JPS6034781Y2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
- Publication number
- JPS6034781Y2 JPS6034781Y2 JP12564780U JP12564780U JPS6034781Y2 JP S6034781 Y2 JPS6034781 Y2 JP S6034781Y2 JP 12564780 U JP12564780 U JP 12564780U JP 12564780 U JP12564780 U JP 12564780U JP S6034781 Y2 JPS6034781 Y2 JP S6034781Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- transistor
- signal
- internal combustion
- output
- Prior art date
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- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、矩形波の点火時期信号を発生する電子式制御
装置(以下ECUと記す)と、その点火時期信号を得て
点火コイルの通電時間を単独に制御できる点火装置を組
み合わせた内燃機関用点火装置に関するものである。
装置(以下ECUと記す)と、その点火時期信号を得て
点火コイルの通電時間を単独に制御できる点火装置を組
み合わせた内燃機関用点火装置に関するものである。
第1図に示す様に従来の、ECUIと点火コイルの通電
時間(以下閉角度と記す)の制御機能を持つ点火装置2
を組み合わせた内燃機関用点火装置では、ECU出力は
NPNトランジスタ13のオープンコレクタで取り出さ
れ、点火装置の入力は抵抗R21で電源の正側にプルア
ップされたPNPトランジスタ22で受けている。
時間(以下閉角度と記す)の制御機能を持つ点火装置2
を組み合わせた内燃機関用点火装置では、ECU出力は
NPNトランジスタ13のオープンコレクタで取り出さ
れ、点火装置の入力は抵抗R21で電源の正側にプルア
ップされたPNPトランジスタ22で受けている。
さらにECU側は点火時期を計算する演算装置(以下C
PUと記す)12と、CPUに安定した電圧の電源を供
給する安定化電源11を備え、また点火装置側はECU
からの点火時期信号■を元にして、点火コイル26の一
次電流立ち上がり時間に応じた閉角度信号を発生する閉
角度制御回路24とコイル26の一次電流を断続する出
力トランジスタ25を備えている。
PUと記す)12と、CPUに安定した電圧の電源を供
給する安定化電源11を備え、また点火装置側はECU
からの点火時期信号■を元にして、点火コイル26の一
次電流立ち上がり時間に応じた閉角度信号を発生する閉
角度制御回路24とコイル26の一次電流を断続する出
力トランジスタ25を備えている。
ここで点火装置の入力信号と出力トランジスタ25のO
N・OFFについては、ECU側のNPNトランジスタ
13がOFFの時に入力信号がハイレベルになって出力
トランジスタ25がONとなり、ECU側NPN )ラ
ンジスタ13がONの時は入力信号がローレベルになっ
て出力トランジスタ25がOFF[、、点火コイル26
の2次側に高電圧を発生する様になっている。
N・OFFについては、ECU側のNPNトランジスタ
13がOFFの時に入力信号がハイレベルになって出力
トランジスタ25がONとなり、ECU側NPN )ラ
ンジスタ13がONの時は入力信号がローレベルになっ
て出力トランジスタ25がOFF[、、点火コイル26
の2次側に高電圧を発生する様になっている。
また電源スィッチ3がONしたまま内燃機関が停止して
いる時には、入力信号はローレベルになる5CPUで制
御している。
いる時には、入力信号はローレベルになる5CPUで制
御している。
ここで4は電源である。
この様な構成においてスイッチ3を閉じた時、点火装置
側のPNPトランジスタ22のベースハ抵抗R21によ
りハイレベルにされようとする−方、ECU側は安定化
電源とCPUの遅れにより出力NPN )ランジスタ1
3をONさせる為のベースドライブ電圧が遅れて、3の
閉成直後はNPN )ランジスタ13がOFFとなって
おり、暫くしてからONとなる為、一瞬入力信号αはバ
イレベルからローレベルになって安定する。
側のPNPトランジスタ22のベースハ抵抗R21によ
りハイレベルにされようとする−方、ECU側は安定化
電源とCPUの遅れにより出力NPN )ランジスタ1
3をONさせる為のベースドライブ電圧が遅れて、3の
閉成直後はNPN )ランジスタ13がOFFとなって
おり、暫くしてからONとなる為、一瞬入力信号αはバ
イレベルからローレベルになって安定する。
この様に内燃機関が停止しているにもかかわらず電源を
入れた瞬間には入力信号として1個のパルスが加わった
のと等価になり、点火装置2の閉角度制御回路24が次
の入力信号パルスを予測してトランジスタ25をONさ
せた後にOFFさせる為、2次高電圧が誤った点火時期
に発生し内燃機関の始動不良、逆転、バツクファイア等
の不具合を生じる。
入れた瞬間には入力信号として1個のパルスが加わった
のと等価になり、点火装置2の閉角度制御回路24が次
の入力信号パルスを予測してトランジスタ25をONさ
せた後にOFFさせる為、2次高電圧が誤った点火時期
に発生し内燃機関の始動不良、逆転、バツクファイア等
の不具合を生じる。
本考案は、入力信号■がバイレベルの時トランジスタ2
5がONし、その時の信号電流はECUl出力から点火
装置2人力へ流れる様に設定し、ECU 1から点火時
期信号電流が点火装置2に流れたときにのみ点火コイル
26を通電するようにして電源スィッチ3の閉成直後を
含めて点火コイル26の誤った通電を防ぐか、点火装置
2の入力信号■とトランジスタ25の位相を、トランジ
スタ13がOFF即ち信号■がバイレベルの時にトラン
ジスタ25がOFFする様にすることにより、スイッチ
3が閉じた時に内燃機関が停止している場合は、必らず
コイル26はOFFとなり、誤った点火電圧が発生せず
、内燃機関の始動不良、逆転、バツクファイヤ等の不具
合を起こさない内燃機関用点火装置を提供することを目
的とする。
5がONし、その時の信号電流はECUl出力から点火
装置2人力へ流れる様に設定し、ECU 1から点火時
期信号電流が点火装置2に流れたときにのみ点火コイル
26を通電するようにして電源スィッチ3の閉成直後を
含めて点火コイル26の誤った通電を防ぐか、点火装置
2の入力信号■とトランジスタ25の位相を、トランジ
スタ13がOFF即ち信号■がバイレベルの時にトラン
ジスタ25がOFFする様にすることにより、スイッチ
3が閉じた時に内燃機関が停止している場合は、必らず
コイル26はOFFとなり、誤った点火電圧が発生せず
、内燃機関の始動不良、逆転、バツクファイヤ等の不具
合を起こさない内燃機関用点火装置を提供することを目
的とする。
以下、図に示す実施例により説明する。
第1図は従来の概略構成図で、スイッチ3が閉じた時の
スイン3の出力、入力信号■及びトランジスタ25の出
力の波形はそれぞれ第2図のAo、A2及びんの様にな
りトランジスタ25がOFFした時にコイル26が高電
圧を発生し誤点火を生じる。
スイン3の出力、入力信号■及びトランジスタ25の出
力の波形はそれぞれ第2図のAo、A2及びんの様にな
りトランジスタ25がOFFした時にコイル26が高電
圧を発生し誤点火を生じる。
第3図は、本考案の第1の実施例の概略構成図で、EC
Ulから信号電流が点火装置2に流れたときにのみトラ
ンジスタ25をONLて点火コイル26に一次電流を流
すようにしたものである。
Ulから信号電流が点火装置2に流れたときにのみトラ
ンジスタ25をONLて点火コイル26に一次電流を流
すようにしたものである。
この第1の実施例は第1図の従来回路のトランジスタ1
3をNPNからPNPに替え、トランジスタ22をPN
PからNPNに替えて信号■がバイレベルの時トランジ
スタ25がONになる様な位相にしたもので、スイッチ
3が閉じた時、安定化電源11の出力■が徐々に立上が
っても抵抗16によってプル・アップされている為、ト
ランジスタ17はOFFのままで、点火装置2側のトラ
ンジスタ28のベースにはローレベルのままである。
3をNPNからPNPに替え、トランジスタ22をPN
PからNPNに替えて信号■がバイレベルの時トランジ
スタ25がONになる様な位相にしたもので、スイッチ
3が閉じた時、安定化電源11の出力■が徐々に立上が
っても抵抗16によってプル・アップされている為、ト
ランジスタ17はOFFのままで、点火装置2側のトラ
ンジスタ28のベースにはローレベルのままである。
従って安定化電源11が立上らず点火装置2にのみ電源
が供給される場合でもトランジスタ25はONLない。
が供給される場合でもトランジスタ25はONLない。
次に第2の実施例として第1図と同様の概略構成図でC
PU12の出力@と閉角度制御回路24の出力■のそれ
ぞれの波形及び相互の位相関係を第5図のA6とA7の
様にした場合も、スイッチ3が閉じた直後、出力■はロ
ーレベルのままで、信号■はバイレベルになってトラン
ジスタ25はOFFしたままとなる。
PU12の出力@と閉角度制御回路24の出力■のそれ
ぞれの波形及び相互の位相関係を第5図のA6とA7の
様にした場合も、スイッチ3が閉じた直後、出力■はロ
ーレベルのままで、信号■はバイレベルになってトラン
ジスタ25はOFFしたままとなる。
第5図において波形A1゜Nは夫々第2図と同様にスイ
ッチ3の出力及び入力信%)の波形を示す。
ッチ3の出力及び入力信%)の波形を示す。
第1の実施例においてはCPU12の出力と閉角度制御
回路24の入力の位相関係は変えずに、ECU lの出
力トランジスタをPNPに、点火装置2の入力トランジ
スタをNPNにする事により、ECUiの安定化電源出
力9がスイッチ3のON後どんなに遅く立上がっても絶
対に入力■に誤パルスを生じることはないので、誤点火
は起らず、内燃機関の始動不良、逆転、パックファイヤ
等を防止できるという効果がある。
回路24の入力の位相関係は変えずに、ECU lの出
力トランジスタをPNPに、点火装置2の入力トランジ
スタをNPNにする事により、ECUiの安定化電源出
力9がスイッチ3のON後どんなに遅く立上がっても絶
対に入力■に誤パルスを生じることはないので、誤点火
は起らず、内燃機関の始動不良、逆転、パックファイヤ
等を防止できるという効果がある。
第2の実施例においては、第1図のCPU12の出力@
と最終トランジスタ25のベースドライブ信号■の位相
を従来と逆にすることにより、ECU lの安定化電源
出力■がどんなに遅く立上がっても絶対に入力■に誤パ
ルスを生じないので第1の実施例と同じ効果がある。
と最終トランジスタ25のベースドライブ信号■の位相
を従来と逆にすることにより、ECU lの安定化電源
出力■がどんなに遅く立上がっても絶対に入力■に誤パ
ルスを生じないので第1の実施例と同じ効果がある。
第1図は従来の回路及び本考案の第2の実施例の概略構
成図、第2図は従来の回路の各部の波形を示す波形図、
第3図は本考案の第1の実施例の概略構成図、第4図は
本考案の第2の実施例の各部の波形を示す波形図である
。 1・・・・・・電子式制御装置(ECU)、2・・・・
・・点火コイル、3・・・・・・スイッチ、11・・・
・・・安定化電源、12・・・・・・演算装置(CPU
)。
成図、第2図は従来の回路の各部の波形を示す波形図、
第3図は本考案の第1の実施例の概略構成図、第4図は
本考案の第2の実施例の各部の波形を示す波形図である
。 1・・・・・・電子式制御装置(ECU)、2・・・・
・・点火コイル、3・・・・・・スイッチ、11・・・
・・・安定化電源、12・・・・・・演算装置(CPU
)。
Claims (1)
- 点火用高電圧を発生する点火コイル、この点火コイルの
1次側の電流を断続するスイッチング素子、このスイッ
チング素子の断続時間比を変える閉角度制御回路、及び
矩形波の点火時期信号を入力して前記閉角度制御回路に
この信号を伝達する入力トランジスタを有する点火装置
と、この点火装置とは分離して構成され、内燃機関の回
転に同期して前記矩形波の点火時期信号を発生する演算
装置、この演算装置に安定化した電源を供給する安定化
電源、及び前記演算装置より点火時期制御信号を入力し
て前記点火装置の入力トランジスタにこの信号を伝達す
る出力トランジスタを有する制御装置とを備え、この制
御装置の出力トランジスタと前記点火装置の入力トラン
ジスタとの間に電流が流れた瞬間に前記閉角度制御回路
は前記スイッチング素子を前記点火コイルの1次側の電
流を流す位相関係で作動させるようにしたことを特徴と
する内燃機関用点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12564780U JPS6034781Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 内燃機関用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12564780U JPS6034781Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5749577U JPS5749577U (ja) | 1982-03-19 |
JPS6034781Y2 true JPS6034781Y2 (ja) | 1985-10-16 |
Family
ID=29486114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12564780U Expired JPS6034781Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034781Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP12564780U patent/JPS6034781Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5749577U (ja) | 1982-03-19 |
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