JPS6044846A - 容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医学標本等を収集するための容器に関するも
のである。

従来、人間や動物から採取した医学標本の収集には、種
々の形態の容器が使用されることが知られている。病気
の診断で標本を使用する特殊な例は、子宮内の病気の患
者についていえば掻爬術を実施する場合である。もちろ
ん、人体の臓器や部分が診断のために収集される子宮内
膜の例とは別の分野がある。いかなる場合にもほとんど
、採取されあるいは抜取られたものは通常、固体や半固
体等、たとえば、組織等の部分とこれに関連する流体で
あり、使用される洗浄液体も含まれる。本発明は、液体
不浸透性の材料で構成された容器を提供し、この容器の
内部でこれらのいくつかの物質が分離される。この分離
は、先ず、容器内の網目体あるいはこれと同様な多数の
小孔を有する隔壁によって行なわれる。網目体によって
保持された物質よりも流動性を有する物質は、網目体を
通過して網目体の下方に位置する室内に入り、そして過
剰の液体は外部容器へに排出される。この外部容器内に
は内部容器が相対的にゆるく取り付けられている。共通
の蓋は外部容器と内部容器とを閉塞し、容器及びその内
容物はその後の検査や試験等に容易に取り扱うことがで
きる。

以下、図を参照して本発明の１実施例を説明する。

本発明の１実施例をなす容器は多数の部分から成る構造
を有し、外部容器１０、内部容器１２、内部の横隔壁１
４、そして外部容器１０と内部容器１２とに共通の蓋１
６を含む。この容器の全ての部品は、横隔壁１４を除い
て、液体不浸透性の材料で構成される。この材料は、少
なくとも、これらの部品の予定された使用法と耐用年数
とから期待される程度の範囲内で液体を通さず、この目
的を満たす限り、公知のいかなる材料も使用できる。捷
た、容器の寸法は容器の使用目的等に従って種々の寸法
を採ることができる。この実施例の説明は、外部容器１
０が典型的な飲物用の使い捨てカップとほぼ同じ大きさ
で、また内部容器１２がこの外部容器１０内にすっぽり
とおさする太きさであり、蓋１６は外部容器１０に被せ
た時に内部容器１２をも閉じるようになっている容器に
ついて行なう。この蓋１６は、設計者の選択によって、
例えば嵌め込み式やねじ込み式等、外部容器１０から取
り外すことのできる型式を採ってもよい。外部容器１０
内への内部容器１２の収容は、外部容器１０の環状壁２
０と内部容器１２の環状壁２２との間に空間１８が存す
るように行なわれる。そして、内部容器１２は、外部容
器１０の底２６上に載置できるように底２４を有する。

内部容器１２の液体不侵透性の例外が、液体や流体の流
出孔手段の形成によってなされ、ここでは、内部容器１
２の環状壁２２の外面下部に形成され、かつ、周方向に
等間隔で配された複数の開口２８によって構成される。

隔壁１４は多数の小孔のある材料や網目材料のいかなる
ものでも形成され得、非腐食性の材料であることが好ま
しい。

そして、その網目の大きさは、容器の寸睦と同様に、そ
の容器が使用に供される標本等が堅いものであるか流動
的なものであるか等や、取り扱われる標本等の総量や、
貯蔵期間等によって定められる。

隔壁１４は内部容器１２の下部を横切る位置に配され、
この実施例では内部容器１２の円形に合致するように円
形をなしている。外部容器ＩＯと内部容器１２とは、こ
の実施例では、逆円錐台形として表わされているが、こ
れらの容器の形状は、いうまでもなく、本発明にとって
重要なことではない。しかしながら、この形状はす早く
選択できると共に、外部容器１０から内部容器１２を容
易に取り外し得るとの同じように、外部容器１０に内部
容器１２を容易に収容することができる。隔壁１４は、
下方への移動を制限する迫台手段によって、内部容器１
２の床又は底２４の上方に空間を隔てて支持され、迫台
手段はこの実施例では内部容器１２（７１？壁２２の内
方肉厚部３０で構成される。この内方肉厚部３０は好ま
しくはこの壁２２の内面の周囲に延在し、使用中に隔壁
１４が載置され、捷だ、必要なときあるいは欲するとき
には隔壁１４を取り外すことができるたなを形成する。

取っ手３４は隔壁１４に取り付けられて、隔壁１４の取
り外しや取り換えを容易にする。

排出用開口２８は、隔壁１４から流出する液体の一定量
を捕捉するために、内部容器１２の底２４から少し間隔
をおいた位置にあるが、この排出用開口２８は余分な液
体を空間１８内に逃すことを許容するであろう。外部容
器１０には、使用前に、この技術分野で知られている種
々の防腐剤等を所定量大れておくことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の容器の基本的構成要素を表わす分解斜
視図。 第２図は本発明の容器を組立てた状態の一部切欠き縦°
断面図。 第３図は第２図の３−３線に沿急部分断面図。 １０・・・外部容器、１２・・・内部容器、１４・・・
横隔壁、１６・・・蓋、１８・・・空間、２０・・・外
部容器の債状壁、２２・・・内部容器の環状壁、２４・
・・内部容器の底、２６・・・外部容器の底、２８・・
・開口、３０・・・内方肉厚部 手続補正書（方式） １．事件の表示 昭和す年　！／五竹願第　／Δ−Ｌｇ／ｇア　号、（ｎ
の名称 考案 條 住所

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）底と環状壁とを有し、かつ、液体不浸透性の材料
   で形成された上部開口型の外部容器と、底と環状壁とを
   有し、かつ、前記外部容器内に取り外し可能に配設され
   る上部開口型の内部容器と、 液体不浸透性の材料で形成された前記内部容器の壁の前
   記内部容器の底から少し上方位置に、少なくとも１つ形
   成された流体排出用開口と、前記内部容器の上部開口と
   底との間に位置し、かつ、前記内部容器を上部室と下部
   室とに分けると共に、前記排出用開口の上方に間隔をお
   いて位置する、多数の小孔を有する隔壁と、 前記隔壁を前記内部容器内に保持し、かつ、前記隔壁を
   前記内部容器から上方へ取シ外し可能とする手段と、 前記外部容器の上部開口を取り外し可能に被うと共に前
   記内部容器の上部開口も閉塞する蓋体と、を含む容器。
2. （２）前記隔壁を支持する手段が、前記内部容器の壁の
   一部をなし、かつ、下方への移動を制限する迫台手段を
   含む、特許請求の範囲第１項記載の容器。
3. （３）前記迫台手段が、前記内部容器の内壁面の周囲の
   だなである特許請求の範囲第２項記載の容器。
4. （４）前記迫台手段が、前記内部容器の壁の内方肉厚部
   である特許請求の範囲第２項記載の容器。
5. （５）複数の流体排出用開口が、前記内部容器の底から
   一定の間隔をおくと共に、前記内部容器の壁の周囲に間
   隔をおいて位置する特許請求の範囲第１項記載の容器。
6. （６）前記＠壁に取手を取υ付け、該取手が前記＠壁の
   取り外しや取り換えを容易にするために前記内部容器と
   外部容器の上部開口に達するようにした特許請求の範囲
   第１項記載の容器。