JPS6045326B2 - モノリシツクicにおける高電圧発生回路 - Google Patents

モノリシツクicにおける高電圧発生回路

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JPS6045326B2
JPS6045326B2 JP54092192A JP9219279A JPS6045326B2 JP S6045326 B2 JPS6045326 B2 JP S6045326B2 JP 54092192 A JP54092192 A JP 54092192A JP 9219279 A JP9219279 A JP 9219279A JP S6045326 B2 JPS6045326 B2 JP S6045326B2
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transistor
circuit
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monolithic
base
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JP54092192A
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操 古谷
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモノリシックICにおける高電圧発生回路に係
り、NPNトランジスタにて構成された回路をモノリシ
ックIC化することによつて各素子の間隔を小に形成し
た場合、各素子の間隔を大にすることなくNPN寄生効
果を有効に防止し得る高電圧発生回路を提供することを
目的とする。
ガスライター、ガステーブル等の放電式連続着火(点火
)装置においては、ガスを繰り返し自動着火するが、一
旦着火した後は使用電池の長寿命化等を図るために、着
火回路を自動的に停止し、ガス栓開放時何らかの原因に
より火が消えた場合には着火回路を再動作してガスを着
火し、ガスの爆発事故を未然に防止することが行なわれ
る。この自動着火停止方法に従来、大別して次の2っの
方法があつた。その一つの方法は、センサーにサーミス
タ、バリスタ等の感温素子を使用したものであり、他の
一つの方法はフォトトランジスタ、フォトダイオード等
の受光素子をセンサーに用いたものである。
然るに、前者の方法は、感温素子の取付け位置が感温素
子の耐熱性等より制限を受け、また感温素子の熱容量が
あるため、着火回路部のオン、オフまでの時間遅れが生
ずるという欠点があつた。
また後者の方法は、高照度下では照度比をとることが難
しく、動作が不安定であり、ゃたガスの発光波長は短波
長側であるのに対し、受光素子の感度がこの短波長側で
悪いため、後段の増幅器の増幅度を上げる必要があり、
高価となる欠点があつノた。そこで本出願人は、上記の
諸欠点を除去すべく先に特願昭52−43393号にて
「ガス連続着火装置における自動着火停止回路」を提案
した。このものは、ガスの着火の有無を識別するための
センサグーとして、上記の如き感温素子あるいは受光素
子その他特別なトランスジューサを用いることなく、ガ
スの着火により生じるプラズマ現象を利用してガスの着
火を検知し、着火機能の停止あるいは再動作を行なうよ
うにしたものである。第1図は上記ガス連続着火装置に
おける自動着火停止回路の一実施例の主要動作を説明す
るための概略ブロック系統図を示す。
同図中S1は電源スイッチで、これを閉成すると電流増
幅回路2、発振昇圧回路3に夫々直流電源電圧Vccが
印加され、発振昇圧回路3によりコンデンサCを充電す
る。コンデンサCの充電電圧が或るレベルに達すると高
圧発生回路4が動作し、放電ギャップ5に火花が発生す
る。この時、ガス噴出口6よりガスが噴出していると、
ガスに着火し炎7が発生する。一方、火花発生直後、コ
ンデンサCの両端間の電圧はほぼグラウンド電位となる
。そこで本回路では、炎7は炎内又は炎付近に相対して
配置された導電性の電極8a,8bにより検出される。
ガス着火後、コンデンサCの電圧が上昇し、電極8a,
8b間に流れるプラズマ作用による電流が電流増幅回路
2により増幅されて発振動作制御用トランジスタQに供
給される。このプラズマ作用による電流がトランジスタ
Qをオンにできるまでの値に達すると、発振昇圧回路3
の動作は停止せしめられ、コンデンサCの電圧上昇が止
り、ギャップ5の放電が停止し、火花の発生も停止する
。一般に発振昇圧回路3の消費電流は、電流増幅回路2
と発振オン−オフ回路の電流の総和よりも大幅に大きい
ため、消費電流の節約にもなる。次に何らかの原因で火
が消えた場合は、電極間を流れる電流がなくなり、トラ
ンジスタQがオフとなり、発振昇圧回路3が動作する。
これによ!り、火花放電が再び開始され、着火するまで
繰り返し火花放電が行なわれる。また電極間電圧と電極
間電流との間には第2図に示す如く、比例関係にあるた
め、電流増幅回路2、発振オン−オフトランジスタQの
電流利得にSバラツキがあつても、コンデンサCの電圧
は発振昇圧回路3の動作が停止するまで上昇される。
従つて、着火は確実に停止する。第3図は上記回路の具
体的回路図を示す。
同図中、第1図と同一部分には同一符号を付し、その1
説明を省略する。NPNトランジスタQ2,Q3,Q5
及びPNPトランジスタQ4、感度調整用半固定抵抗器
RT等はシユミツト動作を行なう電流増幅回路2を構成
している。炎7が無い時は、電極間電流は流れず、トラ
ンジスタQ2はオフ、トランジスタQ3,Q4,Q5は
オンとなる。オン時のトランジスタQ,のコレクタ出力
は略アースレベルでNPNトランジスタqのベースに供
給され、これをオフする。NPNトランジスタQ7、コ
イルLl,L2,L3を有するトランスT1、半固定抵
抗器R8、トランジスタQ,のベースと接地間に接続さ
れたダイオードD1、コイルL3と接地間に接続された
ダイオード7D2はブロッキング発振器(第1図の発振
昇圧回路3に相当)を構成している。
ダイオードD1はバックパルス除去用ダイオード、ダイ
オードD2は整流用ダイオードで、RBは発振出力パル
ス電圧の時間幅調整用半固定抵抗器である。上記トラン
ジスタQ6のオフにより、ブロッキング発振器は所定の
発振動作を行ない、所定パルス幅で波高値が時間と共に
指数関数的に上昇するパルス電圧(バックパルス)がコ
イルLより昇圧されて発振出力され、このパルス電圧は
電極8aに印加される一方、コンデンサCO(第1図示
のコンデンサCに相当)に印加され、これを充電し始め
る。一方、トランジスタQ7のコレクタより取り出され
た発振パルス電圧は、NPNトランジスタQ8のコレク
タに印加される一方、抵抗Rl,R2、温度補償用ダイ
オードD4,D3及びコンデンサC2よりなる回路を通
じてトランジスタqのベースに印加される。
ここぇトランジスタqのエミッタと接地間にはトリガダ
イオード(ダイアツク)D及び抵抗R8が直列に接続さ
れており、トリガダイオードDと抵拍只。の接続点は逆
阻止3端子制御整流素子(以下サイリスタという)Xの
ゲートに接続されている。またサイリスタxのアノード
はコンデンサCOの一端に接続され、そのカソードは接
地されている。これにより、コンデンサCcの充電が進
み充電電圧が、トランジスタQ8、トリガダイオードD
よりなる回路のブレークオーバ電圧以上に達した時、サ
イリスタXのゲートに電流が流れ、サイリスタXはター
ンオフする。これにより、コンデンサCClサイリスタ
X1トランスT2の1次巻線よりなるループを通してコ
ンデンサC。の充電電荷は瞬時に放電される。そしてこ
の時、トランスT2の2次巻線に高電圧(例えば700
0■程度)が誘起され、放電ギャップ5の間に電気火花
が発生してガスを着火する。この着火は、上記コンデン
サCOの放電によりサイリスタXのアノード電流が保持
電流以下になつてサイリスタXが自己保持作用を失ない
ターンオフした後、上記と同様動作が再び繰り返される
ことにより、自動的に繰り返して着火される。
着火すると、前述したように電極間電流が流れ、保護抵
抗RSl抵抗R,を介してトランジスタQ2のベースに
供給され、これをオンとする。これにより、トランジス
タQ3,Q4,Q5はオフとなり、トランジスタQ5の
コレクタより電流増幅された信号がトランジスタ9のベ
ースに供給され、これをオンとする。従つて、トランジ
スタQ7のベース電位は略アースレベルとなり、ブロッ
キング発振器の発振動作が停止せしめられ、火花放電も
停止せしめられる。火が消えた場合は、前述したように
電極間電流がなくなるので、再びブロッキング発振器が
動作を開始し、着火するまで繰り返し火花放電が行なわ
れる。
なお、第3図中、一点鎖線内の回路部が、モノリシック
IC化される回路部である。
このモノリシックIC化により、本回路が第4図に示す
如き横断面図の回路部分を有するときには、NPN寄生
効果を生じ好ましくない。
すなわち、第4図において、T、1,Tr2はNPNト
ランジスタで、同一のP型半導体の基板(サブストレー
ト)11に設けられている。いま、何らかの原因により
、トランジスタTr2のコレクタCの電位がサブストレ
ート11よりも負になつた場合、Trlのコレクタ、サ
ブストレート11、Tr2のコレクタ間で夫々コレクタ
01ベース8、エミッタ[F]となるトランジスタを形
成する、いわゆるNPN寄生効果を生ずる問題点がある
。この寄生効果を低減する方法として、従来は各素子間
の物理的な距離をとつていた。
しかし、この方法では、1モノリシックICチップ上に
デツドスペースが生じチップが大きくなり、コストが高
くなる。2この方法でも寄生効果を完全に除去すること
はできず、モノリシック1C以外のダイオード等を付け
る必要がある等の欠点があつた。
本発明は上記欠点を除去し、かつ、上記問題点を解決し
たものであり、第3図及び第5図A−Cと共にその各実
施例について説明する。第5図A−Cは本発明になるモ
ノリシックICにおける高電圧発生回路の要部をなす回
路図で、第3図中、NPN寄生効果が問題となる回路部
分に使用される。
このNPN寄生効果が問題となる回路部分は、例えば第
3図にD1で示されるバックパルス除去用ダイオードで
ある。第5図A中、Ql4,Ql5はNPNトランジス
タで、トランジスタQ7は第3図中のトランジスタQ7
と同一のトランジスタである。トランジスタQl,のコ
レクタは、トランジスタQl4,Ql5の各ベースに夫
々接続される一方、抵抗R5を介して正の直流電源電圧
端子に接続されている。トランジスタQl5のエミッタ
はトランジスタQ7のベースに接続されている。なお、
トランジスタQl4,Ql5、抵抗R,にて構成される
回路が第3図中のダイオードD1に相当する。上記の構
成回路の動作について説明すると、通常時、トランジス
タQl5のベース・エミッタ間電圧はQl4により例え
ば0.1V程度にクランプされるため、Ql5のコレク
タ電流は抑えられ、トランジスタQl5はカットオフの
状態を保持する。
ここで6点で示すトランジスタQl5のエミッタ電位が
何らかの原因で負の電位に下がつた場合、トランジスタ
Ql5はオンとなり、電源VccよりトランジスタQl
5を介して電流が3点に供給され、3点の電位が低下す
るのを減少する。従つて、NPN寄生効果を低減できる
。しかも3点が正の電位の場合、トランジスタQl5は
カットオフであるため何)ら本来の動作に影響を及ぼさ
ない。第5図Bは、寄生効果を低減させるための第2実
施例の回路図で、12は定電流源、Ql6,Ql7はダ
ーリントン接続されたNPNトランジスタ、D7,D8
はダイオードである。
なお、定電流源172、トランジスタQl6,Ql7、
ダイオードD7,D8、にて構成される回路が第3図中
のダイオードD1に相当する。この場合、トランジスタ
Ql7のエミッタ電位が負に下がつた場合、トランジス
タQl6,Ql7がオンとなり、これにより、定電流源
212より定電流が4点に供給され、3点の電位が低下
するのを減少する。尚この場合トランジスタQl6,Q
l7の能動素子は2個に限らず3個以上をダーリントン
に接続してもよい。
第5図Cは本発明回路に用いられる寄生効果低減のため
の第3実施例の回路図を示す。本実施例は、NPNトラ
ンジスタQl8のコレクタを保護抵抗RlOを介して正
の直流電源電圧端子に接続される一方、エミッタを順方
向の耐圧向上用ダイオードD6を介して4点に接続され
ている。トランジスタQl8のベースは定電流源12よ
り定電流が供給されている。この場合も6点の電位が負
に下がつた場合、トランジスタQl8がオンになり、定
電流源12より定電流が3点に供給される。
この際、トランジスタQl8のベースが正方向に上昇し
た場合の耐圧を上昇するためのダイオードD6が接続さ
れており、負の方向の電位はD6によりクランプされる
。従つて、本実施例を寄生効果が殆どない(トランジス
タQl8の電圧一電流特性は指数関数的に変化する)。
また上記第5図A−Cに示す回路により、チップ面積を
他の寄生効果除去法に比し大幅に小さくでき、更に、略
完全に寄生効果が除けるため、レベル差の大きい信号の
扱いが楽になる。
なお、本発明回路は電子ライタの着火回路にのみ適用さ
れるものではなく、モノリシックICにした場合NPN
寄生効果を生じる虞れのある部分に広く適用し得る。
上述の如く、本発明になるモノリシックICにおける高
電圧発生回路は、ブロッキング発振を制御する制御用ト
ランジスタのコレクタに、通常動作時及び該コレクタの
電位が負になつた時に夫々カットオフ及びオンとなる能
動素子のエミッタを.直接的に又は少なくとも1個の直
列ダイオードを介して間接的に接続すると共に、該制御
用トランジスタのエミッタ及び能動素子のベース間に該
制御用トランジスタのエミッタ及び能動素子のベース間
の順方向電圧に見合う適宣数のダイオードを;接続して
おき、該能動素子のオン時、該制御用トランジスタのコ
レクタに大なる電流を流して該コレクタの電位低下を抑
えるよう構成してなるため、制御用トランジスタ及び発
振用トランジスタをNPNトランジスタにて構成し、こ
れらをモノリシックICにて形成した場合、該能動素子
は通常時は該適宣数のダイオードによりカットオフされ
ているが、例えば制御用トランジスタのコレクタが何ら
かの原因によつて負電位になつや際該能動素子はオンと
なり該制御用トランジスタのコレクタの電位低下を抑え
得、これにより、制御用卜)ランジスタのコレクタの電
位低下によつて発振用トランジスタのコレクタを制御用
トランジスタのコレクタとの間に基板を介して発生され
るいわゆるNPN寄生効果を防止し得、従来のようにモ
ノリシック■C化特有の寄生効果を防止するために・各
素子間の間隔を大にする必要がなく、チップ面積を従来
のものに比して大幅に小にし得、更に、略完全にNPN
寄生効果を除去し得るため、レベル差の大きい信号の扱
いが容易である等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人が先に提案したガス連続着火装置にお
ける自動着火停止回路の主要動作を説明するための概略
ブロック系統図、第2図は第1図の動作説明用電極間電
流対電極電流特性図、第3図は第1図に示す回路の具体
的回路図、第4図は第3図に示す回路をIC化した場合
の要部の横断面図、第5図A−Cは本発明になるモノリ
シックICにおける高電圧発生回路の要部の各実施例の
具体的回路図である。 2・・・・・・電流増幅回路、3・・・・・・発振昇圧
回路、4・・・高圧発生回路、5・・・・・・放電ギャ
ップ、8a,8b・・・・・電極、Lェ〜L3・・・・
・・コイル、X・・・・・・サイリスタ、Trl,T,
2,q,Q7,Ql4〜Ql8・・・・・・トランジス
タ、C,O・・・・・・コレクタ、B,8・・・・・・
ベース、E,[F]・・・・・・エミッタ、Dl,D6
〜D8・・・・・・ダイオード、R5,RlO・・・・
・・抵抗、12・・・・・定電流源、■o・・・・・・
電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブロッキング発振用トランジスタのベースにその発
    振を始動、停止せしめるための制御用トランジスタのコ
    レクタを接続されたモノリシックICにおける高電圧発
    生回路において、該制御用トランジスタのコレクタに、
    通常動作時及び該コレクタの電位が負になつた時に夫々
    カットオフ及びオンとなる能動素子のエミッタを直接的
    に又は少なくとも1個の直列ダイオードを介して間接的
    に接続すると共に、該制御用トランジスタのエミッタ及
    び能動素子のベース間に該制御用トランジスタのエミッ
    タ及び能動素子のベース間の順方向電圧に見合う適宣数
    のダイオードを接続しておき、該能動素子のオン時、該
    制御用トランジスタのコレクタに大なる電流を流して該
    コレクタの電位低下を抑えるように構成してなることを
    特徴とするモノリックICにおける高電圧発生回路。
JP54092192A 1979-07-20 1979-07-20 モノリシツクicにおける高電圧発生回路 Expired JPS6045326B2 (ja)

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