 受信したキャラクタは、パリティビットが1のコントロールQではない。次いで 、ルーチンは、偶数即ちスペースパリティをとる。
次いで、受信したキャラクタがパリティ二〇のコントロールQであるかどうか質 問する。その答えが「ノー」であれば、受信したビットはコントロールQではな い。その後、ルーチンは。
別のキャラクタを待機するように復帰する。一方、その答えが「イエス」であれ ば、ルーチンは、次のキャラクタを得る。次のキャラクタは、キャリッジリター ンでなげれはならない。
ターミナルは、キャリッジリターンと共にラインフィードを与えることがしばし ばある。ラインフィードは、キャリッジリターンの前でも後でもよく、従って、 Z8は、ラインフィードを無視する。次いで、Z8は、パリティビット=1のキ ャリッジリターンであるかどうかチェックする。その答えが「イエス」てあれば 、次の2つの動作がバイパスされる。その答えか「ノー」であれば、キャラクタ がパリティビット−0のキャリッジリターであるかどうか質問される。もしそう でなければ、・ そのキャラクタは、キャリッジリターンではない。この情報か ら、Z8は一信号を高速で処理するか低速で処理するかを決定すると共に、キャ ラクタにどれ程のビットが含まれているかを56 決定し、更に、そのフォーマットで情報を処理するようにモデムを構成する。
第9図1)を説明すれば、モー1〜フラグが初期化されるが、或いは、ルーチン がその後の成る点からこの点に復帰した場合にはモー1〜フラグが再初期化され る。次いで、ルーチンは、「モデム・レディ」メソセージを送る。その後、ルー チンは、コマンドを待機する。スタートビットを得ると、ループが終了する。
コマンドが1秒のアイドル状態をもつコントロールTの場合には、ルーチンが第 9図aのA点ヘジャンプし、即ち、ルーチンは、アイドル状態に戻る。これで、 モデムはオフとなる。
次いで、ルーチンは、全てのダイヤルコマンドに対し、パルスであるかl−−ン ダイヤルであるかをチェックする。ユーザがパルス又はトーンダイヤル(各々、 P又はr)を指定した後、ユーザは、ダイヤルしたい電話番号とキャリンジリタ ーンを入力する。キャリンジリターンにより、ルーチンは、ダイヤルトーン待機 状態にされる。モデムは、数ミリ秒のダイヤルトーンを受け取ると、電話番号数 字をロードし始める。ルーチンは、各数字をASCIIから16進に変換する。
次いで、ルーチンは、ダイヤリングがパルスダイヤリングかどうか質問する。そ の答えが「イエス]である場合には、モデムがダイヤルパルスを送信する。各数 字がダイヤルされた後、ルーチンは、765ミリ秒の遅延を行ない、次いで、全 番号がダイヤルされたかどうかチェyりする。もしまだならば、ルーチンは元に 戻って、最終的に全ての数字がダイヤルされるまで別の数字を得るようにする。
パルスタイヤリングがの質問に対する答えが「ノー」であれば、z8のルーチン は、IZI T M Fモードに対して7720を初期化し、DTMFトーンを 送信する。ダイヤルされたDTMF数字間には100ミリ秒の遅延がある。数字 は、ルーチンが終了するまで順次送られる。
次いで、7720がライン状態モードに対して初期化される。次いて、z8は、 7720の1つのピンを監視し、100ミリ秒の状態トーンがこのピンに現われ たかどうかを決定する。
100ミリ秒の状態1〜−ンが現われた場合には、z8は、それが何のトーンか を決定する。ビジートーン割込み周波数は、比較的高い。・一方、リンギング割 込み周波数は、比較的低い。割込み周波数は、モデムかいかにして両者の相違を 知らせることができるかというものである。状態トーンがビジートーンである場 合には、「ビジー」メソセージか表示され、ルーチンは、これをダイヤルし直す べきかどうかを決定する。ダイヤルし直すよう指示された場合には、再びダイヤ ルトーンを待機する。
モデムは、ビジーもしくはデッドラインに15回までダイヤルし直すように指示 することができる。ラインがビジーでない場合には、ルーチンは、リンギングが 多過ぎるかを質問する。モデムがリンギングトーンを監視し、この多過ぎるリン キングハックをまだ受け取らない場合には、ルーチンは、リンギングを発し続け る。モデムは、いかなる数のリンギングにセットすることもできる。この数のリ ンギングにおいて応答がない場合には、ルーチンは、「応答なし」メツセージを 送り、コマン1、状態に復帰する(第9図a)。今や、ルーチンは、状態トーン を 8 受信するか否かを判断する点にある。ここで、ルーチンは、アホーI〜・タイマ をチェックする。このアボート・タイマが時間切れすると、「トーンなし」メツ セージが送られ、ルーチンは、コマンド状態に復帰する(第9図a)。モデムが ビジーもしくは多過ぎるリンキング或いはアポート時間切れを検出しない場合に は、ルーチンは、7720を低速発信モートにセラ1〜する。
次の判断ブロックは、受信応答トーンか?というブロックである。その答えが「 イエス」であれば、ルーチンは、456ミリ秒遅延する。パルス又はトーンダイ ヤルか?という判断プロソゲまで戻ると、その答えが「ノーJの場合、質問があ るか?という判断ブロックに達する。その答えか「イエス」の場合、ターミナル にモデム構成リス1−が表示される9、一方、その答えが「ノー」の場合には、 ターミナルが初期化か?と質問し、即ち、ユーザがモデム構成を設定しようとし ているかどうか質問する。初期化か?しこ対する答えが「ノー」の場合には、モ デムがローカルアナログループバンクモードにあるかどうか質問する。その答え が「イエス」の場合には、次いて、モートか高速かつという質問がなされる。も し低速であれば、7720が低速アナログループバックにセットされる。次いて 、7720とターミナルとの間でデータを前後に転送するサブルーチンか呼び出 される。z8がそのモードを終了するために1秒のアイドル状態をもつコントロ ールTを得た時には、ルーチンがr切断Jを経てコマンド状態に復帰する。
高速か?の答えが「イエス」の場合には、モデムは、同様の経路をたどってルー チンを進む。7720は、高速ローカル9 アナログループハックにセットされる。この場合は、データを転送するサブルー チンをとるのではなく、ルーチンは高速割込みへ進まねばならない。というのは 、例えば、欠落したストップビットや、ブレークシーケンス等を再挿入する論理 か含まれるからである。この場合も、1秒のアイドル状態をもつコン1−ロール Tによってモデムがそのモー1〜から退出し、「切断」を経てコマンド状態に戻 る。ローカルアナログループバックか?に対する答えか「ノー」の場合には、ル ーチンは、自動応答かどうか質問する。
自動応答か?に対する答えが[ノーJの場合には、ルーチンは、手動応答か?の 判断フロックに進む。その答えか「イエス」の場合には、ルーチンは、自動応答 モードをとる。有効なリンギング割込を受信するか又は手動応答コマン1−を受 信すると、7720は低速応答モートにされ、キャリアの課金を防止するために 2秒の遅延が与えられる。次いて、ルーチンは、応答トーンを送り出す。モデl いは、他端からのキャリアの検出を待機する。アボート時間切れの前にキャリア か検出されない場合には、ルーチンが「トーンなし」メツセージを送り、コマン ド状態に復帰する。キャリアが検出された場合には、ルーチンは、低速マークを 受信しているかどうかを確認する。低速マークを受信していない場合には、77 20が高速応答モードをとるようにされる。これにより、高速割込みが可能とさ れ、高速スクランブルマークが送られ、この高速スフランツルマークを受信する だけの時間(ミリ砂入)待機する。高速スフランツルマークを受信すると、プロ トコルシーケンスが完了する。高速60 ジを送り、コマンド状態に復帰する。高速スクランブルマークが受信されたと仮 定すれば、ルーチンは、765ミリ秒間遅延する。
手動応答か?の判断ブロックへ戻ると、その答えが「ノー」の場合には、次の判 断ブロックが手動発信か?になる。この手動発信か?の答えが「ノー」の場合に は、エラーが生じているはずである。従って、「エラー」メツセージが表示され 、ルーチンは、コマンド状態に復帰する。手動発信か?に対する答えが「イエス 」である場合には、7720が低速発信モードにセットされ、応答モデムから応 答トーンを受けるまで待機する。
応答トーンを受け取らない場合には、「トーンなし」メツセージが表示され、ル ーチンはコマンド状態に復帰する。応答トーンが受信されれば、ルーチンは、4 56ミリ秒間遅延する。次いで、高速か?という判断ブロックに達する。ルーチ ンは、高速に対してフラグがセットされたかどうか決定する。低速に対してセッ トされた場合には、ルーチンは、低速マークを送り、発信モデムがそのプロトコ ルを完了し、765ミリ秒間遅延する。
高速に対してフラグがセットされた場合には、7720が高速発信モードに対し て再び初期化され、高速割込みが可能とされ、高速スクランブルマークが送られ る。次いで、ルーチンは、応答モデムからスクランブルマークを受信するまで待 機する。高速スクランブルマークが受信されない場合には、「切断」メツセージ が送られ、ルーチンは、コマンド状態に復帰する。
高速スクランブルマークが受信された場合には、プロトコルが通され、ルーチン は、765ミリ秒遅延するようにされ、プロトコル段階の「終了」に達する。次 いで、ルーチンは、モデムが高速か?に対して構成されたかどうか質問する。も し低速であれば、ルーチンは、7720とターミナルとの間でデータを前後に転 送する。次いで、ルーチンは、受信スペース切断か?をチェックする。212プ ロトコルは、モデムが1.6秒のスペースの後に切断することを必要とする。
高速か?に対する答えが「イエス」の場合には、データが前後に送られる。更に 、ルーチンは、デジタルループ(DL)、遠隔デジタルループ(RDL)、又は 、遠隔デジタルループの応答(RRDL)に対してチェックを行なわねばならな い。ルーチンがデジタルループ、又は、遠隔デジタルループの応答に入る時には 、モデムが受信データを他の帯域の送信データとして送り返す。R,D Lの場 合は、ローカルモデムは、遠隔モデムの鏡像送信データをユーザに戻すことを要 求する。
次いで、受信スペース切断か?という判断ブロックに達する。前記したように、 モデムが1.6秒のスペースを受信する時には、「切断」メツセージを出力し、 切断を行なう。モデムがキャリアを失った場合には、「切断」メツセージを出力 し、切断を行なう。キャリアが失われない場合には、データターミナルレディ信 号が失われたかどうか質問される。その答えが「ノー」であれば、ルーチンは、 高速か?の判断ブロックに復帰する。その答えが「イエス」であれば、ルーチン は、送信スペース切断が可能にされたかどうか質問する。DTRが失われ6ま た場合には、ルーチンは、フラグをチェックし、ローカルモデムがスペース切断 を送信すべきかどうか決定する。ローカルモデムが遠隔モデムからスペース切断 を受信する場合には、スペース切断を送信するポイントがない。というのは、遠 隔モデムが既にこれを送信しており、おそらく既に切断されてしまっているから である。キャリアが失われた場合に、キャリアがなければ、ローカルモデムは遠 隔モデムと通信せず、従って、この場合も、スペース切断を送信する必要はない 。然し乍ら、DTRが失われた場合には、ローカルモデムが通話を切断しようと するモデムであり、従って、ルーチンがフラグをチェックし、ローカルモデムが スペース切断を送信するようにされたかどうか決定する。送信スペース切断が可 能にされた場合には、スペース切断が送信される。次いで、「切断」メツセージ が表示され、ルーチンは、コマンド状態に復帰する。
さて、第10図aないしfを参照し、Z8のルーチンを作動する割込みについて 簡単に説明する。高速モードにおいては、同期状態であろうと非同期状態であろ うと、本質的に全てのものが割込み内で処理される。というのは、全ての高速作 動がタイミング取りを必要とするからである。低速モードにおいては、低速デー タがFSXであって実時間で容易に処理されるので、ルーチンは、タイミング取 りを必要としない。低速の場合は、削除のためのストップビット、デコードされ てビット対に再アッセンブルされるジビット、タイミング信号、等がない。FS Kの場合、一方の周波数が送信又は受信されれば、データは1であり、他方の周 波数が送信又は受信されれば、データはOで3 ある。高速においては、モデムが電話線からタイミングを取り出し、同期モード 作動の場合はインターフェイスを介してターミナルへこのタイミングを送る。非 同期作動モードでは、モデムが、キャラクタ内のビットをカウントし、欠落した ストップビット等を再挿入すべきかどうか決定しなければならない。従って、第 9図dについて述べる主ルーチンに特に設けられたものを除き、高速作動は割込 みで処理される。
第10図aには、割込み2が示されている。割込み2は、ターミナルからの送信 データによって制御される。割込み2は、スタートビットを待機するモードであ る時に作動可能にされる。
割込み2は、第10図Cについて述べる割込み4と相互に排他的である。割込み 2がオンであれば、割込み4がオフとされ、割込み4がオンであれば、割込み2 がオフとされる。割込み2が作動可能にされた場合には、モデムがキャラクタの スタート送信を検出したことを意味する。割込み2のルーチンは、最初に、モデ ムがデジタルループにあるか遠隔デジタルループに応答しているかを決定する。
もしそうであれば、割込み2のルーチンは、優先順位の高いルーチンDL又はR RDLが完了するまで復帰する。DL又はRRDLにおいては、ローカルモデム がデータを遠隔モデムに送り返しそしてローカルモデムが遠隔モデムからのキャ リアの損失以外のものには応答しないようにされることを想起されたい。モデム がDL又はRRDLにない場合には、割込み2のルーチンが割込み2を作動不能 にする。
というのは、いかなるキャラクタにおいても検出する必要のある1−0遷移が、 最初の遷移、即ち、スタート遷移だけだから64 である。割込み2が確認することによってそれ自体を作動不能にしたくないよう な他の多数の1−〇遷移がキャラクタ内にある。
次いで、ルーチンがタイミングを送信するために使用するタイマOは、現在時間 から半ビットの時間に割込みを行ないそしてその後は各ビットごとに割込みを行 なうようにセントされる。従って、割込み4は、半ビツト時間に割込みを行ない 、その後は、そのキャラクタの終りまで丁度1ビット時間ごとに割込みを行なう ようにセットされる。というのは、割込み4は、ビットを送信バッファに転送す る割込みだからである。次いで、割込み2のルーチンが、送信ビットカウントを キャラクタ当たりのビット数にセットし、これにより、割込み4はデータフォー マットを有することになる。
第10図すに示された割込みOは、クリスタル発振器からの1200 Hzの信 号で駆動されるz8の端子P3−2、即ち、ピン12に接続される。割込みOに おいて最初に行なう動作は、1200 Hzの周波数で作動している幾つかのタ イマを更新することである。これらのタイマは、765ミリ秒遅延タイマ、2秒 待機のタイマ、等のような遅延タイマである。次いで、割込み○ルーチンでは、 データが低速又は同期であるかどうか質問される。その答えが[イエス」の場合 には、ルーチンが割込み0から復帰する。一方、その答えが「ノー」であれば、 データが高速非同期のはずである。割込み0のルーチンは、次いで、自己テスト であるかどうか質問される。これは、モデムが自己テストパターンを発生する場 所である。モデム自体のテストパターンは、ASCIIゼロでスタートし、その 後、AC8IIWとなり、従って、40キヤラクタをもっことになる。次いで、 再び、スタートを行なう。モデムが自己テストでない場合、もしくは、モデムが 自己テストパターンを更新した時には、割込み0によって送信データがスクラン ブルされ、こ九が7720に送られる。更に、割込みOルーチンでは、必要に応 じて別のストップビットが挿入される。次いで、制御は、第9図dの主ルーチン へ復帰する。
非同期送信器は1割込みO及び割込み4を使用する。割込み4は、送信バッファ にビットを挿入する。割込み0は、送信バッファからビットを取り出し、これら をスクランブルして、7720へ送信する6ターミナルがアイドル状態にある場 合には、モデムがマーク発生状態にあり、割込み4を作動させるスタートビット は生じない。然し乍ら9割込み0は、通常の動作において常時送信バッファから ビットを回転させる。”送信バッファを経て回転されたビットが成る点に達する と、ルーチンは、送信データのキャラクタのその後到達しないことを確認する。
これにより、ルーチンは、送信バッファに別のストップビット(マーク)を挿入 し始めるモードをとるようにされる。これは、データターミナルのアイドルモー ドにおいて、キャラクタが送られていない時に生じる。
第10図Cを参照し、割込み4について説明する。同期モードにおいては、割込 み4が2400 Hzの送信位相固定ループタイマとなる。非同期モードにおい ては、割込み4がリセット可能な1200 )(zクロックとなる。割込み4は 、送信デー6 タビツトを送信バッファに転送する。割込み4のルーチンは、先ず最初に、96 00F(zタイマを更新する。これらのタイマは、ターミナルへのメツセージを 制御すると共に、ターミナルからのキャラクタの入力を制御する。どんなボーレ ートであっても、割込み4のルーチンは、ビット間にどれ程のカウントが生じた かを知り、ターミナルにキャラクタを送ったりターミナルからキャラクタを取り 出したりすることができる。これらの機能は、1200Hzのステップではなく て9600 Hzのステップで実行される。割込み4のルーチンは、主ルーチン がコマンド状態であるかどうが質問する。もしコマンド状態でなければ、オン・ ライン状態の1つである。もしコマンド状態であれば、ルーチンは割込み4がら 復帰する。というのは、割込み4のルーチンは、9600 I−I zタイマを 更新するたけでよいがらである。
主ルーチンがオン・ライン状態にある場合には、割込み4のルーチンにおいて、 オン・ライン状態が同期であるが非同期であるかを決定しなければならない。も し非同期であれば、割込み4のルーチンは入力ビットを得てこれを送信バッファ にロードしなければならない。次いで、割込み4のルーチンは、ルーチンが1ビ ット以上短いブレーク状態にあることを指示するフラグがセラ1〜されたかどう かを決定する。212モデムに対応させるため、ブレークが存在しそしてキャラ クタ当たりのピッl−数が10ビツトである場合には、そのブレーク状態が少な くとも23ビツト又は24ピッ1−でなければならない。ブレークが存在しそし てキャラクタが1キヤラクタ当たり9ヒツトを7 含んでいる場合には、ブレーク状態が少なくとも21ビツト又は22ビツトでな ければならない。ブレークがこれより短いと、ブレークが短か過ぎることになり 、遠隔モデムは、2つの「全 ′てゼロ」のキャラクタ、即ち、これらの間のス トップビットが削除された全てスペースのキャラクタとして、ブレークに割込み できることが考えられる。これを防止するために、送信器は、強制的にブレーク を、中間のストップビットが削除された2つの全てスペースのキャラクタよりも 長いビットにする。
割込み4のルーチンが短いブレークを延長した後、カウンタをチェックして、そ のキャラクタが完了したかどうかを調べる。そのキャラクタがまだ完了していな い場合には、割込み4のルーチンが復帰する。そのキャラクタが完了した場合に は、割込み4のルーチンが、送信バッファ内の成るビットを指しているポインタ をチェックする。ポインタには、公称位置がある。
これか一方又は他方に大きくずれている場合には、割込み4のルーチンが、速過 ぎるか又は遅過ぎるデータ速度としてポインタの位置を解読する。ポインタが速 過ぎる方向にある場合、換言すれば、ピント速度が1200bpsよりも若干高 い場合には、ルーチンがストップビットを削除しなければならないことか時々あ る。このため、割込み4は、それ自体を作動不能にし、割込み2を作動可能にす る。
前記したように、割込み4は、同期モードでは、2400Hzの送信位相固定ル ープタイマである。そして、非同期モートては、リセット可能な1200 Hz クロックである。同期モードにおいては、割込み4は、同期スレーブタイミング の場合68 を除き、高速度で作動可能にされる。同期スレーブタイミングの場合には、受信 同期割込み、即ち、以下で述べる割込み5においてタイミングが得られる。同期 モードの場合は、どこかに送信クロックがあり、この送信クロックは、モデムの 内部にあってL 200 Hzの割込みによって作られるが、或いは、外部のタ ーミナルもしくはコンピュータがら入力送信データと共に送られる。いずれにせ よ、送信タイミングのためのソースがあり、これによって割込み4が作動される 。
タイミングが内部でとられる場合は、モデムがタイミング自体を供給し、モデム にビットを送る時にターミナルにこれを知らせる。R8232インターフエイス の場合には、1つのピンがタイミングを送信する。送信タイミングは、2400  Hzの割込みであり、従って、モデムが1200 Hzの方形波を送信すべき 場合には、モデムが成る割込みについては一方の方向にトグルしそして次の割込 みについては他方の方向にトグルし、1200 Hzの方形波が形成される。次 いで、割込み4のルーチンは、モデムが遠隔デジタルループバック(RDL)プ ロトコルにあるかどうかを決定する。モデムがRDLプロトコルにある場合には 、割込み4のルーチンが遠隔モデムにRDLを開始するように指示する。これは 、ローカルモデムにより、遠隔モデムに一90°位相ずれを送ることによって行 なわれる。
遠隔モデムが所定の時間周期に対して一90°の位相ずれを検出すると、これに 応答して、スクランブルされたドツトパターン10101010をローカルモデ ムに送り返す。ローカルモデムは、このスクランブルされたドツトパターンを検 出すると、スクランブルマークを遠隔モデムに送る。遠隔モデムは、このスクラ ンブルマークを検出し、これらの返送を開始する。
ローカルモデムは、それ自体のスクランブルマークを検出すると、遠隔モデムが データを返送していることを知る。ローカルモデムがRDLプロトコルにないか 、又は、−90’の位相ずれが送られた場合には、割込み4のルーチンが、送信 データをスクランブルして7720に送るという段階に進む。次いで、モデムが 外部送信タイミングにない場合には、制御が割込み4から主ルーチンへ復帰する 。モデムが外部送信タイミングにある場合には、割込み4が作動不能にされ、制 御が割込み4から主ルーチンに復帰する。
同期外部タイミングにおいては、割込み4が割込み3において作動可能にされる 。割込み3(第10図d)は、R8232インターフエイスに接続されたz8の ピンに接続される。割込み4が同期モードにある場合には、外部からのタイミン グ又はモデム自体の内部のタイミングによってこの割込みが作動される。モデム が外部からのタイミングを受信する場合には、ターミナルもしくはコンピュータ がデータと共にタイミングをモデムに送る。モデムは、これが送信データビット の中心を得ることができるように、1からOに向かう受信タイミングよりも半ビ ットだけ時間的に遅らせてタイミングを位相ずれしなければならない。換言すれ ば、送信タイミングの縁はデータビットの中心で生じる。それ故、割込み3は、 半ビツト後に割り込むようにToをセットし、次いで、割込み4を作動可能にす る。
ここで、同期モードにおいては、割込み4が送信位相固定ルー0 プタイマであることを想起されたい。割込み1は、同期モードにおいて位相固定 ループを制御する。割込み1は、高速で作動可能にされる。割込み1のルーチン は、第10図eについて説明する。
割込み1は、7720から受信したマルチプレクスされたタイミング及びデータ によって作動可能にされる。割込み1のルーチンは、先ず、772oから受信デ ータを得、これをデスクランブルする。次いで、割込み1は、遠隔デジタルルー プバックが作動可能にされたかどうか決定する。RDLが作動可能にされた場合 には、割込み1のルーチンがスクランブルされたドツトパターンを探索する。換 言すれば、割込み1のルーチンがこの点に達すると、これはRDLプロトコルの 中間にある。
ローカルモデムは、遠隔モデムをRRDLに配置しようとする。
ローカルモデムがスクランブルされたドツトパターンを検出すると、フラグがセ ットされる。次いで、割込みルーチンは、ローカルモデムが遠隔デジタルループ に応答するかどうかを決定する。RRDLが作動可能にされた場合には、ローカ ルモデムが遠隔モデムからの一90°の位相ずれを待機する。次いで、割込み1 は、モデムが同期モードであるか非同期モードであるかを質問する。もし非同期 モードであれば、制御は、割込み1から主ルーチンへ復帰する。モデムが同期モ ードであれば、受信位相固定ループであるタイマ1(Tl)、割込み5、が更新 される。ここで、受信PLLは、必要に応じて速度を上げるか1 期モードであるか非同期モードであるが゛に拘りなく高速において常に作動可能 とされる。モデムが非同期モードにある場合には、割込み5は、1200 Hz の受信ボークロックとなる。モデムが同期モードにある場合には、割込み5は、 2400 Hzの受信位相固定ループタイマとなり、これは、速度を上げること もできるし下げることもできる。さて、第10図fを参照し、非同期モードにつ いて説明する。先ず、割込み5は、モデムが自己テストパターンを送信している かどうかを決定する。もしそうならば、自己テストパターンによって行なわれる ものの1つにより、ユーザは、ローカルシステム、電話線及び遠隔システムを介 してエラーが生じたかどうかをチェックすることができる。自己テストパターン は、ASCII Oから始まる逐次のパターンであり、ASCIIテーブルを通 してAC8I IWまで順次に続くものである。次のキャラクタは、手前のキャ ラクタよりも常に1つのAC8IIキャラクタだけ高くなければならないが、当 然、自己テストパターンがASCII WがらASCII Oに戻る時はこの限 りでない。自己テストによってこのパターンがテストされる。自己テストパター ンにエラーが生じた場合には、ルーチンによってパターンが再びスタートされ、 従って、ユーザは、エラーが生じた表示を探索することによって直ちにこれが分 かる。
次いで、割込み5ルーチンは、遠隔送信器が削除した欠落ストップビットを再挿 入しなければならないかどうかを決定する。ローカルモデムは、欠落ストップビ ットを再挿入する。更に、割込み5ルーチンは、受信バッファからの受信データ をR72 S232へ出力する。
モデムが同期モードにある場合には、割込み5が受信タイミングをトグルする。
これは、2で分割する動作である。次いで、割込み5のルーチンは、モデムがス レーブタイミングを選んだかどうか質問する。ステーブタイミングでない場合に は、割込み5は、受信バッファからの受信データを出力するブロックヘジャンプ する。その後、制御は主ルーチンへ復帰する。スレーブタイミングがある場合に は、割込み5が送信タイミングをトグルする。モデムがRRDLプロトコルにあ る場合には、割込み5によって、スクランブルされたドツトパターンが送信され る。モデムがデジタルループにある場合には、割込み5によって、受信データが 再送信される。次いで、割込み5は、送信データをスクランブルしてこれをジビ ソトとして7720へ送るサブルーチンを呼び出す。更に、割込み5は、受信デ ータを処理できる点に達し、受信バッファからの受信データをR8232へ出力 し、制御を主ルーチンへ復帰させる。
結論 幾つかの実施例について本発明を図示して説明したが、これらは、本発明を単に 解説するものに過ぎず、本発明の範囲をこれに限定するものではないことが理解 されよう。当業者であれば、本発明に対して種々の変更や追加をなすことができ るであろうと予想されるが、このような変更や追加は、本発明の請求の範囲内に 包含されるものとする。
ZGG FIG、l;!d 特表昭GO−502181(26) FJ’G、夕d 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、差の位相シフトキーインクによって比較的高いビット速度でデータを送信及 び受信すると共に、周波数シフトキーイングによって比較的低いビット速度でデ ータを送信及び受信するモデムにおいて、正弦波形に対応するサンプルを記憶す ると共に、モデムが作動するモードによって決定された間隔でサンプルを選択し て、送信のためのデータによって変調される信号を合成するような信号プロセッ サを備えたことを特徴とするモデム。 2、正弦波形に対応する上記サンプ゛ルは、ミューの法則で圧縮された正弦波形 に対応するサンプルである請求の範囲第1項に記載のモデム。 3、デジタル/アナログコンバータと、このデジタル/アナログコンバータを上 記信号プロセッサに接続する手段とを更に備えた請求の範囲第1項に記載のモデ ム。 4、上記デジタル/アナログコンバータは、パルスコード変調/アナログコンバ ータである請求の範囲第3項に記載のモデム。 5、上記パルスコード変調/アナログコンバータは、コーグ・デコーダである請 求の範囲第4項に記載のモデム。 6、第2のコーグ・デコーダと、2つのコーグ・デコーダへの入力信号を時分割 マルチプレクシングする制御信号の源とを更に備えた請求の範囲第5項に記載の モデム。 7、上記信号プロセッサは、更に、モデムが作動するモードによって決定された 周波数で受信信号を自動相関して受信信4 号からデータを復帰する手段を備えた請求の範囲第1項に記載のモデム。 8、送信のためのデータで変調された信号及び受信した信号は、周波数分割マル チプレクスされ、モデムが作動するモードによって決定された間隔でサンプルを 選択して信号を合成す 。 る上記手段と、受信信号を相関してここからデータを復帰する上記手段は、これ らを実質的に同時に行なう手段より成る請求の範囲第7項に記載のモデム。 9、上記信号プロセッサは、更に、ダイヤルされた数字に対応するトーン対を発 生するような間隔でサンプルを選択する手段を備えた請求の範囲第1項に記載の モデム。 10、ダイヤルされた数字に対応するトーン対を発生するような間隔で選択を行 なう上記手段は、成る時間ベースを実質的に等しい第1及び第2の交互の間隔に 分割すると共に、この交互の第1間隔中にトーン対の一方のトーンのサンプルを 形成するような間隔で選択を行ない且つ交互の第2の間隔中にトーン対の他方の トーンのサンプルを形成するような間隔で選択を行なう手段より成る請求の範囲 第9項に記載のモデム。 11、上記トーン対は、DTMF対である請求の範囲第10項に記載のモデム。 12、正弦波形に対応するサンプルは、ミューの法則で圧縮された正弦波形に対 応するサンプルである請求の範囲第11項に記載のモデム。 13、送信のためのデータで変調される信号は、一般的に第1の振幅で与えられ 、トーン対のトーンは、一般的に第2の75 振幅で与えられ、上記信号プロセッサは、記憶されたサンプルに対し第1及び第 2の振幅の一方についでの一連の累乗近似を記憶すると共に、この一連の累乗近 似及び記憶されたサンプルの値から第1及び第2の振幅の一方を計算して、モデ ムが作動するモードに基づいて同じ組のサンプル・から第1及び第2の振幅の信 号を選択的に発生する手段を備えている請求の範囲第12項に記載のモデム。 14、上記信号プロセッサは、1つ以上の構成入力端子を備えていると共に、信 号プロセッサを構成する手段を備え、この構成手段は、1つ以上の構成゛出力端 子と、各構成出力端子を各構成入力端子に接続する手段とを備えている請求の範 囲第1項に記載のモデム。 15、上記構成手段は、少外くとも1つの入力を備え、上記構成手段は、この入 力に応答して信号プロセッサを構成する請求の範囲第14項に記載のモデム。 16、上記構成手段は、マイクロコンピュータより成る請求の範囲第15項に記 載のモデム。 17、上記信号プロセッサは、1つ以上の構成入力端子を備えていると共に、信 号プロセッサを構成する手段を備え、この構成手段は、1つ以上の構成出力端子 と、各構成出力端子を各構成入力端子に接続する手段とを備えている請求の範囲 第7項に記載のモデム。 18、上記構成手段は、少なくとも1つの入力を備え、上記構成手段は、この入 力に応答して信号プロセッサを構成する請求の範囲第17項に記載のモデム。 76 特表昭GO−502181(2)19、上記構成手段は、マイクロコンピ ュータより成る請求の範囲第18項に記載のモデム。 20、送信のための信号をフィルタする手段を更に備えた請求の範囲第1項に記 載のモデム。 21、受信信号をフィルタする手段を更μこ備えた請求の範囲第7項に記載のモ デム。 、22.差の位相シフトキーイングによって比較的高いビット速度でデータを送 信及び受信すると共に、周波数シフトキーイングによって比較的低いピッ1へ速 度でデータを送信及び受信するモデムにおいて、ミューの法則で圧縮された正弦 波形に対応するサンプルを記憶しそしてモデムが作動するモードによって決定さ れた間隔でサンプ”ルを選択して、送信のためのデータによって変調される信号 を合成するような手段を備えたことを特徴とするモデム。 23、サンプルを選択して、送信のためのデータで変調される信号を合成する上 記の手段は、ダイヤルされた数字に対応するトーン対を形成するような間隔てサ ンプルを選択する手段を含む請求の範囲第22項に記載のモデム。 24、ダイヤルされた数字に対応するトーン対を発生するような間隔で選択を行 なう上記手段は、成る時間ベースを実質的に等しい第1及び第2の交互の間隔に 分割すると共に、この交互の第1間隔中にトーン対の一方のトーンのサンプルを 形成するような間隔で選択を行ない且つ交互の第2の間隔中にトーン対の他方の トーンのサンプルを形成するような間隔で選択を行なう手段より成る請求の範囲 第23項に記載のモデム。  7 25、上記トーン対は、DTMF対である請求の範囲第24項に記載のモデム。 26、送信のためのデータで変調される信号は、一般的に第1の振幅で与えられ 、トーン対のトーンは、一般的に第2の振幅で与えられ、上記信号プロセッサは 、記憶されたサンプルに対し第1及び第2の振幅の一方についての一連の累乗近 似を記憶すると共に、この一連の累乗近似及び記憶されたサンプルの値から第1 及び第2の振幅の一方を計算して、モデムが作動するモードに基づいて同じ組の サンプルから第1及び第2の振幅の信号を選択的に発生するような手゛段を備え ている請求の範囲第25項に記載のモデム。 27、差の位相シフトキーイングによって比較的高いビット速度でデータを送信 及び受信すると共に、周波数シフトキーイングによって比較的低いビット速度で データを送信及び受信するモデムにおいて、正弦波形に対応するサンプルを記憶 すると共に、モデムが作動するモードによって決定された間隔でサンプルを選択 して、送信のためのデータによって変調される信号を合成するような信号プロセ ッサと、パルスコード変調/アナログコンバータと、このパルスコード変調/ア ナログコンバータを上記のサンプル選択手段に接続する手段とを備えたことを特 徴とするモデム。 28、上記パルスコード変調/アナログコンバータは、コーグ・デコーダである 請求の範囲第27項に記載のモデム。 29、第2のコーグ・デコーダと、2つのコータ・デコーダへの入力信号を時分 割マルチプレクシンクする制御信号の源 8 とを更に備えた請求の範囲第28項に記載のモデム。 30、差の位相シフトキーイングによって比較的高いビット速度でデータを送信 及び受信すると共に、周波数シフトキーイングによって比較的低いビット速度で データを送信及び受信するモデムにおいて、正弦波形に対応するサンプルを記憶 し、モデムが作動するモードにより決定された間隔でサンプルを選択して、送信 のためのデータによって変調される信号を合成し、モデムが作動するモートによ って決定された周波数で受信信号を自動相関して受信信号からデータを復帰する ような手段を備えたことを特徴とするモデム。 31、サンプルを選択して、送信のためのデータで変調される信号を合成する上 記の手段は、ダイヤルされた数字に対応するトーン対を形成するような間隔でサ ンプルを選択する手段を含む請求の範囲第30項に記載のモデム。 32、ダイヤルされた数字に対応するトーン対を発生するような間隔で選択を行 なう上記手段は、成る時間ベースを実質的に等しい第1及び第2の交互の間隔に 分割すると共に、この交互の第1間隔中にトーン対の一方のトーンのサンプルを 形成するような間隔で選択を行ない且つ交互の第2の間隔中にトーン対の他方の トーンのサンプルを形成するような間隔で選択を行なう手段より成る請求の範囲 第31項に記載のモデム。 33、上記トーン対は、DTMF対である請求の範囲第32項に記載のモデム。 34、正弦波形に対応するサンプルは、ミューの法則で圧縮された正弦波形に対 応するサンプルである請求の範囲第3379 項に記載のモデム。 35、送信のためのデータで変調される信号は、−Ill的に第1の振幅で与え られ、トーン対のトーンは、一般的に第2の振幅で与えられ、」1記信号プロセ ッサは、記憶されたサンプルに対し第1及び第2の振幅の一方についての一連の 累乗近似を記憶すると共に、この一連の累乗近似及び記憶されたサンプルの値か ら第1及び第2の振幅の一方を計算して、モデムが作動するモードに基づいて同 じ組のサンプルから第1及び第2の振幅の信号を選択的に発生するような手段を 備えている請求の範囲第34項に記載のモデム。 36、サンプルを記憶し、モデムが作動するモードによって決定された間隔でサ ンプルを選択しそして受信信号を自動相関する上記の手段は、1つ以上の構成入 力端子を備えていると共に、サンプルを記憶し、サンプルを選択しそして受信信 号を自動相関する上記手段を構成するような手段も備え、この構成手段は、1つ 以上の構成出力端子と、各構成出力端子を各構成入力端子に接続する手段とを備 えている請求の範囲第30項に記載のモデム。 37、上記構成手段は、少なくとも1つの入力を有し、上記構成手段は、この入 力に応答して、サンプルを記憶しサンプルを選択し受信信号を自動相関する上記 手段を構成する請求の範囲第36項に記載のモデム。 38、上記構成手段は、マイクロコンピュータを含む請求の範囲第37項に記載 のモデム。 39、送信のための信号をフィルタする手段を更に備えた請求の範囲第30項に 記載のモデム。 40、受信信号をフィルタする手段を更に<Hえた請求の範囲第30項に記載の モデム。 41、デジタル/アナログコンバータを備えていると共に、サンプルを記憶しサ ンプルを選択し受信信号を自動相関する上記手段にこのデジタル/アナログコン バータを接続する手段を備えた請求の範囲第30項に記載のモデム。 42、上記デジタル/アナログコンバータは、パルスコード変調/アナログコン バータである請求の範囲第41項に記載のモデム。 43、上記デジタル/アナログコンバータは、コーグ・テコーダである請求の範 囲第42項に記載のモデム。 44、第2のコーグ・エンコーダと、2つのコーグ・エンコーダへの入力信号を 時分割マルチプレクシングする制御信号の源とを更に備えた請求の範囲第43項 に記載のモデム。 45、ダイヤルアクセス式の電話線を経てデータを送信及び受信する2段速度、 全二重のモデムにおいて、ミューの法則で圧縮された正弦波形に対応するサンプ ルを、記憶すると共に、モデムが作動するモードによって決定された間隔でサン プルを選択して、送信のためのデータによって変調される信号を合成するような 手段を備えたことを特徴とするモデム。 46、ダイヤルアクセス式の電話線を経てデータを送信及び受信する2段速度、 全二重のモデムにおいて、正弦波形に対応するサンプルを記憶すると共に、モデ ムが作動するモー1くによって決定された間隔でサンプルを選択して、送信のた めのデータによって変調される信号を合成するような手段と、パルスコード変調 /アナログコンバータと、サンプルを選択する上記手段にこのパルスコード変調 /アナログコンバータを接続する手段とを備えたことを特徴とするモデム。 47、ダイヤルアクセス式の電話線を経てデータを送信及び受信する2段速度、 全二重のモデムにおいて、正弦波形に対応するサンプルを記憶し、モデムが作動 するモードによって決定された間隔でサンプルを選択して、送信のためのデータ によって変調される信号を合成し、更に、モデムが作動するモードによって決定 された周波数で受信信萼を自動相関して受信信号からデータを復帰させるような 手段を備えたことを特徴とするモデム。 48、ダイヤルアクセス式の電話線を経てデータを送信及び受信する2段速度、 全二重のモデムにおいて、正弦波形に対応するサンプルを記憶すると共に、モデ ムが作動するモー1〜によって決定された間隔でサンプルを選択して、送信のた めのデータによって変調される信号を合成するような信号プロセッサを備えたこ とを特徴とするモデム。 49、第1データターミナル装置と、第1の発信モデムと、一対の導線と、第2 の応答モデムと、第2のデータターミナル装置と、第1のデータターミナル装置 を第1モデムに接続する手段と、第1モデムを導線対に接続する手段と、第2モ デムを導線対に接続する手段と、第2モデムを第2のデータターミナル装置に接 続する手段とを備え、各々のモデムは、周波数シフトキーイングによって第1キ ャリア周波数又はその付近でデー2 夕を送信すると同時に、周波数シフトキーイングによって第2キャリア周波数又 はその付近でデータを受信するような手段を含み、第1モデムにおいては第1の 周波数の方が第2の周波数よりも低く、第2モデムにおいては第2周波数の方が 第1周波数よりも低く、第1モデムの周波数シフトキーインクのための第1周波 数は、第2モデムの周波数シフトキーイングのための第2周波数であり、第2モ デムの周波数シフトキーインクのための第1周波数は、第1モデムの周波数シフ トキーインクのための第2周波数であり、各々のモデムは、更に、直角位相差の 位相シフトキーイングによって第3のキャリア周波数又はその付近でデータを送 信すると同時に、直角位相差の位相シフトキーイングによって第4のキャリア周 波数又はその付近でデータを受信するような手段を備え、第1モデムにおいては 第3の周波数の方か第4の周波数よりも低く、第2モデムにおいては第4の周波 数の方が第3の周波数よりも低く、第1モデムの直角位相差の位相シフトキーイ ンクのための第3周波数は、第2モデムの直角位相差の位相シフhキーイングの ための第4周波数であり、第2モデムの直角位相差の位相シフトキーインクのた めの第3周波数は、第1モデムの直角位相差の位相シフトキーインクのための第 4周波数であり、更に、各モデムは、送信のための出力信号をデジタル形態から アナログ形態に変換すると共に受信のための入力信号をアナログ形態からデジタ ル形態に変換する手段を備えているような2段速度、全二重のモデムシステムに おいて、上記第1及び第2のモデムの一方は、第」のデジタル信号流を発生する ように出力データを処理する信号プ83 0セツサと、上記第1のデジタル信号流を第1又は第3周波数或いはその付近の 信号に変換するようにこの信号プロセッサをデジタル/アナログコンバータに接 続する手段とを備え、上記信号プロセッサは、入ってくる第2のデジタル信号流 を処理すると同時にこの第2のデジタル信号流を受信データに変換することがで き、更に、第2又は第4周波数或いはその付近の信号を第2のデジタル信号流に 変換するように上記信号プロセッサをアナログ/デジタルコンバータに接続する 手段と、第1、第又は、第3及び第4周波数或いはその付近の信号かのいずれか を処理するように上記信号プロセッサを構成するマイクロコンピュータとを備え たことを特徴とするモデムシステム。 50、上記マイクロコンピュータは、情報か送られた時に所定のスクランブラ/ デスクランブラアルゴリズムに基づいて第1及び第2のデータターミナル装置の 一方によって送られた情報をスクランブルすると共に上記アルゴリズムに基づい て第1及び第2のデータターミナル装置の他方から受けた情報をデスクランブル するようなスクランブラ/デスクランブラを備えている請求の範囲第49項に記 載のシステム。 51、上記周波数シフトキーイングは、コヒレントである請求の範囲第49項に 記載のシステム。 52、上記信号プロセッサは、第2及び第4周波数もしくはその付近の信号を自 動相関して第2のデジタル信号流を復帰する手段を備えた請求の範囲第49項に 記載のシステム。 84 特表昭GO−502181(4)53、上記信号プロセッサは、更に、種 々のサンプリング点において第1及び第3周波数もしくはその付近の信号の値に 対応するサンプル値を記憶すると共に、この記憶されたサンプル値から第1及び 第3周波数もしくはその付近の信号を合成する手段を備えた請求の範囲第49項 に記載のシステム。 54、第1及び第2のモデムの上記一方のデジタル/アナログコンバータは、パ ルスコード変調/アナログコンバータを含む請求の範囲第49項に記載のシステ ム。 55、第1及び第2モデムの上記一方のアナログ/デジタルコンバータは、アナ ログ/パルスコード変調コンバータを含む請求の範囲第54項に記載のシステム 。 56、上記パルスコート変調/アナログコンバータ及びアナログ/パルスコード 変調コンバータは、コーグ・デコーダを含む請求の範囲第55項に記載のシステ ム。 57、上記パルスコード変調/アナログコンバータ及びアナログ/パルスコード 変調コンバータは、第2のコーグ・デコーダと、2つのコーグ・デコーダへの入 力信号を時分割マルチプレクシングする制御信号の源とを備えた請求の範囲第5 6項に記載のシステム。 58、第1データターミナル装置と、第1の発信モデムと、ダイヤルアクセス式 の電話線と、第2の応答モデムと、第2のデータターミナル装置と、第1のデー タターミナル装置を第1モデムに接続する手段と、第1モデムをダイヤルアクセ ス式の電話線に接続する手段と、第2モデムをダイヤルアクセス式の電話線に接 続する手段と、第2モデムを第2のデータターミナ 5 ル装置に接続する手段とを備え、各々のモデムは、周波数シフトキーイングによ って第1キャリア周波数又はその′付近でデータを送信すると同時に、周波数シ フトキーイングによって第2キャリア周波数又はその付近でデータを受信するよ うな手段を含み、第1モデムにおいては第1の周波数の方が第2の周波数よりも 低く、第2モデムにおいては第2周波数の方が第1周波数よりも低く、第1モデ ムの周波数シフトキーイングのための第1周波数は、第2モデムの周波数シフト キーインクのための第2周波数であり、第2モデムの周波数シフトキーイングの ための第1周波数は、第1モデムの周波数シフトキーイングのための第2周波数 であり、各々のモデムは、更に、直角位相差の位相シフトキーイングによって第 3のキャリア周波数又はその付近でデータを送信すると同時に、直角位相差の位 相シフトキーイングによって第4のキャリア周波数又はその付近でデータを受信 するような手段を備え、第1モデムにおいては第3の周波数の方が第4の周波数 よりも低く、第2モデムにおいては第4の周波数の方が第3の周波数よりも低く 、第1モデムの直角位相差の位相シフトキーイングのための第3周波数は、第2 モデムの直角位相差の位相シフトキーイングのための第4周波数であり、第2モ デムの直角位相差の位相シフトキーイングのための第3周波数は、第1モデムの 直角位相差の位相シフトキーイングのための第4周波数であり、更に、各モデム は、送信のための出力信号をデジタル形態からアナログ形態に変換すると共に受 信のための入力信号をアナログ形態からデジタル形態に変換する手段を備え、上 記第1及び第2のモデムの一方は、第 6 1のデジタル信号流を発生するように出力データを処理する信号プロセッサと、 上記第1のデジタル信号流を第1又は第3周波数或いはその付近の信号に変換す るようにこの信号プロセッサをデジタル/アナログコンバータに接続する手段と を備え、上記信号プロセッサは、入ってくる第2のデジタル信号流を処理すると 同時にこの第2のデジタル信号流を受信データに変換することができ、更に、第 2又は第4周波数或いはその付近の信号を第2のデジタル信号流に変換するよう に上記信号プロセッサをアナログ/デジタルコンバータに接続する手段と、第1 、第2、第3及び第4周波数或いはその付近の信号に関する指示を受けると共に 、第1及び第2周波数或いはその付近の信号か、又は、第3及び第4周波数或い はその付近の信号かのいずれかを処理するように上記信号プロセッサを構成する マイクロコンピュータとを備えたことを特徴とする2段速度、全二重のモデムシ ステム。 59、上記マイクロコンピュータは、情報が送られた時に所定のスクランブラ/ デスクランブラアルゴリズムに基づいて第1及び第2のデータター11ナル装置 の一方によって送られた情報をスクランブルすると共に上記アルゴリズムに基づ いて第1及び第2のデータターミナル装置の他方から受けた情報をデスクランブ ルするようなスクランブラ/デスクランブラを備えている請求の範囲第58項に 記載のシステム。 60、上記周波数シフトキーイングは、コヒレントである請求の範囲第58項に 記載のシステム。 61、上記信号プロセッサは、第2及び第4周波数又はそ87 の付近の信号を自動相関して第2のデジタル信号φを復帰する手段を備えた請求 の範囲第58項に記載のシステム。 62、上記信号プロセッサは、更に、種々のサンプリング点において第1及び第 3周波数又はその付近の信号の値に対応するサンプル値を記憶すると共に、この 記憶されたサンプル値から第1及び第3周波数又はその付近の信号を合成するよ うな手段を備えた請求の範囲第58項に記載のシステム。
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