JPS6046363B2 - 傾き検出器 - Google Patents

傾き検出器

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JPS6046363B2
JPS6046363B2 JP5017680A JP5017680A JPS6046363B2 JP S6046363 B2 JPS6046363 B2 JP S6046363B2 JP 5017680 A JP5017680 A JP 5017680A JP 5017680 A JP5017680 A JP 5017680A JP S6046363 B2 JPS6046363 B2 JP S6046363B2
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JP
Japan
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light emitting
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JP5017680A
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JPS56147006A (en
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健介 長谷川
良介 増田
修一 佐々
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Motoda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Motoda Electronics Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/26Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、0〜100TWL程度の範囲にある物体
の傾きを検出するための傾き検出器に関する。
以下にこの発明を説明する。 この発明は位相情報を
利用した傾き検出器に関し、対象物体の表面に対向して
配設された1つの受光装置と、この受光装置に対して対
称に配列されると共に、互いに900位相のずれた2つ
の繰返信号で発光される各2個1対の第1の発光装置及
び第2の発光装置と、これら第1及び第2の発光装置の
発光を切換える切換装置とを設け、第1及び第2の発光
装置からの照射光が対象物体の表面’で反射され、受光
装置に入力される光のパワーと繰返信号との位相差から
、受光装置及び対象物体の表面の間の第1の距離データ
を求め、第1及び第2の距離データに基づいて対象物体
の表面の傾きを検出し得るようにしたものである。
第1図はこの発明を理解するに当たつて必要な距離検出
器の原理を示すものである。
1及び2は散光性の強い一様に拡がる光を放射する発光
ダイオード(たとえばGaAs上ED)であり、それぞ
れ900だけ位相のずれた2つの繰返信号で駆動される
これら発光ダイオード1及び2が取付けられている取付
板3の中途部には指向性の強い受光装置としてのフォト
トランジスタ4が設けられており、フォトトランジスタ
4の前方には距離xを検出すべき対象物体5がある。こ
こにおいて、発光ダイオード1及び2からの照射光のう
ち、対象物体5の表面Pで乱反射されたものだけがフォ
トトランジスタ4で受光され、また、信号処理の段階で
のフィルタリングを考慮して基本周波数成分のみを考え
れば、発光ダイオード1及び2は正弦波及び余弦波で周
期的に明るさが変化すると考えればよい。したがつて、
発光ダイオード1及び2の明るさG1及びG2はA,B
を定数とすればと表iされ、対象粉体5の表面のP点に
おける発光ダイオード1及び2による寄与L1及びしは
対象物体5の反射率をCとすれば、となばまた、 であり であるから、上記(2)式は下式のようになる。
ここで、P点の明るさLpはと表わされるので、これに
(5)式を代人すれば結局次のようになる。
ただし である。
この(7)〜(9)式から明らかなように、位相ψは距
離xだけ(A,B,a,bはそれぞれ定数)の関数とな
り、対象物体5の表面の反射率Cによつて影響を受けな
い。したがつて、P点における明るさLpをフォトダイ
オード4で検出して2つの光の位相差ψを求めればこれ
から逆に距離xを測定することができる。なお、光を受
光するフォトダイオード4のS点における明るさLsは
、P点における明るさLpに比例し、その比例定数をk
とすれはとなり、上記(7)式の位相ψに影響すること
はない。
次に、第2図乃至第6図を参照して、距離検出器を具体
的に説明する。第2図は距離検出器の回路構成図である
。25吐の矩形波を発振する発振器10の出力は発光ダ
イオード1に入力されると共に、移相器11を経て発光
ダイオード2に入力される。
移相器11では位相が900だけ進め(又は遅らせ)ら
れ、発光ダイオード1及び2はそれぞれ正弦、余弦に対
応する矩形波の繰返信号で駆動発光される。第3図Aは
発光ダイオード1によるP点の明るさの例を示すもので
あり、第3図Bには発光ダイオード2によるP点の明る
さの例を示すものであり、この楊合におけるP点の明る
さは第3図Cのように合成され階段状となる。かかる階
段状の明るさはフォトトランジスタ4で光電的に検出さ
れ、増幅器12で増幅された後にバンドパスフィルタ1
3で高調波及び低調波が除去されて正弦波となり、自動
利得回路(AGC)14で所定レベルに維持された信号
が位相差検出回路20に入力される。位相差検出回路2
0には発振器10からの基準矩形波が入力されており、
この基準矩形波に対する位相のずれが検出される。具体
的には自動利得回路14の正弦波出力を矩形波変換回路
(たとえばコンパレータ)21で0レベルをスレッショ
ルドとする矩形波に変換し、この矩形波信号と発振器1
0からの基準矩形波とを乗算回路22で乗算してその積
信号から位相差を求める。かくして求められた位相差信
号は表示装置30に送られ、ここで位相差から距離の換
算を行一なつて距離の表示をすると共に、必要に応じて
その距離信号を別途処理する。なお、位相検出回路20
としては、さらに第4図A及びBに示す構成のものが考
えられる。
すなわち、第4図Aは矩形波変換回路21からの出力を
モノマルチ23に入力して位相ずれ信号の立上りを検出
すると共に、発振器10からの基準信号をモノマルチ2
4に入力する。しかして、カウンタ25はクロックパル
スCPを計数してモノマルチ24の出力によつてクリア
され、その計数値は,モノマルチ23の出力をラッチ信
号としてラッチレジスタ26にラッチされるようになつ
ている。かかるラッチレジスタ26からの並列ディジタ
ル信号が表示装置30に入力され、ここで位相差がディ
ジタル値で表示される。また、第4図Bは矩形波変換回
路21からの位相ずれ信号及び発振器10からの基準信
号をそれぞれエク予クルーシブオア回路27に入力し、
この出力をローパスフィルタ28を介して表示装置30
Aに入力するもので、この場合の位相差出力はアナログ
値となつている。ここで、距離xを1cTrt/7)t
?10cmまで変えた場合における位相ずれの計算値を
示すと第5図の如くなる。
図は上記(1)式における定数A及びBが等しく、a=
1cmの場合であり、特性1はb=1cm1特性■はb
=2C1n1特性■はb=3cm1特性■はb=4cm
1特性■はb=5C!TLの場合をそれぞれ示している
。また、実際の位相ずれを計算値と比較すると第6図の
ようになる。図において、特性0印はa=1CWL.b
=3c77!の場合であり、特性×印はa=1C77!
、b=4C7nの場合である。さらに、位相すれを利用
して距離Xを計算し、実際の距離xと比較すると第7図
のようになつた。ここにおいて、第7図のo印はa=1
C7rL..b=3cmの場合であり、×印はa=1c
1n,.b=4c7nの場合である。以上、第1図乃至
第7図を参照して説明した距離検出技術を前提にして、
傾き検出の原理および傾き検出器を具体的に説明する。
第8図に示すように、面S1に対して垂直な光が、面S
1と角度0をなす面S2を照らす場合を考える。ここに
、11及び1。を面S1及びS2の単位面積当りの光の
パワーとすれば、面S1及びS2を通過する全パワーは
等しいのでが成り立つ。
また、前述の検出器の場合の光源Q及び受光部Sは第9
図のように簡略化され、上記の議論を適用すると、Kに
垂直な面k上のP点での単位面積当りの光のパワー11
はとなる。
ただし、光源QのパワーをGqとする。また、面1上で
の単位面積当りの光の.パワー12はであり、各面での
反射は乱反射と仮定しているので、反射率をC,向方向
のパワーを13とすれば、が成り立つ。
よつて、上記(12)〜(1迫式よりとなり、面の傾き
の影響はという係数の中に現われてくることが分る。
なお、かかる議論はδの符号、O及びδの大きさの.関
係によらず成立する。ここで、面の傾きと位相ずれの関
係をグラフで示すと第10図のようになる。この例はa
=1『、b=3−の場合を示している。このような前提
から、第11図に示すように、ノ1つの受光素子として
のフォトトランジスタ41(位置S)と、このフォトト
ランジスタ41から各等距離対称でかつ直線上の位置Q
−Q″,R一R″に配列された発光ダイオード42,4
3及び44,45とで構成されたシステムを考え得る。
また、発光ダイオード42及び43は正弦波で駆動され
、発光ダイオード44及び45は余弦波で駆動されるよ
うになつている。ここにおいて、フォトディテクタ41
の出力は2組の発光源たる発光ダイオード42−44及
び43−45からの光,同様に、他の光源の組43−4
5によるP点におけるχλl−Cfェ.′^I^ \S
in(りLここにおいて、P点における丙方向への全パ
ワーMは(17)式及び(18)式の和として表わされ
るjただし、である。
ここで、対象物体の表面を傾けた場合の影響の様子を示
すと、光源を2組にしたときには第12図の・印の特性
のようになり20と程度まで全く影響のないことが分る
なお、第12図における特性A(点線)は光源(発光ダ
イオード)を1組(ベア)にした場合の理論値を示し、
O印はその実測値の例を示している。かくして、前述の
ように光源(発光ダイオード)を2組にした装置を用い
ることにより、受光装置の位置Sから対象物体の表面P
までの距離xを、傾きの影響を受けるこ.となく正確に
計測することができる。 ★MQR:C′ ,
′二、−″゜.i+C◆−ーーλ二。一″・? b′
〜W ν
\!1′ただし、
K2=n?=!+A2=12・・・・(22)−したが
つて、面が傾いている時、つまりδXOならば位相ずれ
ψは45いからずれる。a=3−の8の、傾いた面1で
の反射光の和になる。したがつて、光源の組42−44
によるP点におけるS方向への反射光のパワーM1は、
上記(15拭を用いて次のようになる。PS方向への反
射光のパワー隅は、次の(18)式のようになる。
一 COSωt、 ★から、次式のようになる。
M=M1+M2 \UIΔノH (υIΔノQ ☆ このように、1組の光源を用いた場合には面の傾き
にほぼ比例した情報を含む距離データが得られ、光源を
2組にすることによつて面の傾きの影響を受けずに、対
象表面までの距離を測定することができる。
したがつて、この2つの距離データの差は面の傾きに比
例することになるので、2組の光源を切換えることによ
つて面の傾きを測定することができる。ここにおいて、
第1図の配置でa=bとする場合、すなわち第13図の
ように受光素子Sに関して対称に発光ダイオードQ,R
を配置し、SlnωT,cOsωt(矩形波)で駆動す
る場合を考える。
この時、面がδだけ傾いているとすると、受光素子Sで
受光する光のパワーM,Rは次式で求められる。:;=
ニ云卜π(COs(δ−0)●Sinωt+COs(δ
+0)●COS6)t)場合の実際の位相ずれψをグラ
フで示すと第14図のようになる。
このことから、位相ずれを検出することにより面の傾き
の方向や大きさを知ることができる。
特にθ=45方の場合、すなわち対象までの距離xが間
隔aに等しい場合、となる。
よつて、のように完全に線形化できることが分る。
ここで、第1図、第11図と第13図を対比して説明す
ると、第1図は対象物体表面の反射率の影響を受けない
ようにしたときの配置図である。ところが前述のように
、第1図の配置では面の傾きの影響が現れてしまう。そ
こで、第11図のように配置して2組(4個)の発光ダ
イオードを異なる繰返信号で発光させ、面の傾きの影響
を取り除いた距離を求めるようにしている。従つて第1
1図の構成で2組の発光ダイオードにより傾きデータの
含まれない距離のみのデータを求め、次にそのうちの1
組の発光ダイオードを第1図のように発光させて傾きデ
ータを含む距離データを求め、次にこれらを演算処理す
ることにより傾きデータのみを求めることができる。第
13図は更に面の傾きを容易に求めようとするもので、
フォトトランジスタの受光軸に対して対称な一対の発光
ダイオードを異なる繰返信号で発光させるようにしたも
のである。
このようにすると式(23)が成立するので、傾きを求
める演算が容易である。なお、第11図の配置で第13
図の関係を実現するためには、例えば第11図の発光ダ
イオード44をSinωtで駆動し、発光ダイオード4
5をCOsO)tで駆動すればよい。次に、このような
傾き検出器の構成例を第11図及び第2図に対応させて
示すと第15図のようになる。この図において、切替回
路32は位相ずれのない距離データの検出と、位相ずれ
を含んだ距離データの検出とを切替えるものであり、距
離補正回路33は上記各距離データをそれぞれ一旦メモ
リに記憶し、その差を求めるようになつている。また、
第15図の構成例によつて第13図の配置関係を実現す
るためには、例えばゲート回路31Cに0SC10から
のSinωtと移相器11からのCOsO)tを選択的
に入力できる切換回路を設ければよい。以上のように、
この発明の傾き検出器によれば測定値が対象物体の表面
までの距離及び反射率によらず、装置が小形、軽量であ
ると共に、信号処理が容易である。
よつて、ロボットハンドの近接センサとして応用できる
他、物体認識における3次元情報検出器等に利用するこ
とができる。なお、上述では発光素子として発光ダイオ
ードを、受光素子としてフォトトランジスタを用いてい
るが、他の素子によることも可能であり、発光素子を駆
動する繰返信号としては矩形波の他に、三角波等も可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本原理を示す構成図、第2図はそ
の制御回路例を示すブロック図、第3図A,B,Cは発
光及び受光の位相関係を示す図、第4図A,Bはそれぞ
れこの発明に用いる位相差検出回路の他の例を示すブロ
ック図、第5図は距離xに対する位相ずれの計算値を示
す図、第6図はその実際値を示す図、第7図は距離に換
算した場合の実際値及び測定値を比較する図、第8図及
び第9図はこの発明の動作原理を説明するための図、第
10図は面の傾きと位相ずれの関係を示す.図、第11
図はこの発明の一実施例を示す図、第12図はその対象
表面の傾きの影響を示す図、第13図はこの発明の傾き
検出器を説明するたの図、第14図はその傾きと位相ず
れとの関係を示す図、第15図はこの発明の傾き検出器
の一構成)例を示すブロック図である。 1,2・・・発光ダイオード、3・・・取付板、4・・
・フォトトランジスタ、5・・・対象物体、10・・・
発振器、11・・・移相器、12・・・増幅器、13・
・・バンドパスフィルタ、14・・・自動利得回路、2
0・・・位相7差検出回路、21・・・矩形波変換回路
、22・・・乗算回路、23,24・・・モノマルチ、
25・・・カウンタ、26・・・ラッチレジスタ、30
,30A・・・表示装置、41・・ウオトトランジスタ
、42〜45・・発光ダイオード、51・・・フォトト
ランジスタ、5フ2,53・・・発光ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 対象物体の表面に対向して配置された1つの受光装
    置と、この受光装置の受光軸に対して対称に配置された
    第1および第2の発光装置と、前記受光軸に対して対称
    に配置された第3および第4の発光装置と、前記第1、
    第2、第3および第4の発光装置に第1の繰返信号もし
    くはこれと90゜位相のずれた第2の繰返信号のいずれ
    かを送出する駆動手段と、前記第1、第2、第3および
    第4の発光装置と前記駆動手段の間に設けられ、前記第
    1および第2の発光装置を前記第1の繰返信号で発光さ
    せると共に前記第3および第4の発光装置を前記第2の
    繰返信号で発光させる第1のモードと、前記第1、第2
    、第3および第4の発光装置のうちの任意の2個の発光
    装置からなるペアのみ発光させかつ発光させられるペア
    の一方の発光装置には第1の繰返信号を入力し他方の発
    光装置には第2の繰返信号を入力する第2のモードとを
    切り換える切換装置と、前記第1のモードでは前記対象
    物体の表面で反射されて前記受光装置に入力される光の
    パワーと前記第1のおよび第2の繰返信号との位相差か
    ら前記受光装置と対象物体の表面との間の第1の距離デ
    ータを求め、前記第2のモードでは前記対象物体の表面
    で反射されて前記受光装置に入力される光のパワーと前
    記第1および第2の繰返信号との位相差から前記受光装
    置と対象物体の表面との間の第2の距離データを求める
    第1の演算手段と、前記第1のおよび第2の距離データ
    にもとづいて前記受光装置の受光軸に対する前記対象物
    体の表面の傾きを検出する第2の演算手段とを備える傾
    き検出器。
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