JPS603553Y2 - 電磁ソレノイド - Google Patents

電磁ソレノイド

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Publication number
JPS603553Y2
JPS603553Y2 JP10142878U JP10142878U JPS603553Y2 JP S603553 Y2 JPS603553 Y2 JP S603553Y2 JP 10142878 U JP10142878 U JP 10142878U JP 10142878 U JP10142878 U JP 10142878U JP S603553 Y2 JPS603553 Y2 JP S603553Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
casing
fitted
groove
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP10142878U
Other languages
English (en)
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JPS5520222U (ja
Inventor
隆之 相川
博 遠藤
Original Assignee
株式会社三英社製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三英社製作所 filed Critical 株式会社三英社製作所
Priority to JP10142878U priority Critical patent/JPS603553Y2/ja
Publication of JPS5520222U publication Critical patent/JPS5520222U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円筒形ケーシング型の電磁ソレノイドを溶接す
ることなく構成して組立時の簡素化を図り、かつソレノ
イドに歪みや錆を生じないようにすることを目的とした
ものである。
従来のこの種電磁ソレノイドの構成は、フランジとケー
シングとを溶接するものであるから歪みが生じ易く、従
って再仕上加工をする必要があり、かつケーシングの全
長が長い場合にはケーシング内部の奥底の溶接が非常に
困難であるので、ソレノイドの構成が面倒である欠陥を
有する。
またケーシングにメッキを施す場合、ケーシングが深す
ぎてメッキ液の循環が悪いため奥のすきまにメッキが良
く出来ないで錆を発生する欠点もあった。
本考案はかかる従来の欠陥を一挙に除去したもので、以
下図示の実施例によって説明する。
第1図は本考案により構成された円筒形ケーシング型の
電磁ソレノイドの半部縦断側面図、第2図は第1図の右
側面図である。
円筒形ケーシング1の後端部及び前端部内面に後部リン
グ溝2と前部リング溝3とを周状に凹設し、先ず該後部
リング溝2に後部C形すングe□を嵌合し、次いで中央
にガイド棒4をピン5で固着した後部フランジ6をケー
シング1内に嵌入して、これを後部C形すングe□で受
止せしめ、かつ該後部フランジ6の頭部6′にコイル7
を捲回したコイル捲ボビン8を嵌入して後部フランジ6
と圧接せしめ、最後に前部フランジ9をケーシング1に
嵌入する。
この前部フランジ9は外板1oと内板11とを有し両板
10,11の間に前部C形すングe2を差込むリング差
込溝12を有する断面し状のフランジであり、かつ外板
10に第2図々示の様に相対する2個のリング装着用工
具挿入孔13.13を貫孔したもので、組立の際には、
前部C形すングe2をリング差込溝12内に差込み、そ
の両端部の係止孔e’2? e’2にリング装着用工具
挿入孔13,13の外部から挿入したピンセットの如き
工具の先端を挿通して前部C形すングe2を保持し、該
工具にて前部C形すングe2を撓めてケーシング1は内
径以下に縮径し、この状態でリング差込溝12に差込ま
れた該前部C形すングe2が前部リング溝3に嵌合でき
る位置まで前部フランジ9の内板11をケーシング1内
前端部に嵌入し、しかる後に係止孔e′2.e′2から
工具をはずして前部C形すングe2をその弾発力で前部
リング溝3に嵌合させ、以って嵌合固止した前部C形す
ングe2で内板11の外板10側の面を圧接し、前部フ
ランジ9の内板11、コイル捲ボビン8、後部フランジ
6を両C形リングe1及び02間に圧定せしめ、しかる
後にコイル捲ボビン8内にプランジャー14を嵌入して
、これを下部フランジの中央ガイド棒4に摺動自在に差
込んでソレノイドを完成するものである。
尚、リング装着用工具挿入孔13,13は工具の先端で
前部C形すングe2の外径を初めの状態からケーシング
1の内径より小さく撓ませられる範囲の大きさがあれば
よい。
15は下部フランジ9の安定用の円筒形メタル、16は
プランジャー14面に浅く凹設した通気溝、17はガイ
ド棒4に対する摺動の為にプランジャー内に設けた誘導
孔、18は誘導孔17と通気溝16とを結ぶ空気孔であ
り、19はプランジャーに設けたリンク連結孔、20は
リード線、21.21はバッキングで22は前部フラン
ジの取付穴である。
尚後部フランジ6の嵌合を安定させるためにケーシング
内面に浅い凹溝23を設けるのがよい。
本考案は上記の如く構成するので全熱溶接を用いなくし
て電磁ソレノイドを組立てることが出来る。
即ち、本考案は前部フランジ9を断面し形とし、そのリ
ング差込溝12に入れた前部C形すングe2を縮径して
ケーシング1内に挿入し前部リング溝3に嵌合せしめ、
以って前後のC形すングe1とe2とで前部フランジ9
の内板11、コイル捲ボビン8及び後部フランジ6を挟
圧固定するものであるからソレノイド組立作業が頗る簡
単かつ迅速である。
そしてこの様に全熱溶接加工をする必要が無いので歪み
を生ぜず、従って再仕上加工を必要としない利益が有る
ばかりでなく、製作上の寸法精度も向上し、電磁ソレノ
イドの性能を向上安定化する効果がある。
若しケーシングの全長が長い時には従来ならば内部奥底
の溶接が非常に困難となり、かつ底蓋が溶接されるとケ
ーシング内に嵌め込まれた底蓋の外側とケーシング内側
との隙間にメッキ液が入りにくいため、この隙間にメッ
キが付きにくく錆発生の原因となっていたが、本考案で
は底蓋を設けない状態でケーシングをメッキした後、後
部フランジをC形すングで取付けるから、ケーシングの
メッキも良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した電磁ソレノイドの半部縦断側
面図、第2図は第1図の右側面図である。 1はケーシング、2,3はリング溝、6は後部フランジ
、8はコイル7を捲回したボビン、9は前部フランジ、
10は外板、11は内板、12はリング差込溝、el、
e2はC形すング、e′2はC形すングe2の端部の係
止孔、13はリング装着用工具挿入孔、14はプランジ
ャー、16は通気溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒形ケーシング1の内面前後に後部リング溝2と前部
    リング溝3とを凹設して後部リング溝2に後部C形すン
    グe1を嵌合し、ケーシング1内には中央ガイド棒4を
    有する後部フランジ6とその頭部6′に嵌合したコイル
    捲ボビン8とを嵌入し、前部フランジ9の外板10とケ
    ーシング1内に嵌入される内板11との間に前部C形す
    ングe2を差し込むリング差込溝12を設けるとともに
    、外板10にはリング差込溝12に差込溝12に差込ま
    れた前部C形すングe2を撓めて縮径しケーシング1内
    に挿入して前部リング溝3に嵌合するためのリング装着
    用工具挿入孔13を形威し、リング差込溝12に差込ま
    れた前部C形すングe2が前部リング溝3に嵌合できる
    位置まで前部9の内板11をケーシング1内に嵌入し、
    前部リング溝3に嵌合した前部C形すングe2と後部リ
    ング溝2に嵌合した後部C形すングe1で前部フランジ
    9の内板11、コイル捲ボビン8及び後部フランジ6を
    挟圧固定した電磁ソレノイド。
JP10142878U 1978-07-25 1978-07-25 電磁ソレノイド Expired JPS603553Y2 (ja)

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JP10142878U JPS603553Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 電磁ソレノイド

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JP10142878U JPS603553Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 電磁ソレノイド

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Publication Number Publication Date
JPS5520222U JPS5520222U (ja) 1980-02-08
JPS603553Y2 true JPS603553Y2 (ja) 1985-01-31

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ID=29040052

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JP10142878U Expired JPS603553Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 電磁ソレノイド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0135175Y2 (ja) * 1985-12-23 1989-10-26

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JPS5520222U (ja) 1980-02-08

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