JPS6035358Y2 - スピ−カ - Google Patents
スピ−カInfo
- Publication number
- JPS6035358Y2 JPS6035358Y2 JP16284280U JP16284280U JPS6035358Y2 JP S6035358 Y2 JPS6035358 Y2 JP S6035358Y2 JP 16284280 U JP16284280 U JP 16284280U JP 16284280 U JP16284280 U JP 16284280U JP S6035358 Y2 JPS6035358 Y2 JP S6035358Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- upper plate
- voice coil
- speaker
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は外磁型の磁気回路をフレームの内底部に収納し
て漏洩磁束の低減化を計ったスピーカにおいて、ダンパ
ー口径の大きいものにも有効なスピーカを提供しようと
するものである。
て漏洩磁束の低減化を計ったスピーカにおいて、ダンパ
ー口径の大きいものにも有効なスピーカを提供しようと
するものである。
従来のこの種のスピーカとしては第１図に示すように構
成されていた。
成されていた。
すなわち、センターポール１を有するプレート２、リン
グ状のマグネット３、同じくリング状の上部プレート４
によって構成される外磁型の磁気回路５を鉄板などより
なるフレーム６の内底部に固着し、このフレーム６の周
縁部にガスケット７とともに振動板８のエツジ９を接着
などにより結合し、この振動板８の中央部にボイスコイ
ル１０を結合し、このボイスコイル１０の中間部をダン
パー１１によって保持し、このボイスコイル１０の下部
を上記磁気回路５の磁気ギャップ１２に偏心することな
くはめこみ、振動板８の中央上面にダストキャップ１３
を貼付けて構成されていた。
グ状のマグネット３、同じくリング状の上部プレート４
によって構成される外磁型の磁気回路５を鉄板などより
なるフレーム６の内底部に固着し、このフレーム６の周
縁部にガスケット７とともに振動板８のエツジ９を接着
などにより結合し、この振動板８の中央部にボイスコイ
ル１０を結合し、このボイスコイル１０の中間部をダン
パー１１によって保持し、このボイスコイル１０の下部
を上記磁気回路５の磁気ギャップ１２に偏心することな
くはめこみ、振動板８の中央上面にダストキャップ１３
を貼付けて構成されていた。
このようにフェライトマグネットを用いた外磁型の磁気
回路５を磁性体のフレーム６内に収納することにより、
磁気回路５からの漏洩磁束をフレーム６でシールドして
スピーカとして漏洩磁束の少ないものとしていた。
回路５を磁性体のフレーム６内に収納することにより、
磁気回路５からの漏洩磁束をフレーム６でシールドして
スピーカとして漏洩磁束の少ないものとしていた。
このような構成のスピーカにおいて、ボイスコイル１０
の大振幅に十分に追従するダンパー１１としてはダンパ
ー、１１の口径を大きくする必要があるが、この場合、
ダンパー１１の周縁部を上部プレート４に貼付けるには
上部プレート４の外径をマグネット３の外径と同等か、
大きくしなければならなかった。
の大振幅に十分に追従するダンパー１１としてはダンパ
ー、１１の口径を大きくする必要があるが、この場合、
ダンパー１１の周縁部を上部プレート４に貼付けるには
上部プレート４の外径をマグネット３の外径と同等か、
大きくしなければならなかった。
このように上部プレート４の外径を大きくすることは、
低漏洩磁束型のスピーカにおいて漏洩磁束が増大するこ
とになり、フレーム６の内底部に磁気回路５を収納して
いる価値が薄れてしまうといった問題があった。
低漏洩磁束型のスピーカにおいて漏洩磁束が増大するこ
とになり、フレーム６の内底部に磁気回路５を収納して
いる価値が薄れてしまうといった問題があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去し、大口径のダ
ンパーの結合を可能とし、しかも漏洩磁束の少ないスピ
ーカを提供しようとするものである。
ンパーの結合を可能とし、しかも漏洩磁束の少ないスピ
ーカを提供しようとするものである。
以下、本考案の実施例を図面第２図、第３図により説明
する。
する。
まず、第２図において、１４は外磁型の磁気回路で、こ
の磁気回路１４はセンターポール１５を有するプレート
１６、リング状のフェライトなどよりなるマグネット１
７、同じくリング状の上部プレート１Ｂによって構成さ
れ、この上部プレート１８は上面の周縁部に外方に突出
したダンパー結合部１９が設けられている。
の磁気回路１４はセンターポール１５を有するプレート
１６、リング状のフェライトなどよりなるマグネット１
７、同じくリング状の上部プレート１Ｂによって構成さ
れ、この上部プレート１８は上面の周縁部に外方に突出
したダンパー結合部１９が設けられている。
この磁気回路１４は鉄板などの磁性体によって構成され
たフレーム２０の内底部に収納固着されている。
たフレーム２０の内底部に収納固着されている。
このフレーム２０の周縁部にはガスケット２１とともに
振動板２２のエツジ２３が接着などによって結合されて
いる。
振動板２２のエツジ２３が接着などによって結合されて
いる。
上記振動板２２の中央部にはボイスコイル２４が結合さ
れ、このボイスコイル２４の中間部は大口径のダンパー
２５で保持され、ダンパー２５の周縁部は上記上部プレ
ート１８のダンパー結合部１９に接着により結合されて
いる。
れ、このボイスコイル２４の中間部は大口径のダンパー
２５で保持され、ダンパー２５の周縁部は上記上部プレ
ート１８のダンパー結合部１９に接着により結合されて
いる。
そして上記ボイスコイル２４の下部は上記磁気回路１４
の磁気ギャップ２６に偏心することなくはまりこんでい
る。
の磁気ギャップ２６に偏心することなくはまりこんでい
る。
また、振動板２２の中央上面にはダストキャップ２７が
貼付けられて構成されている。
貼付けられて構成されている。
また、第３図に示す実施例は磁気回路１４の上部プレー
ト１８として、外周縁部をプレスにより上方に突出させ
てダンパー結合部１９を設けたものである。
ト１８として、外周縁部をプレスにより上方に突出させ
てダンパー結合部１９を設けたものである。
上記２つの実施例に示すように、上部プレート１８とし
て機能する部分の外径はマグネット１７の外径より、十
分中さい寸法としてマグネット１７との接触面積を少な
くして有効磁束密度を低下させることなく、シかも磁気
回路１４からの漏洩磁束の少ないものとし、かつ、マグ
ネット１７と接触しないダンパー結合部１９を上部プレ
ート１８の周縁部に外方に突出するように設けることで
大口径のダンパー２５の結合も可能となる。
て機能する部分の外径はマグネット１７の外径より、十
分中さい寸法としてマグネット１７との接触面積を少な
くして有効磁束密度を低下させることなく、シかも磁気
回路１４からの漏洩磁束の少ないものとし、かつ、マグ
ネット１７と接触しないダンパー結合部１９を上部プレ
ート１８の周縁部に外方に突出するように設けることで
大口径のダンパー２５の結合も可能となる。
以上のように本考案のスピーカは構成されるため、低漏
洩磁束型としての効果を維持しながら、大口径ダンパー
の使用を可能とし、その上、別個にダンパーの結合部材
を設ける必要もなく、組立ての点でも有利で安価にする
ことができ、実用的価値の大なるものである。
洩磁束型としての効果を維持しながら、大口径ダンパー
の使用を可能とし、その上、別個にダンパーの結合部材
を設ける必要もなく、組立ての点でも有利で安価にする
ことができ、実用的価値の大なるものである。
第１図は従来のスピーカを示す半断面図、第２図は本考
案のスピーカの一実施例を示す半断面図、第３図は他の
実施例の要部の断面図である。 １４・・・・・・磁気回路、１５・・・・・・センター
ポール、１６・・・・・・プレート、１７・・・・・・
マグネット、１８・・・・・・上部プレート、１９・・
・・・・ダンパー結合部、２０・・・・・・フレーム、
２２・・・・・・振動板、２４・・・・・・ボイスコイ
ル、２５・・・・・・ダンパー、２６・・・・・・磁気
ギャップ。
案のスピーカの一実施例を示す半断面図、第３図は他の
実施例の要部の断面図である。 １４・・・・・・磁気回路、１５・・・・・・センター
ポール、１６・・・・・・プレート、１７・・・・・・
マグネット、１８・・・・・・上部プレート、１９・・
・・・・ダンパー結合部、２０・・・・・・フレーム、
２２・・・・・・振動板、２４・・・・・・ボイスコイ
ル、２５・・・・・・ダンパー、２６・・・・・・磁気
ギャップ。
Claims (1)
- センターポールを有するプレート、リング状のマグネッ
ト、同じくリング状の上部プレートによって構成される
外磁型の磁気回路を磁性材のフレームの内底部に取付け
、このフレームに組込んだ振動板にボイスコイルを結合
し、このボイスコイルの中間部をダンパーで保持し、ダ
ンパーの周縁部を上記上部プレートに結合し、上記ボイ
スコイルを上記磁気回路の磁気ギャップにはめこんでな
るスピーカにおいて、上記上部プレートとしてマグネッ
トと接触せずかつ周縁部の外方に突出するダンパー結合
部を設けたものを用いてなるスピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16284280U JPS6035358Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16284280U JPS6035358Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785795U JPS5785795U (ja) | 1982-05-27 |
| JPS6035358Y2 true JPS6035358Y2 (ja) | 1985-10-21 |
Family
ID=29521661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16284280U Expired JPS6035358Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035358Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-13 JP JP16284280U patent/JPS6035358Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785795U (ja) | 1982-05-27 |
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