JPS6035284Y2 - 伸縮式アンテナワイヤ駆動操作装置 - Google Patents

伸縮式アンテナワイヤ駆動操作装置

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Publication number
JPS6035284Y2
JPS6035284Y2 JP1979124817U JP12481779U JPS6035284Y2 JP S6035284 Y2 JPS6035284 Y2 JP S6035284Y2 JP 1979124817 U JP1979124817 U JP 1979124817U JP 12481779 U JP12481779 U JP 12481779U JP S6035284 Y2 JPS6035284 Y2 JP S6035284Y2
Authority
JP
Japan
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wire
drum
rack
gear
antenna
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979124817U
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English (en)
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JPS5642002U (ja
Inventor
光弘 菅
Original Assignee
日本アンテナ株式会社
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Publication date
Application filed by 日本アンテナ株式会社 filed Critical 日本アンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等に取付けられ、モーターの駆動により
、テレスコープ式に組合わされたアンテナエレメントを
伸長、或は縮納する伸縮式アンテナの駆動ワイヤの操作
装置に関するものである。
本考案を添付図面により詳細に説明すれば、第1図は本
考案の側面から見た構成国で、1はテレスコープ式に組
合わされた伸縮摺動するアンテナエレメントである。
アンテナエレメント1は取付体2に取付部材3により取
付けられた外管4の内部に縮納されており伸長した場合
は2点鎖線で示す如く取付部材3の上部に伸長する。
外管4の上部には一方がアンテナエレメント1に給電さ
れ、他方が通信機に結合されるプラグの取付けられた同
軸ケーブル5が取付けられている。
又外管4の下際にはモーター6が取付けられたワイヤ駆
動操作する装置7が取付けられている。
ワイヤ駆動操作装置7の内部は第2図の分解図の如くモ
ーター6のウオーム軸8がハウジング9の内部まで延出
しており、モーター電源コード10の一方或は他方に電
流を通じた場合にモーター6のウオーム軸8は正転、或
は逆転する。
一方モーター6の反対側の外管4の取付口11の下側中
央孔12から導出しているワイヤ13にはラック14が
施されており、後に詳述する内部ドラム15に装置され
たギヤー16にラック14は噛合うようになっている。
下側中央孔12から導入されているワイヤ13の先端は
外管4とアンテナエレメント1の最大管・中段管の内部
を通り、最先端棒の下端(図示せず)に結合されている
ハウジング9の中央には先端にネジの切られたシャフト
17が植込まれており、此のシャフト17に第3図の第
1図A−A′矢視断面図の実す如くスピンドル18にウ
オームギヤー19とクラッチ20と前記ギヤー16の装
置された内部ドラム15を挿通し、スプリング21でウ
オームギヤー19とクラッチ20との内部ドラム15を
圧接結合させるべくスピンドル18にナット22螺合さ
せたものをシャフト17に挿し通せば軸8のウオーム部
分はウオームギヤー19に噛合いモーター6のウオーム
軸8の回転に従いウオームギヤー19は減速回転する。
シャフト17に挿通したスピンドル18はシャフト17
に設けられた溝にストップリング23を挾み込んでスピ
ンドル18のスラスト移動を防止している。
内部ドラム15には外部ドラム24を被ぶせて内部ドラ
ム15に対しビス26により外部ドラムを固定して、ワ
イヤ13をコイル状に収納するための空隙25を形成し
ている。
空隙25内に収納されているワイヤ13のラック14は
内部ドラム15のギヤー16の部分で噛み合い、噛み合
ったワイヤ13の外側を外部ドラム24の内径部分が押
えられているのでギヤー16とラック14の噛み合は外
れることはない。
しかも内部ドラム15と外部ドラム24が第3図の右側
から見て左回転(ワイヤ13を捲込む方向の回転)した
場合は、ワイヤ13はワイヤ13の導出入する下側中央
孔12から導ひき出されワイヤ導入傾斜27により内部
ドラム15と外部ドラム24の端部28の方向に傾斜さ
れて誘導されるのでギヤー16にワイヤ13のラック1
4は順次噛み合いながら、ワイヤ13は空隙25内に捲
込まれて行くことになる。
このワイヤ13は内部ドラム15と外部ドラム24の端
部28側方にはみ出る傾向にあるので壁体29をハウジ
ング9に設けてワイヤ13のはみ出るのを防止している
これらシャフト17に挿通されたスピンドル18に組合
わされたウオームギヤー19、クラッチ20、内部ドラ
ム15、外部ドラム24等を保護するために外部をカバ
ー30で包被し、シャフト17の先端に切られたネジに
ナツト31を螺合してカバー30を固定しである。
此のように本考案は構成されるのであるが、これのアン
テナの伸縮の動作をさせる場合にはモーター電源コード
10の正回転側に電流を通じるとモーター6は正回転す
る。
従ってウオーム8と噛合うウオームギヤー19は第3図
の右側から見て時計方向の減速回転をし、ウオームギヤ
ー19が回転するに従ってクラッチ20を経た内・外ド
ラム15.24も時計方向の回転する。
此の時内部ドラム15と外部ドラム24の空隙25に収
納されているワイヤ13もギヤー16とラック部14が
噛合っているので同じく時計方向の回転をするのである
が、ワイヤ13の先端部分がノ\ウジング9内の下側中
央孔12に挿通されているので、ワイヤ13は内・外ド
ラム15.24の端部28から外部に外れワイヤ導入傾
斜27に沿いながら下側中央孔12内に導入されていく
、此の時内部ドラム15のギヤー16とワイヤ13のラ
ック14の噛み合いは連続に行なわれるのでワイヤ13
は内外ドラム15.24と同じ回転をしながら順次内外
ドラム15.24の空隙から端部28側かへ捲きほぐれ
下側中央孔12に送り込まれていくのである。
送り込まれたワイヤ13は今迄外管4内に収納されてい
たアンテナエレメント1を押し上げる結果となり、アン
テナエレメント1を伸長させていく。
アンテナエレメント1が全伸長するとワイヤ13の移動
は不能の状態となり、クラッチ20の働らきでウオーム
ギヤー19は回転しているが回転伝達は断たれ、内・外
ドラム15.24の回転は停止状態になる。
この時期にモーター電源コード10の正転側に流れてい
た電流を断てば、モーター6の正転は停止するのである
次に全伸長したアンテナエレメント1を締結する場合に
はモーター電源コード10の逆回転側に電流を通じると
モーター6は逆回転する。
それによりウオームギヤー19は第3の右側から見て反
時計方向の減速回転をし、それに従って内・外ドラム1
5.24も反時計方向の回転をする。
此の時ギヤ16とワイヤ13のラック14は噛み合って
いるのでワイヤ13を下側中央孔12から引出すことに
なる。
引出されたワイヤ13は、ワイヤ導入傾斜27に沿いな
がら内・外ドラム15,24の端部28から空隙25内
に捲込まれて行くと共にワイヤ13は伸長していたアン
テナエレメント1を引下げる結果となり順次アンテナエ
レメント1は外管4内に引下げられ収納されて行く。
アンテナエレメント1が完全に外管4内に収納されると
前記アンテナエレメント1の完全伸長時と同じくクラッ
チ20の働らきてウオームギヤー19は回転しているが
内・外ドラム15.24の回転伝達は断たれ停止状態に
なる。
この時期にモーター電源コード10逆転側に流していた
電流を断てばモーター6の回転は停止するのである。
此のように本考案の伸縮式アンテナワイヤ駆動操作装置
は動作するのであるが本考案の要旨はアンテナを伸縮す
るワイヤにラックを施し、それに噛み合うギヤーをドラ
ム側に設けて、ワイヤを収納作用と同時にワイヤの押出
し、引込みを行なわせることにあるのである。
従来比の種のアンテナの伸長操作の第1の方法としてワ
イヤの一端をアンテナ側に結合し他端を内部ドラム外部
ドラムの空隙にコイル状に収納するようにしてワイヤの
末端をドラムの空隙の底に固定して行う方法とか。
或は第2の方法としてワイヤの末端に係止部材を設け、
係止部材をドラム側に係止する方法とか。
或は第3の方法としてワイヤにラックを設けこれに噛合
み合うワイヤ移送用プーリーによりワイヤを移送させ、
ワイヤの捲取りには別に設けたドラムに収納した方法と
があり、何れもドラムの回転とプーリーの回転によりワ
イヤの移送を行なうのであるが、第1及び第2の方法の
場合はワイヤの末端かドラム側に固定或は係止された位
置と本説明にある下側中央孔の位置とが離れているので
アンテナの最伸長時に於てはワイヤが斜めに下側中央孔
方向へ押上げることになるので、此の時にワイヤの座屈
が発生することがある欠点があり、これを防止するのに
ワイヤを長めに(余分にドラムに捲付けて)して下側中
央孔方向の押上げを極端な斜めにならないように計って
いたのである。
しかも第1、第2の方法に於ての製造にはワイヤの末端
をドラムに固定或は係止した後にアンテナ全体の組立に
なる不自由な欠点がある。
然るに本考案の方法の場合は下側中央孔12かられずか
の距離にワイヤ13の押上げ位置即ちドラムの端部28
があるので、下側中央孔12に対しワイヤ13は直線的
に押上げられる形式になるのでワイヤの座屈が発生する
ことがなく、シかもワイヤ13自体のドラムに対する装
着もモーター6を正回転にして内・外ドラム15゜24
の回転をワイヤ捲取り方向の回転とし、外管取付口11
側からワイヤの先端を挿通ずればワイヤ13は下側中央
孔12から、ワイヤ導入傾斜27を経て端部28に到達
腰ワイヤ13の先端のラック14が内部ドラム15のギ
ヤー16と噛み合って自動的にワイヤ13を内・外ドラ
ム15゜24の空隙え捲込ん行く自動の捲込みが計れる
ので本考案は第1、第2の方法に比べてはるかに性能面
からも又製造面からも秀れた考案である。
此の自動の捲込みに関しては、使用上に於てアンテナエ
レメントの折損による交換或はワイヤの交換に当って、
取付体2に本装置が取付けられた状態のままで交換も可
能であるので補修に於ける面の効果も抜群である。
次に第3の方法であるワイヤにラックを設け、これに噛
合み合うワイヤ移送用プーリーによりワイヤを移送する
方法であるが、これはワイヤの捲取りにワイヤ移送用プ
ーリーとは別に捲取りドラムを設けられるもので、此の
捲取りドラムはワイヤ自体の移送により従動して回転、
ワイヤを捲込むのであるが此の第3の方法の場合はラッ
クの設けられたワイヤをワイヤ移送用プーリーと噛み合
せる場合に、その噛み合わせが外れないようにワイヤを
ワイヤ移送用プーリーとワイヤガイド或は、ローラーで
諺み押えるのであるが、此のワイヤガイドは固定された
ものであるので、摩擦損失が発生し又ローラーの場合は
ワイヤの移送に従って回転するものであるのでワイヤ捲
取ドラムの従動回転と相まってワイヤの移送に要する回
転力は大きなものが必要である。
然るに本考案の場合はドラム自体がワイヤ移送プーリー
(ギヤー16)でもあり又ワイヤーガイド或はローラー
(外部ドラム24の内径面)でもあり又捲取ドラム(内
・外ドラム15.24)でもあり、これらは全部主動回
転をするのでワイヤの移送(ワイヤの押出し或は引込み
)に要する回転力は小さなものですみしかもスムースに
動作しモーターの経済性も計れると共に本考案は第3の
方法に比べ簡素化しているので故障もなく、シかも耐用
年数も永く使用出来る格段の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略構成を示す側面図、第2図は本考
案の要部の分解斜視図、第3図は第1図A−A’矢視の
断面図である。 1・・・・・・アンテナエレメント、2・・・・・・取
付体、3・・・・・・取付部材、4・・・・・・外管、
5・・・・・・同軸ケーブル、6・・・・・・モーター
、7・・・・・・ワイヤ駆動装置、8・・・・・・ウオ
ーム軸、9・・・・・・ハウジング、10・・・・・・
モーター電源コード、11・・・・・・外管取付口、1
2・・・・・・下側中央孔、13・・・・・・ワイヤ、
14・・・・・・ラック、15・・・・・・内部ドラム
、16・・・・・・ギヤー、17・・・・・・シャフト
、18・・・・・・スピンドル、19・・・・・・ウオ
ームギヤー、20・・・・・・クラッチ、21・・・・
・・スプリング、22・・・・・・ナツト、23・・・
・・・ストップリング、24・・・・・・外部ドラム、
25・・・・・・空隙、26・・・・・・ビス、27・
・・・・・ワイヤ導入傾斜、28・・・・・・端部、2
9・・・・・・壁体、30・・・・・・カバー 31・
・曲ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナエレメントを動力により伸縮する伸縮式アンテ
    ナに於て、アンテナエレメントを伸縮するワイヤにラッ
    クを施し、該ワイヤをコイル状に収納するドラムに前記
    ラックに噛合するギヤを設けてなる伸縮式アンテナワイ
    ヤ駆動操作装置。
JP1979124817U 1979-09-10 1979-09-10 伸縮式アンテナワイヤ駆動操作装置 Expired JPS6035284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979124817U JPS6035284Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 伸縮式アンテナワイヤ駆動操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979124817U JPS6035284Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 伸縮式アンテナワイヤ駆動操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642002U JPS5642002U (ja) 1981-04-17
JPS6035284Y2 true JPS6035284Y2 (ja) 1985-10-21

Family

ID=29356705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979124817U Expired JPS6035284Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 伸縮式アンテナワイヤ駆動操作装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61189203U (ja) * 1985-05-16 1986-11-26

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112901U (ja) * 1978-01-27 1979-08-08

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Publication number Publication date
JPS5642002U (ja) 1981-04-17

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