JPS6047514B2 - 伝熱管の変位を吸収する熱交換装置 - Google Patents
伝熱管の変位を吸収する熱交換装置Info
- Publication number
- JPS6047514B2 JPS6047514B2 JP6054279A JP6054279A JPS6047514B2 JP S6047514 B2 JPS6047514 B2 JP S6047514B2 JP 6054279 A JP6054279 A JP 6054279A JP 6054279 A JP6054279 A JP 6054279A JP S6047514 B2 JPS6047514 B2 JP S6047514B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat exchanger
- exchanger tube
- exchange device
- temperature fluid
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0275—Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はヒートパイプ等の伝熱管を用いた熱交換装
置に関し、特に熱による伝熱管の伸縮を無理なく吸収す
ることのできる熱交換装置の構造に関する。
置に関し、特に熱による伝熱管の伸縮を無理なく吸収す
ることのできる熱交換装置の構造に関する。
高温流体から低温流体に対して伝熱を行う熱交換装置
の一種としてヒートパイプ等の伝熱管を熱伝達手段とす
る装置がある。
の一種としてヒートパイプ等の伝熱管を熱伝達手段とす
る装置がある。
第１図はその一例てあつて、伝熱管としてフィン付ヒー
トパイプを使用したものを示す。この装置において、フ
ィン付ヒートパイプ２は高温流体の通過する高温ダクト
１に吸熱部が位置し、低温流体の通過する低温ダクト３
側に放熱部が位置するよう配置される。４は両ダクト１
および３を仕切る仕切り壁であり、前記ヒートパイプ２
を支持すると共に高温および低温の両流体が混合するの
を防止する。つまり、第２図に示す如く、仕切壁構成板
５ａ、５ｂ・・・・・・・・・等の溝部７ａ、７ｂ・・
・・・・・・・の間にヒートパイプ２を嵌合し、これら
仕切壁構成板により形成された仕切壁に対し、ヒートパ
イプが挿通した状態となるよう構成する。しかしこの方
法は多数のヒートパイプを仕切壁により支持せねばなら
ないため、仕切壁構成板は強固に形成せねばならず、一
般に肉厚３（）−！ｗｔ以上の構成板が使用され不経済
である。また、第２図の如く各構成板相互および構成板
とヒートパイプは丹念に溶接（符号６で示す）せねばな
らず施工に多くの手数および時間がかかつた。さらに、
各ヒートパイプは種々の温度の流体により伸縮するが、
各ヒートパイプの端部の支持を誤ると熱応力によるパイ
プの歪み、破損等を生ずる虞れがある。 この発明の目
的は上記した従来技術の欠点をなくし、仕切壁の構成が
容易でしかも伝熱管が熱応力により変形、破壊する虞れ
のない熱交換装置を提供することにある。要するにこの
発明は、各伝熱管の両端部のうち一方の端部を固定し、
他の端部を伝熱管の伸縮に応じて摺動可能なように摺動
板に載置し、特に各伝熱管の両端部をヘッダで接続して
ある場合にはこれら両ヘッダのうち一方のヘッダを固定
し、他方のヘッダを摺動可能にしたものであつて、仕切
壁はこの伝熱管の伸縮に対応して変位することの可能な
弾力性のある薄板構造としたものである。
トパイプを使用したものを示す。この装置において、フ
ィン付ヒートパイプ２は高温流体の通過する高温ダクト
１に吸熱部が位置し、低温流体の通過する低温ダクト３
側に放熱部が位置するよう配置される。４は両ダクト１
および３を仕切る仕切り壁であり、前記ヒートパイプ２
を支持すると共に高温および低温の両流体が混合するの
を防止する。つまり、第２図に示す如く、仕切壁構成板
５ａ、５ｂ・・・・・・・・・等の溝部７ａ、７ｂ・・
・・・・・・・の間にヒートパイプ２を嵌合し、これら
仕切壁構成板により形成された仕切壁に対し、ヒートパ
イプが挿通した状態となるよう構成する。しかしこの方
法は多数のヒートパイプを仕切壁により支持せねばなら
ないため、仕切壁構成板は強固に形成せねばならず、一
般に肉厚３（）−！ｗｔ以上の構成板が使用され不経済
である。また、第２図の如く各構成板相互および構成板
とヒートパイプは丹念に溶接（符号６で示す）せねばな
らず施工に多くの手数および時間がかかつた。さらに、
各ヒートパイプは種々の温度の流体により伸縮するが、
各ヒートパイプの端部の支持を誤ると熱応力によるパイ
プの歪み、破損等を生ずる虞れがある。 この発明の目
的は上記した従来技術の欠点をなくし、仕切壁の構成が
容易でしかも伝熱管が熱応力により変形、破壊する虞れ
のない熱交換装置を提供することにある。要するにこの
発明は、各伝熱管の両端部のうち一方の端部を固定し、
他の端部を伝熱管の伸縮に応じて摺動可能なように摺動
板に載置し、特に各伝熱管の両端部をヘッダで接続して
ある場合にはこれら両ヘッダのうち一方のヘッダを固定
し、他方のヘッダを摺動可能にしたものであつて、仕切
壁はこの伝熱管の伸縮に対応して変位することの可能な
弾力性のある薄板構造としたものである。
以下この発明の実施例を添付図面を用いて説明する。第
３図および第４図において、１０は伝熱管であつて、こ
れら伝熱管の両端部には各々ヘッダ１１ａおよび１１ｂ
が連設してある。
３図および第４図において、１０は伝熱管であつて、こ
れら伝熱管の両端部には各々ヘッダ１１ａおよび１１ｂ
が連設してある。
このうち高温流体側に配置したヘッダ１１ａは支持具１
２により高温ダクト１の側壁１３ａに対し溶接等の方法
により固着されている。一方低温流体側に配置したヘッ
ダ１１ｂは、低温ダクト３の側壁１３ｂに固設した摺動
板１４上に載置してある。この場，合、伝熱管１０の長
さが１Ｔ７１，であつて、温度が１００℃上昇すること
により約１７７！７７！伸展することが知られている。
一般的には伝熱管の長さは６７Ｔｔ．程度のものが多く
、通過するガス温度は２００℃もしくはこれ以上のもの
が多い。従つて伝熱管の長さ；が６ＴｒＬ１温度上昇が
２００′Ｃとすればその伸びは１２朗程度となる。摺動
板１４の大きさは上記のことを考慮して十分な摺動距離
が確保できるものとしておく。次に中央に配置した仕切
壁について説明する。仕切壁１５は伝熱管１０の挿通部
において！この伝熱管１０と溶接固着し、高温流体と低
温流体が混合するのを防止する。仕切壁１５は前記の如
く伝熱管の伸縮に応じて変位し得るよう薄板（例えは肉
厚２〜３ｗＩｔ程度）により形成する。この場合、仕切
板を一枚に成形し、伝熱管１０を挿通した後にヘッダを
接続する外、あらかじめヘッダを接続しておき、第２図
の如く複数個に分割した仕切壁構成板を溶接してもよい
。以上の如く形成した熱交換装置において、加熱される
ことにより伝熱管１０が１『の如く伸展したならば、端
部のヘッダ１１ｂは側壁１３ｂに向つて摺動し伝熱管の
伸展による変位を吸収する。この楊合、仕・切壁１５は
薄板で弾力性があるため、符号１５″で示すごとく変位
し、伝熱管１０の伸縮による変位を吸収する。以上、第
３図および第４図に示した伝熱管はフィンを持たないも
のであるが、フィン付ヒートバイブ等フィンを有する伝
熱管であつても同様に形成し得ることは明らかである。
２により高温ダクト１の側壁１３ａに対し溶接等の方法
により固着されている。一方低温流体側に配置したヘッ
ダ１１ｂは、低温ダクト３の側壁１３ｂに固設した摺動
板１４上に載置してある。この場，合、伝熱管１０の長
さが１Ｔ７１，であつて、温度が１００℃上昇すること
により約１７７！７７！伸展することが知られている。
一般的には伝熱管の長さは６７Ｔｔ．程度のものが多く
、通過するガス温度は２００℃もしくはこれ以上のもの
が多い。従つて伝熱管の長さ；が６ＴｒＬ１温度上昇が
２００′Ｃとすればその伸びは１２朗程度となる。摺動
板１４の大きさは上記のことを考慮して十分な摺動距離
が確保できるものとしておく。次に中央に配置した仕切
壁について説明する。仕切壁１５は伝熱管１０の挿通部
において！この伝熱管１０と溶接固着し、高温流体と低
温流体が混合するのを防止する。仕切壁１５は前記の如
く伝熱管の伸縮に応じて変位し得るよう薄板（例えは肉
厚２〜３ｗＩｔ程度）により形成する。この場合、仕切
板を一枚に成形し、伝熱管１０を挿通した後にヘッダを
接続する外、あらかじめヘッダを接続しておき、第２図
の如く複数個に分割した仕切壁構成板を溶接してもよい
。以上の如く形成した熱交換装置において、加熱される
ことにより伝熱管１０が１『の如く伸展したならば、端
部のヘッダ１１ｂは側壁１３ｂに向つて摺動し伝熱管の
伸展による変位を吸収する。この楊合、仕・切壁１５は
薄板で弾力性があるため、符号１５″で示すごとく変位
し、伝熱管１０の伸縮による変位を吸収する。以上、第
３図および第４図に示した伝熱管はフィンを持たないも
のであるが、フィン付ヒートバイブ等フィンを有する伝
熱管であつても同様に形成し得ることは明らかである。
この発明によれば仕切壁を薄板の弾力性のある材料で形
成してあるので、高温流体、低温流体を完全に分離しな
がら伝熱管の伸縮を無理なく吸収することができる。
成してあるので、高温流体、低温流体を完全に分離しな
がら伝熱管の伸縮を無理なく吸収することができる。
また伝熱管の一方の端部は伝熱管の伸縮による変位を吸
収するよう支持されているので、伝熱管自体も熱応力に
基づく変形、破壊等がなく安全である。
収するよう支持されているので、伝熱管自体も熱応力に
基づく変形、破壊等がなく安全である。
第１図は従来の熱交換装置の側断面略図、第２図は第１
図に示した仕切壁の正面部分図、第３図はこの発明に係
る熱交換装置の平面部分図、第４図は第３図のＡ−Ａ断
面図である。 １・・・・・・高温ダクト、２・・・・・・ヒートバイ
ブ、１０，１『・・・・・・伝熱管、１２・・・・・・
支持具、１３ａ，１３ｂ・・・・・・ダクト側壁、１４
・・・・・・摺動板、１５・・・・・・仕切壁。
図に示した仕切壁の正面部分図、第３図はこの発明に係
る熱交換装置の平面部分図、第４図は第３図のＡ−Ａ断
面図である。 １・・・・・・高温ダクト、２・・・・・・ヒートバイ
ブ、１０，１『・・・・・・伝熱管、１２・・・・・・
支持具、１３ａ，１３ｂ・・・・・・ダクト側壁、１４
・・・・・・摺動板、１５・・・・・・仕切壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 伝熱管の伝熱部を高温流体側および低温流体側に各
々配置し、高温流体のダクトおよび低温流体のダクトを
仕切壁により仕切つたものにおいて、伝熱管の一端を固
定支持して固定端とし、他端を該伝熱管の伸縮を吸収す
るよう支持して移動端とし、さらに仕切壁を柔軟な構造
として伝熱管の伸縮に伴つて変位可能に構成したことを
特徴とする伝熱管の変位を吸収する熱交換装置。 ２ 伝熱管の両端部を各々ヘッダに接続し、一方のヘッ
ダを支持板を介してダクト側辺に固定して固定端とし、
他方のヘッダを摺動板上に摺動可能に載置して移動端と
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の伝熱
管の変位を吸収する熱交換装置。 ３ 前記伝熱管をヒートパイプとしたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項または第２項記載の伝熱管の変位
を吸収する熱交換装置。 ４ 前記ヒートパイプをフィン付ヒートパイプとしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の伝熱管の変
位を吸収する熱交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054279A JPS6047514B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 伝熱管の変位を吸収する熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054279A JPS6047514B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 伝熱管の変位を吸収する熱交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55152391A JPS55152391A (en) | 1980-11-27 |
| JPS6047514B2 true JPS6047514B2 (ja) | 1985-10-22 |
Family
ID=13145273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6054279A Expired JPS6047514B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 伝熱管の変位を吸収する熱交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047514B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6091193A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-22 | Sasakura Eng Co Ltd | ヒ−トパイプ式熱交換器 |
| JP2006214702A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Denso Corp | 熱交換器、熱交換器の製造方法および熱交換器用板状フィン |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP6054279A patent/JPS6047514B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55152391A (en) | 1980-11-27 |
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