JPS6037032Y2 - 絶縁伝達器 - Google Patents

絶縁伝達器

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Publication number
JPS6037032Y2
JPS6037032Y2 JP13292479U JP13292479U JPS6037032Y2 JP S6037032 Y2 JPS6037032 Y2 JP S6037032Y2 JP 13292479 U JP13292479 U JP 13292479U JP 13292479 U JP13292479 U JP 13292479U JP S6037032 Y2 JPS6037032 Y2 JP S6037032Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bidirectional switch
transformer
primary
capacitor
switch
Prior art date
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Expired
Application number
JP13292479U
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English (en)
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JPS5649941U (ja
Inventor
忠 畔上
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP13292479U priority Critical patent/JPS6037032Y2/ja
Publication of JPS5649941U publication Critical patent/JPS5649941U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えはプロセスよりのアナログデータを直流
的に絶縁して電子計算機に取込むために用いられ、特に
複数の入力点よりのデータを共通の電子計算機に取込む
場合に適する絶縁伝達器に関する。
従来の絶縁伝達器として第1図に示すような全彼方式の
ものがある。
入力電圧は端子11及び12を通じて入力コンデンサ1
3に蓄積され、電流が双方向に流れる双方向性スイッチ
14がオンにされると、コンデンサ13に蓄積されてい
る入力電圧はスイッチ14を通じて変成器15の一次コ
イル16の一端及び中点間に印加される。
この時変成器15の2次コイル17の一端及び中点間に
誘起された電圧はスイッチ14と同期(同位相で制御さ
れる)してオンにされる双方向性スイッチ18を通じて
出力コンデンサ19の両端に充電される。
スイッチ14.18が共にオフにされると双方向性スイ
ッチ21.22が同時にオンされて1次コイル16の他
端及び中点が入力端子11及び12にそれぞれ接続され
、2次コイル17の他端及び中点がコンデンサ19の両
端に接続される。
スイッチ14.18をオフにした時に発生する変成器1
5の逆起電力はスイッチ22を通じてコンデンサ19に
充電される。
コンデンサ13及び19の電荷は平衡するように作用し
、入力電圧が変成器15で直流的に絶縁されてコンデン
サ19の両端に伝達され、コンデンサ19の両端より出
力端子23.24が導出される。
この第1図に示した従来の絶縁伝達器は優れているが、
特に複数の入力点からの入力電圧を共通の例えば電子計
算機に入力する場合に、同一特性の変成器15を多量生
産することが困難である。
つまり一次コイル及び2次コイルを同時に巻きその巻数
を正確に一致させても、中間タップを導出する際に、そ
のタップ位置を正確に一致させることは困難である。
一方、第2図に示すように中間タップを用いない絶縁伝
達器も提案されている。
この場合は変成器15の一次コイル16の両端が入力端
子11゜12に双方向性スイッチ14を通じて接続され
、2次コイル17の両端が双方向性スイッチ18を通じ
て出力端子23.24に接続され、スイッチ14とスイ
ッチ18とは互に逆位相で動作される。
スイッチ14がオンにされて入力電圧は変成器15に供
給され、変成器15にエネルギーを蓄積し、スイッチ1
4をオフにし、スイッチ18をオンにして変成器15に
蓄積されたエネルギーをコンデンサ19へ放出する。
この場合も過剰エネルギーは1次側へ戻され、1次側と
2次側とが平衡して信号伝達が行われる。
この第2図に示した従来の絶縁伝達器は入力電圧を変成
器15に一度蓄積した後に出力側へ放出するため、時間
遅れを伴い、高速度動作をさせることはできない。
なお第2図においてスイッチ14及び18を同位相で動
作させると、逆起電力の流路が構成されないため、その
作用が不確実なものとなり、エネルギーの飛散が起り実
用にならない。
この考案の目的は入力電圧を忠実に伝達でき、かつ高速
度動作が可能であり、しかも均一特性のものを多量生産
することが容易で、従って多点入力に対して利用するこ
とができる絶縁伝達器を提供することにある。
この考案によれば、入力コンデンサに蓄積された入力電
圧を1次側双方向性スイッチを通じて変成器の1次側に
印加し、変成器の2次側に現われた電圧を上記1次側双
方向性スイッチと同位相で動作する2次側双方向性スイ
ッチを介して出力コンデンサに伝達して蓄積し、上記変
成器の1次側及び2次側の一端と、■次側及び2次側に
接続される上記1次側双方向性スイッチ及び2次側双方
向性スイッチの一端との間であって、上記変成器の1次
側及び2次側の少なくとも一方と並列に接続されるr1
次側、2次側双方向性スイッチと逆位相で動作する逆相
双方向性スイッチョとr1次側、2次側双方向性スイッ
チの同時オフ時に上記変成器に生じる逆起電力を蓄積し
てエネルギの飛散を防止する逆起電力蓄積コンデンサヨ
との直列回路、を用いて上記入力コンデンサと上記出力
コンデンサの電荷を平衡にする。
即ち、この考案の構成上の特徴は、1次側双方向性スイ
ッチと2次側双方向性スイッチを同時にオフとした時に
変成器に生じる逆起電力を逆相双方向性スイッチを用い
て逆起電力蓄積コンデンサに蓄積することにある。
以下、具体的実施例を示す図面を用いてこの考案を詳細
に説明する。
尚、以下の図面において、第1図及び第2図と重複する
部分は同一の番号を付けて詳細な説明は省略する。
第3図はこの考案による絶縁伝達器の一例を示し、入力
端子11及び12は静電容量素子としてのコンデンサ1
3の両端に接続され、入力端子11は1次側双方向性ス
イッチ25を通じて変成器15の一次コイル16の一端
に接続され、一次コイル16の他端は入力端子12に接
続される。
一次コイル16と並列に逆相双方向性スイッチ26を通
じて静電容量素子としての逆起電力蓄積コンデンサ27
に接続される。
変成器15の2次コイル17の一端は双方向性スイッチ
28を通じて静電容量素子としてのコンデンサ19の一
端及び一方の出力端子23に接続され、2次コイル17
の他端はコンデンサ19の他端及び他方の端子24に接
続される。
スイッチ25及び28は同位相で動作し、これ等スイッ
チに対しスイッチ26は逆位相で動作する。
スイッチ25.28がオンの状態で入力電圧は変成器1
5へ印加され、2次コイル17には第4図Aに示す電流
11が流れ、スイッチ25.28がオフ、スイッチ26
がオンになると、変成器15に生じる逆起電力、つまり
変成器15に蓄えられたエネルギーがコンデンサ27へ
印加され、2次コイル17には第4図Bに示すように電
流iと連続した電流12が流れる。
従って2次コイル17には第4図Cに示すように電流1
1y i2の合成電流が流れる。
スイッチ25.28がオンされた時、1次側の電圧は直
ちに2次側へ伝達されるため時間遅れを伴わない。
2次側コンデンサ19の電荷が多過ぎると、1次側へ戻
され、1次側と2次側は常に平衡している。
2次側の平均電流は第4図Cに示すようには\゛ゼロあ
って、入力端子11.12から変成器15側を見たイン
ピーダンスは著しく高く、電力消費が少ない。
第5図に示すように1次側の逆相スイン26コンデンサ
27を省略して、2次コイル17と並列に逆相双方向性
スイッチ29を通じて逆起電力蓄積コンデンサ31を接
続してもよい。
或いは第6図に第3図及び第5図と対応する部分に同一
符号を付けて示すように1次側及び2次側の両者に逆相
双方向性スイッチ及び逆起電力蓄積コンデンサの直列回
路を設けてもよい。
この場合は一次コイル16及び2次コイル17間に存在
している微細な漏れインダクタンスを介して飛散される
エネルギーを防止でき、伝達忠実度が向上する。
以上述べたようにこの考案の絶縁伝達器は1次側双方向
性スイッチ25及び2次側双方向性スイッチ28を同時
にオンにして1次側から2次側へのエネルギーの注入を
直接的に行っているため、応答性がよく、高速度動作が
可能である。
またコンデンサ27及び/又は31を設けて逆起電力を
蓄積してエネルギーの飛散を防止しているため、高忠実
度で伝達が行われる。
コンデンサ27,31は信号を復元する目的として用い
られるものでないから、その容量値は小さいものでもよ
い。
更に中間タップを取出す必要がないため変成器15とし
て特性が均一なものを多量生産することができ、多点入
力を共通の電子計算機に切替えて入力する場合に、多点
入力間の相対的信号が正しく保持される。
なおコンデンサ31の両端から信号を取出す場合は、第
2図に示した場合と同様に信号の遅れを伴う。
コンデンサ19の両端電圧とコンデンサ31の両端電圧
とを加算して取出せば入力電圧の2倍の電圧出力するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来の絶縁伝達器を示す接
続図、第3図はこの考案による絶縁伝達器の一例を示す
接続図、第4図はその動作の説明に供するための波形図
、第5図及び第6図はそれぞれこの考案による絶縁伝達
器の他の例を示す接続図である。 11.12:入力端子、15:変成器、16:−次コイ
ル、17:2次コイル、23,24:出力端子、25:
1次側スイッチ、26,29:逆相双方向性スイッチ、
28:2次側双方向性スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力コンデンサに蓄積された入力電圧をスイッチ動作オ
    ンで変成器の1次側に印加する1次側双方向性スイッチ
    と、その1次側双方向性スイッチと同位相で制御され上
    記変成器の2次側に現われた電圧を出力コンデンサに伝
    達する2次側双方向性スイッチと、上記変成器の1次側
    及び2次側の少なくとも一方と並列に接続される、上記
    1次側双方向性スイッチ及び2次側双方向性スイッチと
    逆位相で動作する逆相双方向性スイッチと、上記1次側
    双方向性スイッチ及び2次側双方向性スイッチの同時オ
    フ時に上記変成器に生じる逆起電力を蓄積して飛散を防
    止する逆起電力蓄積コンデンサとの直列回路とを具備し
    たことを特徴とする絶縁伝達器。
JP13292479U 1979-09-25 1979-09-25 絶縁伝達器 Expired JPS6037032Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13292479U JPS6037032Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25 絶縁伝達器

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JP13292479U JPS6037032Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25 絶縁伝達器

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Publication Number Publication Date
JPS5649941U JPS5649941U (ja) 1981-05-02
JPS6037032Y2 true JPS6037032Y2 (ja) 1985-11-02

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ID=29364524

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JP13292479U Expired JPS6037032Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25 絶縁伝達器

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JP2516423B2 (ja) * 1989-03-31 1996-07-24 東海ゴム工業株式会社 コンベヤベルト

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JPS5649941U (ja) 1981-05-02

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