JPS6038005A - 流体分離装置の濾材端部処理方法と処理装置 - Google Patents

流体分離装置の濾材端部処理方法と処理装置

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JPS6038005A
JPS6038005A JP14714883A JP14714883A JPS6038005A JP S6038005 A JPS6038005 A JP S6038005A JP 14714883 A JP14714883 A JP 14714883A JP 14714883 A JP14714883 A JP 14714883A JP S6038005 A JPS6038005 A JP S6038005A
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JP
Japan
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cylindrical case
cleaning liquid
cleaning
pot
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP14714883A
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English (en)
Inventor
Shusaku Tamaru
田丸 秀作
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、流体分離装置、特に中空糸状の胛材群を集
束し、これを筒状ケース内に収納して形成された液体分
離装置において、中空P材群の端部を接着封止するため
の前処理としてPI端部を洗浄する処理方法と、この処
理方法を実施する処理装置に関するものである。
例えば、逆浸透、限外濾過または精密濾過により原液か
ら溶媒を分離し、原液を濃縮、濾過する場合、中空糸膜
P材を使用した流体分離装置、所謂モジュールを用いる
ことが知られている。
上記の流体分離装置は用途に応じて種々の構造のものが
提案されているが、代表的なものの一つとして、d長の
中空糸膜P材膜を集束して端部を揃え、これを筒状ケー
ス内に収納し、上記P材BYの端部を間口状にしてその
端部寄り周囲を樹脂などで接着支持し1.:構造のもの
を挙げることができる。
ところで、中空糸膜P材膜の端部を注形樹脂により封止
を完全に行なうことは流体分離の目的を。
達成する上で必須の条件であるが、実際の封止は非常に
困難であり、生産性のネックになっているのが現状であ
る。
即ち、上記のような中空糸ll5lP材群の端部を注形
樹脂で封止する確実的な手段として、P材膜を収納した
筒状ケースに回転を与え、発生した遠心力を利用してr
材膜の両端に封止用樹脂を注入し、P材膜のスポンジ層
内に樹脂を含浸させて硬化させる方法がとられているが
、一般に中空糸膜P材はその性能保持のため、不揮発性
溶液等で使用するまでの期間中ウェットの状態に保持さ
れている。
このため、そのままで樹脂を注入して接着封止をり゛る
と、不揮発性溶液が樹脂の膜内への浸入を阻害し、封止
が不完全になりやすいという問題がある。
このような問題は、中空糸膜r+4に不揮発性溶液が含
浸しであるのが原因である点に着目し、本発明者は種々
の実験を繰返した結果、中空糸膜胛材群の封止を必要と
する部分のみ不揮発性溶液を溶液に応じた洗浄液で洗浄
溶出さゼ、この洗浄部分を乾燥させた後、遠心注形によ
り樹脂を供給してやれば、P材膜内に樹脂を比較的容易
に含浸させることができ、必要な部分の接着封止が可能
になることを見出した。
しかし、単に中空糸IIIP材の端部を洗浄液に浸漬す
ると、)戸拐膜の毛細管現象により、洗浄液の浸透が必
要範囲の数倍にも達し、側底必要部分のみの洗浄を行な
うことができない。
このため、P材端部の洗浄後における接着封止を実現す
るには、中空糸膜P材の端部のみを必要な長さだけ正確
に洗浄できる新たな処理方法と装置が必要である。
この発明は上記のような点にかんがみてなされたもので
あり、中空糸膜P材の端部に遠心力を利用して洗浄液を
供給し、胛材端部の必要な長さ範囲のみを精度よく浸漬
洗浄することが・、でき、しかも洗浄後の液を簡単に回
収できる処理方法と、この方法を簡単な構造で実施でき
る処理装置を提供することを目的とする。
この発明の構成は、中空糸膜胛材群を集束して収納した
筒状ケースと洗浄液ボッ1〜とを回転台上に載置固定し
、回転台の回転により発生した遠心力で洗浄液を筒状ケ
ース内に供給してP材端部を浸漬洗浄し、洗浄後に洗浄
液をポットに吸引回収し、胛材端部を必要な長さだけ洗
浄して不揮発性溶剤を除去するようにしたものである。
以下、この発明を添付図面の実施例に基づいて第1図及
び第2図に示すように、流体分離装置1は、等長となる
多数本の中空糸膜r材2群をその端部を揃えて集束し、
これを筒状ケース3内に収納し、この筒状ケース3の両
端部寄りの位置に透過液取出しノズル4,4′を設けて
構成され、筒状ケース3の両端には中空糸膜r材2群の
端部を覆う注形用冶具5,5−が嵌着されている。
第1図は上記流体分離装置1の炉材端部を洗浄する処理
装置の第1の例を示している。
m1図において、回転軸11の上端に固定した回転台1
2上に、流体分離装置1を水平に固定する取付治具13
,13′が設けられ、更に取付治具14で洗浄液のボッ
1〜15.15 ”が固定されている。
流体弁1ill装置1は、その中央部が回転軸11の軸
心延長線と交差するように配置され、ポット15゜15
−は、その中心部が上記軸心延長線と同軸心になり、回
転台12と共に流体分離装置1とポット15.15−が
一体に回転し、ポット15.15 ′内の洗浄液に遠心
力を作用させるようになっている。
上記ボット 15−15−とシを形治具らh−とけ #
液配管16.16−および還流配管17.17”で接続
され、送液配管16.16−の途中にはポット t5.
15−寄りの位置に逆止弁1B、18−が組込、まれ、
送油配管16.16−を通ってボッ1〜15.15=か
ら注形冶具5.5′側へ向けてのみ洗浄液が流れるよう
になっている。
前記ボッl〜 15.15”には真空吸引(fil19
が接続され、洗浄後におりる注形冶具5,5′内の洗浄
液をポット 15,15−内に回収覆るようになってい
る。
この真空吸引m構19は、真空ポンプ20に連なる吸引
管21が回転軸11の軸心延長線上に設けたロータリジ
ョイン1へ22を介してボッh 15,15−と接続さ
れ、吸引管21の途中に真空計23と切換弁24を組込
んで形成されている。
なお、流体分離装置1のP月2に対りる洗浄量は送液後
の液面25になるよう、ポット 15,15−内に充填
する液量を予め設定しておくものであり、この液面25
が封止樹脂の注形面ともなる。
処理装置の第1の例は上記のような構成であり、洗浄を
行なうには第1図のように、回転台に12上に流体洗浄
装置1を取付け、洗浄液ポット 15.15’に所定量
の洗浄液を入れて密閉しておく。
このとき、真空吸引機構19の切換弁24を大気側にセ
ット・シ、ポット 15.15′内を大気圧にしておく
この状態で駆動機を起動して回転台12と共に、流体洗
浄装置1及びポット 15.15−を一体に回転させる
ボッ;〜 15.15′内の洗E液は、回転による遠心
力により逆止弁18.18−を押開いて送液管16.1
6’を通り、両端の注形治具5,5′内に流入し、所定
の回転数で洗浄液は洗浄面25に達し、P材2群の端部
を浸漬洗浄層る。
従って、胛材2群の端部において、端部から洗浄液面2
5までの間に含浸ゼる不揮発性液は洗浄液中に溶出する
ことになる。
この場合、洗浄効果を上げるために、洗浄液を流動させ
るのが望ましい。そこで、洗浄液に所定時間胛材2の端
部を浸漬した後、切換弁24を切換操作して真空ポンプ
20でポット 15.15 ′内を吸引減圧する。
ポット 15.15′と注形治具5,5′を接続する送
液管1G、1f3=は途中に組込/νだ逆止弁111.
1g−によりボッh 15,15−へ向(〕ての洗浄液
の逆流を■止しているため、ボッh 15,15−内が
減圧になると還流管17.17=を介して注形治具5,
5′内の洗浄液をボッl−15,15′内に吸引回収づ
ることになる。
そして再び切換弁24でポット 15.15−を大気に
連通ずれば、洗浄液は前述の如く再度注形治具5.5′
内に供給され、この操作を必要に応じて繰返すことによ
り、P月2群の端部を流動する洗浄液で効率よく洗浄す
ることができる。
洗浄が終わると洗浄液を注形冶具5,5′からボッI−
15,15−内に前述の要領で吸引回収し、しかる後回
転台12の運転を停止し、ポット 15.15−内を大
気に連通させればよい。
W−角速度 ラジアン/S r−半径 m ?=勅の加速度 9.8m/S で表わされ、[が過大のときは高真空で洗浄液を吸引回
収すると、第1図で注形治具5,5−から洗浄液は還流
管17.17′内を移動し、ポット 15.15’に近
づいてくるが、注形治具5,5′内の液面と還流管内液
面の差が大きな遠心力を発生し、およそ1に94以上に
達するときはもはやポット 15.15′に洗浄液を全
量回収することができなくなる。
第2図に示づ処理装置の第2の例は、上記のような不都
合の発生を解消リ−るためになされたものであり、液柱
差による差圧を少くとも1kGJ以下、好ましくは0.
8kg4以下になるようにポットを分割し、(1)式の
Wや1・を小さくして高真空で洗浄液を吸引回収できる
ようにしたものである。
第2図において、洗浄液ボッ1〜15.15 ′を回転
中心から半径方向へ区切って並べた複数の室31゜31
−132.3:l”、33.33−によって形成し、隣
接−,1−7−gI−I!Fl :fK d−−、−コ
QA QA −? 誕n ’kr +*蚊1. IFi
l転中心に近い至31.31−には送液配管16,16
−及び真空吸引機構19の吸引管21を接続し、最も外
側の至33,33′″には還流配管17.17−が接続
されている。
先ず、洗浄液の供給は、回転台12の回転による遠心力
で注形治具5,5′に送液し、P材2群の端部を浸漬洗
浄する。
次に、切換弁24で操作したポット 15.15 ′内
を吸引すると、至31,32.33及び31− .32
− .33−と順次真空になり、還流配管17.17′
を通って注形治具5,5−内の洗浄液は最も外側の予備
回収室33.33 ”に回収され、次に回収チューブ3
4.34−を通って中間の予備回収i 32.32′内
に回収され、°この室の底部外端に接続した回収チコー
ブ34.34で洗浄液は更に回転中心寄りの室31.3
1=に回収される。
この後、切換弁24で室31.31−を大気に開放すれ
ば洗浄液は逆止弁18.18−を押開いて注形治具5.
5−に角度流入することになる。
このように、遠心力が大きい場合でもポット15.15
−に多段の予備回収室を設けることにより、洗浄液を注
形治具5,5′内からボッ1〜15.15=に吸引回収
することができ、胛材2群の端部のみを効果的に洗浄す
ることができる。
以上のように、この発明によると、流体分離装置と洗浄
液ボッ1−を一体に回転させ、遠心力により洗浄液をP
材膜の端部に送り込んでP材端部を浸漬洗浄し、洗浄後
に洗浄液をポットに吸引回収するようにしたので5、流
体分離装置を構成する中空糸膜P材膜の端部を必要な長
さ範囲のみ確実に浸漬洗浄することができ、P材に含浸
させである不揮発性溶液の必要な範囲の除去により、P
材膜に対する完全な接着封止が可能になる。
また、洗浄液のP材端部に対する供給とポットl\の吸
引回収が繰返し行なえるので、r材端部を流動洗浄液で
洗浄覆ることができ、洗浄効率が大幅に向上し、不揮発
性溶液の必要な範囲の除去が完全に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る処理装置の第1の例を示す一部
切欠正面図、第2図は第2の例を示す一部切欠正面図で
ある。 1・・・流体力1llII装置 2・・・P材3・・・
筒状ケース 4・・・ノズル 5.5−・・・注形用油・具 11・・・回転台12・
・・回転台 13.13′・・・取付治具15、15 
′・・・ボッ1へ 16.16−・・・送流配管17.
17′・・・還流配管 18.18−・ゴ逆止弁19・
・・真空吸引機構 特許出願人 日東電気工業株式会社 出 願 人 弁理士 和 1) 昭

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)端部を揃えて集束した多数本の等長中空P材群を
    筒状ケース内に収納し、この筒状ケースに洗浄液ポット
    を配管接続し、前記筒状ケースと洗浄液ボッ1〜を共に
    回転させて洗浄液に遠心力を作用ざμ、この遠心力で筒
    状ケース内に洗浄液を送り込んで中空P材群の端部を浸
    漬洗浄し、洗浄後に洗浄液をポットに吸引回収すること
    を特徴とする液体分離装置のP材端部処理方法。
  2. (2) ボッI−内に洗浄液の回収を行なう真空機1引
    を適宜の時間間隔で断続させ、洗浄液の筒状ケースへの
    供給とボッ1〜への回収を繰返して行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の流体分離装置の胛材
    端部処理方法。
  3. (3) 端部を揃えて集束した多数本の等艮中空P材群
    を[v納した筒状ケースを固定1“る回転台と、筒状ケ
    ースの略中央部近接位置で回転台に固定され、筒状ケー
    スと配管で接続される洗浄液ポットと、前記洗浄液ポッ
    トと接続され、ポット内を吸引する真空吸引機構とで構
    成されていることを特徴とする液体分離装置のP材端部
    処理装置。
  4. (4) 洗浄液ポットは、複数の分離された室を並べ、
    各室を配管で順次接続して形成され、中央の室が真空吸
    引機構と接続され、端部の室が筒状のケースと接続され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
    流体分離装置のP材端部処理装置。
JP14714883A 1983-08-11 1983-08-11 流体分離装置の濾材端部処理方法と処理装置 Pending JPS6038005A (ja)

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JP14714883A JPS6038005A (ja) 1983-08-11 1983-08-11 流体分離装置の濾材端部処理方法と処理装置

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JP14714883A Pending JPS6038005A (ja) 1983-08-11 1983-08-11 流体分離装置の濾材端部処理方法と処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030075415A (ko) * 2002-03-19 2003-09-26 (주)성지테크 중공사를 위한 수처리 분리막의 고효율 케이크층 제거법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030075415A (ko) * 2002-03-19 2003-09-26 (주)성지테크 중공사를 위한 수처리 분리막의 고효율 케이크층 제거법

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