JPS6036447Y2 - 装飾合成樹脂板 - Google Patents
装飾合成樹脂板Info
- Publication number
- JPS6036447Y2 JPS6036447Y2 JP1980081099U JP8109980U JPS6036447Y2 JP S6036447 Y2 JPS6036447 Y2 JP S6036447Y2 JP 1980081099 U JP1980081099 U JP 1980081099U JP 8109980 U JP8109980 U JP 8109980U JP S6036447 Y2 JPS6036447 Y2 JP S6036447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- japanese paper
- decorative
- resin board
- decorative synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として障子等の間仕切や照明器具に使用する
装飾合成樹脂板の改良に関するものである。
装飾合成樹脂板の改良に関するものである。
間仕切や照明器具に使用する装飾合成樹脂板は、常時は
内部が外部より透視することを遮断し、投光時にのみ充
分な透光性を備えていることを必要とするものであるが
、在来のこの種装飾合成樹脂板は顔料を添加して半透明
化した合成樹脂板に装飾模様を印刷したものを普通とす
るため、単調で興趣に乏しい欠点がある。
内部が外部より透視することを遮断し、投光時にのみ充
分な透光性を備えていることを必要とするものであるが
、在来のこの種装飾合成樹脂板は顔料を添加して半透明
化した合成樹脂板に装飾模様を印刷したものを普通とす
るため、単調で興趣に乏しい欠点がある。
そこで、合成樹脂薄板の表面に和紙を積層して装飾効果
を高めるようにしたものも使用されているが、このよう
な装飾合成樹脂板は和紙が燃え易いため火災防止上問題
がある。
を高めるようにしたものも使用されているが、このよう
な装飾合成樹脂板は和紙が燃え易いため火災防止上問題
がある。
本考案は前記のような欠点や問題点を解消した装飾合成
樹脂板を目的として完成されたもので、図示の実施例に
示すように、透明乃至半透明の合成樹脂薄板1の両面に
防炎加工処理を施した和紙2.2を積層したことを特徴
とするものである。
樹脂板を目的として完成されたもので、図示の実施例に
示すように、透明乃至半透明の合成樹脂薄板1の両面に
防炎加工処理を施した和紙2.2を積層したことを特徴
とするものである。
なお、図中3は必要に応じ合成樹脂薄板1の表面または
和紙2の裏面に形成される装飾模様である。
和紙2の裏面に形成される装飾模様である。
このよ°うに構成されたものは、塩化ビニル樹脂やスチ
ロール樹脂などの透明乃至半透明の合成樹脂薄板1の両
面に靭皮繊維等の天然繊維或いは化学繊維を抄造した和
紙2,2を積層して透光性のある不透明にしたものであ
るから、透光性は有するが一方側から他方側の物体を殆
んど透視できないものとするもので、間仕切用として使
用した場合の間仕切効果は勿論のこと照明器具とした場
合にも昼間は内部の電球やソケット類を適確に陰蔽する
効果があり、他方、夜間において一方側から他方側に向
は投光された場合には、和紙2,2も合成樹脂薄板1と
同様透光性があるために透過光線は柔和化されて好まし
い採光が得られ、表層にあたる和紙2,2特有の風合と
装飾性を発揮するから、室内装飾上の効果に優れたもの
となる。
ロール樹脂などの透明乃至半透明の合成樹脂薄板1の両
面に靭皮繊維等の天然繊維或いは化学繊維を抄造した和
紙2,2を積層して透光性のある不透明にしたものであ
るから、透光性は有するが一方側から他方側の物体を殆
んど透視できないものとするもので、間仕切用として使
用した場合の間仕切効果は勿論のこと照明器具とした場
合にも昼間は内部の電球やソケット類を適確に陰蔽する
効果があり、他方、夜間において一方側から他方側に向
は投光された場合には、和紙2,2も合成樹脂薄板1と
同様透光性があるために透過光線は柔和化されて好まし
い採光が得られ、表層にあたる和紙2,2特有の風合と
装飾性を発揮するから、室内装飾上の効果に優れたもの
となる。
しかも、表層にあたる和紙2,2は単なる和紙ではなく
、ハロゲン化有機硼素リン化合物、有機硫黄リン化合物
などの防炎剤を含浸させるなどの防炎加工処理が施され
ているから、JIS K−7201(酸素指数法による
高分子材料の燃焼試験方法)による試験によれば、酸素
指数42.5という高い数値を示している。
、ハロゲン化有機硼素リン化合物、有機硫黄リン化合物
などの防炎剤を含浸させるなどの防炎加工処理が施され
ているから、JIS K−7201(酸素指数法による
高分子材料の燃焼試験方法)による試験によれば、酸素
指数42.5という高い数値を示している。
これは、合成樹脂薄板の両面に未処理の和紙を積層した
ものが酸素指数26.鍜度、同種の防炎加工処理を施し
た和紙の酸素指数が35.5であったのに対し著しく高
い数値であり、防炎効果が特に優れていることが証明さ
れている。
ものが酸素指数26.鍜度、同種の防炎加工処理を施し
た和紙の酸素指数が35.5であったのに対し著しく高
い数値であり、防炎効果が特に優れていることが証明さ
れている。
さらに、合成樹脂薄板1の両面に和紙2,2を積層した
ものであるから、表裏に向は折曲して折目付の製品とす
ることが容易であり、しかも、この折目部分は和紙2,
2の伸縮性によって合成樹脂薄板のみによる積層板のよ
うに層間剥離を起すおそれがなく、照明器具等への加工
性が極めてよい特長も備えている。
ものであるから、表裏に向は折曲して折目付の製品とす
ることが容易であり、しかも、この折目部分は和紙2,
2の伸縮性によって合成樹脂薄板のみによる積層板のよ
うに層間剥離を起すおそれがなく、照明器具等への加工
性が極めてよい特長も備えている。
従って、本考案は在来のこの種装飾合成樹脂板の欠点や
問題点を解決したものとして実用的価値極めて大なもの
である。
問題点を解決したものとして実用的価値極めて大なもの
である。
図面は本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
1:透明乃至半透明の合成樹脂薄板、2:防炎加工処理
を施した和紙。
を施した和紙。
Claims (1)
- 透明乃至半透明の合成樹脂薄板1の両面に防炎加工処理
を施した和紙2,2を積層したことを特徴とする装飾合
成樹脂板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980081099U JPS6036447Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 装飾合成樹脂板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980081099U JPS6036447Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 装飾合成樹脂板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS574337U JPS574337U (ja) | 1982-01-09 |
JPS6036447Y2 true JPS6036447Y2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=29443507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980081099U Expired JPS6036447Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 装飾合成樹脂板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036447Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49116853A (ja) * | 1973-03-09 | 1974-11-08 | ||
JPS5264146A (en) * | 1975-11-22 | 1977-05-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Biochemical rotary contactor for purifying dirty water |
JPS549449A (en) * | 1977-05-16 | 1979-01-24 | Thissen Christopher P | Rotor for treating drainage |
-
1980
- 1980-06-11 JP JP1980081099U patent/JPS6036447Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49116853A (ja) * | 1973-03-09 | 1974-11-08 | ||
JPS5264146A (en) * | 1975-11-22 | 1977-05-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Biochemical rotary contactor for purifying dirty water |
JPS549449A (en) * | 1977-05-16 | 1979-01-24 | Thissen Christopher P | Rotor for treating drainage |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS574337U (ja) | 1982-01-09 |
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