JPS6039436A - 糸状体加熱装置 - Google Patents

糸状体加熱装置

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Publication number
JPS6039436A
JPS6039436A JP14584883A JP14584883A JPS6039436A JP S6039436 A JPS6039436 A JP S6039436A JP 14584883 A JP14584883 A JP 14584883A JP 14584883 A JP14584883 A JP 14584883A JP S6039436 A JPS6039436 A JP S6039436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
heating section
roller
filament
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14584883A
Other languages
English (en)
Inventor
弘 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP14584883A priority Critical patent/JPS6039436A/ja
Publication of JPS6039436A publication Critical patent/JPS6039436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばナイロン、ポリエステルなどの合成繊
維の製造時の延撚工程において糸状体を加熱するために
用いられる糸状体加熱装置に関する。
従来の合成繊維の製造時の延撚工程における糸状体の加
熱は、金属材よりなる誘導発熱ローラーを誘導加熱して
その誘導発熱ローラーの局面に糸状体を巻き付け、その
誘導発熱ローラーの外周面上を糸状体を通過させること
によって糸状体を加行われるが、その金属ローラーの全
体を加熱しており、その金属ローラーを加熱するために
多くのエネルギーを必要とし、しかもこのような加熱装
置が工場内に幾つも゛設けられているとこの誘導発熱ロ
ーラーからの熱放散がかなりある。糸の製造時において
は周囲温度をほぼ一定に保持することが重要であるため
、誘導発熱ローラーよシの放熱を考慮して室温を制御す
る必要があり、そのためにも大きなエネルギーを必要と
することになる。
この発明の目的は糸状体を外部加熱ではなく誘電体加熱
、即ち内部的に加熱する糸状体加熱装置を提供すること
にある。
この発明によれば空洞共振器の加熱部が設けられ、この
加熱部には誘電加熱用のマイクロ波が供給され、そのマ
イクロ波は加熱部の空洞共振器で共振するようにされて
いる。この加熱部内にローラーが回転自在に設けられ、
加熱部の出入口から糸状体を導入してこのローラーに巻
き付けて、またこのローラーよシ加熱部の外部に糸状体
を導出するようにされる。糸状体は加熱部に導入されて
ローラーを巡って更に加熱部よ導出たが、加熱部内にお
いて糸状体は誘電加熱によシ、いわゆる電子レンジと同
様の原理によシ加熱される。即ち誘電体の電気双極子が
マイクロ波によって反転を繰返して衝突発熱することに
よって内部的に熱が生じ、糸状体が加熱される。
次にこの発明による糸状体加熱装置の実施例を図面を参
照して説明しよう。加熱部11は空洞共振器よ)、図に
おいては外形が軸の短かい円筒状をしており、一方の端
板12に給電用導波管13の一端が取付けられ、端板1
2の導波管13の取付は端は第3図に示すように開口1
4が設けられて空洞共振器内に給電導波管13が結合さ
れている。この空洞共振器の加熱部11の共振状態を調
節するため、加熱部11の軸心に対して給電用導波管1
3とほぼ対称位置に整合用導波管15の一端が端板12
の開口16を通じて加熱部ll内と結合され、整合用導
波管15の他端は短絡板17とされ、短絡板17は整合
導波管15内をその軸方向に沿って移動することができ
、加熱部11の共振周波数を調整することができるよう
にされている。またこの例においては加熱部11にはそ
の局面に沿ってスリット状の出入口18が形成される。
従って加熱部11は軸心方向において左右に二つ割シに
構成されておシ、その外周壁21.22の間に糸状体の
出入するスリ、ド状出入口18が設けられている。
加熱部11の空洞共振器は図においてはドーナツ状の共
振器とした場合でしかも共振器の全体、つまシ加熱部1
1が回転できるように構成されている。即ち第2図及び
第3図に示すように外周壁21.22の軸心位置に回転
軸23が配され、回転軸23の一方の端面に、端板24
がその中心位置において取付けられ、端板24の外周縁
部に外周壁22の周縁が取付けられている。外周壁21
の外周壁22と反対側の面に放射状の支持棒25の一端
が固定され、これら支持棒25の内端はリング25mに
固定され、リング25aは回転軸23上に挿通されてこ
れに固定され、外周壁21が回転軸23上に取付けられ
る。
支持棒25と近接してその外側に端板12が配され、端
板12には回転軸23が緩挿される孔26が形成されて
いる。端板12、外周壁21t22、端板24、回転軸
23は金属材で構成され、これら内にドーナツ状の空洞
共振器が構成される。導波管13の長辺a1短辺すに対
し、空洞共振器を構成している加熱部11の軸方向の長
さはaとされ、外周壁21.22の内面と回転軸23の
外周面との間の距離はbとされている。導波管13はT
E1oモードで励振される。これに応じて加熱部11の
共振器も励振される。
加熱部ll内においてローラー27が回転自在に設けら
れる。この例においては回転軸23上にローラー27が
取付けられる。回転軸230回転によって外周壁21.
22などを一体にローラー27が回転するように構成さ
れる。つまシローラー27は加熱部11と共に回転する
。ローラー27は誘電加熱によって加熱されないように
tanδ(誘電正接)の小さな例えば弗素樹脂で構成さ
れる。
このローラー27に対して出入口18より導入された被
加熱物である糸状体38が半回或は1回乃至数回巻付け
られて加熱部より外部へ導出される。
更にこの実施例においては被加熱物の温度を上げてその
tanδを大きくして誘電加熱が有効にされるように熱
風或は加熱された窒素ガスを空洞共振器の加熱部ll内
に導入するようにした場合である。
即ち第3図に示すように端板12の中心孔26に接近し
てその周囲にほぼ同角間隔で複数の給気用小孔28が貫
通され、また中心孔26より突出した回転軸23上にお
いてこれと同心的に外側に円筒状の熱風マニホールド2
9が配され、その一端は給気用小孔28の外側において
端板12に対接固定され、他端は軸受31を介して回転
軸23の周面に対接されている。このマニホールド・2
9には熱風を送シ込む給気管32が取付けられている。
一方整合用導波管15に排気管33が連結される。
共振器の加熱部11内に供給された熱風は整合用導波管
15を通シ排気管33より外部に導出され、外部で加熱
されて再び給気管32に供給される。
更にこの例においては加熱部11内に供給された熱風が
内部で充分攪拌されて糸状体38を充分加熱することが
できるように加熱部11の内部はファン構成とされた場
合である。即ち第2図、第3図に示すように円筒状支持
体34.35が設けられ、その支持体34.35の内周
面に放射方向に羽根36.37が一体に形成され、これ
ら支持体34.35は外周壁21.22内にそれぞれ嵌
合固定される。この支持体34.35及び羽根36.3
7は例えば弗化樹脂のような誘電加熱され難い合成樹脂
材のモールド品として構成することができる。このよう
に加熱部11の内周面に羽根36.37が設けられてい
るため熱風を加熱部11内に供給することによって加熱
部11が回転し、加熱部11内に供給された熱風が羽根
36.37によシ攪拌されることになる。
加熱部1i1は回転軸23と平行に切った断面はi電用
方形導波管13と同一断面形状となシ、従ってその磁界
伝搬面は回転軸23と平行となる。ローラー27の外周
面は回転軸23の外周面と外周壁21.22の内周面と
の間のほぼ中央に位置し、かつローラー27の外周の長
さ、つまりローラー27の半径をRとする時、2πRは
加熱部11内に供給されるマイクロ波の管内波長λの7
の整数倍にすることが好ましい。
以上述べたこの発明による糸状体加熱装置によれば加熱
部11の出入口18よシ糸状体38を加熱部11内に導
入してローラー27内に手回或は1回乃至数回巻付けた
後、外部に導出し、この糸状体38は例えば延撚工程に
おいて巻取り手段によって引っ張られ、加熱部11内に
連続的に導入された後導出され、或は回転軸23を回転
して加熱部11内に連続的に導入されると共に導出され
、加熱部11内を通過する間に、マイクロ波によシ誘電
加熱される。特に加熱部11内の軸方向の中央位置にお
いて、定在波の腹の部分で糸状体38に対し誘電加熱が
強く行われ、糸状体38は内部加熱される。
この例においては更に熱風などが給気管32よシ加熱部
11内に送り込まれ、その熱風は羽根36.37によっ
て加熱部11の内部でかきまわされて糸状体38に対す
る加熱が有効に行われる。なお、必ずしも羽根36.3
7を設ける必要はなく、またローラー27を軸23に対
し回転可能とし、軸23を固定としてもよい。更に加熱
部11も固定としてもよい。加熱部11のマイクロ波に
対する共振器としてはドーナツ形に限らない。しかし糸
状体38が通過する部分に電界の腹の部分がなるべく多
く存在し、糸状体に対する加熱が有効に行われるように
することが好ましい。
以上述べたようにこの発明による糸状体加熱装置によれ
ばマイクロ波による誘電加熱であシ、いわゆる内部加熱
であって先に述べたように金属ローラーの全体を加熱し
てそれに糸状体を接触させて加熱する場合と異なシ、そ
の糸状体を加熱するだめの熱が外部に放散される量は極
めて少ない、金属ローラーより大きな熱放散が生じ、周
囲温度に影響を与えるようなおそれは全くなく、従って
熱を有効に利用でき、かつ周囲温度を制御する場合の温
度制御も簡単となる。この発明の糸状体加熱装置は先に
述べた延撚工程における糸状体の加熱のみならず、一般
の糸や紐、テープ類の乾燥や熱処理のためにも用いるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による糸状体加熱装置の一例を示す斜
視図、第2図はその断面図、第3図は第1図の分解斜視
図である。 11:共振器の加熱部、13:給電用導波管、17:整
合用導波管、18:出入口、23:回転軸、21,22
:外周壁、27:ローラー、32:給気管、33:排気
管。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 草野 卓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続的に移動して糸状体を加熱する糸状体加熱装
    置において、誘電加熱用マイクロ波が供給されて共振す
    る空洞共振器の加熱部と、その加熱部内に回転自在に設
    けられ、前記糸状体が巻かれるローラーと、前記加熱部
    に設けられ、前記糸状体を加熱部内の前記ローラーに導
    入すると共にそのローラーから糸状体を加熱部の外部に
    導出する出入口とを具備する糸状体加熱装置。
JP14584883A 1983-08-10 1983-08-10 糸状体加熱装置 Pending JPS6039436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14584883A JPS6039436A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 糸状体加熱装置

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JP14584883A JPS6039436A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 糸状体加熱装置

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JPS6039436A true JPS6039436A (ja) 1985-03-01

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ID=15394489

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JP14584883A Pending JPS6039436A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 糸状体加熱装置

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JP (1) JPS6039436A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426096U (ja) * 1990-06-25 1992-03-02
JP2005511915A (ja) * 2001-12-06 2005-04-28 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 造形された非熱可塑性繊維状材料に保留性を与えるための方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426096U (ja) * 1990-06-25 1992-03-02
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