JPS6034166A - 混練物充填用定圧装置 - Google Patents

混練物充填用定圧装置

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JPS6034166A
JPS6034166A JP58143953A JP14395383A JPS6034166A JP S6034166 A JPS6034166 A JP S6034166A JP 58143953 A JP58143953 A JP 58143953A JP 14395383 A JP14395383 A JP 14395383A JP S6034166 A JPS6034166 A JP S6034166A
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pressure
piston
pump
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Kenji Tsukamoto
塚本 健次
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NISSHIN KIKAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パ 本発明”は混練物を定量充填するための定圧装置に
関し、更に詳しくは、ポンプにより混線物を複数の充填
機に圧送し、各充填機で一定量ずつ充填する際に、ポン
プから充填機への配管の途中に配置して、ポンプの過剰
吐出量を一時的に収容し、充填機への供給圧力を常に一
定に保つようにした混練物充填用定圧装−に関するもの
である。
本明細書に於て「混線物」とは、混練したソーセージ原
料肉の如く、柔軟な固形物を含む糊状物質、マヨネーズ
、練歯磨の如く均質な糊状物質等の半流動性を有する物
質を総称する用語として用いる。
従来ソーセージ等の充填は、混練した原料肉を容積ポン
プ等により加圧して、分配管を経て並列に配置された複
数の充填機に同時′に圧送し、各充填機により、一定量
ずつ筒状包装材に充填する方法によって行われている。
この場合複数の充填機は常に全機が稼動するわけではな
く、充填物の包装資材の補給等のため、各充填機の運転
をそれぞれ一時的に停止する必要があり、稼動する充填
機の台数は頻繁に変動する。ポンプからは全充填機が稼
動した場合に必要な量よりも相当過剰に一定流量の原料
肉を吐出しておき、充填機の稼動状況により変動する余
剰の吐出量を、原料肉のタンクに戻し、循環するように
なっている。しかし原料肉を循環し、繰返して圧送する
ことによりその品質が低下する虞れがあり、又充填機へ
の印加圧力も一定しない。
又充填機の稼動台数に対応してポンプの回転数を変え、
吐出量を調節する方法も行なわれているが、稼動台数が
1分間に10〜20回も頻繁に変化する場合には、ポン
プのモーターの入力を変えても、慣性の大きなモーター
及びポンプは直ちに回転数が変化ぜず、」二記のような
頻繁な稼動台数の変化に敏速に追随させることは不可能
であり、吐出量の過不足は直ちに吐出圧の変動となって
現われる。
更に充填機に供給する原料肉の圧力が変動すると、充填
機の充填量が変動するため、充填量を均一に保つために
は、充填機への供給圧力を常に一定に制御する必要があ
る。特にソーセージのような製品は、JAS規格により
、充填量が表示された内容量を下廻ることを禁じられて
いるため、例えば50yのソーセージの充填の際、最大
±5yの充填誤差が生ずる場合には、最も少い充Jn量
の場合でも表示量を下廻ることのないように、充填量の
平均値を55g1とし、平均して5yずつ過剰に充填す
ることを余儀なくされ、それだけコストが嵩むこととな
る。従って、充Jlの偏差を少くし、できる限り一定量
を充填するために、充填機への原料肉の供給圧力を常に
一定に保つ装置が要望されている。
上記の目的を達成するために、実開昭58−45674
号公報には、縦形のシリンダを備え、肉の押出ポンプと
充填機の間に装置して、押出ポンプの吐出量と充填機の
充#4量との不均衡により生ずる余剰肉を一定の圧力を
加えながらシリンダ中に内蔵し、一定量に達したとき一
定圧力を加えながら充填機に押出すようにした定圧力肉
詰め装置が提案されている。しかしながらこの定圧力肉
詰め装置は、縦形シリンダ内にフリーピストンを備え、
ピストンの下面に直接圧縮空気を作用させてピストンを
押圧するため、ピストンとシリンダ内面の間に設けたバ
ンキングのわずかな間隙より、圧縮空気が内側に漏れ込
んで、原料肉と共に充填機に送られ、充填される虞れが
ある。この圧縮空気の漏れ込みを防止するためにピスト
ンのバンキングをきつく嵌める必要があり、このためピ
ストンの摺動が非常に重くなり、とうてい手動ではこれ
を動かすことができず、シリンダ内の清掃に支障を来た
す。そして、どんなにバンキングをきつくしても、ピス
トンを直接圧縮空気で押圧する限り、圧縮空気の漏れ込
みを絶無にすることは不可能であり、漏れ込んだ空気は
ソーセージ中に充填され、その空気の分だけソーセージ
の重量が不足することとなる。
又、上記の定圧力肉詰め装置では、フリーピストンを直
接空気圧で押圧するため、開蓋時に空気圧により爆発的
にピストンが飛出す危険を防止するために、シリンダの
上端内面にピストンの飛出防止用リングを装着する必要
があり、シリンダ内を清掃する際にも、ピストンを抜取
ることができず、シリンダ内を完全に清掃することが不
可能である。特に腐敗しやすい肉類を取扱う、食品工業
の場合には、毎日の作業終了時に装置を完全に清掃して
、衛生上万全の注意を払うことは不可欠であり、この点
が大きな欠点となってい葛。
更に上記従来の定圧力肉詰め装置では、シリンダ内に肉
を導入する場合と、収容しiこ肉を押出す場合に、シリ
ンダ背面に作用させる庁縮空気圧を変えて、どちらの場
合にも、充填機に供給する肉の圧力がほぼ一定となるよ
うにしているが、特にシリンダの貯肉サイクルに於て、
充填機の稼動台数が変化すると、圧送する肉の吐出圧が
かなり大幅に変動して、これに伴って充填量が変動する
という欠点がある。
上述の如〈従来の定圧装置の欠点に鑑み、本発明は充填
すべき混練物中に空気の混入が全くなく、内部の完全な
清掃が容易で、且つ充填機の稼動台数が変動した場合で
も、常に混線物の充填機への供給圧力を一定に保ち、充
填機による一定量の充填を可能にする混練物充填用定圧
装置を提供することを目的とする。
本発明者は従来の定圧装置の上記欠点を改良すべく種々
研究を重ねた結果、余剰混線物を一時貯蔵する貯蔵用シ
リンダのピストンを直接空気圧で押圧せず、貯蔵用シリ
ンダと同軸上に別の駆動用シリンダを設け、駆動用シリ
ンダのピストンロッドにより貯蔵用シリンダのフリーピ
ストンを押圧することにより、貯蔵用シリンダの混線物
中に空気が漏れ込むのを完全に防止することができるこ
と、及び駆動用シリンダを複動シリンダとし、駆動用シ
リンダの反ロンド側に常に一定圧の空気圧を導入してお
き、駆動用シリンダのロンド側に最適圧に調整した補正
用空気圧を導入することにより、駆動用シリンダの推力
を正確に微調整することができることを見出した。
更に従来の定圧装置が針内サイクルに於て、充填機の稼
動台数の変動により、吐出圧にかなり大幅な変動が生ず
る原因を追求した結果法のことが判明した。即ち、シリ
ンダの背面に調圧弁より一定圧の空気を導入して空気圧
をがけっつ余剰肉を吸込み、吐出する定圧装置に於て、
シリンダに余剰肉が流入すると、これに従ってシリンダ
のピストン背面の空気はリリーフ機能を有する調圧弁を
経て排出される。どんなに高精度のリリーフ機能を有す
る調圧弁であっても、調圧弁の流入圧をPOに調節しで
あるとき、リリーフ機能を作動させて圧縮空気を排出す
るには、PoよりもΔPたけ高いPO+ΔPの圧力が働
く必要がある。しかもこのΔPの圧力は圧縮空気の排出
速度に応じて高くなる。
従って、上記シリンダ内に余剰肉が流出する際の流入速
度が変化すればピストンの背圧は変化することとなる。
即ち、充填機の稼動台数が減少すれば余剰肉のシリンダ
内への流入速度が増加し、これにより、排出されるピス
トン背面の空気の圧力が上昇し、これと連動して、充填
機に圧送される原料肉の圧力が上昇することになる。特
に天然腸を用いろソーセージの場合には一本の腸の長さ
が短いから、約15〜30秒毎に充填機を止めて新しい
腸を補給する必要があり、複数の充填機を並列に運転す
る場合、各充填機を受持つ作業員により、各充填機がラ
ンダムに運転、停止されるから、充填機の稼動台数は時
々刻々変化する。上記理由によりシリンダへの針内サイ
クルに於いて、充填機の稼動台数が変動すると、充填機
の入力圧力が変化し、これが充填量変動の最大の要因と
なる。従って針内サイクルに於ける充填機の稼動台数の
変動に起因する充填機入力圧の変動をなくするためには
、充填機の稼動台数に対応して前記ΔPの変化を補償す
るように前記の駆動用複動シリンダのロンド側に導入す
る補正用空気圧を最適圧に切換えてやればよいというこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は混練物圧送用ポンプと混練物充填機との間に配
設され、フリーピストンを備えた貯蔵用シリンダと、こ
れと同軸上に結合した駆動用複動シリンダとからなり、
駆動用シリンダのピストンロッドの先端を該フリーピス
トンに当接させ、駆動用シリンダのピストンの背面(反
ロンド側)に圧縮空気を導入して該フリーピストンを押
圧すると共に、駆動用シリンダのピストンの前面(ロッ
ド側)には圧送用ポンプ運転時に稼動充JjJ機台数に
対応する補正用空気圧を導入し、圧送用ポンプ停止時に
はこれを大気中に開放して、圧送用ポンプ運転時に余剰
の混線物を貯蔵用シリンダに貯蔵し、貯蔵用シリンダが
満杯となると、圧送用ポンプを停止して、駆動用シリン
ダにより貯蔵用シリンダから混線物を充填機に吐出する
ようにした定圧装置である。
次−に図面により本発明の内容を更に詳細に説明する。
第1図は本発明の混練物充填用定圧装置を備えた充填装
置の全体の系統図であって、ホッパー(1)に収容され
た混線物は容積形のポンプ(2)により加圧され、配管
(3)及び分配管(4)を経て、複数の充填機(6)に
圧送される。ポンプ(2)から分配管(4)に至る配管
(3)の途中から分岐して定圧装置(7)が設けられて
いる。
第2図は本発明の混練物充填用定圧装置の一部断面図で
ある。(8)はステンレス鋼製の貯蔵用シリンダであっ
て、合成樹脂製フリーピストン(9)を備え、シリンダ
カバー(11)には吸込み吐出口(12)を有し、定量
ポンプ(2)から分配管(4)に至る配管(3)の途中
に連通ずる。フリーピストン(9)は環状磁石(13)
を内蔵し、外周に01Jングパツキング(24)を装着
している。
(5)は空気抜弁であって、運転の始めに開いて貯蔵用
シリンダ(8)中の空気を抜く。貯蔵用シリンダ(8)
の外面の両端近傍には、環状磁石(13)の接近を検知
して作動する磁気近接スイッチ(14)、05)を設け
る。
(16)は駆動用シリンダであって、貯蔵用シリンダ(
8)の後端部のフランジ(17)と駆動用シリンダ(1
G)の前端部シリンダヘッド(18)とは通しボルト(
19)により緊締され、両シリンダは同一軸線」二に一
体に結合されている。駆動用シリンダ(16)のピスト
ン(20)にはOリング(21)が嵌着され、更にピス
トンロンド(四の一端が固着され、該ピストンロンドは
Oリング(図により気密を保ちつつ前端部シリンダヘッ
ド(18)内を摺動自在に貫通し、貯蔵用シリンダ(8
)内に挿入され、フリーピストン(9)の背面に当接し
ている。駆動用シリンダ(1G)の後端部シリンダヘッ
ド(25)には圧縮空気導入孔f26)が設けられ、I
J IJ−フ機能を備えた空気調圧弁(10)を経て圧
縮空気ライン(27)に通じている。
−万邦動用シリンダ(16)の前端部シリンダヘッド(
18)には補正用圧縮空気導入孔(28)が設けられ、
補正用空気ライン(29)に接続される。補正用空気ラ
イン(29)は三方電磁弁(30)を経、並列に接続し
たn個の三方電磁弁(31、)(31□)・・(31n
)及び調圧弁(321)l(32□)。
・・、 (32n)を経て、圧縮空気ライン(33)に
通じている。」二記二方電磁弁(il)と調圧弁(32
)はそれぞれ直列に接続され、更に複数組の三方電磁弁
(31)と調圧弁(32)が互に並列に接続されている
今、分配管(4)に容量の等しいm個の充填機(())
を接続して充填を行う場合、容積形のポンプ(2)はm
台の充填機の充填量の和よりも大きい吐出量のもの選ソ
―動用シリンダ(16)の圧縮空気導入孔(2G)より
圧縮空気を導入してピストン(20)を前方(第2図で
左方)に移動させ、貯蔵用シリンダ(8)のフリーピス
トン(9)を前方に移動させておく。ポンプ(2)を駆
動し、混練物を圧送し、空気抜弁(5)を開き排気する
。混練物は加圧され配管(3)及び分配管(4)に充満
する。次にm台の充填機(6)のうちに台を稼動開始す
ると、ポンプ(2)から吐出された混線物のうち、充填
機(6)で充填されない余剰分はフリーピストン(9)
ヲ、ピストンロンド(2りの押圧力に抗して右方に後退
させつつ、貯蔵用シリンダ(8)内に貯蓄されていく。
フリーピストン(9)が貯蔵用シリンダ(8)の右端に
達し、磁気近接スイッチ(15)が作動すると、自動的
にポンプ(2)の駆動モータを停止させる。次いで貯蔵
用シリンダ(8)内に貯蓄された混練物は、ピストン(
20)により抑圧されたフリーピストン(9)によって
押出されて充填機(6)に圧送される。フリーピストン
(9)が貯蔵用シリンダ(8)の左端に達すると磁気近
接スイッチ(14)が作動して再びポンプ(2)が始動
しポンプ(2)による圧送が開始され、再び余剰の混練
物は貯蔵用シリンダ(8)に貯蓄され、このサイクルが
繰返される。
所で、ピストン(20)及びフリーピストン(9)の摺
動には一定の摺動抵抗が作用し、又混練物の貯蔵用シリ
ンダ(8)への流入及び押出の際には流動抵抗が働くた
め、貯蔵用シリンダ(8)への混線物の貯蓄時にも押出
時にも、ピストン(2o)の右側に常に同じ空気圧を作
用させていたのでは、混練物の貯蓄時と押出時では、上
記摺動抵抗及び流動抵抗が逆向きに作用するため、実際
に充填機に送られる混練物の圧力は変動することになる
。この混線物の圧力ヲ常に一定に保つためには、フリー
ピストン(9)に作用するピストンロンド(22)の押
圧力を貯蔵用シリンダ(8)への貯蓄時よりも押出時に
於て若干大きくしてやる必要がある。本発明の定圧装置
に於ては、ピストン(2n)の背面(第2図に於て右側
)に作用する空気圧を調節する代りに、ピストン(2υ
)の前面(第2図に於て左側)に補正用の空気圧を導入
し、この補正用空気圧を調節することにより、貯蓄時と
押出時のフリーピストン(9)に作用させる抑圧力を調
節して、圧送する混線物の圧力をポンプ運転の有無に拘
わらず常に一定に保つようになっている。
しかし、稼動する充填機(6)の台数が変化して、貯蓄
時に余剰混練物の貯蔵用シリンダ(8)への流入速度が
変化した場合、前記の如く、圧縮空気導入孔126)よ
りIJ IJ−フ機能を有する調圧弁(10)を経て排
出される駆動用シリンダ(I8)のピストン(20)の
背面の空気の排出速度及びその空気圧が変化する。従っ
て貯蔵用シリンダ内の混練物の圧力が変化し、配管(3
)の混練物の吐出圧力も変化する。
従って混練物の吐出圧を厳密に一定に保つためには、貯
蓄時に於ける補正用空気圧を充填機の稼動台数に応じて
変化させる必要がある。そこで同−充Jn能力の充填機
(6)m台を並列に接続する場合、充填機をm台金部稼
動する時、m−1台を稼動する時、m−2台を稼動する
時、・、1台のみを稼動する時のm種の稼動状況があり
うるから、それぞれの稼動状況に対して、ポンプ(2)
を運転する貯蓄時に於て、駆動用シリンダ(I6)に加
える補正用空気圧を変えるため、第2図の二方電磁弁帽
)及び調圧弁(32)の数nは、充填機の数mに等しく
とり、各調圧弁(32、)、(322)、(32n)は
稼動する充填機の数に応じてΔP□、ΔP2、 、ΔP
nの圧力に調整される。このときΔP1>ΔP2〉・・
−〉ΔPnである。
今m台の充填機のうちに台のみを運転する場合には三方
電磁弁(31k)のみを開き、他の三方電磁弁(311
)、・・、(3+ n’)は閉じておく。ポンプ(2)
を運転する貯蓄時には三方電磁弁(30)を第2図に示
す向きに連通させ、ΔPkの補正用空気圧を補正用圧縮
空気導入孔瞥を経て、駆動用シリンダ(16)に導入す
る。
従ってこのときピストン(20)の右側に作用する圧縮
空気圧をPoとすれば、ピストン(20)には実質的に
はPo−ΔPkの圧力が作用することになる。貯蔵用シ
リンダ(8)のフリーピストン(9)が右端に達し、磁
気用空気ライン(29)を大気に連通させる。するとピ
ストン(20)には右側よりPoの空気圧のみが作用し
、貯蓄時よりも強い押圧力でフリーピストン(9)を押
すことになる。混線物が押出され、フリーピストン(9
)が左端に達して、磁気近接スイッチ(14)が作動し
、ポンプ(2)が運転を開始すると同時に、三方電磁弁
にtn)を第2図の状態に切換えて駆動用シリンダ(1
6)に圧力ΔPkの補正用空気を導入する。
上記説明は全ての充填機(6)の吐出容量が等しい場合
について説明したが、全ての充填機(6)の容量が等し
くない場合には、稼動する充填機の組合せを変えた場合
に、稼動する充填機の吐出量の和がとりうる異る値の数
に等しく調圧弁(32)及び三方電磁弁(31)の数n
を選び、稼動する充填機(6)の組合せに応じて必要な
二方電磁弁叫)を開くようにする。
例えば、1本20.7のソーセージを毎分それぞれ1.
 O0本、150本、250本ずつ充填する3台の充填
機を並列に運転する場合、それぞれの充填機の充填量は
毎分2Kg、3Kg、5に7である。これらの3台の充
填機がランダムに運転、停止するとすれば3台の充填機
の充填量の和は毎分2 Kg 。
8Kg、5Kg、7Kg、8Kg、10Kyの値をとり
うる。
即ち6つの異る値をとりうるからn = 6となり、そ
れぞれの稼動状態に応じて最適な補正用空気圧を供給す
るために、6組の三方電磁弁(31)及び調圧弁(紛を
備える必要がある。
1台当りの充填量が小さく、特に精密な充填量の制御を
必要としない場合には、充填機の稼動台数が1台変る毎
に別々の調圧弁(32Iが作動するようにする必要はな
く、充填機の稼動台数が2台変る毎に異る調圧弁(3匈
が作動するようにしてもよい。
前述の如く充填機の稼動台数はランダムに、極めて頻繁
に変動するから、充填機の稼動状況に応じてこれに直ち
に追随して三方電磁弁(311)、(31□)、・(3
1o)を自動的に開閉するようにすれば、必要な最適補
正用空気圧を直ちに駆動用シリンダ(1G)のピストン
前面に導入することができる。
上記三方電磁弁(30)の代りに三方電磁弁を2個組合
せてこれを同時に切換えることにより、三方電磁弁と同
様な働きをさせることもできる。
」二記説明では複数の充填機を並列に配列し”C運転す
るものとして説明したが、充填機が1台の場合にはn−
1として1個の調圧弁(32)を用いて本発明の定圧装
置を構成することができる。この場合は調圧弁(32を
切換える必要がないから、三方電磁弁(’(I)は不要
である。
又、上記説明では、フリーピストン(9)が貯蔵用シリ
ンダ(8)の両端部に達したとき、これを検知するため
に、フリーピストン(9)中に埋め込んだ環状磁石(1
3)と磁気近接スイッチ(14)、(15)を用いたが
、この検知手段はこれに限定されるものではなく、ピス
トンロンド(29に取付けた作動子によりリミットスイ
ッチを作動させる等の公知のあらゆる検知手段を同様に
用いることができる。
貯蔵用シリンダ(8)を貯蓄状態から押出状態に、又は
その逆に切換える際、ポンプ(2)の駆動用モータの電
源の開閉及び三方電磁弁(30)のソ1/ノイド電流の
切換えを同時に行うと、ポンプ(2)及び駆動用モータ
の慣性による停止、始動の遅れ時間、三方電磁弁(刻の
作動遅れ時間、三方電磁弁間が作動した後、補正用空気
の駆動用シリンダ(噂内への流入。
流出の時間的遅れ等により、一時的に混線物の吐出圧が
変動する虞れがある。従って上記各週れ時間の特性に応
じ、タイマーによりそれぞれの作動時間を必要に応じて
調節することにより、切換え時の吐出圧の変動を実質的
になくすることができる。
各充填機(6)“の吐出量が大きい場合には、貯蔵用シ
リンダ(8)の貯蓄サイクルだけでなく吐出サイクルに
於ても、充填機(6)の稼動台数の変動により、充填機
(6)への混線物の供給圧力が変動する場合がある。こ
の場合には貯蔵用シリンダの吐出サイクルに於て、駆動
用シリンダ(16)の圧縮空気導入孔(2旬を充填機(
6)の稼動台数に応じて、異なる圧力に調節した2個以
上の空気調圧弁(10)に切換えて接続することにより
、吐出サイクルに於ける充填機への供給圧力の変動をな
くすることができる。
本発明の定圧装置によれば、貯蔵用シリンダのフリーピ
ストンを直接空気圧で作動させないため、フリーピスト
ンの混線物側の圧力がロンド側の大気圧よりも常に高く
、フリーピストンとシリンダ内面の間隙から混線物中に
空気が漏れ込む虞れが全くない。混線物の充填機への吐
出圧を常に一定に保つことができ、特に充填機の稼動台
数を変えた場合にも、混練物の吐出圧を一定に保つこと
ができ、充」n機による充填量の誤差を極小にすること
ができる。
本発明の定圧装置は、ソーセージ等の食品の充填だけで
なく、ペースト状の物質を容器に一定ずつ充填する場合
に広く用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の混練物充填用定圧装置を備えた充填装
置の系統図、第2図は本発明の混練物充填用定圧装置の
一部断面正面図である。 符号の説明 h)・・・ホッパー、(2)・・ポンプ、(3)・・・
配管、 (4)−分配管、(5)・・・空気抜弁、 (
6)・充填機、(7)・・定圧装置、 (8)・・貯蔵
用シリンダ、(9)・・フリーピストン、 (10)・
・・空気調圧弁、(II) シリンダカバー、 (12
)・・・吸込み吐出口、(1:0・・・環状磁石、 (14)、(15)・・・磁気近接スイッチ、(18)
・前端部シリンダヘッド、 (19)・通しボルト、 (2o)・・・ピストン、(
21)、(23)、(24)−01J 7 り、(22
I・・・ヒストンロント、(251−・・後端部シリン
ダヘッド、弼・・・圧縮空気導入孔、 (2η、(33)・・圧縮空気ライン、(2帽・・補正
用圧縮空気導入孔、 (29)・・・補正用空気ライン、(イ))・三方電磁
弁、(31□)、(3I2)、川、(81n)・・・三
方電磁弁、(82□)、(322)、−1(82n)・
・・調圧弁。 特許出願人 日伸機械工業株式会社 代理人 弁理士小山義之

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)混練物の圧送用ポンプと混練物充填機とを連結す
    る配管の途中より分岐した管に接続される混練物吸込み
    吐出口を有し、フリーピストンを備えた貯蔵用シリンダ
    と、該貯蔵用シリンダと同一軸線上にこれと緊締した駆
    動用シリンダとからなり、両シリンダのピストン間には
    、駆動用シリンダのピストンに一端を固着され、駆動用
    シリンダの前端部シリンダヘッドを貫通して気密に摺動
    するシリンダロンドを介在せしめ、該駆動用シリンダの
    後端部には圧縮空気導入孔を設け、これを一定圧の圧縮
    空気供給手段に接続し、一方該駆動用シリンダの前端部
    には、補正用圧縮空気導入孔を設け、これを充填機の稼
    動台数に応じた、異なる圧力に調圧された複数の調圧弁
    又は大気中に開放した開口に電磁弁により切換え可能に
    接続すると共に、フリーピストンがシリンダの両端部に
    達した時にこれを検知する検知手段を備えたことを特徴
    とする混練物充填用定圧装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195677U (ja) * 1986-06-02 1987-12-12
JPS63254203A (ja) * 1987-03-19 1988-10-20 フェスト コマンディト ゲゼルシャフト 二重作動シリンダにおけるピストンの制御装置
US7244171B2 (en) 2004-02-10 2007-07-17 Albert Handtmann Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Device and method for producing sausages
CN104585266A (zh) * 2015-01-28 2015-05-06 香志光 一种月饼压塑成型的手持式压模器

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