JPS6038461Y2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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Publication number
JPS6038461Y2
JPS6038461Y2 JP9428080U JP9428080U JPS6038461Y2 JP S6038461 Y2 JPS6038461 Y2 JP S6038461Y2 JP 9428080 U JP9428080 U JP 9428080U JP 9428080 U JP9428080 U JP 9428080U JP S6038461 Y2 JPS6038461 Y2 JP S6038461Y2
Authority
JP
Japan
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cutter
inner cutter
outer cutter
spacer
holder
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Expired
Application number
JP9428080U
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English (en)
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JPS5718467U (ja
Inventor
茂行 関
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
Priority to JP9428080U priority Critical patent/JPS6038461Y2/ja
Publication of JPS5718467U publication Critical patent/JPS5718467U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気かみそりの刃部構造に関する。
〔目 的〕
本考案は、可撓性を有する外刃力田常使用時に繰り返し
の付勢や、外部からの衝撃力に対し、外刃が破損、塑性
変形等しないように外刃を内側より支持することを目的
としたものである。
〔従来技術〕
従来、電気かみそりの外刃は薄箔状に形成された物が多
く、中でもニッケルやニッケル合金という可撓性ある材
料で形成され中央に凹陥部を有しその外周に円弧状の環
状突部を有した外刃は、ヒゲ剃り時の圧接力により外刃
が簡単に変形するため、何回か使っているうちに、外刃
の綱部か繰り返しの折り曲げや、部分的な摩耗により、
破れ等の破損がおこり、これに外刃内面を圧接摺動して
いる内刃が当たり、外刃をはじめ内刃をも損傷させてい
た。
又不必要な外刃付勢が加わると、外刃自体が塑性変形し
てしまい、使用不可能な状態になっていた。
このような欠点を解決する方法として、実開昭50−1
26491号のような方法が提案されている。
この提案では、外刃が内方に変形すると、外刃内面を圧
接摺動している内刃を上下動可能に保持した内刃ホルダ
に形成されたストッパ一部に、前記外刃の中央部が当接
し外刃の変形を弾性限界内に保持すると共に外刃の変形
量より、内方の撓み量を小さく設定することで、両刃共
破損なく保持できるという内容であるが外刃自体が内刃
ホルダに形成されたストッパ一部に直接当たる構造では
強い外部からの付勢力を受けた場合、該ストッパ一部に
外刃の広い面が当る為、内刃を回転運動させているモー
ターにかかる負荷が大きくなり、回転数が落ちるため剪
断機能が低下してしまい、反対にストッパ一部と外刃が
点接触するように構成すると、外刃は薄箔状に形成され
ているため、接触部が摩耗や衝撃によって変形、破れ等
の損傷を受けるといった欠点があった。
〔構 戒〕
本考案はかかる欠点を除去するためになされたものであ
り、内刃が上下動可能に保持された内刃ホルダの中央部
上面に係止された部材と、中央に凹陥部を有し、その外
周に円弧状曲線を主体とした環状突部を有する外刃の前
記凹陥部中央に形成された貫通孔を貫通し、内面側で固
設されたスペーサーの下端面とが微細なスキマをもって
配設されるように構成した。
〔作 用〕
従って、外刃に外部から圧力が加わっても外刃が多少の
変形で内刃ホルダ中央上面に係止した部材に接触するの
で外刃の変形による摩耗や破損がなくなる。
又、外刃に固設されたスペーサーは外刃中央部内面の広
い面を受は且つ該スペーサー下端部と内刃ホルダ中央上
部に係止された部材とは点接触になるように構成しであ
るので、外刃に圧力が加わっても、内刃ホルダを駆動し
ているモーターに加わる負荷は小さくてすみ、剪断機能
は低下せず良好なまま維持できるものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例に基づき説明すると、第1図は本考
案の一実施例であり要部断面を示している。
第2図は第1図におけるA−A位置における駆動伝達部
材と内刃ホルダとの係合部をモーター側から見た図であ
る。
第1図において、電鋳加工等の方法で、ニッケル、ニッ
ケル合金(例えばニッケル・コバルト合金)等の材質で
形成され多数のひげ導入孔を有する外刃1は、外枠2及
び内枠3により挟着されており、その中央には凹陥部4
が形成され略ドーム状の形状を戊している。
該外刃1の内面には圧接摺動自在なるよう複数の内刃5
が配設され内刃ホルダ6に上下動可能なるよう内刃バネ
7により付勢係止されている。
該内刃ホルダ9の中央には貫通孔8が形成され、モータ
ー9の回転軸10に圧入された駆動伝達部材11が該貫
通孔8内に途中まで入り、該部材11が内刃ホルダー6
の中心出しと案内をなすと共に、第2図に示す通り、前
記駆動伝達部材11の下部12が円の両面をカットした
形状をしていると同様に、内刃ホルダ6の貫通孔8の下
端部13も円の両面をカットした形状を形成しいるので
、駆動伝達部材11及び内刃ホルダ6の各々の下部12
と下端部13が係合し、モーター9の回転運動を駆動伝
達部材11を介して内刃ホルダ6ならびに内刃5に伝達
できるよう構成されている。
又、前記内刃ホルダ6に形成された貫通孔8内にはネジ
14が螺止されている。
該ネジ14の下端面15は前記駆動伝達部材11の上面
16に当接しており、ネジ14を回すことにより、内刃
ホルダ6及び内刃5が上下し外刃1との圧接力を調整可
能にしている。
又、前記内刃ホルダ6の貫通孔8上部には板状のストッ
パ一部材24が圧入等の手段により係止されている。
又、外刃1の中央に形成された凹陥部4の中心には穴1
7が明けられており、該穴17を外刃1の外方より貫通
し、外刃1の内方で溶着又はカシメ等の手段により外刃
1と一体的に形成されたスペーサー18が設けられてお
り、その下端19は、前記内刃ホルダ6の中央上部に係
止されたストッパ一部材24と常時は所定間隔(最適値
としては0.5rIan以下)を保持して配設され、外
刃1の外面よりひげそり圧力により外刃付勢を受けると
、前記部材24とスペーサ18の下端19が摺動可能に
当接するように構成されている。
又前記スペーサー18の外刃1に対する固設方法として
、前記のようにスペーサ−18自体を溶着又はカシメ等
の手段により固設するだけでなく、Cリングのような別
部品で止でもよいことはいうまでもない。
又、前記スペーサー18の下端19の形状はR(好まし
くはR5耽以下)で形成されると部材24との接触抵抗
はより小さく、駆動部でのエネルギー損失が小さくなる
ので剪断機能も向上する。
又スペーサー18を合成樹脂、ストッパ一部材24を金
属で構:ffi (反対の構成も同様)すればより接触
抵抗が減じるばかりか摩耗も少なくてすむ。
又スペーサー18の下端19とストッパ一部材24表面
の両接触面は鏡面であればなおよい。
なお20は開閉具で、バネ21により外方に付勢され、
内枠3を本体ケース22に取付けている。
23は本体ケース22に固定されて開閉具20、バネ2
1を支持する開閉具受である。
又、ネジ14は前記部材24を内刃ホルダー6に装着す
る前においては、ネジ14の上面に形成した割り溝にド
ライバーが挿入されて回転調整され、内刃ホルダーの上
下位置が決定され、上記部材24が第1図のように内刃
ホルダー6に装着された後は、内刃ホルダー6を駆動伝
達部材より取り出して、その貫通孔8の下方よりドライ
バー−(調整治具)を挿入し前記ネジ14の下端に形成
した溝(係合部)にドライバー先端が入り込み、回動調
整することにより、内刃ホルダーがセットされた時、外
刃と内刃の接触圧を適当に確保することができるもので
ある。
尚、本考案の実施例における外刃1における内刃5の摺
接領域には多数の小孔が形成されているが、中央の凹陥
部4の外周コーナ一部(内刃5の内端部付近)には長孔
が略放射状に配設され、該凹陥部4に入り込んだ長毛が
該長孔により、切断されるようになっている。
〔効 果〕
本考案は以上のように構成されており、外刃1が必要以
上の付勢力を受けなければ、スペーサ18の下端19と
部材24は当接せず外刃1と内刃5の圧接状態は良好で
あり、無理なく剪毛できる。
又とくに不測の衝撃力や必要以上の外刃付勢を受けても
、外刃1はごくわずかな変形ののちスペーサー18の下
端19がストッパ一部材24に当接してしまい、それ以
上変形しないので両刃1.5の圧接状態は良好なまま保
たれる。
又従来のように、外刃自体を内刃ホルダに直接当接させ
るような構造ではなく、外刃1はスペーサー18に広い
面で受けられ、実際の接触はほとんど点接触て構成でき
るので両刃1,5の破損を防止できるものである。
又外刃1をスペーサ18を介し内刃ホルダ6に固設され
たストッパ一部材24で受けることにより、付勢力によ
る外刃1の変形量は強制的に少なくなるので、外刃1を
薄肉(60〜90μrrL)に形成することもでき、切
れ味にとって重要な深剃りをも良好にすることができる
尚外刃の中央が凹陥している外刃は簡単に変形するので
、特に前述の効果は大きいものである。
更に、内刃ホルダ6には内刃調整ネジ14がその中央に
形成されているので、外刃と内刃との圧接力が調整でき
る。
しかもこの場合、内刃調整ネジ14の真上にストッパ一
部材24が設けられているので、ストッパ一部材24は
内刃ホルダ6の中央部で外刃のスペーサー18下端19
を支えられることとなり、その時の両者の摩擦損失(ト
ルリ)を極めて少なくすることができる。
加えて、内刃調整ネジ14の下端にもドライバー等の調
整治具と係合して内刃調整ネジ14を回転させる溝等の
係合部を設けたので、上記ストッパ一部材24か内刃ホ
ルダ6に装着された後にも、内刃ホルダ6を駆動伝達部
材11より取り外すことによりドライバー等で容易に回
転調整でき、外刃と内刃の圧接力を調整することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例要部断面図である。 第2図は第1図におけるA−A位置における駆動伝達部
材と内刃ホルダの係合部を下側から平面的に見た図であ
る。 1・・・・・・外刃、2・・・・・・外枠、3・・・・
・・内枠、4・・・・・・凹陥部、5・・・・・・内刃
、6・・・・・・内刃ホルダ、7・・・・・・内刃バネ
、8・・・・・・貫通孔、9・・・・・・モーター、1
0・・・・・・モーター回転軸、11・・・・・・駆動
伝達部材、12・・・・・・駆動伝達部材の下部、13
・・・・・・貫通孔下端部、14・・・・・・ネジ、1
5・・・・・・ネジ下端面、16・・・・・・駆動伝達
部材の上面、17・・・・・・穴(外刃中心に明ケタ)
、18・・・・・・スペーサー 19・・・・・・スペ
ーサー下端、20・・・・・・開閉具、21・・・・・
・バネ、22・・・・・・本体ケース、23・・・・・
・開閉具受、24・・・・・・ストッパ一部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央の凹陥部とその外周に円弧状曲線を主体とした環状
    突部とが形成された可撓性を有する外刃と、外刃の内面
    を圧接摺動する内刃と、内刃が上下動可動に保持される
    内刃ホルダと、モーターと、このモーターの回転軸に固
    着され前記内刃ホルタ中央の貫通孔と係合して内刃ホル
    ダを回転駆動する駆動伝達部材とを有する電気かみそり
    において、前記外刃には、前記凹陥部中央に形成された
    貫通穴を貫通し外刃内面に固着されたスペーサーが設け
    られ、前記内刃ホルダには、前記貫通孔に螺止され下端
    が前記駆動伝達部材の上端に当接し外刃に対する内刃の
    高さを調整する内刃調整ネジと、前記スペーサーの内方
    下端と微細なスキマをもち前記外刃が内方変形する際前
    記スペーサーの内方下端が当接するように前記貫通孔の
    前記内刃調整ネジ上部に配設されたストッパ一部材とが
    設けられており、前記内刃調整ネジの下端には、前記貫
    通孔の下部より挿入された調整治具により回転調整され
    る調整治具係合部が設けられていることを特徴とする電
    気かみそり。
JP9428080U 1980-07-04 1980-07-04 電気かみそり Expired JPS6038461Y2 (ja)

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JPS5718467U JPS5718467U (ja) 1982-01-30
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