JPS604909Y2 - 家庭用生ビ−ル樽スタンド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は簡単に家庭用生ビール樽を保持することが出来
る便利な家庭用土ピールスタンドに係るものにして、そ
の構成を添付図面を参照に詳述すると次の通りである。

台盤１の両端部に嵌挿孔２を有する支持筒３を上方に向
けて突設する。

この台盤１はプラスチック酸にすると良く、支持筒３を
一体に突設すると良い。

この支持筒３の両側縦方向に嵌挿孔２に連通する割溝５
を形成する。

この台盤１上面に凹部６を形威し、この凹部６に受皿７
を着脱自在に嵌着する。

この受皿７はアルミニウム製着しくはステンレス製にす
ると良い。

この支持筒３の嵌挿孔２内に支持脚杆８の下端部を着脱
自在に嵌挿し、この支持脚杆８の上端部を生ビール樽９
の先端部９ａを嵌着保持する保持環１０の両端部に設け
た受筒１１の受孔１２内に着脱自在に嵌着する。

図面の支持脚杆８はアルミニウム押出形材を使用した場
合を図示し、支持筒３の嵌挿孔２内に嵌挿した上、支持
筒３に固定キャップ４を圧入被嵌して支持脚杆８を固定
した場合を図示している。

この保持環１０も台盤１と同様にプラスチック酸にする
と良い。

本考案は上述の様に構成したから次のような特長を有す
るものである。

１ 台盤１の両端部に突設した支持筒３の嵌挿孔２に支
持脚杆８の下端部を嵌挿し、上端部に保持環１０を設け
ることにより簡単にして第１図に示すスタンドが出来上
がり、この状態で生ビール樽９をひつくり返して先端部
９ａを保持環１０内に保持すれば良い。

従って家庭において、ホームパーティにおいて、ハイキ
ングにおいて等手軽に楽しむことが出来る。

２ この場合支持筒３の嵌挿孔２の中に支持脚杆８を窮
屈の状態で嵌挿することは確実に固定される条件になる
が、その反面嵌挿が厄介になる。

逆に嵌挿孔２の径を大きくすると支持脚杆８はがたつく
ことになる。

また支持脚杆８をアルミニウム押出形材を使用したり台
盤１をプラスチック製にしたりすると加工上の問題で嵌
挿孔２に支持脚杆８との関係が窮屈になったり甘くなっ
たりする。

この点を本考案は考慮して支持筒３の両側縦方向に割溝
５を形成しているから支持脚杆８の径が嵌挿孔２より大
きい場合には嵌挿孔２の径が広がり、小さければそのま
ま嵌挿され、その状態で固定キャップ１３を支持筒３に
圧入被嵌するものであるからいずれにせよ嵌挿孔２の径
は小さくなり支持脚杆８を支持筒３に確実に固定するこ
とになる。

３ この台盤１上には受皿７を設けているから生ビール
を出す時にこぼしても受皿７上に留まり、テーブル面に
こぼれることがないからテーブル面を汚すことがない。

仮りにこの受皿７上に生ビールがいっばいになった時で
も受皿７だけを取り出して捨てることが出来るため便利
である。

４ 本案品の不使用時には第２図に示す様に台盤１と支
持脚杆８と保持環１０とがばらばらにするようにすれば
小さくまとめることが出来るからかさばらず不使用時の
保管や梱包等が便利になる。

５ 本案品は構造が簡単であるから製作が容易となり、
量産可能にして、それだけ製品を安価に提供することが
出来ると共に台盤１、保持環１０をプラスチック製にし
、支持脚杆８をアルミニウム押出形材にすることにより
軽量で体裁が良い製品が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案品の斜面図、第２図はその分解斜面図、第
３図は一部を切欠けた正面図である。 １・・・・・・台盤、２・・・・・・嵌挿孔、３・・・
・・・支持筒、４・・・・・・固定キャップ、５・・・
・・・割溝、７・・・・・・受皿、８・・・・・・支持
脚杆、９・・・・・・生ビール樽、９ａ・・・・・・先
端部、１０・・・・・・保持環。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 台盤の両端部に嵌挿孔を有する支持筒を上方に向け
   て突設し、この支持筒の両側縦方向に嵌挿孔に連通する
   割溝を形威し、この台盤上面に受皿を設け、この支持筒
   の嵌挿孔内に支持脚杆の下端部を嵌挿し、その外側より
   支持筒に固定キャップを圧入被嵌し、この支持脚杆の上
   端部に生ビール樽の先端部を嵌着保持する保持環を設け
   た事を特徴とする家庭用生ビール樽スタンド。 ２ 実用新案登録請求の範囲第１項記載の家庭用生ビー
   ル樽スタンドにおいて、台盤と保持環をプラスチック酸
   にし、支持脚杆をアルミニウム押出形材にしたもの。 ３ 実用新案登録請求の範囲第１項記載の家庭用生ビー
   ル樽スタンドにおいて、台盤と支持脚杆と保持環とを分
   離出来るようにしたもの。