JPS60500787A - ガス放電ランプのア−ク管支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガス放電ランプのアーク管支持装置 技術分野 本発明は照明装置に係る電気工学に関するものであシ、特にガス放電ランプのア ーク管支持装置に関する。

従来技術 従来知られているガス放電ランプは通常ガラス管として製造されておシ、該ガラ ス管内にはアーク管が支持装置に装着され、照明器具にランプをねじ込むための ランプの金属基台と電気的に接続されている。

ガス放電ランプのアーク管支持装置が従来から知られておシ、該アーク管支持装 置は、例えば輪状部材、ブラケット、プレート等の複数の分離装着要素を具備し 、該分離装着要素はアーク管の封鎖部を収容しくｅｍｂｒａｃｅ）　、電気溶接 によってワイヤで作られた金属支柱に固定されている。この形式の支持装置は放 電ランプについて代表的な、ボーランドのポーラン社、チェコソロパキアのテス ラ社等で製造されている。

しかしながらこの形式のアーク管支持装置は非常に多量の金属を必要とし、ラン プ１個ｓＢの溶接箇所数が１１から２７まで変化するので依然として信２ 頼性が不充分である。さらに後段の製造技術過程においてアーク管又はランプ内 に何らかの欠陥が発見・された場合固定要素は再使用できない。その理由として は、溶接された構造であシ、構造物が取シ外せぬからである。

またアーク管に沿って延びている中心直線部及び輪状端を有する１片の屈曲ワイ ヤで作られたガス放電ランプ用アーク管支持装置もこの分野において知られてい る。これらはアーク管の封入端を包囲し、相互に溶接された閉鎖輪状部を形成す る（例えば、１９６７年に刊行された米国特許第３２１８４９５号、分類３１． ３−２５を参照されたい）６しかしながらこのアーク管支持装置も、上述の如く 後段の過程においてアーク管又はランプについて何らかの欠陥が発見された場合 、製造過程において再使用できない。その理由としては輪状部が相互に溶接され ているからである。さらにアーク管がそこに嵌入された後、輪状部の屈曲作業及 び溶接作業が行なわれアーク管が偶発的に損壊される可能性がある。

発明の開示 本発明は改良形ガス放電ランプのアーク管支持装置を提供することにあシ、該ア ーク管支持装置は信頼性にすぐれ、且つ後段の技術過程においてアーク°管又は ランプに何らかの欠陥が発見された場合でも再使用可能々ものである。

このことは、アーク管に沿って延びている中心直線部、及びアーク管の封入端部 を包囲する輪状端部を有する屈曲ワイヤで作られたガス放電ランプのアーク管支 持装置において、本発明に基づいて、輪状部がガス放電管の封入端を半分収容し ているスプリンググリップとして作られていることにより、達成される。

該スプリンググリップは成る一方向、又は相互に対向する方向において対向する 開放部を有することができる。

本発明に基づくガス放電ランプのアーク管支持装置は、複雑ではなく、信頼性に すぐれ、組立容易で、製造過程においてガス放電ランプの他の構成部が不良とな っても再使用可能である。

図面の簡単な説明 本発明は添付図面に関連づけた特定的な実施例を参照してよシ詳細に述べられる が、 第１図はガス放電ランプのアーク管、支持装置の正面図を示し、 図を示し、 第４図はアーク管とくし状ステムを特徴づける支持装置集合体を示し、 第５図はガス放電ランプ管内側の支持装置の正面図を示し、 第６図は第５図に図示の支持装置の側面図を示す。

発明を実施するだめの最良の形態 第１図〜第３図に図示のアーク管支持装置は一片のワイヤで製造されておシ、該 ワイヤは中心直線部■、スプリンググリップである輪状端部２、及び中心直線部 １と輪状端部２との間に位置し直線部１と４５°の角度をもって屈曲された遷移 部３を有している。第１図〜第３図に図示の支持装置の実施例においては、輪状 部２は一方向を指向した開放部を有し本発明に基づく相互に指向した輪状部２の 開放部を有している。直線部１はアーク管４に沿って延び、輪状部２は半分幅ま でアーク管４の封入端５を収容している。支持装置の下端部６は輪状部２に平行 に屈曲され、とさか（ｃｒｅｓｔ）状ステム８のリード線に溶接されている。支 持装置の上端部９はリング状に製造され、放電管のドーム内に支持装置を固定す る。

本発明に基づいて製造されるガス放電ランプのア−り管支持装置は下記に述べる ように、アーク管及び他のランプ構成部材と共に組み立てられる。

アーク管の封入端部５が輪状部２であるスプリンググリップ内に配設され（第５ 図及び第６図）、輪状部が封入端部５を途中まで収容し、そこに固定される。第 １図〜第３図に図示の支持装置の実施例が組立についてより好都合なものであり 、一方第４図に図示の実施例がよシ信頼度の高いアーク管４の固定を確実化する ことに留意されたい。アーク管の上部リード線１０が支持装置の上端部９（点ａ ）に溶接され（第５図）、一方アーク管４の下部リード線１１がとさか状ステム ８のリード線１２（点ｂ）に溶接される。

次に抵抗器１３が、一方の端部においてアーク管４のリード線１４（点Ｃ）に接 続されねばならず（第６図）、他方の端部において支持装置（点ｄ）に接続され ねばならない。

支持装置の下端部６がとさか状ステム８のリード線７（点ｅ）に接続される（第 ５図）。放電ランプ管１５の内部に支持装置とアーク管を固定するため、支持装 置の環状端部９が管１５のドームの内部突出部１６に嵌入され、それによってラ ンプ管１５の内側に支持装置が固定される。

本発明による支持装置は何度でも再使用可能である。

もし製造過程において石英アーク管４の欠陥が発見された場合、支持装置はリー ド線１０及び１１を切断することによって取り外され再使用可能となる。

若し放電ランプ１５の欠陥が発見された場合にはリード線７及び１２が切断され て支持装置がアーク管４と共に新しいとさか状ステムに固定される。

本発明に基づくガス放電ランプのアーク管支持装置は自動的処理過程によ）製造 できる。その理由としては、アーク管に嵌入される場合に付加的組立作業を要せ ず、溶接箇所の数が５まで低減され、製造過程の複雑さが少なくなシ、構造上の 信頼度が一層向上しているからである。本発明に基づくアーク管は何度でも再使 用可能である。その理由としては、アーク管に欠陥が発見された場合、リード線 をアーク管に付随して切断し、支持装置に従属させて切断しないからである。支 持装置の形状は、付加的溶接に依存することなく、全ての方向においてアーク管 の良好な強い接続に寄与している。

産業上の利用可能性 本発明は光源の製造、例えばアーク水銀・石英高出力発光ランプの製造に用いる ことができる。かかるランプは街路の照明、スポーツ施設の照明、及び工場建築 物における照明に用いられる。

国−際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　アーク管（４）に沿って延びている中心直線部（１）及び上記アーク管（ ４）の封入端部（５）を収容する輪状端部（２）を有する屈曲ワイヤで形成され たガス放電ランプのアーク管支持装置において、前記輪状端部（２）が前記アー ク管（４）の封入端部（５）を途中まで収容しているスプリンググリップとして 形成されているととを特徴とする、ガス放電ランプのアーク管支持装置。 ２、前記スプリンググリップが所定の方向を向いている開放部を有することを特 徴とする請求の範囲第１項に記載のガス放電ランプのマーク管支持装置。 ３、前記スプリンググリップが相互に対向している開放部を有することを特徴と する請求の範囲第１項に記載のガス放電ランプのアーク管支持装置。