JPS60346Y2 - 半自動綱掛け式係留機 - Google Patents
半自動綱掛け式係留機Info
- Publication number
- JPS60346Y2 JPS60346Y2 JP1981186699U JP18669981U JPS60346Y2 JP S60346 Y2 JPS60346 Y2 JP S60346Y2 JP 1981186699 U JP1981186699 U JP 1981186699U JP 18669981 U JP18669981 U JP 18669981U JP S60346 Y2 JPS60346 Y2 JP S60346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mooring
- rope
- semi
- electric motor
- capstan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、船舶の係留用ロープをパース側の係留フック
に掛けるのに、ロープの先端アイ・スプライスに結はれ
るパイロットロープを電動ｉ駆動のキャプスタンによっ
て巻取る半自動網掛は式係留機に関する。
に掛けるのに、ロープの先端アイ・スプライスに結はれ
るパイロットロープを電動ｉ駆動のキャプスタンによっ
て巻取る半自動網掛は式係留機に関する。
大型船舶の係留用ロープは、径が太く重量も大きいため
、係留フックへの掛は作業及び外し作業に多数の作業要
具を必要とすることが多い。
、係留フックへの掛は作業及び外し作業に多数の作業要
具を必要とすることが多い。
このため、従来から係留用ロープの取扱い作業を機械化
、自動化する種々の提案がなされている。
、自動化する種々の提案がなされている。
その１つとして、係留用ロープのアイ・スプライスを係
留フックに掛けるのに電動機駆動によるロープを巻取る
係留機がある。
留フックに掛けるのに電動機駆動によるロープを巻取る
係留機がある。
この係留機は、第１図に示すように船舶から繰出される
係留ロープ１をダグポートによりドルフイ７・等の２・
＜−ス位置まてけん引し、パース２側から繰出されるパ
イロットロープ３を係留ロープの先端アイ・スプライス
１Ａに結び、パース側の電動機４による駆動のキャプス
タン５によりパイロットロープ３を巻取ることで係留ロ
ープをパース上の係留フック６位置まて引上げ、ガイド
ローラ７等によりアイ・スプライスがフックに掛る位置
にきたときにパイロットロープを弛めて係留ロープをフ
ック掛けする。
係留ロープ１をダグポートによりドルフイ７・等の２・
＜−ス位置まてけん引し、パース２側から繰出されるパ
イロットロープ３を係留ロープの先端アイ・スプライス
１Ａに結び、パース側の電動機４による駆動のキャプス
タン５によりパイロットロープ３を巻取ることで係留ロ
ープをパース上の係留フック６位置まて引上げ、ガイド
ローラ７等によりアイ・スプライスがフックに掛る位置
にきたときにパイロットロープを弛めて係留ロープをフ
ック掛けする。
この係留ロープのフック掛けにおいて、従来はパイロッ
トロープの駆動電動機のスイッチを切ってアイ・スプラ
イスを作業員がっかんでフックに掛けるようにしている
が、１人の作業具による場合はパイロットロープにけん
引力が失なわれているため、迅速、適確な作業をしない
限り係留ロープの重みでキャプスタンが逆転腰該ロープ
カ海中へ落ち込む恐れがあるし、作業具も海中に引き落
される恐れがある。
トロープの駆動電動機のスイッチを切ってアイ・スプラ
イスを作業員がっかんでフックに掛けるようにしている
が、１人の作業具による場合はパイロットロープにけん
引力が失なわれているため、迅速、適確な作業をしない
限り係留ロープの重みでキャプスタンが逆転腰該ロープ
カ海中へ落ち込む恐れがあるし、作業具も海中に引き落
される恐れがある。
特に、係留ロープが船舶側のウィンチで引張られるタイ
ミングにフック掛はタイミングが遅れる場合や風圧、潮
流て船舶が流される場合に係留ロープに強い張力が掛っ
て係留失敗や事故を起す恐れがある。
ミングにフック掛はタイミングが遅れる場合や風圧、潮
流て船舶が流される場合に係留ロープに強い張力が掛っ
て係留失敗や事故を起す恐れがある。
この問題を解消するために、キャプスタン５を駆動する
電動機４にブレーキ付き電動機を採用することが考えら
れるが、その電動機は軸方向寸法力伏きくなってキャブ
スタフ５位置を良好な作業位置よりも高くし、作業を難
しくする。
電動機４にブレーキ付き電動機を採用することが考えら
れるが、その電動機は軸方向寸法力伏きくなってキャブ
スタフ５位置を良好な作業位置よりも高くし、作業を難
しくする。
また、他の手段としてラチェットによる機械ブレーキを
設ける場合、係留ロープの張力や誤操作にょる逆転によ
りラチェットの破損やパイロットロープの切れ飛びを起
す恐れがある。
設ける場合、係留ロープの張力や誤操作にょる逆転によ
りラチェットの破損やパイロットロープの切れ飛びを起
す恐れがある。
本考案は上記問題点を解消することを目的とする。
本考案はキャプスタン停止時にその駆動電動機に直流を
印加する直流制動をかけ、この制動状態でアイ・スプラ
イスのフック掛は作業を容易にする。
印加する直流制動をかけ、この制動状態でアイ・スプラ
イスのフック掛は作業を容易にする。
第２図は本考案の一実施例を示す電動機の駆動回路図で
ある。
ある。
Ｒ，Ｓ、Ｔの３相電源から主スィッチ１０、ヒユーズ１
１さらには図示しない正逆転切換スイッチを通して巻線
形誘導電動機１２の電源回路が構成され、この電源回路
に直列に常閉のリレースイッチ１３を具える。
１さらには図示しない正逆転切換スイッチを通して巻線
形誘導電動機１２の電源回路が構成され、この電源回路
に直列に常閉のリレースイッチ１３を具える。
一方、Ｒ相、Ｓ相のラインからは制動投入用スイッチ１
４を通して昇圧トランス１５及び上記スイッチ１３の交
流リレーコイル１３Ａへの電源投入がなされ、トランス
１５の二次出力は整流器１６によって直流電力に変換さ
れ、リレー１３Ａの常開接点１７を通して電動機１２の
Ｒ相、Ｓ相間に直流電流が供給される。
４を通して昇圧トランス１５及び上記スイッチ１３の交
流リレーコイル１３Ａへの電源投入がなされ、トランス
１５の二次出力は整流器１６によって直流電力に変換さ
れ、リレー１３Ａの常開接点１７を通して電動機１２の
Ｒ相、Ｓ相間に直流電流が供給される。
従って、スイッチ１４を投入するとき、スイッチ１３は
開路され１７は閉路され、トランス１５を通して電動機
１２の一次巻線に直流電流を流し、この直流磁界の中で
二次巻線が回転することて二次に交流電圧を発生させ、
二次発生電力をその巻線回路内て熱として消費させるこ
とて制動トルクを得ることがてきる。
開路され１７は閉路され、トランス１５を通して電動機
１２の一次巻線に直流電流を流し、この直流磁界の中で
二次巻線が回転することて二次に交流電圧を発生させ、
二次発生電力をその巻線回路内て熱として消費させるこ
とて制動トルクを得ることがてきる。
この制動トルクは回転子の完全な停止で零になるか回転
数増大に伴い指数関数的に増大する。
数増大に伴い指数関数的に増大する。
なお、電動機１２はその二次抵抗挿入回路を設けてスイ
ッチ１４に連動する二次抵抗挿入をすることで必要とす
る制動トルクの増大を図ることができる。
ッチ１４に連動する二次抵抗挿入をすることで必要とす
る制動トルクの増大を図ることができる。
これにより、電動機１２（４）はその軸寸法増大するこ
となく、電動制動をかけることができ、その制動も回転
数増大に伴いトルクが増大する特性になり、パイロット
ワイヤー３による係留ロープ１の引き上げ後、作業員は
電動機４に制動回路を形成した状態で、アイ・スプライ
ス１Ａ位置にてフック掛けを可能にする。
となく、電動制動をかけることができ、その制動も回転
数増大に伴いトルクが増大する特性になり、パイロット
ワイヤー３による係留ロープ１の引き上げ後、作業員は
電動機４に制動回路を形成した状態で、アイ・スプライ
ス１Ａ位置にてフック掛けを可能にする。
このフック掛けに際してキャプスタン５はロープ１によ
る張力で巻取リスピードにくらべ非常にゆつくりしたス
ピードで逆もどりし、フック６への掛は作業を容易にす
る。
る張力で巻取リスピードにくらべ非常にゆつくりしたス
ピードで逆もどりし、フック６への掛は作業を容易にす
る。
すなわち、従来のラチェットブレーキのようにキャプス
タン５の完全な停止でなく、パイロットロープを徐々に
巻戻す制動になってパイロットロープ３に過度の張力を
掛けることがないし、ブレーキの破損もない。
タン５の完全な停止でなく、パイロットロープを徐々に
巻戻す制動になってパイロットロープ３に過度の張力を
掛けることがないし、ブレーキの破損もない。
以上のとおり、本考案による半自動網掛は式係留機は電
気制動回路を設けることにより、１人の作業具による安
全、確実かつ容易な作業を可能にする効果がある。
気制動回路を設けることにより、１人の作業具による安
全、確実かつ容易な作業を可能にする効果がある。
第１図は係留機を例示する構成図、第２図は本考案の一
実施例を示す回路図である。 １・・・・・・係留ロープ、２・・・・・・パース、３
・・・・・・パイロットロープ、４・・・・・・電動機
、５・・・・・・キャプスタン、６・・・・・・フック
、１４・・・・・・制動投入スイッチ、１３Ａ・・・・
・・リレー
実施例を示す回路図である。 １・・・・・・係留ロープ、２・・・・・・パース、３
・・・・・・パイロットロープ、４・・・・・・電動機
、５・・・・・・キャプスタン、６・・・・・・フック
、１４・・・・・・制動投入スイッチ、１３Ａ・・・・
・・リレー
Claims (1)
- 船舶から繰り出される係留ロープ引き寄せ用パイロット
ロープを巻取る電動機駆動のキャプスタンによってパー
ス側フック位置まて巻上げる半自動網掛は式係留機にお
いて、上記キャプスタンを駆動する電動機は誘導電動機
とし、該電動機には係留ロープをフック位置まて巻上げ
た状態でパイロットロープを直流制動で保持する制動回
路を設けたことを特徴とする半自動網掛は式係留機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981186699U JPS60346Y2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 半自動綱掛け式係留機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981186699U JPS60346Y2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 半自動綱掛け式係留機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5890899U JPS5890899U (ja) | 1983-06-20 |
| JPS60346Y2 true JPS60346Y2 (ja) | 1985-01-08 |
Family
ID=29988870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981186699U Expired JPS60346Y2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 半自動綱掛け式係留機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60346Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7170926B1 (ja) * | 2022-02-18 | 2022-11-14 | 日向 平山 | 係留装置 調理器具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537418A (en) * | 1978-09-02 | 1980-03-15 | Nippon Fueroo Kk | Silver-luster glaze |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP1981186699U patent/JPS60346Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537418A (en) * | 1978-09-02 | 1980-03-15 | Nippon Fueroo Kk | Silver-luster glaze |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5890899U (ja) | 1983-06-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS60346Y2 (ja) | 半自動綱掛け式係留機 | |
| US5394815A (en) | Tool | |
| EP0676365B1 (de) | Mooringwinde sowie Verfahren zur Windensteuerung | |
| US3386704A (en) | Winch interlocking apparatus | |
| CN109502494B (zh) | 一种深海线缆收放液压系统 | |
| CN213569117U (zh) | 叶轮组合体溜尾专用吊具 | |
| CN211828042U (zh) | 一种广告电动悬挂装置 | |
| CN109353475A (zh) | 一种水下滑翔机回收方法 | |
| JPH068149Y2 (ja) | クレーン用吊具への給電装置 | |
| JPS6246713Y2 (ja) | ||
| CN219431405U (zh) | 一种钢筋绑扎器 | |
| JPH07508953A (ja) | 巻き込み可能かつ縮帆可能な帆 | |
| CN215974634U (zh) | 一种起重机的吊具同步供电装置 | |
| CN212024628U (zh) | 一种两点式过渡吊具 | |
| CN211975732U (zh) | 一种刹车片磨损传感器 | |
| CN215630300U (zh) | 一种高安全性的智能开斗机构 | |
| KR100517015B1 (ko) | 슬리트윈치 와이어로프의 권취제어장치 | |
| CN216613600U (zh) | 电缆收放装置 | |
| US3421736A (en) | Continual tension line-tensioning mechanism | |
| JPS6036060Y2 (ja) | 海苔そだ抜き工具 | |
| CN101966866A (zh) | 自动船舶系泊机及其缆绳拉力整定方法 | |
| JPH0956313A (ja) | 延縄漁船の縄巻き揚げ装置 | |
| JPS6330788Y2 (ja) | ||
| CN115611098A (zh) | 避雷器带电测试自动收放线装置 | |
| JPH085999Y2 (ja) | 車両用ウインチ装置のワイヤロープねじれ防止具 |