JPS6050118B2 - 立体カラ−テレビジヨン送受信方式 - Google Patents

立体カラ−テレビジヨン送受信方式

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JPS6050118B2
JPS6050118B2 JP53069823A JP6982378A JPS6050118B2 JP S6050118 B2 JPS6050118 B2 JP S6050118B2 JP 53069823 A JP53069823 A JP 53069823A JP 6982378 A JP6982378 A JP 6982378A JP S6050118 B2 JPS6050118 B2 JP S6050118B2
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color television
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 カラーテレビジョン(以下カラーテレビと略記する)は
、NTSC方式、PAL方式及びSECAM方式等があ
るが、夫々の方式に定められた帯域幅に収められた立体
カラーテレビ方式で、白黒および丁カラーテレビ方式と
の両立性があり、且つ特殊な眼鏡、その他の補視器等を
一切必要としないものが世界各国で研究されつゝあるが
、未だ満足すべきものではない様である。
前述の様な立体カラーテレビの立体視を可能にクする手
段として、レンチキュラ−レンズを利用することが各方
面て研究されているが、之等の研究者が殆んどが2つの
根本的な過誤をおかしていることを指摘しなければなら
ない。
その第1は視聴者の眼は2つなので互に立体関係にある
2組の画像情報をレンチキュラ−レンズと組合せれば立
体視が可能であるとの錯覚に陥つていることである。
然し乍らこの様な手段で得られた画像をレンチキュラ−
レンズを通して見た場合、立体的に見えるのは受像管の
正面の極めて限られた方向からのみで、この位置を外れ
ると視聴者の両眼が共に何れか1方の画像しか見えない
為、立体感の全くない平面視となり、又更に側方から見
るときはレンチキュラ−レンズを通して隣接した他のコ
ラムの画像を見る為に遠近感の全く正反対の逆立体の画
像を見る事すら起る。芸に逆立体とは遠方の画像が間近
に、近くの画像が遠方に見える現象で人類がかつて見た
ことのない奇妙な場面である。つまり只2つの画像だけ
では、たとえ之等が互に立体関係にある画像でも、之等
とレンチキュラ−レンズとを組合せても完全な立体視を
望むことは理論的にも実際的にも不可能なのである。第
2の過誤はレンチキュラ−レンズを立体カラーテレビに
取り入れている研究者が、赤、緑及び青で構成される同
一画像の3原色の螢光面で再現するのにデルタ−ガン又
は横一列のラインガンを使用している事である。
この為に必然的に起る欠点として視聴者が之をレンチキ
ュラ−レンズを通して見るとき同一画像の赤、緑及び青
の3原色が従一列には並んでいないので単眼では完全な
色彩.を見得ないで両眼合せて初めて綜合的に完全な色
として見得る様な変則的な見方をしている事である。そ
の為視聴者の眼の位置によつては左右両眼とも同じ変則
的な色の画像を見る事が起り、画面全体の黄、マゼンタ
又はシアン色の画像となる場丁合がある。これらの欠点
をなくするには視聴者が左右何れの単眼で見ても常に赤
、緑及び青の3原色の合成色を見得ることが必要条件と
なる。その為には赤、緑及び青の電子ビームを縦一列に
並べる必要があり、それには之等赤、緑及び青の3電・
子銃を縦一列に配置することが最善の手段である。19
77甲アルフレッド・ノードン・ゴールドスミスによる
USパテントNO.367492lの「3次元テレビジ
ョン方式」は2つの立体画像情報をレンチキュラ−レン
ズと組合せた立体カラーテレビの送信方式であるが、以
上述べた2つの過誤をおかしている。
即ち第1は、2つの立体情報とレンチキュラ−レンズと
を組合せて立体カラーテレビを得んとしたこと、第2は
同じ画像のカラー3原色を縦一列に並べていないことで
ある。ゴールドスミス氏の明細書中には之等の過誤を次
の様に説明している。即ち立体感の全くない平面視のこ
を地帯偏ノ平化(ゾーンフラツトニング リザルト)と
呼び、むずかしい解説がなされているが之は要するに視
聴者がレンチキュラ−レンズを通して左右両眼が共に同
じ画像を見ている為に起り現象である。この現象を防ぐ
為に回路の研究により解決し.た様に述べられているが
、之は原理的に不可能である。又逆立体視のことを巨人
化(ジマイアンチズム・リザルト)及び人形化(バペト
リ・リザルト)と呼んでいるが、前者は間近の画像が遠
方に見える為に起る現象、後者は遠方の画像が間近に”
見える為に起る現象で之等の現象は視聴者がレンチキュ
ラ−レンズを通して隣接コラムの画像を見た場合に起る
もので、左右の眼て見る画像が互に逆になる為である。
この現象を防ぐ方法としてゴールドスミス氏はレンチキ
ュラ−レンズの継ぎ目に小片(スモールストリップ)8
1を置くこととを提案しているが、この現象はレンズの
内側で起るので些か的外れである。第2の過誤に就ては
同明細書の図面に数種の螢光スクリーンの配置が示され
ているが、何れも縦方向に3原色が揃つていないので、
視聴者の眼の位置によつては演色性の悪い画像を見るこ
とが起るであろう。周知の如くレンチキュラ−レンズを
使用した立体カラー写真は画面の前面どの方向から見て
も完全に立体視が可能である。
以下其の構造及び原理について大要を述べると、先ずこ
の様な立体写真は水平方向等間隔に並べた5台の同じ型
のカメラで被写体を捕えワンショットで撮影を行い、互
に立体関係にある5枚のカラーフィルムのネガチブが出
来上る。その1枚を感光紙上にレンチキュラ−レンズを
乗せてプリントすると、画像は多数の細かい縦線状に集
束されて写されるので、之等5枚の画像をレンチキュラ
−レンズを通して写真1枚毎に約115ピッチ宛等間隔
にシフトしてプリントすれば、上述の5枚の写真がレン
チキユラーレンズ1ピッチ毎に5本の縦線状となつてプ
リントされ、之にレンチキュラ−レンズを覆せて見れば
どの方向から見ても完全に立体視が可能な立体カラー写
真が出来上る訳である。従つて之と同じ様な画像をテレ
ビの受像管の中.に再現出来れば完全に立体視の可能な
立体カラーテレビを得ることが出来る。
然し乍ら現在のテレビシステムとの両立性があり、然も
5台のカラーテレビカメラを使つた2組の映像情報を6
MHzの帯域幅で送受信する事は技術的に不可能である
。本発明に於ては3台のテレビカメラで写した立体情報
を送信し、受信側では之等3組の画像情報から受像管の
螢光面に3組の立体画像を再現させる際に水平方向に互
に隣接する画像の一部をオーバラップせしめて更に2組
の中間画像を作り出す事により等価的に5組の立体画像
を得せしめた。この目的て先願発明(出願番号昭51−
35114公開番号昭52−1198比以下先願発明と
略記する)に於ては之等3組の立体カラー画像情報を逐
次式に送受信したものであるが、周知の如く従来のNT
SC方式に於ては毎秒30フレームの画像を、PAL.
方式やSE′CAM方式では25フレームの画像を送受
信しているので先願発明では立体を構成する画像は毎秒
10フレム宛又はそれ以下となり、この尽では画面にフ
リッカーを生ずることは否定出来ない。そこで比の方式
ては現在のものより螢光塗料の残光性を延すこと)した
。本発明は立体を構成する為の個々の画線情報を同時に
送受信し、完全に立体感のある画像を得る様にしたもの
て、視聴者は立体視の為の眼鏡やその他の補視器を一切
必要としない。
本発明の基本原理は次の3条件から成立している。第1
の条件はレンチキュラ−レンズを使用した完全に立体視
可能なりラーテレビジヨンは5組の互に立体関係にある
画像から合成することが必要てある。
第2の条件は現行の白黒並びにカラーテレビとの両立性
を考慮して3組の互に立体関係にある画像から水平方向
に隣接する部分をオーバラップさせ等価的に5組の立体
関係にあるカラー画像を作ることが可能である。
第3の条件は輝度信号の情報が完全な立体画像情報であ
れば色差信号の情報は必ずしも立体情報でなくても立体
視を可能ならしめる眼の生理現象が利用される。
先願発明は上記の第1及ひ第2の条件を当てはめ輝度信
号、色差信号共に完全な3組の立体カラー情報を逐次式
に送受信したものである。
本発明の方式は既に述べた如く完全な立体画像の同時送
受信を可能ならしめたもので、前述の第1及び第2の条
件に加えて第3の条件即ち輝度信号の情報が完全な立体
情報であれば色差信号の情報は必ずしも立体情報でなく
ても立体視を可能ならしめる眼の生理現象を巧に利用し
たもので、3台のカメラの内、中央のカメラのみ力幼ラ
ー情報と輝度信号と映像搬送周波数の高側波帯域−0.
15乃至+4.2MHZの帯域幅で送信し、中央のカラ
ーカメラの輝度信号と夫々左右のカメラの輝度信号との
輝度差信号(以下輝度差信号と略記する)を映像搬送周
波数の低側波帯域−0.715909±0S州セの帯域
幅に収める事により該輝度差信号を中央の輝度信号のス
ペクトル分布に対しインターリーフ関係になる様にする
この輝度差信号副搬送波−0.715909r!4HZ
は中央のカラーカメラの色副搬送波(3.579545
MHz)の115の分周波に当り、中央カメラの輝度信
号とはインターリーフの関係になるが、この事に就ては
第15図の所で詳述する。尚左右の輝度差信号は夫々独
立的に同一の副搬送波で送受信しなければならないので
、互に90度の位相差を持たせて之等を夫々独立的に平
衡変調する。
斯しくて中央カメラからの輝度信号及び色差信ζ号を含
む映像搬送波、立体視の為の左右の輝度差信号副搬送波
、之等に音声搬送波を加えたものが6MHzの帯域幅に
収められて立体カラーテレビの同時式送受信が可能とな
る。
次に図につき本発明の立体カラーテレビ送受信門方式に
詳細に就て述べる。
第1図乃至第3図は本発明の受像管のフエースプレート
の近い部分の断面を拡大して示したもので、之は先願発
明と略同様であるが各図に於てFPはフエースプレート
、LLはレンチキュラ−レンズで水平方向にのみ凸フレ
ンズ効果があり、そのピッチWはシヤドウマスクShM
の横方向の穴のピッチwと等しく、垂直方向にはレンズ
効果はない。このレンズの焦点に当る部分は平らになつ
ており、この面は赤(R)緑(G)青(B)「以下単に
(R)(G)(B)と記す」の螢光塗料が横縞状の短冊
形に塗られていて、之等に電子ビームが当ると夫々(R
)(G)(B)の光を発する。第1図に於てはαG,β
G,θgの3組合カラー電子銃群から成り立つ受像管の
例を示したもので、各組共(R)(G)(B)の電子銃
夫々Rg,Gg,Bgからの電子ビームがシヤドウマス
クShMを通して螢光面F1に当つた電子ビームは夫々
αR,αG,aB,βR,βG,βB及びθR,OG,
OBの部分を夫々の電子ビームの強弱に応じて光らす事
になる。第1図及び第2図は之を両眼で見た場合を示し
たもので、左眼LEはレンチキュラ−レンズを通してβ
gの電子銃群から放射された電子ビームβのβR,βG
,βBの画像を見ている事になり、右眼REはθgの電
子銃群から放射された電子ビームθのθR,θG,θB
の画像を見ているので、之等の画像はレンチキュラ−レ
ンズの幅いつぱいに拡がつて見える。つまり左眼と右眼
とは互に異なる画像を見る事になるので之等の画像が立
体的に捕えたものであれば立体視が可能となる。第3図
は左眼LEがβg電子銃群の画像を見た詳細を示したも
のて画像βR,βG,βBはレンチキュラ−レンズLL
が垂直方向にはレンズ作用がないのて、βg電子銃群の
(R)(G)(B)の−全部の画像を夫々の電子ビーム
の強弱に応じた混合色として見ることになる。
この場合第2図のαg電子銃群の画像はこの視聴者は見
ていないことになる。
別の視聴者はその眼の位置によりαgとβgの電子銃群
の画像を見。るかもしれないし、又別の視聴者はαgと
θg電子銃群の画像を見るかもしれない。更に別の視聴
者はαgとβgとのオーバラップした部分「(α+β)
g」とθgとの電子銃群の画像を見る事もあるてあろう
。第4図は(R)(G)(B)の螢光塗料が塗られた部
分の様子を詳細に示したもので、シヤドウマスクShM
の垂直方向の1ピッチu毎に(R)(G)(B)の螢光
塗料が順序よく繰返されている。
又シヤドウマスクShMの水平方向のピッチ・Wは螢光
塗料(R)(G)(B)の水平方向の繰返しピッチw並
びにレンチキュラ−レンズLLの水平方向の凸レンズの
ピッチwが互に等しい事を示したものである。芸に注意
すべき事は(R)(G)(B)の各試料塗料は横長の短
冊形で縦方向の1ピッチuには(R)(G)(B)の3
原色が互に隣接する電子ビームで無用の混色を起さない
様に区切りが設けられているが、横方向の1ピッチ内に
はこの様な区切りがない事である。之は第1図に示す如
く電子銃からの立体画像を構成する3組の電子ビームα
,β,Oはシヤドウマスクの穴で遮られて所要の太さに
なり、螢光面では水平方向に互に隣接する部分でオーバ
ラップして3組の)電子ビームからの5組の立体画像を
構成する。第5図はこの様にして得られた5組の画像α
,α十β,β,β+θ,θの様子を示す。又第8図は同
じ組の電子銃即ち同じ画像に属する(R)(G)(B)
の電子ビームが夫々(R)(G)(B)の螢・光面を照
射する有様を示したもので、斯くして得た(R)(G)
(B)の画像はレンチキュラ−レンズが縦方向にはレン
ズ作用がないので之等3原色の合成色として単眼で見る
ことになる。第6図はシヤドウマスクの代りに網状集束
グリッドGnを設けたもので、Gnの電位はアノード電
位より遥かに低い電圧が印加される。
例えばアノード電圧が23KVの場合Gnには8KV程
度力竹加される。この様にすると第9図及び第10図に
示す様に電子銃から放射された電子ビームはGnの集束
レンズ作用により殆んど損失なしに螢光面に達するので
ランデイングエフイシエンシーはシヤドウマスクの約3
倍位となり、電子ビームは適当な太さに絞られて螢光面
に達する。斯して螢光面にはα,α+β,β,β+θ,
0の夫々(R)(G)(B)を含む5組の立体画像が合
成される。第11図及ひ第12図は本発明の立体カラー
テレビ用の9電子銃の実施例を示す。第11図は各電子
銃が夫々独立した形式のものを、第12図は共通レンズ
型のものを示す。第11図は9電子銃から放射された9
本の電子ビームは直進するのみなので之等をシヤドウマ
スク又は網状集束グツド面に集束する為のコンパージエ
ンスコイルを必要とするが、第12図は集束用電子プリ
ズムPrを設けてあるので其の必要がない。又第11図
の方式は第1グリッドG1が夫々独立しているのてカソ
ードKの外、個々の制御グリッドG1にも制御電圧を印
加する事が出来るが第12図のものは第1グリッドが全
部共通になつているのでカソードKからのみ制御しなけ
ればならない。尚芸に注意すべきことは第11図に於て
は各電子ビームの集速が個々の行われるので之等の電子
ビームが互にクロスするのはシヤドウマスク又は網状集
束グリッドの位置に於てのみであるが、第12図に於て
は各電子ビームが互にクロスするのは共通の集束レンズ
G4の位置とシヤドウマスク又は網状集束グリッドの位
置との2個所で行はれるので、第11図と第12図とは
電子ビームの配列が互に上下、左右共逆になる。第13
図は本発明の立体カラーテレビの送信方式の実施例を示
すブロック図で、βcは被写体を捕える中央のカラーテ
レビカメラで(R)(G)(B)の3原色の色信号を取
出すことが出来る。
αcとθcは共に白黒テレビカメラで夫々の輝度信号Y
αとYθはガンマ補正回路αγ,θγにより補正を行な
つた後取出される。中央のカラーテレビカメラから取出
された色信号の従来のカラー放送と殆んど同様の手段て
ガンマ補正後マトリクス回路により輝度信号Yβ、色差
信号1及びQに分けられ夫々所要の手順を経て加算回路
に入る。只従来のカラー放送と異る所は映像搬送波Fp
が之を基準として−1.25乃至+4.2M十てあつた
ものを殆んど高側波帯域のみとし、之を−0.15乃至
十4.2M圧になる様にし、残りの−0.2乃至一1.
25r1V4FIZの範囲内に中央のカメラβcと左右
のカメラ夫々αcとθcとの2組の立体輝度差信号夫々
Yβ−Yα,Yβ−Yθ「以下(Yβ−α)(Yβ−θ
)と略記する」を前述の中央カメラβcの映像搬送波F
pを基準にして−0.715909MFIz「以下立体
輝度差信号と呼び、その中心周波数をFYs帯域信号Y
sbと略記する」を中心に±0.5MHzに帯域幅の制
限を行つた後之等2組の立体輝度差信号(Yβ−α)(
Yβ−θ)を以てFYsを2相平衡変調する。この様に
して得られたYSbが従来の白黒並びにカラーテレビが
立体カラーテレビのカラー映像信号に悪影響を与える事
のない様、その振幅は中央カメラの輝度信号の振幅に対
し−20デシベル位に減衰して送信される。又αC,θ
cから得た輝度信号Yα,Yθが中央カメラβcから得
た輝度信号Yβとがガンマ補正等の回路だけの手段で解
決しない場合は適当なフィルターを使用することも必要
てある。第14図は本発明によつて中央カラーテレビカ
メラβcの輝度信号Yβ、色差信号1及びQを含む映像
搬送波FPl音声搬送波Fs■それに立体カラーテレビ
の為の左右のカメラ夫々αC,θcと中央カメラとの立
体輝度信号Ysbの夫々が占める周波数帯域を図示した
ので1チャンネルの帯域幅がMHzに収められている事
を示す。
第15図は之等の帯域波の中で、相互が干渉を起したり
、画面を汚したりしない様に互にインターリーフの関係
にある事を図示したものである。この内従来のカラーテ
レビと重複するものはその説明は省略する。本発明の立
体視を可能ならしめる為最も重要な役割を果すのは中央
カメラの輝度信号Yβと、之と立体関係にある左右の輝
度信号夫々Yα及びYθとによる2相平衡変調波の立体
輝度差信号副搬送波FYsとである。FYsは中央カメ
ラの映像搬送波Fpを基準として−0.715909M
HZに当り、之は色副搬送波3.579545MHZの
11紛周波てFpから水平同期周波数1\734.26
5Hzの一第45番目(−0.70804△MOと一第
46番号(−0.7237冗■セ)の丁度中間に当るの
てFp即ちYβとFYS即ちYsbとは互にインターリ
ーフの間係にあることを示している。第15図のYsb
の点線は立体輝度差信号のスペクトル分布を、Yβの実
線は中央カメラの輝度信号のスペクトル分布を夫々示し
たもので、図に示した様に両者のスペクトルは垂直同期
周波数59.94Hzも互にインターリーフ関係にある
ことを示す。この様な関係に立体輝度差信号副搬送波の
周波数FYsを、中央カメラの映像搬送波Fpを基準に
−09715909rSV4FIZを中心にその帯域幅
を±0.5MHzにノ制限すれは全体の帯域幅が6MF
(zに収まる事になる。
今之をNHKの第1チャンネルに当てはめて見ると第1
4図に示す様にYsbは90.534091±0S帽セ
となり第1チャンネルの90M圧を割るこ7とはない。
次にFpは91.25M十を基準に−0.15乃至+4
.2MHZの範囲に出来る限り収める様にすれば、たと
えYsbとYβとの裾が互い重なり合つても両者は互い
インターリーフの関係にあるのて相互に悪影響を及ぼす
ことはない。又色差信号1及フびQの副搬送波Ff3c
は94.829545MHZとなりI信号は+0.5乃
至−1S■セ、Q信号は±0.5M11zとなり従来の
カラーテレビと変りはない。又音声搬送波FSvに就て
も95.75±0.25MHZと全く従来通りで96M
HZを超えることはない。第16図はシヤドウマスク方
式の立体カラーテレビ受像管を使用した受信方式の実施
例を示すブロック図てある。
送信側の中央カメラからの映像信号は受信回路並びに音
声信号の受信回路については従来の受信方式と変らない
のでその説明は省する。次に立体画像を構成する方式に
就て述べれば、第1映像増幅回路Palより分離せられ
た出力は低側波帯域フィルターBPFにより映像搬送波
Fpを基準として−0.715909±0S■セの帯域
が分離される。
之は立体輝度差信号増幅回路Psaにより増幅された後
±0.5MI1zの帯域フィルター(イ).5S)によ
り酒波され、出力Ysbは左右の輝度差平衡復調回路夫
々(Yβ−αDm)及び(Yβ−θDm)に入る。一方
前述の第1映像増幅回路Palから別のルートで取出さ
れたパースト信号Bst、自動位相制御回路N℃によつ
て制御された色副搬送波発振器(3.58)による3.
579545M十を受けてその1ノ5分周波0.715
909MHZの発振器(1ノ5)による出力(4).7
16)と之より90度位相を遅らせる遅相回路(−90
s)の出力(JO.7l6)を夫々前述の(Mβ−αD
m)と(Yβ一θDm)とに供給せしめて、夫々(Yβ
−α)と(Yβ−θ)との左右の立体輝度差信号を復調
せしめ、之等の第3映像増幅回路Pa3から得た中央の
輝度信号Yβとの減算回路夫々YSα及びYSθとによ
り(Yβ)一(Yβ−α)=(Yα)、(Yβ)−(Y
β−0)=(Yθ)の減算を行わしめてYα及びYθを
得る。斯して得た3組の電子銃群の輝度信号夫々Yα,
Yβ,Yθを中央カメラからの共通の色差信.号R−Y
,G−Y,B−Yと組合せて3組の立体を構成する画像
が出来上り更に之等の互にオーバラップする部分に両者
の中間の立体画像が出来るのてα,α+β,β,β+θ
,θの5組の画像が出来上る。尚芸に注意すべきことは
、之等のα,.β,0の3組の画像は順次繰り返すので
、両端の画像θとαとの画像が互にオーバラップしたり
、互に隣接している為にレンチキュラ−レンズを通して
隣りのコラムの画像を見る様なことが起ると最も好まし
くない逆立体視が起る。この様な事を・絶対に起らない
様にするには第1のレンチキュラ−レンズの平らな面を
直接又は之に極めて近くスクリーン面を作ること、第2
はθとαとの画像が隣接コラムを通して一緒に見ること
のない様に互に引離すか発光を防ぐ方法を講する必要が
ある。本発明にはこの様な手段がとられている。第17
図はシヤドウマスクの代りに網状集束グリッドGnを設
けた実施例であるが、之にアノード電圧より遥かに低い
電圧が印加される。
このGnは拡大図に示した様にシヤ;ドウマスクに比し
その窓は極めて広く、電子ビームがこの窓を通過する際
網目の電位に反発させてその中央に集束し螢光面のアノ
ードにライディングする。又電子ビ)−ムは常に1つの
窓に当るとは限らず寧ろいくつかの窓にまたがる。その
様な場合電子ビームは夫々の窓の中央に分割集束された
後所定の螢光面をた)く、この様にして電子ビームは殆
んど損失なしに螢光面に到達するのでシヤドウマスクの
3・倍位にランデイングエフイシエンシーの上げること
が出来る。その他の回路は第16図と殆んど同様である
のて説明は省略する。第18図及び第19図は音声をも
ステレオ化した実施例を示したもので、夫々その音声の
送受信”回路をステレオ化したものである。
この様にすればあらゆる意味の立体カラーテレビの決定
版と云うことができる。図示の音声のステレオ化方式は
昭和52年別出願のもので、出願番号は昭52一004
374、発明の名称「カラーテレビジョンの立体音送受
信方式」で現時点では未公開である。其の大要を述べれ
ば、送信側には撮影場面の左右に夫々マイクロンフオン
LMic及びRMicを設け、之等により捕えた音声電
流を夫々左右の増幅装置LAmp及びRAmpにより各
別に増幅し、その出力を以て色副搬送波FPcの3.5
79545MFIZを各別にLAMmp及びRAMmd
で振幅変調を行う。次にこの変調波を前述のFl3C3
.579545MHZの分周波で駆動せられるフリップ
フロップ回路SFFて時分割し交互に両者を継ぎ合せる
。この様にすれば互に電流ゼロの位置で継ぎ合せること
が出来る。送受信間の同期は水平同期HSP又は垂直同
期VSP信号で行われる。この様にしてLRMixで混
合された振幅変調波はAMdctで唐検波され、其の出
力を以て音声搬送波VOscをFM変調回路VFMでF
M電波(■Sd)として放送される。次に第19図の受
像機に於ては第1映像増幅回路1Faから分離された第
1検波■Dct後音声中間周波増幅Vifを行つた後F
M検波FMdctを行つて音声出力を得る。
之をその尽増幅すれば送信側からの左右の音声が共に含
まれているので従来通りのモノラールの放送として聴取
することが出来る。第19図に示すSFFは送信側のフ
リップフロップ回路と同じ構造、機能を有しており、送
信側と同期的にこの音声を振り分け、左右の増幅回路夫
々LAmp,RArTlpにより各別に増幅し立体音声
として聴取することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は受像管のフエースプレートに近い部
分の断面図、第4図及び第6図はレンチキュラ−レンズ
とその内側に塗られた螢光面、シヤドウマスク又は網状
集束グリッドとの関係を、第5図は螢光面に3組の立体
情報から5組の立体画像が出来る状態を図示したものを
示す。 第7図及ひ第9図はシヤドウマスク又は網状集束グリッ
ドにより構成された立体画像をレンチキュラ−レンズを
通して見るときの立体視可能な状況を示す、第8図及び
第10図はカラー合成色をレンチキュラ−レンズを通し
て見た場合の状況を示す。第11図は独立レンズ型9電
子銃を、第12図は共通レンズ型の電子銃を示す。第1
3図は立体カラーテレビの送信方式を示すブロック図、
第14図は本立体カラーテレビの周波数分布図、第15
図は輝度信号、立体輝度差信号、色差信号および音声信
号のスペクトル分布を示す。第16図及び第17図は夫
々シヤドウマスク及び網状集束グリッドを使用した立体
カラーテレビの受信回路を示すブロック図、第18図及
び第19図は夫々音声、映像共に立体化した送信並びに
受信方式の実施例を示すブロック図である。参考文献
米国特許3674921 米国特許3457364 仏国特許1543994 蘭国特許7011589

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 立体カラーテレビジョン送受信方式に於て送信側に
    は被写体正面の中央にカラーテレビジョンカメラを、そ
    の左右には夫々乏と同型のモノクロムテレビジョンカメ
    ラを水平方向適当な間隔に配置し、中央のカラーテレビ
    ジョンカメラからは輝度信号並びに色差信号を含む映像
    信号を従来のカラーテレビジョン送信方式と略同様の手
    段により之等の映像搬送波の周波数に対し高側波帯域−
    0.15乃至+4.2MHzの範囲になる様帯域幅の制
    限を行つて送信せしめ、左右夫々のモノクロムテレビジ
    ョンカメラから得た2つの輝度信号と中央のカラーテレ
    ビジョンカメラから得た輝度信号との夫々の輝度差信号
    を求め、之等を夫々±0.5MHzの帯域幅に制限した
    上、それらの輝度差信号を中央のカラーテレビジョンカ
    メラの映像搬送波の低側波帯域−0.2乃至−1.25
    MHzの帯域幅に、中央のカラーテレビジョンカメラの
    輝度信号のスペクトル分布に対しインターリーフの関係
    にある周波数の輝度差信号の副搬送波を設け、之に互に
    90゜の位相関係を保たしめて、左右の輝度差信号を夫
    々独立して平衡変調した上両者を合成し、その振幅を中
    央部のカラーテレビジョンカメラの輝度信号の振幅に対
    し殆んど影響を与えない程度に減衰せしめて送信し、受
    信側に於ては従来のカラーテレビジョン受信機と同様の
    手段により中央のカラーテレビジョンカメラの輝度信号
    と色差信号とを復元し、左右の輝度差信号は之を2相平
    衡復調回路により夫々左右の輝度差信号に復元、増幅し
    、之等を中央カラーテレビジョンカメラの輝度信号との
    減算回路により夫々左右の輝度信号を復元せしめ、受像
    管には垂直方向一直線に配列した赤、緑及び青を1組と
    するカラー電子銃群3組を水平方向に配列し、中央の電
    子銃群には中央の輝度信号と赤、緑及び青の色差信号と
    を、左の電子銃群には左側の輝度信号と中央の赤、緑及
    び青の色差信号とを、右の電子銃群には右側の輝度信号
    と中央の赤、緑及び青の色差信号とを夫々印加せしめる
    事により之等3組の電子銃群より放射される電子ビーム
    により夫々赤、緑及び青の立体画像を螢光面に再現せし
    め、更に該螢光面に於て水平方向に隣接する電子ビーム
    を互にその一部をオーバラップせしめて、垂直方向に夫
    々赤、緑及び青からなる更に2組の中間画像を作らしめ
    ることにより等価的に5組の立体カラー画像を得せしめ
    、之等を該螢光面のフロントパネル側に設けられたレン
    チキュラーレンズを通して見ることにより立体視を可能
    ならしめたことを特徴とする立体カラーテレビジョン送
    受信方式。
JP53069823A 1978-06-12 1978-06-12 立体カラ−テレビジヨン送受信方式 Expired JPS6050118B2 (ja)

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