JPS604801A - 静電容量形変位検出器 - Google Patents

静電容量形変位検出器

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JPS604801A
JPS604801A JP11318983A JP11318983A JPS604801A JP S604801 A JPS604801 A JP S604801A JP 11318983 A JP11318983 A JP 11318983A JP 11318983 A JP11318983 A JP 11318983A JP S604801 A JPS604801 A JP S604801A
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JP
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electrodes
electrode
circuit
distance
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Application number
JP11318983A
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English (en)
Inventor
Ryochi Kato
加藤 良智
Kazutaka Nanba
難波 一隆
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Nakamura Seisakusho KK
Original Assignee
Nakamura Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、2つの部材の相対的な変位量を静電容量形
の変換器を用いて精密に検出する静電容量形変位検出器
に関する。
従来の静電容量形変位検出器とりでは、例えばセンサ技
術、1983年4月号、昭和58年3月11日情報調査
会発行の第46頁に記載されているものが知られている
。このものは、第1図に示すように、ノギスに適用した
ものであり、ノキスの主尺(1)(一方の部材)には、
この主尺(IIの長手方向に互に等距離Pだけ離れた多
数の主電極(2)が設けられている。これらの主電極(
2)はそれぞわアースされ、負極となっている。(3)
は主尺(1)の長手方向に沿って変位可能な他方の部材
としての副尺であり、この副尺(3)の主電極(2)に
対向する内面には前記変位方向と直角方向に並ぶ2個の
主検知電極(4)が設けられている。これらの主検知電
極(4)は副尺(3)の変位により主電極(2)に次々
と対向するとともに、変位方向に距離Sだけ離れている
(5)は主検知電極(4)と同数の第1遅延回路であり
、各第1遅延回路(5)は、1個の主検知電極(4)を
一方の極板とし、この主検知電極(4)と前記主電極(
2)とにより構成される第1コンデンサ(6)をそれぞ
れ有している。(7)は前記第1遅延回路(5)と対を
なす第2遅延回路であり、各第2遅延回路(7)はそれ
ぞれ第2コンデンザ(8)を有する。(9)は第1、第
2遅延回路(51(71にパルスを送るパルス発生回路
であり、このパルス発生回路(9)から第1、第2遅延
回路(5)(′7)に送られたパルスは第1、第2コン
デンサ(61(81の静電容量の値に応じた量だけ第1
、第2遅延回路+51(71において遅延される。(1
0)は第1遅延回路(5)と同数の位相弁別回路であり
、各位相弁別回路(10)は対をなす第1、第2遅延回
路f51(71から出力されたパルス同士の位相差を弁
別し、カウンター回路(11)に出力する。このような
ノギスにおいては、副尺(3)を第1図において右方に
変位さぜ、主検知電極(4b)(4a)を次々と主電極
(2p)に対向させると、第1コンデンザ(61))(
6a)の静電容量が増加して第1遅延回路(5b) (
5a)におけるパルス遅延量が大きくなる。この結果、
第1遅延回路(5b) (5a)からのパルスの位相が
第2遅延回路(7b) (7a)からのパルスの位相よ
り遅れ、位相弁別回路(101))(10a)からカウ
ンター回路(印に次々と出力される。
このような順序で位相弁別回路(10b)(]Oa)か
ら出力が送られると、カウンター回路01)は図示して
いない表示器に+1を加算する加算信号を送る。
一方、副尺(3)を第1図において左方に変位させ主検
知電極(4a) (4b)を次々と主電極(2月)に対
向させると、前述とは逆に位相弁別回路(10a)(]
Ob)から次々とカウンター回路(11)に出力が送ら
れ、この結果、カウンター回路(11)は表示器に−1
を加算する加算信号を送る。このように副尺(3)が距
離Sだけ変位する毎に、カウンター回路(1旧ま表示器
に+1又は−1の加算信号を送るため、表示器の数値を
読み取れば、副尺(3)の変位量を知ることができる。
このようなノギスによって高精度の読み取りをしようと
する場合には、前記距離Sを小さくするとともに、主検
知電極(4)を変位方向と直角方向に多数、例えば前記
距離Pを1−/10 (lで読み取る場合には100個
、並べる必要があるが、この」:5にすると、副尺(3
)の主検知電極(4)を取り付けるスペースに限界があ
るので、各主検知電極(4)の面積が著しく小さくなっ
てしまう。このように主検知電4fi、(41の面積が
著しく小さくなると、第1コンデンサ(6)の静電容量
が小さくなりすぎて静電容量の変化が検出できなくなる
おそれがあるとともに主検知電極(4)の製作が極めて
困難となってしまうという問題点がある。
この発明は、前述の問題点に着目してなさねたもので、
主検知電極を大きくすることにより、検出精度を向上さ
せるとともに製作を容易にすることを目的としている。
このような目的は、相対的に変位する一方の部材に変位
方向に互に等距離Pだけ離れた多数の主電極を設け、他
方の部材に、前記変位方向に並んで主電極と対向でき幅
が前記距離Pと等しいA個の領域を画成するとともに各
領域内に前記変位方向と直角方向に並ぶB個の主検知電
極を少なくとも一端が位置するようそれぞれ配設し、第
N番目の領域における第N番目の主検知電極の一端で力
えられる距離Qだけ変位方向に離し、かつ、前記一方又
は他方の部材に副検知電極を設け、さらに、前記1個の
主検知電極を一方の極板としこの主検知電極と前記主電
極とにより構成された第1コンデンサをそれぞれ有する
主検知電極と同数の第1遅延回路と、前記副検知電極を
一方の極板とする第2コンデンサをそれぞれ有し前記第
1遅延回路と対をなす第2遅延回路と、前記第1、第2
遅延回路にパルスを送るパルス発生回路と、前記対をな
す第1、第2遅延回路において第1、第2コンデンザの
静電容量の値に応じた量だけ遅延さ第1たパルス同士の
位相差を弁別する第1遅延回路と同数の位相弁別回路と
、を設け、いずれの主検知電極が]二電極に対向してい
るかを位相弁別回路に、J:って検出することにより前
記一方および他方の部材の相対変位量を検出するように
することにより達成することができる。
この静電容量形変位検出器は以下のように作動する。す
なわち、初期状態においては、いずA′1かの主検知電
極が主電極と対向し、残りの主検知Ht極は主電極と対
向して(・ない。次に、一方および他方の部材を相対的
に所定路だけ変位させて検出状態にすると、前記初期状
態と異なった主検知電極が主電極に対向し、残りの主検
知電極は生布、極に対向しなし・0このいずれの状態に
あっても、]、電伶に対向して℃・る主検知電極を有す
る第1コン−jンザはその静電容量が大きく、一方、対
向していない主検知電極を有する第1コンテンサはその
静電容量が小さい。この結果、前者にあっては、第1遅
延回路におけるパルスの遅延量が大きくなって対をなす
第2遅延回路からのパルスより位相が遅れ、位相弁別回
路から出力されるが、後者にあっては、第1遅延回路に
おけるパルスの遅延量が小さいので、対をなす第2遅延
回路のパルスより位相は進んでおり、位相弁別回路から
の出力はない。このように、初期状態においていずれの
位相弁別回路から出力があり、検出状態においていずJ
lの位相弁別回路から出力があるかによって、一方の部
洞と他方の部材の相対変位量を検出することになるが、
このとき、前述のように、第N1番目の領域における第
N香目の主検知電極の一端を■〕 第M番目の領域の一端から式可巨M−1)XB+Nlで
力えられる距離Qだけ変位方向に離すようにしている、
すなわち、隣接する主検知電極同士は変位方向に主電極
間の距離POAXB分の1だけずれている、ので、主電
極間の距離Pの可の精1年で変位量を検出できる。しか
も、このとき、他方の部材に変位方向に並び幅が距離P
と等しいA個の領域を画成するとともに各領域内に変位
方向と直角方向に並ぶB si+の主検知電極を少くと
も一端7J−位置するよう配設したので、各主検知電極
の変位方向と直角方向の長さが長くなり、各主検知電極
の面積を大きくすることができる。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて言曽明する
第2.3.4図は、この発明を測長器であるノギスに適
用した例を示すものであり、同図において、(2I)は
一方の部材としての主尺であり、この主尺(21)は金
属性の本体(22)を有し、この本体(22)の先端に
はジョー(23)が固定されている。前記本体(22)
の表面側には本体(22)の長手方向に延びる凹み(2
4)が形成され、この凹み(2滲内には絶縁材料からな
る支4′!lプレー) (25)が収納されて固定され
ている。この支持プレート(25)の表面側には、互に
等距離P、例えに1、l mm1だけ離れた多数の主電
極シロ)が埋設され、これらの主電極(2fi)は主尺
(2Jlの長手方向、後述するように副尺の変位方向、
に並んでいる。これらの主電極(26)は支持プレー)
 (25+によって本体(22)から絶縁されて(・る
とともに同一の幅および長さを有して℃・る。前記全て
の主電極(26)は、第2図に示すように、支持プレー
ト(25+に埋設された連結帯(2ηによって接続され
ており、この連結帯(27)はアースされている。そし
て、これらの主電極!26)は後述する第1コンデンサ
の他方の極板(負Wi)となる。前記支持プレート05
1、−IE t wl、C161、連結帯(27)ノ表
面K &−1合成樹脂からなるN膜(28)が第3図に
示すよつに44着されており、この薄膜(28i Kよ
り主電極(26)と後述する主検知電極とが直接接触し
て短絡するのが防止される。(29)は主尺(21jに
嵌合された他方の部材としての副尺であり、この副尺(
29)と主尺(2I)とは主尺t2nの長手方向に相対
的に変位可能である。この副尺(29+は、第3図に示
すように、金属性の本体(30)と、本体(30)の内
面に固着され前記支持プレートt25+に対向している
取伺体t31)と、から構成され、この取付体(31)
は絶縁材・料から構成されて(・る。前記副尺(29)
にはジョー因)に対向するジョー(3功が設けられ、こ
れらのジョー(23+ (321により被測定物が挾持
される。
前記取付体(31)の表面側には絶縁材料からなる薄板
(33)が埋設され、この薄板(33)には、第4図に
示すように、前記変位方向に並んだA個(この実施例で
は4個)の領域4341が画成される。各領域(3へ)
の幅Cは前記主電極(26)間の距離Pと等しし・。各
領域(34)内にはB個(この実施例では5個)の主検
知電極(35)がそれぞれ配設され、これらの主検知霜
、極(3勺は少なくともその一唱が各領域(341内に
位置してし・る。
そして、これらの主検知型4fA (351は、前記変
位方向と直角方向に並び、互に等距離だけ離れて(・ろ
とともに同一形状、同一面積である。そして、第M番目
(M≦A)の領域c刊における第N番目(N≦B)の主
検知電極(35)の一端は、第M番目の領域(34)の
一端から式T阿1(M−1,)XB+Nl で与えられ
る距離Qだげ変位方向に離れている。例えば、第1番目
の領域(34a)における第1番目の主検知7jj直3
5a)の一端は、第1番目の領域(34a)の一端から
Q = 1/20 ++noだけ変位方向に離れており
、また、第3香目の領域(34c)における第2番目の
主検知′電極(3]M)の一端は、第3番目の領域(3
4c)の一端からQ = 1.2/2 Off1mだけ
変位方向に離れている。すなわち、隣接する主検知電極
(35)同士は、主電極t26i間の距離PのA X 
B だけ互に変位方向にずれており、この結果、この副
尺f2!l)を使用す牙1は市の精度で副尺(29)と
主尺(21)との相対変位を検出することができる。そ
して、これらの主検知型h C35)は後述する第1コ
ンテンザの一方の極板(正極)となり、前記主電極+2
6)とともK A X 13個の第1コンデンサを構成
する。前記主検知電極(35)および薄板(33)の表
面には合成樹脂からなる薄it! +36+が付着され
ている。(3ハは前記薄板f33)の裏面側に埋設さ」
また主検知電極C3!i)と同数の副検知電極であり、
これらの副検知電極(3力は前記主検知電極(35)と
同一位置で主検知電極′35)と同一形状、同一面積を
有している。そして、これらの副検知電極(37)は後
述する第2コンデンザの一方の極板(正極)となる。(
38)は取伺体(3Hに埋設されたシールドプレートで
あり、このシールドプレー1− (38)は前記主検知
′祇極(3!5)、副検知電極G71の裏面側を覆って
いる。このシールドプレー) (,3)!+はアースさ
れており、この結果、主検知電極(35)および副検知
電極(371は周囲の電荷から静電シールドされる。第
4図において、(39)は主検知型Fj1(35+と同
数(第4図においては3個のみ示している)の第1遅延
回路であり、各第1遅延回路(139+はそれぞれ第1
コンデンサ(40〕を有している。各第1コンデンザ(
40)は前述のように、一方の極板となる一1個の主検
知電極(35)と、他方の極板となる1個の主電極+2
6) (主尺(21)と副尺Q9)との相対的変位によ
り常に入れ替わる)とから構成され、各第1コンデンザ
(4[)は、主検知電極(35)が隣接する2つの主電
極(26)の中点に到達したとき、その静電容量が最小
となり、主検知電極(ハ)が主電極(26)に完全に重
なり合ったとき、その静電容量が最大となる。(4υは
第1遅延回路へ凝と同数(第4図にしま3個のみ示して
いる)の第2遅延回路であり、これらの第2遅延回路(
41)は前記第1遅延回路霞と対をなしている。各第2
遅延回路(41)はそれぞれ第2コンデンサ(42)を
有し、こ」tもの第2コンデンサ(4泪マ、一方の極板
となる1個の副検知電極(37)と、共通の他方の極板
となるシールドプレー) C381とから構成されてお
り、この結果、第2コンデンサ(42)の静電容量は常
に一定となる。(43)はパルス発生回路であり、この
パルス発生回路(43)は第1、第2遅延回路f39)
 (4])にノくルスを送る。(44)は第1遅延回路
(39)と同数(第4図には3個のみ示している)の位
相弁別回路であり、これらの位相弁別回路(イ4)は対
をなす第1、第2遅延回路(39) (4υからのパル
スの位相差を弁別し、主検知型% (35)と主電極!
26)とのオーバーラツプ量が所定値以上となって対向
したとき出力する。(45)はカウンター回路であり、
このカウンター回路(45)は前記位相弁別回路(44
)に接続されている。このカウンター回路(佃は特定の
位相弁別回路(44)、すなわち、主電極!26)に対
向している主検知電極(35o)およびこれに続く2つ
の対向して℃・ない主検知電極(351))(35(1
)に接続された位相弁別回路(44o) (44p)(
44q)、からの出力のみが入力されるようになって℃
・る。このカウンター回路(45)はプリセット機能を
有するアップダウン回路で構成され、この結果、例えば
、副尺(29)が第4図において右方に変位して主検知
電極(351))が主電極(26n)に対向したとき+
1の加算信号を記憶回路(46)に出力し、逆に、副尺
c2!l)が第4図において左方に変位して主検知電極
(350)が主電極(26o)から離れたとき−1の加
算信号を記憶回路(46)に送る。記憶回路(4G)は
、例えばIt A、 Mで゛構成され、前記カウンター
回路(45)からの加算信号を記憶し演算制御回路(4
7)に出力する。演9制御回路(47)は、例えばイン
チ表示をする場合には、メートル単位からフート単位へ
の換算演算を行なし・、その結果を表示器(州に送り、
表示器(48)に表示させる。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
まず、各第1コンデンサ(4(ルの静電容量の大きさを
調節し、主検知電極C35)が主電極126)に対向し
ていないときには、該主検知電極幅)を含む第1遅列回
路C,i!+1からのパルスの位相を、対をなす第2遅
延回路(伺)からのパルスの位相より若干進ませ、−力
、主検知電極(3:)lが主電極(26)に対向してい
るときには、該主検知電極C35)を含む第1遅延回路
例からのパルスの位相を、対をなす第2遅延回路(41
)からのパルスの位相より遅らせろ。このような調節は
、例えば、第1遅延回路(39)に内蔵される可変抵抗
素子の抵抗値を調節することにより行なう。そして、こ
のような調節を行なうと、主電極(2[ilに対向して
いない主検知電極(35)に接続された位相弁別回路(
44)からは出力はなく、一方、主電極(26+に対向
している主検知電極C35)に接続、された位相弁別回
路(44)からは出力がある。次に、副尺(29)を変
位させ、ジョー1231 C321間士を当接させて初
期状態にする。このとき、この実施例においては、第3
番目の領域(34c)ノ第5番目の主検知電極(35o
)は主電極(26o)に対向し、第4番目の領域(34
d )の第1.2番目の主検知電極(35p) (35
q)は主電極(26n )からずれている。そして、こ
の初期状態においてはカウンター回路(4狙主、これら
の主検知電極(35o) (35p)(35q)に接続
された位相弁別回路(44o)(44p)(,14q)
からの出力のみを受け入れることができ、一方、出力は
、主検知電極(35o)のみが主電極(26o)に対向
しているので、位相弁別回路(44o)のみから出てい
る。このとき、表示器(48)はOを表示している。次
に、副尺(29)を変位させジョー(231(321間
士を離すと、第4番目の領域(34d )における第1
番目の主検知電極(35p)および(35q)が次々と
主電極(26n)に対向し、この結果、第1コンデンザ
(40+の静電容量が大きくなって第1遅延回路(39
p)(39q)におけるパルス遅延量が増大する。この
ため、第1遅延回路(39p) (39(1)からのノ
くルスの位相が第2遅延回路(41p) (41Q)か
らのノくルスの位相より遅れ、位相弁別回路(44p)
 (44q)から次々とカウンター回路(45)に次々
と出力される。カウンター回路(451は位相弁別回路
(441))から入力があったとき+1の加算記号を記
憶回路(4G)、演算制御回路(4力を介して表示器(
48)に送り、また、位相弁別回路(44q)から入力
があったとき、+1の加算信号を表示器(48jに送る
。このような作動は副尺四が変ドlして1個の主検知電
極θ5)が主電極!26)に対向する毎に行なわれる。
なお、このとき、カウンター回路(45)が受け入れる
入力は前述した条件を満足する位相弁別回路(44)か
らのものであるので、副尺t29)の変位に従がって入
力を受け入れる位相弁別回路(44)がずれてくる。前
述とは逆に、副尺(29)をジョー(23)(3カが接
近する方向に変位させると、今まで主電極(2[iiに
対向していた主検知電極(35)が次々と主電極(26
)から離り、ろが、このとき、主電極(26)から離れ
た主検知電極(35)に接続された位相弁別回路(44
)からの!P力がなくなるiとにより、カウンター回路
(45)&よ1個の主検知電!(35)が主電極(26
)から離れる毎に−1の加算信号を表示器(48)に送
る。前述のように副尺(29)を変位させてジョー(2
31(321間に被測定物を挾持すると、表示器(48
)には当該被測定物の長さに対応した表示がなされる。
そして、この表示器(48)の表示を直読することによ
り、被測定物の長さを知ることができろ。
なお、前述の実施例においては、この発明を測長器であ
るノギスに適用した場合につ℃・て説明したが、この発
明は他の測長器、例えばノ・イトゲージ、マイクロメー
タ、ダイヤルゲージ、リニア測長器にも適用することが
できる。また、この発明は、拶ljえは第5図に示すロ
ータリエンコータ゛のような角度検出器にも適用するこ
とができる。
同図において、(513はモータ、(!i2はモータの
回転軸であり、との回転軸りには一方の部材としての円
板(53)が固定されている。この円板63)の表面に
は円板t53)の回転方向(変位方向)に並ぶ多数の主
電極64)が設けられ、これらの主電極t5(イ)は互
に等距離Pだけ離れている。65)は他方の部材として
の固定ブロックであり、この固定ブロック6つには前記
主電極(54)と同一方向に並び幅が主電極1!i41
間の距離と等しいA個(4個)の領域間が主電極(54
)と対向できるよう画成されている。各領域66)内に
は変位方向と直角方向に並ぶB個(5個)の主検知電極
r57)がそれぞれ配設され、これらの主検知電極(!
inの一端は領域(56)内に位置している。そして、
第M番目の領域(5〔9における第N番目の主副知電極
藺の一端は第M番目の領域6561の一端から前記式で
与えられる距離Qだけ離れている。また、固定ブロック
6!i)には主電極5aに対し主検知電極−より離して
一連一体化した副検知電極G(至)を設けるとともに前
述と同様のシールドプレート(591も設けている。さ
らに、図示していないが、主、副検知電極C571S8
1には、パルス発生回路、第1、第2遅延回路、位相弁
別回路、カウンター回路、記憶回路、演算制御回路、表
示器が接続されている。このようなロータリエンコーダ
にあっては隣接する主電極ら4)間の角度を可の精度で
読み取ることができる。また、前記実施例においてはA
を4と(、Bを5として距離Pを1720 の精度で読
み取るようにしたが、A。
Bは共に2以上の正の整数であればよく、例えばAが1
0でBが5のときは距離Pを115oの精度で、また、
Aが10でBも10であるときは距離Pを’/100の
精度で読み取ることができる。しかも、位相弁別回路か
らの出力パルスを逓倍回路によって電気的に例えば4分
割することもでき、この場合には主検知電極(3つの数
が20個であっても、距離Pを1/80の精度で読み取
ることができる。
また、前述の実施例においては副検知電極(37)を他
方の部材としての副尺(29)に設けた場合について説
明したが、この発明においては一方の部材としての主尺
(21)に設けるようにしてもよい。また、前記の実施
例においては、主尺(21)の表面側に対向する副尺(
29)の内面に主検知電極C3つを設けたが、副尺(2
9)の取付スペースが狭い場合又は主検知電極(3(ト
)をさらに大型化する場合には主尺(21)の裏面側に
対向する副尺(四の内面にも主検知電極を設けてもよい
この場合には、主尺(21Jの裏面側にも主電極を設け
る必要がある。また、前記実施f11−おいては、カウ
ンター回路(451によって副尺(2!〃の両方向の変
位を検出して+1および−1の加算信号を出力するよう
にしたが、このカウンター回路(他によって副尺(2湧
の一方向の変位を検出するようにしてもよい。
この場合には、副尺(29)の他方向の変位を検出する
ために、前述と同様の構成をしだ主副検知電極、第1、
第2遅延回路、位相弁別回路、カウンター回路をさらに
設ける必要があり、また、この場合一方向用の主検知電
極ゑ他方向用の主検知電極とを副尺の変位方向にずらし
ておく。このずれる距離は前記逓倍回路を用いたときは
’/80 X Pとなる。また、前述の実施例にお(・
ては、アップダウン回路(カウンター回路)を用いてい
るが、この発明においてはデコーダを用いて位相弁別回
路(44からの出力を直接10進数に変換してもよい。
また、第1、第2遅延回路θ!In(4+1と位相弁別
回路(44)との間に、公知のワンショットマルチパイ
プレーク等で構成され、第1、第2遅延回路(139+
(411の出力パルスを任意の量だけ遅延させて出力す
るオフセット調節用の遅延調節回路を挿入してもよい。
以上説明したように、この発明によれば、主検知電極を
大きくすることができるため、検出精度が向上するとと
もに製作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静電容量形変位検出器をノギスに適用し
た例を示す回路図、第2図はこの発明をノギスに適用し
た一実施例を示す概略斜視図、第3図は第2図の■−■
矢視断面図、第4図は主電極と主検知電極との位置関係
およびこれらの電極に接続された回路を示す回路図、第
5図はこの発明をロータリエンコーダに適用した他の実
施例を示す一部破断乎面図である。 (2]+ 63)・・・二方の部材(主尺)(円板)(
J6)54) =・・主電極 (29) f551・・他方の部材(副尺)(固定ブロ
ック)(34)5G+・・領域 (396′7)・・・
主検知電極(潤t58)副検知電極 (39)・・・第
1遅延回路(4(1) 第1コンデンサ (41)・・
・第2遅延回路(42)・・第2コンデンサ (431
・・パルス発生回路(44)・・位相弁別回路 特許出願人 加 藤 良 智 株式会社中村製作所 代理人 弁理士 多 1)敏 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 相対的に変位する一方の部材に変位方向に互に等距離P
    だけ離れた多数の主電極を設け、他方の部材に、前記変
    位方向に並んで主電極と対向でき幅が前記距離Pと等し
    いA個の領域を画成するとともに各領域内に前記変位方
    向と直角方向に並ぶB個の主検知電極を少なくとも一端
    が位置するようそれぞれ配設し、第M番目の領域におけ
    る第N番目の主検知電極の一端を第M番目の領域の■) 一端から式 AXB((M−1)XB十N)で与えらh
    る距離Qだけ変位方向に離し、かつ、前記一方又は他方
    の部材に副検知電極を設け、さらに、前記1個の主検知
    電極を一方の極板としこの主検知電接と前記主電極とに
    より構成された第1コンデンザをそれぞれ有する主検知
    電極と同数の第1遅延回路と、前記副検知電極を一方の
    極板とする第2コンデンザをそれぞれ有し前記第1遅延
    回路と対をなす第2遅延回路と、前記第1、第2遅延回
    路にパルスを送るパルス発生回路と、前記対をなす第1
    、第2遅延回路において第1、第2コンデンサの静電容
    量の値に応じた量だけ遅延されたノくルス同士の位相差
    を弁別する第1遅延回路と同数の位相弁別回路と、を設
    け、いずれの主検知電極が主電極に対向しているかを位
    相弁別回路によって検出することにより前記一方および
    他方の部材の相対変位量を検出するようにしたことを特
    徴とする静電容量形変位検出器。
JP11318983A 1983-06-23 1983-06-23 静電容量形変位検出器 Pending JPS604801A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2721104A1 (fr) * 1994-06-08 1995-12-15 Seikosha Kk Capteur du type à capacité électrostatique.
US5896032A (en) * 1995-06-12 1999-04-20 Hewlett-Packard Company Position detection device positioning device and moving medium-type memory device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2721104A1 (fr) * 1994-06-08 1995-12-15 Seikosha Kk Capteur du type à capacité électrostatique.
US5896032A (en) * 1995-06-12 1999-04-20 Hewlett-Packard Company Position detection device positioning device and moving medium-type memory device

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