JPS6038218Y2 - 回転速度検出装置 - Google Patents
回転速度検出装置Info
- Publication number
- JPS6038218Y2 JPS6038218Y2 JP14665980U JP14665980U JPS6038218Y2 JP S6038218 Y2 JPS6038218 Y2 JP S6038218Y2 JP 14665980 U JP14665980 U JP 14665980U JP 14665980 U JP14665980 U JP 14665980U JP S6038218 Y2 JPS6038218 Y2 JP S6038218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mechanical resonator
- rotation speed
- rotating object
- speed detection
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、機械共振子を利用して回転体の回転速度を測
定する新しい原理に基づく回転速度検出装置に関するも
のである。
定する新しい原理に基づく回転速度検出装置に関するも
のである。
従来公知の回転計として、回転物体に反射体を取付け、
そこに光を投射しその反射光を計数する光電式のもの、
回転物体にスリットを設けた円筒を連結させ、そこから
のパルスを計数するエンコーダ式等がある。
そこに光を投射しその反射光を計数する光電式のもの、
回転物体にスリットを設けた円筒を連結させ、そこから
のパルスを計数するエンコーダ式等がある。
しかしながら、光電式のものは、回転物体の回転数が、
例えば200rpm以下のような低い値となると、正確
な測定ができないという欠点があり、また、エンコーダ
式はスリットの刻幅で応答速度が決定される欠点がある
。
例えば200rpm以下のような低い値となると、正確
な測定ができないという欠点があり、また、エンコーダ
式はスリットの刻幅で応答速度が決定される欠点がある
。
本考案は、応答が速く低速度から高速度に至る広い範囲
の回転数あるいは回転速度を検出できるこの種の装置を
実現しようとするものである。
の回転数あるいは回転速度を検出できるこの種の装置を
実現しようとするものである。
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロック図である
。
。
図において、1は被測定回転物、2はこの回転物1に一
端が取り付けられた機械共振子としての役目をなす断面
円形の梁、3は粱2を駆動する駆動手段、4は粱2の振
動を検出する振動検出手段で、ここではいずれも機械共
振子2に近接して設置された鉄心とこれに巻回されたコ
イルとで構成されたものを用いた場合を例示する。
端が取り付けられた機械共振子としての役目をなす断面
円形の梁、3は粱2を駆動する駆動手段、4は粱2の振
動を検出する振動検出手段で、ここではいずれも機械共
振子2に近接して設置された鉄心とこれに巻回されたコ
イルとで構成されたものを用いた場合を例示する。
5は振動検出手段4からの信号を入力するとともに、出
力信号を駆動手段3に与える発振回路で、粱2、駆動手
段3および振動検出手段4を含んで形成される閉ループ
は、自動振回路OSCを構成している。
力信号を駆動手段3に与える発振回路で、粱2、駆動手
段3および振動検出手段4を含んで形成される閉ループ
は、自動振回路OSCを構成している。
6は自励振回路O3Cからの出力信号を入力とするF/
V変換器、7はこのF/V変換器からの信号を入力とす
るスケーラである。
V変換器、7はこのF/V変換器からの信号を入力とす
るスケーラである。
このように構成した装置の動作を次に第2図を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
はじめに、被測定回転物体1の回転数Ωが零(静止状態
))であるとすれば、粱2はその共振周波数f0で自励
振し、自励振回路O3Cの出力端T。
))であるとすれば、粱2はその共振周波数f0で自励
振し、自励振回路O3Cの出力端T。
からはこの共振周波数ちが得られている。
第2図は、被測定回転物体1が回転数Ω=IHzである
場合の、各時刻における粱(共振子)2の振動姿態及び
駆動手段と検出手段との相対的位置関係を示したもので
、a〜hまでl/8secごとの変化を図示している。
場合の、各時刻における粱(共振子)2の振動姿態及び
駆動手段と検出手段との相対的位置関係を示したもので
、a〜hまでl/8secごとの変化を図示している。
ここで、各図において破線で示すのが、当該時刻におけ
る吸引された粱の位置を示している。
る吸引された粱の位置を示している。
第2図a〜hの図から明らかなように、粱2は被測定回
転物1の回転とともに回転するので、1H2の間にIH
zの振動を駆動手段3との相対運動により既に完了する
こととなり、自励振回路O3Cからの周波数信号fは、
(1)式で示すことができる。
転物1の回転とともに回転するので、1H2の間にIH
zの振動を駆動手段3との相対運動により既に完了する
こととなり、自励振回路O3Cからの周波数信号fは、
(1)式で示すことができる。
f =fo−1(Hz) (1)
また、被測定回転物1の任意の回転数Ωに対しては、前
記と同じような考え方で(2)式で示すことができる。
また、被測定回転物1の任意の回転数Ωに対しては、前
記と同じような考え方で(2)式で示すことができる。
f−も−〇 (1)よ
って、被測定回転物Ωは、(2)式から(3)式で示す
ことができる。
って、被測定回転物Ωは、(2)式から(3)式で示す
ことができる。
Ω=も−f
ここで、ちは粱2の形状や材質で定まる一定値であるか
ら、自励振回路O3Cからの周波数信号fから回転数Ω
を知ることができる。
ら、自励振回路O3Cからの周波数信号fから回転数Ω
を知ることができる。
F/V変換器6は、周波数信号fを電圧信号に変換し、
スケーラ7にてスケーリングした後、端子TAに回転数
Ωに対応したアナログ信号Voを出力する。
スケーラ7にてスケーリングした後、端子TAに回転数
Ωに対応したアナログ信号Voを出力する。
第3図は本考案の他の実施例を示す構成国で、イは側面
図、口はイにおけるY−Y断面図である。
図、口はイにおけるY−Y断面図である。
この実施例では、共振子としての役目をなす回転円板2
を被測定回転物1に取付けるとともに、この回転円板2
に近接し、かつ円板の円周方向に90°の間隔を隔てて
駆動手段31.32と共振検出手段41.42を交互に
配置させたものである。
を被測定回転物1に取付けるとともに、この回転円板2
に近接し、かつ円板の円周方向に90°の間隔を隔てて
駆動手段31.32と共振検出手段41.42を交互に
配置させたものである。
このように構成した装置においては、円板2は第3図口
の実線に示す位置で節を形成する円周方向モード4次の
振動を行うこととなる。
の実線に示す位置で節を形成する円周方向モード4次の
振動を行うこととなる。
なお、ここでは2組の駆動手段と振動検出手段とを設け
て、4次の振動モードで振動させるものであるが、これ
らを更に複数組(合計n個)設けることによってn次の
振動モードとすることが可能である。
て、4次の振動モードで振動させるものであるが、これ
らを更に複数組(合計n個)設けることによってn次の
振動モードとすることが可能である。
回転円板2をn次の振動モードで振動させる場合、自励
振回路O3Cからの周波数信号fは、(4)式で示すこ
とができる。
振回路O3Cからの周波数信号fは、(4)式で示すこ
とができる。
f=ち−nΩ (1)(4
)式から回転数Ωは(5)式で示すことができる。
)式から回転数Ωは(5)式で示すことができる。
Ω=f、、−f
(5)式から明らかなように、この実施例によれば、検
出感度が第1図の実施例に比べてn倍にできる。
出感度が第1図の実施例に比べてn倍にできる。
なお、上記の各実施例では共振子として梁、円板の場合
を示したが、これ以外に円筒形共振子等を用いるように
してもよい。
を示したが、これ以外に円筒形共振子等を用いるように
してもよい。
以上説明したように、本考案によれば、被測定回転物と
ともに回転する共振子のQを高くすることが可能であっ
て、安定度が高くまた、共振周波数を高くするとともに
この周期を高速クロックパルスを利用して計測すること
により応答が速く、かつ高分解能の回転速度検出装置が
実現できる。
ともに回転する共振子のQを高くすることが可能であっ
て、安定度が高くまた、共振周波数を高くするとともに
この周期を高速クロックパルスを利用して計測すること
により応答が速く、かつ高分解能の回転速度検出装置が
実現できる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図はその動作説明図、第3図は本考案の他の実施例を示
す構成図で、イは側面図、口はイ図におけるY−Y断面
図である。 1・・・・・・被測定回転物、2・・・・・・機械共振
子、3・・・・・・駆動手段、4・・・・・・振動検出
手段、5・・・・・・発振回路。
図はその動作説明図、第3図は本考案の他の実施例を示
す構成図で、イは側面図、口はイ図におけるY−Y断面
図である。 1・・・・・・被測定回転物、2・・・・・・機械共振
子、3・・・・・・駆動手段、4・・・・・・振動検出
手段、5・・・・・・発振回路。
Claims (2)
- (1)回転物体に取付けられた機械共振子、この機械共
振子に近接して設置された前記機械共振子の駆動手段と
振動検出手段、前記機械共振子、駆動手段、検出手段を
含んで閉回路を形成し前記機械共振子を自励振する発振
回路手段、この自励振する発振回路からの周波数信号を
入力し前記回転物体の回転速度に関連した信号を出力す
る回路手段を具備した回転速度検出装置。 - (2)機械共振子をn次(nは2以上)の振動モードで
振動させるようにした実用新案登録請求の範囲第(1)
項記載の回転速度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14665980U JPS6038218Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 回転速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14665980U JPS6038218Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 回転速度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5768556U JPS5768556U (ja) | 1982-04-24 |
JPS6038218Y2 true JPS6038218Y2 (ja) | 1985-11-14 |
Family
ID=29506208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14665980U Expired JPS6038218Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 回転速度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038218Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-15 JP JP14665980U patent/JPS6038218Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5768556U (ja) | 1982-04-24 |
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