JPS6040545Y2 - コンクリ−ト製品の吊上げ反転治具 - Google Patents
コンクリ−ト製品の吊上げ反転治具Info
- Publication number
- JPS6040545Y2 JPS6040545Y2 JP15490083U JP15490083U JPS6040545Y2 JP S6040545 Y2 JPS6040545 Y2 JP S6040545Y2 JP 15490083 U JP15490083 U JP 15490083U JP 15490083 U JP15490083 U JP 15490083U JP S6040545 Y2 JPS6040545 Y2 JP S6040545Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- lifting
- side wall
- insertion rod
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
く考案の目的〉
本考案は側溝等のコンクリート製品を吊上げて表向きに
するためのコンクリート製品の吊上げ反転治具に関する
ものである。
するためのコンクリート製品の吊上げ反転治具に関する
ものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉
従来より考案者は各種のコンクリート製品の吊上げ反転
治具を提供している(実公昭60−19104、実開開
開−191242、実公昭59−16388.実公昭5
9−16389)。
治具を提供している(実公昭60−19104、実開開
開−191242、実公昭59−16388.実公昭5
9−16389)。
しかして本考案はこれら従来の考案の改良に係るもので
あって、コンクリート製品の側壁が下部から上部にかけ
て上り勾配状のものであっても、また、コンクリート製
品の側壁における差込み棒を差し込む位置から前記側壁
の先端部までの距離が異なるものであっても容易に調整
して反転させることができ、さらには差込んだ差込棒が
決して作業中に抜出することのないコンクリート製品の
吊上げ反転治具の提供を目的とするものである。
あって、コンクリート製品の側壁が下部から上部にかけ
て上り勾配状のものであっても、また、コンクリート製
品の側壁における差込み棒を差し込む位置から前記側壁
の先端部までの距離が異なるものであっても容易に調整
して反転させることができ、さらには差込んだ差込棒が
決して作業中に抜出することのないコンクリート製品の
吊上げ反転治具の提供を目的とするものである。
〈考案の構成〉
本考案によるコンクリート製品の吊上げ反転治具は、
略逆U字状の支持杆に、一端に傾斜面を有する側壁受は
部を有し、かつ外周面を雄ねじ状に形成してなる円筒パ
イプ状の間隔保持長を内部に雌ねじ部を有するスリーブ
を介して前記支持杆の支持孔部に挿通してなり、 かつ前記間隔保持具内には差込み棒をその突出長を調整
可能に係止しであると共に、前記差込み棒の先端側の形
状を、該差込み棒を差込んで吊上げ反転しうるコンクリ
ート製品の両側壁に穿設された係止孔に密着して抜出し
ない形状に構威しであるものである。
部を有し、かつ外周面を雄ねじ状に形成してなる円筒パ
イプ状の間隔保持長を内部に雌ねじ部を有するスリーブ
を介して前記支持杆の支持孔部に挿通してなり、 かつ前記間隔保持具内には差込み棒をその突出長を調整
可能に係止しであると共に、前記差込み棒の先端側の形
状を、該差込み棒を差込んで吊上げ反転しうるコンクリ
ート製品の両側壁に穿設された係止孔に密着して抜出し
ない形状に構威しであるものである。
〈実施例〉
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図は本考案によるコンクリート製品の吊上げ反転治
具Aを示す分解概略図である。
具Aを示す分解概略図である。
図面において符号1は支持杆を示す。
該支持杆1は略逆U字状をなしており、その上端部はワ
イヤー等の吊り部材2の連結部3として形成され、その
下端部は後述する間隔保持具4が支持杆1と略直角に接
続されるべく挿通される支持孔部5゜5として形威され
ている。
イヤー等の吊り部材2の連結部3として形成され、その
下端部は後述する間隔保持具4が支持杆1と略直角に接
続されるべく挿通される支持孔部5゜5として形威され
ている。
符号4は間隔保持具であり、この間隔保持具4はその外
周面を雄ねじ状に形威してなる円筒パイプとして構成さ
れている。
周面を雄ねじ状に形威してなる円筒パイプとして構成さ
れている。
また該間隔保持具4はその一端側に、傾斜面6を有する
側壁受は部8を有している。
側壁受は部8を有している。
しかしてこの側壁受は部8は間隔保持具4の本体部と一
体に形威されているものである。
体に形威されているものである。
ところでこの間隔保持具4は内部に雌ねじ部16を有す
るスリーブ17に螺挿し、このスリーブ17を介して支
持孔部5,5に挿通されている。
るスリーブ17に螺挿し、このスリーブ17を介して支
持孔部5,5に挿通されている。
そして、符号18は前記スリーブ17を間隔保持具4に
固定する固定ナツトである。
固定する固定ナツトである。
次に符号7はワッシャーを示す。
該ワッシャー7は前記間隔保持具4に嵌挿されている。
また、ワッシャー7には直角方向に貫通するビン孔9が
穿設されている。
穿設されている。
また間隔保持具4にもビン孔9が穿設されている。
符号10は差込み棒を示す。
該差込み棒10は長尺状の丸棒として形成されており、
その一端側にはビン孔11・・・・・・が間隔をおいて
複数個穿設されている。
その一端側にはビン孔11・・・・・・が間隔をおいて
複数個穿設されている。
ところで差込み棒10は第5図a乃至d図に示すように
各々コンクリート製品Bの側壁15に穿設された係止孔
12に押込んだとき、よく密着する様に形威しである。
各々コンクリート製品Bの側壁15に穿設された係止孔
12に押込んだとき、よく密着する様に形威しである。
すなわち、第5図のaでは、差込み棒10の先端面にさ
らに小径の雄ねじ部を突設し、係止孔12に穿設された
雌ねじ部に螺合することにより前記係止孔12より差込
み棒10が抜出しない様にしである。
らに小径の雄ねじ部を突設し、係止孔12に穿設された
雌ねじ部に螺合することにより前記係止孔12より差込
み棒10が抜出しない様にしである。
また第5図のbでは逆に差込み棒10の先端面に雌ねじ
部を形威し、係止孔12側に雄ねじ部を形威して両者を
螺合し差込み棒10が抜出しない様にしたものである。
部を形威し、係止孔12側に雄ねじ部を形威して両者を
螺合し差込み棒10が抜出しない様にしたものである。
さらに第5図のCでは差込み棒10の略中間位置に、該
差込み棒10の外周面に雄ねじ部を形威し、係止孔12
側の対応する位置に雌ねじ部を形威して、前記差込み棒
10が抜出しない様にしたものである。
差込み棒10の外周面に雄ねじ部を形威し、係止孔12
側の対応する位置に雌ねじ部を形威して、前記差込み棒
10が抜出しない様にしたものである。
また、第5図のdでは、差込み棒10の外周面に複数の
突起を形威し、かつ係止孔12側にも複数の突起を形成
することにより抜出しない様にしたものである。
突起を形威し、かつ係止孔12側にも複数の突起を形成
することにより抜出しない様にしたものである。
以上において本考案の使用状態につき、第2図乃至第4
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
先ず、間隔保持具4に一体に形威した側壁受は部8の傾
斜面6を反転すべきコンクリート製品Bの係止孔12が
形威しである側壁13に当接し、かつこの側壁受は部8
とコンクリート製品Bの側壁13側間の間隔保持具4に
ワッシャー7を嵌挿し、吊り部材2がコンクリート製品
Bの側壁13の先端部14と当接しないように調整する
。
斜面6を反転すべきコンクリート製品Bの係止孔12が
形威しである側壁13に当接し、かつこの側壁受は部8
とコンクリート製品Bの側壁13側間の間隔保持具4に
ワッシャー7を嵌挿し、吊り部材2がコンクリート製品
Bの側壁13の先端部14と当接しないように調整する
。
次いで、前記間隔保持具4内に差込み棒10を挿入し、
コンクリート製品Bの側壁13に形威しである係止孔1
2内に該差込み棒10の先端を挿入する。
コンクリート製品Bの側壁13に形威しである係止孔1
2内に該差込み棒10の先端を挿入する。
その後、間隔保持具4にワッシャー7・・・・・・・・
・を間隔保持具4の後端側から嵌挿すると共に、係止ピ
ン15をピン孔9,11に差し込んで差込み棒10を間
隔保持具4に固定する。
・を間隔保持具4の後端側から嵌挿すると共に、係止ピ
ン15をピン孔9,11に差し込んで差込み棒10を間
隔保持具4に固定する。
なお、この操作はコンクリート製品Bの反対側の側壁1
3についても行なうものであり、これら操作が終了した
後に、クレーン等で吊上げ反転させることとなる。
3についても行なうものであり、これら操作が終了した
後に、クレーン等で吊上げ反転させることとなる。
ところでコンクリート製品Bを反転させる際、コンクリ
ート製品Bの側壁13に当接している側壁受は部8と差
込み棒10は同時に回転することとなるが、間隔保持具
4を被嵌するスリーブ17と支持孔部5,5との間はフ
リーとなっているため支障はない。
ート製品Bの側壁13に当接している側壁受は部8と差
込み棒10は同時に回転することとなるが、間隔保持具
4を被嵌するスリーブ17と支持孔部5,5との間はフ
リーとなっているため支障はない。
〈考案の効果〉
かくして本考案は以上の構成より戊り、本考案による反
転治具Aであれば、コンクリート製品の側壁が下部から
上部に向って上り勾配状のものであっても、またコンク
リート製品の側壁における差込み棒を差し込む位置から
前記側壁の先端部までの距離が異なるコンクリート製品
であっても容易に調整して反転させることができ、さら
には差込んだ差込み棒が作業中に決して抜出することの
ないという優れた利点を有するものである。
転治具Aであれば、コンクリート製品の側壁が下部から
上部に向って上り勾配状のものであっても、またコンク
リート製品の側壁における差込み棒を差し込む位置から
前記側壁の先端部までの距離が異なるコンクリート製品
であっても容易に調整して反転させることができ、さら
には差込んだ差込み棒が作業中に決して抜出することの
ないという優れた利点を有するものである。
第1図は本考案の分解概略図、第2図乃至第4図は本考
案の使用状態を示す概略図、第5図a。 b、C,dは差込み棒の各々の実施例図である。 A・・・・・・反転治具、B・・・・・・コンクリート
製品、1・・・・・・支持杆、2・・・・・・吊り部材
、3・・・・・・連結部、4・・・・・・間隔保持具、
5・・・・・・支持孔部、6・・・・・・傾斜面、7・
・・・・・ワッシャー、8・・・・・・側壁受は部、9
・・・・・ビン孔、10・・・・・・反転棒、11・・
・・・ビン孔、12・・・・・・係止孔、13・・・・
・・側壁、14・・・・・・側壁の先端部、 15・・・・・・係止ピン、 16・・・・・・雌ねじ部、 7・・・・・・スリーブ、 18・・・・・・固定ナツト。
案の使用状態を示す概略図、第5図a。 b、C,dは差込み棒の各々の実施例図である。 A・・・・・・反転治具、B・・・・・・コンクリート
製品、1・・・・・・支持杆、2・・・・・・吊り部材
、3・・・・・・連結部、4・・・・・・間隔保持具、
5・・・・・・支持孔部、6・・・・・・傾斜面、7・
・・・・・ワッシャー、8・・・・・・側壁受は部、9
・・・・・ビン孔、10・・・・・・反転棒、11・・
・・・ビン孔、12・・・・・・係止孔、13・・・・
・・側壁、14・・・・・・側壁の先端部、 15・・・・・・係止ピン、 16・・・・・・雌ねじ部、 7・・・・・・スリーブ、 18・・・・・・固定ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 略逆U字状の支持杆に、一端に傾斜面を有する側壁受は
部を有し、かつ外周面を雄ねじ状に形成してなる円筒パ
イプ状の間隔保持具を内部に雌ねじ部を有するスリーブ
を介して前記支持杆の支持孔部に挿通してなり、 かつ前記間隔保持具内には差込み棒をその突出長を調整
可能に停止しであると共に、前記差込み棒の先端側の形
状を、該差込み棒を差込んで吊上は反転しうるコンクリ
ート製品の両側壁に穿設された係止孔に密着して抜出し
ない形状に構威しであることを特徴とするコンクリート
製品の吊上げ反転治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15490083U JPS6040545Y2 (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | コンクリ−ト製品の吊上げ反転治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15490083U JPS6040545Y2 (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | コンクリ−ト製品の吊上げ反転治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6061276U JPS6061276U (ja) | 1985-04-27 |
JPS6040545Y2 true JPS6040545Y2 (ja) | 1985-12-06 |
Family
ID=30342265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15490083U Expired JPS6040545Y2 (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | コンクリ−ト製品の吊上げ反転治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040545Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108069333A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-05-25 | 中国航发沈阳发动机研究所 | 航空发动机喷管吊具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002179381A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Nichiei Shoji:Kk | コンクリート製品の吊上具 |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP15490083U patent/JPS6040545Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108069333A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-05-25 | 中国航发沈阳发动机研究所 | 航空发动机喷管吊具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6061276U (ja) | 1985-04-27 |
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