JPS6041717B2 - 隔膜型電解槽用陽極−膜装置 - Google Patents

隔膜型電解槽用陽極−膜装置

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JPS6041717B2
JPS6041717B2 JP53098960A JP9896078A JPS6041717B2 JP S6041717 B2 JPS6041717 B2 JP S6041717B2 JP 53098960 A JP53098960 A JP 53098960A JP 9896078 A JP9896078 A JP 9896078A JP S6041717 B2 JPS6041717 B2 JP S6041717B2
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membrane
anolyte
cathode
electrolytic cell
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JP53098960A
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スチ−ブン・ジエフレイ・スペヒト
ジヨン・オレン・アダムス
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B13/00Diaphragms; Spacing elements
    • C25B13/02Diaphragms; Spacing elements characterised by shape or form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B1/00Electrolytic production of inorganic compounds or non-metals
    • C25B1/01Products
    • C25B1/34Simultaneous production of alkali metal hydroxides and chlorine, oxyacids or salts of chlorine, e.g. by chlor-alkali electrolysis
    • C25B1/46Simultaneous production of alkali metal hydroxides and chlorine, oxyacids or salts of chlorine, e.g. by chlor-alkali electrolysis in diaphragm cells
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B9/00Cells or assemblies of cells; Constructional parts of cells; Assemblies of constructional parts, e.g. electrode-diaphragm assemblies; Process-related cell features
    • C25B9/17Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof
    • C25B9/19Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof with diaphragms

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は隔膜型電解槽用の陽極−膜装置に関する。
「隔膜(diaphragm)型」電解槽でハロゲンガ
スおよびアルカリ金属水酸化物たとえば苛性ソーダを製
造する際、選択的イオン交換特性を有する物質が、現在
主に使用されているアスベスト繊維隔膜型電解槽に比較
して比較的高濃度のアルカリ金属水酸化物を有する溶液
を生じ得る陽極液−陰極液隔離膜部材(今後「隔膜」ま
たは単に「膜」と呼ぶことにする)として利用されるよ
うになつてきた。
しかしながら、これらの濃厚溶液を、現在入手出来る商
業的「隔膜型」電解槽で製造するには、高い摺電圧を必
要とし、電解槽の操作電力コストを増大する結果になつ
ている。「隔膜型」電解槽とは、電解液を透過性または
半透過性隔離物により陽極液と陰極液に分離し、少なく
ともアルカリ金属水酸化物生成物流中のハロゲン量を低
下させるようにした電解槽を意味する。隔膜は好ましく
はカチオン透過性組成物たとえばデュポン社(Dupo
nCorp、)より商標名ナフイオン・(Nafion
)として販売されているような側鎖スルホン酸基を有す
るパーフルオロカーボン重合体により電解液を陽極液と
陰極液に分離した電解槽を意味する。膜と陰極間にほと
んどあるいは全く空間がないように膜を陰極に置くこと
は、この配置によつて陰極で生成する水素気泡の放出が
阻止されるが、現在慣習的に用いられてる。陰極を取巻
く膜を使用するというこの歴史的傾向は、主としてアス
ベスト繊維隔膜を陰極につけるために伝統的に真空蒸着
法が用いられていること、および通常電解液は陽極液か
ら陰極液へ流れることに起因する。
陽極上につけておくためには、隔膜が通常の流れにより
引き起される引張りまたは膨張力に耐えられることが必
要である。繊維状膜およびより凝集性のある隔膜の出現
と共に、陰極よりは陽極を包囲することが可能であるこ
とが見い出された。E.J.ピータース(Peters
)及びJ.E.レフラー(田Effler)Jr.によ
る米国特許第3,984,303号明細書には、中空円
筒形陰極を中空円筒形陽極の周囲に同心的に配置した一
連の個々の装置を有する電解槽が開示されている。
陽極はその外面をお)う管状イオン透過膜を有する。陰
極から膜を除くことはできるが、同心電極は寸法が制限
さ,れ、製造費が高く、電解槽操作には高いエネルギー
コストを伴う。さらに、そのような設計は、各陽極を一
対の陰極の間に入れ、それらと平行に且つ各陰極から実
質的に等距離の所に配置するように、間に挿入された平
らな陽極および平らな陰極二に比較して大きな空間を使
う。何となれば、とじ込み型の平らな電極配列では陽極
および陰極の両側が利用されるのに対して、それらの一
方の側のみしか利用されないからである。両設計の有利
な面の利用を可能にする電解槽設計が要求されてい3る
。しかし、平らな設計はあらかじめ真空蒸着隔膜を利用
する電解槽構造に大いに適用することが出来るが、複雑
なグローブ状構造を有する膜を必要とするように思われ
る。したがつて、本発明の目的は、改良された水素3放
出能力を有する隔膜型電解槽用の陽極一膜装置を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、濃厚アルカリ金属水酸化物溶液を
生成する一方、エネルギーコストの低い隔膜型電解槽用
の陽極一膜装置を提供することで4ある。
本発明の他の目的は、摺電圧を低下させながら、陰極と
膜との間の拡大された空間を可能にする隔膜型電解槽用
の陽極一膜装置を提供することである。
本発明の他の目的は、陽極の電気化学的に活性な部分と
膜との間の接触を防止する離隔手段により、陽極を膜と
離隔させた、隔膜型電解槽用の陽極一膜装置を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、通常の隔膜型槽部品を使用した隔
膜型電解槽用の陽極一膜装置を与えることである。
本発明の他の目的は、膜をより容易に修復出来るように
し、かつ電解槽から膜全体を取り外す必要なく修復出来
るようにした、隔膜型電解槽用の陽極一膜装置を与える
ことである。
これらおよび他の問題は、電解液および何枚も交互に挿
入された平らな電極を有する電解槽で使用するための陽
極一膜装置を提供する本発明によつて解決され、この装
置は下記の構成部材からなる:a陽極室を画成する多数
の孔のあいた金属板からなる少なくとも1つの陽極部材
、b上記陽極部材を外側から包み、陽極液と陰極液とが
混り合わないための少なくとも1つの膜、c外部電源か
ら上記陽極部材に電流を導くための、上記陽極部材と接
触する少なくとも1つの導電体部材、d陽極室へ陽極液
を入れるための陽極液供給管、及びe陽極室から陽極液
を取り出すための陽極液排出管からなる陽極一膜装置本
体とf陽極一膜装置本体を槽容器の内部に支持するよう
に槽容器の陽極後板に固定するための取り付け用部材。
交互に挿入される平行で平らな陰極および陽極を有する
電解槽で使用するための本発明の陽極一膜装置本体を組
立てる方法は下記の工程からなる:a陽極部材を、隣り
合つた縁の所か密封された一対の膜で包み、上記膜内に
陽極室をつくる工程、およびb導電体部材、陽極液供給
管および陽極液排出管を上記膜を通して上記陽極室へ通
過させる工程。
更に詳しくは、本発明の電解槽用の陽極一膜装置本体を
組立てる方法は下記の工程からなる:a膜を、陽極部材
を取り巻くのに十分な大きさに切断する工程、b上記膜
の所定の位置に穴を開ける工程、c導電体部材、陽極液
供給および陽極液排出管の各々を上記膜の上記穴のうち
所定の穴に挿入する工程、d上記膜を上記陽極部材の上
に折り重ねて2つのパネルをつくり、上記パネルを上記
陽極の両側におく工程、およびe上記パネルを、上記パ
ネルの各々の3固所の隣り合つた端縁に沿つて互いに密
封して上記陽極を内側に有する密閉した膜による包囲体
を形成する工程。
更に本発明は、複数の平行に挿入した平らな陽極部材、
陽極液供給管および陽極液排出管、および上記陽極部材
に通じる導電体部材、および上記導電体部材および上記
管の各々に伴う密封部材を有する、隔膜型電解槽で使用
するための陽極一膜装置を提供するためのものであり、
この膜は一対の平行で平らな膜シートからなり、その隣
り合つた第一の縁は膜のU字型となるように結合されて
おり、残りの隣り合つた3つの縁は熱封着部分により結
合されており、上記U字型部分は少なくとも3つの別々
の所定の位置に穴を有し、上記穴の各々は上記管および
導電体部材の1つを受け入れる。
本発明の陽極一膜装置を有する隔膜型電解槽の膜の欠陥
部分は取換えることができる。
その方法は下記の工程からなる:a陽極部材および上記
膜の健全な部分はすべてそのま)にし、上記欠陥部分を
有する膜により包囲された陽極部材を上記電解槽から取
り出す工程、およびb上記陽極部材とその欠陥を有する
包囲する膜を一つの単位として、欠陥のない膜で包まれ
た陽極部材の一単位により取換える工程。
第1図〜第14図は本発明を例示している。
すべての図面において対応する部分は同じ数字で示され
ている。第1図を参照するに、電解槽10は支持部材1
1、槽容器12、陽極液入口14、陰極液入口16、陽
極液出口18、陰極液出口20、陰極室ガス出口22、
陽極組立体、即ち陽極一膜装置24および陰極組立体2
6を有することが分る。
槽容器12は槽容器の本体部分28、陽極後板30、陽
極後板ガスケット31、陰極後板32および陰極後板ガ
スケット33を有する。・本体部分28はその各端部に
取り付けられたフランジ34および35を有する管状金
属部材であつてもよく、フランジ34および35は各陰
極後板32および陽極後板30を受けるのに用いられる
。後板30および32はボルト36または他の取外し可
能な取付け部材により各々フランジ35および34に取
付けられた金属円板であつてもよい。ガスケット31お
よび33は、容器12内に電解液室を定め、それを密封
的に囲むために各々後板30と本体部分28の間、およ
び後板32と本体部分28の間に配置されている。容器
12には下記に示すように容器内に定められた電解液室
に原料を入れかつそこから生成物を取り出すために適当
な開口が設けられている。陽極液入口14は下記に示す
目的のために塩水即ち陽極液供給ヘッダー38および陽
極液供給連結器40を有する。
陰極液出口20は、下記に示すように陰極液を除去する
ために本体部分28の底部に連結される。陽極液出口1
8は下記に詳述される塩素ガスおよび使用済陽極液ヘッ
ダー42および使用済陽極液出口連結器44を有する。
陰極液入口16は陰極液を電解槽10の内部に供給する
ために本体部分28の上部に連結される。この構造によ
り陰極液は電解槽10を通つて陰極液出口20へ下方へ
流れる。また、本体部分28の頂部には水素取り出し管
46に通じる陰極室ガス”出口22が設けられている。
出口22は下記に示すように電解槽10内の陰極の近傍
からガスを除去する。陽極一膜装置24および陰極(図
示せす)からの導電体部材48および49は各々通常の
方法で外部DC電源(図示せず)に連結され、.電解槽
10を通る電流が与えられる。陽極後板30および陰極
後板32には、電解槽10を上げまたは他の方法で動か
しかつ後板30および32を本体部分28から取外すの
を容易にするため突起37が設けられている。
また、後板′30および32には、電解槽10を支持す
るために土台11cの上に据えられた絶縁体11bの上
に乗せられた支持フランジ11aが取り付けられている
。フランジ11a1絶縁体11bおよび土台11cは共
に支持部材11を構成する。陽極組立体即ち陽極一膜装
置24の構造および形状は、第2図および第3図に最も
良く示されており、組立体は導電体部材48、網状陽極
部材50、膜52、陽極液供給管54および陽極液排出
管56を有する。
任意に、網状陽極部材50を膜52から分離するスペー
サー51を設けることが出来る。網状陽極部材50は導
電体部材48に、それらの間に電流を流すような通常の
方法で連結された導電性物質である。網状陽極部材50
は陽極室72を取り巻くU字型の平らな有孔構造体であ
ることが好ましく、または任意の他の適当な設計たとえ
ばよろい張りした電極であつてもよく、かつ内部ガス邪
魔板をもつていても、或はもつていなくもよい。網状陽
極部材50は導電体部材48により支持され、この導体
はまた導電体部材48にねじ止めされた薄ナット58に
より陽極後板30に結合されている。管56は網状陽極
部材50の上端から水平に突出していてもよく、或は室
72から出るガスおよび液体流をヘッダー42に向ける
ために他の方法で方向づけることが出来る。管56は網
状陽極部材50に溶接されるかまたは他の方法で取り付
けられ、下記に示すように膜52中の適当な開口を通つ
ている。膜52は網状陽極部材50を包囲しており(そ
の構造は下記に示す)、膜52は電解槽10の陰極部分
にナトリウムの如き陽イオンを通過させる一方、陰イオ
ンたとえは塩素イオンを室72内に含ませる働きをする
。ヘッダー42は、側壁78、側壁ライニング79、端
壁80、端壁ライニング81、頂壁82、頂壁ライニン
グ85、底壁ライニング83および底壁84を有する。
ヘッダ42は一般に水平に横たわり、陽極液排出管56
の各々を使用済陽極液出口連結器44(第2図には示さ
れていない)に連結させる働きをする。ライニング79
,81,83および85は壁78,80,82およ5び
84を管56から出る塩素または他の生成物により引き
起される腐食から保護する働きをする。ヘッダー42の
特定の構造は、それが各管56を出口連結器44へ連結
させる働きをする限り変化させることが出来る。同様に
、陽極液供給ヘッダ4一38が陽極液供給連結器40を
室72に通じる各陽極液供給管54に連結させるために
設けられている。ヘッダー38は耐食性を与えるために
ヘッダー42と同様にしてライニングすることが出来る
。陽極液供給管54は網状陽極部材50に取り付けられ
、そこから外方に突出し、陽極後板30を貫通し、管5
4の外端部上の適当なねじ山および薄ナット59により
陽極後板30に取り付けられている。膜52は端縁10
6,108および110に沿つて適当な密封手段たとえ
ば熱封着により密封されてU字型密封部86が与えられ
、かつ後述するように導電体部材48、管54および管
56が膜752を通過する点で密封手段61により密封
される。
密封手段61および密封部86は網状陽極部材50の周
りおよび網状陽極部材50内に存在する室72の周囲で
膜52を閉じる働きをする。膜52は網状陽極部材50
の相対する側にゆるくか・つ付着せずに横たわり、かつ
後述するように網状陽極部材50を隣接する陰極から分
離する働きをする2つの部分88および90を有する。
第11図を参照して、密封手段61を詳細に述べる。
密封手段61は夫々膜52の中央部分70の内側および
外側に横たわる内側ガスケット66、外側ガスケット6
7、および取り巻く管56を含み、管56、中央部分7
0および陽極後板30の間を密封する。ガスケット66
および67は薄ナット60の締めつけに対応して、管5
6を陽極後板30へ締めつけることにより管状フランジ
68により管56へ圧縮し押え付けることが出来る。第
7および10図に示すように、内側ガスケット62およ
び外側ガスケット63が、導電体部材48、膜52と陽
極後板30との間を密封するために、各導電体部材48
に対して設けられている。薄ナット58の締め付けに応
じてガスケット62および63を圧縮するために、各導
電体部材48に管状フランジを設けることが出来る。同
様に、第3図に示すように、膜52の内側および外側で
、管54が膜52を通過する点に内側ガスケット64お
よび外側ガスケット65を設けることが出来る。薄ナッ
ト59の締め付けに応じてガスケット64および65を
圧縮するために、管54に管状フランジを設けることが
出来る。したがつて、陽極一膜装置24を陽極後板30
に取り付け、薄ナット58,59および60を締め付け
ると、導電体部材48、管54および管66が膜52を
通過する穴は網状陽極部材50を包囲するかまたはカプ
セル状に包むようにして密封される。後板30は第2お
よび11図に示すように、耐食性用の内部ライニング7
4を有する電解槽の部分76を含むことが出来、あるい
は陽イオン交換膜が膜52として使用され、かつ導電体
部材48が絶縁スリーブ(図示せず)または他の絶縁手
段により後板30と分離される場合はライニングを施さ
なくても良い。第12図は陽極後板30の側面から支持
された複数の陽極一膜装置24を示す側面斜視図である
これら装置24の1つの内部のある部分を示す切断図が
与えられている。特に、スペーサー51は膜52のすぐ
内側に横たわつていることが分る。網状陽極部材50の
外部上に被覆されたスペーサー51内には、電気化学的
に活性な物質たとえば1白金族ョ金属、すなわちルテニ
ウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム
および白金からなる群の元素でもよい任意の触媒被覆1
12が存在している。網状陽極部材50は、第2,3,
13および14図から最も良く分るように、好ましくは
2つの平行平らな表面を有する平らな有孔金属陽極構造
体である。装置24は平らであり、第13図に示したよ
うに上記陽極一膜装置間に、複数の一致する平らな陰極
を平行に間をあけて挿入するように平行に間をあけて配
置する。第13図は、平らな陰極114と装置24とを
平行にとじ込んだ状態を示す第1図の線13−13に沿
つた水平断面図である。
後板30および32は、それらにより夫々支持された装
置24および陰極114と間を離して平行に配置されて
いることが分る。装置24は、導電体部材48は槽容器
への取り付け用部材も兼ねそのねじ付き端部にねじ込ま
れた取り付け用部材即ち薄ナット58により取り付けら
れる。第2および第3図で前に示したように、装置24
は取り付け用部材即ち薄ナット59および60により保
持することも好ましい。薄ナット58,59および60
が示されているけれども、密封手段61の圧縮を与え得
る他の通常の締め付け装置を設けることは本発明の範囲
内である。薄ナット58,59および60の利点は、迅
速な解体が可能なことである。管54および56も端部
にねじを付けて槽容器への取り付け用部材を兼ねさせら
れるが、薄ナット59および60は任意であり、管54
および56が膜52を通過する点で通常の動的密封手段
(図示せす)を使用することにより省くことが出来、さ
もなければナット59および60を操作するためにヘッ
ダー38および42を取り外す必要が起きるのを回避す
ることにより装置24の取り外しをより容易にすること
ができることも分るであろう。また、第13図において
、密封手段61による膜52の穴の密封および導電体部
材48の後板30からの絶縁により、内張りされていな
い陽極後板を使用することができることが示されている
。密封手段61はこの目的のためにガスケット67の代
りにより大きいガスケット118を用いることにより修
正することが出来る。通常の隔膜型電解槽は、同様に個
々に包囲された陽極一膜装置24の概念を利用するよう
に修正することが出来、この概念を陽極ではなく陰極に
適用することが出来る。すなわち、陰極を第1図〜第1
4図の陽極の包囲と同様に膜52により包囲することが
出来る。事実、包囲された電極の概念は、もしそれが望
ましければ3つの隔室槽をつくるために陽極と陰極の両
方に利用することが出来る。適当な陰極ヘッダー(図示
せず)が、いずれの場合にも個々の陰極一膜装置を連結
するために必要となるであろう。第13図の装置24は
また多孔質スペーサー51を有するが、これは任意の特
徴である。したがつて、膜52はガスを膜52により不
当に制限することなく電解槽10中を上方に流すために
陽極と陰極の両方から離隔される。このガス流れは、電
解ガス生成物の捕集を助けかつ管56へ向けてノ運ぶた
めに陽極一膜装置24内のガス捕集装置たとえば邪魔板
、捕集器、または傾斜したまたは弓状の導体成形物(図
示せず)を付加することにより助けることが出来る。導
電体部材48、管54および管56の周囲に適当なスペ
ーサー環状体お7よび特別のガスケット(図示せず)を
使用することにより、後板30に最も近い装置24の端
部に間隙を設けることが出来る。第13図および14図
において中の詰つた陰極114が描かれているが、必要
に応じて触媒被覆または過電圧低下用メッキを有する陽
極部材50と同じ設計の有孔網状陰極(図示せす)を使
用することが出来る。
さらに、陽極または陰極または両方を、網状陽極部材5
0の2つの平らな面または同様な陰極網表面の隔離を強
制的に行う片寄せ機構を使用することにより圧縮可能に
することが出来、このような伸縮可能であることの利点
は、電極が組立中は小さくなつていて、その後大きくす
ることが出来るということである。このような機構は、
米国特許出願第782,643号明細書(1977年3
月30日出願)に示されており、その記載は参考として
簡単にここに引用する、この特許出願には、可撓性電極
を用いる真空式組立法が記載されており、この電極は、
その電極に圧縮力を及ぼしてそれを組立てる間収縮させ
ることができるように、圧力勾配を維持することが出来
る膜により包囲されている。第13図に示された網状陽
極部材50は、外側触媒被覆112を有することが示さ
れているが、第14図では網状陽極部材50は内側触媒
被覆116を有するように示されている。
外側被覆112が設けられる場合、ガス生成物は外側被
覆112て出成する傾向があり、したがつてガスを電解
槽から取り出すために上方に流し、過電圧を最小限にす
るための空間を与えるように、多孔質スペーサー51を
設けるのが望ましい。そのようなスペーサーはたとえば
非導電性物質から適当に構成されたスクリーンまたは網
であつてもよい。スペーサー51を使用することにより
、有孔金属陽極構造体の電気触媒的に被覆された部分が
、隔離部材により膜52に付着しないようにすることが
出来る。膜と電気触媒的に被覆された部分との間の直接
接触は、電流効率の損失をもたらし、白金族被覆を用い
た場合、電極表面から白金族成分が失われ或は除去され
る速度を増大する結果に!なる。第13図の具体例にお
いて、隔離部材はたとえは非導電性多孔質耐塩素性物質
から適当に構成されたスクリーンまたは網である。
典型的例として、ガラス繊維、アスベストフィラメント
、可塑3性物質たとえばポリフルオロオレフィン、ポリ
塩化ビニル、ポリプロピレンおよびポリ塩化ビニリデン
ならびにポリフルオロオレフィンたとえばポリテトラフ
ルオロエチレンで被覆したガラス繊維が挙げられる。
4陽極部材表面と膜と
の間隔を望ましい大きさにするために、適当な厚さの隔
離部材を用いることが出来る。たとえば約0.076〜
3.27170(約0.003〜約0.125インチ)
の厚さを有する隔離部材を使用することが適当であり、
約0.25〜2.抽(約0.010〜約0.080イン
チ)の厚さが好ましい。陽極部材と膜との間に塩水即ち
陽極液を流すのに適当な開口を与える網目のものを使用
することか出来る。使用出来る隔離部材の典型的な網目
の大きさには、1cm(1インチ)当り約0.2〜約8
(約0.5〜約20)、好ましくは約1.6〜4.7(
約4〜約12)本の線(Strand)をもつ大きさが
含まれる。隔離部材は織布または不織布から製造するこ
とが出来、たとえばスリツトシーテイング(Sllts
heetjng)または押出しにより製造することが出
来る。必要ではないが、所望なら隔離部材はたとえば留
め金、コード、ワイヤー、接着剤等により陽極部材の表
面に結合させることが出来る。
他の具体例としては、隔離部材は有孔金属陽極構造体自
身でもよい。
第14図に示されているように、電気触媒物質で被覆さ
れた有孔金属構造体の表面は、それが膜52から離れて
相対するように配置される。すなわち、被覆112より
はむし”ろ内側被覆116が設けられる。膜は有孔金属
構造体の未被覆面と接触する。有孔金属陽極の被覆部分
は、有孔金属構造体の厚さに等しい距離だけ膜から離隔
される。この距離は前述したように、約0.76〜2.
5T!r!n(約0.03〜約0.10インチ)、好ま
しくは約1.3〜2.0?(約0.05〜約0.08イ
ンチ)である。陽イオン交換特性を有し、かつ電解液の
水力による流れおよび塩素ガスおよび塩素イオンの移動
に対して不透過性である不活性可撓性物質から構成され
る膜52が有孔金属陽極構造体および隔離部材を包囲し
ている。
第一の好ましい膜物質は、ポリフルオロオレフィンとス
ルホン化パーフルオビニルエーテルの共重合体から構成
されるパーフルオロスルホン酸樹脂膜である。パーフル
オロスルホン酸樹脂の当量(Equivalentwe
ight)は約900〜約1600、好ましくは約11
00〜約1500である。パーフルオロスルホン酸樹脂
は、ポリフルオロオレフィン布で支持することが出来る
。デュポン社(E.I.DupOntdeNemOws
andCOmpany)から商品名1ナフイオン(Na
fiOn)ョとして市販されている複合膜は、好ましい
膜の適当な例である。
第二の好ましい膜は、イオン交換基としてカルボキシル
基をもち、乾燥樹脂1y当り0.5〜2.0n1Eqの
イオン交換容量を有する陽イオン交換膜である。
このような膜は上記1ナフイオンョ膜のスルホン酸基を
カルボキシル基で化学的に置換してポリフルオロオレフ
ィン布により支持されたパーフルオロカルボン酸樹脂を
製造することによりつくることが出来る。イオン交換基
としてカルボキシル基を有する上記陽イオン交換膜を製
造する第二の方法は、197岬11月4日公告の旭硝子
(株)の特公昭51−126398号公報に記載されて
いる方法である。この方法は、弗素化オレフィン単量体
と、カルボキシル基またはカルボキシル基に変換出来る
他の重合可能な基を有する単量体とを直接共重合させる
ことを含んている。本発明の電解槽の陽極一膜装置で、
膜は管またはシート状て得られ、適当な端縁106,1
08および110に沿つてたとえば熱密封により密封さ
れ、密閉されたケース即ち1包囲体ョが形成される。
この包囲体はその中に複数の陽極室72を定める。第2
および第3図に示したように、陽極および陰極は商業的
隔膜型電解槽で周知の指型をしている。好ましい型の電
解槽は、M.S.カーチヤー(Kircher)及びE
.N.マツケン(Macken)による米国特許第3,
898,14吟明細書(197奔8月5日公告)に例示
されているように指状電極が、垂直に配置された電極板
に結合された型の槽で、ヘッダー38および42を有す
るように修正されたものである。本発明の陽極一膜装置
において、有孔金属陽極部材表面と膜との間の間隙は、
約0.076〜約3.18T0L(約0.003〜約0
.125インチ)であるのが好ましい。
第13図に例示してあるように、陰極が隣接した陽極の
間に挿入されるように配置された陰極は、陽極一膜装置
から離隔されている。
陰極は鋼、ニッケルまたは銅のような金属の有孔金属構
造体である。この構造体は陰極液からの水素ガスの放出
を容易にするように製造するのが好ましい。陰極は少な
くとも約10%、好ましくは約30〜約70%、より好
ましくは約45〜約65%の開口面積を有する。第13
図に例示されているように、陰極114と膜52との間
の空間は、陽極部材表面と膜との間の空間より大きいの
が好ましい。
さらに、この陰極と膜との間隔は、水素ガスの放出を最
大にするためにスペーサーのような妨害材料を含まない
。陰極は膜から約1.0〜約19.1wn(約0.04
0〜約0.750インチ)、好ましくは約1.5〜約1
3T0f1(約0.060〜約0.500インチ)の距
離だけ隔離されている。少なくとも約3呼量%のアルカ
リ金属水酸化物を含有するアルカリ金属水酸化物溶液を
製造する際に、陰極と膜との間隔の増大は摺電圧の減少
をもたらすことは驚くべきことである。陰極は、第13
図に示すように膜で包囲した陽極間に陰極が挿入される
ように配置された陰極板に結合される。陰極室は陽極一
膜装置により占有されていない槽容器内の領域であり、
アルカリ金属水酸化物からの水素ガス放出に対して大き
な領域を与える。本発明の隔膜型電解槽で使用される陰
極構造体は、陽極部材に使用されるものと類似の電気触
媒的に活性な被覆を有することが出来る。
それらはまた金属たとえばニッケルまたはモリブデンま
たはそれらの合金で被覆するこが出来る。第4図〜第1
0図は第1図〜3図および第11図〜第14図の陽極一
膜装置24を組立てるための製造方法を示す。
第4図に見られるように、膜材料の長方形シート92た
とえばパーフルオロスルホン酸樹脂の陽イオン交換膜ま
たは他の熱密封性不透過性膜または透過性膜のシートが
出発点である。シート92は中央部分70および2つの
側方部分88および90を有すると考えることが出来る
。中央部分70は、第5図に示してあるように、組立ま
たは電解槽操作中の損傷に対する強化を計るため、そし
て次に穴95,96および97(第6図)を、後て導電
体部材48および管54,56を受け入れられるように
中央部分70の所定の位置に予かじめ定められた大きさ
であけるため、膜または他の材料の追加層94を中央部
分70に付加して補強し、補強されたシート93をつく
つてもよい。穴95,96および97をあけたら、穴の
開いた膜シート98を、陽極100を受けるのに用いる
。陽極100は網状陽極部材50、導電体部材48、管
54および56および2夫々導電体部材48および管5
4および56のまわりに置かれたガスケット62,64
,66を有する。好ましくは、導電体部材48および管
54および56は、導電体部材48および管54および
56上でガスケット62,64および66が内方に移動
するのを制限し、かつ前述したようにガスケット62,
64および66を圧縮するために、管状フランジ(たと
えば管56に対して第11図に見られるフランジ68)
を有する。ガスケット62,64および66を所定の位
置に置いた後、導電体部材48および管54および56
を、穴の開いた膜シートの夫々の穴95,96および9
7に挿入して、未だ折りたたんでない組立体102をつ
くる。次に、側方パネル88および90を網状陽極部材
50の両側にゆるく折りたたんで隣接端縁106,10
8および110を有する未だ密封されていないが折りた
)んだ組立体104を形成する。次に、端縁106,1
08および110を適当な手段たとえば熱密封により密
封して網状陽極部材50および室72を包み込み、第1
0図に示すように3つの縁を形成するU字型密封端縁8
6および第4の縁を形成する孔あき中央部分70を有す
るゆるく嵌合する陽極一膜装置24を形成する。次に陽
極一膜装置24は中央部分70の外側に夫々導電体部材
48および管54および56のまわりに追加のガスケッ
ト63,65および67を付加することにより槽10の
一部とすることが出来る。
後板30に完全なライニングを使用した場合(第2図)
、ガスケット62,64および66はライニング74に
対して密封されて穴95,96および97を密封するこ
とが出来るので、ガスケット63,66および67は省
くことが出来る。また、膜52の修理は通常のグローブ
状膜装置一に比較して簡単化される。
電解槽を電気的に遮断し、出口20および入口14から
排水し、突起37にリフトフックを取り付け、後板30
のボルトを外し、次に後板30を除去し、単一の装置2
4の薄ナット58,59および60を外し、導電体.部
材48および管54,56を後板30から引き出す。次
に新しい装置を挿入し、薄ナット58,59および60
を、後板30に通した後、導電体部材48および管54
,56に締め付ける。次に、電解槽を、後板30をボル
ト56で再び取り・付けて再ひ組み立て、電解槽を再充
填し、そして電気的に再結合する。例1第1図に示す型
の電解槽に、電気活性成分として二酸化ルテニウムを有
する被覆によりお)われた部分を有する複数のチタン網
状陽極を取り付ける。
ポリテトラフルオロエチレンを被覆した厚さ0.8抽(
イ).035インチ)の繊維ガラス開放織物を網状陽極
の上に置く。陽極およびそれを取り巻く織物を、120
0の当量を有するパーフルオロスルホン酸樹脂膜で包む
。膜には穴が開いており、熱封着して複数の個々のケー
スを形成し、これらのケースを個々の陽極構造体上に置
き、陽極板ライニ)ングに対して密封して複数の独立の
隔室をつくつた。陽極の網の間に開口面積約45%の鋼
スクリーン陰極を挿入した。陰極は膜から約12.7?
(約0.50インチ)離れて配置し、邪魔されない水素
放出領域を形成する。NaCl濃度約300y/eで温
度・86℃の塩化ナトリウム塩水を陽極室の各々に供給
した。2KA/dの電流密度を与えるのに十分な電気エ
ネルギーを電解槽に供給して、3.5ボルトの摺電圧で
約400y/′のNaOHを含有する水酸化ナトリウム
液を陰極室に形成した。
NaO壊夜か・らの水素放出は、陽極一膜装置における
NaCl塩水からの塩素ガスの放出と同様に優れていた
。例2例1に記載の型の電解槽を例1と同様に操作した
が、ただし例1のパーフルオロスルホン酸樹脂の代りに
当量が1200のパーフルオロカルボン酸樹脂膜で、網
状陽極とそれを取巻く織物とを包囲した。
NaOH液からの水素放出は陽極一膜装置におけるNa
Cl塩水からの塩素ガスの放出と同様に優れていた。例
3 例1に記載の型の電解槽を例1のパラメータで操作した
が、ただし例1の塩化ナトリウム塩水溶液の代りに濃度
400yKC1/′の塩化カリウム塩水を陽極室の各々
に供給し、例1のNaOH液の代りに約500yK0H
/eの水酸化カリウム液が陰極室で生じた。
KOH液からの水素ガス放出およびKCl塩水からの塩
素ガス放出は両方共優れていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した電解槽の側面正面図、第2
図は第1図の線2−2に沿つて取つた陽極一膜装置の水
平断面部分図、第3図は本発明の陽極一膜装置を示す第
2図の線3−3に沿つて取つた垂直断面図、第4図〜第
6図は本発明の膜を組立てる際の種々の段階での頂部平
面図、第7図〜第10図は第6図の膜を使用した陽極一
膜装置の組立てを示す側面図、第11図は本発明の1つ
の好ましい密封部材を示す第2図の部分11の拡大断面
図、第12図は陽極後板に取り付けられた複数の陽極一
膜装置を示す側面斜視図、第13図は第1図の電解槽内
の陰極と陽極の好ましい関係を示す第1図の線13−1
3に沿つて取つた水平断面図、第14図は第1図の線1
3−13に沿つて取つた本発明の陽極一膜装置の他の実
施態様の部分水平断面図てある。 10・・・・・・電解槽、12・・・・・・槽容器、1
4・・・・・・陽極液入口、16・・・・・・陰極液入
口、18・・・・・・陽極液出口、20・・・・・陰極
液出口、22・・・・・・陰極室ガス出口、24・・・
・・・陽極一膜装置、30・・・・・・陽極後板、31
・・・・・・陽極後板ガスケット、46・・・・・水素
取り出し管、48・・・・・導電体部材兼取付用部材、
50・・・・・・陽極部材、52・・・・・・膜、54
・・・・・・陽極液供給管兼取付用部材、56・・・・
・・陽極液排出管兼取付用部材、58,59,60・・
・・・・取付用部材、72・・・・・・陽極室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 槽容器12内でそれぞれ複数個の陽極と陰極とが相
    対して互い違いに一方が他方の間に挿入されている形式
    の隔膜型電解槽10に使用するための陽極−膜装置24
    において、a 陽極室72を画成する多数の孔のあいた
    金属板からなる少なくとも1つの陽極部材50、b 上
    記陽極部材を外側から包み、陽極液と陰極液とが混り合
    わないための少なくとも1つの膜52、c 外部電源か
    ら上記陽極部材に電流を導くための、上記陽極部材と接
    触する少なくとも1つの導電体部材48、d 陽極室へ
    陽極液を入れるための陽極液供給管54、及びe 陽極
    室から陽極液を取り出すための陽極液排出管56からな
    る陽極−膜装置本体と、 f 陽極−膜装置本体を槽容器の内部に支持するように
    槽容器の陽極後板30に固定するための取り付け用部材
    58とからなることを特徴とする、陽極−膜装置。
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