JPS6036787A - 宇宙船推進用電気スラスト装置 - Google Patents
宇宙船推進用電気スラスト装置Info
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- JPS6036787A JPS6036787A JP14520584A JP14520584A JPS6036787A JP S6036787 A JPS6036787 A JP S6036787A JP 14520584 A JP14520584 A JP 14520584A JP 14520584 A JP14520584 A JP 14520584A JP S6036787 A JPS6036787 A JP S6036787A
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- Japan
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- chamber
- propellant
- thrust
- grid
- exhaust gas
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03H—PRODUCING A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03H1/00—Using plasma to produce a reactive propulsive thrust
- F03H1/0037—Electrostatic ion thrusters
- F03H1/0043—Electrostatic ion thrusters characterised by the acceleration grid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03H—PRODUCING A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03H1/00—Using plasma to produce a reactive propulsive thrust
- F03H1/0006—Details applicable to different types of plasma thrusters
- F03H1/0025—Neutralisers, i.e. means for keeping electrical neutrality
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Plasma Technology (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の分野
本発明は宇宙船推進用の電気スラスト装置に関するもの
であり、該電気スラスト装置にはイオン化チャンバ、ス
ラストが必要な場合該チャンバに推進剤を与える装置該
チャンバ内で推進剤をイオン化する装置、該チャンバの
一端のグリッドおよび静電界を発生しチャンバから該グ
リッドを介して正推進剤イオンを必要なスラストを与え
る排気ガスビームとして加速する装置とを備えている。
であり、該電気スラスト装置にはイオン化チャンバ、ス
ラストが必要な場合該チャンバに推進剤を与える装置該
チャンバ内で推進剤をイオン化する装置、該チャンバの
一端のグリッドおよび静電界を発生しチャンバから該グ
リッドを介して正推進剤イオンを必要なスラストを与え
る排気ガスビームとして加速する装置とを備えている。
(2)発明の背景
第1図は周知の電気スラスト装置の構成であるが、該装
置においては、推進剤ガス、例えばキセノンが注入排出
バルブ2を介して推進剤タンク1に供給される。該タン
ク1は、ソレノイド動作バルブ4を介して低減された圧
力で高圧タンク3に推進剤ガスを供給する。該高圧タン
ク3は圧力感知器5、およびパルプ4を動作させるため
に利用されるフィードバック制御電子回路乙によって監
視される。スラストが必要な場合、ソレノイド動作スラ
スト取入れパルプ7が開放される。該パルプ7から流出
する推進剤ガスのはy90%は、チャンバ8の背板10
に接続された主流アセンブリ取入れ口9を介してイオン
化チャンバ8に供給される。パルプ7から流出する推進
剤ガスのほぼ5%は、中空カソード11を通り第1のテ
ィー接合部を介してチャンバ8内に供給きれ、かつ、該
中空カソード11によって放出された電子をピックアッ
プする。これらの電子はキーパ(留め装置)12の領域
からアノード13に向って、該キーパとアノードとの間
に設けられた静電界によって加速され、さらに衝突プロ
セスにより取入れ口9から供給された推進剤ガスをイオ
ン化する。一連のソレノイド14(すなわち永久磁石で
あってよい)は磁界を発生し、該磁界によって電子をキ
ーパ12とアノード130間で螺旋状に進め、それらの
経路の長さ、従って衝突の回数ならびにイオン化効率を
増加する。チャンバ8において非常に低圧、例えば10
から10 トール、で発生された正の推進剤イオンは
チャンバ8の前端におけるスクリーングリッド(遮蔽格
子)15およびチャンバ8の核部でスクリーングリッド
15の前方にある加速グリッド16の方向へ浮遊する傾
向がある。該加速グリッド16に印加された高い負の電
圧によって静電界を発生し、該静電界tよ、必要なスラ
ストを与える排気ガスビーム17として、2つのグリッ
ド15と16を介してチャンバ8から正の推進剤イオン
を加速するのである。上述の代表的なスラスト装置にお
いて、約−1,000ボルトが加速グリッド16に印加
され、正キセノンイオンは約301m / Sの排出速
度を有し、かつ、発生されるスラストは約10mNとな
っている。加速グリッドおよびビーム供給直流電源20
.21は、図示されている通り、宇宙船への接続SvO
によって与えられる宇宙船電位V・0.加速グリッド1
6およびスラスト装置の電位V(に接続する端子を有し
ている。アノードおよび放電チャンバキーパ直流電源2
2.25は、図示されている通り、アノード13、キー
パ12およびスラスト装置電位v1に接続する端子を有
している。中空カソード11のためのヒータ24もまた
該電位v1に接続している。該電源20.21.22.
25およびヒータ24は中央処理装置(図示されていな
い)からのスラスト装置取入れパルプ7によって共に制
御され、かつ、スラストが必要になる場合、同時にスイ
ッチオンされる。
置においては、推進剤ガス、例えばキセノンが注入排出
バルブ2を介して推進剤タンク1に供給される。該タン
ク1は、ソレノイド動作バルブ4を介して低減された圧
力で高圧タンク3に推進剤ガスを供給する。該高圧タン
ク3は圧力感知器5、およびパルプ4を動作させるため
に利用されるフィードバック制御電子回路乙によって監
視される。スラストが必要な場合、ソレノイド動作スラ
スト取入れパルプ7が開放される。該パルプ7から流出
する推進剤ガスのはy90%は、チャンバ8の背板10
に接続された主流アセンブリ取入れ口9を介してイオン
化チャンバ8に供給される。パルプ7から流出する推進
剤ガスのほぼ5%は、中空カソード11を通り第1のテ
ィー接合部を介してチャンバ8内に供給きれ、かつ、該
中空カソード11によって放出された電子をピックアッ
プする。これらの電子はキーパ(留め装置)12の領域
からアノード13に向って、該キーパとアノードとの間
に設けられた静電界によって加速され、さらに衝突プロ
セスにより取入れ口9から供給された推進剤ガスをイオ
ン化する。一連のソレノイド14(すなわち永久磁石で
あってよい)は磁界を発生し、該磁界によって電子をキ
ーパ12とアノード130間で螺旋状に進め、それらの
経路の長さ、従って衝突の回数ならびにイオン化効率を
増加する。チャンバ8において非常に低圧、例えば10
から10 トール、で発生された正の推進剤イオンは
チャンバ8の前端におけるスクリーングリッド(遮蔽格
子)15およびチャンバ8の核部でスクリーングリッド
15の前方にある加速グリッド16の方向へ浮遊する傾
向がある。該加速グリッド16に印加された高い負の電
圧によって静電界を発生し、該静電界tよ、必要なスラ
ストを与える排気ガスビーム17として、2つのグリッ
ド15と16を介してチャンバ8から正の推進剤イオン
を加速するのである。上述の代表的なスラスト装置にお
いて、約−1,000ボルトが加速グリッド16に印加
され、正キセノンイオンは約301m / Sの排出速
度を有し、かつ、発生されるスラストは約10mNとな
っている。加速グリッドおよびビーム供給直流電源20
.21は、図示されている通り、宇宙船への接続SvO
によって与えられる宇宙船電位V・0.加速グリッド1
6およびスラスト装置の電位V(に接続する端子を有し
ている。アノードおよび放電チャンバキーパ直流電源2
2.25は、図示されている通り、アノード13、キー
パ12およびスラスト装置電位v1に接続する端子を有
している。中空カソード11のためのヒータ24もまた
該電位v1に接続している。該電源20.21.22.
25およびヒータ24は中央処理装置(図示されていな
い)からのスラスト装置取入れパルプ7によって共に制
御され、かつ、スラストが必要になる場合、同時にスイ
ッチオンされる。
上述の構成において、正イオン排気ガスビームの排出に
よってスラスト装置ならびに宇宙船が電気的に負帯電状
態となり、それはスラスト装置の性能を損ない、一般に
望ましくないことである。この問題を克服するために、
ニュートラライザ(中性化装置)として周知の別の電子
放出装置が利用され電子を放出し、実際に純中性排出物
質を発生する。該ニュートラライザは第2のティー接合
部を備えており、それは第2の中空カソード30を介し
てスラスト装置取入れパルプ7から流出する推進剤ガス
の約5チを供給し、該カソード30は第2のキーパ31
に電子を放出する。該キーパ31の領域から推進剤ガス
によってピックアップされた電子はチャンバ8から放出
されたイオンビームの中に捕捉される傾向があり、従っ
て効果的にイオンビームを中性化し、スラスト装置およ
び宇宙船が帯電状態にならないようにしている。ニュー
トラライザ用バイアス直流電源32は、宇宙船電位vO
に接続する1端子を有し、もう1方の端子はニュートラ
ライザ電位V2を与えている。中空カソード30および
キーパ31はニュートラライザ電位V2に接続されたニ
ュートラライザキーパ直流電源35の端子に接続されて
おり、さらに中空カソード50用のヒータ34もまたニ
ュートラライザ電位v2に接続されている。
よってスラスト装置ならびに宇宙船が電気的に負帯電状
態となり、それはスラスト装置の性能を損ない、一般に
望ましくないことである。この問題を克服するために、
ニュートラライザ(中性化装置)として周知の別の電子
放出装置が利用され電子を放出し、実際に純中性排出物
質を発生する。該ニュートラライザは第2のティー接合
部を備えており、それは第2の中空カソード30を介し
てスラスト装置取入れパルプ7から流出する推進剤ガス
の約5チを供給し、該カソード30は第2のキーパ31
に電子を放出する。該キーパ31の領域から推進剤ガス
によってピックアップされた電子はチャンバ8から放出
されたイオンビームの中に捕捉される傾向があり、従っ
て効果的にイオンビームを中性化し、スラスト装置およ
び宇宙船が帯電状態にならないようにしている。ニュー
トラライザ用バイアス直流電源32は、宇宙船電位vO
に接続する1端子を有し、もう1方の端子はニュートラ
ライザ電位V2を与えている。中空カソード30および
キーパ31はニュートラライザ電位V2に接続されたニ
ュートラライザキーパ直流電源35の端子に接続されて
おり、さらに中空カソード50用のヒータ34もまたニ
ュートラライザ電位v2に接続されている。
ニュートラライザ電源もまた、スラストが必要な場合に
中央処理装置の制御の下にスイッチオンされる。
中央処理装置の制御の下にスイッチオンされる。
上述の別のニュートラライザの1つの欠点は第2のティ
ー接合部推進剤供給源、第2の中空カソード装置、およ
びそれに関連するヒータならびに電源を備える上で特別
の費用がかかることである。別の欠点としては、現在利
用できる中空力ンード電子放出装置は、例えば故障する
こともあり得るヒータを利用していることおよび汚染問
題等の故に本質的に幾分信頼しかねる装置であるという
ことが挙げられる。第1の中空力ンード装置11と12
を利用することは、チャンバ8においてイオン化を行な
うための良好な装置の1部として現在必要とされている
が、第2の中空力ンード装置を利用するに当って危険が
増加することは、信頼性が主要素である宇宙船にとって
は望ましくないことである。
ー接合部推進剤供給源、第2の中空カソード装置、およ
びそれに関連するヒータならびに電源を備える上で特別
の費用がかかることである。別の欠点としては、現在利
用できる中空力ンード電子放出装置は、例えば故障する
こともあり得るヒータを利用していることおよび汚染問
題等の故に本質的に幾分信頼しかねる装置であるという
ことが挙げられる。第1の中空力ンード装置11と12
を利用することは、チャンバ8においてイオン化を行な
うための良好な装置の1部として現在必要とされている
が、第2の中空力ンード装置を利用するに当って危険が
増加することは、信頼性が主要素である宇宙船にとって
は望ましくないことである。
(3)発明の目的
本発明の目的は前述の欠点を実質的に克服することであ
る。
る。
本発明によれば、宇宙船推進用の電気スラスト装置が提
供されており、該スラスト装置には、イオン化チャンバ
、スラストが必要な場合にチャンバに推進剤を与える装
置、チャンバにおいて推進剤をイオン化する装置、チャ
ンバの一端にあるグリッド、および静電界を発生しチャ
ンバから該グリッドを介して正推進剤イオンを必要なス
ラストを与える排気ガスビームとして加速する装置が含
まれているのであるが、前記スラストにおいて静電界を
発生する前記装置は、正の推進剤イオンと負帯電された
粒子がグリッドを介してチャンバから交互に加速され、
所定の純電荷を有する排気ガスビームを発生するように
、グリッドに接続された交流電圧源を備えていることを
特徴としている。
供されており、該スラスト装置には、イオン化チャンバ
、スラストが必要な場合にチャンバに推進剤を与える装
置、チャンバにおいて推進剤をイオン化する装置、チャ
ンバの一端にあるグリッド、および静電界を発生しチャ
ンバから該グリッドを介して正推進剤イオンを必要なス
ラストを与える排気ガスビームとして加速する装置が含
まれているのであるが、前記スラストにおいて静電界を
発生する前記装置は、正の推進剤イオンと負帯電された
粒子がグリッドを介してチャンバから交互に加速され、
所定の純電荷を有する排気ガスビームを発生するように
、グリッドに接続された交流電圧源を備えていることを
特徴としている。
(4)良好な実施例の説明
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。第2図
は本発明によるスラスト装置の構成図、および第5図は
第2図のスラスト装置の加速器に印加されるt1圧波形
図を示す。
は本発明によるスラスト装置の構成図、および第5図は
第2図のスラスト装置の加速器に印加されるt1圧波形
図を示す。
第1図と同じ参照番号が第2図においても利用されてい
るが、それは同じ構成要素が含ま法かつ同じ態様で動作
することを示している。第1図のスラスト装置について
の別のニュートラライザ、すなわち推進ガス用の第2の
ティー接合部、第2中空カソード電子放出装置30およ
びキーパ31さらに皆連電源32.53ならびにヒータ
34、は第2図のスラスト装置においては全部除去され
ている。第1図のスラスト装置の直流加速グリッド電源
20け、第2図のスラスト装置では交流電圧電源201
と置換されているので、正の推進剤イオンと電子はグリ
ッド15と16を介してチャンバ8から交互に加速され
、所定の純電荷を有するチャンバからの排気ガスビーム
を発生する。遮蔽グリッド15を孤立させそれに別の交
流電圧電源を備えることも望ましいのであるが、この事
は利用される推進剤のタイプを含む個々のスラスト装置
パラメータに依存するものである。
るが、それは同じ構成要素が含ま法かつ同じ態様で動作
することを示している。第1図のスラスト装置について
の別のニュートラライザ、すなわち推進ガス用の第2の
ティー接合部、第2中空カソード電子放出装置30およ
びキーパ31さらに皆連電源32.53ならびにヒータ
34、は第2図のスラスト装置においては全部除去され
ている。第1図のスラスト装置の直流加速グリッド電源
20け、第2図のスラスト装置では交流電圧電源201
と置換されているので、正の推進剤イオンと電子はグリ
ッド15と16を介してチャンバ8から交互に加速され
、所定の純電荷を有するチャンバからの排気ガスビーム
を発生する。遮蔽グリッド15を孤立させそれに別の交
流電圧電源を備えることも望ましいのであるが、この事
は利用される推進剤のタイプを含む個々のスラスト装置
パラメータに依存するものである。
中性の排気ガスビームを発生するために、すなわちそれ
は排気ガスビームの所定の純電荷が零であ不ようなもの
であるが、排気ガスビームの交流質と正の部分に含まれ
る充電量は等しくなければならない。イオン化チャンバ
8において、電子は正の推進剤イオンより軽くしかも豊
富にあるので、同等の正推進剤イオン加速パラメータに
比較するとより小さい電子加速電圧が必要とされる。そ
の結果、第3図に示されたタイプの波形が、交流電圧電
源201によって加速グリッド16に与えられる。存在
するものとしての零電位を、無限に遠い下流の排気ガス
ビームと考えることが通常の技術であるけれども、時間
を表わす第5図の横座標軸が宇宙船電位vOにおいて縦
座標軸と交差すると考えることで十分である。正推進剤
イオンおよび電子加速グリッド電圧の値v6とv4は推
進剤のタイプおよびスラスト装置の設計に依存し、従っ
ていずれの特定スラスト装置に対してもはっきり定めら
れている。正推進剤イオンと電子がそれぞれ加速される
期間t1およびt2はそれほどはっきり定められてはい
ないがやはリスラスト装置の設計に依存する。キセノン
ガス推進剤による典型的な例では、v5とv4はそれぞ
れ一1000ボルトおよび+5ボルトであり、tlは波
形期間Tの98%となっている。
は排気ガスビームの所定の純電荷が零であ不ようなもの
であるが、排気ガスビームの交流質と正の部分に含まれ
る充電量は等しくなければならない。イオン化チャンバ
8において、電子は正の推進剤イオンより軽くしかも豊
富にあるので、同等の正推進剤イオン加速パラメータに
比較するとより小さい電子加速電圧が必要とされる。そ
の結果、第3図に示されたタイプの波形が、交流電圧電
源201によって加速グリッド16に与えられる。存在
するものとしての零電位を、無限に遠い下流の排気ガス
ビームと考えることが通常の技術であるけれども、時間
を表わす第5図の横座標軸が宇宙船電位vOにおいて縦
座標軸と交差すると考えることで十分である。正推進剤
イオンおよび電子加速グリッド電圧の値v6とv4は推
進剤のタイプおよびスラスト装置の設計に依存し、従っ
ていずれの特定スラスト装置に対してもはっきり定めら
れている。正推進剤イオンと電子がそれぞれ加速される
期間t1およびt2はそれほどはっきり定められてはい
ないがやはリスラスト装置の設計に依存する。キセノン
ガス推進剤による典型的な例では、v5とv4はそれぞ
れ一1000ボルトおよび+5ボルトであり、tlは波
形期間Tの98%となっている。
上述のようなスラスト装置に関するものとは別の様々な
環境上の理由のために、宇宙船は電荷状態になる傾向が
あり、この事は望ましくない。装置は、通常、宇宙船の
電位を測定するように適合されているので、その意図す
るところは、木製fwがt1対t2の比率を変化させる
装置と連結することができ、その結果、スラスト装置の
排気ガスビームは、これらの他の宇宙船充電効果を平均
にし、かつ、宇宙船の零電位を保持する正または負の純
電荷を有することができるということである。
環境上の理由のために、宇宙船は電荷状態になる傾向が
あり、この事は望ましくない。装置は、通常、宇宙船の
電位を測定するように適合されているので、その意図す
るところは、木製fwがt1対t2の比率を変化させる
装置と連結することができ、その結果、スラスト装置の
排気ガスビームは、これらの他の宇宙船充電効果を平均
にし、かつ、宇宙船の零電位を保持する正または負の純
電荷を有することができるということである。
本発明が関係する、すなわち本章の最初の部分で述べた
ようなタイプの電気スラスト装置においては、分子化合
物が推進剤として利用することができると考えられてい
る。この場合、負帯電粒子はイオン化チャンバにおいて
負イオンの形で発生される。本発明は分子化合物推進剤
のそのような利用に適用することができるので、正の推
進剤イオンならびに負帯電粒子はイオン化チャンバから
交互に加速されて、所定の純電荷を有する排気ガスビー
ムを発生することが考えられている。
ようなタイプの電気スラスト装置においては、分子化合
物が推進剤として利用することができると考えられてい
る。この場合、負帯電粒子はイオン化チャンバにおいて
負イオンの形で発生される。本発明は分子化合物推進剤
のそのような利用に適用することができるので、正の推
進剤イオンならびに負帯電粒子はイオン化チャンバから
交互に加速されて、所定の純電荷を有する排気ガスビー
ムを発生することが考えられている。
第1図は周知の電気スラスト装置の回路図であり、第2
図は本発明に従って第1図のスラスト装置を変更したも
のの回路図であり、第5図は第2図のスラスト装置の加
速グリッドに印加される電圧波形の概略図である。 図中(第2図)、1は推進剤タンク、2は注入放出パル
プ、3は高圧タンク、4はソレノイド動作パルプ、5は
圧力感知器、6はフィードバック制御電子回路、7はソ
レノイド動作スラスト装置取入れパルプ、8はイオン化
チャンバ、9は主流アセンブリ取入れ口、10は背板、
11は中空カソード、12はキーパ、15はアノード、
14はソレノイド、15は遮蔽グリッド、16は加速グ
リッド、21.22.23は直流電源、24はヒータ、
201は交流電圧電源をそれぞれ示す。 特許出願人 ザ マーコニ カンパニー リミテッド手
続 補 正 書(自発) 昭和 59年8月λ日 特願昭59−145205号 2、発明の名称 宇宙船推進用電気スラスト装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ザ マーコニ カンパニー リミテッド4、代
理 人 郵便番号 100 5、補正命令の日付 昭和 年 月 日6、補正の対象 図面 (内容に変更なし) 7補正の内容 (別紙の通り)
図は本発明に従って第1図のスラスト装置を変更したも
のの回路図であり、第5図は第2図のスラスト装置の加
速グリッドに印加される電圧波形の概略図である。 図中(第2図)、1は推進剤タンク、2は注入放出パル
プ、3は高圧タンク、4はソレノイド動作パルプ、5は
圧力感知器、6はフィードバック制御電子回路、7はソ
レノイド動作スラスト装置取入れパルプ、8はイオン化
チャンバ、9は主流アセンブリ取入れ口、10は背板、
11は中空カソード、12はキーパ、15はアノード、
14はソレノイド、15は遮蔽グリッド、16は加速グ
リッド、21.22.23は直流電源、24はヒータ、
201は交流電圧電源をそれぞれ示す。 特許出願人 ザ マーコニ カンパニー リミテッド手
続 補 正 書(自発) 昭和 59年8月λ日 特願昭59−145205号 2、発明の名称 宇宙船推進用電気スラスト装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ザ マーコニ カンパニー リミテッド4、代
理 人 郵便番号 100 5、補正命令の日付 昭和 年 月 日6、補正の対象 図面 (内容に変更なし) 7補正の内容 (別紙の通り)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 宇宙船を推進させるための電気スラスト装置であ
って、 イオン化チャンバ(電離箱)(8)と、スラストが必要
な場合、該チャンバ(8)に推進剤を与える装置(7,
9)と、 チャンバ(8)で該推進剤をイオン化する装置(11,
12,13)と、 チャンバ(8)の一端にグリッド(格子)(ト)とおよ
び、 静電界を発生して、チャンバ(8)から該グリッドを介
して正推進剤イオンを必要なスラストを与える排気ガス
ビームとして加速する装置、とを備えており、 静電界を発生する前記装置は、正推進剤イオンと負帯電
粒子がグリッド(至)を介してチャンバ(8)から交互
に加速され、所定の純電荷を有する排気ガスビームを発
生するように該グリッド(ト)に接続された交流電圧源
(20j)を備えていることを%徴とする前記スラスト
装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載の電気スラスト装置に
おいて、排気ガスビームの所定の純電荷は零となってい
ることを特徴とする前記電気スラスト装置。 五 特許請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の電気
スラスト装置において、チャンバに推進剤を与える装置
(7,9)はチャンバ(8)にガス成分推進剤を供給す
る取入れ口(9)を備えておシ、かつ該チャンバから排
出される負帯電粒子は電子であることを特徴とする前記
電気スラスト装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8318919 | 1983-07-13 | ||
GB8318919 | 1983-07-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036787A true JPS6036787A (ja) | 1985-02-25 |
Family
ID=10545646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14520584A Pending JPS6036787A (ja) | 1983-07-13 | 1984-07-12 | 宇宙船推進用電気スラスト装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0132065A3 (ja) |
JP (1) | JPS6036787A (ja) |
GB (1) | GB2143281B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014115752A1 (ja) * | 2013-01-22 | 2014-07-31 | 国立大学法人 東京大学 | イオンエンジンのプラズマ着火用ガス供給方法及びシステム |
JP2016500787A (ja) * | 2012-10-30 | 2016-01-14 | スネクマ | イオン推進ユニット用推進剤ガス供給 |
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