JPS6049015B2 - 連続乳化装置 - Google Patents

連続乳化装置

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JPS6049015B2
JPS6049015B2 JP53155011A JP15501178A JPS6049015B2 JP S6049015 B2 JPS6049015 B2 JP S6049015B2 JP 53155011 A JP53155011 A JP 53155011A JP 15501178 A JP15501178 A JP 15501178A JP S6049015 B2 JPS6049015 B2 JP S6049015B2
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JP
Japan
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vessel
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stirring
outlet
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JP53155011A
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JPS5581733A (en
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元 藤村
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
    • B01F27/90Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis with paddles or arms 
    • B01F27/902Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis with paddles or arms  cooperating with intermeshing elements fixed on the receptacle walls

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マヨネーズ、サラダドレッシング。
クリーム等の乳化食品や化粧品・接着剤等の乳化物を製
造するための連続乳化装置に関する。か、る乳化物を工
業的規模て製造するには、一般に撹拌乳化装置と必要に
応じてコロイドミルとを併用し、先す諸原料を攪拌乳化
装置にて攪拌混合して半乳化状乃至乳化状とし、さらに
乳化を安定にしたいに場合には、次にこれをコロイドミ
ルにて摩砕して微粒化状とする方法がとられている。ま
た、サラダ下レツシングや化粧品等の場合には、比較的
乳化させやすいので、コロイドミルを用いすに攪拌乳化
装置単独て乳化させる方法もとられている。従来、この
ような半乳化乃至乳化作業を連続的に行うために、実公
昭53−3773吟公報や特公昭49−7221号公報
記載のような攪拌乳化装置が用いられている。
すなわち、この種の乳化装置は横型の円筒状器体の一端
に設けた流入口から諸原料を器体内に供給し、器体内を
回動している攪拌翼により諸原料を攪拌混合して乳化さ
せ、乳化された− 、、を−tt5!上^!、レ1山、
−キnllL−エケIhrlよ、、)π口′八LLj−
Hl。うにしたものである。しカルながら、前記従来の
攪拌乳化装置によると、原料を横型円筒状器体内に充満
させ、これを流入口側から流出口側に圧送しつ)攪拌混
合する構造であり、原料中に空気が混入していたり或い
は原料の供給量に変動があつたりすると、いわゆる攪拌
むらが生じやすく、そのため部分的にせよ未乳化の原料
が流出口から取り出されるおそれがあつた。
また、原料を圧送しつゝ攪拌翼に設けた鋭利な突起によ
り攪拌混合する構造であるから、原料を加圧した状態て
剪断するという物理的にみて過酷な条件下で乳化を行わ
せていることになり、従つて原料中の乳化状態を維持す
る役目のいわゆる乳化剤(卵黄や高粘度物質等)に変性
をきたしやすい。
要するに、従来の連続攪拌乳化装置によると、半乳化物
や乳化物を連続的に製造てきるにしても、完全な均質状
態が得られす、ときどき未乳化の原料が取り出されたり
、或いは乳化剤が変性したりしやすいので、乳化状態の
十分な製品が得られにくいという欠点があつた。これに
鑑み、本発明は効率よく均一な状態で且つ乳化剤を変質
させることなく乳化物を製造することができる連続乳化
装置を提供することを目的・としたものてあり、下部に
流入口を有する堅塁円筒状器体の上方に該器体と連通す
る空間室を設け、該器体の軸心位置に挿通する回転軸に
は丸棒状攪拌翼を植設し、該器体の内周壁には複数の緩
衝棒を前記攪拌翼と互いに隣在するように植設すフると
共に該器体の上部又は空間室の下部に流出口を設けたこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、
1は図示していない架台に立設された円筒状器体で、そ
の下部の側方には流入口6a,6bが設けられており、
該流入口6a,6bに連設されたベンド10a,10b
を通じて諸原料を器体1内に供給するように形成されて
いる。
そして、該器体1内の軸心位置には、電動機(図示せず
)によつて回転する回転軸3が挿入されており、該回転
軸3には複数の攪拌翼4,4・・・・・・が植設されて
いる。
攪拌翼4,4・・・は金属製や硬質プラスチック製等の
材質からなる丸棒状の棒を器体1の半径より短く切断し
たものを用い、器体1内に挿通された回転軸3の上部か
ら下部に至る間に所定間隔をおいて回転軸3に対して直
角に植設する。また、円筒状の器体1の内周壁には複数
の緩衝棒5,5・・・ ・・・が植設されている。こ
の緩衝棒5,5・・・ ・・・は、攪拌翼4,4・・
・ ・・・・と同じく丸棒状の棒を切断したものを用い
、回転軸3に植設された攪拌翼4,4・・・・・・・と
互いに隣在するように器体1の内周壁に植設する。7は
回転軸3の軸受であり、10はシャフトシールである。
2は、円筒状器体1の上方に設けた空間室てあつて、該
空間室2の下部と円筒状器体1内の上部とが連通するよ
うに形成されている。
9は空間室2の上方開放部を閉止するための蓋体である
該空間室2は、外部と遮断して密閉状態としてもよいが
、諸原料を円筒状器体1内で攪拌混合する際器体1内が
常時一定の圧力に保持されるように、空間室2の側方に
孔を設けて外部と連通させたり、蓋体9の一部に開放部
を設けておくとよい。8は空間室2の下部に設けた流出
口であり、該流出口8より円筒状器体1内て仕上がつた
乳化物をポンプ(図示せす)にて吸引して器体外に取り
.出すようにしてある。
このような役割から、流出口8は円筒状器体1の上部に
設けてもよい。また乳化物をポンプて取り出すとき、空
間室2内の空気が吸引されぬよう、例えは液面制御装置
を流出口8の上部に取り付け、流出口8の上部に常に乳
4化物の液面があるようにしておくことが望ましい。尚
、空間室2を密閉状態とした場合には、乳化物は流出口
8より吐出されてくるので、その取り出しに必ずしもポ
ンプを用いる必要はない。また流入口6は本実施例のよ
うに必すしも2箇設ける必要はなく、1箇又は3箇以上
としてもよい。以上のような構成からなるので、回転軸
3を高速(500〜4000rpm)て回転させ、例え
ば、マヨネーズの製造に於ては、原料送り定量ポンプを
作動させ、供給管10aを通じて流入口6aから清水・
卵黄・食酢等からなる水性原料を、また供給管10bを
通じて流入口6bからサラダ油・辛子フ精油等からなる
油性原料をそれぞれ連続的に器体1内に供給すると、こ
れらの原料は上方の空間室2に向けて押し上げられつ)
攪拌混合されること)なる。攪拌混合に際して、原料に
は攪拌翼4,4・・・・・・の回動作用により水平方向
に循環しようとする循環流が付与されるのであるが、原
料が上方に押し上げられるにともない緩衝棒5,5・・
・・がこの循環流を干渉することにより、うず流も付与
されること)なる。
その結果、原料は循環流と・うず流とにより確実に攪拌
混合されること)なり、原料が器体1内を上方に押し上
げられるにしたがつて、このような短時間の裡に乳化状
態が形成進行することになる。すなわち、円筒状器体1
内の原料の乳化状態は、下部に於ては攪拌混合の初期段
階の未乳化層であり、中間部が攪拌混合の中途段階の乳
化進行中の層であり、上部に於ては十分に攪拌混合され
た乳化終了層となる。
従つて、原料は器体1内を下部から上部に向けて通過す
るのみで格別長時間滞留させなくても、空間室2の下部
又は円筒状器体1の上部に設けた流出口8より乳化終了
した乳化物のみを連続的に取り出し、所要に応じこれを
配管を介してコロイドミルに連続的に送ることができる
。しかして、本発明に於ては円筒状器体1の上方に器体
1内と連通する空間室2を設けたので、空間室2を密閉
状態とした場合には、空間室1内に存在する空気は器体
1内の原料の圧力を緩衝することができ、その結果、器
体1内で攪拌混合中の原料の圧力の急変を防ぐことがで
きる。
また、空間室2内と外部とを連通させた場合には、空間
室2内の圧力を調整することができ、従つて器体1内の
原料の圧力が調整され、器体1内で攪拌混合中の原料の
圧力を一定に保持することができる。従つて、たとえ原
料中に空気が混在していたり或いは原料送り定量ポンプ
に脈動があつたりして、原料の供給量に多少の変動があ
つたとしても、器体1内の層状の状態が大きく崩れるこ
とはない。また、空間室2内を外部と連通させて常圧に
保持しておけば、円筒状器体1内の原料はほS゛常圧て
攪拌混合されることになり、その上攪拌混合は丸棒状の
攪拌翼4,4・・・ ・・・・と丸棒状の緩衝棒5,5
・・・ ・・・・とによつて生ずる循環流とうず流とに
より行われるのて原料には剪断力はほとんど加わること
がない。
従つて原料を常圧で剪断力を加えることなく攪拌し乳化
させることができるので、乳化剤としての卵黄等が変性
することがない。従つて、このようにして得た乳化物乃
至半乳化物をコロイドミルで摩砕すると乳化性の安定し
た乳化物を得ることがで一き脳。
尚、上記実施例ではマヨネーズを製造する場合について
述べたが、比較的乳化させやすいドレッシングや化粧品
等を製造する場合には、本発明の装置単独で乳化性の安
定な製品が得られることは勿論である。
以上要するに、本発明の連続乳化装置によれば乳化物を
能率よく且つ乳化剤を変質させることなく製造てきるば
かりでなく、半乳化乃至乳化の工程が終了し均質化され
た製品のみを常時確実に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の装置の
縦断正面図、第2図は第1図のA−A断面図である。 1・・・・・・円筒状器体、2・・・・・・空間室、3
・・・・・・回転軸、4・・・・・・丸棒状の攪拌翼、
5・・・・・・緩衝棒、6a,6b・・・・・・流入口
、8・・・・・・流出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下部に流入口を有する竪型円筒状器体の上方に該器
    体内と連通する空間室を設け、該器体内の軸心位置に挿
    通する回転軸には複数の丸棒状の攪拌翼を植設し、該器
    体の内周壁には複数の緩衝棒を前記攪拌翼と互いに隣在
    するように植設すると共に該器体の上部又は空間室の下
    部に流出口を設けたことを特徴とする連続乳化装置。
JP53155011A 1978-12-18 1978-12-18 連続乳化装置 Expired JPS6049015B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53155011A JPS6049015B2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 連続乳化装置

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JP53155011A JPS6049015B2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 連続乳化装置

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Publication Number Publication Date
JPS5581733A JPS5581733A (en) 1980-06-20
JPS6049015B2 true JPS6049015B2 (ja) 1985-10-30

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ID=15596725

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JP53155011A Expired JPS6049015B2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 連続乳化装置

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JPH0349923Y2 (ja) * 1985-09-19 1991-10-24

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JPH0871007A (ja) * 1994-08-31 1996-03-19 Minaminihon Ham Kk 食材調理器
AU2003226694B2 (en) * 2003-03-21 2010-08-26 Kemira Oyj Device and method for continuously producing emulsions or dispersions
KR101039506B1 (ko) 2010-12-30 2011-06-08 주식회사 한국에너지관리 난황유 및 액체혼합비료 제조장치

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JPS5581733A (en) 1980-06-20

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