JPS6041966Y2 - 紫外線ランプ用灯具 - Google Patents

紫外線ランプ用灯具

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Publication number
JPS6041966Y2
JPS6041966Y2 JP5143681U JP5143681U JPS6041966Y2 JP S6041966 Y2 JPS6041966 Y2 JP S6041966Y2 JP 5143681 U JP5143681 U JP 5143681U JP 5143681 U JP5143681 U JP 5143681U JP S6041966 Y2 JPS6041966 Y2 JP S6041966Y2
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JP
Japan
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ultraviolet
lamp
ultraviolet lamp
housing
light
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Expired
Application number
JP5143681U
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JPS57165139U (ja
Inventor
祥規 後藤
一也 田中
Original Assignee
ウシオ電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紫外線ランプ用灯具に関するものである。
一般に紫外線ランプは、紫外線の有する種々の作用を利
用して、種々の物の処理に使用されている。
例えば紫外線ランプとして代表的な水銀灯は、波長25
37A及び1849Aの紫外線を多量に放射するもので
あるが、波長2537Aの紫外線は大きな殺菌作用を有
し、しかも化学的殺菌法のように被処理物を変質せしめ
るおそれがなく、被処理物を連続して移動せしめながら
必要な殺菌処理を行ない得る等の実用上の利点から、食
品、食品用包装材料等の殺菌処理に広く使用されており
、更に波長1849Aの紫外線は、空気に照射されたと
きにオゾンを発生せしめて脱臭効果が得られることから
、空気の浄化等に利用されている。
このほか、最近においては、紫外線照射によって硬化す
る樹脂又は紫外線照射によって短時間のうちに乾燥する
印刷用インク等の開発使用に伴い、そのような処理のた
めにも紫外線ランプが使用されるようになってきている
然るにこのような紫外線照射処理により、目的とする効
果が得られているか否かを知るためには、被処理物に照
射される紫外線の光強度を知ることが極めて便利である
それは、そのような効果の有無を被処理物の各々につい
て確認することが実際上非常に不便であること、得られ
る効果は照射された紫外線の光量に対応すること、及び
紫外線ランプの発光状態が常に安定しているわけではな
いことが理由であり、例えば紫外線ランプの紫外線放射
量は、当該ランプの点灯初期においては大きく変化し、
雰囲気温度、及び使用時間等によっても大きく変化する
以上のような事情から、従来においては例えば第1図に
示すように被処理物Mとこれに対向する紫外線ランプ1
との間に紫外線強度計2を配設してこれにより紫外線の
光強度を測定するようにしているが、このような手段に
おいては、紫外線強度計2の占有空間に応じて紫外線ラ
ンプ1と被処理物Mとの距離dが大きくなり、この結果
、被処理物Mに照射される紫外線の光強度が小さくなっ
て高い紫外線の利用率を得ることができない上、紫外線
強度計2により紫外線照射領域が犠牲にされる欠点があ
る。
本考案は以上の如き欠点を除き、紫外線の利用率を向上
せしめることができ、しかも紫外線ランプの発光状態を
容易に知ることの可能な紫外線ランプ用灯具を提供する
ことを目的とするものであつて、その特徴とするところ
は、紫外線ランプを収納するためのハウジングと、前記
紫外線ランプの収納位置と前記ハウジングの中間に配置
された中間部材とを有する紫外線ランプ用灯具において
、前記ハウジングの外から前記紫外線ランプの収納位置
を一直線に沿って見透す透孔を、前記ハウジング及び中
間部材に形成した点にある。
以下図面によって本考案の実施例について説明する。
第2図及び第3図は本考案の一実肢例に係る紫外線ラン
プ用灯具を具えた紫外線殺菌装置を示し、この例におい
ては、U字状の管体より戊る紫外線ランプ1を収納する
ためのハウジング3を設けると共に、前記紫外線ランプ
1と前記ハウジング3との間に位置されるべき中間部材
10、例えばこの実施例では前記紫外線ランプ1よりの
光を投射窓30を介して投射する反射鏡4と、両側部に
冷却用水冷パイプ7を有し、前記反射鏡4の外面を空間
を介して覆う枠部材5とより戒る中間部材10を介在せ
しめ、前記ハウジング3の外から紫外線ランプ1を一直
線L□に沿って見透す透孔41.51,31を、前記反
射鏡4、枠部材5及びハウジング3に設け、前記ハウジ
ング3の上面3Aには、前記透孔31の口径よりも大き
くてこの透孔31に重なる取付孔61を有し且つ外周面
にねじ部62を形成したリング状のフランジ付取付部材
6を設けて構成する。
このような構成によれば、紫外線ランプ1と被処理物と
の間に紫外線強度計2を配設する必要がないため、紫外
線照射領域が犠牲にされることがなく且つ紫外線ランプ
1と被処理物との距離を小さくすることができ、この結
果高い紫外線の利用率を得ることができる。
そしてハウジング3の内面や中間部材10の表面(ただ
し反射鏡4の鏡面は除く)は、一般的には紫外線の反射
率の小さい材料や塗料で構成されているから、反射光の
光強度を測定しても紫外線ランプ1の発光状態を正確に
知ることができないが、反射鏡4、枠部材5及びハウジ
ング3に設けた透孔41.51.31は、ハウジング3
の外から紫外線ランプ1を一直線L1に沿って見透すこ
とができるものであるから、紫外線ランプ1よりの光が
反射されることなく直接紫外線強度計2に入光すること
となり、紫外線ランプ1の発光状態に正確に対応した測
定をすることができる。
紫外線強度計2により紫外線の光強度を測定するにあた
っては、例えば紫外線ランプ1として代表的な水銀灯を
用いる場合、目的とする波長の紫外線の光強度を主に測
定するよう波長2537Δ又は波長1849Aの紫外線
の一方のみが透過し得るフィルターを紫外線ランプ1と
紫外線強度計2との間に介在させてもよい。
そして図示の如く取付部材6を、取付孔61と透孔31
とが重なるよう、ハウジング3の上面3Aに設けておく
ことによって紫外線強度計2を固定することができ、更
に取付部材6のねじ部62に螺合し得るキャップを用い
れば、紫外線強度計2を取外したときにこのキャップで
透孔31を閉塞することにより漏光を防止することがで
きる。
ここで前記紫外線強度計2をハウジング3に取付ける方
法及び前記キャップにより透孔31を閉塞する方法は任
意であり、例えば前記取付部材6のねじ部62に紫外線
強度計2を螺合せしめてもよいし、また前記取付部材6
の取付孔61の内周面にねじ部を形成してこのねじ部に
キャップを螺合しても良い。
第4図は本考案の他の実施例に係る紫外線ランプ用灯具
を具えた紫外線殺菌装置を示し、この例においてはハウ
ジング3の一方の側面3Bの外から、棒状の管体より成
る紫外線ランプ1を一直線L2に沿って見透す透孔41
,51.31を、反射鏡4、枠部材5、ハウジング3に
設けると共に、前記ハウジング3の他方の側面3Cの外
から前記紫外線ランプ1を一直線L3に沿って見透す透
孔41’、51’、31’を反射鏡4、枠部材5、ハウ
ジング3に設けている。
図示の例では、直線L2.L3は一直線上にあり、6′
、6″は取付部材である。
斯かる構成によれば、一方の直線L2上に位置する透孔
41,51.31を光強度測定用として用いてこれに紫
外線強度計2を配置し、他方の直線L3に沿って位置す
る透孔41’、51’、31’を温度検出用として用い
てこれに温度検出器11 (鎖線で示す)を挿入するこ
とによって、紫外線の光強度及び雰囲気温度を同時に測
定することができ、紫外線ランプ1の発光状態が雰囲気
温度にも左右されることから、紫外線ランプ1の発光状
態をより正確に知ることができる。
以上の実施例では、反射鏡4及び枠部材5により中間部
材10を構成したものであるが、本考案においては、こ
れに限定されることなく例えば枠部材5を用いることな
く反射鏡4のみにより中間部材10を構成してもよい。
以上において本考案紫外線ランプ用灯具は、紫外線殺菌
装置に使用することに限定されるものではなく、紫外線
ランプが利用される塗料乾燥器等他の器具に使用するも
のであってもよく、またノ)ウジング3及び中間部材1
0に形成した透孔には紫外線強度計、温度検出器以外の
他の器具、例えば光ファイバーを挿入してこの光ファイ
バーにより紫外線を外部へ取出すようにしてもよい。
以上の実施例の説明からも理解されるように、本考案に
よれば、紫外線ランプを収納するためのハウジングと、
前記紫外線ランプの収納位置と前記ハウジングとの中間
に配置された中間部材とを有する紫外線ランプ用灯具に
おいて、ハウジングの外から紫外線ランプの収納位置を
一直線に沿って見透す透孔を、ハウジング及び中間部材
に形成したものであるから、例えばこれら透孔に紫外線
強度計を配設することにより前述したように紫外線を利
用率を低下させることなく紫外線ランプの発光状態に正
確に対応した測定を容易に行なうことができるし、更に
は前記透孔に光ファイバー等を配置することにより外部
に紫外線を取出すことができて紫外線ランプの発光状態
を容易に知ることができるので実用上の価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の紫外線ランプ用灯具を使用した紫外線殺
菌装置を示す説明図、第2図は本考案の一実施例に係る
紫外線ランプ用灯具を具えた紫外線殺菌装置を示す平面
図、第3図は第2図の■−■′線に沿った断面図、第4
図は本考案の他の実施例に係る紫外線ランプ用灯具を具
えた紫外線殺菌装置を示す縦断面図である。 1・・・・・・紫外線ランプ、2・・・・・・紫外線強
度計、3・・・・・・ハウジング、4・・・・・・反射
鏡、5・・・・・・枠部材、31、31’、 41.4
1’、 51.51’・・・・・・透孔、6,6’、6
″・・・・・・取付部材、10・・・・・・中間部材、
11・・・・・・温度検出器、M・・・・・・被処理物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紫外線ランプを収納するためのハウジングと、前記紫外
    線ランプの収納位置と前記ハウジングとの中間に配置さ
    れた中間部材とを有する紫外線ランプ用灯具において、
    前記ハウジングの外から前記紫外線ランプの収納位置を
    一直線に沿って見透す透孔を、前記ハウジング及び中間
    部材に形成したことを特徴とする紫外線ランプ用灯具。
JP5143681U 1981-04-11 1981-04-11 紫外線ランプ用灯具 Expired JPS6041966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143681U JPS6041966Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11 紫外線ランプ用灯具

Applications Claiming Priority (1)

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JP5143681U JPS6041966Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11 紫外線ランプ用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165139U JPS57165139U (ja) 1982-10-18
JPS6041966Y2 true JPS6041966Y2 (ja) 1985-12-21

Family

ID=29848158

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JP5143681U Expired JPS6041966Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11 紫外線ランプ用灯具

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