JPS6038014B2 - 負荷時タツプ切換装置 - Google Patents

負荷時タツプ切換装置

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JPS6038014B2
JPS6038014B2 JP49033279A JP3327974A JPS6038014B2 JP S6038014 B2 JPS6038014 B2 JP S6038014B2 JP 49033279 A JP49033279 A JP 49033279A JP 3327974 A JP3327974 A JP 3327974A JP S6038014 B2 JPS6038014 B2 JP S6038014B2
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tap
switching switch
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tap selector
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JP49033279A
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瑛 利根川
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は変圧器に負荷をかけた状態で、変圧器巻線に
設けたタップを切換えて出力電圧を調整する負荷時タッ
プ切襖装置の改良に関する。
変圧器巻線に負荷電流が流れている運転状態のままで巻
線のタップを切り換える負荷時タップ切襖装置として、
第1図aの接続図に示すようなものがある。これはタッ
プを有するタップ巻線1、タップ選択器2および負荷切
換開閉器3からなる回路が2組ある。この場合負荷切換
開閉器3は主接点4および限流抵抗器5と直列の抵抗接
点6からなっている。前記タップ選択器2は正規タップ
位置では一方の回路の負荷切襖開閉器3だけが閉じて、
その回路に負荷電流を通し、タップ切換時には第1図b
の1,2,3の順序で、負荷電流を他方の接触子に移す
ものである。タップ切換中の橋絡タップ間循環電流は限
流抵抗器5で適当な値に制限される。この方式の負荷時
タップ切換装置は強力なスプリングとりンク機構を細合
せたいわゆる蓄勢装置を利用してタップ切襖動作を瞬時
に行わせ、負荷開閉器接点の関極速度を速めアークが切
れやすくしている。第2図はこの種従来の負荷時タップ
切換装置の概略構成を示すもので、タップ選択器2の上
部には、開閉器油槽7が設けられており、この油槽7の
内部には切換開閉器中身8が絶縁油とともに収納され、
上部には変圧器タンクの上部フランジ9に装着するため
のフランジ16が形成されている。
この油槽7の上部閉口部にはスプリングのエネルギーを
蓄積し瞬時に釈放する蓄積装置10が収納された頭部ケ
ース11が設けられており、この頭部ケース11の上部
には内部点検用姿12が着脱可能に設けられており、こ
れを取外して切襖開閉器中身8を吊出して内部点検がで
きるようになっている。この切換開閉器中身の下部に、
タ′ッフ〇を切換える際、橋縦タップ間循環電流を抑制
する限流抵抗器(第2図では図示せず)および負荷電流
をしや断するしや断部13および中央部に前記蓄勢装置
1川こより得られた高速回転力をそのしや断部13に伝
達するしや断部駆動用絶縁筒14が設けられている。前
記内部点検用蓋12は、切襖開閉器がタップを切換る際
、発生するアークにより汚損する絶縁油およびアーク接
点を交換する必要があるので、容易に取外せるようにな
っている。また前記油槽7の外側部には、タップ選択器
2の上部と頭部ケース11との間を連続するタップ選択
器駆動用絶縁筒15が設けられ、この絶縁筒15は図示
しない電動機によって前記しや断部駆動用絶縁筒14と
共に駆動される。このような構成の負荷時タップ切換装
置はタップ選択器駆動用絶縁筒15およびしや断部駆動
用絶縁筒14が別々に設けられているので、構成が複雑
となる欠点があり、できるかぎり構成が簡単なものが要
望されている。
また変圧タンクの外部へ突出している頭部ケース11内
に蓄勢装置10が設けられていることおよび前述のよう
にしや断部駆動用絶縁筒14、タップ選択器駆動用絶縁
筒15が別々に設けられていることからコンパクト化を
図ることができない。この発明はこのような事情にかん
がみてなされたもので、できるかぎり構成が簡単で、コ
ンパクト化を図ることができるとともに安価となる負荷
時タップ切換装置を提供することを目的とする。
以下この発明の一実施例について第3図を参照して説明
する。この発明装置は上部位置の切換開閉器油槽20お
よびこの油槽20の下部に配置されるタップ選択器21
から構成されている。前記切換開閉器油槽20の底面に
垂直方向に回転可能に支持された軸22の上端部にカッ
プリング23を介して偏心カム24が取付けられている
。この偏Dカム24には水平方向に固定されている軸2
5に移動可能に設けられている断面ほぼコ字形の駆動ケ
ース26が取りつけられている。また前記軸25に断面
ほぼコ字形の釈放ケース27が移動可能に設けられてお
り、この釈放ケース27と駆動ケース26との対向する
位置の軸25にスプリング28が設けられている。スプ
リング28、前記駆動ケース26、釈放ケース27およ
び軸25からなる蓄勢装置19は次のように動作する。
すなわち軸22の回転によってカップリング23を介し
て偏心カム24が回転し、これによって駆動ケース26
が図示左右方向に移動させられ、これによってスプリン
グ28にエネルギーが蓄勢され、このエネルギーは瞬時
に釈放して釈放ケース27を高速で左右に動かす。釈放
ケース27には上端が後述するしや断部ケース31に回
転可能に支持されたクランク状の駆動軸29の下端が取
付けられている。この駆動軸29のほぼ中央部には可動
接触子30が取りつけられており、この可動接触子30
Gま前記蓄勢装置19の上方に位置するしや断部ケース
31に固定されている固定接触子18に駆動軸29の回
転角度に応じて接離するように構成されている。前記し
や断部ケース31はその上部が取付フランジ32に固定
されている支持絶縁筒33により吊り下げられるように
なっており、この支持絶縁筒33の外周には限流抵抗器
17が設けられている。さらに前記取付フランジ32は
図示しない変圧器タンクの上部フランジに支持されてい
るタップ切換装置頭部フランジ34により支持され、こ
の頭部フランジ34の上部にギャーボックスをかねた頭
部ケース35が取り付けられている。この頭部ケース3
5の図示右の一側端には図示しない電動機横に連結され
る軸36が回転可能に貫通され、この軸36にはかさ歯
車37が設けられ、このかご歯車37に対して直角に他
のかご歯車38噛合されている。このかさ歯車38が頭
部フランジ34に回転可能に貫通されている藤39aの
端部に取りつけられている。しかして前記切換開閉器油
槽20の下部には歯車機構40を介してタップ選択器2
1が取着されている。
タップ選択器21の頭部は図のように切換開閉器油槽2
0より大きくなっており、前記軸39aには駆動絶縁筒
41の一端が連結され、この駆動用絶縁筒41の池端が
軸39bを介して前記タップ選択器21の上部すなわち
歯車機構40部に貴挿されている。この場合、駆動用絶
縁筒41は切換開閉器油槽20の外側にでることになり
、かつ回転可能になっている。前記絶縁筒41が連結さ
れた軸39bの図示下端部には平歯車42が取りつけら
れており、この平歯車42にはゼネバドライバ43およ
び軸44と一体となった平歯車45が噛合されており、
この平歯車45には前記切換開閉器油槽20の底面に有
する軸22の下端部に設けられている平歯車46が噛合
されている。またタップ選択器21の上方にはゼネバ歯
車47,48を支持する支持体49が固定されており、
この支持体49は、中央部に中空部49aを有いきぼ板
状に形成されている。この支持体49の中空部49aの
下方には外周部に上下方向に所定間隔を存してタップ選
択器21の可動接点50・,502が設けられている中
空状の接点支持体51が配設されている。前記ゼネバ歯
車47,48の下端部にはそれぞれ駆動シャフト52,
53が固着されており、この駆動シャフト52,53は
前記各可動接点50,,502に連結され(図では駆動
シャフト52,53が被断したように示してある。)、
前記可動接点50,,502は接点支持体51を中心に
左側と右側の取付け位置が異っていて交互に駆動するよ
うになっている。一方タップ選択器21の支持筒21a
内面に前記可動接点50,,502が回動して接離する
ように固定接点54,,542が設けられている。また
タップ選択器21の図示右側方に副タップ選択器55が
形成され、これはタップ数が多い場合、極性切襖または
転位切換を行うもので、この副タップ選択器55も前述
のタップ選択器21と同様に支持体6川こ支持された固
定接点56および接点支持体61に支持された可動接点
57から構成されている。なお前記しや断部の固定接触
子18とタップ選択器21との間にはリード線58が設
けられ所定の電気回路が形成されている。以下このよう
な構成のこの発明装置について動作を述べる。
タップ切襖を行うには図示しない電動操作機構を駆動す
ると、これによって軸36は回転し、かさ歯車37,3
8、軸39aによって方向変換されて回転力が伝達され
る。さらにこの回転力は駆動絶縁筒41、軸39bによ
り、歯車機構40内の平歯車42に伝達される。この平
歯車42に伝達された回転力は平歯車45を介して平歯
車46に伝達される。ここで平歯車46の軸22は切換
開閉器油槽20の底面を貫通し、カップリング23と偏
心カム24を介して蓄勢装置19に回転力が与えられる
。この篭勢装置19は駆動ケース26と釈放ケース27
との間にあるスプリング28が、偏心カム24により駆
動ケース26が左右に駆動させられることから蓄勢し、
その蓄勢されたェネルギを瞬時に釈放して釈放ケース2
7が高速度で左右に動かされ、藤29が高速に回転しこ
の回転力によりしや断部の固定接触子18と可動接触子
30が開閉される。なお平歯車46の軸22と蓄勢装置
19との連結部間にカップリング23が設けてあるのは
点検などにより切換開閉器中身を吊り上げる際、この部
分で切り離すためのものである。
一方、平歯車45の回転力は軸44と図示しない空転カ
ップリングを介してゼネバドラィバ43に伝えられ、ゼ
ネバギャ47,48、駆動シャフト52,53によりタ
ップ選択器21の可動接点501,502が交互に駆動
され、固定接点54,,542と交互に俊機される。
以上述べた本発明の実施例によれば、一本の駆動絶縁筒
41で切換開閉器の蓄勢装置19およびタップ選択器2
1を同時に駆動させるようにしたので、従来のように切
換開閉器およびタップ選択器を別々の駆動用絶縁筒を用
いる必要がなく、構成が簡単で安価となる。
また従釆のように蓄勢装置19を切換開閉器油槽の頭部
に設けてないので、装置全体をコンパクトにすることが
できる。さらに、切襖開閉器のしや断部の下部にのみし
や断部を開閉駆動する蓄勢装置19が配置され、しや断
部の上部のみにタップ切換時に生ずる橋絡タップ間循環
電流を抑制する眼流抵抗器17が配置されているので、
蓄勢装置19に生ずる大きな振動が限流抵抗器17に直
接伝達されない。このため、限流抵抗器17を構成する
帯状の抵抗体はこれを絶縁支持する絶縁体の耐振性を考
慮する必要がないばかりか、限流抵抗器17の放熱効果
が悪くなることはない。この放熱効果について説明する
第2図のようにしや断部13の下部に限流抵抗器がしや
断部13の上部に蓄勢装置10が設けられていると、限
流抵抗器の放熱効果が悪くなる。すなわち、切換開閉器
油槽内の絶縁油はタップ切襖の際、しや断部13より発
生するアークにより遊離カーボンが生成され汚損される
。この遊離カーボンは切換開閉器油槽下部にたまりこれ
によって眼流抵抗器の放熱効果が悪くなる。この発明の
実施例によれば放熱効果が良好である。また、しや断部
(固定接触子18、可動接触子30)の上方に、これと
電気的に接続される眼流抵抗器17が配置されているの
で、両者をリードで容易に接続でき、しかもリード長さ
も短か〈てすむ。
さらに、しや断部は所定の電位を有する電気的な部分で
あり、接触子開離時にアークが発生し、蓄勢装置19は
機械的な部分であり、これらが分離されているので、し
や断部で発生するアークが接地電位の蓄勢装置にとぶこ
とがなく、信頼性が向上する。
仮に同一ケース内に、電位の異なるしや断部と蓄勢装置
が収納されていると、しや断部で発生したァークが、接
地電位の蓄勢装置にとぶことから信頼性低下につながる
。以上述べたこの発明によれば、構成が簡単で、コンパ
クト化を図ることができるとともに安価で、しかも限流
抵抗器に蓄勢装置の振動が直接伝わらなく、限流抵抗器
のカーボン汚損による放熱効果が悪くなることがなく、
しや断部と眼流抵抗器との電気的な接続が容易で、しや
断部に発生するアークが蓄勢装置にとぶことがなく信頼
性が向上する負荷時タップ切襖装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは負荷時タップ切換装置の接続図、第1図bは
第1図aの動作を説明するための図、第2図は従来装置
を示す構成図、第3図はこの発明装置の−実施例を示す
断面図である。 20・・・・・・蓄勢装置19、しや断部および限流抵
抗器17からなる切換開閉器油槽、35・・・・・・動
力機構が収納された頭部ケース、40・・・・・・動力
伝達機構例えば平歯車42,45,46からなる歯車機
構、41・・・・・・絶縁体例えば駆動絶縁筒、21・
・・・・・可動接点50,,502および固定接点54
1,542からなるタップ選択器。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部が変圧器タンクに支持され、内部にしや断部お
    よびこのしや断部の下方にのみ配置され、しや断部を開
    閉駆動する蓄勢装置ならびに前記しや断部の上方のみに
    配置され、タツプ切換時に生ずる橋絡タツプ間循環電流
    を抑制する限流抵抗器を備えた切換開閉器槽と、この切
    換開閉器槽の下方に設けられ、変圧器タツプ巻線と電気
    的に接続されたタツプ選択器と、このタツプ選択器およ
    び前記蓄勢装置に共通に動力を伝達する切換開閉器槽と
    タツプ選択器間に設けられた動力伝達機構と、前記切換
    開閉器槽の外側に配置され、その一端が前記動力伝達機
    構に連結されその他端が前記切換開閉器槽の上方にある
    動力機構に連結された一本の駆動絶縁体からなり、前記
    動力機構の動力を駆動絶縁体および動力伝達機構を介し
    て前記切換開閉器の蓄勢装置とタツプ選択器に同時に伝
    達されるようにしたことを特徴とする負荷時タツプ切換
    装置。
JP49033279A 1974-03-25 1974-03-25 負荷時タツプ切換装置 Expired JPS6038014B2 (ja)

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JPS50125213A JPS50125213A (ja) 1975-10-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5044215U (ja) * 1973-08-22 1975-05-06

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JPS50125213A (ja) 1975-10-02

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