JPS6034036B2 - 温度式膨張弁 - Google Patents

温度式膨張弁

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Publication number
JPS6034036B2
JPS6034036B2 JP54061492A JP6149279A JPS6034036B2 JP S6034036 B2 JPS6034036 B2 JP S6034036B2 JP 54061492 A JP54061492 A JP 54061492A JP 6149279 A JP6149279 A JP 6149279A JP S6034036 B2 JPS6034036 B2 JP S6034036B2
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JP
Japan
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bellows
temperature
valve
piston
superheat
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Expired
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JP54061492A
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JPS55155976A (en
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守男 金子
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は蒸発温度が所定のときの過熱度に対する弁開
度を蒸発温度が所定より低温の場合の同一過熱度に対し
、所定の弁開度が得られるように弁開度を補償する機構
を有する温度式膨張弁に関するものである。
周知の如く温度式膨張弁は冷凍サイクルに於ける蒸発器
出口側冷媒温度に相当する封入冷媒の飽和蒸気圧(P,
)と蒸発圧力(P2)との圧力差△P×ダイアフラム受
圧面積(c)と調整1まねの弾力で設定される設定過熱
度(P3)と比較し△P×C<P3のとき弁開、△P×
C>P3のとき弁開として弁を動作させ、冷嬢の供艶絵
を蒸発器に対して行うものである。
上記弁を開閉する力は冷煤ガス特性曲線に沿って行われ
、温度によって変化する。
例えばR−22を例として説明すると第5図に於て、イ
はR−22飽和曲線、口は静止過熱度(S.S.H)曲
線の一例とすると0℃に於ける過熱度変化弦egに対す
る圧力変化は0.8k9/仇に対し、一20qoに於け
る同一過熱度変化Wegに対する圧力変化は0.5k9
/めであり、即ち低温になると同一過熱度に対する作動
圧力は高温のときに比し小さくなり同一の弁関度を得る
ためには低温度になる程必要な過熱度変化を大としなけ
ればならない。このことは膨張弁に於ては低温使用時に
於ては弁の感度が悪くなることとなるので所定の高温使
用を標準とし、標準より低温の場合には弁の関度を補償
する機構を有し、低温に於ける標準時と同一過熱度に対
しては標準時と同一の弁関度を得る如くした温度式膨張
弁を提供せんとするものである。以下図示実施例に基づ
き本発明を説明する。
第1図は本発明膨張弁の断面図を示し第2図は第1図の
平面図、第3図は第1図要部の拡大図を示したもので、
本実施例に於ては外部均圧型膨張弁の場合について述べ
る。弁本体15には袷媒流入管1と同流出管2を有し、
両管を叢適する蓮通孔15aが弁本体内に穿談されてお
り、後述するピストン16及びピストン内に挿設するニ
ードル弁25によって上記連通孔15aを開閉する如く
構成している。
ピストン外周面は弁本体内室に沿って摺動自在に設けら
れ、弁本体頭部に螺合固着する下蓋10と下蓋に彼着す
る上蓋9と、上下蓋間に挟着され周緑を固着するダイア
フラム8と、ダイアフラム8の下面に当援する当金7と
、ダイアフラム上面空間6に感温部5の封入ガス温度に
相当するガス圧力を導入する細管4が設けられており、
当金7と前記ピストン16の肩部との間にはダイアフラ
ム8の動作をピストン16に伝える連結棒12が介設さ
れており、連結棒12の弁本体貫通部はパッキン13で
軸封されている。ダイアフラム下面の空間14には蒸発
器出口の冷煤圧力を導入する外部均圧管3が閉口してい
る。ピストン16の下端面には上ばね受27が鉄着され
、ピストン16にかしめ付されている。弁本体15の下
端には過熱度調整ばね29の弾力を調整する調整ビス3
1が弁本体に螺合し、パッキン32で軸封されており、
調整ビス31の頭部には球体21を介して下ばね受20
が設けられ、上ばね受27と下ばね受20との間には前
記調整ばね29が介設されている。ピストン16は凸字
状に形成され上部突出部16aにはピストン内外を導通
する導孔16bが穿設されている。ピストン内部には、
ベローズ17が収容され、ベローズ下端面には下蓋26
がろう付等で固着され、下蓋26の中心縮蚤部26aは
前記上ばね受27を摺動自在に貫通して上ばね受外に突
出し、突出端部26bには、補償ねじ19を螺合するね
じを刻設し、ベローズ内に液体を外部から封入する封入
孔26cを貫通して設けている。べローズ上端面には、
前記導孔16bに沿って損勤する摺動部25aと摺動部
25aの上方への摺動をピストンに係止して制止する制
止片25bを有するニードル弁25が制止片25bの下
端面と、ろう付等で固着して設けられ、摺動部25aの
先端は円錐状の傾斜面に形成され、前記制止片25bが
ピストンに当接した場合、前記額斜面の基部と突出部1
6aの先端面と一致する如く設定している。
又ピストン16の肩部には流出管内の冷媒二次側圧力及
び温度をピストン内に導入し、ベローズ外面に作用せし
める導入孔16cが設けられており、ベローズ下蓋26
と上ばね受27との間にはべローズ17を常時上方へ付
勢するばね18が設けられている。
べローズ17内へは、前記べローズ下蓋26の貫通封入
孔26cから常温下で凝固点の低い液体例えばキシレン
等を封入する。
この場合例えば、蒸発温度0℃を前記標準温度とする場
合には、常温で液体をべロ−ズに封入後べ。ーズ及びピ
ストン組立体を標準温度0℃に冷却保持し、そのときの
下蓋突出端部26bと上ばね受27の相対位置に於て、
補償ねじ19の螺合を調節し補償ねじの上端面fと上ば
ね受27の下端面eを接触させる位置で固定するもので
ある。この状態に於てはべローズ17はばね18の付勢
によりニードル弁制止片25bはピストンと当俵し、前
記の如くニ−ドル弁先端基部とピストン突出部16aの
先端面が一致した位置となっている。次にその作用につ
いて説明する。
蒸発温度(図中流出管2内温度)が標準温度以上のとき
は、ベローズ内の液体は体積膨張してべローズはばね1
8に抗し下方へ膨出し突出端部26bの補償ねじ19は
上ばね受27から離隔した位置を占めるが、ニードル弁
25とピストン16は一体的となって過熱度変化によっ
て動作し蓮通孔15aを開閉する。蒸発温度が標準温度
のときは上記の如く補償ねじ19は上ばね受27と接触
した状態でニードル弁とピストンは一体的となって過熱
度変化によって動作し、蓮通孔15aを開閉する。
次に蒸発温度が標準温度以下になると、ベローズ内の液
体体積は標準温度時の体積に比し収縮し、下蓋26が補
償ねじ19で上ばね受26に当接制止されているので、
ニードル弁25を下方に引下げ、制止片25bがピスト
ンから離隔し、摺動部25aの先端が下降して流路を拡
大する状態(第4図点線で示した位置)となり、弁の開
閉に作動する作動圧力の低下を補償する。
この状態に於て過熱度変化によってピストン及びニード
ル弁が動作し、蒸発温度の下降に比例してニードル弁が
下降して流路を補償するので蒸発温度が標準温度より低
下しても、標準温度に於ける同一過熱度に対する弁関度
を保持できるものである。
以上のように、本発明は蒸発温度の低下による弁作動圧
力の低下を補償し、常に標準時と同一の流量が得られ、
従来の温度式膨張弁の欠点を補う効果をもたらすもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例の断面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は第1図要部の部分拡大断面図、第4図はニ
ードル弁の動作を示す断面図、第5図はR−22の飽和
蒸気圧曲線と静止過熱度曲線を示したものである。 1・・・冷煤流入管、2・・・同流出管、3・・・外部
均圧管、4…細菅、5・・・感温部、7・・・当金、8
・・・ダイアフラム、9・・・上蓋、10・・・下蓋、
12・・・連結棒、15・・・弁本体、16・・・ピス
トン、17・・・ベローズ、18・・・ばね、19…補
償ねじ、20・・・下ばね受、21・・・球体、25・
・・ニードル弁、26・・・ベローズ下蓋、27・・・
上ばね受、29・・・調整ばね。 第1図第2図 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発生する過熱度を設定過熱度と比較してピストン弁
    の弁開度を調整する温度式膨張弁に於て、二次側冷媒温
    度によつて体積変化する液体を封入したベローズを上記
    ピストン弁内に設け、上記ベローズを常に上方へ付勢す
    るばねを設けると共に、上記二次側冷媒の設定温度に対
    するベローズ位置を設定し、二次側冷媒温度が該設定温
    度を超えて低下したときベローズの上方への収縮を係止
    するねじ手段と、二次側冷媒温度が設定温度以上のとき
    ベローズの上方への膨出を係止し、また設定温度を超え
    て低下したときベローズの下方への収縮に伴い、上記ピ
    ストン弁の弁開度範囲に於て冷媒流路を拡大する如く、
    ピストン弁に沿つて移動するニードル弁を、それぞれ前
    記ベローズの下端面並びに上端面に固着し、それぞれ外
    方へ突出して設けてなる温度式膨張弁。
JP54061492A 1979-05-21 1979-05-21 温度式膨張弁 Expired JPS6034036B2 (ja)

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JP54061492A JPS6034036B2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 温度式膨張弁

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JPS55155976A JPS55155976A (en) 1980-12-04
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CN102466377B (zh) * 2010-11-18 2014-10-29 浙江三花股份有限公司 一种膨胀阀
JP6516696B2 (ja) * 2016-03-01 2019-05-22 株式会社鷺宮製作所 容量調整弁

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