JPS6044538B2 - 液面自動停止バルブ - Google Patents
液面自動停止バルブInfo
- Publication number
- JPS6044538B2 JPS6044538B2 JP51070038A JP7003876A JPS6044538B2 JP S6044538 B2 JPS6044538 B2 JP S6044538B2 JP 51070038 A JP51070038 A JP 51070038A JP 7003876 A JP7003876 A JP 7003876A JP S6044538 B2 JPS6044538 B2 JP S6044538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- valve
- valve body
- negative pressure
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K21/00—Fluid-delivery valves, e.g. self-closing valves
- F16K21/04—Self-closing valves, i.e. closing automatically after operation
- F16K21/18—Self-closing valves, i.e. closing automatically after operation closed when a rising liquid reaches a predetermined level
- F16K21/20—Self-closing valves, i.e. closing automatically after operation closed when a rising liquid reaches a predetermined level by means making use of air-suction through an opening closed by the rising liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、浴槽等へ水を供給し、所定水位に達すると自
動的に弁を閉じて給水を停止する液面自動停止バルブの
改良に関するものである。
動的に弁を閉じて給水を停止する液面自動停止バルブの
改良に関するものである。
従来、大気室と水位設定管付きの負圧室とをもつダイヤ
フラムに弁を連結し、ダイヤフラムの負圧室を給水管の
ベンチユリー喉部に連通させ、供給水位が水位設定管の
下端に達して以後、ベンチユリー喉部の吸引作用でダイ
ヤフラムの負圧室を減圧させて、大気室との差圧により
ダイヤフラムを介して弁を自動的に閉鎖させるようにし
た液面”自動停止バルブは特許第12526腸明細書等
に見られる如く公知である。
フラムに弁を連結し、ダイヤフラムの負圧室を給水管の
ベンチユリー喉部に連通させ、供給水位が水位設定管の
下端に達して以後、ベンチユリー喉部の吸引作用でダイ
ヤフラムの負圧室を減圧させて、大気室との差圧により
ダイヤフラムを介して弁を自動的に閉鎖させるようにし
た液面”自動停止バルブは特許第12526腸明細書等
に見られる如く公知である。
ところが、上記従来の液面自動停止バルブは、弁の開閉
状態を保持させるための具体的構造が非常に複雑で、し
かも、ベンチユリー喉部を弁とは無関係に別に構成して
おり、そのために全体が大型複雑化し、従来の自在水栓
への簡単な装着か不可能であつた。
状態を保持させるための具体的構造が非常に複雑で、し
かも、ベンチユリー喉部を弁とは無関係に別に構成して
おり、そのために全体が大型複雑化し、従来の自在水栓
への簡単な装着か不可能であつた。
この発明は、上記従来の欠点に鑑み、これを合理的かつ
コンパクトに改良除去したもので、即ち、この発明は、
簡単かつコンパクトな構造で、弁の開閉状態を保持させ
得るようにし、かつ、弁の一部を利用してベンチユリー
部を構成し、しかも、自在水栓としての使用を可能とす
ると共に、弁の開閉を1つの操作レバーのみで自由に行
うことができるようにしたものである。
コンパクトに改良除去したもので、即ち、この発明は、
簡単かつコンパクトな構造で、弁の開閉状態を保持させ
得るようにし、かつ、弁の一部を利用してベンチユリー
部を構成し、しかも、自在水栓としての使用を可能とす
ると共に、弁の開閉を1つの操作レバーのみで自由に行
うことができるようにしたものである。
本発明の構成を図面に示す実施例について説明すると次
の通りである。
の通りである。
第1図において、1は弁本体、2は弁体、3はダイヤフ
ラム、4はダイヤフラム筐を示す。
ラム、4はダイヤフラム筐を示す。
弁体2の弁棒2aはダイヤフラム下蓋4aの中心ガイド
孔5を貫通させてダイヤフラム3に連結している。ダイ
ヤフラム3と下蓋4aとの間に負圧を作用させ、ダイヤ
フラム3を閉弁方向(図中下方)に変位させるための室
6を形成している。図面は閉弁状態を示し、入口7から
入る有圧水(上水道水)は弁座8の手前で弁体2により
通水が遮断されている。本発明は上記構成のバルブに於
いて弁体2を上方に開弁保持させて通水させ、出口9か
ら給水せんとする槽に送水させ、その槽の水位が所定の
水位に上昇すると、負圧作用室6に負圧を作用させ、弁
体2を自動的に閉弁させようとするものである。即ち弁
体2を開閉状態に保持させるための機構10をダイヤフ
ラム筐4の上蓋4b上に装置している。この機構10は
、ダイヤフラム3の上面中央に取付体11を突設して上
蓋4bの切欠窓から突出させると共に、この左右の上蓋
4b上にセットレバー12と手動レバー13とを各ブラ
ケット14,15及びピン16,17により上下に揺動
自在に枢着し、夫々の中央端2又部を取付体11のピン
18に嵌止し、コイルバネ19をピン16と手動レバー
13のバネ止着ピン20との間に引張状に装架して構成
している。手動レバー13の他端をカバー21の側面の
切欠窓21から外部に突出させ、この部分を押し下げる
と、各レバー12,13を図示の下方にく字状に屈折し
た閉弁状態からコイルバネ19を伸縮させて上方にく字
状に回動屈折させ、弁体2を開弁させると共に、この状
態を保持させ得るよ−うにしている。
孔5を貫通させてダイヤフラム3に連結している。ダイ
ヤフラム3と下蓋4aとの間に負圧を作用させ、ダイヤ
フラム3を閉弁方向(図中下方)に変位させるための室
6を形成している。図面は閉弁状態を示し、入口7から
入る有圧水(上水道水)は弁座8の手前で弁体2により
通水が遮断されている。本発明は上記構成のバルブに於
いて弁体2を上方に開弁保持させて通水させ、出口9か
ら給水せんとする槽に送水させ、その槽の水位が所定の
水位に上昇すると、負圧作用室6に負圧を作用させ、弁
体2を自動的に閉弁させようとするものである。即ち弁
体2を開閉状態に保持させるための機構10をダイヤフ
ラム筐4の上蓋4b上に装置している。この機構10は
、ダイヤフラム3の上面中央に取付体11を突設して上
蓋4bの切欠窓から突出させると共に、この左右の上蓋
4b上にセットレバー12と手動レバー13とを各ブラ
ケット14,15及びピン16,17により上下に揺動
自在に枢着し、夫々の中央端2又部を取付体11のピン
18に嵌止し、コイルバネ19をピン16と手動レバー
13のバネ止着ピン20との間に引張状に装架して構成
している。手動レバー13の他端をカバー21の側面の
切欠窓21から外部に突出させ、この部分を押し下げる
と、各レバー12,13を図示の下方にく字状に屈折し
た閉弁状態からコイルバネ19を伸縮させて上方にく字
状に回動屈折させ、弁体2を開弁させると共に、この状
態を保持させ得るよ−うにしている。
勿論、弁体2の閉弁状態も同様にコイルバネ19と各レ
バー12,13の屈折とにより保持される。セットレバ
ー12の他端はコ字形にし、上蓋4b上に固定したスト
ッパー22を挿入位置させ、弁体2の上下限界移動量を
設定している。このように弁体2を開弁、閉弁のいずれ
の側にも一定の加圧力で押圧定置させることは、ダイヤ
フラム吊時による不安定な挙動を抑制させ、作動を確実
にする上で重要なことである。次に出口9から給水を受
ける個所が所定の水位になると負圧作用室6に負圧を作
用させるため、負圧作用室6に負圧連通路23aと水位
設定管23bを設ける。
バー12,13の屈折とにより保持される。セットレバ
ー12の他端はコ字形にし、上蓋4b上に固定したスト
ッパー22を挿入位置させ、弁体2の上下限界移動量を
設定している。このように弁体2を開弁、閉弁のいずれ
の側にも一定の加圧力で押圧定置させることは、ダイヤ
フラム吊時による不安定な挙動を抑制させ、作動を確実
にする上で重要なことである。次に出口9から給水を受
ける個所が所定の水位になると負圧作用室6に負圧を作
用させるため、負圧作用室6に負圧連通路23aと水位
設定管23bを設ける。
負圧連通路23aは弁体2の中心にベンチユリー喉部8
aと室6内とに向つて開口する小孔を穿設して形成する
。水位設定管23bは下蓋4bのホース接続口24に可
撓性ホースを接続し、この先部を出口9から給水を受け
る個所の任意の水位に吊下保持させて構成する。すなわ
ち、開弁時のベンチユリー喉部8a内の送水主流によつ
て負圧連通路23aを通して室6の空気を主流中に吸引
排出させ、液面が水位設定管23bの開口先端に達する
まての間、外気を水位設定管23bを通して室6に吸入
させ、ダイヤフラム3の変位を防止させる。そして液面
が所定の水位に上昇し、水位設定管23bの吊下先部が
液面によつて浸漬閉塞されることにより、室6内への外
気の吸入を停止させ、室6の排気のみ継続させて室6内
を減圧させる。水位設定管23bの管径を適当に選定す
れば、室6まで水が水位設定管23bを上昇することな
く、それ以前に室6内の負圧がダイヤフラム3を下方に
彎曲させることになる。
aと室6内とに向つて開口する小孔を穿設して形成する
。水位設定管23bは下蓋4bのホース接続口24に可
撓性ホースを接続し、この先部を出口9から給水を受け
る個所の任意の水位に吊下保持させて構成する。すなわ
ち、開弁時のベンチユリー喉部8a内の送水主流によつ
て負圧連通路23aを通して室6の空気を主流中に吸引
排出させ、液面が水位設定管23bの開口先端に達する
まての間、外気を水位設定管23bを通して室6に吸入
させ、ダイヤフラム3の変位を防止させる。そして液面
が所定の水位に上昇し、水位設定管23bの吊下先部が
液面によつて浸漬閉塞されることにより、室6内への外
気の吸入を停止させ、室6の排気のみ継続させて室6内
を減圧させる。水位設定管23bの管径を適当に選定す
れば、室6まで水が水位設定管23bを上昇することな
く、それ以前に室6内の負圧がダイヤフラム3を下方に
彎曲させることになる。
即ち大気圧との差圧によりダイヤフラム3を下方に彎曲
させ、弁開閉状態保持機構10のレバー12,13をコ
イルスプリング19に抗して下方にく字状に屈曲させ、
閉弁させると共に、コイルバネ19は閉弁方向に弁体2
を押圧定置させる。このように閉弁させ、通水を遮断す
ると、開放状態の負圧連通路23aから外気が室6内に
入るが、閉弁状態は保持される。さて、使用の実際にお
いてこの方式により自動的に閉弁させた場合、閉弁動作
が早いためウォーターハンマーを生じ、音が発するし、
管路の破壊・を生じる虞れがある。
させ、弁開閉状態保持機構10のレバー12,13をコ
イルスプリング19に抗して下方にく字状に屈曲させ、
閉弁させると共に、コイルバネ19は閉弁方向に弁体2
を押圧定置させる。このように閉弁させ、通水を遮断す
ると、開放状態の負圧連通路23aから外気が室6内に
入るが、閉弁状態は保持される。さて、使用の実際にお
いてこの方式により自動的に閉弁させた場合、閉弁動作
が早いためウォーターハンマーを生じ、音が発するし、
管路の破壊・を生じる虞れがある。
すなわち、水は非圧縮性であるため、急激な遮断と同時
に突力を生じ音を生じるし、弁のすぐ前の水圧が速度低
下により上昇して管路に悪影響を及ぼす。そこで弁体2
の弁座8への閉合面の中央部に弁座孔より若干小径の流
量調節用突部2bを形成する。この突部2bは弁体2に
弁棒2aと同形に一体に形成する。なお、負圧連通路2
3aはこの突部の肉質中を貫通して下端に開口させる。
弁座8に当接させるバッキング25は輪状に形成して突
部2bの基部に嵌着すjる。このようにすると、閉弁時
に突部2bの弁座8への先行する挿入により流量を1段
低下させ、開弁速度が同一であつても、速やかに閉じた
ように流体制御を行なわせて上述のウォーターハンマー
問題を解決できる。第2図は上記突部2bの更に具体的
な実施例を示すものであり、ゴム製の主バッキング25
下の突部2b上にそれより硬質の塩化ビニールその他の
樹脂製の輪体26を嵌合し、ナット27を突部2bの雄
ネジ部に螺着して輪体26を主バッキング25上に締付
固定したものであり、この輪体26は弁座孔より僅かに
小径にしている。
に突力を生じ音を生じるし、弁のすぐ前の水圧が速度低
下により上昇して管路に悪影響を及ぼす。そこで弁体2
の弁座8への閉合面の中央部に弁座孔より若干小径の流
量調節用突部2bを形成する。この突部2bは弁体2に
弁棒2aと同形に一体に形成する。なお、負圧連通路2
3aはこの突部の肉質中を貫通して下端に開口させる。
弁座8に当接させるバッキング25は輪状に形成して突
部2bの基部に嵌着すjる。このようにすると、閉弁時
に突部2bの弁座8への先行する挿入により流量を1段
低下させ、開弁速度が同一であつても、速やかに閉じた
ように流体制御を行なわせて上述のウォーターハンマー
問題を解決できる。第2図は上記突部2bの更に具体的
な実施例を示すものであり、ゴム製の主バッキング25
下の突部2b上にそれより硬質の塩化ビニールその他の
樹脂製の輪体26を嵌合し、ナット27を突部2bの雄
ネジ部に螺着して輪体26を主バッキング25上に締付
固定したものであり、この輪体26は弁座孔より僅かに
小径にしている。
これによれは流量調節による初期の効果はもとより、主
バッキング25の取付けが確実となり、このトリム部の
耐久性もよい。次に本発明に於いては第3図に示す様に
U字形のジョイント管28の一端を自在水栓29にその
首振り管30を取り外して接続し、ジョイント管28の
他端の水平状の屈曲端部に弁本体1の入口を接続して取
付支持させ、首振り管30を出口に首振り自在に接続す
ることは多くの個所で見られる自在水栓を使用する家庭
用に簡単に何の工事も要せす組付使用できる。
バッキング25の取付けが確実となり、このトリム部の
耐久性もよい。次に本発明に於いては第3図に示す様に
U字形のジョイント管28の一端を自在水栓29にその
首振り管30を取り外して接続し、ジョイント管28の
他端の水平状の屈曲端部に弁本体1の入口を接続して取
付支持させ、首振り管30を出口に首振り自在に接続す
ることは多くの個所で見られる自在水栓を使用する家庭
用に簡単に何の工事も要せす組付使用できる。
又、水位設定管23bは第3図で図示のように長尺にし
、丸くたぐつて弁本体1の外周上に嵌着された止め金具
31の挿通孔32に挿通吊下すれば、その吊下長さの調
整(液面高さの調整)が人手てホースを上下に引つ張る
ことにより簡単に行なわれるし、ホースが屈曲部の掛止
摩擦力によりズレ下がることもない。
、丸くたぐつて弁本体1の外周上に嵌着された止め金具
31の挿通孔32に挿通吊下すれば、その吊下長さの調
整(液面高さの調整)が人手てホースを上下に引つ張る
ことにより簡単に行なわれるし、ホースが屈曲部の掛止
摩擦力によりズレ下がることもない。
このホースの下端開口部,には重りのためと使用中に取
扱者が怪我をしないよう口金筒33を付け、液面の波立
ちによる影響をなくして液中に確実に浸漬させ、この器
具をもつて速やかに作動させるようにする。以上のよう
に本発明は、入口と出口とをもち、途中に弁座を形成し
た弁本体と、弁本体内と隔離した状態で弁本体に取付け
られ、ダイヤフラムによつて内部を大気室と負圧室とに
区画されたダイヤフラム装置と、一端を上記ダイヤフラ
ムに連結され、他端を弁本体内の弁座に送水方向側から
閉4鎖する如く対応させ、かつ、弁座への閉合面の中央
部に弁座孔より若干小径の流量調節用突部を設ける共に
、この他端により弁座部にベンチユリー喉部を形成させ
た弁体と、一端をダイヤフラム負圧室に開口し、他端を
前記弁座部のベンチユリー・喉部に開口する如く上記弁
体内に貫通状に形成した負圧連通管と、一端をダイヤフ
ラム負圧室に連通させ、他端を任意高さに設定し得る如
く弁本体等に掛止させ得るようにした水位設定管と、ダ
イヤフラム大気室側に設けられ、ダイヤフラムへの結合
ピンに夫々の一端を掛合させ、かつ、該結合ピンを中央
にして略対称的にくの字状に屈曲するように2個の揺動
レバーを枢着し、両レバー間に張設したスプリングによ
つて、両レバーの枢着点と上記結合ピンとが一直線状と
なる位置を上記ス・プリングの死点として上記結合ピン
を上記死点の両側いずれかの屈曲位置に保持させるべく
なし、かつ、一方のレバーにより手動操作可能となした
弁開閉状態保持機構とからなる液面自動停止バルブであ
るから液面が所定水位に上昇すると、負圧作用室に負圧
を作用させ、ダイヤフラムを介して弁開閉状態保持機構
を閉弁側に作動させることができ、従つて液面自動停止
がフロート、電動モーター、電磁弁等を用いずに簡単合
理的になされる。
扱者が怪我をしないよう口金筒33を付け、液面の波立
ちによる影響をなくして液中に確実に浸漬させ、この器
具をもつて速やかに作動させるようにする。以上のよう
に本発明は、入口と出口とをもち、途中に弁座を形成し
た弁本体と、弁本体内と隔離した状態で弁本体に取付け
られ、ダイヤフラムによつて内部を大気室と負圧室とに
区画されたダイヤフラム装置と、一端を上記ダイヤフラ
ムに連結され、他端を弁本体内の弁座に送水方向側から
閉4鎖する如く対応させ、かつ、弁座への閉合面の中央
部に弁座孔より若干小径の流量調節用突部を設ける共に
、この他端により弁座部にベンチユリー喉部を形成させ
た弁体と、一端をダイヤフラム負圧室に開口し、他端を
前記弁座部のベンチユリー・喉部に開口する如く上記弁
体内に貫通状に形成した負圧連通管と、一端をダイヤフ
ラム負圧室に連通させ、他端を任意高さに設定し得る如
く弁本体等に掛止させ得るようにした水位設定管と、ダ
イヤフラム大気室側に設けられ、ダイヤフラムへの結合
ピンに夫々の一端を掛合させ、かつ、該結合ピンを中央
にして略対称的にくの字状に屈曲するように2個の揺動
レバーを枢着し、両レバー間に張設したスプリングによ
つて、両レバーの枢着点と上記結合ピンとが一直線状と
なる位置を上記ス・プリングの死点として上記結合ピン
を上記死点の両側いずれかの屈曲位置に保持させるべく
なし、かつ、一方のレバーにより手動操作可能となした
弁開閉状態保持機構とからなる液面自動停止バルブであ
るから液面が所定水位に上昇すると、負圧作用室に負圧
を作用させ、ダイヤフラムを介して弁開閉状態保持機構
を閉弁側に作動させることができ、従つて液面自動停止
がフロート、電動モーター、電磁弁等を用いずに簡単合
理的になされる。
特に弁体の一端と弁本体内とでベンチユリー喉部を形成
し、かつ、弁体の肉質中に負圧連通孔を設けることによ
りバルブ全体の構造が簡略化されるのみならす、負圧作
用室に負圧を確実に発生させることができ、作動の信頼
性が向上される。更に弁開閉時のウォーターハンマー現
象の発生を緩和させ、使用の向上を図ることが出来、又
自在水栓を開放のままで手動レバーの上下動によりワン
タッチの開閉が可能であると共に、一般に普及して居る
首振り管付きの自在水栓を別段の工事を要せず液面自動
停止バルブとなし得て誠に有用な発明である。
し、かつ、弁体の肉質中に負圧連通孔を設けることによ
りバルブ全体の構造が簡略化されるのみならす、負圧作
用室に負圧を確実に発生させることができ、作動の信頼
性が向上される。更に弁開閉時のウォーターハンマー現
象の発生を緩和させ、使用の向上を図ることが出来、又
自在水栓を開放のままで手動レバーの上下動によりワン
タッチの開閉が可能であると共に、一般に普及して居る
首振り管付きの自在水栓を別段の工事を要せず液面自動
停止バルブとなし得て誠に有用な発明である。
第1図は本発明の液面自動停止バルブの縦断面図、第2
図は弁体の具体例を示す拡大断面図、第3図は首振り型
水栓に取付けた状態を示す正面図である。 1・・・・・・弁本体、8・・・・・・弁座、8a・・
・・・・ベンチユリー喉部、2b・・・・・・流量調節
用突部、2・・・・・・弁体、2a・・・・・・弁棒、
3・・・・・・ダイヤフラム、6・・・負圧作用室、4
・・・・・・ダイヤフラム筐、10・・・・・・弁開閉
状態保持機構、23a・・・・・・負圧連通路、23b
・・・・・・水位設定管。
図は弁体の具体例を示す拡大断面図、第3図は首振り型
水栓に取付けた状態を示す正面図である。 1・・・・・・弁本体、8・・・・・・弁座、8a・・
・・・・ベンチユリー喉部、2b・・・・・・流量調節
用突部、2・・・・・・弁体、2a・・・・・・弁棒、
3・・・・・・ダイヤフラム、6・・・負圧作用室、4
・・・・・・ダイヤフラム筐、10・・・・・・弁開閉
状態保持機構、23a・・・・・・負圧連通路、23b
・・・・・・水位設定管。
Claims (1)
- 1 入口と出口とをもち、途中に弁座を形成した弁本体
と、弁本体内と隔離した状態で弁本体に取付けられ、ダ
イヤフラムによつて内部を大気室と負圧室とに区画され
たダイヤフラム装置と、一端を上記ダイヤフラムに連結
され、他端を弁本体内の弁座に送水方向側から閉鎖する
如く対応させ、かつ、弁座への閉合面の中央部に弁座孔
より若干小径の流量調節用突部を設けると共に、この他
端により弁座部にベンチユリー喉部を形成させた弁体と
、一端をダイヤフラム負圧室に開口し、他端を前記弁座
部のベンチユリー喉部に開口する如く上記弁体内に貫通
状に形成した負圧連通管と、一端をダイヤフラム負圧室
に連通させ、他端を任意高さに設定し得る如く弁本体等
に掛止させ得るようにした水位設定管と、ダイヤフラム
大気室側に設けられ、ダイヤフラムへの結合ピンに夫々
の一端を掛合させ、かつ、該結合ピンを中央にして略対
称的にくの字状に屈曲するように2個の揺動レバーを枢
着し、両レバー間に張設したスプリングによつて、両レ
バーの枢着点と上記結合ピンとが一直線状となる位置を
上記スプリングの死点として上記結合ピンを上記死点の
両側いずれかの屈曲位置に保持させるべくなし、かつ、
一方のレバーにより手動操作可能となした弁開閉状態保
持機構とからなる液面自動停止バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51070038A JPS6044538B2 (ja) | 1976-06-14 | 1976-06-14 | 液面自動停止バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51070038A JPS6044538B2 (ja) | 1976-06-14 | 1976-06-14 | 液面自動停止バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52153239A JPS52153239A (en) | 1977-12-20 |
JPS6044538B2 true JPS6044538B2 (ja) | 1985-10-04 |
Family
ID=13420005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51070038A Expired JPS6044538B2 (ja) | 1976-06-14 | 1976-06-14 | 液面自動停止バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044538B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107532415B (zh) * | 2015-03-12 | 2020-06-02 | 芙洛玛斯特公司 | 抗虹吸引流器 |
-
1976
- 1976-06-14 JP JP51070038A patent/JPS6044538B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52153239A (en) | 1977-12-20 |
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