JPS6039915B2 - 2重管による蛇行配管構造 - Google Patents

2重管による蛇行配管構造

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JPS6039915B2
JPS6039915B2 JP11773380A JP11773380A JPS6039915B2 JP S6039915 B2 JPS6039915 B2 JP S6039915B2 JP 11773380 A JP11773380 A JP 11773380A JP 11773380 A JP11773380 A JP 11773380A JP S6039915 B2 JPS6039915 B2 JP S6039915B2
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JP
Japan
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pipe
main pipe
meandering
piping structure
main
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JP11773380A
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JPS5743088A (en
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淳 原
英夫 林
順一 緒方
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JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高低温流体などの輸送用2重管パイプラインを
、温度変化による鞠方向伸縮や地震発生時における軸方
向変形などの応力に対処するべく蛇行状(ジグザグ状)
に配管するための2重管による蛇行配管構造に関するも
のである。
高低温流体などの輸送に用いられる内外2重管形のパイ
プラインを布設する場合、温度変化に伴う藤方向の伸縮
変形及び地震発生時における軸方向の変形などの不当応
力に対してどのように対処するかということが問題とな
る。
このような問題に対処するため、2重管パイプラインの
一部を大きな曲率半径をもった蛇行状(ジグザグ状)の
配管とする構造が本願出願人によって提唱された(特磯
昭54一160607号)。
即ちこの2重管による蛇行配管構造は、第1図に示す如
く外管2内に本管1を外管内壁との間に間隙5を有する
ように子音適すると共に、部分的に本管Iと外管2との
間をスベーサーリング4を介在させた状態で両管1,2
を蛇行状に配管することを要旨とする。しかるにこのよ
うな2重管による蛇行配管構造においては、例えば地震
発生時における外的応力を受けた場合のように、外管2
と本管1とが等しい応力変形を受ける場合には特に支障
はないが、本管1は高低温流体を導適するものであるた
めに、特に高温流体を輸送する場合において、本管1が
外管2に比較して熱膨張による伸びを生ずるというよう
な、外管2と本管1とがアンバランスな応力変形を受け
たときに問題を生ずることが判明した。
即ち本管1が内部を流通する高温流体等の影響を受けて
熱膨張による伸びを生ずると、第2図及び第3図に示す
如く、本管1は外管2内における蛇行ラインの湾曲部A
において外管2の内壁に接近するべく矢印方向に向けて
変形することとなる。熱膨張による影響が大きい程外管
2内の間隙5は前記湾曲部Aの部分5Aにおいて最も小
さくなる。しかしこの湾曲部Aにおける間隙5Aが存在
するうちは問題はないが、やがてその間隙が更に小さく
なり本管1が外管2の内壁に接触するような段階に至る
と、湾曲部Aに応力が発生し、第3図の如く本管1の外
周に断熱材3を有している場合には該断熱材3が破壊さ
れたり、更に前記の応力が高まると外管2が破壊すると
いう事故を招くこととなる。勿論このような問題を防止
するためにはスべ−サーリング4を第1図に示す状態よ
りも更に細いピッチで配置することも考えられるが、こ
のようにスべ−サーリング4を4・さし・間隔で配置し
た場合には、前記の如き変形応力が発生した際に外管2
の受ける破壊応力が大きくなることとなり、配管を蛇行
状にした意味が無くなることとなる。本発明は上記の如
き2重管による蛇行配管構造の問題点を解消するべく、
本管が温度変化などの影響を受けて変形した場合に、外
管も本管の変形に対応して変形することによって外管に
作用する応力を吸収し、配管構造の破壊を未然に防止で
きるようにしたことを目的とするものである。
またこのような目的を達成するために本発明は外管の蛇
行湾曲部に伸縮継手を設けると共に、該伸縮継手の両側
部分における外管と本管との間隙部にスベーサ−を介在
させたことを特徴とするものである。次に本発明を第4
図以下に示す実施例に塞いて詳記すれば、第4図におい
て11は本管、12は外管、13は本管1の外周を被覆
する断熱材である。
外管12の内側には断熱材13を被覆した本管11との
間に間隙部15が設けられており、本管11が温度変化
による影響を受けた場合にも変形応力に対応できるよう
になっている。また本管11と外管12との間には前記
間隙部15を維持できるようにスベーサー14が介在さ
れている。外管12は蛇行湾曲部Aにおいて可孫管等の
伸縮継手16を介して互に接続されるようになっており
、またこの伸縮継手16の両側部分における外管12と
本管11との間隙部15Aには夫々スべ−サ−14Aが
配置されるように構成されている。前記伸縮継手16と
しては、第5図の如きステンレスベローズ或は軟鋼製厚
肉べローズ、更には第6図に示す如きゴムジョィント1
7をもったゴム可榛管などを用いることができる。第4
図に示す如き蛇行配管構造において、本管11が温度変
化による影響を受けて膨張すると、第2図に示す如く該
本管11は外管12内において曲率半径が小さくなるよ
うな変形作用を受け、湾曲部Aにおける外管12と本管
11との間の間隙部15Aは小さくなる。
更に本管11の変形作用が増大すると、該湾曲部Aにお
ける外管伸縮総手16の両側部分における外管12と本
菅11とを分離するスベーサー14Aが外管12の内壁
に伍接する。しかるに外管12はこの湾曲部Aが伸縮継
手16により連結されているために、該伸縮継手16自
体が本管11の変形による圧嬢を受けて変形することと
なる。この伸縮継手16の変形に必要な荷重はさほど大
きくはないので本菅11に対してスベーサ−14Aを通
して伝わる反力も小さく、結果的に本管11が外管12
と接することにより受ける応力は小さい。実験の結果に
よれば、2重管として本管径25船、外管径40船のも
のを用い、伸縮継手としてステンレスベローズ(板陣1
.5側、ピッチ70肋、山高5物舷、山数3)及び厚肉
べローズ(材質軟鋼、板厚7.9舷、ピッチlow舷、
山高5比岬、山数5)を使用した曲率半径R=2mMの
蛇行配管構造において、本管に20ぴ0の温度変化を与
えた場合本管に発生する応力は滋50k9/地となった
が、前記の如き欠点に基く問題は発生しなかった。
以上に述べた如く本発明に係る2重管による蛇行配管構
造は、外管12の蛇行湾曲部Aに伸縮継手16を設ける
と共に、この伸縮継手16の両側における外管12と本
管11との間隙部15Aに夫々スベーサ−14Aを介在
させたので、本管11がその曲率半径が小さくなるよう
に変形した場合において、湾曲部Aにおけるスベーサ−
14Aが外管12を押圧しても、外管12が伸縮継手1
6の変形により本管11の変形に対応することとなり、
本管11の外周の断熱材13が破損することがなく、ま
た外管12と本管11とが接触することによる過大応力
の発生を回避することができる。また外管12の変形は
全て伸縮継手16の部分に集中させることができると共
に、該伸縮継手の変形抵抗は小さいから、外管12を介
して本管11に発生する応力も小さく従って本菅11が
破壊する虜れもないなど、本管の変形に基く2重管の蛇
行配管構造の問題点を解消することができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2重管による蛇行配管構造を示す断面側
面図、第2図は第1図の配管構造における本菅の変形状
態を示す断面側面図、第3図は第2図におけるm−m線
における断面図、第4図は本発明に係る2重管による蛇
行配管構造を示す断面側面図、第5図a,bはいずれも
外管伸縮継手の部分側面図であり、aは変形前の状態、
bは変形時の状態を示す、第6図は伸縮継手の別の実施
例を示す断面図である。 図において、11:本管、12:外管、13:断熱材、
14,14A:スベーサー、15,15A:間隙部、1
6:伸縮継手。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外管内に該外管内壁と間隙を有するようにして本管
    を挿通させた2重管を蛇行状とする配管構造であつて、
    本管の温度変化、地震等による管軸方向の変形に対応す
    るべく外管の蛇行湾曲部に伸縮継手を設けると共に、該
    伸縮継手の両側部分における外管と本管との間隙部にス
    ペーサーを夫々介在させることを特徴とする2重管によ
    る蛇行配管構造。
JP11773380A 1980-08-28 1980-08-28 2重管による蛇行配管構造 Expired JPS6039915B2 (ja)

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JPS5743088A JPS5743088A (en) 1982-03-10
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JPS63150319U (ja) * 1987-03-24 1988-10-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124889A (ja) * 1984-07-13 1986-02-03 日揮株式会社 二重管構造の配管
JPH0723182B2 (ja) * 1984-12-11 1995-03-15 株式会社タツノ・メカトロニクス ベ−パ−回収装置
JP5262684B2 (ja) * 2008-12-24 2013-08-14 Jfeエンジニアリング株式会社 埋設用二重管、該埋設用二重管を有するパイプライン

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