JPS6041922Y2 - 手台付き脳ヘラ固定器装置 - Google Patents
手台付き脳ヘラ固定器装置Info
- Publication number
- JPS6041922Y2 JPS6041922Y2 JP2340282U JP2340282U JPS6041922Y2 JP S6041922 Y2 JPS6041922 Y2 JP S6041922Y2 JP 2340282 U JP2340282 U JP 2340282U JP 2340282 U JP2340282 U JP 2340282U JP S6041922 Y2 JPS6041922 Y2 JP S6041922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attached
- fixing frame
- surgical instrument
- spatula
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、安定した適切な脳外科手術が安全かつ容易
に行える手合付き脳ヘラ固定器装置に関するものである
。
に行える手合付き脳ヘラ固定器装置に関するものである
。
本願考案者らは、既に被術者のベッド或は切開部の頭蓋
骨に保持金具などによって脳ヘラ及び手術器具保持具を
取付は保持して手術を行う場合の不便、不合理性、危険
性と、手術中において術者の手の支持物がないことに起
因する施術の困難性、疲労などの欠点を解省するために
手合付き脳ヘラ固定器具を考案した。
骨に保持金具などによって脳ヘラ及び手術器具保持具を
取付は保持して手術を行う場合の不便、不合理性、危険
性と、手術中において術者の手の支持物がないことに起
因する施術の困難性、疲労などの欠点を解省するために
手合付き脳ヘラ固定器具を考案した。
即ち、高さ調節自在の手合、脳ヘラ及び手術器具保持具
の自在保持器並に手術器具保持筒器などを着脱自在に装
着した半円弧形状の自在保持器固定枠を、半円弧形状の
頭蓋固定枠体の両端部に、その両端部を嵌合してほぼ水
平状に取付けしてなる手合付き脳ヘラ固定器である。
の自在保持器並に手術器具保持筒器などを着脱自在に装
着した半円弧形状の自在保持器固定枠を、半円弧形状の
頭蓋固定枠体の両端部に、その両端部を嵌合してほぼ水
平状に取付けしてなる手合付き脳ヘラ固定器である。
そこで本願考案者らは、さらに研究を重ねた結果、被術
者の如何なる施術部位にも対応できて、常に安定した手
術が容易に行える手合付き脳ヘラ固定器装置の考案に威
勢したものである。
者の如何なる施術部位にも対応できて、常に安定した手
術が容易に行える手合付き脳ヘラ固定器装置の考案に威
勢したものである。
図面第１図に示すものは、本願考案者らが既に考案開発
した従来の手合付き脳ヘラ固定器であって、被術者の頭
部４ａを頭蓋骨固定によって保持するための複数の固定
ピン２ａを有する半円弧形状の頭蓋固定枠体１ａは固定
ネジ３ａをゆるめることによって左右円弧状に移動調節
可能である。
した従来の手合付き脳ヘラ固定器であって、被術者の頭
部４ａを頭蓋骨固定によって保持するための複数の固定
ピン２ａを有する半円弧形状の頭蓋固定枠体１ａは固定
ネジ３ａをゆるめることによって左右円弧状に移動調節
可能である。
なお２ａはベッドである。
また両端に嵌部８ａ。左右両側に基台部７ａを夫々有す
る半円弧形状の自在保持器固定枠６ａは、両端の嵌部８
ａを上記頭蓋固定枠体１ａの両端部に夫々嵌合して固定
ネジ９ａによってほぼ水平状に一体固止されている。
る半円弧形状の自在保持器固定枠６ａは、両端の嵌部８
ａを上記頭蓋固定枠体１ａの両端部に夫々嵌合して固定
ネジ９ａによってほぼ水平状に一体固止されている。
そして上記自在保持器固定枠６ａには、左右両側基台部
７ａに昇降自在の支柱部１１ａを固定ネジ１２ａで夫々
固止して手合１０ａｖ １０ａが、また自在保持器１
４ａを固定ネジ１３ａで夫々固止して脳ヘラ１５ａ、１
５ａが、さらに引掛杆１７ａを夫々引掛けて手術器具１
８ａを挿入保持する手術器具保持筒器１６ａ、１６ａが
、なおまた自在保持器１４ａを１つの前記手合１０ａに
固定ネジ１３ａを固止して手術器具保持具１９ａが夫々
着脱自在に装着されている。
７ａに昇降自在の支柱部１１ａを固定ネジ１２ａで夫々
固止して手合１０ａｖ １０ａが、また自在保持器１
４ａを固定ネジ１３ａで夫々固止して脳ヘラ１５ａ、１
５ａが、さらに引掛杆１７ａを夫々引掛けて手術器具１
８ａを挿入保持する手術器具保持筒器１６ａ、１６ａが
、なおまた自在保持器１４ａを１つの前記手合１０ａに
固定ネジ１３ａを固止して手術器具保持具１９ａが夫々
着脱自在に装着されている。
なお２０ａは被術者の頭部４ａの切開部である。
以上が本願考案者らが既に考案した従来の手合付き脳ヘ
ラ固定器の構成であって、自在保持器固定枠６ａは頭蓋
固定枠体１ａにほぼ水平状態の一定状態で取付けられる
ものであった。
ラ固定器の構成であって、自在保持器固定枠６ａは頭蓋
固定枠体１ａにほぼ水平状態の一定状態で取付けられる
ものであった。
従ってこれを使用して安定した適切な手術を安全かつ容
易に行うためには、被術者の頭部４ａの手術部位におの
ずと制約があり、例えば図面第１図示すような自在保持
器固定枠６ａとほぼ同じレベルで、かつ比較的近い部位
である前頭部を切開部２０ａして施術するのには適して
問題はないが、上記前頭部の切開部２０ａ部位から後方
へ離れた頭頂部や後頭部または前方へ離れた額に近い前
頭端部などの部位を施術する際には、適切な手術が行え
なかったり、行えたとしても手術がたいへんやりにくく
て面倒な手間を要し手術時間が長くなることを余儀なく
され、かつ術者の手が疲れるなどの欠点は避けられなか
った。
易に行うためには、被術者の頭部４ａの手術部位におの
ずと制約があり、例えば図面第１図示すような自在保持
器固定枠６ａとほぼ同じレベルで、かつ比較的近い部位
である前頭部を切開部２０ａして施術するのには適して
問題はないが、上記前頭部の切開部２０ａ部位から後方
へ離れた頭頂部や後頭部または前方へ離れた額に近い前
頭端部などの部位を施術する際には、適切な手術が行え
なかったり、行えたとしても手術がたいへんやりにくく
て面倒な手間を要し手術時間が長くなることを余儀なく
され、かつ術者の手が疲れるなどの欠点は避けられなか
った。
この考案は上記諸欠点、諸問題を解消したもので、以下
図面第２図に示す実施例について詳しく説明すると、１
は複数の固定ピン５を有する半円弧形状の頭蓋固定枠体
で、固定ネジ３をゆるめることによって左右円弧状に移
動調節自在となっている。
図面第２図に示す実施例について詳しく説明すると、１
は複数の固定ピン５を有する半円弧形状の頭蓋固定枠体
で、固定ネジ３をゆるめることによって左右円弧状に移
動調節自在となっている。
そして該頭蓋固定枠体１の両端部には、前方に突出した
係合板部２３を有する支版部２１が夫々一体に設けられ
ている。
係合板部２３を有する支版部２１が夫々一体に設けられ
ている。
また６は半円弧形状の自在保持器固定枠で、その両端の
基台部７，７には夫々先方の突出する係合板部２２．２
２が設けられている。
基台部７，７には夫々先方の突出する係合板部２２．２
２が設けられている。
そこでこの考案は、上記自在保持器固定枠６を、頭蓋固
定枠体１の両端支版部２１に、その両端部の係合板部２
２を係合板部２３と保合、固定ネジ具２４で枢着させて
任意の傾度に可変調節して固定できるように設けてなる
ものである。
定枠体１の両端支版部２１に、その両端部の係合板部２
２を係合板部２３と保合、固定ネジ具２４で枢着させて
任意の傾度に可変調節して固定できるように設けてなる
ものである。
なお上記固定ネジ具２４としては、例えば螺戻すること
によって固定が解除されて自在保持器固定枠６が頭蓋固
定枠体１に対して自由回動でき、また螺締することによ
って噛合などの固定ロックがかかつて自在保持器固定枠
６を所定の傾度状態で強固に固定保持できるものなど各
種構造のものが使用できる。
によって固定が解除されて自在保持器固定枠６が頭蓋固
定枠体１に対して自由回動でき、また螺締することによ
って噛合などの固定ロックがかかつて自在保持器固定枠
６を所定の傾度状態で強固に固定保持できるものなど各
種構造のものが使用できる。
なお上記自在保持器固定枠６には、左右両側基台部７に
昇降自在の支柱部１１を固定ネジ１２で夫々固止して手
合１０．１０が、また自在保持器１４を固定ネジ１３で
夫々固止して脳ヘラ１５，１５が、さらに引掛杆１７を
夫々引掛けて手術器具１８を挿入保持する手術器具保持
筒器１６．１６が、なおまた自在保持器１４を一方の上
記手合１０に固定ネジ１３で固止して手術器具保持具１
９が夫々着脱自在に装着されている。
昇降自在の支柱部１１を固定ネジ１２で夫々固止して手
合１０．１０が、また自在保持器１４を固定ネジ１３で
夫々固止して脳ヘラ１５，１５が、さらに引掛杆１７を
夫々引掛けて手術器具１８を挿入保持する手術器具保持
筒器１６．１６が、なおまた自在保持器１４を一方の上
記手合１０に固定ネジ１３で固止して手術器具保持具１
９が夫々着脱自在に装着されている。
この考案装置は、成上の構造で、被術者の頭部を頭蓋固
定枠体１の各固定ピン５によって適正な状態に頭蓋骨固
定保持した後、被術者頭部の手術部位に適した適正な傾
度状態に自在保持器固定枠６を調節して固定ネジ具２４
で固定し、術者による施術が行われるものである。
定枠体１の各固定ピン５によって適正な状態に頭蓋骨固
定保持した後、被術者頭部の手術部位に適した適正な傾
度状態に自在保持器固定枠６を調節して固定ネジ具２４
で固定し、術者による施術が行われるものである。
この考案装置は上述のように構成したから、自在保持器
固定枠６を被術者である患者の頭部手術部位に対応して
適正な傾度状態に調節して設定固定でき、被術者の頭部
如何なる手術部位に対しても安定した適正な手術が常に
平易に行えると共に手合１０が高さ調節自在であること
もあって、術者の常に自然な無理のない楽な姿勢での施
術が保証され、術者の疲労を著しく軽減でき、しかも適
切な施術が機敏に行い得て手術時間を頗る短縮できるな
どの卓抜した効果がある。
固定枠６を被術者である患者の頭部手術部位に対応して
適正な傾度状態に調節して設定固定でき、被術者の頭部
如何なる手術部位に対しても安定した適正な手術が常に
平易に行えると共に手合１０が高さ調節自在であること
もあって、術者の常に自然な無理のない楽な姿勢での施
術が保証され、術者の疲労を著しく軽減でき、しかも適
切な施術が機敏に行い得て手術時間を頗る短縮できるな
どの卓抜した効果がある。
なおまた手術後など不使用時には、自在保持器固定枠６
を頭蓋固定枠体１に接するよう下方に回動伏倒させて置
くことによって場所をとらず、移動、格納などに重宝で
ある。
を頭蓋固定枠体１に接するよう下方に回動伏倒させて置
くことによって場所をとらず、移動、格納などに重宝で
ある。
第１図は従来の手合付き脳ヘラ固定器の使用状態を示し
た斜視図、第２図はこの考案装置の実施例を示す斜視図
である。 １．１ａ・・・・・・頭蓋固定枠体、２ａ・・・・・・
ベッド、３．３ａ・・・・・・固定ネジ、４ａ・・・・
・・頭部、５，５ａ・・・・・・固定ピン、６，６ａ・
・・・・・自在保持器固定枠、７．７ａ・・・・・・基
台部、８ａ・・・・・・庇部、９ａ・・・・・・固定ネ
ジ、１０．ｌｅａ・・・・・・手合、１１．ｌｌａ・・
・・・・支柱部、１２ ａ、 １−３ｔ １３ ａ
・・・・・・固定ネジ、１４．１４ａ・・・・・・自在
保持器、１５，１５ａ・・・・・・脳ヘラ、１６，１６
ａ・・・・・・手術器具保持筒器、１７．１７ａ・・・
・・・引掛杆、１８，１８ａ・・・・・・手術器具、１
９，１９ａ・・・・・・手術器具保持具、２０ａ・・・
・・・切開部、２１・・・・・・支版部、２２，２３・
・・・・・係合板部、２４・・・・・・固定ネジ具。
た斜視図、第２図はこの考案装置の実施例を示す斜視図
である。 １．１ａ・・・・・・頭蓋固定枠体、２ａ・・・・・・
ベッド、３．３ａ・・・・・・固定ネジ、４ａ・・・・
・・頭部、５，５ａ・・・・・・固定ピン、６，６ａ・
・・・・・自在保持器固定枠、７．７ａ・・・・・・基
台部、８ａ・・・・・・庇部、９ａ・・・・・・固定ネ
ジ、１０．ｌｅａ・・・・・・手合、１１．ｌｌａ・・
・・・・支柱部、１２ ａ、 １−３ｔ １３ ａ
・・・・・・固定ネジ、１４．１４ａ・・・・・・自在
保持器、１５，１５ａ・・・・・・脳ヘラ、１６，１６
ａ・・・・・・手術器具保持筒器、１７．１７ａ・・・
・・・引掛杆、１８，１８ａ・・・・・・手術器具、１
９，１９ａ・・・・・・手術器具保持具、２０ａ・・・
・・・切開部、２１・・・・・・支版部、２２，２３・
・・・・・係合板部、２４・・・・・・固定ネジ具。
Claims (1)
- 高さ調節自在の手合１０、脳ヘラ１５及び手術器具保持
具１９の自在保持器１４並びに手術器具保持筒器１６な
どを着脱自在に装着した半円弧形状の自在保持器固定枠
６を、半円弧形状の頭蓋固定枠体１の両端部に、その両
端部を嵌合てほぼ水平状に取付けしてなる手合付き脳ヘ
ラ固定器において、上記自在保持器固定枠６を、頭蓋固
定枠体１の両端支版部２１．２１に、その両端部を枢着
させて任意の傾度に可変調節して固定できるよう設けた
ことを特徴とする手合付き脳ヘラ固定器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2340282U JPS6041922Y2 (ja) | 1982-02-20 | 1982-02-20 | 手台付き脳ヘラ固定器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2340282U JPS6041922Y2 (ja) | 1982-02-20 | 1982-02-20 | 手台付き脳ヘラ固定器装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58126805U JPS58126805U (ja) | 1983-08-29 |
| JPS6041922Y2 true JPS6041922Y2 (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=30035444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2340282U Expired JPS6041922Y2 (ja) | 1982-02-20 | 1982-02-20 | 手台付き脳ヘラ固定器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041922Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7931589B2 (en) * | 2006-11-09 | 2011-04-26 | Ebi, Llc | Surgical retractor device and related methods |
| JP2022110233A (ja) * | 2021-01-18 | 2022-07-29 | 順治 今西 | 脳外科手術用具 |
-
1982
- 1982-02-20 JP JP2340282U patent/JPS6041922Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58126805U (ja) | 1983-08-29 |
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