JPS6035508Y2 - 洗濯機の水位検知装置 - Google Patents

洗濯機の水位検知装置

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JPS6035508Y2
JPS6035508Y2 JP6398680U JP6398680U JPS6035508Y2 JP S6035508 Y2 JPS6035508 Y2 JP S6035508Y2 JP 6398680 U JP6398680 U JP 6398680U JP 6398680 U JP6398680 U JP 6398680U JP S6035508 Y2 JPS6035508 Y2 JP S6035508Y2
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JP
Japan
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water
electrode
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water level
washing
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Application number
JP6398680U
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JPS56164788U (ja
Inventor
三治 安田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、側壁を無孔壁とした洗濯兼脱水槽を備えてな
る洗濯機の水位検知装置に関するものである。
従来のこの種の洗濯機の水位検知装置は、洗濯兼脱水槽
の所定水位位置に設けた孔からの溢水を受ける電極と、
洗濯兼脱水槽の回転軸とで構成し、そして洗濯兼脱水槽
内に給水された水が所定水位に達すると、その水は洗濯
兼脱水槽の孔から溢れて電極を濡らすため、電極と洗濯
兼脱水槽の回転軸とは氷を介して電気的に閉路状態とな
って水位検知回路を動作させ、かつこの水位検知回路の
動作により電磁給水弁を機械的に閉じて給水を停止させ
るようにしていた。
しかしながら、この構成においては、洗濯終了後、洗濯
時の石鹸水を排水するために、洗濯兼脱水槽を脱水回転
させると、洗濯兼脱水槽の外側に配設された脱水受槽内
は石鹸水で濡れるため、この石鹸の界面活性剤の性質と
石鹸のイオンとにより、電極と回転軸とが導通状態とな
り、その結果、次の工程における洗濯兼脱水槽内への給
水がなされないという不具合が生じていた。
本考案は上記従来の不具合点を解消するためになされた
もので、以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづ
いて説明する。
第1図において、1は全自動洗濯機の外筐、2は外筐1
内に配設された脱水受槽で、この脱水受槽2の外底部に
は支持板3を取り付けている。
4は下部が支持板3に挿通支持されたロッドで、このロ
ッド4は上端を外筐1の上部に取り付けて脱水受槽2を
懸垂支持している。
5はロッド4の下端部に装着した防振バネ、6は脱水受
槽2の底部に設けた排水口で、この排水口6には排水ホ
ース7を接続している。
8は脱水受槽2内に回転自在に装備された洗濯兼脱水槽
で、この洗濯兼脱水槽8は上端が開口した有底円筒状で
、かつ側壁は上方に行くにしたがい径大となるテーパー
状に構成するとともに、無孔壁としている。
9は洗濯兼脱水槽8の上端開口部に装着したバランスリ
ング、10は洗濯兼脱水槽8の内底部に回転自在に設け
たパルセータで、このパルセータ10と洗濯兼脱水槽8
は、支持板3に固着したモータ11の動力がモータプー
リー12、ベルト13、プーリー14、回転軸15等を
介して伝達され、回転する。
16は外筐1の上部に設置した上板で、衣類投入口16
aを設けている。
17は操作パネルで、この操作パネル17にはタイムス
イッチ(図示せず)、電磁給水弁18等が内蔵されてお
り、かつ電磁給水弁18は水道蛇口(図示せず)と接続
される圧力ホース19に連通するとともに、洗濯兼脱水
槽8内に給水する給水口20に連通している。
21は脱水受槽2の内壁に固着した一方の電極で、この
一方の電極21は洗濯兼脱水槽8の所定水位位置に設け
た孔22から溢れ出た水を受けるように構成されている
23は給水口20に設けた他方の電極で、この他方の電
極23は前記一方の電極21とにより水位検知装置を構
成している。
第2図は電磁給水弁18を制御する制御回路図を示した
もので、24は電源、25は水位検知回路で、この水位
検知回路25は一対の電極21゜23間の水の抵抗を検
出して動作し、電磁給水弁1Bの制御接点26を開閉制
御する。
第3図は給水口20に設けた他方の電極23の構成を示
したもので、この他方の電極23は針金で構成し、かつ
給水口20から吐出する水に当るように配設され、さら
に端部にはターミナル23aを固着している。
なお、針金で構成される他方の電極23は第3図のよう
な直線状に限定されるものではなく、例えばリング状や
、略S字形等、確実に氷に当る形状に構成してもよい。
また他方の電極23を針金で構成すると、給水口20か
ら吐出される水は電極23により途切れることなく連続
して流れるため、洗濯兼脱水槽8内の水と確実に導電路
を形成することができる。
次に水位検知動作を説明する。
タイマー(図示せず)等により電磁給水弁18に通電す
ると、給水通路は開かれ、給水口20より洗濯兼脱水槽
8内に給水される。
この給水により洗濯兼脱水槽8内の水位が所定水位に達
すると、第3図に示すように洗濯兼脱水槽8の所定水位
位置に設けた孔22から水aが溢れ出て一方の電極21
に受けられる。
これにより、一方の電極21と他方の電極23とは、給
水口20から吐出される水すと、洗濯兼脱水槽8内の水
Cと、孔22から溢れ出る水aとにより導通状態、すな
わち電気的に閉路の状態となるため、第2図に示す水位
検知回路25は動作して電磁給水弁18の制御接点26
を開き、電磁給水弁18への通電を停止する。
これにより給水は停止される。
本考案の実施例で示した全自動洗濯機は、洗濯−排水一
説水一すすぎ一排水一説水のサイクル運転を自動的に行
なうもので、最初の洗濯終了後に行なわれる排水時には
洗濯兼脱水槽8内の石鹸水を排水させるため、脱水受槽
2内は石鹸水で濡れ、かつ一方の電極21も濡れるが、
給水口20に設けた他方の電極23は脱水受槽2とは接
していないため、石鹸水で濡れるということはなく、そ
の結果、石鹸水の排水、脱水後における両電極21.2
3間の絶縁抵抗値は高い値を示すため、次のすすぎ工程
の給水時には安定した状態で給水が行なわれるものであ
る。
第4図は針金により構成された他方の電極23を給水口
20内に収納した実施例を示したもので、この実施例に
おいては、他方の電極23が給水口20内に位置してい
るため、洗濯物を衣類投入口16aより洗濯兼脱水槽8
内に入れるとき、他方の電極23を傷めるということは
なく、また他方の電極23が直接手で触れられるような
こともなくなる。
第5図は板状に構成された他方の電極23′を給水口2
0内に収納した実施例を示したもので、この実施例にお
いては、板状の電極23′により給水口20の水を整流
することができるとともに、給水口20から吐出される
水の流れをベールの如く流すことができ、その結果、水
位の検出を確実に行なうことができる。
第6図はビス27により構成された他方の電極23“を
給水口20内にビス27の先端部が突出するように設置
した実施例を示したもので、この実施例の場合は、コス
ト的に安価に得ることができる。
以上のように本考案によれば、洗濯兼脱水槽の所定水位
位置に設けた孔からの溢水を受ける一方の電極とにより
水位検知装置を構成し、かつ電磁給水弁制御用の水位検
知回路を動作させる他方の電極を、給水口の近傍に設け
たもので、最初の洗濯終了後に行なわれる排水時に洗濯
兼脱水槽内の石鹸水を排水した際に、その石鹸水により
脱水受槽内と一方の電極とが濡れたとしても、給水口の
近傍に設けた他方の電極は石鹸水で濡れるということは
ないため、次の工程の給水時には安定した状態で給水を
行なわせることができるという実用的効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の水位検知装置を備えた全自動洗濯機の
側断面図、第2図は同洗濯機の電磁給水弁の制御回路図
、第3図は同洗濯機の要部斜視図、第4図〜第6図は同
水位検知装置を構成する電極の各構成例を示す斜視図で
ある。 2・・・・・・脱水受槽、訃・・・・・洗濯兼脱水槽、
1δ・・・・・・電磁給水弁、20・・・・・・給水口
、21・・・・・・一方の電極、22・・・・・・孔、
23.23’、23“・・・・・・他方の電極、25・
・・・・・水位検知回路、27・・・・・・ビス。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)側壁を無孔壁とした洗濯兼脱水槽の外側に配設さ
    れた脱水受槽と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水口
    と、この給水口からの給水を制御する電磁給水弁と、前
    記洗濯兼脱水槽の所定水位位置に設けた孔からの溢水を
    受ける一方の電極と、この一方の電極とともに水位検知
    装置を構威し、かつ電磁給水弁制御用の水位検知回路を
    動作させる他方の電極とを備え、前記他方の電極を給水
    口の近傍で、同給水口からの水が接触する位置に設けた
    洗濯機の水位検知装置。
  2. (2)他方の電極を針金で構成した実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の洗濯機の水位検知装置。
  3. (3)他方の電極を給水口内に収納した実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項記載の洗濯機の水位検知装
    置。
  4. (4)他方の電極を水の整流作用をなす板状に構威した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の洗濯機の水位検知
    装置。
  5. (5)他方の電極をビスで構威し、このビスの先端部を
    給水口内に突出させた実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の洗濯機の水位検知装置。
JP6398680U 1980-05-09 1980-05-09 洗濯機の水位検知装置 Expired JPS6035508Y2 (ja)

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JP6398680U JPS6035508Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09 洗濯機の水位検知装置

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JPS56164788U JPS56164788U (ja) 1981-12-07
JPS6035508Y2 true JPS6035508Y2 (ja) 1985-10-22

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ID=29658187

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JP2005124768A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 検出電極装置

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JPS56164788U (ja) 1981-12-07

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