JPS6041624Y2 - サ−モスタツト - Google Patents
サ−モスタツトInfo
- Publication number
- JPS6041624Y2 JPS6041624Y2 JP1978122478U JP12247878U JPS6041624Y2 JP S6041624 Y2 JPS6041624 Y2 JP S6041624Y2 JP 1978122478 U JP1978122478 U JP 1978122478U JP 12247878 U JP12247878 U JP 12247878U JP S6041624 Y2 JPS6041624 Y2 JP S6041624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermostat
- cover
- bimetal
- view
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はサーモスタットに係り、特にバイメタルディス
ク形にして熱応答性を向上させたサーモスタットに関す
る。
ク形にして熱応答性を向上させたサーモスタットに関す
る。
第1図は従来のバイメタルディスク形サーモスタットの
縦断面図a及び平面図すを示すもので、同図中4はディ
スクバイメタル、5は伝達棒、6は接点板、7は電気接
点、8はカバー、9は前記カバー8の周辺部、10は前
記カバー8の円心部をそれぞれ示すものである。
縦断面図a及び平面図すを示すもので、同図中4はディ
スクバイメタル、5は伝達棒、6は接点板、7は電気接
点、8はカバー、9は前記カバー8の周辺部、10は前
記カバー8の円心部をそれぞれ示すものである。
かかる構成に於いて、ディスクバイメタル4は円板状に
プレス抜きされたバイメタル板を球面状に底形する事に
より、温度が上昇して動作温度に達すると凹面状から瞬
間に反転して凸面状となり、その後、温度が下降し復帰
温度に達すると再び急速反転し、凹面状に復帰するもの
である。
プレス抜きされたバイメタル板を球面状に底形する事に
より、温度が上昇して動作温度に達すると凹面状から瞬
間に反転して凸面状となり、その後、温度が下降し復帰
温度に達すると再び急速反転し、凹面状に復帰するもの
である。
この反転動作は伝達棒5を介して接点板6に伝えられ、
電気接点7を開閉動作させるものである。
電気接点7を開閉動作させるものである。
なお、カバー8はバイメタル4が反転した場合の係留部
となる周辺部9と復帰した場合のバイメタル4の凹部を
避ける為の内心部10を段差を持って配置した形状とな
っており、一方、感熱部としても作用する事から、アル
ミニウム、銅等の熱伝導性の良い金属で構成されるもの
である。
となる周辺部9と復帰した場合のバイメタル4の凹部を
避ける為の内心部10を段差を持って配置した形状とな
っており、一方、感熱部としても作用する事から、アル
ミニウム、銅等の熱伝導性の良い金属で構成されるもの
である。
しかるに、これらの金属は機械的強度が弱い上に、段差
を持った2段構造を有する為、ますます外部荷重に対し
て弱く、変形し易くなる。
を持った2段構造を有する為、ますます外部荷重に対し
て弱く、変形し易くなる。
一方、サーモスタットは取付時に於いて、熱応答を良く
する為に、第3図の側面図に示す如く、カバー8の円心
部10を相手熱板31に密着する様にビス32等で押し
付けて取り付ける必要がある。
する為に、第3図の側面図に示す如く、カバー8の円心
部10を相手熱板31に密着する様にビス32等で押し
付けて取り付ける必要がある。
また、配線作業時や、手動でリセットをかける様な場合
、これらの力もカバー8の内心部10に加わる事となる
。
、これらの力もカバー8の内心部10に加わる事となる
。
一方、従来品では、第4図の部分断面図に示す如く、取
付時の締付力11や外部荷重12はカバー8の周辺部9
で受けるので、やはり変形の原因となる。
付時の締付力11や外部荷重12はカバー8の周辺部9
で受けるので、やはり変形の原因となる。
以上述べた様な、外力に対して、カバー8は第2図の部
分断面図に示す如く、その周辺部9に変形を生じるもの
である。
分断面図に示す如く、その周辺部9に変形を生じるもの
である。
この部分は、一方ではバイメタルディスク4の係留部と
なっているので、変形を生じると、電気接点7に対する
バイメタルの相対位置が変化して、本来バイメタルの動
きに従ってスナップ動作するべき電気接点7がバイメタ
ルの温度動作と無関係に動作腰誤動作の原因となる。
なっているので、変形を生じると、電気接点7に対する
バイメタルの相対位置が変化して、本来バイメタルの動
きに従ってスナップ動作するべき電気接点7がバイメタ
ルの温度動作と無関係に動作腰誤動作の原因となる。
従って、取り扱い上、カバー8の強度は強くなくてはな
らない反面、構造上、材質上強くする事ができず、従来
はステンレスの様な強度の強い材質を用いるか、取付時
の押え力を弱くするかして、熱伝導の面は犠牲にせざる
を得なかった。
らない反面、構造上、材質上強くする事ができず、従来
はステンレスの様な強度の強い材質を用いるか、取付時
の押え力を弱くするかして、熱伝導の面は犠牲にせざる
を得なかった。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点をなくし、安価に
してカバーの変形耐力を増し、熱応答が早く信頼性の高
いサーモスタットを提供するにある。
してカバーの変形耐力を増し、熱応答が早く信頼性の高
いサーモスタットを提供するにある。
更に詳細には、本考案はカバー8を段差を持たない一面
構造にすると共に、バイメタルディスクの凹部に対する
逃げを、前記バイメタルディスクの円周係留部を兼ねた
リブによって確保する如く構成される新規のサーモスタ
ットを提供するものである。
構造にすると共に、バイメタルディスクの凹部に対する
逃げを、前記バイメタルディスクの円周係留部を兼ねた
リブによって確保する如く構成される新規のサーモスタ
ットを提供するものである。
第5図は本考案の一実施例に係るサーモスタットの縦断
面図a及び平面図すを示すもので、同図中51はバイメ
タルディスク4の円周遊係留部、53は前記円周遊係留
部51を形成するリブをそれぞれ示すものである。
面図a及び平面図すを示すもので、同図中51はバイメ
タルディスク4の円周遊係留部、53は前記円周遊係留
部51を形成するリブをそれぞれ示すものである。
かかる構成によれば、カバー8の周内部9はリブ53に
よってバイメタルディスク4との間に間隙ができた状態
で支承される為、円心部10と同一平面を形成させても
、バイメタルディスク4の凹部の逃げ空間を十分に確保
する事ができるものである。
よってバイメタルディスク4との間に間隙ができた状態
で支承される為、円心部10と同一平面を形成させても
、バイメタルディスク4の凹部の逃げ空間を十分に確保
する事ができるものである。
更に、サーモスタットの取付時の締付力11や外部荷重
12は第6図の部分断面図に示す如く、カバー8のリブ
53の当接した周辺部9で受ける為、カバー8に対して
直接変形を招く様な外力が加わらず、従って大巾に耐力
を増す事ができる。
12は第6図の部分断面図に示す如く、カバー8のリブ
53の当接した周辺部9で受ける為、カバー8に対して
直接変形を招く様な外力が加わらず、従って大巾に耐力
を増す事ができる。
なお、上記実施例では、リブ53を4本用いた場合を例
示したが、これは更に多くてもよく、また円環状であっ
てもよい事は勿論である。
示したが、これは更に多くてもよく、また円環状であっ
てもよい事は勿論である。
以上述べた如く、本考案によれば、熱伝導の良いアルミ
ニウムや銅製の薄いカバーを用いながら、取付時に於い
ては感熱部であるカバーを相手熱板に十分に密着させて
十分な熱伝導を確保し得る事から、熱応答性に優れた信
頼性の高いサーモスタットを得る事ができるものである
。
ニウムや銅製の薄いカバーを用いながら、取付時に於い
ては感熱部であるカバーを相手熱板に十分に密着させて
十分な熱伝導を確保し得る事から、熱応答性に優れた信
頼性の高いサーモスタットを得る事ができるものである
。
第1図a及びbは従来のバイメタルディスク形サーモス
タットの縦断面図及び平面図、第2図は第1図に示した
サーモスタットカバーの変形の状態を説明する為の部分
断面図、番3図はサーモスタットの取付状態を説明する
為の側面図、第4図はサーモスタットに対する外力の状
態を説明する為の部分断面図、第5図a及びbは本考案
の一実施例に係る今一モスタットの縦断面図及び平面図
、第6図は第5図に示したサーモスタットに対する外力
の状態を説明する為の部分断面図である。 4・・・・・・バイメタルディスク、7・・・・・・電
気接点、8・・・・・・カバー 9・・・・・・周辺部
、10・・・・・・円心部、53・・・・・・リブ。
タットの縦断面図及び平面図、第2図は第1図に示した
サーモスタットカバーの変形の状態を説明する為の部分
断面図、番3図はサーモスタットの取付状態を説明する
為の側面図、第4図はサーモスタットに対する外力の状
態を説明する為の部分断面図、第5図a及びbは本考案
の一実施例に係る今一モスタットの縦断面図及び平面図
、第6図は第5図に示したサーモスタットに対する外力
の状態を説明する為の部分断面図である。 4・・・・・・バイメタルディスク、7・・・・・・電
気接点、8・・・・・・カバー 9・・・・・・周辺部
、10・・・・・・円心部、53・・・・・・リブ。
Claims (1)
- 常時は凹形状を有し動作時に凸形状に変形するバイメタ
ルディスクと、周縁部に中央部から上方に隆起する係留
部を有しこの係留部によって上記バイメタルディスクの
周縁部を係留支持することにより上記バイメタルディス
クが温度変化に応じて変形動作し得るようにしたカバー
とを有するサーモスタットにおいて、上記カバーの係留
部の一部に上記中央部とほぼ同じ高さレベルで外部に延
長するにリブを形成してなるサーモスタット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978122478U JPS6041624Y2 (ja) | 1978-09-06 | 1978-09-06 | サ−モスタツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978122478U JPS6041624Y2 (ja) | 1978-09-06 | 1978-09-06 | サ−モスタツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5539622U JPS5539622U (ja) | 1980-03-14 |
JPS6041624Y2 true JPS6041624Y2 (ja) | 1985-12-18 |
Family
ID=29080630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978122478U Expired JPS6041624Y2 (ja) | 1978-09-06 | 1978-09-06 | サ−モスタツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041624Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144352A (en) * | 1980-04-14 | 1981-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electric water heater |
US4562458A (en) * | 1983-02-28 | 1985-12-31 | Rca Corporation | Circuit for coupling a three terminal filter to a signal path using one interface connection |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5461269U (ja) * | 1977-10-07 | 1979-04-27 |
-
1978
- 1978-09-06 JP JP1978122478U patent/JPS6041624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5539622U (ja) | 1980-03-14 |
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