JPS6042809B2 - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPS6042809B2
JPS6042809B2 JP52141670A JP14167077A JPS6042809B2 JP S6042809 B2 JPS6042809 B2 JP S6042809B2 JP 52141670 A JP52141670 A JP 52141670A JP 14167077 A JP14167077 A JP 14167077A JP S6042809 B2 JPS6042809 B2 JP S6042809B2
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aqueous
acid
resin
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JP52141670A
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黎三郎 富岡
文夫 吉野
昭雄 翠川
陽治 飯坂
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明のビニル系共重合体水性分散液からなる繊維、紙
、皮革及び類似物質の処理剤として有用なる樹脂組成物
に関する。
従来、繊維、紙、皮革及び類似物質の処理には、尿素樹
脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂等に硬化触媒を加え
た処理剤が用いられ、これに必要に応じて天然または合
成高分子膠質水溶液、合成樹脂エマルジョン、合成ゴム
ラテックス、ポリウレタン樹脂等が適宜添加され、更に
必要に応じて柔軟剤、撥水剤等が添加されていた。
ここで合成樹脂エマルジョンを用いる場合、従来、合成
樹脂エマルジョンとしては、ポリ酢酸ビニルエマルジョ
ン、酢酸ビニル共重合体エマルジョン、アクリル酸エス
テル共重合体エマルジョン等のビニル系樹脂エマルジョ
ンが使用されてきた。
しカルながら、これら合成樹脂エマルジョンは、いづれ
も乳化重合の際の重合反応を安定に進めるため及び生成
エマルジョンの安定性保持のために多くの場合各種の界
面活性剤あるいはヒドロキシエチルセルロースやポリビ
ニルアルコールを含んでいるため、繊維、紙、皮革及び
類似物質(以下単に繊維物質と表す。)の樹脂加工時に
発泡現象を伴い、取扱い作業の能率を著るしく低下せし
める。また樹脂加工された前記繊維物質の耐水性を低下
せしめ、さらに強度の低下をきたす。従つて、本発明は
従来の合成樹脂エマルジョンの欠点を改良し、樹脂加工
時の作業性を向上せしめ、処理された繊維物質が独特の
風合を有し、強度が改善されるだけでなく優秀な耐摩耗
性、耐洗濯性、耐ドライクリーニング性及び柔軟性を増
す等多くの利点を有するほか、さらに前記の尿素樹脂、
メラミン樹脂等を添加しなくとも繊維物質の引裂強度、
耐洗濯性、耐ドライクリーニング性、耐摩耗性を向上せ
しめ、柔軟性のある独得の風合を有する。繊維、紙、皮
革等の繊維物質の樹脂加工に最適なる合成樹脂水性分散
液組成物を提供することを目的とする。本発明は、一般
式HOCH2−S−CH2OH(式中Rは1〜3個の炭
素原子を有するアルキル基)で示されるグリコールを2
0〜70当量%含むグリコール成分と不飽和ジカルボン
酸5〜30当量%及び芳香族ジカルボン酸を10〜70
当量%含むジカルボン酸成分とからなり、平均分子量が
1000〜2500で分子中に少なくとも1個のペンダ
ントカルボキシル基を有するポリエステルポリオールと
有機ポリイソシアネートを反応させてポリウレタンプレ
ポリマーを得、これを水中においてジアミノ化合物で鎖
伸長すると同時に該プレポリマーのペンダントカルボキ
シル基を塩基性化合物で中和することにより得られたポ
リウレタン水溶液中で、カルボキシル基、アミノ基から
選ばれた1つの極性基を含む少なくとも1種のエチレン
性不飽和単量体0.1〜5重量部及びその他の共重合可
能なエチレン性不飽和単量体95〜99.踵量部をラジ
カル共重合することにより得られた共重合体水性分散液
であつて、該共重合体の見掛けの第二次転移点(Tg値
)が−40〜30℃である、繊維物質の処理剤として有
用なる水性分散液樹脂組成物に関する。
本発明て使用されるポリウレタン水溶液は具体的には次
のようにして製造される。すなわち、前 l
記一般式HOCH2−9−CH2OH(式中Rは1〜3
個の炭素原子を有するアルキル基)で示されるグリコー
ルとは、2●2−ジメチロールプロピオン酸、2・2−
ジメチロール酪酸及び2・2−ジメチロール吉草酸のこ
とであり、これらのグリコールと併用される他のグリコ
ールとは、例えばエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1●2−プロピレン
グリコール、トリメチレングリコール、1●3−ブチレ
ングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、デカメチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、オクタンジオール、キシレングリコール
、トリシクロデカンジメ宇ロール、水添ビスフェノール
A1ビスフェノールAのエチレンオキサイドもしくはプ
ロピレンオキサイド付加物など当該技術分野でよく知ら
れたグリコールである。これらのグリコール成分は3種
以上の混合物であつてもよいが、前記一般式で示される
グリコールがグリコール成分の20〜70当量%を占め
なければならない。この場合、20当量%より少ないと
最終生成物である共重合体水性分散液を安定に製造でき
ないばかりか、得られた水性分散液は安定性が悪い。ま
た逆に70当量%より多いと水性分散液から得られた被
膜は耐水性に劣り、従つて樹脂加工した繊維物質は耐洗
濯性などに欠点が現われる。本発明のポリエステルポリ
オールは、前記したグリコール成分と不飽和ジカルボン
酸成分とを反応させて得られるものであればよく、公知
の方法で容易に製造される。
すなわち、エステル化反応゛に限らずエステル交換反応
であつても良い。つまり本発明のポリエステルポリオー
ルはグリコールとジカルボン酸の低級アルキルエステル
を使用してエステル交換反応によつても製造できる。不
飽和ジカルボン酸としては例えばイタコン酸、マレイン
酸、フタル酸等があり、また芳香族ジカルボン酸として
は、例えばフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、一
般式HOOCK○×(CH2)NK●)℃00H(式中
、nは0または1〜6の整数)で表わされるジカルボン
酸等がある。
またこの他のカルボン酸として例えばこはく酸、アジピ
ン酸、マロン酸、セノく壬ソ酸74/−7イソ酢竺ゐく
世糾゛こh 六こL?νれらのジカルボン酸の低級アル
キルエステル類も挙げられる。もちろん、ジカルボン酸
成分は3種以上の混合物であつてもよい。いずれにせよ
前記したごとく不飽和ジカルボン酸はジカルボン酸成分
の5〜30当量%を占めなければならなく、また芳香族
ジカルボン酸はジカルボン酸成分の10〜70当量%を
占めなければならない。この場合、不飽和ジカルボン酸
は5当量%未満であると最終生成物である共重合体水性
分散液は安定性の悪いものである。一方30当量%を越
えるとポリウレタン水溶液中でのラジカル共重合の際重
合反応を安定に行なえない。これは水溶性ポリウレタン
中の2重結合にエチレン性不飽和単量体が過剰にグラフ
トするため重合反応を安定に進め得ないためと思われる
。また芳香族ジカルボン酸はジカルボン酸成分の10〜
70当量%を占めなければならない。この楊合、10当
量%より少ないと得られた水溶性ポリウレタンの耐加水
分解性が悪いばかりでなく、最終生成物である水性分散
液の安定性が十分でない。こうして平均分子量が100
0〜2500で分子中に少なくとも1個のペンダントカ
ルボキシル基を有するポリエステルポリオールが得られ
たら、これを過剰量のポリイソシアネートと公知の方法
に従つて40〜1400Cで反応させることにより、末
端がNCO基でペンダントカルボキシル基を有するポリ
ウレタンプレポリマーを調製する。
反応は無溶剤下でも行ないうるが、反応を均一に行なわ
せるために、例えばジオキサン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、アセトニトリル、酢酸エチル、テトラヒドロ
フランなどのNCO基に対して不活性と水との親和性の
大きい有機溶剤を使用してを良い。有機ポリイソシアネ
ートは単独または組合せて用いられる。かかる例として
2・4−トリレンジイソシアネート、2●6−トリレン
ジイソシアネート、4●4″ージフェニルメタンジイソ
シアネート、mーフェニレンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシ
アネートエステル、1●4−シクロヘキシレンジイソシ
アネート、4・4″−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、3●3−ジメチルー4●4″−ビフエニレン
ジイソシアネート、3◆3″ージメトキシー4・4″−
ビフエニレンジイソシアネート、3・3″−ジクロロー
4・4″−ビフエニレンジイソシアネート、1●5ーナ
フタレンジイソシアネート、1●5ーテトラヒドロナフ
タレンジイソシアネート、イソホロジイソシアネートな
どが挙げられる。有機ポリイソシアネートはポリエステ
ルポリオールに対して当量比で1.3〜2。5使用する
この場合、1.3より少ないとポリウレタンプレポリマ
ーがゲル化する傾向があり、一方2.5を越えるとポリ
ウレタン水溶液を製造する際、水に対する溶解性が悪く
水溶化できないばかりか最終生成物である水性分散液を
生成する際のラジカル共重合反応を安定に進めえない。
またポリウレタンプレポリマーを調製する際ポリエステ
ルポリオールにポリウレタン技術でよく知られているよ
うに低分子量グリコールに併用しても良く、このような
低分子量グリコールとしては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1●2
−プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1
・3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール
、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコール
、オクタンジオール、トリシクロデカンジメチロール、
水添ビスフェノールA等がある。
これらは2種以上混合してもよい。次いで、このように
して得られたポリウレタンプレポリマーは必要に応じて
NCO基に対して不活性で水との親和性の大きい前述の
ような有機溶剤で希釈し、あらかじめ水に溶解または混
合した該プレポリマーの末端NCO基に対して0.7〜
1.1当量の第1級または第2級ジアミノ化合物並びに
該ポリウレタンプレポリマーのペンダントカルボキシル
基に対して0.9〜1.1当量の塩基性化合物とを反応
させ、鎖伸長とペンダントカルボキシル基の中和を同時
に行ない、次いで存在すれば有機溶剤を例えば減圧蒸留
により除去してポリウレタン水溶液が得られる。
この場合、第1級または第2級ジアミノ化合物としては
例えばエチレンジアミン、ジフェニルジアミン、ジアミ
ノジフェニルメタン、ジアミノシクロヘキシルメタン、
ピペラジン、2−メチルピペラジン、イソホロンジアミ
ン等の脂肪族、脂環族及び芳香族ジアミン及びヒドラジ
ンなどが単独でまたは2種以上混合して使用される。
このジアミノ化合物の使用量が前記使用量を逸脱すると
、得られた最終生成物である水性分散液を樹脂加工した
際変着色する。また適当な塩基性化合物としてはトリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリーn−プロピルア
ミン、トリブチルアミン、トリエタノールアミンのよう
な第3級アミン及び水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウムのような塩基が挙げ
られ、これらを2種以上混合して使用してもよい。鎖伸
長及び中和の際使用する水の量は、特に限定されるもの
ではないが、一般的にはポリウレタン水溶液の樹脂濃度
が1〜4唾量%となるような濃度が好ましい。こうして
得られたポリウレタン水溶液中でビニル重合を行なうが
、水溶性ポリウレタンのラジカル共重合する際の存在量
はエチレン性不飽和単量体の総量に対し0.5〜5鍾量
%、好ましくは1〜4呼量%が適当である。
水溶性ポリウレタンが0。5重量%より少ないとラジカ
ル共重合する際に重合反応を安定に進めることができな
いばかりか得られた水性分散液の安定性に支障をきたす
またその使用量が5鍾量%を越える場合には耐水性が悪
くなる。また本発明において使用されるエチレン性不飽
和単量体のうち、カルボキシル基、アミド基から選はれ
た1つの極性基を含む不飽和単量体としては次のもので
ある。
カルボキシル基含有不飽和単量体としては、アクリル酸
、メタクリル酸、クロトン、2−ヒドロキシアルキルア
クリル酸、α−メタアクリルオキシプロピオン酸等の不
飽和一塩基酸及びこれらの塩類、イタコン酸、マレイン
酸、フマル酸等の不飽和二塩基酸並びにこれらの半エス
テル及び塩類がある。またアミド基含有不飽和単量体と
しては、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド、ジアセトンアクリールアミド等の不飽和酸アミド類
またはその誘導体がある。これらの1種または2種以上
が選択され使用しうる。これらカルボキシル基またはア
ミド基を含有する不飽和単量体の使用量は不飽和単量体
混合物を基準にして0.1〜5重量%が適当であ−る。
0.1重量%より少ないと得られる水性分散液は樹脂加
工時、繊維物質への固着が悪くなり耐洗濯性、耐ドライ
クリーニング性、耐摩耗性等の点に欠点が現われる。
本発明で使用される共重合可能な他のエチレン性不飽和
単量体としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル
、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル等のアクリル酸及びメタクリル酸の炭素数
1〜8個アルキルエステル類、場合によつてはより高炭
素数のアルキルエステル類、スチレン、ビニルトルエン
等の芳香族ビニル化合物、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、第3級カルボンa酸ビニル等のビニルエステル類
、アクリロニトリル、N−ビニルピロリドン等の含窒素
ビニル化合物、クロトン酸メチル、クロトン酸エチルの
如きクロトン酸エステル類、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸の如き不飽和二塩基性カルボン酸のジエステル
類、塩化ビニル、塩化ビニリデンの如きハロゲン化ビニ
ル類、エチレン、プロピレン等のα−オレフィン類、ヒ
ドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキルメ
タクリレートの如きヒドロキシアルキルエステル、グリ
シジルアクリ−レート、グリシジルメタクリレートの如
きエポキシ性含有不飽和単量体、ビニルトルエンスルフ
ォン酸、ビニルスルフォン酸等の不飽和スルフォン酸及
びこれらの塩類、ジアリルフタレート、ジピニルベンゼ
ン、アリルアクリレート、アリルメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリメタクリレート等の一分子中に
2個以上の不飽和結合を有する単量体が用いられ、これ
らの1種または2種以上が選択され使用される。本発明
における共重合体の第二次転移点(Tg値)は−40〜
30℃が好ましい。
Tg値が−40℃より低いと樹脂加工された繊維物質が
柔かくなりすぎて粘着感が生じ基質への密着性が劣り、
一方Tg値が30℃を越えると硬くてもろい性質となり
不向きである。この共重合体のTg値の調節は前記不飽
和単量体を適宜共重合することによりなされる。本発明
における共重合体水性分散液の製造方法については特に
限定されることなく公知のラジカル重合法が採用される
使用する不飽和単量体のタイプと重合触媒系によつて左
右されるが一般には40〜90℃の範囲内で、前記ポリ
ウレタン水溶液中にて一般にラジカル重合する際に用い
られる重合触媒を用い、前記不飽和単量体をラジカル重
合することにより水性分散液が製造される。
本発明の水性分散液を得るには乳化剤、保護コロイドの
存在下でラジカル重合を行うのが望ましいが、差しつか
えない限り陰イオン性乳化剤もしくは非イオン性乳化剤
並びにこれらの混合品を用いることもできる適当な陰イ
オン性乳化剤にはドデシルベンゼンスルフォン酸ソーダ
、ドデシル硫酸ソーダ、アルキルアリールポリエーテル
硫酸塩、アルカリ可溶性オリゴマー等があり、非イオン
性乳化剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル等が
ある。
また保護コロイドとしてはポリビニルアルコール、ポリ
アクリルアミド、ポリアクリル酸の塩類、水溶性セルロ
ーズ誘導体等があり、これら乳化剤、保護コロイドの使
用量は共重合体に対し1重量%以下で使用しうる。この
ようにして樹脂%以下で使用しうる。このようにして樹
脂分濃度1%〜70%程度の共重合体水性分散液を製造
できるが、好ましくは樹脂分30%〜50%のエマルジ
ョンが実際的である。
以上のようにして製造された本発明による共重合体水性
分散液を適用し得る繊維物質には、あらゆる種類の織物
、布及び革、紙が包含される。織物及び布の繊維または
糸の例としては、木綿、レーヨン、絹、羊毛、麻、酢酸
繊維素の如き繊維素エステル、力ティン及び大豆プロテ
インの如き蛋白質、ナイロン、ポリエチレンテレフタレ
ートの如きポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリ
ロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ア
クリロニトリルー酢酸ビニル共重合体及び石綿の如き鉱
物繊維などを挙げることができる。本発明の樹脂組成物
は前記共重合体水性分散液そのままで繊維物質に樹脂加
工できるが、一般に使用される樹脂類及び添加物を共に
適用してもよい。添加物の例としては顔料、染料、可塑
剤、撥水剤、樹脂加工触媒等があり、樹脂類の例として
は尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、天然また
は合成高分子膠質水溶液、合成ゴムラテックス、水溶性
又は水分散ポリウレタン等が挙げられる。樹脂組成物を
繊維物質に適用するのには種々の方法が利用できる。
例えば該樹脂組成物を噴射、ローラーコーディングまた
はナイフコーティング等により繊維物質等に塗布する方
法などがある。樹脂組成物の所望量の繊維物質に適用し
た後、一般には150℃以下の温度で乾燥することによ
り、従来の如何なる樹脂加工法によつても達成され得な
かつた前記の如き特徴を有する繊維物質が得られる。次
に実施例を挙げて本発明の詳細な説明するが、それによ
つて本発明が限定されるものではない。
以下、部及び%は特記なき限り重量部及び重量%を表わ
すものである。゛くポリウレタン水溶液の調製〉 ポリウレタン水溶液1 3672yのテトラメチレングリコールと2490yの
イソフタル酸を200℃で8時間反応させ、これを12
0℃まで冷却後、1300yのイタコン酸、3650y
をアジピン酸及び2680yの2・2″−ジメチロール
プロピオン酸を加えて再び170℃に昇温し、この温度
で23!If間反応させることによつて0H基価100
1酸化98のポリエステルを得た。
このポリエステル560gを減圧下100℃で脱水し、
その後冷却して347yのメチルエチルケトンを加え、
十分攪拌混合し、次いで250yの4●4″ージフェニ
ルメタンジイソシアネートを加えて70℃に加した。こ
の温度で2時間反応後463yのメチルエチルケトンを
加えて希釈した。38.7yのピペラジンと102yの
トリエチルアミンをあらかじめ3000gの水に溶解さ
せて得られたアミン水溶液に、前記ポリウレタンプレポ
リマー溶液を徐々に加えて粘稠で透明な反応生成物を得
た。
これを減圧下65℃にメチルエチルケトンを除去した後
、水を加えて濃度の調整を行ない、不揮発分25.0%
、粘度120CpSNPH7.0の微黄色透明なポリウ
レタン水溶液を得た。ポリウレタン水溶液■ 4425yのヘキサメチレングリコール、1411gの
イソフタル酸及び553gをイタコン酸及び4343q
のアジピン酸を加熱溶触攪拌し、酸価60まで200℃
で11時間反応させた。
次に120℃まで冷却して1340yの2・2−ジメチ
ロールプロピオン酸を加え再び170℃に加熱し托時間
反応させることにより0H基価53.酸価53.5のポ
リエステルを得た。このポリエステル10509を減圧
下100℃で脱水し、その後50℃まで冷却して215
yのメチルエチルケトンを加えた。その後168fのヘ
キサメチレンジイソシアネートを加え、70℃で5時間
反応後30゜Cまで冷却し、597fのアセトンを加え
て希釈しポリウレタンプレポリマー溶液を得た。このポ
リウレタンプレポリマー溶液を、あらかじめ50qの2
−メチルピペラジンと101fのトリエチルアミンを2
384fの水に溶解せしめて得られたアミン水溶液中に
、徐々に注み込み粘稠で透明な生成物を得た。
これを減圧下55℃にて溶剤を除去した後、水を加て濃
度を調整し、不揮発分35%、粘度320CpS..P
H7.1の微橙黄色透明なポリウレタン水溶液を得た。
ポリウレタン水溶液■ 217yのエチレングリコール、315gのテトラメチ
レングリコール及び310.4yのテレフタル酸ジメチ
ルを200℃で5時間、メタノール留出量102.4y
まで反応させ、次いで120℃まで冷却して1050y
のセバシン酸及び156yのイタコン酸を加え、200
℃でu時間、酸価61まで反応させ、酸び120℃まで
冷却して296ダの2・2−ジメチロール酪酸を加えて
180℃で9時間反応させることにより0H基価53.
5、酸化53.4のポリエステルを得た。
このポリエステル1050yを850yの1・2−プロ
ピレングリコールと483ダのキシリレンジイソシアネ
ートとを405qのメチルエチルケトン中で70℃にて
5時間反応させた後、675yのメチルエチルケトンで
希釈しポリウレタンプレポリマー溶液を得た。このポリ
ウレタンプレポリマー溶液を、4170gの水に溶解せ
しめた49yのエチレンジアミン及び82yの炭酸水素
ナトリウムの水溶液を加えて、粘稠て透明な反応生成物
を得た。
これを減圧下65℃にてメチルエチルケトンを除去した
後、水を加えて濃度を調節して、不揮発分31%、粘度
7■PSlPH7.lの淡黄色で透明なポリウレタン水
溶液を得た。実施例1 (a)攪拌器付ステンレス製反応容器にコンデンサー、
温度計、滴下ロードを取りつけ、容器中の空気を窒素置
換した後下記組成の溶液を仕込んだ。
脱イオン水 1356部FeC
l3●61120(7)0.5%水溶液 4ナ
トリウムホルムアルデヒドスルホキシレート
3ポリウレタン水溶液1(不揮発分
25%)85.7アンモニア水(28%)
4次いで反応容器内温度を60℃に調節し、攪
拌しつつアクリル酸ブチル550部、メタクリル酸メチ
ル4(9)部及びメタクリル酸頷部からなる単量体混合
物並びに10娼の脱イオン水に過流酸アンモニウム3部
を溶解した触媒溶液を180分間かけて滴下し重合させ
た。
この間容器内温度は60±2゜Cに調整した。滴下終了
後も同温度にて1時間攪拌した。尚、反応中のPHはア
ンモニア水(28%)を用いPH6〜7になるように調
節した。攪拌終了後、内容物を30℃に冷却し、28%
アンモニア水にてPH7〜9に調節し枦過した。得られ
た共重合体分散液は固形分濃度40%で安定なものであ
つた。
また共重合体のTg値は−3℃であり発泡の少ない水性
分散液であつた。この分散液をガラス板上に塗布して1
30℃8時間加熱したが、得られたフィルムは無色透明
で全く着色を認めなかつた。これは分散液A−1とする
。尚、比較の為前記分散液A−1の製造時にポリウレタ
ン水溶液1を除き代りに界面活性剤を使用し、他は上記
の方法と全く同様に反応させて固形分濃度40%に調整
した分散液をB−1とする。界面活性剤は単量体1(1
)部に対しエマール0(ナトリウムラウリルサルフェー
ト;花王アトラス社)0.3部及びノイゲンEA−17
0(ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル;第
一工業製薬社)3.5部を使用した。(b)上記(a)
で得た共重合体分散液A−1を使用してアクリルジヤー
ジの腰付風合加工を行ない、風合の洗濯疲労度を測定し
た結果は次の通りである。
同時に本発明の効果を明らかにするため分散液B−1に
ついても同様に行ないその結果を比較した。O加工条件 原 反:アクリルジヤージ 樹脂加工液:分散液A−1またはB−1の6部
を水で希釈して10娼とする。
絞 りニ90% ベーキングニ130X3分 洗 濯:JIS上−1042F−1法による。
O測定方法剛軟度:クラーク式剛軟度測定法 前表の結果から分散液A−1によつて処理した加工は、
分散液B−1によつて処理した加工布に比べて優秀な耐
洗濯性を示すもことが判る。
(C)分散液A−1及び比較のための分散液B−2を用
いて下記の如き処方に従つて調整された樹脂加工中にナ
イロンネットを浸漬して樹脂加工を行つた。加工条件 絞 りニ樹脂付着量;20y1d(固形分換算)乾
燥:80脂C5分 表−2における結果から本発明による分散液を用いて樹
脂加工したナイロンネットは硬く、しかも肉厚感があり
、反撥弾性を富む良好な風合を示した。
またスリップ防止効果も良好なものであつた。実施例2 (a)実施例1と同様にステンレス製反応容器中に下記
組成の溶液を仕込んだ。
脱水イオン水 1355部FeC
l3●6H20(7)0.5%水溶液 4ナ
トリウムホルムアルデヒドスルホキシレート3ポリウレ
タン水溶液■(35%) 114.3アンモニア
水(28%) 4次いで反応容器内温
度を60℃に調節し、攪拌しつつアクリル酸ブチル50
0部、メタクリル酸メチル4m部、ダイアセトンアクリ
ルアミド加部及びアクリル酸m部からなる単量体混合物
並びに100部の脱イオン水に過硫酸アンモニウム3部
を溶解した触媒水溶液を18紛間かけて滴下し重合させ
た。
この間容器内温度は60±2℃に調節した。滴下終了後
も同温度にて1時間攪拌した。尚、反応中のPHはアン
モニア水(28%)を用いPH6〜7になるように調節
した。攪拌終了後、内容物を30゜Cに冷却し28%ア
ンモニア水にてPH7〜9に調整し淵過した。得られた
共重合体分散液は固形分濃度40%で安定なものであつ
た。
また共重合体のTg値は8℃であり発泡の少ない水性分
散液であつた。この分散液をガラス板上に塗布して13
0℃8時間加熱したが、得られたフィルムは無色透明で
全く着色を認めなかつた。この分散液をA−2とする。
尚、比較のため前記分散液A−2の製造時、ポリウレタ
ン水溶液■を除き、代りに界面活性剤を使用し、他は上
記の方法を全く同様に反応させて固形分濃度40%に調
整した分散液B−2とする。界面活性剤は単量体1(1
)部に対し、エマールOを2刀部使用した。(b)分散
液A−2及び比較のための分散液B−2を用いてアクリ
ルジヤージの腰付風合加工を行ない、風合の洗濯疲労度
を測定した結果は、次の通りである。
○加工条件 原 反:アクリルジヤージ 樹脂加工液:分散液A−2またはB−2の6部 を
水で希釈して1(4)部とする。
ベーキングニ130℃×3分 洗 濯:JIS上−1042F′−1法による。
洗濯疲労度:ハンドロメーター(上野山機器社 製
)を用い測定した。上表の結果からの本発明の方法によ
り加工された布は顕著に優れた耐洗濯を有し、肉厚感の
ある、しかも反撥弾性に富んだ良好な風合を示す。
これに対し、分散液B−2で加工された布は耐洗濯性が
悪く硬い風合を有する。(C)分散液A−2及び比較の
ための分散液B−2を用い下表の処方によつて得られた
樹脂加工液を顔料捺染ナイロンタフタ地に含浸させ、マ
ングルで40%絞りに絞り、90℃で3分間予備乾燥し
、更に150℃で2分間熱風式ピンテンターによつてキ
ュアリングした。学振型染色摩擦堅牢度試験機で荷重3
00f摩擦頭カナキン200旙を用いて染色摩擦堅牢度
試験を行ない、樹脂加工の効果を測定した。この結果を
次表に示す。乾式:試片、摩擦頭共に乾燥状態で試験に
供する。湿式:摩擦頭を水で濡らした状態で試験に供す
る。
尚、判定基準は次の如く定めた。
上記測定結果によれば、樹脂加工液による樹脂加工をし
ていない布地に比較して、樹脂加工布は染色摩擦堅牢度
が改善されている。
特に分散液A−2は、分散液B−2に比較して、熱硬化
性樹脂を併用した場合、あるいは併用しない場合でも著
しい差異を示している。実施例3 (a)実施例1と同様にステンレス製反応容器に下記組
成の溶液を仕込んだ。
脱イオン水 13(1)部FeC
l3・61(20(7)0.5%水溶液 4ナ
トリウムアルデヒドスルホキシレート3ポリウレタン水
溶液■(31%) 161.3アンモニア水(28
%) 4イタコン酸
15次いで反応容器内温度を60℃に調節し、
攪拌しつつアクリル酸ブチル5(イ)部及びメタクリル
酸メチル435部からなる単量体混合物並びに100部
の脱イオン水に過硫酸アンモニウム3部を溶解した触媒
水溶液を18紛間かけて適下し重合させた。
この間容器内温度は60±2゜Cに調節した。尚、反応
中のPHはアンモニア水(28%)を用い、PH6〜7
になるように調節した。滴下終了後、同温度にて1時間
攪拌した。さらに内容物を30℃に冷却後、28%アン
モニア水にてPH7〜9に調節しろ過した。得られた共
重合体分散液の固形分濃度を40%に調節した。この重
合体分散液は安定なものであつた。
また共重合体のTg値は8℃であり、しかも発泡の少な
い水性分散液であつた。この分散液をガラス板上に塗布
して130℃8時間加熱したが、得られたフィルムは無
色透明で全く着色を認め−なかつた。これを分散液A−
3とする。尚、比較のため前記分散液A−3の製造時、
ポリウレタン水溶液■を除き代りに界面活性剤を使用し
、他は上記の方法を全く同様に反応せしめて固形分濃度
40%に調整した分散液をB一3とする。
界面活性剤は単量体1(1)部に対してエマールOを0
.3部及びノイゲンEA−170を4部使用した。(b
)上記(a)で得た共重合体分散液A−3及びB一3、
また前記実施例1及び2で得た共重合体分散液A−1、
A−2、B−1及びB−2をそれぞれ水で固形分濃度1
0%に希釈し、次いで市販トリメトキシメチロールメラ
ミンの70%溶液を前記分散液1(1)部に対して5部
の比率になるように混合した。
この混合液に晒クラフトバルブ50%及び晒サルフアイ
トパルプ50%よりなる坪量80g1c1tのサイズ紙
を浸漬し、バルブ分に対し上記重合体分散液の固形分が
10%となるように過剰の液を圧し絞つて除去した。次
いでこのように処理した紙を105゜Cで10分間乾燥
させた。この樹脂加工紙の特性は次表の如くであつた。
−)1.5デニール、長さ5Tmのビスコースレーヨン
(1)部及びあらかじめカナデイアンフリーネス400
ccに叩解した晒クラフトバルブ40部を混合し、バル
ブ離離解機中で濃度1%となるように水分中に分散せし
め、この繊維スラリーに更に前記分散液A−1、A−2
、A−3及び比較のための分散液B−1、B−2、B−
3をそれぞれ繊維分に対して固形分で15%になるよう
に加え、次いで′4市販トリメチロールメラミンに塩酸
を加えることによつて予め調整したメラミン酸コロイド
゛を繊維分に対し2%となるように添加し、よく攪拌し
た。
次に、タツピースタンドマシンを用いて、このバルブス
ラリーから坪量50fIdの手抄紙を抄造し、得られた
紙物性は次表の如くである。上表から明らかなように本
発明の共重合体分散液は、優れた物理的性質を紙匹に賦
与せしめ、さらにまた本発明の分散液を和紙様製品、特
に湿式不織布に適用した場合には、繊維に対する歩留ま
りが良好であり、乾燥時における樹脂の移行も殆んど認
められず、従来市販のバインダーの場合に比較して乾燥
時及び湿潤時とも著るしく優れた強度を有し、且つ板状
ではなく織布状に近い均一良好な風合を有する極めて優
れた製品が得られた。
実施例4 (a)実施例1と同様にステンレス製反応容器に下記組
成の溶液を仕込んだ。
脱イオン水 1384部FeC
l3・6H20の0.5%水溶液 4ナトリウ
ムホルムアルデヒドスルホキシレート
3ポリウレタン水溶液■(35%
) 285.7アンモニア水(28%)
4次いで反応容器内温度を70℃に調整し、攪
拌しつつ66アクリル酸ブチル45娼、スチレン520
部、ダイアセトンアクリルアミド2娼及びメタクリル酸
w部からなる単量体混合物゛並びに6゜10α■の脱イ
オン水にノイゲンEA−120(ポリオキシエチレンノ
ニルフェノールエーテル;第一工業製薬社)2部及びタ
ーシヤリーブチルハイドロパーオキサイド3部を混合し
て調整した触媒分散液゛をそれぞれ18紛間かけて適下
し重合させた。
この間容器温度70±2℃に保つた。滴下終了後同温度
にて1時間攪拌した。さらに内容物を30′Cに冷却後
28%アンモニア水にてPH7〜8に調整し淵過した。
得られた重合体分散液は固形分濃度40%で安定なもの
であつた。またこの共重合体のTg値は12′Cであり
発泡の水性分散液であつた。これを分散液A−4とする
。尚、比較のため前記分散液A−4の製造時にポリウレ
タン水溶液■を除き、代りに界面活性剤を使用し、他は
上記の方法と全く同様に反応させて固形分濃度40%に
調整した分散液をB−4とする。
界面活性剤は単量体1(1)部に対してエマールOを0
.5部、ノイゲンEA−120を1.2部及びノイゲン
EA−170を2.8部使用した。】)メリノ羊毛を主
原料とする6幡手梳毛糸を用いて25.4cmあたり経
40本緯3鉢の織り密度で平織となした織布を、前記分
散液A−4及び比較のための分散液B−4が樹脂分で2
%含有するように水で希釈した処理剤に浸漬し、小型実
験用硬質ゴムロール製絞りロールで、この処理剤が上記
織布の重量を基準として80%になるよう2回絞り、続
いて強制熱風式オープン中で80℃3分間予備乾燥した
後、さらに130℃において5分間キュアリングした。
この樹脂加工布の洗濯による収縮率ならびに風合をそれ
ぞれJIS一L−104f−1法、ハンドロメーターに
より測定した。その測定結果を次表に示す。上表の結果
から明らかの如く、本発明の共重合体分散液を用いて樹
脂加工した場合、極めて優れた防縮性を有する織布が得
られ、且つ強度、耐摩耗性、耐久性、風合において優れ
、しかも耐フエルテイング性を有する羊毛織布が得られ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一般式▲数式、化学式、表等があります▼(式中R
    は、1〜3個の炭素原子を有するアルキル基)で示され
    るグリコールを20〜70当量%含むグリコール成分と
    不飽和ジカルボン酸5〜30当量%及び芳香族ジカルボ
    ン酸を10〜70当量%を含むジカルボン酸成分とから
    なり平均分子量が1000〜2500で、分子中に少な
    くとも1個のペンダントカルボキシル基を有するポリエ
    ステルポリオールと有機ポリイソシアネートと反応させ
    てポリウレタンプレポリマーを得、こを水中においてジ
    アミノ化合物で鎖伸長すると同時にプレポリマーのペン
    ダントカルボキシル基を塩基性化合物で中和することに
    より得られたポリウレタン樹脂水溶液中で、カルボキシ
    ル基、アミド基から選ばれた1つの極性基を含む少なく
    とも1種のエチレン性不飽和単量体0.1〜5重量部及
    びその他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体95〜
    99.9重量部をラジカル重合することにより得られた
    共重合体水性分散液であつて、該共重合体の第二次転移
    点(Tg値)が−40〜30℃である樹脂組成物。
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