JPS6041757Y2 - 耐圧防爆容器の連結構造 - Google Patents

耐圧防爆容器の連結構造

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JPS6041757Y2
JPS6041757Y2 JP17179580U JP17179580U JPS6041757Y2 JP S6041757 Y2 JPS6041757 Y2 JP S6041757Y2 JP 17179580 U JP17179580 U JP 17179580U JP 17179580 U JP17179580 U JP 17179580U JP S6041757 Y2 JPS6041757 Y2 JP S6041757Y2
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JP
Japan
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container
explosion
connector
proof container
bracket
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JP17179580U
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JPS5793183U (ja
Inventor
正弘 長谷川
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横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、耐圧防爆構造を有する変換部容器や外付端
子箱などの耐圧防爆容器の各々を連結する際の連結構造
に関するものである。
゛耐圧防爆容器同志を連結する時には、連結
部がゆるんだり、連結部および容器が損傷を受けたりし
ないように、堅固に連結しなければならない。
従来、上記のような容器の連結構造として、第1図およ
び第2図に示す構造のものが知られている。
図中、符号1は、周知のように、プロセス制御装置など
の現場において、プロセス量を測定して電気信号に変換
する変換器内の発火事故が現場の爆発性雰囲気に引火す
ることを防止した耐圧防爆容器(以下、容器と略称する
)であり、周囲に連結用の円筒状をなす連結手1a(図
では2本)を有している。
また、2は、上記耐圧防爆容器に対して伝送線等を接続
する場合に、この端子箱内での発火事故が現場の爆発性
雰囲気に引火することを防止した耐圧防爆容器(以下、
容器と略称する)であり、上記容器1と同様に周囲に連
結用の円筒状をなす連結手2a(図では4本)を有して
いる。
上記容器1と容器2は、接続コネクタ3を介して連結さ
れている。
この接続コネクタ3は、両端部におねじ部3a、3bを
有し、上記容器1.2に螺合後、ロックナツト4,5に
よって容器1,2に固定されており、内部には送電線W
が貫通されている。
上記容器1とロックナツト4との間にあるロックワッシ
ャ6には、回り止め用の係止突起6aが設けられており
、この係止突起6aは、上記連結手1aに穿設されてい
る係止孔7に嵌合されている。
また、上記ロックワッシャ6は、端部に係止片6bを有
しており、この係止片6bはロックナツト4側に、ロッ
クナツト4に接して折り曲げられており、ロックナツト
4の回り止めを果している。
符号7は、ロックワッシャであり、前記ロックナツト5
と連結手2aとの間に挾さまれでいる。
符号8,9は防水シール用パツキン(以下、パツキンと
略称する)であり、前記おねじ部3a、3bが構成する
防爆隙(ねじ嵌め合い長さ)および奥行き(ねじの山数
)と相俟って、連結部分のシールを果している。
容器1,2および接続コネクタ3の内部を貫通している
送電線Wは、抜は止め部材10およびシール剤11によ
って、接続コネクタ3に固定されている。
上記抜は止め部材10は、例えば金属製ワイヤであり、
上記送電線Wに緊締されて使用される。
また、シール剤11として、合成樹脂を用い、この樹脂
の固化を利用して送電線Wが送電線Wの抜は止め部材1
0を緊締した部分において固定されている。
符号12はシール剤11の流れ止め用せき板である。
ところで、上記、従来の容器の連結構造においては、下
記のような欠点がある。
すなわち、(1)接続コネクタ3を、容器1および2に
緊締した後、容器1と2の水平位置をそろえるために、
容器1および2を接続コネクタが抜ける方向に若干回転
させることになる。
その結果、接続コネクタ3により締め付けられているパ
ツキン8,9がゆるんでしまい、連結部分のシール性を
そこねる場合がある。
(2)容器1と2のそれぞれに、締め込みがゆるむ方向
に強い力が加わると、容器1,2または接続コネクタが
回転してしまい、上記同様、シール性をそこねることが
ある。
(3)容器1と2の位置決めと固定は、コネクタ3によ
り接続する際に、各々の前面が同一方向に向くように、
つまり互いに水平になるように位置を合わせ、ロックナ
ツトを締め付けることによりなされている。
この作業の際、一旦、水平の位置合わせが完了しても、
ロックナツト5゜6を締め付けるときに、どうしても容
器1,2が一緒に回転してしまい、容器1,2間に水平
の位置ずれが生じ、再調整しなければならなくなるばか
りでなく、最終的に水平位置を合わせるのが困難である
という欠点がある。
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、容器の連結作業を短時間、容易に行なうことが
でき、容器の連結後は、各容器の水平位置が確実に調整
されて、再調整の必要がなく、容易に連結部分のシール
性がよく、強度的に強い容器組付品(連結終了後の容器
)を提供することのできる容器の連結構造を提供するこ
とにあり、接続コネクタに対し、各容器が回転しないよ
うに固定用ブラケットを設けるとともに、接続コネクタ
と容器1,2間のシールを、接続コネクタの容器2側に
おいて、O−リングによりなし、容器1側において、O
−リングまたは座金に挾さまれたパツキンでなすことに
より、各容器を確実に連結し、各容器と接続コネクタ間
のシールを確実するようにしたものである。
以下、この考案を図面を参照して説明する。
第3図および第4図は、この考案の一実施例を示す図で
ある。
これらの図において、第1図および第2図と同一符号は
同−構成要素を示し、その説明は省略する。
符号20はブラケット、21はロックナツト、22は接
続コネクタであり、連結手1a−ブラケット20一ロツ
クナツト21−接続コネクタ22一連結手2aの順に接
続されている。
上記ブラケット20は、第4図に示すように、L字形の
板状部材であり、L字形の一方の片の中央には、接続コ
ネクタ22を通すための連結孔20aと、この連結孔2
0aの近傍に係止孔20bが、また、L字形の他の片の
端部中央寄りには、穴20cがそれぞれ形成されており
、この穴20cにおいて、ブラケット20は、六角穴付
ボルト23によって連結手2aに固定されている。
また、上記の係止孔20bは、連結手1aに設けられて
いる係止孔7に嵌着し、一部外方へ突出している係止ピ
ン24に嵌合されている。
その結果、容器1とブラケット20の回り止めがなされ
、それに共なって上記したように、ブラケット20は、
六角穴付ボルト23によって連結手2aに固定されてい
るので、容器1と容器2の位置ずれを防止することがで
きる。
送電線Wは、従来同様、抜は止め部材10およびシール
剤11によって、接続コネクタ22に固定されている。
符号25はシール用パツキン、26は座金である。
この座金26はシール用パツキン25のねじれを防止す
ると同時に前記せき板と相俟って、シール剤11の流れ
を防止している。
符号27は、接続コネクタ22の容器2側の端部に沿っ
て設けられた係止溝であり、この係止溝27にはシール
用の0−リング28が嵌合されている。
このO−リング28と、前記座金26に挾さまれたパツ
キン25とによって、両連結部分は完全に密封されてい
る。
なお、符号29は、六角穴付ボルト23の頭周囲に壁を
設けるために付加したブロックである。
次に上記のように構成されたこの考案に係る耐圧防爆容
器の連結構造の作用・利点について説明する。
上記のように、容器1とブラケット20は完全に回り止
めを施こされ、一方においてブラケット20は容器2の
連結手2aに固定されているので、連結部分が(ゆるむ
ことがないと同時に、容器1と容器2の水平位置も、ず
れることがない。
また容器1側の連結部分のパツキン25は、座金26に
挾さまれた構造であり、ねじれることがないので、接続
コネクタ22により十分締め込むことができ、シールが
完全に行なえる。
一方、容器2側の連結部分では、O−リングがあるので
、万一、連結部分がゆるんでも、シール性能に変化は生
じない。
このように、容器1,2の両連結部分でのシールは、確
実な気密、防水性能を有することができる。
なお、上記実施例においては、容器1側の連結部分のシ
ールは、座金26に挾さまれたパツキン25によって行
なったが、容器2側の連結部分のシールと同様にO−リ
ングを用いても良い。
またブラケット20の回り止めは、係止ピン24によっ
て行なったが、この係止ピン24のかわりに、ブラケッ
ト20にプレス加工などによって突起を設け、この突起
を係止孔7に嵌合させる構造にしてもよい。
また、係止孔7は、一つ設けた場合を示したが、連結手
1aに複数の係止孔を設けてもよい。
このように複数の係止孔を設け、任意の係止孔に実施例
の係止ピン24、または上記のブラケット20にプレス
加工にて設ける突起を嵌合させるようにすれば、容器1
に対して、容器2を任意の角度に取り付けることができ
る。
また、接続コネクタ22の容器2への接続は螺合構造に
てなされているが、防爆隙および隙の奥行の規格を満足
することができれば、嵌め合い構造にて行なってもよい
以上説明したように、この考案に係る耐圧防爆容器の連
結構造は、接続コネクタに対して、各容器が回転しない
ように固定用ブラケットを設けるとともに、接続コネク
タと各容器間のシールを、接続コネクタの一方の容器側
において、O−リングで行ない、他方の容器側において
、O−リングまたは座金に挾さまれたパツキンで行なう
ことにより、各容器を確実に連結し、各容器と接続コネ
クタ間シールを確実にした構造なので、各容器の位置決
めを再調整作業なしに容易に、かつ確実に行なうことが
でき、各容器と接続コネクタ間のシール性もよく、各容
器の連結後、外力が加わっても、各容器間の位置ずれを
生じたり、連結した部分にガタが生じることもないなど
優れた利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来の耐圧防爆容器の連結構造
を示す平面図および要部の拡大図、第3図および第4図
はこの考案の一実施例を示すもので、第3図はこの考案
に係る耐圧防爆容器の連結構造を示す平面図、第4図は
同要部の拡大図である。 1.2・・・・・・容器、10・・・・・・抜は止め部
材、11・・・・・・シール剤、20・・・・・・ブラ
ケット、22・・・・・・接続コネクタ、24・・・・
・・係止ピン、25・・・・・・シール用パツキン、2
6・・・・・・座金、28・・・・・・O−リング、W
・・・・・・送電線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の耐圧防爆容器に接続コネクタの一端がL字形のブ
    ラケットを介して接続されるとともに、前記接続コネク
    タの他端が他方の耐圧防爆容器に接続され、 前記り字形のブラケットが前記他方の耐圧防爆容器に固
    定されるとともに、前記ブラケットと上記一方の耐圧防
    爆容器との回り止めがこの一方の耐圧防爆容器に設けら
    れる係止ピンまたは前記ブラケットに設けられる係止突
    起によりなされ、前記両耐圧防爆容器と前記接続コネク
    タ間のシールが、この接続コネクタの前記他方の耐圧防
    爆容器側においてはO−リングによりなされ、前記一方
    の耐圧防爆容器側においてはO−リングまたは座金に挾
    さまれたシール用パツキンでなされ、前記接続コネクタ
    内を貫通する送電線が抜は止め部材およびシール剤によ
    って前記接続コネクタに固定されてなる耐圧防爆容器の
    連結構造。
JP17179580U 1980-11-29 1980-11-29 耐圧防爆容器の連結構造 Expired JPS6041757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17179580U JPS6041757Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 耐圧防爆容器の連結構造

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JP17179580U JPS6041757Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 耐圧防爆容器の連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS5793183U JPS5793183U (ja) 1982-06-08
JPS6041757Y2 true JPS6041757Y2 (ja) 1985-12-19

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ID=29530137

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JP17179580U Expired JPS6041757Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 耐圧防爆容器の連結構造

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