JPS6034759Y2 - ピストンリング用スペ−サエキスパンダ - Google Patents
ピストンリング用スペ−サエキスパンダInfo
- Publication number
- JPS6034759Y2 JPS6034759Y2 JP16810279U JP16810279U JPS6034759Y2 JP S6034759 Y2 JPS6034759 Y2 JP S6034759Y2 JP 16810279 U JP16810279 U JP 16810279U JP 16810279 U JP16810279 U JP 16810279U JP S6034759 Y2 JPS6034759 Y2 JP S6034759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer expander
- guide rod
- bent
- bent portion
- connecting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関に使用するピストンリング用スペー
サエキスパンダに関するものである。
サエキスパンダに関するものである。
従来内燃機関に使用するピストンリング用スペーサエキ
スパンダとしては、一般に第１，２図に示すように断面
コ字状に屈曲列設した上下フランジａ、 ａの内周側の
自由端にサイトレールＲの押圧突起部すを設けるととも
に、相互に隣設する上下フランジを連結する連結部Ｃを
外周側に列設し、合い口部ｄを有するピストンリング用
スペーサエキスパンダＡが用いられているが、このスペ
ーサエキスパンダをピストンＰのリング溝Ｑにサイトレ
ールＲと組合せて装着するとき、該スペーサエキスパン
ダの合い口部ｄが半径方向に重なり合うことがしばしば
発生し、このような状態で上下のサイトレールＲを組合
せると該サイトレールは全周に亘ってスペーサエキスパ
ンダの上下面に接合することなく、その重なり合った部
分だけサイトレールが外周方向に飛び出すことになって
シリンダＳに挿入できないことになる。
スパンダとしては、一般に第１，２図に示すように断面
コ字状に屈曲列設した上下フランジａ、 ａの内周側の
自由端にサイトレールＲの押圧突起部すを設けるととも
に、相互に隣設する上下フランジを連結する連結部Ｃを
外周側に列設し、合い口部ｄを有するピストンリング用
スペーサエキスパンダＡが用いられているが、このスペ
ーサエキスパンダをピストンＰのリング溝Ｑにサイトレ
ールＲと組合せて装着するとき、該スペーサエキスパン
ダの合い口部ｄが半径方向に重なり合うことがしばしば
発生し、このような状態で上下のサイトレールＲを組合
せると該サイトレールは全周に亘ってスペーサエキスパ
ンダの上下面に接合することなく、その重なり合った部
分だけサイトレールが外周方向に飛び出すことになって
シリンダＳに挿入できないことになる。
たまたまこのような状態の儂、無理にシリンダに挿入す
れば、サイトレールのシリンダ内周面との摺動面はシリ
ンダ内周面に全周均一に圧接されず従ってオイルリング
本来の機能を発揮できずに潤滑油の消費量も増大するこ
とになり、更にサイトレールの飛び出し部分はシリンダ
内周面に異常に強圧接して油膜を切り焼付き事故等を発
生させることがあったものである。
れば、サイトレールのシリンダ内周面との摺動面はシリ
ンダ内周面に全周均一に圧接されず従ってオイルリング
本来の機能を発揮できずに潤滑油の消費量も増大するこ
とになり、更にサイトレールの飛び出し部分はシリンダ
内周面に異常に強圧接して油膜を切り焼付き事故等を発
生させることがあったものである。
本考案はこのような点を解消するようにしたもので前記
スペーサエキスパンダの合い口部の重なり合いを防止す
るようにしたものである。
スペーサエキスパンダの合い口部の重なり合いを防止す
るようにしたものである。
次に図面に示す実施例についてこれを説明すれば、１は
スペーサエキスパンダで、該スペーサエキスパンダ１は
断面コ字状に屈曲列設した上下フランジ２の内周側の各
自由端部にサイトレールＲの押圧突起部３を設けるとと
もに、相互に隣設する上下フランジを連結する外周側の
連結部４，５を、直立する連結部４と半径方向内側に屈
曲する屈曲部６を有する連結部５となして、これらを図
面に示すように交互に配置し、前記直立する連結部４と
屈曲部６を有する連結部５の屈曲部６との間に、成る曲
率を有する例えば金属性ピアノ線からなるガイド棒８を
挿込んだ後、プレス等の手段で直立する連結部４と屈曲
部６を有する連結部５の屈曲部６との間に、ガイド棒８
の一部を内周側に屈曲突出させてガイド棒８に係止部７
を設ける。
スペーサエキスパンダで、該スペーサエキスパンダ１は
断面コ字状に屈曲列設した上下フランジ２の内周側の各
自由端部にサイトレールＲの押圧突起部３を設けるとと
もに、相互に隣設する上下フランジを連結する外周側の
連結部４，５を、直立する連結部４と半径方向内側に屈
曲する屈曲部６を有する連結部５となして、これらを図
面に示すように交互に配置し、前記直立する連結部４と
屈曲部６を有する連結部５の屈曲部６との間に、成る曲
率を有する例えば金属性ピアノ線からなるガイド棒８を
挿込んだ後、プレス等の手段で直立する連結部４と屈曲
部６を有する連結部５の屈曲部６との間に、ガイド棒８
の一部を内周側に屈曲突出させてガイド棒８に係止部７
を設ける。
斯くすれば、該係止部７は屈曲部６を有する連結部５に
係止され、円周方向えの移動を防止するとともに脱落を
防止し、該スペーサエキスパンダの合い口部９がガイド
棒に沿って移動し半径方向に重なり合はないようにした
ものである。
係止され、円周方向えの移動を防止するとともに脱落を
防止し、該スペーサエキスパンダの合い口部９がガイド
棒に沿って移動し半径方向に重なり合はないようにした
ものである。
１０はピストンのオイル孔を示す。
なお前記ガイド棒の長さは、スペーサエキスパンダをピ
ストンのピストンリング溝に装着するため拡げたときガ
イド棒が各連結部を組付けている長さを必要とし、一般
的にはピストンリング溝深さの１０〜１皓位あればよい
が、直立する連結部４と屈曲部６を有する連結部５をス
ペーサエキス、Ｎ６ンダの全周に亘って交互に設け、そ
れに見合った長さのガイド棒８を設けようにしてもよい
。
ストンのピストンリング溝に装着するため拡げたときガ
イド棒が各連結部を組付けている長さを必要とし、一般
的にはピストンリング溝深さの１０〜１皓位あればよい
が、直立する連結部４と屈曲部６を有する連結部５をス
ペーサエキス、Ｎ６ンダの全周に亘って交互に設け、そ
れに見合った長さのガイド棒８を設けようにしてもよい
。
叙上のように構成した本考案においては、スペーサエキ
スパンダ１の上下フランジ２の内周側ノ自由端部に設け
たサイトレールの押圧突起部３を内側に、その相互に隣
設する上下フランジの外周側の連結部４，５を外側にし
て、ピストンＰのリング溝Ｑに嵌装し、該各上下の押圧
突起部３によりサイトレールＲをシリンダの内周面及び
ピストンリング溝の上下側壁に圧接するようにするもの
であるが、前記連結部を、直立する連結部と半径方向内
側に屈曲した屈曲部を有する連結部となして、該直立す
る連結部と屈曲部を有する連結部とを交互に配置して、
これらの間に係止部７を設けたガイド棒８を挿通配設し
て該係止部を屈曲部６を有する連結部５によって係止し
てその円周方向えの移動や脱落を防止したものであるか
ら、スペーサエキスパンダの合い口部９は、そのガイド
棒に沿って伸縮し該合い口部が互に半径方向に重なり合
うようなことは決してなく、サイトレールを正規な状態
に組合すことができて潤滑油を理想的に掻き下げること
ができ、又シリンダ内周面を引掻くような事故をおこす
ことのない効果を奏するものである。
スパンダ１の上下フランジ２の内周側ノ自由端部に設け
たサイトレールの押圧突起部３を内側に、その相互に隣
設する上下フランジの外周側の連結部４，５を外側にし
て、ピストンＰのリング溝Ｑに嵌装し、該各上下の押圧
突起部３によりサイトレールＲをシリンダの内周面及び
ピストンリング溝の上下側壁に圧接するようにするもの
であるが、前記連結部を、直立する連結部と半径方向内
側に屈曲した屈曲部を有する連結部となして、該直立す
る連結部と屈曲部を有する連結部とを交互に配置して、
これらの間に係止部７を設けたガイド棒８を挿通配設し
て該係止部を屈曲部６を有する連結部５によって係止し
てその円周方向えの移動や脱落を防止したものであるか
ら、スペーサエキスパンダの合い口部９は、そのガイド
棒に沿って伸縮し該合い口部が互に半径方向に重なり合
うようなことは決してなく、サイトレールを正規な状態
に組合すことができて潤滑油を理想的に掻き下げること
ができ、又シリンダ内周面を引掻くような事故をおこす
ことのない効果を奏するものである。
第１図は従来公知のピストンリング用スペーサエキスパ
ンダの一部拡大斜面図、第２図は第１図のスペーサエキ
スパンダを上下のサイトレールとともにピストンリング
溝に取付けた状態の拡大断面図、第３図は本考案のスペ
ーサエキスパンダの一部拡大斜面図である。 １・・・・・・スペーサエキスパンダ、２・・・・・・
フランジ、３・・・・・・押圧突起部、４・・・・・・
直立連結部、５・・・・ｉ−屈曲部を有する連結部、６
・・・・・・屈曲部、７・・・・・・係止部、訃・・・
・・ガイド棒、９・・・・・・合い口部。
ンダの一部拡大斜面図、第２図は第１図のスペーサエキ
スパンダを上下のサイトレールとともにピストンリング
溝に取付けた状態の拡大断面図、第３図は本考案のスペ
ーサエキスパンダの一部拡大斜面図である。 １・・・・・・スペーサエキスパンダ、２・・・・・・
フランジ、３・・・・・・押圧突起部、４・・・・・・
直立連結部、５・・・・ｉ−屈曲部を有する連結部、６
・・・・・・屈曲部、７・・・・・・係止部、訃・・・
・・ガイド棒、９・・・・・・合い口部。
Claims (1)
- 断面コ字状に屈曲列設した上下フランジの内周側の各自
由端部にサイトレールの押圧突起部を設けるとともに相
互に隣設する上下フランジを連結する連結部を外周側に
列設しかつ合い口部を有するピストンリング用スペーサ
エキスパンダにおいて、該連結部を、直立する連結部と
半径方向内側に屈曲する屈曲を有する連結部とより構成
してこれらを交互に配置し、前記直立する連結部と屈曲
部を有する連結部の屈曲部との間に屈曲部を有する前記
連結部に係止する係止部を有するガイド棒を挿通配設し
たことを特徴とする合い口部の重なり合いを防止するガ
イド棒を有するピストンリンク用スペーサエキスパンダ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16810279U JPS6034759Y2 (ja) | 1979-12-06 | 1979-12-06 | ピストンリング用スペ−サエキスパンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16810279U JPS6034759Y2 (ja) | 1979-12-06 | 1979-12-06 | ピストンリング用スペ−サエキスパンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5685049U JPS5685049U (ja) | 1981-07-08 |
| JPS6034759Y2 true JPS6034759Y2 (ja) | 1985-10-16 |
Family
ID=29678927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16810279U Expired JPS6034759Y2 (ja) | 1979-12-06 | 1979-12-06 | ピストンリング用スペ−サエキスパンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034759Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022219831A1 (ja) * | 2021-04-12 | 2022-10-20 |
-
1979
- 1979-12-06 JP JP16810279U patent/JPS6034759Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5685049U (ja) | 1981-07-08 |
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