JPS6039243Y2 - 高発泡プラスチツク押出成形用ダイス - Google Patents

高発泡プラスチツク押出成形用ダイス

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JPS6039243Y2
JPS6039243Y2 JP1981010896U JP1089681U JPS6039243Y2 JP S6039243 Y2 JPS6039243 Y2 JP S6039243Y2 JP 1981010896 U JP1981010896 U JP 1981010896U JP 1089681 U JP1089681 U JP 1089681U JP S6039243 Y2 JPS6039243 Y2 JP S6039243Y2
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JP
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die
extrusion molding
dies
foam plastic
plastic extrusion
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JP1981010896U
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JPS57123216U (ja
Inventor
文雄 鈴木
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡剤を多量に用いて発泡倍率が3倍以上の高
発泡プラスチックを製造する場合に使用する押出成形用
ダイスの改良に関するものである。
特に高発泡プラスチックを押出機で押出成形する場合に
表面状態の良好な高発泡体を製造するのに適する押出成
形用ダイスを考案したものである。
従来は、汎用プラスチックを押出機で押出して高発泡体
を製造するには、発泡剤として化学発泡剤を用いる方法
と液体のフロロカーボンの如き物理的発泡剤が用いられ
ていた。
この場合の押出成形法は第1図イに示すような方法が用
いられる。
即ち化学発泡剤や物理発泡剤を多量に含むポリエチレン
やポリプロピレン等の樹脂1が押出用ダイス2より押出
され、発泡すると同時にサイジングダイス3で表面が成
形される。
このサイジングダイスは通常冷却水等により内部を冷却
されるための冷却孔4を有し、発泡プラスチックのサイ
ジング時の熱をうばい、サイジングを容易ならしめる。
このようにして、成形された高発泡プラスチック5がえ
られるが、この場合は第1図口に断面形状を示すような
不均一な気泡形状を有する高発泡プラスチック製品しか
えられない。
即ち表層面に近い部分の気泡は独立気泡とならず、連続
化しており、細長くひきのびており、従って強度的にも
弱く、吸水性が大きい等の種々の欠点を有している。
そこで、これらの欠点が生ずる原因を調べた結果、その
1つは高発泡用プラスチック材料1中には多量の発泡剤
を用いる必要があり、従ってダイスから押出されると同
時に急激に発泡してその際一部分がダイス出口の面2−
1に付着し、ダイスカス6が生じやすくなるためである
これはポリプロピレンを液体フレオンで発泡させる場合
のような物理発泡法で生じやすい。
またポリエチレンをアゾジカルボンアミドの如き化学発
泡剤で発泡させる場合も、化学発泡剤の分解生成物がダ
イス面2−1にたまりやすく、これらダイス面への付着
物が時おりダイス面からはずれて発泡製品の表面に入り
こみ第1図口に示す如き外観不良部を発生する。
外観不良原因の第2点は冷却されたサイジングダイス3
を用いることに起因するものである。
即ちサイジングダイス3は押出用ダイス2に極力近すけ
て設置する必要がある(発泡剤量が多く、発泡が急激に
おこるためである)が、そうするとサイジングダイス3
の温度が低いために押出用ダイス2が冷却され、その結
果ダイスの出口側2−1に発泡用樹脂の冷却片がたまり
やすくなるためである。
これは特にポリプロピレンを液体フレオンて発泡させる
時のように、低温で厳密に温度管理された条件下で押出
す必要のある場合に特に問題となる現象である。
その他にも一般的には前記したように発泡剤を多量に用
いて高発泡体を押出しする場合のダイスカスの生ずるの
を促進することにもなり、高発泡体を連続的に長時間安
定して押出すことが極めて困難であった。
本考案はこれらの問題を改善するためになされたもので
、第2図イに示す如〈従来の押出用ダイスの出口側に少
なくとも外面はテーパをもってダイスの外側に突き出し
た突起部を設けるものであり、一例を7に示した。
このような形状のダイスを用いればダイス出口面に発泡
剤のカスや冷却された樹脂片がたまる心配がなくなる。
またサイジングダイスを用いて発泡体表面をサイジング
ダイスする場合は押出用ダイス2′とサイジングダイス
3を従来のものよりも間隔を広げて設置してもサイジン
グダイス入口から発泡プラスチックがはみ出すことなく
サイジングすることができるので、全体が均一にサイジ
ングされた高発泡プラスチック5がえられる。
第2図口は断面の気泡形状を示すもので、従来法でえら
れるもの(第1図口)に比べて独立した気泡がほぼ均一
に分布しており、従って強度的につよく、また毛細管現
象による吸水性がなく、もちろん発泡剤カス等による表
面の欠陥部のない好ましい高発泡プラスチックかえられ
るものである。
これらの高発泡体の用途としては、包装材1、断熱材、
電気絶縁材等従来の高発泡架橋発泡体が用いられている
分野に応用可能であり、特に架橋せずに高発泡体かえら
れるという点ては省エネルギーの観点からその実用的価
値は絶対である。
なお図では押出用ダイスと突出部とが一体化したものを
用いるが、実用上は押出用ダイスの先端に突出部を何ら
かの形で付属せしめればよいことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口は従来の押出成形説明図、第2図イto?
よ本考案の押出成形用ダイスを用いた押出成形説明図で
ある。 図中1は発泡剤を含む樹脂、2は従来の押出ダイス、2
′は本考案の押出ダイスの実施例、3はサイジングダイ
、4は冷却孔、5は押出成形された高発泡プラスチック
、6はダイスカス、7は突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押出用ダイスの出口部に少なくとも外面はテーパーをも
    ってダイスの外側へ突き出した突起部を設けてなる高発
    泡プラスチック押出成形用ダイス。
JP1981010896U 1981-01-27 1981-01-27 高発泡プラスチツク押出成形用ダイス Expired JPS6039243Y2 (ja)

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