JPS6034077Y2 - 布帛の処理装置 - Google Patents

布帛の処理装置

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Publication number
JPS6034077Y2
JPS6034077Y2 JP9589083U JP9589083U JPS6034077Y2 JP S6034077 Y2 JPS6034077 Y2 JP S6034077Y2 JP 9589083 U JP9589083 U JP 9589083U JP 9589083 U JP9589083 U JP 9589083U JP S6034077 Y2 JPS6034077 Y2 JP S6034077Y2
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JP
Japan
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fabric
connecting plate
cylindrical portion
guide roller
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP9589083U
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English (en)
Other versions
JPS604592U (ja
Inventor
聡 塩見
Original Assignee
京都機械株式会社
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Publication date
Application filed by 京都機械株式会社 filed Critical 京都機械株式会社
Priority to JP9589083U priority Critical patent/JPS6034077Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、布帛の処理装置に関する。
連続的に移行する布帛を乾燥、熱処理、蒸熱処理などの
目的で加熱するための布帛の処理装置として、各種のも
のが知られている。
一例として、布帛に染料液を含浸したのち、染料を固着
するために使用される熱処理装置の例を簡単に説明する
と、第1図において、熱処理室1に導入される布帛Fは
、あらかじめ染料液が含浸され、中間乾燥機で乾燥され
たものであり、この布帛Fが上下2列に並ぶ多数本のガ
イドローラ2に千鳥掛けされて反対側から導出され、そ
の間に上部風胴3および下部風胴4から吹出される高温
の熱風によって熱処理され、染料の固着が行なわれる。
なお、6は熱風循環用ファン、7は中間風胴、8は仕切
板、9はフィルタ、10は熱交換機である。
しかして、上記のガイドローラ2は、第2図に示すよう
に、円筒部2aの端部にドーナツ形状の連結板2bおよ
び補助板2cを介して短い軸部2dを固着して形成され
、この軸部2dが熱処理室1の保温性の側壁1aに穿設
されている円孔1bから外方へ突出し、この突出部が側
壁1aの外方に設けられている軸受台12上の軸受13
によって回転自在に支持される。
そして、このガイドローラ2が上部列に属するときは、
図示の如くトルクモータ14によってモータブー’J1
4a、Vベルト15、駆動用プーリ16を介して駆動さ
れて布帛Fを引上げ、反対の下部列に属するときは、モ
ータその他の駆動源に連結されることなく、単に布張力
によって消極的に回転されるようになっている。
なお、側壁1aの円孔1bは、この円孔1bからガイド
ローラ2を出入できる大きさに設けられ、この円孔1b
と軸部2dとの間の隙間が内外のカバー17.17、断
熱材18、シールパッキング19.19および締付はボ
ルト20とナツト21によって閉塞される。
しかしながら、上記従来の布帛の処理装置は、ガイドロ
ーラ2の軸部2dが円筒部2aの端部に位置する連結板
2bおよびその若干内方に位置する補助板2cによって
円筒部2aに固定されるので、円筒部2aと軸部2dと
を連結する連結板2bから熱処理室1の側壁1aまでの
距離が短くなり、ガイドローラ2の円筒部2aの表面が
連結板2bおよび軸部2dの伝熱によって冷却され易く
、上記円筒部2aの中央部と端部における表面温度の差
が10°C以上に達し、そのため布帛Fの幅Bが広くて
耳部が円筒部2aの端部付近に接しているときには上記
の温度差によって処理むらが生じ、これを避けようとす
れば布帛Fの幅Bを狭くして布帛Fの耳部と円筒部2a
の端部との距離りを300771771以上にしなけれ
ばならないという欠点があった。
また、円筒部かが布帛Fの張力によって湾曲し、その際
に布帛Fの接触側が凹となるので(第3図参照)、布帛
Fに縦じわが生じていた。
なお、補助板2cを省略し、連結板2bのみによって円
筒部2aと軸部2dとを連結したものも知られているが
、その欠点は第2図の補助板2cがある場合と同様であ
る。
この考案は、ガイドローラ2の円筒部2aにおいて両側
端部付近と中央部との温度差が少なく、円筒部2aのほ
ぼ全幅にわたって布帛Fを接触させても処理むらの生じ
ることがなく、そのため熱処理室の幅を従来よりも狭く
することができ、さらに布帛Fの張力によって円筒部2
aがほとんど)弯曲することがなくて布帛Fに縦じわの
生じることがない布帛の処理装置を提供するものである
すなわちこの考案は、円筒部に軸部が固定されたガイド
ローラを、その軸部が処理室の側壁を貫通して処理室以
外の軸受によって支持されるように設け、これらのガイ
ドローラによって布帛を案内し、この布帛を乾燥、熱処
理または蒸熱処理などの目的で加熱するようにした布帛
の処理装置において、上記ガイドローラの円筒部を軸部
とを、上記円筒部の端部よりも内方に位置する連結板を
介して一体に固定し、この連結板よりも外方の軸部外周
に空間を形成したことを特徴とする布帛の処理装置であ
る。
以下にこの考案の実施例を第4図によって説明する。
この実施例は、円筒部2aに、左右の側壁1a、1aに
またがり、これらを貫通する長さを有する1本の長い軸
部2dを挿通し、上記の円筒部2aおよび軸部2dを、
円筒部2aの端部から内方に位置する連結板2bを介し
て固定してガイドローラ2を形成したものである。
上記の構造において、連結板2bが円筒部2aの端部よ
りも内方に位置しているので、熱処理室1の側壁1aの
外周ど連結板2bとの距離が従来よりも長くなり、連結
板2bよりも外方の軸部2dの周囲に断熱用の空間が形
成され、そのため円筒部2aの熱の放散が少なくなり、
円筒部2aの温度低下が減少する。
実験によれば、循環熱風の温度が190〜210℃であ
り、連結板2bが円筒部2aの端部から200rrrm
以上内方に位置している場合は、上記端部から5−以内
の部分の温度と中央部との温度差が2℃以下となるので
、染料固着のための熱処理を支障な〈実施することがで
きる。
したがって、処理むらを防止するためには、円筒部2a
の端部と布帛Fの耳部との距離りを、従来は300mm
以上に設定しなければならなかったのが、5orrrI
nに短縮される。
換言すれば、従来よりも幅が左右片側で25−1両側合
計で50−広い布帛Fを処理することができる。
また、第5図に示すように、円筒部2aの端部と連結板
2bとの間の部分にも布帛Fが接し、円筒部2aを従来
の反対方向に湾曲させる作用をするので、縦じわの発生
が防止される。
上記の実施例において、第6図に示すように、左右の短
い2本の軸部2dを連結板2bおよび該連結板2bより
も内方の補助板2cによって固定し、左右の軸部2d、
2dを分離してもよい。
また、連結板2bおよび補助板2cの形状は、単なるド
ーナツ状のものでなくてもよく、円筒部2aと軸部2d
との連結できるものであれば任意の形状に変形すること
ができる。
以上に説明したようにこの考案は、ガイドローラの円筒
部と軸部とを、円筒部の端部よりも内方に位置する連結
板によって一体化したものであるから、円筒部の端部側
から軸部を介して外方へ放散される熱量が減少し、円筒
部の表面温度が均一になり、処理むらが防止され、その
ため従来よりも広幅の布帛を処理するか、または処理装
置の幅を従来よりも狭くすることができ、更に布帛の縦
じわを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は布帛の熱処理装置の垂直切断側面図、第2図は
従来のガイドローラの縦断面図、第3図は第2図の使用
状態の縦断面図、第4図はこの考案の実施例の縦断面図
、第5図は第4図の使用状態の縦断面図、第6図は変形
例の縦断面図である。 F・・・・・・布帛、1・・・・・・熱処理室、1a・
・・・・・側板、2・・・・・・ガイドローラ、2a・
・・・・・円筒部、2b・・・・・・連結板、2c・・
・・・・補助板、2d・・・・・・軸部、13・・・・
・・軸受。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 円筒部に軸部が固定されたガイドローラを、そ
    の軸部が処理室の側壁を貫通して処理室外方の軸受によ
    って支持されるように設け、これらのガイドローラによ
    って布帛を案内し、この布帛を乾燥、熱処理または蒸熱
    処理などの目的で加熱するようにした布帛の処理装置に
    おいて、上記ガイドローラの円筒部と軸部とを、上記円
    筒部の端部よりも内方に位置する連結板を介して一体に
    固定腰この連結板よりも外方の軸部外周に空間を形成し
    たことを特徴とする布帛の処理装置。 〔2〕 連結板がガイドローラの円筒部の端部から少な
    くとも200m内方の位置に設けられた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の布帛の処理装置。 〔3〕 ガイドローラの軸部が円筒部を貫通する長さに
    形成されている実用新案登録請求の範囲第1項記載の布
    帛の処理装置。 〔4〕 ガイドローラの軸部が円筒部の中央で左右に分
    離するように短く形成され、円筒部の両側端に連結板と
    該連結板よりも若干内方の補助板とによって固定される
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の布帛
    の処理装置。
JP9589083U 1983-06-21 1983-06-21 布帛の処理装置 Expired JPS6034077Y2 (ja)

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JP9589083U JPS6034077Y2 (ja) 1983-06-21 1983-06-21 布帛の処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS604592U JPS604592U (ja) 1985-01-14
JPS6034077Y2 true JPS6034077Y2 (ja) 1985-10-09

Family

ID=30228779

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JP (1) JPS6034077Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101964712B1 (ko) * 2018-07-06 2019-04-02 클래드코리아포항 주식회사 콘형 클램프 기반 이동식 스풀제작시스템
KR101964711B1 (ko) * 2018-07-06 2019-04-02 클래드코리아포항 주식회사 콘형 클램프 기반 고정식 스풀제작시스템
KR101976708B1 (ko) * 2018-07-06 2019-05-09 클래드코리아포항 주식회사 콘형 배관 클램핑장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101964712B1 (ko) * 2018-07-06 2019-04-02 클래드코리아포항 주식회사 콘형 클램프 기반 이동식 스풀제작시스템
KR101964711B1 (ko) * 2018-07-06 2019-04-02 클래드코리아포항 주식회사 콘형 클램프 기반 고정식 스풀제작시스템
KR101976708B1 (ko) * 2018-07-06 2019-05-09 클래드코리아포항 주식회사 콘형 배관 클램핑장치

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JPS604592U (ja) 1985-01-14

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