JPS60501903A - 選択的ニトリル還元方法 - Google Patents
選択的ニトリル還元方法Info
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- JPS60501903A JPS60501903A JP50294184A JP50294184A JPS60501903A JP S60501903 A JPS60501903 A JP S60501903A JP 50294184 A JP50294184 A JP 50294184A JP 50294184 A JP50294184 A JP 50294184A JP S60501903 A JPS60501903 A JP S60501903A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
選択的二) IJル還元方法
発明の背景
発明の分野
本発明は方法および組成物に向けられたものである。
さらに詳細に述べれは、本発明は複雑な分子中のニトリル官能基の選択的還元お
よびそれに続くこれらの複雑な分子の例えば酵素または蛍光団のような標識との
交差カンプリング剤による相互作用に関する。
従来の技術の税関
水素化ホウ素ナトリウムの還元剤としての使用は多(の文献に記載されている。
一般に、そわばある特定の条件の下にケトン、アルデヒド、ジスルフィドおよび
その他の官能基乞還元する非特異性の試薬である。
この非特異性試薬は二) IJル官能基乞還元できるとは認められていない。触
媒の存在しない場合には、その還元能力は通常カルビニル、アミノ、およびヒド
ロペルオキシド基に限定される一アール・ンー・ウエード、Catalysis
、18:273(1983))。この文献はまた、水素化ホウ素ナトリウムがバ
ルビッル酸誘導還元の生成物は一般に次の4集団に分類することができる。
a、ジヒドロパルピッレート(4と6の位置にあるカルビニル基はいずれか第2
級水酸基に還元されている。)
b、テトラヒドロパルピッレート(4と6の位置にあるカルボニル基は両方共第
2級水酸基に還元されている。)
C,パルビンレート環の還元的開裂によって生成した第1級アルコール、および
d、第1級アルコールと同時に生成した尿素。
バルビッル酸誘導体の水素化ホウ素す訃すウム還元はSeptember 19
32)にさらに詳しく言e載さJ′lている。
水素化ホウ紫ナトリウムとコバルト、ニッケル、銅およびロジウムのハロゲン化
物と力絹合せか、例えはニトリル、アミドおよびオレフィンのように水素化ホウ
素す) IJウム単独に対しては不活性な官能基乞還元するために使用されたー
サトー・ティら、ケミカル・アンドQファーマシューテイカル・ビニル ン、質
券、817頁、1971年(5atoh 、 T、 et al ;chem、
Pharm、 Bull、■: 817 (1971、) )。
ニトリルの選択的還元のための試薬として水素化ホウ素ナトリウムと組合せて切
イヒコバルトの使用も既にハインズマンとが−ネム、ジャーナル・オプ・アメリ
て開示された。この論文の著者らは、彼らの実験はホウ化コバ゛ルト(これは水
素化ホウ素ナトリウムと塩化コバルトの相互作用によって生成する)が、ある官
能基を配位することにより、水素化ホウ素ナトリウムによる不均一系還元に触媒
となり得るという説ン支持てる傾向を示したと示唆している。このようにして還
元された特定のニトリル化合物に含まれるものはベンゾニトリル、ベンジルニト
リルおよび5−シアノ−3−メチル−2,4−ペンタジェン酸メチルエステルで
あった。
この論文の著者らは、水素化ホウ紫ナトリウムに敏感な複雑な分子上のニトリル
官能基の選択的還元において塩化コバルトによってもたらされる特異性を評価し
そこなっている。
そのような選択性は、医薬としての特性を有する複雑な分子中でそのようなニト
リル基の還元7試みる場合には特に決定的に必要である。こわらの化合後の僅か
な改変でさえ通常それらの医薬特性を変えるものであり、それによって慣片、の
分析法または非常に特殊な免疫化学的検定のいずれによってもそれらの化合物を
後に正確に同1定することを妨げるであろう。医薬分子上にニトリル基が存在す
ることは、それがその分子に本来のものであAうと合成的導入によ、るものであ
ろうとも、相当てるアミンの生成に好都合な部位ン提供し、そのアミノ基は一般
に蛍光団または酵素のような適当な標識にその薬剤ビ交差カッシリングするため
に好ましい官能基である。−ルその薬剤にこのようにして標識をつけると、受動
者(patient )の試料中の上=1と同一の薬剤の免疫化学区分析のため
に他の試薬と組合せてそれ7使用することかでざる。
刊在まで、酵素または蛍光団によって薬剤に標識をつけるために種々な方法が既
に開示された。一般に、これちの方法は手のこんだ合成操作(protocol
) ’4必要とし、そしである場合には、そのような交差カップリングを実鯵
するに必要な条件はまたその薬剤の改変乞も惹き起し得るので不適当なこともあ
る。上述のように、薬剤の僅かの改変でさえもその化学的および/または立体構
造的特性を必らず変えてしまい、従ってその試薬を後の分析の操作に使用するた
めに不適当にする。
発明の目的
本発明の目的は従来の技術−における上記の並びVCl連する欠点を除去するこ
とである。
さらに詳細に述べれは、薬剤の分析用試薬の合成に使用することのできるアミン
官能性化合物の合成に適する方法を提供することが主要な目的である。
本発明のさらに他の1つの目的は、免疫検定に使用するに適する酵素標識乞つけ
た薬剤複合体の合成のための方法乞提供することである。
本発明のさらに他の1つの目的は、免疫検定に使用するに適する蛍光団標識をつ
げた薬剤複合体の合成のための方法乞提供することである。
発明の要約
上記のような目的は、薬剤を免疫検定用の免疫化学試薬の合成に使用できるよう
に選択的還元/改変のための改良方法を提供することによって達成される。この
方法は一般にそのような薬剤上のニトリル官能基を塩化コバルトから成る試薬と
化学量的゛に過剰のアルカリ金属のホウ素水素化物による相当するアミンへの選
択的還元を含む。その薬剤をそれからさらにこのアミン官能基によって2官能性
の交差カップリング試薬と反面させることができる。交差カップリング試薬の残
りの官能部位は適当な標識、例えば蛍光団または酵素、とさらに反応させるため
に利用できる。
好ましい態様7含む本発明の説明
本発明の方法は医薬力ような複雑な分子中のニトリル基の選択的還元を、他の方
法のようにその薬剤の化学的および/−1:たは立体構造的特性の変更2牛する
ことなく達成すること乞含む。還元の条件は非常に混和なもので、ニトリル基は
相当するアミンに還元されるのみである。この薬剤上のアミン官能基は後にその
活性な薬剤への適当な標識7カツプリングする部位になって、免疫検定に使用し
得る試薬(以下「複合体」と呼ぶ)の合成のために役立つ。
本発明の基本的方法は後にキニジンについて詳しく駁明するか、またその他の多
くの医薬として活性な化合物のいずれに対しても、その薬剤が医薬としての特性
および免疫化学的特性′fj!:変更することなしにニトリルまたはアミンの官
能基(罪1級または第2級)をいすねでも導入でるものであるならけ、応用する
ことができる。例えは、キニジンのり合体は一1ニーニトリル官能基乞導入し、
次にそれに相当するアミンに選択的に還元することによって製造することができ
るが、例えはプリミドン、フエノパルビタール、エトヌクシミドおよびカルバマ
ゼピンのような化合物は継にN−H官郁基乞有するので師・単にシアノエチル化
1−ろことかできる。
シアンエチル化に助けとなる部分を含む医薬化合物は本発明の方法の応用に含ま
れる。この存類に含ま才するものはパルビソレー)(N−H基乞有する)、ステ
ロイド、例えばフルチゾールおよびエストリオール(OH基乞有する)、および
プリンに基づ(薬剤、例えはテオフィリンおよびテオプロミン(N−H音1分に
よる)などである。
本発明の方法を連用されるその他の種類め薬剤に含まわるものは三環式の抗うつ
薬(fl’えはプロ) IJ $ IJンとクロミゾラミン)、アヘン製剤(モ
ルヒネ)、抗けいれん+ (例えばメタパルピタール、フェニトインおよびメチ
ルフエニデート)、およびベーター遮断薬(プロプラノロール、ナドロール、オ
クスプレノロール、スクロールおよびチモロールが代表的である)などである。
若干の薬剤は誘導体化の前にある基乞保護しなければならない。その後で保護ン
除(ことができる。複数の反応基が存在する薬剤においては、単一の誘導体を得
るためには予め化学的修正が必要である。
例えは、プロプラノロールのようなり一アミノアルコールのような場合には公知
の方法によるアセチル化(例えは無水酢酸/無水の酢酸ナトリウム)才、ζよび
アルカリ仕上げはN−H基ビ「保護する」がO−H基ンその反応形のままに残す
。シアンエチル化の後、そのアミドを酸性の条件で加水分解してN−H基?回復
することかできる。そのような「保護」と「保護の除去」の方法は確立され且つ
功在の技術ヲ構成している。例えば「有機合成における保護基」、チオ・ダブリ
ュー・グリーン著、ライレイ・アンド・サンズ発行にューヨーク市、1981年
) (Protective Group inOrganic 5ynthe
sis 、 Theo W、Greene 、 Wiley &5onS(NY
C1981))Y参照さねたい。
一度医薬として活性な化合物を相当するアミンに還元させてから、適当な2官能
性試薬と反応させると、生成した中間体乞その後で適当な標識に容易に交差カッ
プリングさせることができる。この反応性中シ4化合物に交差カップリングさせ
るに適した標識は蛍光団または酵素のいずねかでおることが好テしい。そのよう
な反応性中間体と交差カンプリングさせるに適する蛍光団に含まれるものは、こ
れらに限定されるものではないが、パイメイン(bimane ) 、4−メチ
ルウンベリフェリル誘導体、フルオレセインおよびその誘導体、特ニジクロロト
リアジニルアミノフルオレセイン(DTAF ) 、ローダミンとその誘導体、
ダンシルクロリドとその誘導体、希土類キレート、2−メトキシ−2,4−ジフ
ェニル−5(2H)−フラノン(MDPF )、およびアクリジンとその誘導体
などで・おる。上記のような反応中間体に交差カッシリングさせるに適した酵素
標識に含まれる゛ものは、これらに限定されるものではないか、ホー2ラデイン
シユペルオキシダーゼ、ダルコースオキシダーゼおよびベーターがラクトシダー
ゼなとである。本発明の新規方法を例示する目的で、2つの反応図式をキニジン
免疫原および碍ニシン複合体の訓製法を説明するために提示した。
反応図式IFよび■は免疫検定、例えは酵素免疫検定、に適当な試薬の合成を會
む。これらの反応図式に例示されている薬剤はキニジンである。キニジンは一般
に不整脈の心拍の調整のために処方される薬剤であり、従ってその唐者の血液中
のさルは決定劇に1壺であるから、そグン投与の聞注首深(監視されなけセばな
らない。
反応図式I(次の方程式に例示されている)は免疫原の合成“を説°明する。こ
の免疫原はキニジンおよびキニジンの複合体の免疫化学的認識に特異性ある抗体
の産生に使用される薬剤である。免疫原の合成はまず確立された実し・学的手順
に従う脱メチル化を含む(例え(1979))を参照されたい。この文献はここ
に全体として引用されている)。一度キニシンを脱メチル化すると、それを次に
メチル5−プロ士バレレートによってアルキル化することかできる。アルキル化
生成物をその後鹸化さ・せてから、次に牛の血清アルブミンと反応させる。その
結果得られた生成物は宿主動物にそわを単に注射し、次に適当なタンパク質フラ
グメント(抗体)を分離することによってキニジンに対する抗体を産生ずるため
に使用することかできる。キニジン単独ではその比較的低い分子量のために宿主
中で抗体刺激を与えること力\できない。従って前記の操作が必要になる。
図 式 ■
1、 キニジンの脱メチル化
2、脱メチル化キニジンσ1メチル5−ブロモバレレートによるアルキル化
ろ、 エステル誘導体の鹸化
4 混合無水物処理による牛の血清アルブミンへのカップリング
反応図式■(次の方程式によって例示されている)において、酵素標式がまず確
立された手順に従ってアルカリ性ホスファターゼのチオール化によって製造され
る(カールソンら、ジャーナル・オデ・パイオヶミヌトリー、273巻、726
頁、1978年(Carlsson et al、J、 Biochem 、2
7ろ、723(1978))を参照されたい。この文献はここに全体として引用
されている)。反応図式■の4・2工程はキニジンに酵素の標識をつけた複合体
の製造を含む。
こ、l′lはキニジンをチオール化したアルカリ性ホスファターゼに交差カップ
リングすることのできる2官能性試薬の使用によって達成される。キニジンは前
記免疫原の製造において述べたと同じ仕方で脱メチル化される。キニジンの脱メ
チル化に続いて、ブロモブチロニトリルによるアルキル化を行ない、イアれによ
ってキニジンにニトリル基を導入する。ニトリル官能性キニジンをその後アルコ
ール媒体中で、塩化コバルトと化学量論上過剰の水素化ホウ素ナトリウムまたは
その仙のアルカリ金属のホウ素水素化物を含む試薬によって還元する。その反応
条件は給めて温和なもの(周囲の実験室条件)であり、従って還元はニトリルの
アミンへの転化に限定される。その間化合物1の残部は作用を受けない。ニトリ
ルのアミンへの還元に使用される手II[は概してティ・サトーら(T、 5a
toh et al、 )の文献(シ些、堕tt、455(1969))に2藍
の手領に従っている(この文献はここに全体として引戸されている)。ニトリル
官能性キニジンの相当するアミンへの還元に続いて、それをさらに2官郁性交差
カンプリング済]と反応させる。共存し得る異官能性試薬並びにソノ他のカンプ
リング試薬、例えはカルボジイミド、グルクルアルデヒド、ジメチルスペリン酸
イミドおよびジメチルアジピン酸イミドなとはいずれも使用できる。メタ−マレ
イミドベンゾイル−N−ヒドロキシサクシニミドエステル(またMBSとしても
知られる)は本発明の好ましい態様において使用され、文献に記載された手順に
従ってキニジンにカップ・リングされるたい。この文献はここに全・体として引
用されている)。
このMBSはキニジンのアミン官能基と反応する。その結果の生成物はさちにチ
オール化酵素とMBS上の他の官能基を通して反応する。上記の仕方でキニジン
のアルカリ性ホスファターゼへの交差カンプリングを行なうと酵素標識の複合体
を生成し、こいものはキニジンの免疫化学的検定における試薬として適当である
。
図 式 ■
1、 酵素のチオール化
2、 キニジン−アミン誘導体の合成
a、キニジンの脱メチル化
図式Iの1と同じ
す、脱メチル化キニジンの4−プロモブチロニ) IJルによるアルキル化
C,ニトリル誘導体の還元
6. キニジン−アミン誘導体のMBSによるカンプリング
4、 チオール化酵素へハプテンのカップリング一般に、免疫検定法には、前述
のようにして調製された抗原に対して産生された抗体と、前記の複合体および受
動者のサンプル中に含まわるキニジンとの競合的結合が含まれるであろう。電相
免疫検定法においては、複合体および受動者のサンプル中のギニジンニ対して特
異性である抗体が固体の担体上または内部に固定化される。適当な保温時間中に
複合体および受動者のサンプル中めキニジンは抗体上の結合点の取得を競うが、
保温の後未結合の物質は同相から分離されて、固相または液画分のいずれかの酵
素の活性を泄9する。
電相中の酵素活性の水準は間接的に受乳者のサンプル中のキニジンの水層と互い
に敗・連する。酵素活性は、それに対してその酵素が特異性の色素原または蛍光
原の基質を添加することにより測定することができる。
基質上の酵素作用は蛍光団または発色団を産生し、これらを分光光度計によって
測定することができる。
同様の手順を使用することにより、本発明の方法は医薬的活・性の化合物を抗体
に交差カンプリングさせることができる。そのような複合体を、米国特許第3.
850,752号(この文献はここに全体として引用される)に記載の型の古典
的拮抗不均一相検定法において、あるいは米国特許i4,168,146号(こ
の文献はここに全体として引用されろ)VCおいてグラブ(Grubb )によ
って記載された型のす゛ンドイソチ免疫検定法において使用することができる。
次の実施例は本発明の好ましい態様の(・くつかをさらに規定し、説明し且つ例
・証する。実施例巾に功わわる部およびパーセントは特に指定さねなげれは1量
によるものである。合成およびそのような合成の生成物の評価の両方において使
用される装置と技法は標準市なものかまたは前述のものである。
実施例I
−ナル・メディカル・ケミストリー、22券、1014頁、1979年)に従っ
て脱メチル化した。回収されり生成物、6′−ヒドロキシシンコニン、はエチル
EtOAC: qPrOH: NH4OH: H2O= 11: 7 : 2
: 2中において0.60のRf値を示し且つ分解を伴う200 ’Cの融点を
有していた。
6’−(4−シアノブチル)オキシシンコーン6′−ヒドロキシシンコニンの2
50m1llh’−(0,71ミリモル)を4 mlのDMF (アルドリッチ
製、ロット番号102547)巾に溶解した。2当量(119mg、1.44ミ
リモル)のに20O3(マリンクロット製、ロット番号ES 2 )を上記Di
viF溶液に加え、次に10当量(0,72ml、7.2ミリモ# ) cr>
4−プロモフチロニトリル(アルドリッチ製、ロット番号1226EH)を加
えた。その混合物を室温でろ6時間撹拌してから、そのDMF溶液をピペットで
分液漏斗に入れた。25mlの脱イオン水を加えてから、10 % w/ v
NaOHによりPHを9−9.5に一節した。この溶液をCH2Cl2中10
係v/v MeOH(そゎぞれ、ベーカー製、o77量号11’9818、:)
−”よびアルドリッチ製、ロット番号TC111687)で5回洗浄した。洗浄
液を捨てた。峨圧下にDMF−水層を蒸発させた後、回収した残渣にMeOHと
Et2oを逐次加えて、残る無桝地を沈殿させた。これを濾別して捨てた。−液
を減圧下に蒸発さセテ薄ベー シュ色の8刃を得て、このものをMeOH−mt
20から再結晶させた(9ろ噛収率、融点182°C(分解))。
6’−(4−シアノブチル)オキシシンコニン中のシアノ基の還元の手順はサト
ーら、テトラヘドロン・レター、4555頁、1969年にならい、次のように
行なわれた。100m9部C0,265ミリ−E−ル) cD t5′−(4−
シアノブチル)オキシシンコニンヲ2−1 当t(1ろ2mg)のCOCl2・
6H20(マリンクo7ト製、ロット番号KHJB )と共に1.5mlのMe
OHに溶解した。
10.4当量(104〜)のNaBH4(イー/() マン−:l]ダック製、
ロット番号A3B)を加えたが、この混合は発熱するので、ゆっくりと添加し且
つ速やかに撹拌しながら行なった。この反応は室温で60分後に完結した。次に
脱イオン水を加えてから、結果とし、て生じた懸濁液を分液漏斗に移した。その
水溶液層を10すv/v MeOH−C!HOI3 により2回洗浄した。不溶
物を濾別して後、この水の相を減圧下に蒸発させた。回収された物%は若干の無
相のホウ酸塩を含んでいた。
EtOAC’: 1PrOH: NH,OH: H2O= 11: 7 : 2
: 2中のRfは0.10 にンヒドリン反応陽性)であった。
還元したキニジン−アミン誘導体を、キクがワら、ジャーナル・オブ・バイオケ
ミス)IJ−179#巻、2ろろ頁、1976年に記載の手順を使甲して、旦−
マレイミドヘンシイルーN−ヒドロキシサクシミドエステルにカンプリングして
、(71ブテン)と呼ばれる付加物を製造した。
頁、1978年に起語の手順に従ってチオール化した。
^11記ハプテンをこのチオール化酵素にキクがワら、ジャーナル・オプ・バイ
オケミストリー、79巻、266頁、1.9’76年の方法に従ってカンシリン
グした。
(実施例Iに使用した略号)
DMF −ジメチルホルムアミド
OAc =アセテート
実施例■
250m9(1,15ミリモル)の蛍のプリミドンを7rnlのジメチルホルム
アミド(、DMF ) (4基性アルミナを通溝させて精製した)に60°Cの
湯浴中でおだやかに加熱することにより溶解した。この加熱溶液に0.2祠σ)
1N NaOHを力[えた。6 (lflJ (1,15ミリモル)のアクリロ
ニトリル(アルドリッチ製、ロット番号EE−531−20E)を6mlのDM
Fに溶かした液を4分間に亘ってプリミドン溶液に4分の1づつ加えた。
その反応をさらに10分間加熱して続けさせた。次に揮発物を減圧で回転蒸発に
よって除き、透明な油を得た。アセトン(8ml)をその油に加え、混合物を温
めなから10゛分間撹拌した。混合物を濾過すると透明なt/!lが得巳れ、そ
わをシリカゲルの調整用薄層クロマトグラフィプレート(アナルテク製、シリカ
ゲルGF12000uX20c1n×20crn)にかけた。プレートを完全に
乾燥した後、それをCHCl3:アセトン(6:1)中に2回展開した。主要紫
外線吸セ帯(中間のRf値)をかき取ってアセトンで溶離させて、’124m9
(40%11; 率、 )のモノシアノエチル化ゾリミドンを得た(融点177
−17百″C)。
上記のようにして製造されたシアノエチル化生原物jは実施例Iに述べた辿り相
当するアミンに]?折重に還元される。
プリミドンのアミン官能性誘導体は、その後実施例Iと同じ2官能性反応および
手順によってアルカリ性ボスファターゼに交差カンプリングされる。
実施例■
キニジンおよびプリミドンの免疫原を削述のようにして調製する。従来の方法で
それら個々の免疫原に対して抗体が産生され、岸離されて、次いで同相に同定さ
れる。その結果化らねた1定抗体とそれに相当、する複合体は、米国特許部ろ、
850,752号に記載σ)手順に従って受動者のサンプルの免疫検定に使用さ
れる。
lma+n+1lanal^polica11anN6 PCT/US8II1
011ムロ第1頁の続き
■Int、C1,’ 識別記号 庁内整理番号優先権主張 [相]198′R−
11月18日[相]米国(U S)[株]552959@発 明 者 カスティ
口、マリオ アメユ。
Claims (1)
- 1.二)IJルまたはアミノ官能基を有する多環式化合物のカップリング生成物 の製造方法であって、(a)塩化コバルトと化学量論上過剰のアルカリ金属の・ ホウ素水素化物をホウ化コバルトの生成を容易にする条件下に混合し、 (b) ニトリル官能基と水素化ホウ素ナトリウム還元に敏感な部分の両方を有 する多環式化合物を工程(&)によって製造された試薬と低級アルキルアルコー ル中で周囲の実験室の条件の下、に接触させることにより、ニトリル基を相当す るアミンに選択的に還元し、そ、して (C) 工程(b)の還元生成物を、該生成物のアミン基によって2官能性交差 カツプリング試薬と反応させる諸工程から成る上記の11!!I造方法。 2、医薬として活性な化合・物から免疫検定用の扱合体を合成する方法であって 、 (a) 二) IJル官能基を有する医薬として活性な化合物を準備し、 (b) 前記医薬として活性な化合物上のニトリル基を相当するアミンに、塩化 コバルトと化学量論上過剰のアルカリ金属のホウ素水素化物から成る試薬によっ て選択的に還元し、 (C)工程(b)の還元生成物を2官能性交差カンプリン4 グ試薬と接触させることにより、前記医薬として活性な化合物のアミン官能基に より還元生成物と該カップリング試薬を反応させ、そしてfd) 工程(C)の 生成物を2官能性交差カツプリング試薬によって標識とカップリングさせる諸工 程から成る上記の方法。 6、標識が酵素であり、且つ該酵素を工程(C)と生成物と相互作用させる前に チオール化する、請求の範囲部2項に記載の方法。 4、標識が蛍光団であり、且つ該蛍光団がチオール基を有しない場合には工程( C)の生成物と相互作用させる前に蛍光団をチオール化する、請求・の範囲4・ 2項に@e載の方法。 5、前記医薬ど“して活性な化合物が、テオフィリン、テオプロミン、ゾリミド ン、エトスクシミド、カル/ぐマゼピン、フエノバルビクールおよびその他の/ 々ルビツレートから成る群より選択される、請求の範囲第2項に記載の方法。 6、 前記医薬として活性な化合物またはステロイドが、プロプラノロール、ナ ドロール、オクヌルノロール、ス夛ロール、チモ町−ル、コルチゾール、ニス) 1) 、1−−#、7’ロトリビリン、クロミプラミン、アへン9017(モ ルヒネ)、メクパルビクール、フェニトインおよびメチルフエニデートから成る 群より選択されるものであり、そして該化合物またはステロイドを初めにニトリ ル基を導入することによりその化学的または立体構造的特性の変化なしに改変す る、請求の範囲第2項に記載の方法。 チル化による改変を受けさせることにより、該化合物の医薬的および/または立 体構造的特性を改変することなしに該化合物にニトリル官能基を導入する、請求 の範囲第2項に記載の方法。 8 キニジン/アルカリ件ホスファターゼ複合体の製造方法であって、 (a) キニジンを三臭化ホウ素により脱メチルし、(b) 工程(&)の脱メ チル生成物を4−・ブロモブチロニトリルによりアルキル化し、 (C1工程(1))のア・ルキル化牛成物の二) IJル官能基を、塩化コバル トと化学量論上過剰のアルカリ金属のホウ素水素化物から成る試薬によって相当 するアミンへ選択的に還元し、 fd) 工程(C)の還元生成物を2官能性交差カンプリング試薬と接触させる ことにより、該交差カンプリング試薬を還元生成物とアミノ官能基によって反応 させ、そして (e) 工程(d)の生成物を、アルカリ性ホスファターゼのチオール化したエ ステルと前記2官能性交差カツプリング試薬によってカンプリングさせる諸工程 から成ることを特徴とする上記の方法。 9 プリミドン/アルカリ性ホヌファターゼ複合体の製造法であって、 (a) プリミドンをアクリロニトリル中でシアノエチル化し、 (1)) 工程(a)のシアノエチル化生成物のニトリル官能基を、塩化コバル トと化学量論上過剰のアルカリ金属のホウ素水素化物からhyる試薬により相当 するアミンへ選択的に還元し、 (C)工程(b)の還元生成物を2官鉗性交差カンプリング試薬と接触させるこ とにより、該交差カップリング試薬を還元生成物とアミン官能基によって反応さ せ、そして (d)工fu(C)の生成物1をアルカリ性ホスファターゼのチオール化したエ ステルと前記2官能性交差カツプリング試薬によってカップリングさせる諸工程 から成ることを特徴とする上記の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US51787183A | 1983-07-27 | 1983-07-27 | |
US517871 | 1983-11-18 | ||
US552959 | 1983-11-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60501903A true JPS60501903A (ja) | 1985-11-07 |
Family
ID=24061577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50294184A Pending JPS60501903A (ja) | 1983-07-27 | 1984-07-20 | 選択的ニトリル還元方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60501903A (ja) |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP50294184A patent/JPS60501903A/ja active Pending
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