JPS6035854B2 - 多チャンネルト−ン発振器 - Google Patents
多チャンネルト−ン発振器Info
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- JPS6035854B2 JPS6035854B2 JP54043181A JP4318179A JPS6035854B2 JP S6035854 B2 JPS6035854 B2 JP S6035854B2 JP 54043181 A JP54043181 A JP 54043181A JP 4318179 A JP4318179 A JP 4318179A JP S6035854 B2 JPS6035854 B2 JP S6035854B2
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- Japan
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- frequency divider
- oscillator
- frequency
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Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 16
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 10
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
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- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/16—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/18—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop
- H03L7/183—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1台の発振器で、外部から入力されるチャンネ
ル指定信号をうけて、等比級数で配列された信号群、例
えば100(HZ)、103.5(HZ)、107.2
(日2)、110.9(HZ)………(1.03針音間
隔)のうち、そのチャンネル指定信号で指定される1波
を取り出すことのできる多チャンネルトーン発振器の発
明に関するものである。
ル指定信号をうけて、等比級数で配列された信号群、例
えば100(HZ)、103.5(HZ)、107.2
(日2)、110.9(HZ)………(1.03針音間
隔)のうち、そのチャンネル指定信号で指定される1波
を取り出すことのできる多チャンネルトーン発振器の発
明に関するものである。
移動通信ではトーンスケルチ方式のトーン周波数として
上記のような等比級数で設定された周波数群を用いるこ
とが少なくない。
上記のような等比級数で設定された周波数群を用いるこ
とが少なくない。
従来この方式のトーン周波数の発生源としてはCR発振
器、マルチパイプレータ、音叉発振器等を周波数毎に用
意し、それらを切替えて使用するという方法を取ってい
るが、これには周波数安定度、コスト、大きさの点にそ
れぞれ問題がある。本発明はこれら大中に改善するもの
である。本発明の基本的な構成を第1図のブロック図で
説明する。
器、マルチパイプレータ、音叉発振器等を周波数毎に用
意し、それらを切替えて使用するという方法を取ってい
るが、これには周波数安定度、コスト、大きさの点にそ
れぞれ問題がある。本発明はこれら大中に改善するもの
である。本発明の基本的な構成を第1図のブロック図で
説明する。
1は基準発振器であって、水晶発振器等の高安定なもの
が使用される。
が使用される。
3は基準分周器でプリセット可能な分周器である。
5は位相比較器、7は低域通過フィル夕、9は電圧制御
発振器、11‘ま本発明の多チャンネルトーン発振器の
出力端子である。
発振器、11‘ま本発明の多チャンネルトーン発振器の
出力端子である。
12は帰還路分岡器でプリセツ・※ト可能な分周器であ
る。
る。
17は外部から2進化符号で入力されるチャンネル指定
信号の入力端子であって、それは符号変換回路15に入
力される。
信号の入力端子であって、それは符号変換回路15に入
力される。
符号変換回路15は入力されたチャンネル指定信号18
に加算又は減算操作等を行うことで基準分周器3及び帰
還路分周器12の分周数M、N(M、Nは正の整数)を
設定するプリセット信号16,14を得ている。本発明
の特徴はこの符号変換回路の存在にあり、例えば入力の
チャンネル指定信号18(の内容=数、以下同じ)が1
だけ増加した時プリセット信号16は1増加し同時にプ
リセツト信号14が1減少するか、あるいはその反対に
プリセット信号14が1増加して同時にプリセット信号
16が1減少するというように動作する。この方法によ
り第1図の回路からチャンネル指定信号で指定される周
波数(上記で説明した等比級数で設定された周波数群に
非常に近似している周波数)を取り出すことを可能にす
るのである。これを詳細に説明すると、第1図で外部か
ら入力されるチャンネル指定信号18の番号(以下番号
の字を略す)をx(x=0、1、2、3……・・・)と
し、これが1づっ増加するとき帰還路分周器12の分周
数Nがn(nは任意の正の整数でn《N)づっ増加し、
同時に基準分周器3の分周数Mがm(mは任意の正の整
数でm《M)づつ減少するか、又はNがnづっ減少し、
同時にMがmづっ増加して符号変換回路15から出力さ
れるとした場合この多チャンネルトーン発振器の出力周
波数〆(x)は【1}式の如く表わされる。
に加算又は減算操作等を行うことで基準分周器3及び帰
還路分周器12の分周数M、N(M、Nは正の整数)を
設定するプリセット信号16,14を得ている。本発明
の特徴はこの符号変換回路の存在にあり、例えば入力の
チャンネル指定信号18(の内容=数、以下同じ)が1
だけ増加した時プリセット信号16は1増加し同時にプ
リセツト信号14が1減少するか、あるいはその反対に
プリセット信号14が1増加して同時にプリセット信号
16が1減少するというように動作する。この方法によ
り第1図の回路からチャンネル指定信号で指定される周
波数(上記で説明した等比級数で設定された周波数群に
非常に近似している周波数)を取り出すことを可能にす
るのである。これを詳細に説明すると、第1図で外部か
ら入力されるチャンネル指定信号18の番号(以下番号
の字を略す)をx(x=0、1、2、3……・・・)と
し、これが1づっ増加するとき帰還路分周器12の分周
数Nがn(nは任意の正の整数でn《N)づっ増加し、
同時に基準分周器3の分周数Mがm(mは任意の正の整
数でm《M)づつ減少するか、又はNがnづっ減少し、
同時にMがmづっ増加して符号変換回路15から出力さ
れるとした場合この多チャンネルトーン発振器の出力周
波数〆(x)は【1}式の如く表わされる。
ナ…=幹‐(続芸忌‐ナ。
…イ1)(x=0、1、2、3、………)
○}式で〆oはチャンネル指定信号18がx=0の時の
出力周波数であり、‘11式をマクローリン展開すると
■式に示す無限級数に展開される。
出力周波数であり、‘11式をマクローリン展開すると
■式に示す無限級数に展開される。
ナ(X)=ナ。{・士(m誌M)x+m(帯誌M)X2
十桝(mMM)X3十・・…} .・.一
NM3(n《N、m《Mの条件を考慮すると■式のxの
高次の項は急速に零に収れんし、近似的にはせし、ぜし
、xの数次の項までの採用で事が足りる。
十桝(mMM)X3十・・…} .・.一
NM3(n《N、m《Mの条件を考慮すると■式のxの
高次の項は急速に零に収れんし、近似的にはせし、ぜし
、xの数次の項までの採用で事が足りる。
)一方本発明が目標としている等比級数の周波数群の比
率は例えば1.035というように1に非常に近いから
比率を(1±r)と考えて(rは1より非常に小さい正
の実数)この等比級数を示すとそれは【別式のようにな
る。ナ(X)=く1±r)X・ナ。
率は例えば1.035というように1に非常に近いから
比率を(1±r)と考えて(rは1より非常に小さい正
の実数)この等比級数を示すとそれは【別式のようにな
る。ナ(X)=く1±r)X・ナ。
・・‐・・・{31(x=0、1、2、3、……
…)‘3}式ではxはチャンネル指定信号であり、ナo
はx=0の時の周波数である。
…)‘3}式ではxはチャンネル指定信号であり、ナo
はx=0の時の周波数である。
【3’式はr《1の条**件で(4}式のように無限級
数にマクローリン展開される。〜=ナ。
数にマクローリン展開される。〜=ナ。
{・比十ずれずX3十・・・・・・}
….・・■■式に於いてr《1の条件を考慮する
とxの高次の項は零に収れんするのでxの数次の項まで
を対象に考察すればよい。【21、t4}式のxの1次
項の係数同志を等しいと置くと、mN+nM
……(5}r=−前門−(xの1次項の係
数) とりあえず【21、{41式はxの1次項まで近似する
。
….・・■■式に於いてr《1の条件を考慮する
とxの高次の項は零に収れんするのでxの数次の項まで
を対象に考察すればよい。【21、t4}式のxの1次
項の係数同志を等しいと置くと、mN+nM
……(5}r=−前門−(xの1次項の係
数) とりあえず【21、{41式はxの1次項まで近似する
。
次に例えば、計算を簡単にして見通しをよくするためm
N=nMとして、‘51式を用い■式のxの2次項の係
数を計算してみると■式のようになる。上」・(mN+
岬−(mN+M)・仇法M)=(m母影肌・m
・・・・・・【6)2! 一2 M2N2
一 NNP■式は‘2ー式のxの2次項の係数と一致
することを知る。
N=nMとして、‘51式を用い■式のxの2次項の係
数を計算してみると■式のようになる。上」・(mN+
岬−(mN+M)・仇法M)=(m母影肌・m
・・・・・・【6)2! 一2 M2N2
一 NNP■式は‘2ー式のxの2次項の係数と一致
することを知る。
(mN≠nMの場合もその都度の数値を入れて計算によ
り近似度の高いことを検証できる。)これで【2’、【
41式、両式の近似度の極めて高いことを知る。(なお
より完全な近似を得る為には、より高次までの係数を一
致させればよいが、上記で説明したようにn《N、m《
M、r《1の条件下では高次の項の差異は急速に零に収
れんし、実用上xの3次以上の高次は無視して支障ない
。)第2図は本発明の具体的な実施例を示したものであ
る。
り近似度の高いことを検証できる。)これで【2’、【
41式、両式の近似度の極めて高いことを知る。(なお
より完全な近似を得る為には、より高次までの係数を一
致させればよいが、上記で説明したようにn《N、m《
M、r《1の条件下では高次の項の差異は急速に零に収
れんし、実用上xの3次以上の高次は無視して支障ない
。)第2図は本発明の具体的な実施例を示したものであ
る。
21は基準発振器、22は基準分周器、23は位相比較
器、24は低域通過フィル夕、25は電圧制御発振器、
27は帰還路分周器、26は本発明の多チャンネルトー
ン発振器の出力端子である。28は符号変換回路であり
、第1図の符号変換回路15に当る。
器、24は低域通過フィル夕、25は電圧制御発振器、
27は帰還路分周器、26は本発明の多チャンネルトー
ン発振器の出力端子である。28は符号変換回路であり
、第1図の符号変換回路15に当る。
符号変換回路28において入力、出力信号は簡単化して
2進バィナリ符号となっている。現在プリセット信号3
6は即ち基準分周器22の分周数M、プリセット信号3
5は則ち帰還路分周器27の分周数Nを指定している。
こ〉でチャンネル指定の入力端子32から入力されるチ
ャンネル指定信号37が1増加する時は、プリセット信
号35は1増加し、プリセット信号36は1減少する(
m=n=1)つまりNは1増加し、Mは1減少する。第
2図はプリセット信号35,36が6ビット、チャンネ
ル指定信号が4ビットの場合を説明しており、この信号
37は6ビットの全加算器29に入力されると同時に(
全加算器29の空ビットには零が入力される)4個のイ
ンバーター31に入力される。34は定数設定端子であ
り、チャンネル指定信号37が加数、定数設定端子34
に設定された定数が被加数となり、結果として出力にブ
リセット数Nを得ている。
2進バィナリ符号となっている。現在プリセット信号3
6は即ち基準分周器22の分周数M、プリセット信号3
5は則ち帰還路分周器27の分周数Nを指定している。
こ〉でチャンネル指定の入力端子32から入力されるチ
ャンネル指定信号37が1増加する時は、プリセット信
号35は1増加し、プリセット信号36は1減少する(
m=n=1)つまりNは1増加し、Mは1減少する。第
2図はプリセット信号35,36が6ビット、チャンネ
ル指定信号が4ビットの場合を説明しており、この信号
37は6ビットの全加算器29に入力されると同時に(
全加算器29の空ビットには零が入力される)4個のイ
ンバーター31に入力される。34は定数設定端子であ
り、チャンネル指定信号37が加数、定数設定端子34
に設定された定数が被加数となり、結果として出力にブ
リセット数Nを得ている。
例えばチャンネル指定信号が0の時この定数を10とす
ればN=10となり、チャンネル指定信号が1増加する
ごとに、Nは1増加するのである。一方ィンバータ31
に入力されたチャンネル指定信号はィンバー夕31の出
力で1に対する補数となり6ビットの全加算器30に入
力される(全加算器入力の空きビットは零が入力される
。
ればN=10となり、チャンネル指定信号が1増加する
ごとに、Nは1増加するのである。一方ィンバータ31
に入力されたチャンネル指定信号はィンバー夕31の出
力で1に対する補数となり6ビットの全加算器30に入
力される(全加算器入力の空きビットは零が入力される
。
)。全加算器30‘こも定数設定端子33が接続されて
おり、こ)に設定された定数より1減じた値を被減数、
チャンネル指定信号が減数として計算された結果が出力
プリセット信号36則ちMを得ている。これを実際の数
値の例で説明すると次のようになる。チャンネル指定信
号を0(即ち減数は0)とするとィンバータ31の出力
はこの減数の1に対する補数=63(=ジー1一0)と
なり定数を11(即ち被減数は10)とすると全加算器
30の出力は74(=63十11)となり桁上げが無視
されて10(=74一64)となり出力プリセット信号
36則ちM=10となる。このようにチャンネル指定信
号は減数であるので、これが1増加するとMは1減少す
るように働く。第2図の具体的な回路例は、頭記した1
00HZから136.5HZを1.035の等比で構成
される10チャンネルの等比級数群からなる周波数を得
ることを目標として多チャンネルトーン発振を作った場
合である。
おり、こ)に設定された定数より1減じた値を被減数、
チャンネル指定信号が減数として計算された結果が出力
プリセット信号36則ちMを得ている。これを実際の数
値の例で説明すると次のようになる。チャンネル指定信
号を0(即ち減数は0)とするとィンバータ31の出力
はこの減数の1に対する補数=63(=ジー1一0)と
なり定数を11(即ち被減数は10)とすると全加算器
30の出力は74(=63十11)となり桁上げが無視
されて10(=74一64)となり出力プリセット信号
36則ちM=10となる。このようにチャンネル指定信
号は減数であるので、これが1増加するとMは1減少す
るように働く。第2図の具体的な回路例は、頭記した1
00HZから136.5HZを1.035の等比で構成
される10チャンネルの等比級数群からなる周波数を得
ることを目標として多チャンネルトーン発振を作った場
合である。
基準周波数は118.8(HZ)、定数設定端子34の
定数は52、定数設定端子33の定数は62、チャンネ
ル指定信号は0〜9まで入力されこれに呼応してプリセ
ット信号35則ちNは52から61まで変化し、プリセ
ット信号36貝0ちMは62から53まで変化する。こ
のようにするときチャンネル指定5のとき118.8(
HZ)で目標周波数からの誤差零、チャンネル指定0の
とき99.7(HZ)、チャンネル指定9のとき136
.7(日2)というように全10チャンネルで誤差が土
0.3HZ以内の多チャンネルトーン発振器となる。こ
の精度は従来のC−R発振器やマルチパイプレータ、音
叉発振器等で得られるものに比較して格段に良い値であ
る。基準発振器に水晶発振器を使用するときは温度や電
源電圧の変動に対する周波数安定度は非常に良好となる
。第2図では本発明の符号変換回路として加算器、減算
器を用いる実施例を示して説明したが、この他にチャン
ネル指定信号と各分周器へのプリセット信号との対応を
ダイオード1本1本の有無で対応させたダイオードマト
リックス盤で作ったり、半導体メモリの番地入力端へチ
ャンネル指定信号を接続すると共に、チャンネル指定信
号に対応した各分周器へのプリセット信号(分周数)を
このメモリにあらかじめ書き込んでおき入力するチャン
ネル指定信号によって随時プリセット信号(分周数)を
読み出す方法も考えられ、本発明はその主旨を変更する
ことなく、様々の実施態様をとることができる。
定数は52、定数設定端子33の定数は62、チャンネ
ル指定信号は0〜9まで入力されこれに呼応してプリセ
ット信号35則ちNは52から61まで変化し、プリセ
ット信号36貝0ちMは62から53まで変化する。こ
のようにするときチャンネル指定5のとき118.8(
HZ)で目標周波数からの誤差零、チャンネル指定0の
とき99.7(HZ)、チャンネル指定9のとき136
.7(日2)というように全10チャンネルで誤差が土
0.3HZ以内の多チャンネルトーン発振器となる。こ
の精度は従来のC−R発振器やマルチパイプレータ、音
叉発振器等で得られるものに比較して格段に良い値であ
る。基準発振器に水晶発振器を使用するときは温度や電
源電圧の変動に対する周波数安定度は非常に良好となる
。第2図では本発明の符号変換回路として加算器、減算
器を用いる実施例を示して説明したが、この他にチャン
ネル指定信号と各分周器へのプリセット信号との対応を
ダイオード1本1本の有無で対応させたダイオードマト
リックス盤で作ったり、半導体メモリの番地入力端へチ
ャンネル指定信号を接続すると共に、チャンネル指定信
号に対応した各分周器へのプリセット信号(分周数)を
このメモリにあらかじめ書き込んでおき入力するチャン
ネル指定信号によって随時プリセット信号(分周数)を
読み出す方法も考えられ、本発明はその主旨を変更する
ことなく、様々の実施態様をとることができる。
さて第3図は上記の本発明を発展させて多チャンネルト
ーン発振器の出力周波数をより高精度に等比級数の周波
数に近似させる目的をもつ本願第2の発明の実施例であ
る。
ーン発振器の出力周波数をより高精度に等比級数の周波
数に近似させる目的をもつ本願第2の発明の実施例であ
る。
この第2の発明は出力願波数が高くなったときや、チャ
ンネル数が増加したときで、上述の発明のみでは周波数
誤差が所期の値を越えてしまう場合に適用される有用な
手法である。第3図において43,45,49がそれぞ
れ第1図、第2図で説明した多チャンネルトーン発振器
から基準発振器を除いたものに相当し、基準分周器の入
力が外部から入力できるようになっている。
ンネル数が増加したときで、上述の発明のみでは周波数
誤差が所期の値を越えてしまう場合に適用される有用な
手法である。第3図において43,45,49がそれぞ
れ第1図、第2図で説明した多チャンネルトーン発振器
から基準発振器を除いたものに相当し、基準分周器の入
力が外部から入力できるようになっている。
40は本願第2の発明で新たに設置された基準発振器で
この出力41は第1台目の発振器43の基準分藤器に入
力される。
この出力41は第1台目の発振器43の基準分藤器に入
力される。
第1台目の発振器43の出力44は第2台目の発振器4
5の基準分周器に入力され、第2台目の発振器45の出
力48は更に次の基準分周器へと次々と従属接続されて
、最終台の発振器49の出力52が発振器全体の出力と
して端子53より取り出される。
5の基準分周器に入力され、第2台目の発振器45の出
力48は更に次の基準分周器へと次々と従属接続されて
、最終台の発振器49の出力52が発振器全体の出力と
して端子53より取り出される。
チャンネル指定信号54はすべての発振器43,45,
49に並列に接続される。又すべての発振器43,45
,49の符号変換回路を共通にして各発振器の基準分周
器、帰還路分周器各々には同一の分周数をプリセットし
てもよい。第3図のような方式を取ることにより従属接
続される各発振器の効果は相乗的となり、等比級数への
近似は飛躍的に上昇する。例えば第2図の発振器2台を
従属接続するとき1台のみのとき誤差が土0.3HZ以
内であったものが土0.075日2以内、3台を従属接
続するとき土0.033HZ以内となる。第4図は第1
図、第2図の多チャンネルトーン発振器を更に改良する
本願の第3の発明の実施例である。第4図において、点
線の囲い61の部分は第1図と全く同じ構成である。但
しすべての構成要素の周波数はL倍されているものとす
る。つまり基準発振器62、、電圧制御水晶発振器66
、低域通過フィル夕65の周波数はL倍となっている。
そして電圧制御発振器66の出力70を分周数Lの固定
分周器71に入力し、その出力72に所定の希望の周波
数を得ている。このように囲い61の構成要素の周波数
をL倍に高めるときは、位相比較器64、低域通過フィ
ル夕65、電圧制御発振器66、帰還路分周器67より
成るフェィズロツクループの応答速度を速め、チャンネ
ル切替時間を大中に短縮することができる。例えばL=
100とするとき、チャンネル切替時間は約1/100
になる。なお構成部品も小型化される。固定分周器71
の出力72の波形は矩形波であるがこれを低域通過フィ
ル夕73を用いることでその高調波を減衰し希望周波数
のみを通過させ正弦出力を出力端子74に得ているが、
この処理の容易なことも長所となる。本願の発明によれ
ば、等比級数で設定された周波数群より任意の1波を指
定して取り出し得る多チャンネルト−ン発振器が実用性
の高い高精度の近似で、しかも比較的簡単な回路構成と
無調整化で得られる。
49に並列に接続される。又すべての発振器43,45
,49の符号変換回路を共通にして各発振器の基準分周
器、帰還路分周器各々には同一の分周数をプリセットし
てもよい。第3図のような方式を取ることにより従属接
続される各発振器の効果は相乗的となり、等比級数への
近似は飛躍的に上昇する。例えば第2図の発振器2台を
従属接続するとき1台のみのとき誤差が土0.3HZ以
内であったものが土0.075日2以内、3台を従属接
続するとき土0.033HZ以内となる。第4図は第1
図、第2図の多チャンネルトーン発振器を更に改良する
本願の第3の発明の実施例である。第4図において、点
線の囲い61の部分は第1図と全く同じ構成である。但
しすべての構成要素の周波数はL倍されているものとす
る。つまり基準発振器62、、電圧制御水晶発振器66
、低域通過フィル夕65の周波数はL倍となっている。
そして電圧制御発振器66の出力70を分周数Lの固定
分周器71に入力し、その出力72に所定の希望の周波
数を得ている。このように囲い61の構成要素の周波数
をL倍に高めるときは、位相比較器64、低域通過フィ
ル夕65、電圧制御発振器66、帰還路分周器67より
成るフェィズロツクループの応答速度を速め、チャンネ
ル切替時間を大中に短縮することができる。例えばL=
100とするとき、チャンネル切替時間は約1/100
になる。なお構成部品も小型化される。固定分周器71
の出力72の波形は矩形波であるがこれを低域通過フィ
ル夕73を用いることでその高調波を減衰し希望周波数
のみを通過させ正弦出力を出力端子74に得ているが、
この処理の容易なことも長所となる。本願の発明によれ
ば、等比級数で設定された周波数群より任意の1波を指
定して取り出し得る多チャンネルト−ン発振器が実用性
の高い高精度の近似で、しかも比較的簡単な回路構成と
無調整化で得られる。
工業上その価値は高い。
第1図は本発明の基本的な構成を示すブロック図、第2
図は本発明の具体的な実施例を示す回路構成図、第3図
は本発明による複数台の発振器を接続して1台の発振器
とした時のブロック図、第4図は出力に分周器、低域通
過フィル夕を接続した本発明による発振器のブロック図
。 1,21,40,62・・…・基準発振器、3,22,
63・・・・・・基準分周器、5,23,64・・・・
・・位相比較器、T,24,65…・・・低域通過フィ
ル夕、9,25,66・・・・・・電圧制御発振器、1
2,27,67…・・・帰還路分周器、15,28,6
8・・・・・・符号変換回路、11,26,53,74
..・.・■多チャンネルトーン発振器の出力端子、1
7,32,55,69・・・・・・チャンネル指定信号
の入力端子、71・・・・・・固定分周器、73・・・
・・・出力用低域通過フィル夕。 才’四 オZ図 才3図 才4図
図は本発明の具体的な実施例を示す回路構成図、第3図
は本発明による複数台の発振器を接続して1台の発振器
とした時のブロック図、第4図は出力に分周器、低域通
過フィル夕を接続した本発明による発振器のブロック図
。 1,21,40,62・・…・基準発振器、3,22,
63・・・・・・基準分周器、5,23,64・・・・
・・位相比較器、T,24,65…・・・低域通過フィ
ル夕、9,25,66・・・・・・電圧制御発振器、1
2,27,67…・・・帰還路分周器、15,28,6
8・・・・・・符号変換回路、11,26,53,74
..・.・■多チャンネルトーン発振器の出力端子、1
7,32,55,69・・・・・・チャンネル指定信号
の入力端子、71・・・・・・固定分周器、73・・・
・・・出力用低域通過フィル夕。 才’四 オZ図 才3図 才4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 正の整数Mなる分周比でプリセツト可能な基準分周
器、位相比較器、低域通過フイルタ及び該フイルタの直
流電圧出力によりその出力周波数を制御する如くなした
電圧制御発振器の夫々を直列に接続してなるメインルー
トに、前記電圧制御発振器出力の一部を前記位相比較器
のもう一方の入力に帰還せしめるルートを設け該ルート
中に分周数N(Nは正の整数)をプリセツト信号で設定
することができるようにした帰還路分周器を挿入してフ
エイズロツクループを構成し、外部から入力するチヤン
ネル指定信号に対応して前記基準分周器及び帰還路分周
器の夫々の分周数MとNが所定の関係をもつて増減する
如く制御せしめる符号変換回路を付加して構成したフエ
ーズロツクループ分周器の、前記基準分周器に基準発振
器を接続したことを特徴とする多チヤンネルトーン発振
器。 2 正の整数Mなる分周比でプリセツト可能な基準分周
器、位相比較器、低域通過フイルタ及び該フイルタの直
流電圧出力によりその出力周波数を制御する如くなした
電圧制御発振器の夫々を直列に接続してなるメインルー
トに、前記電圧制御発振器出力の一部を前記位相比較器
のもう一方の入力に帰還せしめるルートを設け該ルート
中に分周数N(Nは正の整数)をプリセツト信号で設定
することができるようにした帰還路分周器を挿入してフ
エイズロツクループを構成し、外部から入力するチヤン
ネル指定信号に対応して前記基準分周器及び帰還路分周
器の夫々の分周器MとNが所定の関係をもつて増減する
如く制御せしめる符号変換回路を付加して構成したフエ
ーズロツクループ分周器を複数台多段従属接続し初段の
前記基準分周器入力に基準発振器を接続すると共に各段
の前記符号変換回路の夫々に外部からチヤンネル指定信
号を入力したことを特徴とする多チヤンネルトーン発振
器。 3 正の整数Mなる分周比でプリセツト可能な基準分周
器、位相比較器、低域通過フイルタ及び該フイルタの直
流電圧出力によりその出力周波数を制御する如くなした
電圧制御発振器の夫々を直列に接続してなるメインルー
トに、前記電圧制御発振器出力の一部を前記位相比較器
のもう一方の入力に帰還せしめるルートを設け該ルート
中に分周数N(Nは正の整数)をプリセツト信号で設定
することができるようにした帰還路分周器を挿入してフ
エイズロツクループを構成し、外部から入力するチヤン
ネル指定信号に対応して前記基準分周器及び帰還路分周
器の夫々の分周器MとNが所定の関係をもつて増減する
如く制御せしめる符号変換回路を付加して構成したフエ
ーズロツクループ分周器の、前記基準分周器に基準発振
器を接続した多チヤンネルトーン発振器、又は前記フエ
ーズロツクループ分周器を複数台多段従属接続し初段の
前記基準分周器入力に前記基準発振器を接続すると共に
各段の前記符号変換回路の夫々に外部からチヤンネル指
定信号を入力するように構成した多チヤンネルトーン発
振器の出力に分周波L(Lは正整数)の固定分周器を接
続し、該固定分周器の出力に、低域通過フイルタを接続
したことを特徴とする多チヤンネルトーン発振器。 4 前記チヤンネル指定信号を2進バイナリ符号とする
と共に、前記符号変換回路として、これに2進バイナリ
符号の数値に所定の定数を加算するものと該数値から前
記チヤンネル指定信号を減算するものとの2者を設け、
その一方を前記基準分周器に、又他方を前記帰還路分周
器に接続し夫々の分周数を所定の関係となる如く制御す
るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲1、2又
は3記載の多チヤンネルトーン発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54043181A JPS6035854B2 (ja) | 1979-04-09 | 1979-04-09 | 多チャンネルト−ン発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54043181A JPS6035854B2 (ja) | 1979-04-09 | 1979-04-09 | 多チャンネルト−ン発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135427A JPS55135427A (en) | 1980-10-22 |
JPS6035854B2 true JPS6035854B2 (ja) | 1985-08-16 |
Family
ID=12656717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54043181A Expired JPS6035854B2 (ja) | 1979-04-09 | 1979-04-09 | 多チャンネルト−ン発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035854B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57168350U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-23 | ||
JPS59219027A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | Yaesu Musen Co Ltd | Pll回路 |
JPS619946U (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-21 | 株式会社ケンウッド | ト−ン発振回路 |
JP2798142B2 (ja) * | 1990-06-15 | 1998-09-17 | 三菱電機株式会社 | 周波数シンセサイザ |
-
1979
- 1979-04-09 JP JP54043181A patent/JPS6035854B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135427A (en) | 1980-10-22 |
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