JPS60500744A - ブラウン管カラ−カメラ系における一定の明度を有するグレイスケ−ル発生器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 度を有するグレイスケール発生器 この発明は、一つの映像フレーム（画面）を形成する複数の周期的な信号によっ て、この両面内に、表わされた一つの可視像のハードコピーを得るための方法お よび装置に関するものである。換言すれば、この発明は、カラーテレビ画像のカ ラー写真を得ることができるようにするために、複数の周期的な映像信号によっ て同じ情報が繰返し表示されているテレビのブラウン管のスクリーンを、そのス クリーン上の像を静止させるためのストップモーション法を用いて、写真撮影す ることに関するものである。

背景技術 カラーテレビ画像のカラーハードコピーを得る一つの方法は、カラーフィルムを 用いて、ブラウン管のスクリーンを写真撮影することである。このためには、静 止像が必要となるが、それは、テレビの画面を形成する映像信号を電子的に選択 し、そして、この信号を、カラーテレビのブラウン管に、周期的に入力させるこ とによって得られる。他の方法としては、前記静止像は、静止場面を撮影してい るテレビカメラを用いるこ特表昭ＧＯ−！’１００７４４　（３）とによって、 また、ストソゾフレームモードで作拗しているビデオディスクもしくはビデオテ ープレコーダの出力を用いることによって、さらにまた、コンピュータによって 作られた像を用いることによっても得られる。これらの方法は、ある目的に対し ては、有効であるが、それによって得られる画質は、放映されるべき場面を、直 接、写真撮影した場合に得られる画質よりも、はるかに劣る点が問題であること が経験的に知られている。

カラーテレビ信号を、先ず、赤、青、緑という色分離された映像信号に分割し、 次に、これらの信号を、白黒用テレビのブラウン管に順次表示して、ブラウン管 のスクリーン上に表示された映像信号の色と同じ色のフィルターを通して、その スクリーンを写真撮影するという技術は周知である。この技術においてシ↓、白 黒用ブラウン管のスクリーンに表示された赤の色分離像を、赤色のフィルターを 通して５０秒間、青Ｑ色分離像を、青色のフィルターを通して２秒間、そして緑 の色分離像を、緑色のフィルターを通して６秒間、それぞれカラーフィルムに露 出させることが最もよく行なわれている。換言すれは、最も多くの場合そのフ・ イルムには、１，５００フレームの赤の色分離像、６０フレームの青の色分離像 、および１８０フレームの緑の色分離像が露出される。この露出時間は、当然、 光学系、ブラウン管の螢光体、およびカラーフィルムのタイプによって異なるた め、最適な露出時間は、試行錯誤によって決められる。

前記最後に述べた技術によって作られる像の画質は、カラー映像画面の静止像を 、単に写真撮影することによって得られる画質よりも改良されではいるけれども 、ブラウン管上の光の強度が、入力信号のレベルに対して非線形の特性を示すこ と、および殆どのフィルムの材料が非線形の特性曲線を示すために、放映されて いる場面を直接写真撮影する場合に得られる画質に匹敵するような画質の像が得 られないという本質的な欠点が存在する。

そこで、本発すＪの目的は、周期的な映像信号によって形成される映像両面の− ・−トコ２−であって、その画質が前ｄＬ周知技術によって得られる画質よりも 勝れているハードコピーを得るための新規かつ改良された方法および装置を提供 することにある。

発明の開示 本発明によれば、感光面上の各絵素は、映像画面内に対応する絵素を形成してい る映像信号のレベルに機能的に依存するある時間、予め設定された明るさの光に よって、露出される。これは、フィルム上の各絵素が、予め設定された一定の時 間、映像フレーム内の対応する絵素を形成している映像信号のレベルによって変 化する明るさの光によって露出されるという従来技術とは異なるものである。換 言すれば、絵素の露出（すなわち、その絵素に入射する光の強度と、その強度の 光がその絵素に入射している時間との積）は、本発明においては、予め設定され た明るさの光による露出時間を変化させることによって決定されるのに対し、従 来の技術においては、光の明るさく強度）を変化させることによって決定される 。露出におけるこの本質的な違いから、本発明においては、フィルムの特性曲線 （すなわち、Ｈ−Ｄ曲線、またはＤ　−ｌｏｇＥ曲線）が考慮される結果、像の コントラストは改良され、そして放映場面を直接写真撮影することによって得ら れる画質に一層近い画質を有する写真が得られる。

本発明が実施される場合、映像信号における基準白と基準点との間の領域は７段 階（レベル）に分けられ、その映伴フレームは、ブラウン管のスクリーン上に少 なくとも７回表示される。各レベルにおいて、映像フレームは、２進の（すなわ ち、２値の）明るさ分布によって表示される。すなわち、絵素の振幅が選択レベ ルよりも大きい場合には、スクリーン上の絵素は予め設定された明るさを持ち、 逆に、前記振幅が前記選択レベルよりも小さい場合には、スクリーン上の絵素は 暗くなる。各レベルにおいて、フレームが表示される全体の時間は、フィルムの 特性曲線を考慮して定められる。このように、実際の映像フレームを、ブラウン 管のスクリーン上において、Ｎレベルの２進の明るさ分布に分解し、そして、前 記スクリーン上に各分布が５ 表示される時間を、フィルムの特性曲線の函数として変化させることによって、 前記スクリーン上における画像の改良写真が得られる。

全記−組の映像信号が、色分離像の１フレームを形成するのであるから、感光面 を露光する光の色は、前記色分離像の色と一致しなければならない。この場合に 、赤、背、および緑の色分離像に対し、前記方法を順次実行すれば、カラー映像 画面のカラーハードコピーが得られる。各々の場合において、フィルムは、色分 離像の色と同じ色のフィルターを通して露光される。

図面の簡単な説明 第１図は、一様な明るさを持つ縦方向の帯状のパターンが、左から右へ順次明る さが増大するように複数配列されて改るテレビジョンのスクリーンをテしたもの である。

第２図は、第１図に示されるテレビジョンのスクリーンの各行を形成する映像信 号を理想化して示したものである。

第３図は、第１図に示されたスクリーンのある行の明るさ分布が、異なる複数の レベルに分解され得ることを図式的に示したものである。

第４Ａ図から第４Ｈ図は、第１図に示されるテレビジョンのスクリーンが、第３ 図に示される各レベルに従って、２進の明るさ分布を持つことを示したものであ る。

特表昭Ｇｏ−５ｔ）０７４４　（４） 第５図は、ある感光材料が、単色光、すなわちある足められた生要な波長の光に 露光される場合妬おける典型的な特性曲線を示したものである。

第６図は、第５図に示された特性曲線を正規化したものである。

第７図は、種々のレベルの明るさの像を得るために必要な露出の各レベルに対す る変化分を表にまとめたものである。

第８図は、カラー映像画面のカラー・・−トコピーを得るための本発明に関する 装置のブロックダイアゲラ第８図に示される回路の作用を十分理解するためには 、第１図から第３図、および第４Ａ図から第４Ｇ図を参照しながら、本発明の− 通りの背景を把握することが必要である。第１図において、参照番号１０は、８ 行８列の行列から成る絵素を有するテレビジ・ヨンモニタのスクリーンを示した ものであり、各絵素の明るさは、その絵素に付された数によって示されている。

数″０“は黒を示すのに対し、数”７“は８段階（レベル）の明るさの内の７番 屈のレベルを示す。換言すれば、第１図は、一様な明るさを持つ縦方向の複数の 帯状のパターンが、左から右へ順次明るさが増大するように配列されているこ− とを示している。

このような像を、テレビジョンのスクリーン上に、周知技術によって作ろうとす ると、各行の映像信号は、第２図にかなり理想化して示されているように、周期 的に発生する水平同期パルス１１間の領域では、階段状に近い形となる。電子ビ ームがスクリーンを左から右に、すなわち第Ａ列から第Ｈ列まで走査すると、そ のビームの強度は、第２図に示された映像信号の振幅に応じて変調される。例え ば、ある行の第Ａ列の絵素に対応する映像信号は振幅が何もないので、基準点の レベルを形成する。これに対して、第Ｈ列の絵素に対応する映像信号は、基準白 のレベルに近い身、７番屈めレベルの明るさに変調される。

テレビジョンスクリーン上で画像が静止して見えるためには、第２図に示される ような映像信号が、何度も何度もテレビジョンに入力される必要があり、この結 果、第１図に示されるように、明るさの異なる縦方向の帯状のパターンが表示さ れる。一般に、スクリーン上に作られる帯状のパターンが、観測者にとって静止 像として認識されるようにするため、映像信号によって形成されろ一つのフレー ムは、−秒間に６Ｄ回の割合で、テレビジョンのスクリーン上に作られる。テレ ビジョンのスクリーン上の画像を写真撮影するに際して、フィルムに十分な露出 が得られるためには、との位の数のフレームがスクリーン上に表示されなければ ならないかは、試行、錯誤の方法によって定められる。

このような場合、スフ１１−ンからの光によるフィルム上の各絵素に対する露出 時間はすべて等しいが、フィルム上に形成される絵素に入射する光の強度は、映 像フレーム内の対応する絵素を形成している映像信号の振幅に従って変化する。

すなわち、７つの異なる明るさ単位を持つテレビ画面の第４行の絵素を適正に露 出するためには、例えば１０秒の時間、すなわち３００フレームが必要となる。

しかしながら、フィルム上の各絵素は、すべて等しい時間で露出されるために、 フィルムの特性曲線を考慮すると、フィルム上の第Ｈ列の絵素が適正に露出され た場合、その列埋外の絵素が適正に露出されることは、まずあり得ないであろう 。

このような欠点を直すために不発１力においては、第３図および第４Ａ図ないし 第４Ｈ図に示される考え方が採用される。

肌２図に示される映像信号は、第６図に示されるように、この場合、８個の構成 部分に分解され得る。すなわち、第６図に示される８個のレベルは、それらが互 いに重ね合せされると、第２図に示される映像信号を再生する。もし、レベル１ の映像信号がテレビジョンのスクリーンに入力されると、第４Ａ図に示されるよ うに、第Ａ列の絵素は明るさを有せず、試Ｂ列から第Ｈ′９＋１までの絵素は一 様な明るさを有するようになる。

この結果、画面の左縁は細い帯状に黒となる。同様にして、レベル２の映像信号 がテレビジョンモニタに入力されろと、第Ａ列と％ｓ列の絵素は黒となり、第Ｃ 列から第Ｈ列までの絵素は一様な明るさとなる。このように、第３図に示される 映像信号を用いれば、テレビジョンのスクリーン上に８個の２値（２順位）、ス なわち、２進の明るさ分布が作られる。

テレビジョンのスクリーンからくる光は、第１図・に示される分布を再現させる ように、フィルム上に合成されろ。このことは、第４図において、例えば、第Ｈ 列の絵素の全光量は総計７となり、これが第１図に示される第１１列の絵素が有 する値となるということに着目すれば、理ｊＩバされる。

上述の方法には、テレビジョンモニタが、ＬＣＤ型又はＬＥＤ型のディスプレイ のようなオン−オフ型のディスプレイで構成されるという利点がある。すなわち 、ディスプレイ上の各絵素は、光が全くない場合にはオフの状態、光が予め設定 された量になる場合にはオンの状態というように、オンーオフ何れかの状態とな る。

第３図から第６図に示される考え方を用いれば、フィルムを各レベルの光で露光 する場合、そのフィルムの特性曲線がどのような形をしていても、適正な露出が 得られる。

フィルムが予め設定されたレベルの光に露光される場合、その露光時間は、曲線 ２０が形成される、Ｌうに決められる。この曲線２０は、フィルムの濃度が、そ の露光量の函数であるので、フィルムの特性曲線と呼ばれている。また、この曲 線２０は、実際の状態を示したものでなく、定性的な状態を示したものである。

何故ならば、このような曲線は、フィルムに入射する光の主要な波長と、フィル ムの性質の両者の函数であるからである。換言すれば、カラー写真撮影の場合、 特性曲線は、赤、青および緑という主要な色の各々に対して作成されるが、第５ 図に示された曲線は、そのように得られる曲線のいずれかを単に説明的に示した ものである。

映像信号からハードコピーを得るために、特性曲線を用いて露出を決定する場合 、その準備として、曲線２０は、第５図に示される反射率を基準化して、第６図 に示されるように描き直される。すなわち、第５図に示される最大反射率は、こ の例では６２．５％であるが、これか、正規化された単位の反射源となる。第６ 図に示される曲線３０は、特定のフィルムおよび特定の色（波長）に対する正規 化された特性曲線である。

第６図に示されるように、もし、この正規化された反射率が８段階のレベルに分 割されるとすると、露光時間、すなわち各レベルにおいて適正な露出が得られる ためにフィルムに撮影されなければならないアレーン、の数は、曲線３０が前記 各レベルによって切り取られる部分てよって決定される。結果を要約すると、第 ７図に示される表のようになる。すなわち、例えば、レベル１１１の明るさを持 つ絵素を適正に露出するためには、約９０フレームが必要であることが分かる。

また、レベル”２′の明るさを持つ絵素を適正に露出するためには、総計１４０ フレームが必要となるが、レベル１の明るさの絵素を露出するために、すでに、 ９０フレ一ム分が露出されてしまっているので、レベル１２１の明るさの絵素自 身に対しては、５０フレームのみが必要となる。このように、第７図の右欄は、 各レベルにおいて要求されるフレーム数の変化分を示したものである。この露光 時間と各レベルとの間の非線形な関係は、第７図におけろ鎖線３１によって示さ れる。

実際には、テレビ画像のカラーノ・−トコビーを得る場合、第５図および第６図 に示されるような一組の曲線が、色分離像を形成する主要な色の各々に対して得 られる、ずなわぢ、赤の映像信号が、予め設定された強度の光を作るように、テ レビジョンのモニタに入力され、そしてこの光がフィルムに入射されて、赤の色 分離像に対する特性曲線が作られるのである。このような過程は、青および緑の 色分離像に対しても繰返して行なわれ、その結果、第７図に示されるような６種 類のチャートが得られる。ここで、各チャートの右の欄は、色分離像の各色にお いて、各レベルの絵素が露出されるに必要なフレームの数の変化量を示している 。

赤、青お６Ｌび緑の６組の色分離像によって形成される映像画面のカラーのハー ドコピーを得るための本発明の実施例は第８図に示されている。

第８図に図式的に示される映像源４０は、従来のカラーテレビ受像機、ビデオデ ィスク若しくはビデオテープレコーダの出力、又はコンピュータによって作られ た画像の出力のような、赤、青、および緑に色分離されたいろいろな映像信号源 を表わす。この映像源４゜において重要なことは、それが、同時にせよ、順次に せよ、６つの色分離像の映像信号を発生すること、およびこの映像信号は、何度 も何度も繰返し発生することである。マルチプレクサ４２は、３種の色分離映像 信号を受け、そしてセレクタの三つのリード４４．４６．４Ｂの何れが作動して いるかによって、前ｈ１：乙種の色分離映像信号の一つが、前記マルチプレクツ −４２の出力となる。

マルチプレクサ４２の前記出力は、直流分再生回路５０を経由して、コンパレー ク５４の信４チャネル５２へ入力され、そして、該コンパレータは、該信号チャ ネルへ入力された映像信号が、コンパレータの基準チャイル５６へ印加された電 圧によって定められる閾値よりも大きい場合に、一つの出力を発１生させる。こ の基準電圧は、Ｄ−Ａ変換器５８の出力として、以下に述べる方法によって発生 する。

コンパレータ５４は、Ｄ−Ａ変換器５８の出力によって定まるレベルにおいて、 映像信号を分断することによって、第３図に示されるような信号を発生させるよ うに作用する。コンパレータ５４は、映像信号の入力値が、Ｄ−Ａ変換器５８の 出力によって設定される電圧よりも大きい場合にのみ、一つの出力を発生させる 。

そしてこのような出力は、白黒用テレビのブラウン管において、電子ビームの作 動を制御する制御器６０に対して作用する。前記コンパレータから出力がない場 合には、電子ビームは作動されない。このような方法によって、２値の、すなわ ち２進の明るさ分布は、Ｄ−Ａ変換器５８の出力によって設定されるレベル、お よび映像信号中の情報に従って、ブラウン管６２のスクリーン６４上に作られる 。

スクリーン６４から出る光は、フィルタ用円板６６−にのフィルタの一つを通り 、次に、カラーフィルムγ２を含むフィルム面上に焦点調節されたレンズ７０を 通る。赤、青、または緑のフィルタの一つがレンズ７０の光軸」−に並ぶように 、フィルタ用円板６６を６個所の位置に合わせることが可能である。前記フィル タ用円板の回転角は、モータ制御器７６によって制御されるモータ駆動７４によ って調節される。そして位置センサ７８ば、フィルタ用円板の回転角を検知する と共に、レンズ７０の光軸上に位置している特定のフィルりを識別する制御信号 を発生する。第８図に示されるように、赤のフィルタ６８がレンズ７０と一直線 に並ぶと、位置センサ７８がリード８０上に、この状態を示す一つの出力信号を 発生する。前記リード８０上のこの信号は、マルチプレクサ４２と連結している リード４４に入力され、その結果、赤の色分離像の映像信号たけが、直流分再生 回路５０へ入力する。モーター制御器７６がフィルタ用円板を操作して、青のフ ィルタがレンズ７０と一直線に並ぶと、今度は位置センサ７８がリード８２上に 出力信号を発生し、この信号が、マルチプレクサ４２のライン４６に入力され、 その結果、直流分再生回路５０には、宵の映像信号だけが入力される。緑のフィ ルタがレンズ７０の光軸上に位置した場合も、同様にして、直流分再生回路５０ には、緑の映像信号だけが入力される。このようにして、ブラウン管６２のスク リーン６４上に２進の明るさ分布を作るために用いられる映像信号の色は、レン ズ７０の光軸上に位置するフィルタの色と一致する。

本発明に。Ｌれば、装置３９にはレベルカウンタ８４か宮まれており、その出力 は、固定記憶装置８６に対してアドレス指定をし、そして該固定記憶装置８６の 出力は、１ｍｌという数を作り出す。そうすると、分周器８８は、同期分離回路 ９２の垂直偏向用出力り０を、前記数１ｍｌで分割し、これによって前記レベル カウンタ８４、及び該カウンタ８４と同じ内容を有する同期カウンタ９４の両者 の変化分を決めるための出力が発生する。固定記憶装置８６は、ルックアップテ ーブルを構成し、その中には、第５図および第６図に示された特性曲線から経験 的に得られた情報が、赤、青、および緑の色分離像の挟体信号の各々に対して、 一覧表になっている。もし、第７図に示される表の右欄が、その表中に示されて いるように、各レベルにおける適正な露出を得るために要求される垂直フレーム の数を表わしているとすると、この表の右欄の内容は、赤の色分離像に対する固 定記憶装置の内容を表わすことになる。

同様に、Ｗおよび緑の色分離像に対するルックアップテーブルへの入力値が決め られ、そして固定記憶装置の内容が構成される。レベルカウンタ８４は、各レベ ルに従って、固定記憶装置に対してアドレス指定をし、一方位置センサγ８の出 力は、固定記憶装置内における赤、青、または緑の何れの内容が処理されるへ〜 かを選択する作用をする。結論として、レベルカウンタ８４の内容およびフィル タ用円板６６上の選択されたフィルタが、固定記憶装置のセルを決定し、そして そのセルの内容か、ブラウン管６２のスクリーン−トに現われるべきアレーン、 数を決定する。このタイミングは、同期分離回路９２およびクロック８８を用い ることによって達成される。同期分離回路は、マ、／ｌ・チプレクザ４２の出力 とし７て発生ずる映像信号に作用する在来の装置であって、ブラウン管の偏向コ イル９８に入力される水平偏向用出力９６、および垂直偏向用出力９０を得るた めに、映像信号から同期ノ、Ｏ）レスを分離させるものである。水平偏向用出力 ９６は、一般に行なわれているＮＴＳＣテレビジョン方式が用いられろ場合πは 、円啼数が１５，７５０　Ｈｚのパルス列であり、この出力が、ブラウン管６２ 内の電子ビームを、そのスクリーン６４上を水平方向に偏向させる。垂直偏向用 出力９０は、周波数が６３　Ｈｚのパルス列であり、そしてこの例のように、飛 越走査をしない系においては、１回のフィールド雑食が１フレーム（両面）を形 成するので、前記ｔ５　Ｑ　Ｈｚがフレーム周波数となる。

このようにして、ブラウン管６２内の電子ビームは、ブラウン管のスクリーン６ ４上に、１秒間に６０回の割合で、ラスターを描く。

クロック８８は、固定記憶装置８６内の選択されたセルによって制御を受けなが ら、同期分離回路９２に」＝って作られる垂直偏向パルスを次の。ｈ５な数で分 割する。すなわち、その数値は、レベルカウンタ８４および位置センサ７８の特 定の出力によって、アドレス指定された固定記憶装置のセルの内容に等しくなる ５か、前記特定の出力は、レンズ７０と一列になったフィルタ用円板６６上のフ ィルタの色によって決定される、。

例えば、も［２、レベルカウンタ８４の内容が“ろ“という数であれば、映像信 号の中のレベル”６′にあるものが取扱われる。さらに、赤のフィルタがレンズ ７０と一直線に並ふと、レベルカウンタ８４、およびリード８０上の′赤１とい う出力によってアドレス指定されたセルの内容は、５０という数となって、この 数かクロック８８に入力される結果、同期分離同１路９２が５０個の垂直同期信 号を発生させるたび毎に、一つの出力パルスが発生するようになる。クロック８ ８の出力として発生するパルスは、二つの目的、すなわち、第一に、同期カウン タ９４を次のレベル（すなわち、４のレベル）に増加させること、および第二に 、レベルカウンタ８４を次のレベルに増加させることに用いられる。この時点で 、固定記憶装置には、別のセルがアドレス指定され、クロック８８は、従って、 そのセルに含まれている数で割算（分割）をすることとなる。

同期カウンタ９４の内容によって定まるレベルは、Ｄ−Ａ変換器５８によって、 アナログ信号に変換され、それによって、；ンパレータ５４のしきい値が設定さ れる。レベルカウンタ９４が増加するに従って、該しきい値は、第６図において 、基準レベルの数字１から８によって示されているように、連続的に増加するが 、各レベルに対して電圧が印加される時間は、固定記憶装置８６の内容によって 決められる。

操作方法を示すと、先ず、未感光のシート状カラーフィルムγ２が、レンズ７０ の後方、その焦点面上に置かれる。映像源４０ば、カラーテレビ画像に関する赤 、宵、および緑の色分離像に対応して、６組の周期的な映像信号が発生するよう に操作される。もし、赤のフィルタがレンズγ０と共軸となり、そのため、位置 センｆ７８のリード８０が作動していると仮定すると、マルチプレクサ４２は、 −組の周期的な映像信号によって形成される赤の映像フレームを作るような出力 を発生する。この−組の映像信号は、マルチプレサへのり−ド゛４４が最早作動 しなくなるまで繰返し発生する。

前記映像信号は、直流分再生回路５０を経由して、コンパレータ５４の信号入力 チャネルに加えられる。

同期パルスは、同期分離回路９２によって、映像信号から分離され、該パルスは 、ブラウン管６２に直結した偏向回路に対する水平および垂直偏向用出力を発生 させる。入力チャネル１００に１スタート′という命令が入力されると、レベル カウンタ８４、同期カウンタ９４、およびクロック８８の内容はクリアされる。

そうして、レベルカウンタ８４のＩ　ＯＮレベルが固定記憶装置８６に入力され 、これによって、メモリのある一行（横の列）がアドレス指定され、一方、・メ モリの列（縦の列）は、位置センサ７８の出力によってアドレス指定される。今 、リード８０が作動しているので、固定記憶装置８６へのリード１０２に′赤１ 信、号が入力され、これによって、選択された列におけるレベル”０”というセ ルの内容が読込まれ、そしてタロツク８８の作動が決定される。そして、これに よって垂直同期パルスに対する除数（分割数）が決定されると、・クロック８８ に必要な数が入力された後に、該クロックは、同期カウンタ９４およびレベルカ ウンタ８４を増加させるための一つの出力パルスを発生させる。クロック８８が 計数を行なっている間で、なおかつ該クロックが出力パルスを発生させる前に、 Ｄ−Ａ変換器５８は、同期カウンタ９４の出力の作用を受けて、コンパレ〜り５ ４の基準入力チャネルに”０ルベルに相轟する電圧を印加する。コンパレータ５ ４の信号人力チャネルに入ノＪされる映像信号が、Ｄ−Ａ変換器５８の出力によ って入力チャネル５６に印加されるしきい値を越えるたび毎に、コンパレータ５ ４は、ブラウン管６２の電子ビームを活動させるための一つの出力を発生させ、 これが、フレーム全体について、映像信号中の絵素の位置に対応するスクリーン ６４上の位置に、光点を生じる。このように、スクリーン６４上には、躯４Ａ図 から第４．　Ｈ図に示された表示のいす、ｔＬかに非常に似ている白黒の２値の 、すなわち、２進の明るさ分布が生ずる。スクリーン上の前記表示は、固定記憶 装置８６内にアドレス指定されたセルの内容によって定まる一定時間持続する。

この時間が経過すると、クロック８８によって発生した出力は、コンパレータ５ ４に印加されるしきい値の電圧を変化させると同時に、該出力は新しい時間を設 定するために、固定記憶装置８６に対し、新たにアドレス指定をする。このよう な状態は、レベルカウンタ８４および同期カウンタ９４が、許容されるレベルの すべての値をとるように変化するまで、繰返される。各レベルにおいて、スクリ ーン上には、２値の明るさ分布が表示され、フィルムには、色分離されたＩ、Ｍ ｆ沫の色と一散−する色のフィルタを通して、ス０ クリーン上の表示が露出される。

同期カウンタ９４の内容は解読され、その結果、その内容が最大値（すなわち、 最大のレベル）に達すると、ストップパルス発生器１０３を作動させる一つの出 力パルスが発生し、それによって、レベルカウンタ８４の作動は停止され、モ〜 り制御器γ６には、その作動をさせる信号が入力される。モータ７４はこのよう に駆動され、そして、レンズ１ｏの光軸上に次の色フィルタが位置するようにな るまで、フィルタ用円板を回転させる。フィルタ用円板の位置は位置センサ１８ によって検知され、それＫよって、背のフィルタがレンズの光軸上に位置するよ うになると、１ノード８ｏへの出カシま停止され、今ルーは、例えは、リード８ ２への出力が作動され、従って、またマルチプレクサ４２の出力は、赤の色分離 像の映像信号がら、青の色分離像の映像信号へと変化する。同時に、スタートの 命苓が入力されたときに、青の色分離像がフィルムに露出されるように備えて、 固定記憶装置内における別の列（縦の列）が作動状態となる。

別のスタート信号に応答して、上述のツーイクルが、すべてのレベルに対して、 もう一度繰返され、これによって、青の色分離像に関する２値の、すなわち、２ 進の明るさ分布が、各々の明るさのレベルに対して、スクリーン６４上に作られ る。各レベルに対する露出時間は、固定記憶装置の内容に従って定められる。そ うして、この露出か完了すると、前記サイクルがもうｇｌ　ｋ返され、これによ って、緑の色分離像の情報が、フィルムγ２に集められる。３つの色分、＠像か スクリーン６４上に順次形成され、そして、フィルム７２の露出か完了した後、 該フィルムは、現像され、そして映像画面の・・−トコピーが作成される。

〜・−トコビーを迅速に得るために、１０４に概略示される回路が用いられる。

この回路は、一つのレベルか最早有効な情報を含まない状態に達するのがいつで あるかを検知すると、回路を短絡させたり、レベルカウンタ８４およＯ・同期カ ウンタ９４のその後の作動を終了させる働きをする。第８図に示されているよう に、各フレームが垂直偏向パルスによって形成されると、フリラフ０フロツプ１ ０６がセットされる。もし与えられたレベルにおいて、コンパレータ５４から出 力がない場合、すなわち、問題にされているレベルよりも大きな振幅を持つ絵素 がないために、映像信号中に新たな情報が含まれていない場合、回路１０４は、 フィルムへ次の色分離像を入力させる操作を停止させる。このような場合、レベ ルカウンタ８４および同期カウンタ９４を増加させるため、次のクロックパルス が発生すると、ノリツブフロップ１０６はセットの状態になる。そして、このパ ルスは、フリップフロップ１０６がセントの状態にある間に、アンドヶ”　−） 　１０８に入力される。その結果として、アンドケゞ−ト１０８ば、いわゆる” 初期・挙止信号°を発生し、そす１に、１って、クロック８８は停止され、回路 の作動は停止される。

しかしながら、もし、映像信号が、強修制御１て関連する情報を含んでいれば、 すなわち、映像信号がコンパレータ５４の閾値よりも大きなレベルの明るさの絵 素を有していれは、フリップフロップ１０６はリセットの状態となる。そうして １，１、り高い次のレベル（／ｒ対応する次のクロックパルスが発生すると、ア ンドヶゞ−ト１０８は、前記初期停止信号を発生させず、コンパレータ５４への Ａ（準入カチャネルにおける電圧は段階状に増加するという状、態が続く、。

産業上の利用可能性 前述の記載内容から明らかな６Ｌうに、本発明は、−＝１の周期的な映像信号に よって形成される映像フレームのハードコピーを得る方法を提供するものである 。

そして、この中には、予め設定された明るさの光によって、前記フレーム内の絵 素を形成している映像信号のレベルによって定まる一定の時間、感光面上に、対 応する各絵素を露出させる工程が含まれる。第、８図に示されるように、レベル カウンタ８４、同期カウンタ９４、固定記憶装置８６、クロック８８、そして、 Ｄ−Ａ変換器５８は、コンパレータ５４への基僧入カチャネルへ印加される基準 電圧を変化させる手段を構成する。レベルカウンタ８４および同期カウンタ９４ ば、前記基準電圧を設定するための手段を構成する。そし３ て、固定記憶装置８６は、クロック８８の作動に影響を及ぼすために、予め設定 されたレベルの函数として変化するある時間、該レベルにおける電圧を一定に保 つ働きをする。

ここで注意しなけれはならないことは、レベルカウンタ８４　オよＯ・同期カウ ンタ９４が一つのカウンタとして結合され得るということである。何故ならば、 これらのカウンタの各々の内存は、いつでも同じであるからである。しか［７、 話しを簡単にずろためｌ：、ここでは２個のカウンタが示されている。このよう に、これらのカウンタは、テレビジョン系のフレーム周波数の函数として変化し 、かつ、同期した周波数において、コンパレータの基厚入カチャネルヘ印加され る電圧を変化させろ手段を構成する。

さらに注意すべきことは、ここては、アナログのコンパ！／−夕およびアナログ の映像信号がｇｌ２載さ第１ているか、コンパレータ５４およびＤ−Ａ変換器５ ８を含むデイゾタノ１−のコンパレータと共に、ディジタルの映像信号を用いて もよいことは容易に理解される。

本発明に係る方法おまひ装置によってもたらされる種々の利点および改良点は、 本発明の前記最良の実施１タリに関する記載内容から明白であろう。以下の請求 の範囲においてδ「：述されているように、本発明の思想および範囲内であるな らば、種々の改変や修正が許される。

ｉＪ、６イノ ベ　ペ ０　：　ｇ　ｇ　０　♀　呂　８９ 叱薯！＋−（船 手続補正書（方式） 昭和６０年３月７日 特許庁長官殿 事件との関係　特許出願人 国際調合報せ□

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　Ｎレベルの明るさを規定する予め設定された範囲内の振幅を有する周期的な 映像信号によって形成される映像フレームのハードコピーを得る方法にして、（ イ）　前記映像信号の振幅が、基準信号の振幅に比し、等しいかまたは大きい場 合に、一つの選択された出力信号が発生ずるように、前記映像信号の振幅と前記 基準信号の振幅とを比較する工程、 （口ｌ　ｉ’ｉｉＪ記映像信号の周期的に変化する周波数の函数として変化し、 かつ、同期した周波数において、予め設定された範囲の振幅を治する映像信号に よって規定されるＮレベルの明るさに対応して、前記基準信号のレベルをｌｉ段 階変化させる工程、 （ハ）　白黒用ブラウン管のスクリーン上に電子ビームがラスタを描くように、 前記映像信号中の同期信号に応答して、前ａピブラウン管にだける前記ビームを 偏向させると共に、前記比較用のコンパレータから発生したＡｉＪ記選択された 出力信号に応答して、２順位の明るさ分布を、該２順位の中の上位の明るさ分布 にするように、前記ビームの強度を制御する工程、に）　シート状の感光材料を 、前記ブラウン管のスクリーンによって露光する工程、 を備えた前り映像フｌ／−ムの・・−トコピーを得る方法っ２、　請求の範囲第 １項記載の方法において、前記感光シート上の絵素が、前記２順位の中の上位の 明るさの分布の光によって露出される時間は、フレーム内の対応する絵素を形成 する前記映像信号の振幅の非線形な函数であることを特徴とする前記映像フレー ムのハードコピーを得る方法。 ６　請求の範囲第２項記載の方法において、前記映像信号は、１フレームの色分 離像を形成すると共に、前記感光材料が露光される光の色は、ｉｌ」飴色分離像 の色と一致することを特徴とする前記映像フレームのハードコピーを得る方法。 ４　請求の範囲第３頂詑載の方法を、赤、青および緑の色分離像について順次用 いることによって、カラー映像両面のカラー−・−トコピーを得る方法。 ５、周期的な映像信号によって形成される映像フレームのハードコピーを得る装 置にして、（イ）信号入力チャネルおよび基準イ言月入カチャネルを有するコン パレータにおいて、前記信号人力チャネルに入力される信号が、前記基準信号入 力チャネルに印加される電圧によって定まる閾値よりも大ぎい場合に、一つの出 力を発生させる前記コンパレータ、（ロ）　前記コンパレークの信号入力チャネ ルに、前記映像信号を入力させる手段、 （ハ）前記映像信号の周期的に変化する周波数の函数として変化し、かつ、同期 した周波数において、前記コンパレータの基準信号人力チャネルに印加される前 ２６ 記電圧を変化させる手段。 に）　白黒用のブラウン管において、前記周期的な映像信号中の同期信号に応答 して、電子ビームがブラウン管のスクリーン上にラスタを描くための偏向回路を 有すると共に、前記コンパレータの出力に応答して、前記スクリーン上に、２順 位の明るさ分布が作られる」：つに、前記電子ビームの強度を制御する強度制御 器を有する前ｈ「ニブラウン管。 （カ　ンート状の感光材料を、前記ブラウン管のスクリーンによって露光するた めに、位置決めする手段、を備えた前記映像フレームの・・−トコピーを得る装 置。 ６、請求の範囲第５項記載の装置において、前記コンパレータの基準信号入力チ ャネルに印加される前記電圧を変化させる手段は、予め設定された複数のレベル の各々において、該各々のレベルの函数として変化するある時間、前記電圧を設 定および保持する手段を含むことを特徴とする前記映像フレームの・・−トコピ ーを得る装置。 ７、請求の範囲第一項記載の装置において、前記電圧を設定および保持する前記 手段は、前記時間の各々が、それを規定する前記予め設定されたレベルの非線形 な函数となるように構成されることを特徴とする前記映像フレームの・・−トコ ピーを得る装置。 ８、請求の範囲第７項記載の装置において、前記電特表１１［０−５００７４４ （２） 圧を設定および保持するＵ記手段は、レベルカウンタおよびルックアップテーブ ルを有し、該レベルカウンタの内容は、前記複数の子め設定されたレベルの一つ を表ワし、該ルックアンプテーブルは、前記レベルカウンタの内容によってアド レス指定された複数のセルから成り、該セルの内容は、前記コンパレータの基準 信号入力チャネルに前記電圧が印加される時間を表わすことを特徴とする前記映 像フレームの・・−トコピーを得る装置。 ９、　請求の範囲第８項記載の装置において、前記電圧を設定および保持する前 記手段は、可変分周回路および同期分離回路を有し、該分周回路は、該分周回路 のカウンタに入力するパルスの数が、前記レベルカウンタによってアドレス指定 されたセルの内容と等しい場合に、該セルの内容に応答して一つの出力パルスを 発生させ、前記同期分離回路は、前記周期的な映像信号に応答して一連のフレー ムパルスを発生させ、該一連のフレームパルスは、前記同期的な映像信号に同期 し、かつ前記分周回路に入力されることを特徴とする前記映像フレームの・・− トコピーを得る装置。 １０、請求の範囲第９項記載の装置において、前記し・ベルカウンタは、前記分 周回路の出力に応答して変化することを特徴とする前記映像フレームのハードコ ピーを得る装置。 １１、請求の範囲第９項記載の装置において、前記電圧を設定および保持する前 記手段は、前記レベルカウンタの内容を表わす電圧を発生させると共に、該電圧 は、前記コンパレータの基準信号入力チャネルに印加されることを％徴とする前 記映像フレームの・・−トコぎ−を得る装置。 １２、請求の範囲第１１項記載の装置において、前記電圧を設定および保持する 手段は、前記分周回路の出力によって変化する同期カウンタ、および該同期カウ ンタの内容に応答して前記電圧を発生させるＤ−Ａ変換器を有することを特徴と する前記映像フレームの・・−トコピーを得る装置。 １ろ、請求の範囲第１２項記載の装置において、前記同期カウンタは、前記レベ ルカウンタとは分離していることを特徴とする前記映像フレームの・・〜Ｖトコ ピー得る装置。 １４、請求の範囲第１２項記載の装置において、前記レベルカウンタを停止およ びリセットさせる手段か含まれることを特徴とする前記映像フレームの−・−ト コピーをイｑる装置。 １５、請求のＳ青求第１４項記載の装置において、前記停止およびリセットの手 段は、前記同期カウンタの内容に応答することを特徴とする前記映像フレームの ・・−トコピーを得る装置。 １６、請求の範囲第１５項記載の装置において、前記停止およびリセットの手段 は、前記映像信号が選択レベル以上にならない場合にも、この状態に応答するこ とを特徴とする前記映像フレームの・・−トコピーを得る装置。 １