JPS6048202B2 - 液流下型プレ−ト式蒸発器 - Google Patents
液流下型プレ−ト式蒸発器Info
- Publication number
- JPS6048202B2 JPS6048202B2 JP1719882A JP1719882A JPS6048202B2 JP S6048202 B2 JPS6048202 B2 JP S6048202B2 JP 1719882 A JP1719882 A JP 1719882A JP 1719882 A JP1719882 A JP 1719882A JP S6048202 B2 JPS6048202 B2 JP S6048202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- plate
- steam
- evaporation
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、液流下型プレート式蒸発器の改良に関する
ものである。
ものである。
プレート式蒸発器は、管型蒸発器に比して総括伝熱係数
が高いこと、液の滞留時間が短かいこと、器内の液の保
有量が少ないこと、といつた点が優れており、短時間で
原液（処理液）の処理を行なうことができ、各種の分野
特に熱に弱い食品の処理分野で多く採用されている。
が高いこと、液の滞留時間が短かいこと、器内の液の保
有量が少ないこと、といつた点が優れており、短時間で
原液（処理液）の処理を行なうことができ、各種の分野
特に熱に弱い食品の処理分野で多く採用されている。
しかし乍ら、このような蒸発器にあつては、より効率良
く処理させる為には、各プレートの金山に亘つて液が均
等に分散され、伝熱面全面に均一に液が流れていること
が重要である。
く処理させる為には、各プレートの金山に亘つて液が均
等に分散され、伝熱面全面に均一に液が流れていること
が重要である。
即ち、液の分散が不十分であつたり、伝熱面での液の流
れが均一とならなかつたりして一定の膜厚が得られない
と、局部的に焼き付きを生じて処理液に悪影響を及ぼし
たり、また不純物が堆積して能力が低下し、短期間で掃
除をしなければならないといつた問題を生じることにな
る。この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、
プレートの伝熱面へその金山に亘つて液を均等に分散さ
せ、全面で均一に流れるようになして効率の良い処理を
行なえる様になしたプレートを組合せた蒸発器を提供せ
んとするものである。
れが均一とならなかつたりして一定の膜厚が得られない
と、局部的に焼き付きを生じて処理液に悪影響を及ぼし
たり、また不純物が堆積して能力が低下し、短期間で掃
除をしなければならないといつた問題を生じることにな
る。この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、
プレートの伝熱面へその金山に亘つて液を均等に分散さ
せ、全面で均一に流れるようになして効率の良い処理を
行なえる様になしたプレートを組合せた蒸発器を提供せ
んとするものである。
即ち、この発明は、処理液を流す蒸発側液プレートとス
チームを流す加熱側スチームプレートを夫々二種類のガ
スケットを介して交互に多数積層し、別々に供給される
処理液とスチームを混合させることなく一旦加熱側スチ
ームプレートヘ流入′させ、スチームをそのまま当該プ
レート表面で分散させ乍ら流下させ、他方処理液を充満
させ乍ら上昇させ、プレート上端部からオーバーフロー
させて蒸発側液プレートヘ供給し、当該プレート表面で
分散させ乍ら流下させることにより処理並び にスチー
ムをプレートの金山に亘つて且つ全面に均一に流れるよ
うになしたものである。以下、この発明の実施例を図面
を参照して説明する。
チームを流す加熱側スチームプレートを夫々二種類のガ
スケットを介して交互に多数積層し、別々に供給される
処理液とスチームを混合させることなく一旦加熱側スチ
ームプレートヘ流入′させ、スチームをそのまま当該プ
レート表面で分散させ乍ら流下させ、他方処理液を充満
させ乍ら上昇させ、プレート上端部からオーバーフロー
させて蒸発側液プレートヘ供給し、当該プレート表面で
分散させ乍ら流下させることにより処理並び にスチー
ムをプレートの金山に亘つて且つ全面に均一に流れるよ
うになしたものである。以下、この発明の実施例を図面
を参照して説明する。
第１図及び第２図に於いて、１，２は同一形状の伝熱用
プレートで、二種類のガスケット３，４を交互に介して
多数積層させて処理液の流れる蒸発空間Ａとスチームの
流れる加熱空間Ｂを交互に形成した蒸発器を構成する。
プレートで、二種類のガスケット３，４を交互に介して
多数積層させて処理液の流れる蒸発空間Ａとスチームの
流れる加熱空間Ｂを交互に形成した蒸発器を構成する。
今、説明の便宜上蒸発空間Ａを形成するプレート１を液
プレートと称し、加熱空間Ｂを形成するプレート２をス
チームプレートと称す。液プレート１は、第３図に示す
様に、中央部上端に液入口５を形成し、底部両側に分割
された濃縮液及ひ蒸発ベーパ出口（第１出口）６ａ，６
ｂを形成し、更に液入口５と第１出口６ａ，６ｂとの間
でプレート中央部に複数に分割されたスチーム入口７と
スチームベーパドレン及び非凝縮性ガス出口（第２出口
）８を形成してある。
プレートと称し、加熱空間Ｂを形成するプレート２をス
チームプレートと称す。液プレート１は、第３図に示す
様に、中央部上端に液入口５を形成し、底部両側に分割
された濃縮液及ひ蒸発ベーパ出口（第１出口）６ａ，６
ｂを形成し、更に液入口５と第１出口６ａ，６ｂとの間
でプレート中央部に複数に分割されたスチーム入口７と
スチームベーパドレン及び非凝縮性ガス出口（第２出口
）８を形成してある。
またプレート上端には液入口５の両側に巾方向に延びる
オーバーフロー堰９ａ，９ｂを形成してある。液入口５
、スチーム入口７及び第２出口８にて左右に分割された
プレート表面には、液供給分配部１０、蒸発開始部１１
及び蒸発部１２が区分されている。液供給分配部１０に
はオーバーフロー堰９ａ，９ｂに対応させて液をプレー
ト１の伝熱巾全体に均一に分配させるのを補助する目的
て、多数の横溝１３を形成してある。蒸発開始部１１は
、液供給分配部１０と連なり、前記と同様、液−を伝熱
巾全体に均一に分配させると共に裏面側において供給さ
れるスチームをも伝熱巾全体に均一に分配させるのを補
助する目的で多数の横溝１３を形成してある。蒸発部１
２は蒸発開始部１１と連なり、蒸発開始部１１で均一に
分配された液の町分布が乱れることなくプレート底部の
第１出口６ａ，６ｂへ流下させるのを補助する目的や、
伝熱促進、強度増加、並びに投影面積に対する実質伝熱
面積の増加等の目的で多数の縦溝１５を形成してある。
液プレート用ガスケット３は、オーバーフロー堰９ａ，
９ｂ及び第１出口６ａ，６ｂを含み、液供給分配部１０
、蒸発開始部１１及び蒸発部１２の周囲を取り囲むメイ
ンシール部１６と液入口５、スチーム入口７及び第２出
口８を閉鎖するサコブシール部１７とより成り、当該ガ
スケット３によリオーバーフロー堰９ａ，９ｂから流入
する液が夫々対応する蒸発部１２，１２を流下し、その
間で蒸発させられて濃縮液や蒸発ベーパが第１出口６ａ
，６ｂから流出するようになしてある。
オーバーフロー堰９ａ，９ｂを形成してある。液入口５
、スチーム入口７及び第２出口８にて左右に分割された
プレート表面には、液供給分配部１０、蒸発開始部１１
及び蒸発部１２が区分されている。液供給分配部１０に
はオーバーフロー堰９ａ，９ｂに対応させて液をプレー
ト１の伝熱巾全体に均一に分配させるのを補助する目的
て、多数の横溝１３を形成してある。蒸発開始部１１は
、液供給分配部１０と連なり、前記と同様、液−を伝熱
巾全体に均一に分配させると共に裏面側において供給さ
れるスチームをも伝熱巾全体に均一に分配させるのを補
助する目的で多数の横溝１３を形成してある。蒸発部１
２は蒸発開始部１１と連なり、蒸発開始部１１で均一に
分配された液の町分布が乱れることなくプレート底部の
第１出口６ａ，６ｂへ流下させるのを補助する目的や、
伝熱促進、強度増加、並びに投影面積に対する実質伝熱
面積の増加等の目的で多数の縦溝１５を形成してある。
液プレート用ガスケット３は、オーバーフロー堰９ａ，
９ｂ及び第１出口６ａ，６ｂを含み、液供給分配部１０
、蒸発開始部１１及び蒸発部１２の周囲を取り囲むメイ
ンシール部１６と液入口５、スチーム入口７及び第２出
口８を閉鎖するサコブシール部１７とより成り、当該ガ
スケット３によリオーバーフロー堰９ａ，９ｂから流入
する液が夫々対応する蒸発部１２，１２を流下し、その
間で蒸発させられて濃縮液や蒸発ベーパが第１出口６ａ
，６ｂから流出するようになしてある。
スチームプレート２は第４図に示す様に、液プレート１
と対応して液入口５、第１出口６ａ，６ｂ）スチーム入
口７、第２出口８及びオーバーフロー堰９ａ，９ｂを夫
々形成し、更にプレート表面に液供給分配部１０．蒸発
開始部１１及び蒸発部１２を形成してある。そして液供
給分配部１０及び蒸発開始部１１に横溝１３，１４を形
成し、蒸発部１２に縦溝１５を形成してある。スチーム
プレート用ガスケット４は、オーバーフロー堰９ａ，９
ｂ及び第１出口６ａ，６ｂを含み、液供給分配部１０蒸
発開始部１１及び蒸発部１２の周囲を取り囲むメインシ
ール部１８と、液入口５及び液供給分配部１０を閉鎖す
るサブシー市レ部１９と、第１出口６ａ，６ｂを閉鎖す
るサブシート部に液供給分配部１０の最下部２０と、ス
チーム入口７及ひ第２出口８を区画するサブシール部２
１とより成つている。
と対応して液入口５、第１出口６ａ，６ｂ）スチーム入
口７、第２出口８及びオーバーフロー堰９ａ，９ｂを夫
々形成し、更にプレート表面に液供給分配部１０．蒸発
開始部１１及び蒸発部１２を形成してある。そして液供
給分配部１０及び蒸発開始部１１に横溝１３，１４を形
成し、蒸発部１２に縦溝１５を形成してある。スチーム
プレート用ガスケット４は、オーバーフロー堰９ａ，９
ｂ及び第１出口６ａ，６ｂを含み、液供給分配部１０蒸
発開始部１１及び蒸発部１２の周囲を取り囲むメインシ
ール部１８と、液入口５及び液供給分配部１０を閉鎖す
るサブシー市レ部１９と、第１出口６ａ，６ｂを閉鎖す
るサブシート部に液供給分配部１０の最下部２０と、ス
チーム入口７及ひ第２出口８を区画するサブシール部２
１とより成つている。
そして液入口５の下部両側に連通するもぐりオリフィス
２２，２２を・形成し、サブシール部２１の上下端に蒸
発開始部１１、蒸発部１２、スチーム入口７及ひ第２出
口８を連通する開口部２３，２３，２４，２４を形成し
てある。従つて当該ガスケット４により液入口５から流
入する処理液はもぐりオリフィス２２，２２を経て液供
給分配部１０の最下部へ流れ込み、充満し乍ら上昇し、
上端のオーバーフロー堰９ａ，９ｂを越えて隣接する液
プレート１へ流入する。
２２，２２を・形成し、サブシール部２１の上下端に蒸
発開始部１１、蒸発部１２、スチーム入口７及ひ第２出
口８を連通する開口部２３，２３，２４，２４を形成し
てある。従つて当該ガスケット４により液入口５から流
入する処理液はもぐりオリフィス２２，２２を経て液供
給分配部１０の最下部へ流れ込み、充満し乍ら上昇し、
上端のオーバーフロー堰９ａ，９ｂを越えて隣接する液
プレート１へ流入する。
一方スチーム入口７から流入するスチームは処理液と混
合するこなとく蒸発開始部１１，１１及び蒸発部１２，
１２を流下し、その間て蒸発作用を行ない、スチームド
レン及び非凝縮性ガスとなつて第２出口８から流出する
。上記構成の液プレート１及びスチームプレート２を組
合せた蒸発器の作用を説明する。
合するこなとく蒸発開始部１１，１１及び蒸発部１２，
１２を流下し、その間て蒸発作用を行ない、スチームド
レン及び非凝縮性ガスとなつて第２出口８から流出する
。上記構成の液プレート１及びスチームプレート２を組
合せた蒸発器の作用を説明する。
蒸発器の液入口５に処理液を供給し、スチーム入口７に
スチームを供給する。
スチームを供給する。
すると、液はスチームプレート２の液入口５からもぐり
オリフィス２２，２２を経てサブシール部１９にて区画
された液供給分配部１０，１０の最下部へ流れ込み、こ
こで圧力緩和され当該分配部１０，１０で横溝１３，１
３に案内されて水平に拡散され乍ら充満上昇し、プレー
ト上端のオーバーフロー堰９ａ，９ｂに達し、これより
均一な液膜厚さでプレート２の全巾に亘つてオーバーフ
ローし、隣接する液プレート１へ流入し、ここで更に横
溝１３，１４の存在によつて拡散されて液プレート１の
全巾に亘つて蒸発開始部１１，１１及び蒸発部１２，１
２を流下する。一方スチームは、スチームプレート２の
スチーム入口７からサブシール部２１の上部開口部２３
，２３を経て蒸発開始部１１，１１へ流入し、ここで横
溝１４の存在によつてプレート２の伝熱巾全体に分散さ
れて蒸発部１２，１２へ流下す．る。
オリフィス２２，２２を経てサブシール部１９にて区画
された液供給分配部１０，１０の最下部へ流れ込み、こ
こで圧力緩和され当該分配部１０，１０で横溝１３，１
３に案内されて水平に拡散され乍ら充満上昇し、プレー
ト上端のオーバーフロー堰９ａ，９ｂに達し、これより
均一な液膜厚さでプレート２の全巾に亘つてオーバーフ
ローし、隣接する液プレート１へ流入し、ここで更に横
溝１３，１４の存在によつて拡散されて液プレート１の
全巾に亘つて蒸発開始部１１，１１及び蒸発部１２，１
２を流下する。一方スチームは、スチームプレート２の
スチーム入口７からサブシール部２１の上部開口部２３
，２３を経て蒸発開始部１１，１１へ流入し、ここで横
溝１４の存在によつてプレート２の伝熱巾全体に分散さ
れて蒸発部１２，１２へ流下す．る。
そして液プレート１の蒸発開始部１１，１１及び蒸発部
１２，１２を流下する処理液とスチームプレート２の蒸
発開始部１１，１１及び蒸発部１２，１２を流下すスチ
ームとが両プレート１，２を介して熱交換を行ない、液
プレート１側で生じた濃縮液及び蒸発ベーパは第１出口
６ａ，６ｂから排出され、その後気水分離されて濃縮液
が取出される。
１２，１２を流下する処理液とスチームプレート２の蒸
発開始部１１，１１及び蒸発部１２，１２を流下すスチ
ームとが両プレート１，２を介して熱交換を行ない、液
プレート１側で生じた濃縮液及び蒸発ベーパは第１出口
６ａ，６ｂから排出され、その後気水分離されて濃縮液
が取出される。
蒸発ベーパは次の加熱に利用される。またスチームプレ
ート２側で生じたスチームドレン及び非濃縮性ガスはサ
ブシール部２１の下部開口部２４，２４を経て第２出口
８から排出さる。このようにして順次連続して液プレー
ト１の蒸発部１２，１２には処理液が供給され、スチー
ムプレート２の蒸発部１２，１２にはスチームが供給さ
れて熱交換が行なわれ、濃縮液が取出される。上記蒸発
器では、液を直接液プレート１へ供給せす、スチームプ
レート２に形成された液入口５からもぐりオリフィス２
２，２２を経て当該プレート２の液供給分配部１０，１
０の最下部へ流入させ、ここでガスケット４のサブシー
ル部１９にて処理液の流下を阻止し、充満させ乍ら横溝
１３，１３にて案内上昇させている。
ート２側で生じたスチームドレン及び非濃縮性ガスはサ
ブシール部２１の下部開口部２４，２４を経て第２出口
８から排出さる。このようにして順次連続して液プレー
ト１の蒸発部１２，１２には処理液が供給され、スチー
ムプレート２の蒸発部１２，１２にはスチームが供給さ
れて熱交換が行なわれ、濃縮液が取出される。上記蒸発
器では、液を直接液プレート１へ供給せす、スチームプ
レート２に形成された液入口５からもぐりオリフィス２
２，２２を経て当該プレート２の液供給分配部１０，１
０の最下部へ流入させ、ここでガスケット４のサブシー
ル部１９にて処理液の流下を阻止し、充満させ乍ら横溝
１３，１３にて案内上昇させている。
そしてもぐりオリフィス２２，２２からオーバーフロー
するまての高さ（静水頭）を上昇する間に処理液はプレ
ート２の全巾に亘つて分配され、続いてオーバーフロー
堰９ａ，９ｂにて一定の液膜厚さでオーノ゛ーフローさ
せて液プレート１の上端へプレートイ巾に亘つて供給し
、更に液プレート１を流下する際に横溝１３，１３の存
在により処理液は分配されるので液プレート１の液供給
分配部１０，１０の下縁においては処理液は伝熱巾全面
に且つ均一な液膜厚さで分配されている。一方スチーム
もスチーム入口７から上端開口部２３，２３を経てスチ
ームプレート２の蒸発開始部１１，１１へ供給されると
横溝１４，１４の存在により水平方向に分散されて降下
するので、スチームプレート２の蒸発開始部１１，１１
の下縁ではスチームは伝熱巾全巾に分配されている。
するまての高さ（静水頭）を上昇する間に処理液はプレ
ート２の全巾に亘つて分配され、続いてオーバーフロー
堰９ａ，９ｂにて一定の液膜厚さでオーノ゛ーフローさ
せて液プレート１の上端へプレートイ巾に亘つて供給し
、更に液プレート１を流下する際に横溝１３，１３の存
在により処理液は分配されるので液プレート１の液供給
分配部１０，１０の下縁においては処理液は伝熱巾全面
に且つ均一な液膜厚さで分配されている。一方スチーム
もスチーム入口７から上端開口部２３，２３を経てスチ
ームプレート２の蒸発開始部１１，１１へ供給されると
横溝１４，１４の存在により水平方向に分散されて降下
するので、スチームプレート２の蒸発開始部１１，１１
の下縁ではスチームは伝熱巾全巾に分配されている。
従つて液プレート１及びスチームプレート２の蒸発部１
２，１２を夫々降下する処理液及びスチームは伝熱巾全
面に亘つて均一に供給され、しかも縦溝１５，１５にて
分布が乱れず、更に伝熱面積が広く、伝熱係数も高くな
つているので、効率良く熱交換が行なわれ、液を素早く
処理できる。以上説明した様に、この発明によればもぐ
りオリフィス、液供給分配部に形成された横溝及びオＪ
ーパーフロー堰の作用により処理液は液プレートの伝熱
巾全面に均一な液膜厚さで分配供給され、他方スチーム
も蒸発開始部に形成された横溝の作用によりスチームプ
レートの伝熱巾全面に分配されて夫々の蒸発部を降下す
るので、従来の蒸発工５レメントよりプレートの伝熱面
全面で効率良く熱交換が行なわれ、処理液の処理能力が
向上すると共に液膜厚さの不均一による局部的な焼き付
きを生じず、また不純物の堆積も生じない。図面の簡単
な説明ｏ 第１図は本発明に係る蒸発器を示す要部断面
図、第２図は蒸発器の要部分解斜視図、第３図は蒸発側
液プレートの正面図、第４図は加熱側スチームプレート
の正面図である。
２，１２を夫々降下する処理液及びスチームは伝熱巾全
面に亘つて均一に供給され、しかも縦溝１５，１５にて
分布が乱れず、更に伝熱面積が広く、伝熱係数も高くな
つているので、効率良く熱交換が行なわれ、液を素早く
処理できる。以上説明した様に、この発明によればもぐ
りオリフィス、液供給分配部に形成された横溝及びオＪ
ーパーフロー堰の作用により処理液は液プレートの伝熱
巾全面に均一な液膜厚さで分配供給され、他方スチーム
も蒸発開始部に形成された横溝の作用によりスチームプ
レートの伝熱巾全面に分配されて夫々の蒸発部を降下す
るので、従来の蒸発工５レメントよりプレートの伝熱面
全面で効率良く熱交換が行なわれ、処理液の処理能力が
向上すると共に液膜厚さの不均一による局部的な焼き付
きを生じず、また不純物の堆積も生じない。図面の簡単
な説明ｏ 第１図は本発明に係る蒸発器を示す要部断面
図、第２図は蒸発器の要部分解斜視図、第３図は蒸発側
液プレートの正面図、第４図は加熱側スチームプレート
の正面図である。
１，２・・・伝熱用プレート、３，４・・・ガスケッ（
５ト、５ ・・・液入口、６ａ，６ｂ・・・第１出口、
７・・・スチーム入口、８・・・第２出口、９ａ，９ｂ
・・・オーバーフロー堰、１０・・・液供給分配部、１
１・・・蒸発開始部、１２・・・蒸発部、１３，１４・
・・横溝、１５・・・縦溝、２２・・・もぐりオリフィ
ス。
５ト、５ ・・・液入口、６ａ，６ｂ・・・第１出口、
７・・・スチーム入口、８・・・第２出口、９ａ，９ｂ
・・・オーバーフロー堰、１０・・・液供給分配部、１
１・・・蒸発開始部、１２・・・蒸発部、１３，１４・
・・横溝、１５・・・縦溝、２２・・・もぐりオリフィ
ス。
Claims (1)
- １ 液出入口及びスチーム出入口を有するプレートを二
重錠のガスケットを介して多数積層して各プレート間に
処理液が流れる蒸発空間とスチームが流れる加熱空間を
交互に構成した蒸発器において、前記プレートには、上
端部にオーバーフロー堰を形成し、続いて液供給分配部
、蒸発開始部及び蒸発部を形成し、更に加熱空間を構成
するプレートの液供給分配部をガスケットにて区画し、
当該液供給分配部の最下部に液入口と連通するもぐりオ
リフィスを形成しており、処理液及びスチームを混合す
ることなく一旦加熱側プレートへ供給し、スチームをそ
のまま当該プレート表面を流下させ、他方処理液をもぐ
りオリフィスを経て液供給分配部の最下部から充満上昇
させ、オーバーフロー堰を越えてオーバーフローさせて
隣接する蒸発側プレートの表面へ供給するようになした
ことを特徴とする液流下型プレート式蒸発器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1719882A JPS6048202B2 (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | 液流下型プレ−ト式蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1719882A JPS6048202B2 (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | 液流下型プレ−ト式蒸発器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58133801A JPS58133801A (ja) | 1983-08-09 |
| JPS6048202B2 true JPS6048202B2 (ja) | 1985-10-25 |
Family
ID=11937234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1719882A Expired JPS6048202B2 (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | 液流下型プレ−ト式蒸発器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048202B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004340569A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Api Schmidt-Bretten Gmbh & Co Kg | プレート式熱伝達器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4490747B2 (ja) * | 2004-07-02 | 2010-06-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 気液分配構造体及び蒸留器 |
-
1982
- 1982-02-04 JP JP1719882A patent/JPS6048202B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004340569A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Api Schmidt-Bretten Gmbh & Co Kg | プレート式熱伝達器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58133801A (ja) | 1983-08-09 |
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