JPS6036915A - 連続的あるいは断続的に循環する液体のサンプルを採取し且つ流量を測定するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、連続的あるいは断続的に循環する液体のサン
プルを採取し且つ流量を測定するための装置に関するも
ので、この装置は特にミルク等の泡立つ液体に用いるこ
とが出来る。

（従来技術） この種の装置としては、とりわけミルクを測定するもの
が知られており、それらはサンプルの採取を可能とし、
サンプルの容量は実質的に流量に比例する。それからこ
のサンプルは分析され、ミルクの量と品質とに従って農
家に支払いがなされる。

この種の装置は２例えば、フランス特許第１．４２４．
７４６に記載されているが、この装置には２種類の欠陥
がある。第一に、この装置は。

流量と採取するサンプル量との比例係数を一定にするた
めに完全に水平な位置で運転する必要がある。これが牛
舎内では満たすことが難しい条件であることは周知であ
る。

さらに、サンプルの容量は深さを測定してめるために、
この読み取りが正確に行えないことは理解に難くない。

事実、搾乳したばかりの新鮮なミルクは、泡立つ液体で
あり、はっきりと定まった表面を持たない。

（発明の概要） 本発明による装置は上記の問題を解決するものであるが
、そのうえに、たとえ現場においても操作が簡単容易で
ある。この装置は、液体用の入口と出口、常に一定の厳
密な割合で液体のサンプルを採取する手段、そのように
採取したサンプルを溜める容器、ならびに容器内のサン
プル容量を直接に測定する電気的手段から成る。

第１の実施態様によると、サンプル採取手段は、液体を
受け入れ且つ室の底部を成すドーム状の凸面で液体が分
散される室、液体の流れを凸面に均一に分散する手段、
一定間隔で配置された少なくとも１個の縦向きの開口部
で容器につながり且つ変わることなく一定の割合の液体
を取り入れるもの、そして最後に液体を排出するための
少なくとも１個の開口部から成る。

有利なように３個の開口部が互いに１２０度の角度で配
置されている。

第２の実施態様によると、サンプル採取手段は、逆漏斗
形のヘッドを通って液体が受け入れられ、ヘッドから少
し離して配置された円錐面に液体が均一に分散される円
筒形の室１円筒形室の壁に設けた少なくとも１個の側面
開口部で容器につながり且つ変わることなく一定の割合
の液体を取り入れることを可能とするもの、そして最後
に液体を排出するための少なくとも１個の開口部から成
る。

開口部を側面に且つ円錐面の直ぐ下方に配置すると都合
がよく、さらに開口部の軸をこの面と実質的に平行にす
ることが望ましい。一定の厚さの液膜が全面をおおうよ
うに形成される。

それゆえ、側面の開口部は一定の割合の液体のサンプル
採取を可能とする。

円錐面は望ましくは、ばね等の弾性のある手段に軸方向
に固定して、この面が円筒室内に沈み込まないようにす
る。

円筒室は別の円筒室で取り囲むことが望ましく、２つの
室の間の環状の空間は、採取した液体を測定するために
受ける役割を果たし、必要な場合は、容器の洗浄に用い
る液体を受け入れる。

電気的手段は、容器内の液柱の重量を測定することが可
能で９例えば、圧力センサーを用いれば、センサーの僅
かな変形は、これら変形の大きさに応じて種々の電気信
号を起こす。

電気的手段は、容器の底部から垂直に延びた中央陽極、
および容器の外周壁あるいはその上に張ったライニング
の第２電極によって、容器内の液体の誘電率を測定する
ことが出来る。このようにして可変静電容量のコンデン
サが作られる。

測定された容量は２電気的号を計算論理ユニットで処理
して、直接に表示することが望ましい。

特に有利な実施態様によると１本装置は、サンプルを容
器の外側に流すことが出来るようにし且つ全装置を洗浄
しすすぎを行うことが出来るようにした自動化アッセン
ブリーに組み込まれる。液体の入口および出口循環路に
加えて。

容器を空にするための循環路、および洗浄とすすぎを行
うための循環路も設ける。これらの循環路は、望ましく
は可とう管から成り、管に直接に作用する弁によって制
御される。論理ユニットは、弁および弁の開閉シーケン
スを制御する。

説明を容易にするために、装置を新鮮なミルクに用いる
場合について特に述べてはいるが。

その他の泡立ちを持つ液体、さらには泡立ちを持たない
液体にも利用することが出来ることを承知しておく必要
がある。その他の液体として。

例えば、ビール、天然油、あるいは採収のために界面活
性剤を添加した石油等がある。

（実施例及び作用効果） 第１図は、装置を、ユニット全体を支持する役割を果た
す基板１とともに示す。入口管２はミルクを出口開口部
３に導き、そこからミルクはドーム状表面４の上を流れ
る。実際のサンプル採取手段は、室７に続く細かい細長
穴６を備えた羽根５から成る。

ミルクの一部は、ドーム４上を流れる前にこれらの細長
穴を通って採取され室７に落下し。

ミルクはそこから管８を通って容器９に流れ込む。

サンプルとされなかったミルクは、ドーム４上を流れて
室１０に集められ、それから出口開口部１１を通って出
口管１２に抜ける。

液体の流れをドーム４の方に均一に分散する手段は、入
口開口部から少し離れた位置に設けた障害物１３から成
る。最後に、アッセンブリーは基盤１に支持される蓋１
４により密閉される。

互いに１２０度の等しい角度で、３個の羽根５が配置さ
れる。このことから、装置が傾いても。

「低い位置」の羽根でサンプルを採取する量が「高い位
置」の羽根でサンプルを採取する量を補うので、サンプ
ル採取に大きな影響が無いことが理解されよう。

第１図に示したように、そして、さらに第２図にもっと
明確に示したように、容器９は、中央陽極９１を有し、
容器の周辺の壁は導電性のライニング９２で被覆されて
おり、電気回路は位置９３に設けである。

この位置９３は計算論理ユニットに接続され。

このユニットは誘電測定から容器９内のミルクの深さ、
従ってその容量を演鐸する。

計算手段は、望ましくは表示手段に接続し。

サンプルとして採取したミルクの容量が単に読み取るだ
けで分かるようにする。

一変形□として、搾乳された生伍に、農家毎に。

あるいは小生活圏（ビオトープ）毎に情報を記憶し且つ
統計学的計算を行うことを可能とする計算および記憶手
段を備えることも可能である。

別の実施態様においては、容″ａ９の電極９Ｉおよび９
２は、基板に埋め込まれて液柱により加えられる圧力を
測定する圧力センサーに置き換えられる。僅かな変形は
、これらの変形の大きさの関数として変化する電気信号
を発生し、この信号は論理ユニットで処理されて、採取
したサンプルの容量を示す。

第３図は第２の実施態様を示し、逆にした漏斗状のもの
１０３を終端に持つ管１０２を通してミルクを受けるヘ
ッド１０１を図示している。洗浄用管１０４および空気
入口管１０６も示されている。

ヘッド１０１は、蓋として機能し、取り入れられたミル
クが均一に分散されるように１円筒室１０６内の円錐状
表面１０５のすぐ上の漏斗１０３のレヘルに設けられる
。この円錐状表面１０５は。

ハウジング内のばね１０９の上に載った保持棒１０８に
より、軸方向に外向きに動く。

取り入れられたミルクの圧力が戻りばね１０９の作用と
釣り合って、′漏斗１０３と円錐状表面１０５との間に
充分な空間が保持される。−変形として、ばねを省くこ
とが出来１円錐を支持する軸は可動としてもよいし、可
動としなくてもよい。

円筒室１０６の壁には、側面開口部１１０が幾つか設け
られ、開口部の軸は円錐状表面１０５の軸と実質的に平
行で、開口部は円錐のすく下に設けられている。

サンプルとして採取されないミルク５即ち。

側面開口部１１０を通過しないミルクは、出口管１１１
につながる排出用開口部１１を通って集められる。

サンプルとして採取されたミルクは、第４図に詳細に図
示された細長い穴１１２を通過して。

容器９に集められる。図示してはいない一変形として、
細長い穴は１つ以上の管で置き換えることも可能である
。

円筒室１０６は、別の円筒室１１３で取り囲まれており
、容器９を洗浄あるいはすすぐ為の液体が通過する環状
空間１１４を定め、この液体は管１０４を通って受け入
れられる。管１１５は容器９の排出に用いる。

管１０４．１１１および１１５は可とうホース１２４，
１２６および１１６をそれぞれ備えており、ホースをつ
まむことが出来る。全装置に３個の弁、即ち。

ミルクの出口を制御する弁１２５．容器９の排出を制御
する二重弁１１８．そして容器の洗浄を可能とする弁１
２３を備えると有利である。

弁は減速モーフ１２２と軸１２１とを用いて閉止され、
軸は１／４回転あるいは１／２回転してカム１２０を回
転させる。このように第３図に示すようにつまみが成さ
れる。

カム１２０はリング１１９を備え、リングは弾性的なつ
まみを行うことが出来、可とうホース１２６の引き裂き
および損傷を防ぐ。

搾乳作業のあいだ、弁１２５は開き、弁１１８および１
２３は閉しる。管１０２を通して到着したミルクは円錐
１０５上を流れ、先に説明したように。

その一部は側面開口部１１０を通して採取され。

開口部１１２を通って容器９に流れ込む。残り分は開口
部１１を通って管１１１に流れ込む。

搾乳作業の後に、弁１２５は閉じることができ。

二重弁１１８は開かれ、管１０７を通して空気が入るこ
とが出来るようにする。これでミルクは管１１５を通っ
て流れることが出来る。

洗浄を行うために、管１０２を通して洗浄液が導入され
る。弁１２５および１１８は閉止され、弁１２３は開か
れて、洗浄液が装置を満たし、ユニットに液が満ちると
液は全て弁１２３を通って流れる。電子工学的に制御さ
れた時間が経過した後に、弁１１８および１２５は開き
、装置の排水が出来るようになる。この作業は何度も実
施することができ、望ましくはその後に下記の方法です
すぎ作業が続く。

すすぎ液は管１０２を通して装置に入り、装置を満たし
て管１２３を流れる。時間が経過してから、弁１１８お
よび１２５は開かれ、装置の排水が出来るようになる。

一変形においては、洗浄液は管１０２を通して装置に入
り、弁１２５および１１Ｂは閉止されており、弁１２３
は開かれている。洗浄液はアッセンブリーを満たしてか
ら弁１２３を通って流れる。

電子工学的に制御された時間が経過した後に。

弁１２５は閉じられ、測定部分の排水が出来るようにな
る。弁１２５は再び閉じられ、装置は再び満たされ９時
間が経過してから、弁１２５および１１８が開かれ、装
置を完全に排水出来るようになる。

この作業はその後にすすぎ液を用いて繰り返される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、新鮮なミルクのサンプル採取装置の第１実施
態様および容器を上方から見た部分切取斜視図である。 第２図は、この装置の断面図であり、容器内でザンプル
の深さを測定する装置は誘電型であ第３図は、サンプル
採取装置の第２実施態様の断面斜視図であり、その制御
弁を全て示している。 第４図は、第３図の平面Ｐ−Ｐのレベルで切断した詳細
図である。 １・・・基板、２・・・入口管、３・・・出口開口部、
４・・・ドーム状表面、５・・・羽根、６・・・細長穴
、９・・・容器、１０・・・室、１２・・・出口管、１
３・・・障害物、９１・・・陽極、１０５・・・円錐状
表面、１０６・・・円筒室、１１０・・・側面開口部、
１１１・・・出口管、１２５・・・弁。 特許出願人代理人氏名　− 手続補正書（１８発） 昭和５９年８奥１０日 特許庁長官　志　賀　学　殿 １、事イ１１の表示　昭和５９　年　特　γ［願第１３
６４３０号（国　１′８：フランス国） ５、補正１１１令の１」イ４　昭和　年　月　日７・　
補正の１′］容　１ｉｅ（ＩＸ２）ヲ別ｆｔ（（’）ｉ
ｉＴＩリネ１ｎｊＩＥＬｔす。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）連続的あるいは断続的に循環する液体、とりわけ
   泡立つ液体のサンプルを採取し且つ流量を測定するため
   の装置で、液体用の入口と出口、常に一定の厳密な割合
   で液体のサンプルを採取する手段、そのように採取され
   たサンプルの容器、ならびに容器内のサンプル容量を直
   接に測定する電気的手段から成るもの。 （２、特許請求の範囲第１項の装置で、サンプル採取手
   段が、液体を受け入れ且つ室の底部を成すドーム状の凸
   面で液体が分散される室。 液体の流れを凸面に均一に分散する手段、一定間隔で配
   置された少なくとも１個の縦向きの開口部で容器につな
   がり且つ変わることなく一定の割合で液体を取り入れる
   もの、そし゛ζ最後に液体を排出するための少なくとも
   １個の開口部から成るもの。 （３）特許請求の範囲第２項の装置で、３個の開口部が
   互いに１２０度の角度で配置されるもの。 （４）特許請求の範囲第１項の装置で、サンプル採取手
   段が、逆漏斗形のヘッドを通って液体が受け入れられ、
   ヘッドから少し離して配置された円錐面に液体が均一に
   分散される円筒形の室５円筒形室の壁に設けた少なくと
   も１個の側面開口部で容器に続き且つ変わることなく一
   定の割合で液体のサンプルを取り入れることを可能とす
   るもの、そして最後に液体を排出するための少なくとも
   １個の開口部から成るもの。 （５）特許請求の範囲第４項の装置で、軸が実質的に円
   錐面に平行で且つそのすぐ下に設けられた少なくとも２
   つの側面開口部を持つもの。 （６）特許請求の範囲第４項の装置で１円錐面を。 弾性のある手段でこの面が円筒室内に沈み込まないよう
   に作用するものに、軸方向に固定したもの。 （７）特許請求の範囲第４項の装置で２弾性手段がばね
   であるもの。 （８）特許請求の範囲第４項の装置で１円筒室が別の円
   筒室で取り囲まれ、２つの室の間の環状の空間は容器の
   洗浄用液を受け入れる役割を果たすもの。 （９）特許請求の範囲第１項の装置で、電気的手段が容
   器内の液柱の重量を測定するもの。 （１０）特許請求の範囲第９項の装置で、電気的手段が
   圧力センサーから成り、センサーの僅かな変形がこれら
   変形の大きさに応じて種々の電気信号を起こすもの。 （１１）特許請求の範囲第１項の装置で、電気的手段が
   容器内の液体の誘電率を測定するもの。 （１２、特許請求の範囲第１１項の装置で、電気的手段
   が容器の底部から垂直に延びた中央陽極から成り、第２
   電極が容器の外周壁あるいはその一ヒに張ったライニン
   グから成るもの。 （１３）特許請求の範囲第１項の装置で、さらに。 受けた電気信号の関数として容量を計算して前述の容量
   を直接に表示するための表示手段ト論理ユニットを持つ
   もの。 （１４）特許請求の範囲第１項の装置で、液体の入口お
   よび出口循環路に加えて、容器を空にするための循環路
   とすすぎと洗浄のための循環路を備えたもの。 （１５）特許請求の範囲第１４項の装置で、全ての循環
   路が可とう管から成り且つ直接にこれらの管に働く弁に
   よって制御されるもの。