JPS604505B2 - マルチ・フオント光学式文字認識装置 - Google Patents

マルチ・フオント光学式文字認識装置

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JPS604505B2
JPS604505B2 JP48077169A JP7716973A JPS604505B2 JP S604505 B2 JPS604505 B2 JP S604505B2 JP 48077169 A JP48077169 A JP 48077169A JP 7716973 A JP7716973 A JP 7716973A JP S604505 B2 JPS604505 B2 JP S604505B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録文字情報を電子的にデータ処理するのに特
に好適な形態に変換する文字認識装置、特に手書印刷文
字を含むマルチ・フオント(多種字体)を光学的に感知
し、その後電子的にデータ処理するのに特に好適な形態
に変換する光学式文字認識装置に関するものである。
ページまたは書類の何れかに記録された英数字文字情報
の置換誤りおよび読取り不能(リジェクト)誤りの双方
を最小にして、斯る情報を電子的にデータ処理するのに
特に好適な形態に変換する光学式文字認識装置は本願人
の出願に係る米国特許出願第103646号(1971
年1月4日出願)に記載されている。
斯る出願明細書に記載されているように、プログラム制
御像分析管は記憶媒体上に記録されている印刷情報を走
査して、アナログ情報信号を発生する。このアナログ信
号は、被走査記憶媒体のセグメント輝度を表わすデジタ
ル・データ信号に変換され、その後像増強回路網にて累
算される。像増強回路網では被選択信号アレイを走査し
て、各アレイにて得られる文字情報を表わす方向および
論理限界値デジタル・データ・ビットを形成する。つい
でこれらのデジタル・データ・ビットを順次累算して文
字全体を表わすデジタル・データ・ビット・アレイを形
成する。つぎに各アレイにおける存在または不在の被選
択デジタル・データ・ビットを検出し、これにより検出
されたデジタル・デ−夕・ビットを合成して文字表示信
号を形成する。さらに前記米国特許出願第103646
号に特記されているように、斯る装置には予定したマト
リックスに所定の方向および論理限界値ビットの累算値
を表わすマイクロ特徴(microfeatme)を偏
入している。
また被選択マイクロ特徴と不在の他の彼選択マイクロ特
徴との特殊な組み合せによって、斯る装置により特定の
文字の存在および同一性を極めて正確に鑑定し得るよう
にしている。さらに各実施例では論理回路網の所謂論理
限界値信号を検出することが、任意の特定マイクロ特徴
を検出することの必要条件となっている。次期の光学式
文字認識装置にとって、書類上に記録する文字をタイプ
形式のものとするような強制策は記録情報を正確に検出
するための必要条件とすべきではない。
特に光学式文字認識装置は、直線的またはゆがんだ(ス
キュー)手書印刷文字情報を、置換誤りおよびリジェク
ト誤りの双方を最小にして、電子的にデータ処理するの
に特に好適な形態に変換し得るようにする必要がある。
本発明は斯る後者の光学式文字認識装置に関するもので
ある。本発明によればプログラム制御像分析管によって
記録媒体上に記録された印刷情報を第1ラスタで走査し
て、上記記録情報のセグメントを表わすアナログ情報信
号を発生させると共に、第2ラスタで走査して記録情報
をすべて表わすアナログ情報信号を発生させる。
記録情報のセグメントを表わすアナログ情報信号によっ
て決定されるように、印刷情報と背景との間のコントラ
ストが十分で、その印刷情報がそれをさらに処理するの
に十分な程度に読み易いことがコントラスト測定回路に
より判定される場合には、すべての印刷情報を表わすア
ナログ情報信号をデジタル形態に変換し、かつ所要に応
じてスケーリング(縮尺)してデジタル文字データを予
定走査長に縮減させる。ついでデジタル文字データの被
選択アレイを走査して、斯種アレイの内の中央ビットに
関する黒または白色信号を発生させる。これらの黒また
は白色信号を順次累算して文字全体を表わす黒と白色信
号とから成るアレイを形成する。ついでこの黒と白色信
号とから成るアレイの輪郭をトレース(追跡)して、文
字の周辺を表わすのに用いられる×およびY情報の変化
分(増分移動)を表わす輪郭デジタル・データを得る。
つぎに斯る増分移動の割合および方向を累算して、パラ
メータを導き出す。ついでこれらのパラメータを選択的
に合成し、かつ斯種パラメータによって画成される領域
を計算して特徴表示信号を発生させる。つぎにこの特徴
表示信号を累算し、予じめ選択した認識論理限界値と比
較して、特定文字として類別する。図面につき本発明を
説明する。
第1図にブロック線図にて示すように、本発明による光
学式文字認識装置では像分析管1川こより投影レンズ1
2を介して或るページに記録された印刷情報(文字)を
走査する。
この情報は移送装置14によって像分析管10の走査領
域と整列させる。従来構成の偏向回路16によってケー
ブル15を介して像分析管101こ供給される掃引偏向
電圧信号の制御下で、しかも同様に従釆構成のものとし
得る走査制御回路18によってケーブル17を介して像
分析管101こ供給される適当なプランキング信号の制
御下で像分析管10‘こよって移送装置14上の予定領
域をラインごとのパターンで走査する。従って、順次に
作動する装置では移送装置の9×9インチ(1インチ=
2.54肌)の面積の全光電像を像分析管10のアパー
チャによって周期的に走査する。
走査制御回路18は像分析管1川こプランキング信号を
供給する以外に、ケーブル19を介して偏向回路16に
適当な垂直駆動信号および水平駆動信号を供給して、こ
の偏向回路に設けた回路が適当な水平および垂直偏向電
圧信号を発生し得るようにする。分析管10のアパーチ
ャによって分析される光電像の周波数および面積はデジ
タル・コンピュータ2川こ組み込んだ予定のプログラム
に基づいて制御する。この場合、あるかじめプログラム
されたコンピュータ201こより適当な駆動およびプラ
ンキング信号を発生させ、これらの信号をコンピュータ
のインターフェース回路網21に供給する。この回路網
21とコンピュータ20とはケーブル22を介して相互
通信を行い得るようにする。インターフェース回路網2
1はケーブル21aを介して適当な駆動およびプランキ
ング信号を走査制御回路18に供給する。
さらに上記回路網21はケーブル21bを介して移送装
置14とも相互通信を行い得るようにする。この回路網
21と移送装置14との相互接続により、コンピュータ
20によって移送装置の作動を制御し得ると共に、装置
14の作動と像分析管10‘こよる文字記憶媒体の光電
像の周期的なサンプリング作動との間の同期を維持させ
ることができる。例えば像分折管10によってサンプル
される或るページの1ラインをプログラム制御下で2回
以上サンプルして走査されたページに記録されている文
字を正確に認識すると同時に移送装置14が斯るページ
を像分析管10の走査領域外に進めないようにする。ス
キューされた手書印刷文字の如きスキュー・マルチ・フ
オント文字を補正するために、ラスタ掃引は例えば−8
暖から+7.5度までのような予定範囲に亘り、0.5
度ずつの如き予定した糟分で動的に回転させることがで
きる。
負の回転値はラスタの反時計方向回転となり、また正の
回転値は時計方向回転となる。文字が読み取り領域内で
反時計方向にスキュ−されている場合には、ラスタを反
時計方向に回転させて、ビームを文字の垂直ストローク
に平行に走行させるようにする必要がある。またビーム
の出発点をデータラインの中心に対して垂直に維持させ
るためにはYアドレスを、走査領域を横切って左から右
へ走査が移動するように有効に低下させる必要がある。
X−偏向信号の被選択量を回路16内のY偏向増幅器に
結合させると共に、Y−偏向信号の被選択量をX−偏向
増幅器に結合させることによって簡単にラスタを所望に
回転させることができる。
YおよびX偏向増幅器に結合させるXおよびY偏向信号
部分によって達成すべきラスタの回転量を制御する。特
に、Xアドレスの増加によりラスタが右から左へ移動す
るので、Y増幅器に結合させる×偏向信号部分はY位置
の値から差し引く。従ってYの出発点は各被選択走査で
上方に移動するようになる。また各ラスタ掃引を開始さ
せると、X増幅器に結合される掃引ランプ部分がX位置
の信号に加わるため像分析管のビームの水平位置はラン
プ速度で予定した距離移動する。ラスタ婦引におけるこ
のような作用はスキュ−された記録文字の方向にラスタ
婦引をスキューさせることにある。正回転の場合には交
差結合される信号の樋性を反転させ、Yの出発点を下方
に移動させ、ビームをランプ期間中左の方向へ動かすよ
うにする。周知のように、像分析管101こよって取り
出されるアナログ情報信号は、走査領域が白色の個所に
て最大振幅を呈し、また走査領域が黒色の個所にて最小
振幅を呈する。サンプリングされたページの輝度を表わ
すアナログ信号はケーブル23および慣例のビデオ増幅
器24を介してアナログ−デジタル変換器26の入力端
子と、白色ホロゥ(従動)回路27と、コントラスト測
定回路28とに供給する。アナログーデジタル変換器2
6ではアナログ情報信号が、その変換器の出力端子に2
0,21および22として識別される3ビットのデジタ
ル情報に変換される。
変換器26は、それに供給される最大輝度信号に応答し
て7、すなわち111の二進信号を発生し、また供給さ
れる完全黒信号に応答して0、すなわち000の二進信
号を発生し、さらに例えばグレー信号が分析管10によ
って発せられる場合には3、すなわち011の二進信号
を発生することは周知の通りである。白色ホロワ回路2
7はアナログ情報信号に応答して、基準選択スイッチ2
9を介して制御信号を変換器26に供給し、紙面の反射
特性が一様でなく、紙面および光の照射も均一でなくて
も変換器26によって均一のデジタル信号0一7を発生
し得るようにする。
このようにして入力アナログ信号中のグレーの陰影を規
格化することにより、変換器26からのデジタル出力信
号が走査紙面のセグメント輝度を正確に表わすようにす
る。変換器26のパーフオーマンスを試験するにはスイ
ッチ29を作動させて、変換器26に回路27または回
路281こよって取り出される信号の代りもこ振幅およ
び持続時間が既知の基準信号を伝送せしめる。実際上は
コントラスト測定制御回路30と相互通信し、この回路
によって制御されるコントラスト測定回路28は、記録
文字が十分読み易いかを確めるために設ける。
なお、第IA図ではコントラスト測定回路28からコン
トラスト制御回路30へと矢印を付して示してあるも、
実際上はこれら両回路間では上述したように相互通信し
得るようにする。つまり、コントラスト測定制御回路3
0は実際のコントラスト測定回路28の作動を制御した
り、周辺トレース処理装置42の制御下でのみ作動を開
始するハードウェア制御装置であり、これは読取り専用
メモリとすることができる。特に、コントラスト測定回
路28の作用は実際の読み取り操作の前に各文字の読み
易さを決定することにある。コントラスト測定操作を開
始させると、文字ボックスをカバーする予定したパ夕ー
ン全体にわたり像分析管のビームが移動して第1回目の
ラスタ走査が行われる。このようにしてビームが動くと
、文字およびその背景のデータ・サンプルが取り出され
、しかも文字を読み取り得るか否かの読み易さの程度が
定まると共に、読み取りに最適な走査速度が定まる。斯
様なコントラスト測定による出力はスイッチ29を介し
てアナログーデジタル変換器26によって受信されると
共に、後述する本発明の所謂周辺トレース処理装置(プ
ロセッサ)サプシステムによって受信される。
なお、こ)に云うコントラスト測定とは、嫁分析管1川
こより2回目のラスタ走査をして各文字を実際に認識す
る前に、記録文字のコントラストが十分であるか否かを
確めるために、文字データを特別に予備走査することで
あり、このコントラスト測定は周辺トレース処理装置に
よって開始させる。このコントラスト測定の結果によっ
てアナログ・デジタル変換器26に対する白および黒の
基準レベルを設定すると共に、周辺トレース処理装置に
対する適切な読み取り速度(高、中または低)を設定す
る。また、周辺トレース処理装置は、正確に読み取るの
に文字データが明ろ過ぎるか、或いは背景が8音過ぎる
かを示す信号も受信する。特に、各読み取り操作の開始
時には、コントラスト測定制御回路30からの制御信号
および後述する予備処理装置の一部を形成する橋引ゲー
ト兼データ・ストローブ論理回路31からの制御信号を
コンピュータ2川こ供給することによってコントラスト
測定操作を開始させる。
ついでコンピュータ20‘こより走査制御回路18を制
御する信号を発生させ、この信号により予定点での走査
の開始に当り、所謂文字ボックスの高さおよび文字ボッ
クスのスペース(幅)のパラメー外こよって限定される
領域の上を予じめブログラムしたパターンで像分析管1
0のビームが動くようにする。ビームがセットパターン
上を偏向されると、制御信号はコントラスト測定回路2
8を介して周辺トレース処理装置に伝送されて、データ
サンプルが取り出され、かつ記憶される。ビーム移動の
パターンおよび順序は第2図に示す通りである。
垂直および水平走査長は任意の大きさの文字を走査する
のに充分な長さとする。すべての走査は例えば1走査単
位(ユニット)当り4マイクロ秒のような中間速度で行
なう。黒レベルは信号電圧をサンプリングし、かつ平均
化して得られる。最初の各4回のデータ走査の期間にピ
ーク黒レベルをピーク保持回路によって取り出し、これ
らの各走査の終りにピーク黒レベルの値を保持回路(図
示せず)に伝送する。最初の4回の走査の終了時に4つ
の各サンプルーホールド回路は各々その走査中に見つけ
たピーク黒レベルを記憶しておく。これらの記憶値と最
後の4回に亘る各走査中に得られたピーク黒レベル値と
を比較する。最後の4回の走査からの高い方の黒レベル
値を最初の4回の走査から得られた低い方の黒レベル値
と瞳換える。これにより8回の走査から4つの最高黒レ
ベル値が記憶されることになる。これらの4つのピーク
値を周辺トレース処理装置(プロセッサ)内で平均化し
、かつ予定した限界値と比較して高、中または低の読み
取り速度を選択する。速度限界条件が満足されない場合
には、空白、すなわちデータが明ろ過ぎると云う状態が
示される。ビーム移動順序は第2図に丸印内に番号を付
して示した通りであり、ビーム出発点は■である。
データ走査に必要でなし、ビ−ム移動位置を破線にて示
してあり、またデータ走査に必要なビーム移動位置を実
線にて示してある。ビームの位置決めは早い速度〔1マ
イクロ秒/走査単位〕で成され、またデータ走査は中位
の速度〔4マイクロ秒/走査単位〕で成される。なお1
走査単位は1/144インチ、すなわち0.176伽と
する。データ走査も四角にて囲んで示した番号の順序で
成され、これは頂部の水平走査で開始される。これから
明らかなように、データ走査は全部で8回であり、前述
したように、これらのデータ走査の最初と最後のそれぞ
れ4回ずつのデータ走査によるピーク黒レベルを検出す
る。スベーストすなわちデータが明ろ過ぎる状態は文字
データと背景とのコントラストが文字を読み取ることが
できないような場合に設定される。白の基準信号が一定
レベル(例えば一2ボルト)以下の場合には、データが
階過ぎる状態にターン・オンされる。4つのピークの加
算値はコントラスト測定回路28での操作の終りに記憶
させ、文字を読み取る際にアナログ・デジタル変換器2
6へ黒基準レベルを与えるようにする。
さらに5回の各水平走査の期間中に白レベルを積分回路
によって平均化し、これをピーク保持回路に供給する。
従って5回の水平走査期間中に見られる最高平均白レベ
ルを操作の終りに用いることができる。この平均白レベ
ルを、例えば一2ボルトのような一定レベルと比較して
、背景レベルが読み取るのに暗過ぎるかどうかを決定す
る。平均白レベルが−2ボルトよりも遥かに正である場
合には、「黒過ぎる」信号が発生する。記憶させた白レ
ベルは文字を読み取る場合にビデオ・アナログーデジタ
ル変換器26用の白基準値として回路28にも供給する
。前述したように、第2図はコントラスト測定回路28
に対するデータを発生させるために、文字像の上を動か
す機分析管10の電子ビーム通路を示したものであり、
文字認識過程の一部を成すコントラスト測定操作では文
字ボックスの中央における小さなセグメントを第2図に
示すパターンで走査して、データサンプルを得、これを
記憶し、ついでこのデータサンプルを、デー夕獲取(読
取)操作のための次のラス夕走査に対する適当な読取速
度を計算するのに用いるようにする。従って、最初のコ
ントラスト測定操作の期間中には5回の水平走査と、3
回の垂直走査を行うようにビームを文字像の上にて移動
させる。第2図に示す各水平走査線は4走査単位(ユニ
ット)づつ離間されており、また垂直走査線は8走査ユ
ニット離間されているが、文字ボックスの実際の高さお
よび幅は第2図に示したものよりも遥かに大きく、文字
ボックスの高さを64走査ユニットに特定化した場合に
は、特に水平走査線間の離間距離を4走査ユニットとす
る場合、頂部または底部の水平走査線から文字ボックス
の綾部まで、例えば第1走査線、すなわち走査番号■〜
■から走査番号■までの間は〔(64−16)/2〕=
24走査ユニットとなる。同様に「最も左側または右側
の垂直走査線から文字ボックスの幅の縁部までの間は実
際上は8走査ユニットよりも遥かに大きい。走査された
紙面のセグメント輝度を表わすアナログーデジタル変換
器26からのデジタルデータ信号20,21および22
をプリブロセツサ(予備処理装置)ユニット32に供給
する。
このプリプロセッサ32の主要な作用は、tl}走査制
御回路18への掃引ゲート信号を発生させること、‘2
)デジタル化したビデオ情報の各走査ユニット(単位)
を黒または白色データとして分類すること、‘3ー必要
に応じて文字データをスケーリングすること、【4}周
辺トレース・プロセッサの文字記憶装置に黒/白データ
を伝送することにある。前記コントラスト測定操作の期
間とは別のつぎのラスタ走査の期間中には、文字データ
をトレース用に好適な寸法に縮小するために、この文字
データを1、2/入1/2に縮尺、すなわちスケーリン
グする論理回路をプリプロセッサ・ユニット32に設け
る。スケーリングは一般には文字ボックスの高さと文字
ボックスの幅の関数として選択すべきであるが、認識す
べき文字の文字ボックスの幅は通常その高さよりも短く
、しかもその高さに関連している。また、データ走査は
実際の読取操作の間に頂部から底部へと向けて行われる
。従って、スケ−リングは文字ボックスの高さの関数と
して周辺トレース・プロセッサによって選択することが
できる。文字ボックスの高さが52走査ユニット以下の
場合には1:1のスケーリングを選択し、文字ボックス
の高さが53〜6坊走査ユニットの範囲内にある場合に
は3:2のスケーリングを選択し、文字ボックスの高さ
が61〜64走査ユニットの範囲内にある場合には2:
1のスケーリングを選択する。プリプロセッサ・ユニッ
ト32は掃引ゲート信号の持続時間およびスケーリング
率を決定する周辺トレース・プロセッサからのパラメー
タを受信する。掃引ゲート信号の持続時間は走査速度お
よび走査長(ボックス高)の関数である。掃引ゲート信
号は1走査単位当り1マイクロ秒、4マイクロ秒および
16マイクロ秒の速度で64走査単位までの走査長に対
して発生させる必要がある。プリプロセッサ32の第1
主構成分はスケーリング・レジスタ34であり、これは
最大掃引長で掃引データをすべて記憶し得る三面64段
の逐次シフトレジスタ、すなわち長さが64ビットで幅
が3ビットのシフトレジスタとする。
2:1または3:2のスケーリングの場合には入来デー
タをプリプロセッサの第2主構成分であるスケ−リング
論理回路網36にて以前の掃引のデータと比較する。
回路網36はェンハンスメント・レジスタ38に入れる
データを決定する。スケーリングを1:1とする場合に
はスケーリング・レジスタ34を用いずに入来データを
ェンハンスメント・レジスタ38に直接入れる。後述す
るようにェンハンスメント・レジスタ38は三面107
段の逐次シフトレジスタ、すなわち長さが107ビット
で、幅が3ビットのシフトレジスタとする。
このレジスタは3列に編成され、その内の2つの各列は
長さが52ビットであり、第3番目の列は長さが3ビッ
トに配列され3×3マトリックスを形成する。データの
各走査単位はそれがマトリックスの中央段を通過する際
に試験される。マトリックスの内容は黒/白判定回路網
40にて分析される。この回路40は回路41からの選
択された中央ビット論理限界値信号も受信する。この中
央ビットの限界値信号は後述するように、エンハンスメ
ントレジスタの3×3マトリックスの中央におけるデー
タの値と比較するのに用いられる。従って回路40はマ
トリックス中の中央ビットで黒/白値を判定する。つい
でこの論理回路40‘こよって発生した黒/白値を周辺
トレース・プロセッサ42に送り、文字記憶装置(メモ
リ)44に記憶させる。文字記憶装置に送られる各掃引
データの内の最初の3つの走査ビットは白(零)ビット
として発生させ、文字データの上方に白境界部を与える
。最終デ−夕走査単位を文字記憶装置に送給した後に2
つの追加の白走査単位を送給して、文字データの下方に
白の境界部を与える。プリプロセッサ・ユニット32に
はデータ選択論理回路すなわちゲート回路45も設け、
これにはアナログーデジタル変換器26によって取り出
されるデジタル・データ信号およびコンピュータ20に
よって発生される前述したデジタル・データ信号を供給
する。
通常実施されるように、システムを試験する際にはコン
ピュータから取り出される信号をゲート45に供給する
。第3図に示すように、周辺トレース・プロセッサ42
は各導線に記すような走査長、スケーリング率、走査速
度および掃引指令信号を制御信号としてプリプロセッサ
・ユニット32に供給する。
プリプロセツサ32は黒/白データおよび文字メモリ・
ロード・パルスを周辺トレースプロセッサ42に供給す
ると共に走査制御ユニット18を介して掃引ゲート信号
を像分析管1川こ供給し、ざらに掃引ゲート信号をアナ
ログーデジタル変換器26(第1図)に直接供給する。
プリプロセッサ・ユニット32は2形式の掃引指令すな
わちデータ走査指令および無効走査指令を実行する。
無効走査指令によってラスタ掃引が一度行なわれると、
これによる走査データはスケーリング・レジスタ34に
送給され、完全に白色の掃引データがェンハンスメント
・レジスタ38および文字メモリ44に送給される。こ
の指令は周辺トレース・プログラムによって発せられ、
文字メモリ44の文字データの左側に縦の白境界部を形
成する。データ走査指令は走査データをスケーリングし
たり、このデータをヱンハンスメント・レジス夕38‘
こシフトさせたり、得られた黒/白ビットを文字メモリ
44に記憶させたりする。後に詳述するように、1:1
のスケーリングの場合にはデータ走査指令によって1度
のラスタ掃引を行なわせる。
この掃引によるデータはェンハンスメント・レジス夕3
8にシフトされるので、このラスタ掃引からのデータで
黒/白の判定が成される。これらの判定による黒/白ビ
ットを文字メモリ44に送給する。2:1のスケーリン
グの場合には各データ走査指令によって2度のラスタ掃
引を行なう。
最初の掃引期間中はスケーリング。レジスタのみにデー
タを入れ、エンハンスメント・レジス夕38または文字
メモIJIこはデータを送給しないようにする。第2掃
引期間中は入来データおよびスケーリング・レジスタの
内容をェンハンスメント・レジス夕38に入れ、以前の
走査による黒/白ビットを文字メモリ44に送給せしめ
る。3:2のスケーリングの場合には最初のデータ走査
指令によって2度のラスタ掃引を行ない、かつ第2デー
タ走査指令によって1度のラスタ掃引を行なう。
最初の掃引によるデータはスケーリング・レジスタにの
み入れ、工ンハンスメント・レジスタ38または文字メ
モ川こはデータを送給しないようにする。第2掃引期間
中は入来データおよびスケーリング・レジスタの内容を
ェンハンスメント・レジスタに入れ、以前の掃引による
黒/白ビットを文字メモリ44に送給する。つぎにデー
タ走査指令が受信されると、ラスタ掃引が1度行なわれ
、入来データはェンハンスメント・レジスタ38に直嬢
送給されると共に、以前の掃引による黒/白ビットが文
字メモリ44に送給される。データ走査指令の受信によ
り掃引ゲート発生器46がターン・オンし、モード制御
カウンタ47を1マイクロ秒の間にその待期状態から初
期設定モード‘こ進める。
この初期設定モードによって所謂スケーリングおよびェ
ンハンスメント・シフト・パルス・カウンタ48および
49をクリヤーし、速度コードを速度制御カウンタ50
に入れ、かつシフトパルス・カゥン夕48に負の走査長
(走査長コードの桶数、すなわち1の補数)を入れる。
走査状態には速度制御カウンタ50がデータストローブ
信号を発生し、これらの信号はコンピュータ20を介し
て走査制御回路18に供給される。
カウンタ60からの信号によりシフトパルス発生器52
が駆動し、ついで、カウン夕48および49並びに文字
メモリ・ロードパルスを発生する増幅器53が順次駆動
する。凡ゆるスケール率に対し、スケーリング・レジス
タ34には、スケーリング・シフト・パルス・カウンタ
48が零にカウント・アップするまで走査速度で逐次デ
ータが送給される。この際掃引ゲート46はターン・オ
フする。走査長が64走査単位以下の場合にはスケーリ
ング・レジスタ34の残りの部分に白ビット0を入力(
ロード)させる。これは走査長コードをスケーリング・
シフト・パルス・カウンタ48に入れ、かっこのカウン
タが64までカウント・アップするようにして行なう。
従って、シフトパルス・カゥンタは64から実際の走査
長に相当するパルス数だけ差引し・た数だけ計数する。
増幅器53による文字メモリ・ロード・パルスおよびカ
ウンタ49によるエンハンスメント・レジスタ・シフト
・パルスの発生は水平および垂直逐次制御カウンタ54
および56を介してスケール率によって制御する。
1:1のスケーリングの場合には上記両パルスを走査速
度で発生せしめ、ェンハンスメント・レジスタ38には
直接入来データを入れる。
最初の3個のェンハンスメント・レジスタ・シフト・パ
ルスは新規のデータをェンハンスメント・レジスタ38
の3×3マトリックスに位置させ、白データビットを対
応する3個の文字メモリ・ロード・パルスと一緒に文字
メモリに送給する。最初の3個のシフトパルスに追従し
て、マトリックスの中央ビットを表わす黒/白判定ビッ
トを走査速度で文字メモリ44へ送給する。1:1スケ
ーリングの場合には走査長は52葦査単位またはそれ以
下であり、通常のェソハンスメント・レジスタ・シフト
・パルスおよび文字メモリ・ロード・パルスはスケーリ
ング・シフト・パルス・カゥンタ48が零までカウント
・アップするとなくなる。
エンハンスメント・レジスタ38の残りのまだ満たされ
ていない任意の段には白データをロードさせる。掃引の
終了時には別の文字メモリ・ロード・パルスを発生させ
て、最後の黒/白判定ビットをメモリに入れ、かつさら
に他の2つの文字メモリ・ロード・パルスを発生させて
、2つの白データビットをメモリへ入れる。
これによりメモリにおける文字デ−夕の下方に白の境界
部を与える。1:1スケーリングの場合にはアナログー
デジタル変換器26により取り出されるデータをゲート
45、比較器58、ゲート59、マルチプレクサ60お
よび61を介してェンハンスメント・レジスタ38に伝
送する。
この場合スケーリング・レジスタ34は用いられない。
3:2または2:1のスケーリングの場合には、ェンハ
ンスメント・レジス夕38へのデータ通路は、垂直およ
び水平逐次制御カウンタ54および56の制御下でスケ
ーリング・レジスタ34、比較器58、ゲ−ト59、マ
ルチプレクサ60、ゲート62、BRレジスタ63、比
較器64、ゲート65およびマルチブレクサ61へ通ず
る。
第4図は2:1スケーリングの場合のタイミング系列を
示したものである。
最初の掃引期間中はェンハンスメント・レジスタおよび
文字メモリへのロード・パルスが水平逐次制御カウンタ
によりゲート59にて禁止される。第2掃引期間中はェ
ンハンスメント・レジスタおよび文字メモリへのロード
・パルスは、垂直および水平逐次制御カウンタ54およ
び56の制御下で1′2の走査速度で発生される。水平
逐次制御カゥンタ56は入来データの各走査単位を比較
器58にてスケーリング・レジスタ34に記憶されてい
る以前の橋引によるデータの対応する走査単位と比較す
る。2つの走査単位の黒い方をBRレジスタ63に記憶
させる。
走査単位の変更(スケーリング・レジスタのシフト回数
の交代)で、垂直逐次制御カウンタ54によってBRレ
ジス夕63への入力とそのBRレジスタに存在する内容
とを比較し、2つの値の黒い方をェンハンスメント・レ
ジスタを介して入力マルチプレクサ61へと送給する。
第4図には3:2のスケーリングの場合のタイミング系
列も示している。
各々3度づつの掃引の内の第2番目のデータ掃引では入
来データを以前の掃引データと比較する。最初のスケー
リング・シフト・パルスでは入来データの最初の走査ユ
ニットを比較器58にてスケーリング・レジスタ34か
らの対応する走査単位と比較し、2つの値の黒い方の走
査単位をBRレジスタ63に記憶させる。第2番目のシ
フトパルスでは入来データの第2走査単位をスケーリン
グ・レジスタ34にて対応する走査単位と比較する。こ
れら2つの走査単位の黒い方をBRレジスタ63の内容
と比較し、これらの値のうちの最も黒い走査単位をェン
ハンスメント・レジス夕38に記憶させる。従って2度
のデータ婦引からの4つの走査単位がヱンハンスメント
・レジスタ38にて1走査単位に縮減されたことになる
。第3番目のスケーリング・シフト・パルスでは入来走
査単位をスケーリング・レジス夕34からの対応する走
査単位と比較し、これら2つの値の黒い方の値をェンハ
ンスメント・レジス夕38に言己臆させる。このように
して第1および第2掃引からの6走査単位から成る各群
を2走査単位に変換してェンハンスメント・レジスタ3
8に記憶させる。各々3度づつの掃引の内の第3番目の
データ婦引ではスケーリング・レジスタの内容は使用し
ない。
水平逐次制御カウンタ56の零の状態では入来データの
各走査単位をマルチプレクサ6川こ通して「BRレジス
タ63に記憶させる。最初のスケーリング・シフト・パ
ルスは入釆データの第1走査単位をBRレジスタ63に
入れる。第2スケーリング・シフト・パルスでは、入来
データの走査単位をBRレジスタ63の内容と比較し、
これら2つの値の内の黒い方の値をェンハンスメント・
レジス夕38に記憶させる。第3スケーリング・シフト
・パルスでは、入来データの走査単位をBRマルチプレ
クサ60およびェンハンスメント・マルチプレクサ61
に直接通し、これをェンハンスメント・レジスタに記憶
させる。この動作はデータ婦引の3走査単位づつの各群
に対して継続させる。走査はモード・カゥンタ47の主
機能の1つである。
走査によって速度制御カウンタ50を位相クロック(図
示せず)の各繰り返しで増分させる。速度制御カウンタ
50がすべて1となるまでカウント・アップする度毎に
データ・ストローフ兼スケーリング・レジスタ・シフト
パルスが発生し、速度制御カウンタには再びコードが入
力される。スケーリング・レジスタ、シフト・/ぐルス
、メモリ・ロード・パルスおよびエンハンスメント・レ
ジスタ・シフト・パルスを発生させるのは走査状態の期
間中とする。スケーリング・シフト・パルス・カウンタ
48がすべて1となるまでカウント・アップすると、掃
引ゲート46はターン・オフする。つぎのシフト・パル
スの後にはシフト・パルスおよびメモリ・ロード・パル
スは発生しなくなる。また、モード制御カウンタ47は
掃引終了状態まで進み、1ミリ秒の間のこの状態が維持
する。掃引状態の終了によって真の走査長コードがスケ
ーリング・シフト・パルス・カウンタ48に送給され、
高速シフト・モードをセットする。
走査長が64の場合には高速シフト・モードが直ちにリ
セットされ、遠いシフトパルスは発生しなくなる。走査
長が64〆下の場合にはスケーリング・レジスタは8M
位の速度で白データを口‐ドし始める。高速桁送り(シ
フティング)はスケーリング4カウン夕48がすべて1
となる際に終了する。このようにしてスケーリング・レ
ジスタ34の未使用段が白データで満たされる。掃引状
態の終了によっても1個のメモリ・ロード‘パルスが発
生し、これによりデータ掃引による最終黒/白判定ビッ
トが文字メモリ44に送給される。掃引状態の終了に伴
ない、モード・カウン夕は文字メモ川こおける文字の底
部に必要な白境界部を入力させる状態にまで進み、2マ
イクロ秒間その状態を維持する。この状態により2つの
メモリ・ロード・パルスを発生させ、2走査単位の白境
界部を文字メモリ44の文字データの下方に入れるよう
にする。この白境界部の入力によってもェンハンスメン
ト・レジス外ま高速シフト・モ−ドにセットされる。エ
ンハンスメント・シフト・パルス・カウンタが52の計
数位置(ェンハンスメント・レジス夕が完全に満たされ
る)にある場合には、高速シフト・モードは直ちにリセ
ットされ、高速シフト・パルスは発生しなくなる。カウ
ンタが5沙〆下の計数位置にある場合にはェンハンスメ
ント・レジスタ38は5MHzの速度で白データをロー
ドし始める。白データの高速ロード化はカウンタが52
の計数位置に達する際に終了する。白境界部を入力させ
る状態に伴ない、モード・カウンタは2マイクロ秒の間
に帰線遅延状態にまで進む。水平逐次カウンタの状態が
、ェンハンスメントおよび文字メモリに現時点の掃引で
発生したパルスを入力させることを示す場合には、周辺
トレース処理装置(プ。セッサ)への使用中の信号をタ
ーン・オフさせる。これは1:1スケーリングの場合の
各婦引の終了時、2:1スケーリングの場合の第2掃引
の終了時、および3:2スケーリングの場合の第2およ
び第3の各終了時に生ずる。使用中の信号のリセットに
より、周辺トレース処理装置はこの処理装置が他の走査
指令を受入れる準備ができていることを知らせる。帰線
遅延状態は27ィク。秒とし、この期間中に他の掃引を
開始させる前の高速桁送りを完了させる。帰線遅延状態
に追従して、モード・カウンタはフラグチェック状態ま
で進み、つぎの掃引を開始させるか、または周辺トレー
ス・プロセッサからの走査指令信号を待期させる。マル
チプレクサ66からの被走査紙のセグメント輝度を表わ
すデジタル・データ信号20,21および22をエンハ
ンスメント・レジスタ38に供給する。
第3図に示すように、ェンハンスメント。レジスタは、
各列に3つづつ重ねて配置される52ビットのシフト・
レジス夕を含んでいる2つのシフト・レジスタ列(平面
)66および68と、3つ重ねて配置される3ビット・
シフト−レジス夕を有する第3のシフト・レジスタ列7
0とで構成する。デジタル輝度情報ビット2o,21お
よび22をマルチプレクサ61からシフト・レジスタ列
66の第1フリップーフロップトリオ66aに別々に供
給する。データ・ビットはしジスタを介して矢Aおよび
Bで示す方向にシフトされる。データはしジス夕列66
,68および70を経て、3個のレジスタにおける各レ
ジスタ列を構成する最後、すなわち最上側のフリップー
フロップを3個のレジスタにおけるつぎのシフトレジス
タ列を成す最初、すなわち最下側のフリップーフロップ
に接続して矢AおよびBで示すよう幻順序で順次シフト
される。レジスタ列70では全部で9個(3×3)の異
なるデジタル輝度ビットが累算される。本発明によれば
最初の3個のフリツプーフロツプトリオによって列66
,68および70の各々に含まれる情報をサンプルして
、所謂黒/白の判定を下すようにする。
図示の例ではェンハンスメント・レジスタ38における
フリツプーフロツプトリオ66a一66c,68a一6
8cおよび70a−70cをサンプルして所望なデータ
を得る。本発明の黒/白判定論理は中央ビット値68b
およびその周囲のデータに基いて中央論理限界値と一緒
に黒/白判定を行なう。特につぎの8組のフリッブーフ
ロップトリオを各黒さの情報に対してサンプルし、つい
でそれらを各々対比して、サンプルした情報が所望な黒
値を保有しているかどうかを決定する。すなわちフリッ
プーフロップトリオ66a−66C;68a−68C;
70a−70c:66a,68aおよび70a:66b
,68bおよび70b;66c,68cおよび70c;
66c,68bおよび70a;70c,68bおよび6
6a。上述の8方向に延在するフリップーフロップトリ
オのセット側、すなわち“1”側をケーブル72を介し
て抵抗加算回路網74に接続し、この回路にて8組のフ
リップーフロップトリオからの出力を別々に加算して、
8方向の輝度デジタル・データ・ビットの大きさを表わ
すアナログ加算信号S,〜S8を発生させる。
さらに中央ビット・フリップーフロップトリオ68bを
具えているフリツプ−フロップからの出力をJ対の比較
器76および78に直接後続する。比較器76では中央
ビットのデジタル・データ・ビットの値を黒レベル信号
に対比して比較する。中央ビットの値が極めて暗い(0
0または01の8進値)場合には、比較器76は背景す
なわち中央限界値を試験せずに黒値を選定する。比較器
76の出力端子はORゲート80の一方の入力端子に接
続する。比較器78では中央ビット値を変更黒レベル信
号と対比して比較して、000−101の中央ビット値
に対して高出力信号を発生せしめる。比較器78の出力
端子はANDゲート82の一方の入力端子に接続する。
抵抗加算回路網74からの8個のアナログ加算信号は比
較回路84に別々に供給する。
さらに水平、垂直およびマトリックスの中央を通る対角
線での黒データのアナログ値を表わす和信号S,,S2
,S3およびS4を、比較器86内でコンピュータ20
1こよってセットした中央ビット限界値と比較する。比
較器86は加算信号S,一S4の内の何れか1個の黒デ
ータのアナログ値がコンピュ−夕によってセットした中
央ビット限界値よりも小さい正の値である場合に高レベ
ルの出力を発生する。比較器84は水平、垂直またはマ
トリックスの中央を通る対角線の何れかに含まれる黒デ
ータのアナログ値が、マトリックスの中央の上または下
に含まれる水平線中に含まれる黒値(黒データのアナロ
グ値)およびマトリックス中央の左または右の垂直線中
に含まれる黒値よりも小さい正の値の場合に高レベルの
出力を発生する。比較器84および86の出力はAND
ゲート82の残りの2つの入力端子に供給する。
このANDゲート82は、各比較回路78,84および
86が予定した黒値の存在を表わす出力信号を供給する
場合、すなわち中央ビットの値が予定した黒範囲(00
0一101)内にあり、マトリックス中央を通る直線内
の黒値が予定した限界値以下であり、しかも斯る黒値が
マトリックス中央付近の垂直および水平線に沿う周囲の
フリップーフロップ・トリオの黒値以下である場合に出
力を供給する。ORゲート80は比較回路76またはA
NDゲート82の何れか一方から供給される正信号に応
答して正(黒)信号を伝送する。周辺トレース・プロセ
ッサ 周辺トレース・プロセッサ42(第5図)はマルチ・フ
オント文字、特に手書印刷文字の輪郭トレース用に設計
した高速度の特殊目的用デジタル・プロセッサである。
このプロセッサは母線構造で編成されており、その作動
はプログラムメモリに備わっているプログラムによって
制御される。制御コンピュータから読み取り指令を受信
すると、周辺卜いース・プログラムによって、読み取る
べき文字のコントラスト測定(第2図)を開始し、つい
で文字メモリへの文字データを読み取る走査作動を開始
する。文字が文字メモリに読み取られると、トレース・
プログラムはつぎの文字に対するコントラスト測定を開
始し、かつ当面の文字の輪郭トレースを開始する。この
輪郭トレースを完了すると、他の適切なデータおよび状
態(ステータス)情報と一緒に輪郭データを特徴抽出器
に転送し、つぎの文字の走査を開始させる。第5図を参
照するに、プログラム・メモリ90は周辺トレース・プ
ログラムの命令を記憶し、プログラム・カウンタ92は
プログラム・メモリ901こ対するアドレスを供給する
。通常はプログラム・カゥンタの内容を例えば300ナ
ノ秒毎のような周辺トレースクロックの各サイクルで増
分させる。しかし所謂ブランチ(分岐)命令(後述する
)の実行により新規のアドレス値を入れて或るサブルー
チンから他のサブルーチンへとジャンプさせることがで
きる。2つのブランチ命令によってプログラムカウンタ
92の内容(ブランチ命令に追従する命令のアドレス)
を一対のリンク・レジスタ94および96に記憶させる
これによりサブルーチンに戻す手段を形成する。プログ
ラム・カゥンタ92の内容はA−母線マルチプレクサ9
8およびA−母線100を介して他の個所に記憶させる
ために利用することもできる。プログラムメモリ90か
ら読み取られる命令を16ビットのプログラム・レジス
ター02に記憶させる。
プログラム・レジスタ102の命令内容を命令復号論理
回路104によって復号化し、この復号論理回路によっ
て特定作動の実行を開始させる。プログラムレジスタの
アドレス内容は命令のアドレス・フィールドとしてB−
母線算術論理ユニット106の一方の入力端子に供給す
る。例えば12ビットレジスタから成る指標レジスタ1
08は、主としてこのレジスタの内容をアドレスに加え
ることによりB−母線アドレスを索引付けするのに用い
る。指標レジスター08は汎用レジスタとして使用する
ことができる。その理由はこのレジスタには所謂0一母
線110を経て入力させることができ、しかもその内容
をマルチプレクサ98を介してA−母線100を経て読
み取ることができるからである。索引付けに必要なしジ
スタのビット数は少なく、僅か8ビットである。リンク
レジスタ94および96は戻りアドレスを記憶させるた
めに2つの特定のブランチ命令に使用される2個の12
ビットレジスタである。
レジスタ94および96はブランチおよびリンク命令を
実行する際にのみ入力されるが、これらの内容はA−母
線100を介して無制限に読み取ることができる。さら
に4個の汎用12ビット・レジスタ112を汎用目的用
に設け、これには○−母線110を介してロードし得る
と共にA−母線100を介して読み取ることができる。
また制御ユニット115を有する12ビットの算術論理
ユニット114も設け、その入力はA一母線100とB
−母線116とによう「て供給し「 出力は○−母線1
10を介して利用する。
A−母線100またはB一母線116の内容は変更せず
に○−母線に転送したり、或いはそれらの内容をAND
化したり、OR化したり、補教化したり、比較したり、
右または左に1ビット位置シフトしたり、加算または減
算したりすることができる。適当なフラグ関数は算術ユ
ニット114の作動によってセットされたり、クリアさ
れたりする。B−母線116はそのブランチ母線116
aに沿って例えば128一8ビット・ワードを記憶し得
る周辺トレーステーブルおよびリテラル記憶テーブル1
18に結合させる。このメモリすなわちテーブル118
は後述する追従(トレース)算法によって必要とされる
内容を含んでおり、その内容はブランチB−母線116
aを介して読み取ることができる。所謂高速固体ランダ
ム・アクセス・メモリを具えるスクラツチ・パッド・メ
モリ120はメモリ118の内容を一時的に記憶させる
のに設ける。メモリ120の記憶容量は32−12ビッ
ト・ワードとし、データ・ワードは○−母線1 10を
介してメモ川こ書き込むことができ、またメモリの内容
をB−母線ブランチ116aを介して読み取ることがで
きる。周辺トレース・プロセッサの文字メモリ44は追
跡する文字の黒/白ビットを記憶させるのに用いるラン
ダム・アクセス・メモリとする。
このメモリは48×64マトリックスに論理的に配列さ
れ、各々が64データポイント、すなわち走査単位を有
する48個の掃引データを記憶する。メモリ・アドレス
は2個の6ビットのXおよびY−アドレス・カウン夕1
22および124によって与えられる。Y−アドレス・
カウンター24は書き込むべきビット位置を選択し、ま
た×−アドレス・カウンター22は4乳固の掃引位置の
1つを選択する。Yーアドレス・カウンター24は、デ
ータの各走査単位が書き込まれる度毎に増分され、×−
アドレス・カゥン夕122は各掃引の終了時にプログラ
ムによって増分される。上記両カゥンタは○−母線11
0を介してロードされるかまたは増分され、それらの内
容は図形点マルチプレクサ126を介してB−母線ブラ
ンチ116aにて読み取ることができる。文字メモリ4
4は走査順序と同一順序で文字データを受信して記憶す
る。すなわちプロセッサからの最初の掃引データは最初
の61ビット列に記憶させ、第2掃引データはつぎの列
に記憶させるようにして順次記憶させる。文字メモリの
内容は○−母線110を介して同時に読み取ることがで
きる。診断目的のために文字メモリを制御コンピュータ
20によってロードして読み取ることができる。図形点
カウンター28は6段2進カゥンタとし、これにより各
垂直婦引中に含まれる図形点(黒ビット)の数を計数す
る。
このカウンタは各掃引の開始時にクリアされ、黒ビット
が文字メモ川こ書き込まれる度毎に増分する。またこの
カウンタは走査する際に文字の前緑および後緑を見し、
出すのにも用いられる。このカウンタの内容はB−母線
ブランチ116aを介して読み取ることができる。走査
長レジスタ13川よ8ビット・レジスタとし、これを用
いて垂直婦引長(6ビット)およびスケーリング率(2
ビット)を記憶する。
このレジスタは○−母線1101こよりロードされ、そ
の内容は図形点マルチプレクサ126を介してB−母線
ブランチ116aにて読み取ることができる。走査長レ
ジスタの内容はプロセッサにも用いて、掃引ゲート長を
セットしたり、掃引スケーリング・ロジックを制御した
りする。周辺トレース・プロセッサにはさらに8個の7
ビット・レジス夕、すなわち4個の×整合レジスタ13
1と4個のY整合レジスタ132とを設ける。
これらのレジスタおよびそれらの関連する比較器133
および134はそれぞれ、トレースが特定点に到達した
時点を決定するのに用いる。選択された整合レジスタの
内容は文字メモリ×およびYアドレス・カウンタ122
および124の内容と比較する。論理回路135にてセ
ットされる4つのフラグ(フラグ8,9,10および1
1)は4つの整合の結果を示す。これらのフラグの状態
はブランチ命令を使用して試験することができる。整合
レジスタには○−母線110を介してロードされる。8
個の8ビット・レジスタ136は文字メモリの最大およ
び最小アドレスを記憶し、これによりトレース文字の大
きさを評価する。
しジスタ136は、デルタX一Y数が後述する移動メモ
川こ書き込まれる度毎にマルチプレクサ137cを経て
当面のXおよびYアドレス・カウンタ137aおよび1
37bにより自動的に更新される。レジスタ136の内
容はB一母線ブランチ116aを介して読み取ることが
できる。周辺トレース・プロセッサは他にXおよびYア
ドレス変更カゥンタ138および140を具えており、
これら2個のカウンタは8ビット・カウンタとし、これ
らは走査制御ユニット18(第1図)の×およびYアド
レスカゥンタを制御ユニット142を介して変更させる
のに用いる。
Yアドレス変更カウンタ140‘ま、文字が掃引時に高
い個所にあるか低い個所にあるかを決定付ける際に文字
間の走査の垂直出発点を補正するのに用いる。Xーアド
レス変更カウンタ138は或るボックス空間の掃引戻り
の水平出発点を動かしたり、読み取り不能文字を再走査
するのに用いる。認識ステータス・レジスタ144は1
6ビット・レジスタとし、これを用いて特徴抽出器およ
び制御コンピュータ20(第1図)にステータス情報を
送給する。上記しジス夕は2個の8ビットレジスタとし
て個々のアドレスで編成される。またこのレジスタには
○−母線110を介してロードすることができ、その内
容はマルチプレクサ145を介してB一母線116で読
み取ることができる。認識ステータス・レジスタ144
の内容はマルチプレクサ145および特徴パラメータ母
線146を介して特徴抽出器に利用し得ると共に、マル
チプレクサ145を介して制御コンピュータ20にも利
用することができる。特徴パラメータ・メモリ148は
ランダム・アクセス・メモリとし、これにはトレース出
発アドレス、文字位置および特徴抽出器に必要とされる
トレースした文字に関する他のデータの如きパラメータ
を記憶させる。
このメモリには○−母線110を介してロードされ、そ
の内容はB一母線116および特徴パラメータ母線14
6を介して読み取る。移動メモリ1501まランダム・
アクセス・メモリとし、これを用いてトレース文字の周
辺を称するデルタ(変化分)×およびY情報を記憶する
このメモリは○−母線110を介してロードされ、その
内容はB−母線116を介して読み取ることができる。
メモリの内容は特徴パラメータ母線を介して特徴抽出器
に転送することができる。移動メモリ・アドレス・カウ
ンタ152は8段のアップ/ダウン・カウンタとし、こ
のカウンタも並列にロードさせることができる。カウン
タ152は特徴フラグがセットされる際(後述する)に
特徴抽出器によってロードさせたり、増分させたりする
ことができる。周辺トレースプログラムによってアドレ
ス・カウンタ152を増分させたり、減少させたり、ま
た特徴フラグがマルチプレクサ154によりクリアされ
る際に○−母線110を介してカウンタをロードさせる
ことができる。アドレス・カウンタの内容はマルチプレ
クサ154を介してB−母線116から読み取ることが
できる。特徴抽出器は特徴フラグがセットされる際に特
徴母線を介してアドレス・カウンタ152の内容をアク
セスすることができる。4個の8ビット・レジスタ15
6はトレースする文字に対する最大および最小のXおよ
びY文字メモリ・アドレスを記憶する。
レジスタ156は移動メモリ・アドレス・カウンタ15
2によりロードされ、その内容はB−母線116を介し
て読み取ることができる。一対の入力マルチプレクサ1
58および160は制御コンピュータ20(第1図)お
よびコントラスト測定器から選択情報をB−母線116
に転送する経路を形成し、4個の8ビット入力パラメー
タ・レジスター61は制御コンピュータ20(第1図)
から受信されるパラメータを記憶する。
これらの記憶せしめるパラメ−夕は文字ボックスの高さ
、文字ボックスの幅、ガード空間(印刷または手書文字
を離間させて囲むクリア空間)およびプログラムヱント
リ指令である。周辺トレース・プロセッサの第1主機能
は文字メモリへの入力データを取得することにある。
第2主機能はその文字の周辺をトレースして、その周辺
の増加移動分を移動メモリー501こ記憶させ、順次処
理することである。プロセッサ・ユニットの出力は特徴
抽出器に転送するが、ここでは情報を一時的に記憶させ
、特徴母線146によって読み取る。プロセッサ・ユニ
ットまたは特徴母線146の何ずれかによってアドレス
し得る特徴母線に接続されるレジスタには移動メモリー
50、特徴パラメータ・メモリ148および文字ステー
タス・レジスタ144を設ける。各メモリの内容は文字
の外部周辺の周辺トレース点(或る周辺トレース点から
つぎの点への増分移動)を包含している。
メモ川こは内部周辺のトレース点の有無、移動メモリに
記憶させた点の数および特徴抽出器に必要とされる補助
的な情報に関する情報も記憶させる。文字が完全に囲ま
れた白領域を含む場合にはしーク(湖)があると云え、
このようなしークがある場合、輪郭トレース操作は内部
の境界について成される。周辺トレース点を構成する誇
大表示例を第6図に示す。
トレース点の増分移動は以前の点から±1走査ユニット
離れているか、または0である。第6図に示すように、
最初の増分移動はX方向に十1の増分を呈し、Y方向に
−1の増分を呈する。座標系はYに対する正の増分移動
が文字の頂部から文字の底部へ向くようにする。移動メ
モリ150は2つの文字に対する外方トレース点まで記
憶するものとする。1回以上外部周辺をトレースすると
、スプリット文字状態が存在するのが判る。
一般には僅か1回の外方トレ−スによって文字が認識さ
れる。第7図は文字メモリ44に記憶される点を示し、
これらの点は文字の外部周辺上の点を計算するためにア
クセスされたり、テストされたりする。これらの点をア
クセスする機構は下記の通りである。周辺トレースによ
る点以外に周辺トレース・プロセッサ・ユニットはつぎ
のような情報も発生する。
すなわち周辺トレースを行った後に計算されるY座標の
値である文字ボックスの高さの3/8および5′8の個
所の境界値の如き情報も発生すする。トレースの実行中
には最小Y値(文字の頂部)と最大Y値(文字の底部)
の情報も得られる。これらの最小および最大Y値はB−
母線上に設ける最小/最大記憶レジスター36に記憶さ
せる。これらのレジス夕の内容は周辺トレースの実行中
に自動的に更新させる。これらのレジスタに関連する当
面のXカウンタおよびYカウンタを用いて、周辺トレー
スの操作中に見つけた当面の点の×/Y座標値を保持す
る。
当面のY座標値を予じめ見つけた各点の最小Y値と比較
し、これが小さい場合には以前の最小Y値と交換する。
さらに当面のY値を以前に得た最大Y値と比較し、それ
が大きい場合には以前の記憶値と交換する。算術論理ユ
ニット114は周辺トレ−スを完了し、文字の高さに相
当する最小Y値と最大Y値との差を計算した後に、最づ
・/最大記憶レジスタ136に記憶されている情報を取
り出す。
ついで3/8の文字高さを最小Y値に加えることによっ
て3′8境界値を計算する。同様に5/8の文字高さに
最小Y値を加えることによって5/8境界値を計算する
。各トレースでの増分移動に加えて、トレース毎に他の
情報を計算する。
特にトレースでの最初の点のX/Y座標値、特徴抽出器
によって使用され、上記トレースにて得られる検出長の
値およびそのトレースの最終点の移動メモリのアドレス
を計算する。文字メモリ44に記憶されたデータは図形
点(文字の黒点)および背景点(文字周辺の白点)を表
わす。文字メモリ44は、文字像が走査ページの対応す
る点の位置と1:1の対応で文字メモリに記憶されるよ
うにして文字の走査中に満たされる。各文字には特定走
査長を有する垂直走査を行なう。走査長の値は走査長レ
ジスタ130の内容によって定められる。走査長レジス
タの内容はプログラムの制御下で計算する。周辺トレー
スの開始点の探索は1/Z走査長に相当するY値で文字
メモリの第1列にて始める。
連続パターンから成る探索パターンは或る列からY値が
走査長の1ノ2の列の点を質問するつぎの列まで移動す
る。これらの点はこれらが図形点(黒)であるか、また
は背景点(白)であるかについて質問される。黒点が見
つかる場合には、その黒点の直ぐ近くの点を質問して、
その点が文字から離間している黒点であるか、文字の境
界上の点であるかを定める。各正当な出発点を特徴母線
上の×整合レジスタおよびY整合レジスター31および
132にそれぞれ記憶させ、これらの点を周辺トレース
によるトレース操作の終了時点を決定するのに使用する
。第1トレースに対する検出長の値は、トレースの高さ
またはトレースの幅について何ずれかが大きいかを計算
する。トレースの幅は上述したようにトレースの高さを
計算するのと同様にして計算する。検出長としては4つ
が考えられ、その各々は幅が高さよりも大きい場合には
文字の高さまたは文字の幅に比例する値となる。第2ト
レースを行なう場合には、この第2トレースに対する×
/Y出発点、検出長および最終移動アドレスを第1トレ
ースの場合と同様に計算する。第2トレースは第1周辺
トレースでの最も右側の点に隣接する2列内の点を走査
する探索パターンを用いて行なう。この探索は水平方向
でなく垂直方向に行なうが、他の何ずれの探索パターン
を用いることができる。内部周辺トレース(内方トレー
ス)点の存否に関する情報も特徴パラメータ・メモリ1
48の特定位置に記憶させる。
内方トレースはこれらが文字のセグメントによって完全
に画成される閉ループを形成する点を除けば外部周辺ト
レース(外方トレース)と類似している。内方トレース
で見し、出される点は移動メモリに記憶させない。文字
認識の目的には斯様なトレース点の存否を知るだけで十
分である。内方トレース点の探索により5つの結果が得
られると考えられる。
すなわちtl}なにも見し、出せない、■1つの内方ト
レース点が文字の頂部に見つかる、{3}1つの内方ト
レース点が文字の中央部に見つかる、■1つの内方トレ
ース点が文字の底部に見つかる、{5}内方トレース点
が文字の頂部に見つかり、かつ内方トレース点が文字の
底部にも見つかることである。頂部内方トレースに対す
る探索は最初に行なう。第8図に示す流れ図において、
内方トレース点が文字の頂部に存在するか杏かを決定す
る最初の操作によって文字の頂部から下方に1′4ライ
ン下った個所のY座標の値を計算する。
1/4ラインの値以外に、文字の下方1/2の点におけ
るY値も計算する。
これらの値を内方トレース探索に関するつぎの部分に用
いる。文字の外方点を表わす移動メモリデータの発生中
に、外方トレースでの点の最小Y値および最大Y値を得
て、これらを最小/最大記憶レジスタ136に記憶させ
る。
実際の最4・/最大値以外に、これらの点(最小および
最大Y値を有する点)の位置および移動メモリにおける
斯種の点を各別の移動メモリ最小/最大アドレス記憶レ
ジスタ156に記憶させる。この情報を用いて、Y値と
1/4文字高の和に相当するY値を有する点に対する外
方トレースでの探索を開始させる。この点は当面のY値
が以前計算した文字の頂部からi/4ライン近い個所の
Y座標の値に整合するまで、Y最小値を呈する点から逆
に探索することによって見し、出される。内方トレース
探索操作のつぎの工程は1/4ラインの点で外方トレー
スを開始させて、黒/白転換部に対する左・右探索パタ
ーンで文字メモリ44の内容を探索することにある。
これにより1/4ラインの個所のY値を有する外方トレ
ースの点を見し、出した側から文字ストロークの他側を
探索する。内方トレース探索の第3ステップは、Y最小
値を有する移動メモリの位置にて再び順方向探索を開始
させるのに移動メモリを利用すること、および探索ステ
ップにて見つけた点が外方トレース点でもあるか否かを
探索することにある。第3の探索ステップは、当面の点
のY値が以前に計算した文字中間部のY値に等しくなる
際に終了させる。文字メモリ44に記憶された点から文
字ストロークを横切って探索した後に見し、出される点
が第3探索ステップにて見し、出された何ずれの点とも
整合しないと云うことは必ずしもその点が内方トレース
の出発点であったとは云えない。しかしその点がYの中
間部の点からの順方向探索中に見し、出される場合には
、文字の頂部に外方トレースによる点が存在しないこと
を意味する。文字の頂部からの内方トレース探索の第4
ステップは、探索の第2ステップに見し、出される点で
周辺トレースの操作を開始させ、外方トレースの点が見
つかるか、または最初の出発点が見つかるまで継続させ
ることである。
最初の出発点が見つかる場合には、文字の頂部に内方ト
レースの点が存在すると云える。トレース操作は文字の
外方をトレースする際に成すと同様に文字メモリの内容
を用いることによって実行する。このトレース操作中に
さらに他の試験を行なう。
特定トレースのY最大値が文字の底部へ向う途中の3/
仏〆上にある場合には、このトレースは文字の中間部に
おける内方トレースであると云え、内方トレースの探索
はこれ以上は行なわないようにする。この後者の状態が
失敗する場合には、文字の底部での内方トレースの探索
を開始させる。文字底部の内方トレースの探索は、Y最
小値の代りに外方トレ−スにおけるY最大値を有する最
初の出発点を用い、かつ1/4ラインY値の代り‘こ3
/4ラインY値を用いると云う点を除けば、文字の頂部
を内方トレースする探索に用いられる処置と全く同じで
ある。そのようにして見つけられる内方トレースによる
点の存否および位置情報は追加の特徴入力として認識目
的用に用いられ、これらの情報は特に数字6、8、9お
よび0に対して本発明による認識処理の上で要部を成す
。再び第5図を参照するに、周辺トレース認識ステータ
ス・ワードはしジスタ144に記憶させる。ステータス
ワードは各々が特有の重みを有する16ビットから成る
。ステータス・レジス夕144の内容は制御コンピュー
タ20(第1図)によって直接読み取ることができ「そ
の内容は診断目的に使用したり、特定の状態を検出した
りするのに用いる。これらの特定の状態を先づ周辺トレ
ース・プロセッサの操作によって認識する。各ビットの
重みの割り当てはこのプログラムのコーディングに一致
させる。例えば最低次の2進ビットはコントラスト測定
によって定められるようなコントラストコードを示す。
第2ビットはラスタ走査を行なうも、文字メモ川こ文字
が見し、出せなかったことを意味する。第3ビットは文
字が或る任意の値よりも小さいことを意味する。第4ビ
ットは文字の外方トレースによって文字メモリの頂部が
インターセプトされることを意味する。斯様な状態が生
ずる場合には、ページの高い位置の文字を再走査する必
要がある。同様に第5ビットは外方トレースにより文字
メモリの底部がインターセプトされることを意味する。
他の第6ビットは、1つ以上の文字、通常は1つの文字
全体とつぎの文字の一部が文字メモリーこ読み取られた
ことを意味する。
この状態は、列を形成する白または背景点で2つの文字
を十分に分離し得ない場合に生ずる。黒、すなわち図形
点を有さない走査点に対する2つの連続する列を検出す
ることによって特定文字の走査を終了する。文字メモリ
は任意数の垂直走査が完了するまでデータで満たされる
。この数は、慣例では約1一1/2ボックス・スペース
とする文字メモリの寸法の物理的限界値に一致させるの
が普通である。文字ボックスとは手書き印刷文字が記さ
れているページまたは記されていないページ上の位置の
ことである。追加のビットは、文字ボックス内における
2つ以上の外方トレース点、1つ以上の無効トレース点
、他の何れにも関連しない単一の黒点、移動メモリのオ
ーバフロー状態およびハードウェア・チェック状態の存
在を意味する。特徴パラメータ・メモリ148に記憶さ
れる追加のパラメータは、特徴抽出器および類別器を介
して制御コンピュータ2川こ送給されるデルタX座標値
およびデルタY座標値である。
各文字はデルタXおよびデルタY値に関連している。デ
ルタXは紙面の左マージンと検出文字の左マージンとの
間の増分距離である。デルタYは文字をラスタ走査する
最初の点と文字を最初に検出するライン座標との間の増
分距離である。制御コンピュータがセットする他のパラ
メータは右マージンである。この右マージンは特定紙面
、すなわちフィールド‘こデータを見し、出し得る点で
あり、この点を越えてはデータを見し、出すことはでき
ない。ここに云うフィールドとは紙面の左マージンと右
マージンとの間で、しかも所定の文字が存在する特定の
ライン座標上の領域のことである。このフィールドのこ
とを以下論理ラインとも称する。周辺トレース。
プロセッサ・プログラムの機能の1つは論理ラインの終
織部を読み取ったことを意味するコードを制御コンビュ
ー外こ送給することである。ラインチェックの終了によ
って先づラインの終り、8音過ぎまたは空間状態をチェ
ックする。適当なコントラストの表示がある場合には、
プログラムによって不能指令を供給して背景または白点
に対する2列を設定することにより文字メモリを始動さ
せる。これにより文字メモリの2列、すなわち列Oおよ
び1がすべて背景点で充たされ、かつ予備処理ユニット
のレジスタが始動するため、つぎの列が適当に附勢され
る。特定の走査文字に対する文字メモリデータには後述
する周辺トレース操作の順序で走査データを完全に囲む
背景点の境界線を設けて、適当に操作する必要がある。
頂部2列は上述したような各垂直走査の最後の2点とし
てェンハンスメント論理回路によって自動的に白にセッ
トする。白バー、すなわち図形点を持たない2つの連続
する列は走査状態の終了であるため、これらの列は自動
的にデータの最右側の境界線として仕える。白バーがデ
ータ走査中にない場合には、文字メモリの最右側のプリ
セット白バーを用いる。初期状態の設定後のつぎの作動
は文字の左マージンを探索するラスタ走査である。
この走査モード中は文字の黒点の累積カウントをカウン
タ128にて行ない、カウント数がプリセット値以上と
なる場合には文字が存在することであり、正規の走査を
開始させ、やがてその走査を終了させる。左マージンの
探索中に或る特定の単一垂直走査によって図形点カウン
タ128により図形点、すなわち黒点が見つからない場
合にはXアドレス・カウン夕122は糟分されず、これ
によりつぎの1度の垂直走査によってこれによる内容が
以前の走査内容の上に書き込まれるようになる。正規の
ラス夕走査が完了すると、周辺トレース・プロセッサは
指令の発布をコントラスト・測定回路に命じてつぎの文
字に対するコントラスト測定を開始させる。つぎの操作
は上述したコントラスト測定操作と同時に行なう後述す
る如きトレース操作である。良好な文字状態がこのトレ
ース操作で得られる場合には、垂直補正操作はつぎの文
字に対する走査について行なう。垂直補正は1/2の走
査長の値、換言するに、ラスタの中心線に対するY最小
値とY最大値に関するトレース文字の位置に基ずくもの
である。
文字がラスタに対して高過ぎる位置に表われる場合には
つぎの文字に対するラスタをこの差の分に応じて上げる
ようにする。文字がラス外こ見あたらない場合にはその
文字を再走査する。この再走査によりラスタに文字が再
び見あたらない場合には、ボックス高パラメータとガー
ド・スペース・パラメータとの和に相当する分だけ走査
長を増大させる。これらのパラメータは制御コンピュー
タによるプログラムによってセットする。最終操作は良
好な文字コードを特徴母線に転送することにある。プロ
グラムにおける重要なサブルーチンはトレース・サブル
ーチンであり、この操作は下記の通りである。
トレース・サブルーチンの主機能は、周辺トレースでの
ある点から周辺トレ−スでのつぎの点までの×およびY
の増分値に相当する移動メモIJ150に記憶させた移
動メモリの増分値を発生させることにある。サブルーチ
ンは上述したように出発点で開始して文字メモリの内容
を探索する。トレース・サブルーチンが行なう最初の操
作は特徴母線を介して記憶させた情報を用いて特徴抽出
が完了したか杏かをチェックして確めることである。特
徴抽出器が特徴母線の制御を解除すると、その制御は周
辺トレース処理ユニットに戻され、トレース操作はつぎ
のトレース操作に対する所定のスクラッチ・パッド・メ
モリ120の位置を初期設定する。このトレース操作に
は独特な輪郭追従算法を利用する。これにより文字メモ
リ・データに対するアクセス順序で以前の移動に見い出
された点付近を探索し、かつこれらの各データを試験し
て、その点が白点であるか、黒点であるかを決定する。
探索順序は下記に示す通りである。斯る探索パターンの
1例として、手書数字「2」についてアクセスされ、か
つ試験される文字メモリの点を第7図に示す。
Sにて表わす出発点はその出発点の直ぐ下の点からその
出発点まで予じめ移動した点とする。探索パターンの一
般的な動作モードは、周辺上に見し、出される点の直ぐ
前の点を左から右へインターロゲート(質問)して、質
問する最初の点を第7図に示すように出発点上方の1点
と左の点の2点とする。これは01こて表示する探索パ
ターンの点に相当する。この場合その点は背景、すなわ
ち白点であり、つぎの移動に対する探索を継続する必要
がある。質問すべき文字メモリの新規の点は周辺トレー
ス表に記憶させた情報から得られる。この表の内容並び
に使用データの説明および探索パターンの実例はつぎの
通りである。なお、0,0の文字メモリアドレス増分は
、探索パターンの参照モードを動かす間は全く同じアド
レスにてビット位置を試験する。従って、作動は手首良
く進められる。表1 周辺トレース表 データ・トレース終了 靴固の各点でのトレースm頃序の形式(フオーマツト)
はつぎの通りである。
位置 機 能 XXX 当面の点が白の場合につぎの点まで移動させ
る文字メモリ・アドレス増分XXX+1 当面の点が白
の場合におけるつぎのアドレス増分に対する指標XXX
十2 当面の点が黒の場合に記憶すべき移動数XXX+
3 当面の点が黒の場合につぎの黒点を探索し始めるた
めの文字メモリ・アドレス増分 XXX十4 当面の点が黒の場合におけるつぎのアドレ
ス増分に対する指標探索パターン 探索パターンの点0を走査し、この点が白であることが
判るため、周辺トレース表の位置0川まつぎに質問すべ
き点のアドレスを得るために当面のXおよびYアドレス
に加えるべきXおよびYの増分を示す。
このことはX増分十1とY増分0を有する以前の点の直
ぐ右の点を表わす。この点は白点を表わすものでもある
。探索パターンに見られるように、つぎの点は番号1の
点である。
この点の番号1に関する情報を周辺トレース表で見し、
出す。その点は第7図に示すように白点であるため、位
置05がアドレスされる。このアドレスはXおよびYの
つぎの増分がそれぞれ再び十1と0であることを示す。
これらの増分が当面のXおよびYメモリ・アドレスに加
えられると、質問されるつぎの点は探索パターンの番号
2の位置に相当する点となる。第7図から明らかなよう
に、この点も白である。表1によればつぎのxおよびy
増分はそれぞれ−1と−1である。つぎに質問する点の
探索パターンの番号は3であり、この点も白である。同
様に点4および5も白である。点5からのXおよびY増
分はそれぞれ0および十1であるため、質問すべきつぎ
の点は直ちに点番号5以後の点になる。
この点は探索パターン上の番号6の点であり、この点は
黒である。黒点が見し、出されると、相当する増分移動
が移動メモリに記憶される。プラスまたはマイナス或い
は0または×およびY座標の増分を伴なう移動のみが許
容される。従って最初に見い出される黒点がXまたはY
方向の何ずれかの以前の黒点から十1または−1単位以
上離れている場合でも、移動メモリに記憶したつぎの移
動分は僅か十1または−1、或いは場合によっては0で
ある。使用すべき特定の移動メモリ増分は点6に関連す
る表にも示す通りである。
記憶すべき移動数(MN.)は位置4川こ見られ、その
数は×方向に十1、Y方向に−1である。黒点を見し、
出し、かつ移動メモリに移動数すなわち移動増分を記憶
させると、探索パターンは周辺上の新規の点のまわりも
こ集中されるものと見なされる。位置41は今用いてい
る文字メモリ・アドレスの増分を列挙し、つぎの探索パ
ターンを開始する。表1および第7図から明らかなよう
に、当面の文字メモリ・アドレスに加えられる際のX方
向の−1増分およびY方向の−2増分は周辺トレース上
の×点が存在する個所を測定するためにアクセスし、か
つ質問する最初の点の位置を決定する。この点は探索パ
ターンの番号3に相当する。これによりこの点が点4,
5および6と同様に白点であることが判る。番号7は最
初の黒点である。周辺トレース表を参照するに、この場
合における関連する移動数すなわち移動増分は×方向に
十1、Y方向に0である。これらの値を移動メモリに記
憶させる。すなわち探索パターンを新規の位置に調整し
て、つぎの点に対する探索を開始させる。周辺トレース
のつぎの点を見し、出すのにアクセスすべき最初の点は
、前記表によれば、その直前に見し・出した点からX方
向に十1、Y方向に−2増分した点である。
この場合その点は探索パターンの番号5に相当する。第
7図に示すようにこれは白点であり、これは探索パター
ン上の下の点、すなわち番号6を探索するのに向ける。
この番号6の探索パターンは黒点であり、位置40にお
ける周辺トレース表に見られるように、関連する移動数
はX方向に十1、Y方向に一1である。つぎの移動も同
様にして見つける。各点では外方トレースのトレース操
作を終了すべきか否かを確めるチェックを行なう。
増分の累算値がX方向では0まで、Y方向では0まで加
えるか否かをチェックすること、すなわち当面の点が出
発点と同じ点であるか否かを確める他の方法による試験
とは別に、その点に対する移動方向を最初の移動方向と
同じとする必要がある。このようなことは文字が或る一
点のみ太く、トレースを開始した文字の他側上の出発点
にトレースが到達するような場合に必要である。前記探
索パターンにおける”B″は周辺トレースにおける当面
の点であり、その周囲の番号は周辺トレースでのつぎの
黒点に対する探索順序である。斯るつぎの黒点が見つか
ると、位置いB″におけるこの新規の点にて探索パター
ンが開始される。特徴抽出器 特徴抽出器は良好に画成された特徴が文字にある場合に
、その文字の周辺上の点を上記良好に画成された特徴の
リストに変形する。
後述する類別器のサブシステムを斯様な特徴に用いて、
認識すべき文字の適当なカテゴリ、またはクラスを決定
する。このような特徴を検出すること以外に、特徴抽出
器は周辺トレース操作中に周辺トレース・プロセッサか
ら取り出される追加の情報を類別器に送給する。これら
の項目のリストは後述する表ローこ見られる種々の位置
にある。特徴は数字またはアルファベット文字の主要の
特性である。
文字の周辺外方トレース部分の特徴は第9図に示す通り
である。基本的には凸状特徴と凹状特徴の2形式の特徴
がある。凸状特徴は一般に外方トレースと同一方向を成
し、また凹状特徴は反対方向である。凸状特徴には、突
起形、くさび形、短弧形および弧形がある。凹状特徴に
は湾形と尖頭形がある。凸状または凹状特徴の何ずれで
もないものは直線である。凡ゆる読み易い文字は上述し
た特徴の組み合わせを用いることによって限定し得るこ
とを確めた。算法制御ユニット171によって制御する
マイクロ・プロセッサー70によって特徴抽出器を制御
する。
このマイクロ・プロセッサー70用のプログラムは以下
述べるように、読み取り専用のメモリに記憶させる。こ
のプログラムは特徴コードおよび関連するデータを見つ
け、分類し、かつ類別サブシステムに送給する算法を果
す。周辺トレースプロセッサによって計算したパラメー
タをパラメ−タ記憶論理回路172に記憶させる。パラ
メータの幾つかはマルチプレクサ173を介して記号付
けした導線によって示すように類別器に直綾送給し、そ
の幾つかをマイクロプロセッサにより使用する。外方ト
レース部分を増分シフト・レジス夕174に記憶させる
。特徴の存否すなわち特徴表示に関する決定は周辺トレ
ース上の各点で計算する。このような点に関する計算が
終了すると、増分シフト・レジスタの内容は1位置だけ
変位され、特徴母線を介して移動メモリ150からつぎ
の点に関するデータを記憶する。糟分シフト・レジスタ
に含まれる弧形セグメ.ントは5個所にてサンプルされ
る。
これらの位置の実際の座標値はつぎの処理に対する位置
カウンター76にて再現される。これらの点間の距離お
よびそれらの点の組み合わせに基ずくパラメータはパラ
メータ計算論理回路178にて計算する。上述した各点
間の距離以外にこれら5個所によって画成される局部領
域を領域計算論理回路1801こて計算する。パラメー
タ計算論理回路および領域計算論理回路の出力を特徴決
定ゲート論理回路182により用いて、或る特定点にお
ける特徴の存否を測定する。特徴がある場合には、これ
らの特徴に関する位置情報を累算器184にて累算する
。当面の特徴表示を記億復号論理回路186における以
前の点に存在した表示またはその点における不在の表示
と組み合わせる。この特徴の組み合わせによって、マイ
ク。プロセッサ170が新規または当面の特徴を引き出
す作用を決定する。この作用が幾つかの特徴表示を有す
る特殊な特徴の検出を終了させることであれば、この特
徴形式は論理回路186にて符号化され、また累算器1
84にて累算されたデータは類別サブシステムに送給さ
れる。符号化された特徴に関する決定を論理回路188
にて計算し、マイクロプロセッサ170に伝送する。こ
の処理は文字の凡ゆる特徴に対して繰り返す。所定の文
字に対するこの処理の終了は特徴抽出マイクロプロセッ
サー70による認識に基ずき、これは予じめ見つけた初
期の特徴表示が再び見つけられることである。この場合
のプログラムは第10〜13図にフローチャートで示す
ように8つの主要部分に分割することができる。これら
の主要部分は時間列に一致し、或る部分が完了すると、
他の部分が実行を開始する。第10図を参照するに、マ
イクロプログラムは最初フラグチェック・ループの周辺
トレースフラグの状態をチェックする。これによりパワ
ーアップ、リセットまたは抽出時の特徴抽出マイクロプ
ロセッサの状態を常に完全なものとする。周辺トレース
・プロセッサ42がそのタスクを完了すると、周辺トレ
ースフラグはセットされる。この状態が特徴抽出マイク
。プログラムをトリガさせ、最初の主部分、すなわち最
初のバースト部分を編入させる。マイクロプロセッサ1
701こよって実行される特殊な作動命令群によってデ
ータ伝送シーケンスを開始させる。
この伝送シリケンス中の周辺トレース・プロセッサの特
徴母線164からデータを得て、このデータを特徴抽出
器の記憶レジスター72に転送する。このデータの内の
或るものは上記特徴母線のアドレスによって付加される
ため、類別器へのデータ転送を行なうことができる。マ
イクロプロセッサでの命令実行は、バーストの全データ
、すなわち特徴母線に記憶した全データが転送されるま
で停止する。類別器へのデータ転送はつぎの通りである
。すなわち【1}データを類別器へ入れる。【2}デー
タ準備フラグをセットする。‘3}データ準備フラグの
状態を注目して類別器によりデータを受け入れ、フラグ
をクリャする。‘4)マイクロプロセッサ17川こよっ
て特徴母線につぎのデータ・ワードを進めるか、または
「転送完了」とする。「転送完了一時にはマイクロプロ
セッサはそのメモリからのつぎの順序の命令を実行する
。特徴母線はデータを得るためにアドレス・コードを必
要とする。このコード‘まマイクロプロセッサ170の
レジスタによって発せられる。転送操作によってバース
ト・データの最低アドレスを斯るレジス夕にロードさせ
る。各転送後にレジスタの値は1だけ増分される。アド
レスをバーストの最終データ・ワードを越して進めると
、転送生成プログラムが終了し、制御がマイクロプロセ
ッサに戻る。初期のバースト・データ、母線アドレスお
よび行先は表0に示す通りであ表 口初期バーストの
完了時にはマイクロプロセッサ170が周辺トレース・
プロセッサからピツク・アップした文字形式のコードを
チェックする。
非ゼロコードはつぎの状態の何ずれかを表わす。すなわ
ち(1}周辺トレース・プロセッサの誤りか、■特殊な
文字、すなわち空間、直線の終端等である。ゼロコード
は完全な周辺トレースを表わす。従ってマイクロプロセ
ッサ170は、これが第2主部分、所謂初期設定部分を
編入することによって上記コードを見し、出す際に特徴
抽出を行なうようにする。種々の論理部分(領域計算、
位置累算等)およびレジスタ(増分シフト・レジス夕、
制御フラグレジスタ等)を初期設定する一連のマイクロ
指令はマイクロプロセッサー70によって実行される。
従ってマイクロプログラムは初期設定ループを編入し、
これにより増分シフトレジスタ174を移動増分でロー
ドさせ、このレジスタが満たされるまで継続させる。増
分シフトレジスタをo−ドさせるループ回数は検出長の
関数であり、これは例えば2山筆位検出器の場合マイク
ロプログラムを20回ル−プさせる。特徴抽出操作は検
出器の初期設定後にのみ遂行することができる。後述す
る増分領域の計算は初期設定ループ中に行なう。第3の
主部分、すなわち主ループ部分(第11図)は初期設定
の完了時に編入する。増分シフト・レジスタの出力を用
いて、図形パラメータ、位置の累算および包囲領域を計
算する基礎を成すXおよびY座標によって限定される5
つの検出位置点を引き出す。
図形パラメータ、包囲領域および検出長に関連する一定
値を図形決定ゲート論理回路182(第1図)にて合成
して、第9図に示すような特徴表示を形成する。主都分
の始動に当り、図形表示線のステータスを記憶ラッチ(
latch)にストロープさせる。新規−過去特徴決定
論理回路188はゲート回路を具え、これにより新規の
表示を過去の表示と比較する。特殊な新規−過去シーケ
ンスによって発生させる信号をマイクロプログラムのブ
ランチ命令によってサンプルする。このブランチ命令は
プログラムの流れを終了、累算、無作動等のような各部
分に指向させる。つぎのチャートは順次の信号簡略記憶
記号およびマイクロプロセッサの作用進路を作表したも
のである。特徴表示がない場合にはプログラムがブラン
チを選び、過去の特徴配列の幾つかをチェックし、かつ
凸状をチェックする。
最初にチェックされる過去の特徴配列は「突起形」であ
る。「突起形」が現われる場合には「無力ウンタ」(n
othingcounにr)が糟分され、しかも計数2
に百つてチェックされる。「突起形」に対して2度に亘
り「無」(no伍ing)となる場合には、マイク。プ
ログラムによって・「終了一部分(第12図)のブラン
チを選ぶようにする。そうでなければマイクロプログラ
ムによって「トレース・チェックの終了」ループに対す
るブランチを選定する。第2番目にチェックする過去の
特徴配列は「直線」である。この「直線」が現われる場
合にはマイクロプログラムは「トレース・チェックの終
了」(第13図)に直接分岐する。以前の「突起形」ま
たは「直線」が現われない場合には、トレースの凸状を
試験する。凸状に変化がある場合には「無力ウンタ」を
増分させてチェックする。2度に亘り「無」が続く場合
にはマイクロプログラムにより「終了一部分(第12図
)に対するブランチを選定する。
増分シフト・レジスタに含まれる弧形セグメントの中間
部分の湾曲方向が相当程度変化していると、凸状変化が
生ずる。
FENONEブランチにおける3度の初期試験がすべて
失敗した場合には、2つの「無」の発生、またはトレー
ス上の特定個所に生ずる過去の「弧形」によってマイク
ロプログラムは「終了一部分のブランチを選択する。F
ENONEループ試験にすべて失敗すると、「トレース
終了のチェック」ループのブランチを選択する。終了状
態は所定の特徴表示配列で生じ得る。
このような配列は、当面の点の特徴表示(新規の表示)
が既に累算した表示(過去の表示)とは相違する場合に
発生し得る。斯様な配列状態は補数形態にて最良に表わ
すことができる。すなわち当面の点に特徴があり、しか
も他の状態が正しくない(FEX1、FEX2、FEX
4、FEX5)場合には、FEXEが正しくなる。FE
XI状態が正しい(真)場合には「累算一部分(第13
図)が編入される。
FEXIを正しいとする配列(シーケンス)は下記の表
mに作表するように、新規と過去の表示の特定の組み合
わせによって構成される。この表mは組み合わせ方を示
すものである。このような組み合わせはこの表mに示す
例に限定されるものでないこと明らかである。表 m FEX2氏態が正しい場合には、当面の表示が変化して
、累算した過去の表示と同じとなった後に編入される。
このような状態はつぎのような特徴表示配列の場合であ
る。FEX4ブランチは「弧形」表示を処理するのに用
いる特殊なブランチである。
FEX4状態は当面の表示が「弧形」である場合には正
しく、過去の累算表示も所定の終了位置にある際を除け
ば「弧形」である。FEX科氏態が正しい場合にはマイ
クロプログラムは弧形一計数レジスタ(FCTR)を増
分し、かつ「累算」ループのブランチを選択する。FE
X5ブランチは累算した「弧形」のストリングに生ずる
はめ込み(imbedded)特徴を省くのに用いる。
FEX5は、当面の点の表示が「短孤形」または「くさ
び形」で、過去の累算表示が「孤形」の場合に真(正し
く)となる。このFEX5が真の場合、マイクロプ。グ
ラムは当面の表示(FECA)をr蓄積」レジスタに蓄
積し、当面の表示を過去の累算表示に変えて、「累算」
ル−プのブランチを選択する。累算部分(第13図)で
は、マイクロプログラムが「トレース終了チェック」を
編入する前に4度のマイクロ操作を行なう。
これらの操作とは(1}過去の累算特徴を当面の表示に
変化させること、‘2}「無力ウンタ」をクリャするこ
と、{3}「特徴母線」アドレスをセットして、「トレ
ース終了チェック」に対する移動メモリ・アドレスをア
クセスさせること、{4)累算器184を更新すること
である。累算器に対する入力は過去の累算した特徴の関
数である。下記の表は累算器の入力源を過去の累算した
特徴の関数として作表したものである。上記表にリスト
した値はつぎに類別器により使用するために累算器18
4に加えるのに用いられ、これらの値は位置カウンタ1
76から得る。位置カウンタは増分シフト・レジスタ1
74に記憶した弧形セグメント上の5つの点に対するX
およびY座標情報を保持する。これら5つの点の位置を
第14図に示す。第14図は第6図に示す数字「2」の
先端を示すものである。最初の突起形付近にあるトレー
スの拡大部分は20の検出長に対する5つのサンプル点
を示す。検出長の値は周辺トレース・プロセッサによっ
て測定され、これは特徴母線パラメータの1つとして特
徴抽出器に送給される。検出長は12、16および24
とすることもできる。点AI,A2,B2,CIおよび
C2は糟分シフトレジスター74に記憶される円弧セグ
メント上の実際の点である。
DIは点AIとCIとの中間に位置する点である。同様
にD2は点A2とC2との中間に位置する点である。点
B2,DIおよびD2の各XおよびY座標値は上記表に
示すように累算される。追加の点EIおよびE2はそれ
ぞれ点A2とB2およびC2とB2との中間に位置する
点である。これらの点を特徴検出論理回路に用いられる
パラメータの計算に使用する。「初期設定」ループの開
始時にマイクロ指令の実行はr第1特徴フラグ」として
のフラグを「1」状態にセットする。終了ループが最初
に編入されると、このフラグの状態がチェックされる。
このチェックは最初の終了点では肯定的であるので、マ
イクロプログラムは当面の点の移動メモリ・アドレスを
記憶レジスタに記憶させる。この移動メモリ・アドレス
の値は「トレース終了チェック」によって用いられ、ト
レースを終了させる。すなわち第1特徴終了点が2度探
索されるまで文字周辺をトレースし続ける。第15図に
示すように、数字「2」は所定の特徴形式を有し、これ
らの特徴形式の検出順序はつぎの通りである。
(1)突起形表示は最初の特徴終了点としても作用する
(2)標識数が十分でないために表示を送給しない。
試験は弧形特徴についてのみ行なうことができる。
他のすべての特徴は周辺上の単一点の表示のみを必要と
する。
(3)少なく共2点に対しては特徴が検出されるい。
(4)短突起形における、またはそれ階追従するくさび
形表示が高優先順位を有する。
(5)凸状形を変えても終了させることができる。
マイクロプログラムは当面の点を記憶レジスタにロード
ごせた後にr累算器のクリヤ」のブランチを選択する。
最初の特徴フラグが誤りである場合にはマイクロプログ
ラムによってつぎのすべてが真である場合に真となる弧
形OK(「ARCOK」)をチェックする。
すなわち(1)過去の「弧形」累算があること、■特徴
カウンタが1/2検出長以下であること。この状態は終
了部分にてチェックされるだけであるため、つぎのよう
な実行条件が真の場合にのみ真とすることができる。す
なわち‘11凸状形態の変化により伴なわれる2つの過
去の「無J、‘21当面の点に突起形、尖頭形、短突起
形、直線または湾形表示が発生する、‘3}当面の点に
「弧形」表示があるも、(i}トレースが3/母寛界と
交差するか、または(ii)トレースが5′8境界と交
差し、しかもはめ込む特徴がない。ARCOKが真であ
れば、マイクロプログラムははめ込むべき特徴の存在を
チェックする。はめ込む特徴がない場合にはマイクロプ
ログラムは「累算器のクリヤ」のブランチを選択するか
、または過去の特徴決定レジスター88(第1図)を「
蓄積」表示でロードさせ、「特徴のコード化」のブラン
チを選択する。ARCOKが誤りの場合には、マイクロ
プログラムによって「過去の無」表示の状態をチェック
する。この状態は「初期設定」または「累算器のクリャ
」によって生じ得る。「過去の無」表示が真の場合には
、マイクロプログラムは特徴母線アドレスを予定したア
ドレスにセットするため、移動メモリ・アドレスの状態
は「トレース終了」にて試験することができ、しかも「
当面の無」表示の状態の試験を実行する。当面の点に「
無」表示がある場合にはルーチンは「トレース終了チェ
ック」のブランチを選択するか、または「特徴累算Jの
ブランチを選定する。トレース終了部分のルーチンにお
けるマイクロプログラムによって実行される第1の操作
によって、当面の移動メモリ・アドレスと「最終移動ア
ドレス」(「初期設定」中に得られる)および最初の特
徴の移動アドレスの記憶値との比較結果をラッチにスト
ローブする。ついで「初期設定」中に用いられるカゥン
タを増分する。このループの最初の通過は378(「初
期設定」の終りの計数値)の計数値からOQまで進むカ
ウンタにて確められる。このような状態下では他の増分
指令が計数を進めるのを阻止する。またこの状態はカウ
ンタが再びロードされるまで持続する。増分指令に追従
してマイクロプロセッサは値378に対する計数状態を
チェックする。カウンタは最初の通過時にはゼロに変換
され、またつぎの通過にはそのまま持続されるため、マ
イクロ・プログラムは378の計数値が誤りであること
を確める。しかし下記の如き状態下では378の試験を
真とすることができる。378の試験が誤りである場合
には、マイクロプログラムによって移動メモリアドレス
と最終移動アドレスとの比較結果を包含するラッチを試
験する。
このラッチが真の場合には、トレースを移動データの終
りまで進めて、移動メモリ・アドレスを休止させ、適当
な操作の開始を継続させる必要がある。これと同時に移
動メモリ・アドレスをリセットし、カゥンタを検出長の
負値で再びロードさせる。何ずれの特徴がトレースに現
われるかをチェックして確める前に、少〈なく共検出長
に相当する量だけ文字の「周辺」トレースを行なうよう
にするためにカゥンタを用いる。
計数378が真の場合には、第1特徴アドレスの被選択
ビットをマイクロプログラムによってチェックする。つ
いでビットがセットされる場合に、少なく共1個の特徴
がトレース時に生ずるのを終了させる。ビットが誤りで
ある場合には、「無特徴誤り状態」が存在し、データ転
送命令に対するブランチを選択する。これにより類別器
への特徴抽出誤りのバーストの転送を開始させる。バ−
ストは2つの16ビットワード、特徴抽出誤りコードお
よび終了コードから成る。転送の完了時には周辺トレー
スフラグがクリャされ、マイクロプログラムはフラグチ
ツク・ループを選択し、周辺トレース・プロセッサから
のつぎの文字データを待期させる。
計数が378に相等せず、過去の最終位置試験を行なっ
たものとすれば、「過去の最初の特徴終了点」をチェッ
クする際にマイクロプログラムはラツチする。このラッ
チが真であれば、トレースは最初の終了点まで文字のま
わりをトレースしたことになり、マイクロプログラムは
「最終特徴」フラグをセットし、しかも最終特徴が論理
機能を試験することによってコード化され、この論理機
能が以前の2つの移動中に「累算器のクリャ」が行なわ
れた場合に真であれば、チェックして確められる。最終
特徴がコード化されると、「終了バースト」は類別器に
送給され、ルーチンは「終了」ループのブランチを選択
する。さもなければル−チンは「特徴コード化」のブラ
ンチを選択する。トレースが最初の特徴アドレスにない
場合にはマイクロプログラムは特徴母線アドレスをリセ
ットして、移動メモリ・データを母線データ・ラインに
現われるようにし、3/8および5′母寛界交差ラッチ
をリセットさせ、最初の特徴アドレスが見し、出された
場合にのみ「最初の特徴」フラグをリセットさせ、増分
領域の計算を実行し、「主ループ」にブランチを戻して
、つぎの点に進める。
特徴のコード化部分の最初のマイクロ操作は転送命令か
ら成り、この命令によって「特徴バースト」を類別器に
送給すると共に、BX、BY、DX、DY、3/8、5
′8の累算値および認識した特徴形式に関連する特徴コ
ードを類別器に伝送する。バースト中の第8番目のワー
ドは論理状態の「終了」が真の場合には伝送可能である
。このような機能は「最終特徴」フラグがセットされ、
かつトレース2の「×」出発点がゼロの場合に真となる
。バースト転送の完了時にはマイクロプログラムは終了
状態を試験する。この終了が真の場合には、PTFAG
がクリヤされ、ルーチンはフラグチェック・ループのブ
ランチを選択し、周辺トレース・プロセッサからのつぎ
の文字デ−夕を待期させる。終了が誤りである場合には
マイクロプログラムは最初の特徴フラグの状態を試験す
る。このフラグが真であれば、トレース2の処理を開始
させることができる。この状態ではマイクロプログラム
が所謂「トレース」フラグをクリヤするため、トレース
2の一定値をハードウェャに利用することができ、従っ
てルーチンは初期設定のブランチを選定する。最初の特
徴フラグが誤りの場合には、マイクロプログラムは「ク
リャ累算」のブランチを選定する。クリャ累算の最初の
プログラムは特徴抽出器の凡ゆるレジスタをクリャする
作用をする。
第2マイクロプログラム操作は特徴母線アドレスを予定
アドレスにセットして、移動メモリ・アドレスが「トレ
ース終了ーチェック」ルーチンによって使用する特徴母
線データライン上に現われるようにする。このマイクロ
プログラムは当面の点に「無」表示(FENONE)が
ある場合にそれを確めるチェックをする。FENONE
が真であれば、ルーチンは「トレース終了チェック」の
ブランチを選択するか、または「特徴累算」のブランチ
を選択する。第14図を参照するに、こ)には糟分シフ
トレジスタ174に記憶させたアークセグメント上の5
つの点以外にd,,d2,d5,広,b,,b2,b5
およびb6の8個のパラメータも示してある。
これらのパラメータは5点A2,AI,B2,CIおよ
びC2と中間点D1,D2,EIおよびE2との間の距
離である。これらのパラメータ値を比較する所定の試験
が満足されれば関連する特徴表示が生ずる。例えば突起
形表示は、パラメータ値もがパラメータ値b2よりも大
きくなるようにする必要がある。他の要件はパラメータ
値らおよび広を検出長に関連する或る一定値よりも小さ
くすることである。同様に弧形表示の場合にはパラメー
タ値b2をd2より4大きくする必要がある。その理由
は弧形の特徴は突起形の湾曲部の半径よりも大きいから
である。距離パラメータ以外に増分領域を用いて外方ト
レース上の特定点の特徴の存否を測定することもできる
この場合2つの増分領域が計算される。その1つAI‘
ま、この点AIとB2を通り、点CIに至る弧形セグメ
ント上の凡ゆる点によって画成される。領域A2はA2
,B2を経てC2に至る弧形セグメントとC2とA2を
結ぶ直線セグメント上の凡ゆる点によって囲まれる領域
として画成される。これらの領域は正または負の何ずれ
かとなり得る。計算値が正の場合にはその特徴は凸状と
云える。領域の計算値が負の場合には、その特徴は凹状
であると云える。2点間の距離の計算は標準のユークリ
ッド距離の近似式とし、その距離は或る1点から超生し
て、他の点にて終端するベクトルのXおよびY成分の自
乗の和の平方根とする。
この近似値により最初に得られるXおよびY成分の絶対
値により距離を計算する。この場合上記成分の絶対値は
大きくし、しかも例えば3/8のように絶対値が小さな
成分に対する変動に対しては成分の値を大きくする。こ
のようにすれば斯る用途に対する精度は十分高く、しか
も厄介な平方根および増惜関数も不要となる。増分領域
の計算は面積を計算する所謂面積計に基ずし、て行なう
面積を計算する面積計法によれば、包囲領域の周辺をト
レースし、×のプラス増分に対してはY値を加算し、X
のマイナス増分に対してはY値を減算することにより面
積を計算する。上述したように面積を限定する凡ゆる局
部周辺に対する面積を計算する必要性を無くすために、
面積計算は糟分基準に基ずし、て行ない、面積を更新し
て、新規の点を増分シフト・レジス外こ加え、記憶させ
た弧形セグメントの池端上の点をシフト・レジスタに移
すようにする。面積の初期値を発生させるために、この
相の増分シフト・レジスタから除去する点をなくするこ
と以外は、初期設定部分でもこれと同様な処理を行なう
。手書印字選択類別器を設計して、類別母線190を介
して特徴抽出器によってそれに供給されるデー外こつい
て一連の操作を行なうようにする。上述したようにこの
データには既に抽出した特徴形式を表わす特徴コードお
よびその特徴に関連する位置情報の累算値が含まれる。
各特徴に対するデー外まその特徴に関連する周辺上の各
点にて特徴抽出器により累算されると共に、特徴の位置
および方向を計算するために類別器により用いられる。
第9図に示すように、正規の特徴としては8個の特徴が
考えられる。
類別器は各特徴について正しい方向および位置を、8方
向および3位置について選択する。これによる正規の特
徴の組み合わせは全部で192である。これ以外に4つ
の湖(lake)形(内方トレース)特徴と後述するよ
うな8つの特殊な特徴も考えられる。本発明装置は種々
のシステムを用い得るが、第20図に示すように被選択
手書印刷セットに原型(手本)文字形状を有する文字を
認識し得るものである。部分的なスコアは手書印刷セッ
トの谷原型(プロトタイプ)文字に対する各組み合わせ
に関連するものである。これらの部分的なスコアは一7
から十7までの範囲内にあり、これらは当面の特殊な特
徴の組み合わせを有する原型文字に基ず〈ものである。
これらのスコアはスコアメモリ表に記憶させる。各原型
文字も一定の部分的なスコア(オフセット)に入れて、
予定数の特徴に関連する結果を親化させるようにする。
類別器は線形弁別作用により知られる結果を利用して文
字認識するものである。
存在する各特徴に対する部分的なスコアの和を表わすス
コアを各原型文字に対して累算する。n番目の原形文字
に対する機能はつぎの通りである。スコアニWon+F
,.Win+,..,..,..,..,..Fm・W
m+・・・・・・・・…,..・十Fm・Wmnここに
Fmは特徴が存在するか否かを示す1または0の値を呈
し、Wは特殊な特徴が存在する場合に各文字に与える部
分的なスコアである。
Wonはn番目の原型文字のオフセットである。最大ス
コアを呈する原型文字は所定の図形をトレースすること
によって形成したすべての特徴セットに最も良好に整合
するように選択する。
この原型文字に関連する文字クラスのコードは制御コン
ピュータに転送するのに用いる。最高スコアが認識論理
限界値以下の場合、または最高スコアと二番目に高いス
コアとの差がマージン限界値以下の場合にはリジェクト
・コードを利用する。類別器は特徴抽出器とこの類別器
との間にバッファを形成する類別母線190と類別プロ
グラムを記憶させるメモリー92を具える予じめプログ
ラムしたコンピュータとを具える。フローチャートで後
に詳述するように、プログラムは計算制御論理回路19
4、位置および方向選択兼アドレス計算論理回路196
、スコア・メモリー98、文字累算器200、最高およ
びつぎに高いスコアの計算兼制御論理回路202の各操
作を制御する。類別器の操作に対する基本的なフローチ
ャートを第16図に示す。これから明らかなように最初
の操作は特徴抽出器によって伝送されるデータのバース
ト形式を決定する。このデータ・バーストは初期バース
ト、特徴バースト、終了バーストまたは誤りバーストの
何ずれともすることができる。文字コードが読み取り得
る文字を表わすめである場合には、類別器は第17図に
示すようなサブルーチンに基ずし、て初期設定する。
或いはまた類別ステ・ータスワードをセットして、読み
取り不可能文字であることを表示する。第16図に示す
ように、終了バーストは最高および二番目に高いスコア
を有する累算器200を探索する初期設定をする。
コンピュータによって発生させたフオント・セグメント
選択コードは累算論理回路の28個の累算器を選択(第
1図)するように決定する。数字を認識する場合にはア
ルファベット文字に対する累算は質問されない。本発明
により処理する代表的な文字形態を第20図に示す。最
高スコアは制御コンピュータによってプリセットされる
論理限界値を比較し、かつ二番目に高いスコアと比較す
る。最高スコアがプリセット認識論理限界値より小さい
か、または最高スコアと二番目に高いスコアとの差がマ
ージン論理限界値以下の場合には、リジェクト・コード
を利用する。文字コードは文字コード・レジスタ204
に転送し、また文字ステータス情報は類別ステ−タス・
メモリ206(第1図)に転送する。この場合類別器は
しジスタ204およびステータス・メモリ206から一
対のマルチプレクサ208および210とバッファ・デ
ータ・レジスタ212およびマルチプレクサ210(第
1図)とを介してコンピュータに情報が転送されるまで
つぎの文字に関する情報を待期させる。誤りバーストが
ある場合には類別ステータス・ワードは、特徴抽出処理
中に生じた誤り状態およびこの情報を類別ステータス・
メモリに転送することを示すようにセットされる。
この場合類別ステータス・メモリの内容はコンピュータ
に転送される。第16図に示すように、特徴バーストが
生ずる場合には第1または第2トレースのチェックを行
なう。
特徴が第2トレースにある場合には初期設定サブルーチ
ンにより類別プログラムの主作動を行なう。フィート(
FEAT)1の操作順序 A 位置選択 各文字を3部分、すなわち頂部、中間部、底部に分割す
る。
類別を行なう最初の接作は文字の3/8および5/8分
割に関する特徴の位置を計算することである。これは特
徴に関連する周辺上の各指標点B2のY座標値の累算値
を文字のY座標の3/8および5/8ラインの等数の累
算値と比較することによって行なう。結果が境界線とな
る例を中間部に与える。特徴は頂部、中間部または底部
の何ずれかとすることができる。試験はつぎの通りであ
る。Y<3′8 頂部 3/8<Y<5/8 中間部 Y>5/8 底部 B 方向計算 方向計算も符号化ベクトルを用いて行なう。
ベクトルのポインター端は指標点B2のX、Y累算値で
あり、ベクトルの基本端は上述した×、Y累算値である
。さらにベクトルは凹状の特徴に対しては反転され、凹
状とは反対方向の点に向かう。C スコアリング こ)では特徴形式の位置および方向を合成して、メモ川
こ部分的なスコアに対するアドレスを確立させる。
計算位置におけるスコア・メモリの内容を、線形弁別作
用を履行させるためにフオント・セグメント選択コード
‘こよって選択されるそれらの累算値に加える。D 特
殊な特徴 スコアリング操作を行なった後に類別器によって特殊な
特徴をチェックする。
これらの特徴は1つ以上の文字に対する独特の状態を表
わすために字下がりさせた正規の特徴を組み合わせたも
のである。1 二重−突起形−頂部 これは北(N)方向にトレースする文字の頂部または中
間部の2つの突起形(または短突起形)を組み合わせた
ものである。
この組み合わせによる特徴はつぎの通りである。突 起
形 頂 部 NW,N,畑突起形中 間
部N,岬短突起形 頂部または中間部 N ,NHこれ
以外に2つの特徴は同一方向内で平行とする必要がある
2 二重−湾形−西 これは西(W)方向にトレースした文字の尖頭形からな
る2つの湾形を組み合わせたものである。
この場合の組み合わせはつぎの通りである。湾 形頂
部柳,W 尖頭形頂 部洲,W 湾 形 中間または底部 卸W,W,NW尖 頭
形 中間または底部 卸W,W,NW3 二重−突起形
−底部これは南(S)方向にトレースした文字の底部に
おける2つの突起形の組み合わせである。
この場合の組み合わせはつぎの通りである。突起形
底 部 SE、S、SW 4 特定配列 類別器が検出する特徴配列にも4つある。
これらの配列の検出により第1と第2、第2と第3等の
ように各組み合わせにより特徴を見し・出す。
最初の特徴はチェックを終了する前の最終特徴と組み合
わせる必要がある。これらの4つの特徴とは突起形−湾
形頂 部、湾形・突起形頂部、突起形・湾形底部、湾形−突起
形底部である。
この場合の組み合わせはつぎの通りである。すなわち頂
部または中間部に現われる湾形によって追従される頂部
に突起形が現われる突起形−湾形頂部と、頂部に現われ
る突起形によって追従される頂部または中間部に湾形が
現われる湾形一突起形頂部と、頂部または中間部に現わ
れる湾形によって追従される底部に突起形が現われる突
起形−湾形底部と、底部に現われる突起形によって追従
される底部または中間部に湾形が現われる三湾形−突起
形底部との4つである。
さらにこの配列の2つの特徴は同一方向内で平行とする
必要がある。
これらの特殊な特徴がもし検出される場合には、正規の
方法で記憶させる。5 スプリット文字 最後の特殊な特徴はスプリット文字の特徴である。
これは所定の原型文字が実際上スプリツトしているため
に当然必要なものである。
この特徴は第2番目の適当なトレースによって測定する
。本発明は上述した例のみに限定されるものでな〈幾多
の変更を加え得ること勿論である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明マルチ・フオント光学式文字認識装置の
代表的な例を示すブロック線図、第2図は第1図の装置
に設けた像分析管により実施される第1ラスタ・パター
ンを図式的に示す説明図、第3図は第1図の装置に設け
るプリプロセッサ論理回路網の代表的な例を示すブロッ
ク線図、第4図は第3図のプリプロセツサュニットによ
る2:1および3:2のスケーリング中に発生するタイ
ミングパルス列を図式的に示す説明図、第5図は第1図
の装置に設ける周辺トレース処理論理回路網の代表的な
例を示すブロック線図、第6図は第5図の周辺トレース
処理ユニットの説明に有効な数字「2」を示す図、第7
図は数字「2」の輪郭をトレースする際の増分移動を示
す説明図、第8図は第5図に示す周辺トレース処理ユニ
ットの作動説明用のフローチャート、第9図は合成して
或る文字を画成し得る本発明装置により検出される特徴
を表わす説明図、第10〜13図は第1図の装置に設け
る特徴抽出器サブシステムの説明に有効なフローチャー
ト、第14図は第6図に示す数字「2」を終結する突出
部を形成するパラメータおよび領域を示す説明図、第1
5図は数字「2」を画成する特徴を示す説明図、第16
〜19図は第1図の装置に設ける類別論理回路網の説明
に有効なフローチャート、第20図は第1図の装置によ
って検出し得る文字形態の代表的な例を示す説明図であ
る。 10・・・・・・像分析管、14…・・・移送装置、1
6・・・・・・偏向回路、18……走査制御回路、20
…・・・7ジタル・コンピュータ、21……インターフ
エース回路、24・・・・・・ビデオ増幅器、26・・
…・アナログーデジタル変換器、27・・・・・・白ホ
ロワ回路、28・・・・・・コントラスト測定回路、2
9・・・・・・基礎選択スイッチ、30・・・・・・コ
ントラスト測定制御回路、31……婦引ゲート兼データ
ストローブ論理回路、32・・…・プリプロセッサュニ
ツト(予備処理装置)、34…・・・スケーリング・レ
ジスタ、36・・・・・・スケーリング論理回路、38
・・・・・・ェンハンスメント・レジスタ、40・・・
・・・白黒判定論理回路、41…・・・中央ビット論理
限界値信号受信回路、42・…・・周辺トレースプロセ
ッサ、44…・・・文字記憶装置、46・・・・・・デ
ータ選択論理回路、46・・・・・・鏡引ゲート、47
……モード・カウンタ、48・・・…スケーリング・シ
フト・パルス・カウンタ、49……カウンタ、50……
制御カウンタ、53…・・・増幅器、54・・・・・・
垂直逐次制御カウンタ、56・・・・・・水平逐次制御
カウンタ、58・・・・・・比較器、59……ゲート、
60,61……マルチプレクサ、62……ゲート、63
……BRレジス夕、64…・・・比較器、65・・・…
ゲート、76…・・・比較器、77・・・・・・抵抗加
算回路、78・・・・・・比較器、80・・・・・・O
Rゲート、82…・・・ANDゲート、84,86・・
・・・・比較器、90・・・・・・プログラム・メモリ
、92・・・…プログラム・カウンタ、94,96……
リンク・レジスタ、98……A−母線マルチプレクサ、
100・・・・・・A−母線、102・・・・・・プロ
グラムレジスタ、104・・・・・・命令復帰論理回路
、106・…・・B−母線算術論理ユニット、108・
・・・・・指標レジスタ、110・・・・・・○−母線
、112・・・・・・汎用12ビット・レジスタ、11
4・・・・・・算術論理ユニット、115……制御ユニ
ット、116……B−母線、118,120……メモリ
、122,124……×およびYアドレス・カウンタ、
126……図形点マルチプレクサ、128・・・・・・
図形点カウンタ、130…・・・走査長レジスタ、13
1・・・・・・×整合レジスタ、132……Y整合レジ
スタ、133,134・・・・・・比較器、135・・
・・・・論理回路、136……記憶レジスタ、138,
140……×およびYアドレス変更カウンタ、142・
・・・・・制御ユニット、144……ステータス・レジ
スタ、145……マルチプレクサ、146……パラメー
タ母線、148・・・・・・特徴パラメータ・メモリ、
150・・・・・・移動メモリ、152・・・・・・ア
ドレス・カウンタ、154,158,160……マルチ
プレクサ、156……レジスタ、158,160……マ
ルチプレクサ、161……パラメータ・レジスタ、17
0……マイクロ・プロセッサ、171…・・・算法制御
ユニット、172・・・・・・パラメータ記憶論理回路
、173・…・・マルチプレクサ、174・・・・・・
糟分シフト・レジスタ「 176・・・・・・位置カウ
ンタ、178・・・・・・パラメータ計算論理回路、1
80・・・・・・領域計算論理回路、182・…・・特
徴決定論理ゲート回路、184・・・・・・累算器、1
86・・・・・・記憶兼復号論理回路、188・・・・
・・新規−過去特徴決定論理回路、190・・・・・・
類別母線、192・・・・・・メモリ、194・・・・
・・計算論理制御回路、196……位置及び方向選択兼
アドレス計算論理回路、198..・..・スコア・メ
モリ、200・・・・・・文字累算器、202・・・・
・・スコア計算兼制御論理回路、204・・・・・・文
字コード・レジスタ、206……類別ステータスメモリ
、208,210……マルチブレクサ、212……バツ
フア・データ・レジスタ。 FIG,IA FIG.18 fiG.lc FIG.2 FIG6 FIG.14 h 〇 一 ゴ ○ 一 3 〇 一 〇 け ○ 一 FiG了 〇 ○ 一 FIG,9 FiG.10 FIG,11 FiG.16 FIG,12 FIG,13 FiG15 FiGII了 FIGI9 FIG.18 FiG20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文字を表わす記号が記録されている記憶媒体を走査
    して、記憶媒体の輝度を表わすアナログ情報信号を発生
    させる走査装置と、該アナログ情報信号を走査記憶媒体
    のセグメント輝度を表わすデジタル・データ信号に変換
    する変換装置と、該デジタル・データ信号を、走査記憶
    媒体の選択されたセグメントにおける輝度を表わすデジ
    タル・データ信号の予定数にスケーリングする手段と、
    スケーリングしたデジタル・データ信号を予定したアレ
    イに累算する手段と、予定したアレイを周期的にサンプ
    リングして、デジタル・データ信号を黒色信号または白
    色信号のいずれかとして類別する手段とを含む予備処理
    回路網装置と、該黒および白色信号を累算し、文字全体
    を表わす黒および白色信号のアレイを形成する手段と、
    累算した黒および白色信号を走査して、累算した黒およ
    び白色信号の周辺部におけるデータ点間の増分移動を表
    わす輪郭デジタル・データ信号を発生させる手段とを含
    む周辺トレース処理装置と、該輪郭デジタル・データ信
    号を累算してパラメータ信号を発生させる手段と、斯種
    パラメータ信号によって画成される領域を計算して領域
    信号を発生させる手段と、パラメータ信号および領域信
    号を合成して特徴表示信号を発生させる手段とを含む特
    徴抽出回路網装置と、該特徴表示信号を累算する手段と
    、該累算特徴表示信号を被選択原型文字に見い出される
    特徴と比較して上記累算表示信号と上記被選択原型文字
    の1つとの間の最良の整合を定める類別装置。 とを具えて成ることを特徴とするマルチ・フオント光学
    式文字認識装置。2 特許請求の範囲1記載のマルチ・
    フオント光学式文字認識装置において、前記像走査装置
    にはさらに制御装置を設け、該制御装置を、第1垂直お
    よび水平走査信号を像走査装置に供給して上記記憶媒体
    の被選択部分のラスタ走査を行なって、文字を表わす記
    号の読み易さを表わす情報を発生させると共に、第2垂
    直および水平走査信号を像走査装置に供給して、記憶媒
    体全体のラスタ走査を行なって、記録された文字の記号
    を表わす情報を発生させる手段をもって構成したことを
    特徴とするマルチ・フオント光学式文字認識装置。 3 特許請求の範囲1記載のマルチ・フオント光学式文
    字認識装置において、予備処理装置のスケーリング手段
    を、記憶媒体全体のラスタ走査での最初の完全な1ライ
    ンから得られるデジタル・データ信号を記憶させるレジ
    スタ手段と、この記憶させたデジタル・データ信号と、
    記憶媒体全体のラスタ走査での第2番目の完全なライン
    から得られるデジタル・データ信号とを黒値に対して比
    較し、これによる最大黒値のデジタル・データ信号を累
    算手段に伝送する手段とをもって構成したことを特徴と
    するマルチ・フオント光学式文字認識装置。 4 特許請求の範囲1記載のマルチ・フオント光学式文
    字認識装置において、予備処理装置の累算手段を、走査
    装置による記憶媒体上の選択領域の走査に相当する順次
    のアレイに前記スケーリングしたデジタル・データ信号
    を順次累算するレジスタ手段をもって構成し、サンプリ
    ング手段を、前記アレイの内部、アレイの中心を経てお
    よびアレイの中心部のまわりにてサンプリングし、かつ
    前記アレイの中央ビツト値と、前記アレイの中央ビツト
    のまわりのビツト値とを黒値に対して比較して、中央ビ
    ツト値が黒か、または白かを類別する手段をもって構成
    したことを特徴とするマルチ・フオント光学式文字認識
    装置。 5 特許請求の範囲1記載のマルチ・フオント光学式文
    字認識装置において、周辺トレース処理装置の走査手段
    を輪郭デジタル・データ信号を記憶させる手段で構成し
    、周辺トレース処理装置には他に累算手段によって累算
    される黒信号の数を計算して累算手段における文字の前
    縁および後縁を決定する手段と、累算した文字の最大お
    よび最小高さを計算する手段と、累算した文字の3/8
    および5/8の高さにおける境界値を計算する手段とを
    設けたことを特徴とするマルチ・フオント光学式文字認
    識装置。 6 特許請求の範囲1記載のマルチ・フオント光学式文
    字認識装置において、特徴抽出回路網装置を、周辺トレ
    ース処理回路網によって発生されるデジタル・データ信
    号形態にて周辺トレース処理装置の累算手段に累算され
    る文字のセグメントを記憶させる増分シフト・レジスタ
    と、該増分シフト・レジスタを選択位置にてサンプリン
    グし、かつ斯る位置の座標値を求める手段と、上記位置
    間の距離を計算してパラメータ信号を発生させる手段と
    、上記位置によって画成される領域を計算する手段とで
    構成したことを特徴とするマルチ・フオント光学式文字
    認識装置。 7 特許請求の範囲1記載のマルチ・フオント光学式文
    字認識装置において、増分シフト・レジスタをサンプリ
    ングする選択位置の距離計算手段を、或る点から起生し
    て他の点にて終了するベクトル成分の絶対値を得る手段
    と、2つのベクトル成分の内で絶対値の大きい方の成分
    を求める手段と、絶対値が大きい方の成分の値を絶対値
    が小さい方の成分の値の選定数分の1に加える手段とを
    もって構成したことを特徴とするマルチ・フオント光学
    式文字認識装置。 8 特許請求の範囲1記載のマルチ・フオント光学式文
    字認識装置において、類別装置にさらに、累算値を選択
    フオント文字の各文字と比較して累算値と文字との最良
    の整合を決定せしめる手段と、最適整合値を予定した認
    識論理限界値と比較する手段と、最適整合値と上記論理
    限界値との差を予定したマージン論理限界値と比較する
    手段とを設けたことを特徴とするマルチ・フオント光学
    式文字認識装置。 9 特許請求の範囲1記載のマルチ・フオント光学式文
    字認識装置において、前記周辺トレース処理装置を、走
    査した記号の対応するセグメント領域を表わす1ビツト
    のデジタルデータ信号を予定したアレイに記憶させる文
    字メモリと:該文字メモリの特定データビツトをアドレ
    スするアドレス手段と:文字の周辺部を見つける探索順
    序を記憶させる周辺トレース・テーブル・メモリと;ア
    ドレス手段を周辺トレース・テーブルに記憶させてある
    探策順序に追従させて、文字メモリに記憶されている記
    号の周辺部を下記の順序に基づいて文字メモリの一部を
    成す5×5アレイにて探索する制御手段;行2、列1;
    行2、列2;行2、列3;行1、列2;行1、列3;行
    1、列4;行2、列4;行3、列4;行2、列5;行3
    、列5;行4、列5;行4、列4;行4、列3;行5、
    列4、行5、列3、行5、列2;行4、列2;行3、列
    2;行4、列1、行3、列1;行2、列1;とをもって
    構成し、周辺部の一部が見つかる際に探索を停止し、シ
    フトされた5×5アレイに基づいて新規の探索を開始さ
    せるようにしたことを特徴とするマルチ・フオント光学
    式文字認識装置。
JP48077169A 1972-07-10 1973-07-10 マルチ・フオント光学式文字認識装置 Expired JPS604505B2 (ja)

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