JPS6048844B2 - テ−プ電線 - Google Patents
テ−プ電線Info
- Publication number
- JPS6048844B2 JPS6048844B2 JP3244582A JP3244582A JPS6048844B2 JP S6048844 B2 JPS6048844 B2 JP S6048844B2 JP 3244582 A JP3244582 A JP 3244582A JP 3244582 A JP3244582 A JP 3244582A JP S6048844 B2 JPS6048844 B2 JP S6048844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- polyvinyl chloride
- electric wire
- tape electric
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はテープ電線特に熱的性質に優れたテープ電線
の改良に係るものである。
の改良に係るものである。
従来この種のテープ電線はポリエステル、ポリエチレン
又はポリ塩化ビニル等の熱可塑性プラスチックからなる
絶縁テープの間に複数条の導体が平行に配列されて、両
絶縁テープの内面相互を接着剤等により接着するか、又
は熱融着したものが知られている。
又はポリ塩化ビニル等の熱可塑性プラスチックからなる
絶縁テープの間に複数条の導体が平行に配列されて、両
絶縁テープの内面相互を接着剤等により接着するか、又
は熱融着したものが知られている。
しカルこのようなテープ電線は接着剤を使用したものに
あつてはそこに含まれる揮発生物質が、気化によつて絶
縁テープの接着面に気泡を生じ易く、ためにテープ電線
の絶縁性能を低下するおそれがあり、またテープ材質そ
のものが耐熱性に乏しく、使用状態での高温雰囲気中で
は熱変形を起したり、時には大きな熱収縮をも起すのて
絶縁を１０１言 ＩＡ−ｌｉ−、゛ 一 一警 →’
“”れては可燃性であるという各種の欠点を有するもの
てある。
あつてはそこに含まれる揮発生物質が、気化によつて絶
縁テープの接着面に気泡を生じ易く、ためにテープ電線
の絶縁性能を低下するおそれがあり、またテープ材質そ
のものが耐熱性に乏しく、使用状態での高温雰囲気中で
は熱変形を起したり、時には大きな熱収縮をも起すのて
絶縁を１０１言 ＩＡ−ｌｉ−、゛ 一 一警 →’
“”れては可燃性であるという各種の欠点を有するもの
てある。
これらの欠点を除くために架橋ポリ塩化ビニルテープに
よるテープ電線が考えられるが、架橋ポリ塩化ビニルは
接着することも熱融着することも甚だ困難であり、これ
を用いたテープ電線は実現していない。
よるテープ電線が考えられるが、架橋ポリ塩化ビニルは
接着することも熱融着することも甚だ困難であり、これ
を用いたテープ電線は実現していない。
この発明は上述の如き状況に鑑みてなされたもので、架
橋ポリ塩化ビニルテープとポリ塩化ビニルテープとの複
合テープを使用したテープ電線によつて、前述の如き欠
点を解消し、熱的性質及びそれに起因する電気特性等を
改良したテープを提供するものである。
橋ポリ塩化ビニルテープとポリ塩化ビニルテープとの複
合テープを使用したテープ電線によつて、前述の如き欠
点を解消し、熱的性質及びそれに起因する電気特性等を
改良したテープを提供するものである。
本発明のテープ電線を図面により説明すればポリ塩化ビ
ニルテープ１と架橋ポリ塩化ビニルテープ２とが一体に
積層されて複合絶縁テープ３が構成されている。
ニルテープ１と架橋ポリ塩化ビニルテープ２とが一体に
積層されて複合絶縁テープ３が構成されている。
この複合絶縁テープの製造に当つてはポリ塩化ビニルテ
ープと架橋剤入ポリ塩化ビニルテープとを熱融着させて
一体となし加熱によ・り架橋剤入ポリ塩化ビニルを架橋
させればよい。このような複合絶縁テープ３はポリ塩化
ビニルテープ１側を内側にして２枚が対設され、その間
に複数条の導体４が平行に配置され、前記ポリ塩化ビニ
ルテープの接触面が熱融着して一体化され・ている。こ
のようなテープ電線は全体が塩ビ系のプラスチックで絶
縁されているので耐焔性に優れ、特に架橋ポリ塩化ビニ
ルテープ２が外側になつている一ので耐熱対焔性に優れ
、かつ溶剤を使用することなしにテープを構成している
ポリ塩化ビニルと架橋ポリ塩化ビニルとが融着一体化さ
れしかも導体を挾んでいる２枚の絶縁テープ相互間もそ
の接触面が熱融着によソー体化されているので全体が一
つのモールド品同様に一体のものとなり、テープ電線の
周囲環境の温度上昇によつて絶縁を損なうような気泡の
発生もなければ、熱変形、熱収縮も起し難く、電気的に
も機械的にも極めて優れたものである。
ープと架橋剤入ポリ塩化ビニルテープとを熱融着させて
一体となし加熱によ・り架橋剤入ポリ塩化ビニルを架橋
させればよい。このような複合絶縁テープ３はポリ塩化
ビニルテープ１側を内側にして２枚が対設され、その間
に複数条の導体４が平行に配置され、前記ポリ塩化ビニ
ルテープの接触面が熱融着して一体化され・ている。こ
のようなテープ電線は全体が塩ビ系のプラスチックで絶
縁されているので耐焔性に優れ、特に架橋ポリ塩化ビニ
ルテープ２が外側になつている一ので耐熱対焔性に優れ
、かつ溶剤を使用することなしにテープを構成している
ポリ塩化ビニルと架橋ポリ塩化ビニルとが融着一体化さ
れしかも導体を挾んでいる２枚の絶縁テープ相互間もそ
の接触面が熱融着によソー体化されているので全体が一
つのモールド品同様に一体のものとなり、テープ電線の
周囲環境の温度上昇によつて絶縁を損なうような気泡の
発生もなければ、熱変形、熱収縮も起し難く、電気的に
も機械的にも極めて優れたものである。
図は本発明によるテープ電線の構造を示す横断面図であ
る。 １ ・・・ポリ塩化ビニルテープ、２・・・架橋ポリ塩
化ビニルテープ、３・・・複合絶縁テープ、４・・・導
体。
る。 １ ・・・ポリ塩化ビニルテープ、２・・・架橋ポリ塩
化ビニルテープ、３・・・複合絶縁テープ、４・・・導
体。
Claims (1)
- １ ポリ塩化ビニルテープと架橋ポリ塩化ビニルテープ
とが一体に積層されている複合絶縁テープ２枚がポリ塩
化ビニルテープ面を内側にして対向され、両者の間に複
数条の導体が平行に配置され、かつ２枚の複合絶縁テー
プの接触面が熱融着により一体化されていることを特徴
とするテープ電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3244582A JPS6048844B2 (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | テ−プ電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3244582A JPS6048844B2 (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | テ−プ電線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57168408A JPS57168408A (en) | 1982-10-16 |
| JPS6048844B2 true JPS6048844B2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=12359154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3244582A Expired JPS6048844B2 (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | テ−プ電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048844B2 (ja) |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP3244582A patent/JPS6048844B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57168408A (en) | 1982-10-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3396460A (en) | Method of making a connection | |
| US4206786A (en) | Heat recoverable article with fusible member | |
| US5168124A (en) | Waterproof seal construction for wire harness | |
| CA1069192A (en) | Heat recoverable self-heating sealing article and method of sealing a splice therefrom | |
| US3435401A (en) | Insulated electrical conductors | |
| US4429215A (en) | Planar heat generator | |
| US4369356A (en) | Heat-shrinkable cover sheet | |
| KR880004616A (ko) | 케이블접속부의 밀봉방법 및 그 장치 | |
| ES341060A1 (es) | Un dispositivo conectador electrico. | |
| DE58905040D1 (de) | Hochspannungsisoliersystem fuer elektriche maschinen. | |
| JPS6238834B2 (ja) | ||
| GB1230591A (ja) | ||
| JPS61276288A (ja) | 合成樹脂ユニツト | |
| US3198873A (en) | Flexible conduits having electrical conductors therein | |
| JPS6048844B2 (ja) | テ−プ電線 | |
| JPH0686223U (ja) | 同軸ケーブルおよびこれを用いた同軸フラットケーブル | |
| JPH0745917Y2 (ja) | 面状発熱体 | |
| JPS6333442Y2 (ja) | ||
| JPH049746Y2 (ja) | ||
| JPH0412566B2 (ja) | ||
| JP2590702Y2 (ja) | 遮水遮蔽複合テープ及びこれを用いた遮水型電力ケーブル | |
| JPS6114156Y2 (ja) | ||
| JPH01161611A (ja) | フラットケーブル及びその製造方法 | |
| JPS61243674A (ja) | ケ−ブル接続部内部半導電層の形成方法 | |
| JPH0422552Y2 (ja) |