JPS6033981B2 - ガスタ−ビンエンジンの圧縮機 - Google Patents
ガスタ−ビンエンジンの圧縮機Info
- Publication number
- JPS6033981B2 JPS6033981B2 JP57048105A JP4810582A JPS6033981B2 JP S6033981 B2 JPS6033981 B2 JP S6033981B2 JP 57048105 A JP57048105 A JP 57048105A JP 4810582 A JP4810582 A JP 4810582A JP S6033981 B2 JPS6033981 B2 JP S6033981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum alloy
- alloy plate
- casing
- compressor
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D21/00—Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for
- F01D21/04—Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position
- F01D21/045—Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position special arrangements in stators or in rotors dealing with breaking-off of part of rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/04—Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants
- F02C7/05—Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants having provisions for obviating the penetration of damaging objects or particles
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M15/00—Testing of engines
- G01M15/14—Testing gas-turbine engines or jet-propulsion engines
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M7/00—Vibration-testing of structures; Shock-testing of structures
- G01M7/08—Shock-testing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は異物の吸込みにより生ずる損傷に対する耐性が
優れたガスタービンェンジンに関する。
優れたガスタービンェンジンに関する。
ガスタービンェンジンは異物の吸込みにより生ずる損傷
を特に受け易い。ガスタービンェンジンが通常吸込む異
物は色々であるがほとんどの損傷をいよいよ生ずるもの
は小形で硬い破壊しない物である。それらは小石、砂、
またはエンジンや周囲の構造物から遊離したナット、ボ
ルト、リベット、シールなどである。これらの異物はエ
ンジン圧縮機の各段を通過して、下流のより4・形の圧
縮翼に当るにつれて損傷を増大する傾向がある。異物が
圧縮機翼の部分を被断すると、こんどはその断片が他の
圧縮機翼に損傷を与えて、損傷はさらに拡がることがあ
り得る。小型で硬い異物を吸込むことにより生ずる損傷
に対する耐性が優れているガスタービンェンジンを与え
ることが本発明の一つの目的である。
を特に受け易い。ガスタービンェンジンが通常吸込む異
物は色々であるがほとんどの損傷をいよいよ生ずるもの
は小形で硬い破壊しない物である。それらは小石、砂、
またはエンジンや周囲の構造物から遊離したナット、ボ
ルト、リベット、シールなどである。これらの異物はエ
ンジン圧縮機の各段を通過して、下流のより4・形の圧
縮翼に当るにつれて損傷を増大する傾向がある。異物が
圧縮機翼の部分を被断すると、こんどはその断片が他の
圧縮機翼に損傷を与えて、損傷はさらに拡がることがあ
り得る。小型で硬い異物を吸込むことにより生ずる損傷
に対する耐性が優れているガスタービンェンジンを与え
ることが本発明の一つの目的である。
本発明は「ケーシングと該ケーシングに包囲された多数
の静翼および動翼と、上記ケーシングの内壁の少なくと
も一部を覆うように取りつけられ少くとも上記動翼を包
囲するラィニングとから成る、ガスタービンェンジンの
圧縮機において「上記ラィニングは〜エンジンに吸込ま
れた硬い小異物が貫通し得る連続したアルミニウム合金
板とト上記ケーシングの内壁に取りつけられ上記アルミ
ニウム合金板を上言己ケーシングの内壁から間隔を置く
ように直援支持する支持装置と、上記アルミニウム合金
板の片側の面に接着され上記動翼により摩滅可能であっ
て該勤翼と協働して上記アルミニウム合金板と勤翼との
間を封止するェラストマ材層とから成り〜上記支持装置
とェラストマ材層とがそれぞれ上記アルミニウム合金板
の反対側に設置され「上記ェラストマ材層およびアルミ
ニウム合金板は「 エンジンに吸込まれて衝突した硬い
小異物を該ェラストマ材層およびアルミニウム合金板に
貫通させ、かつ減速させる総合厚さを有し、上記支持装
涜は〜上記ェラストマ材層およびアルミニウム合金板を
貫通した上記小異物を補足し保持する形状を有している
ことを特徴とする。以下に添付図面を参照しつつ「実施
例を用いて本発明を記載する。第1図において「全体を
1鰭で表わされるガスタービンェンジンは鞄方向の流れ
の順に「圧縮機亀亀、熱競器亀2「圧縮機竜9を駆動す
るように連結されたタービン軍3および排気ノズル軍亀
を有する。
の静翼および動翼と、上記ケーシングの内壁の少なくと
も一部を覆うように取りつけられ少くとも上記動翼を包
囲するラィニングとから成る、ガスタービンェンジンの
圧縮機において「上記ラィニングは〜エンジンに吸込ま
れた硬い小異物が貫通し得る連続したアルミニウム合金
板とト上記ケーシングの内壁に取りつけられ上記アルミ
ニウム合金板を上言己ケーシングの内壁から間隔を置く
ように直援支持する支持装置と、上記アルミニウム合金
板の片側の面に接着され上記動翼により摩滅可能であっ
て該勤翼と協働して上記アルミニウム合金板と勤翼との
間を封止するェラストマ材層とから成り〜上記支持装置
とェラストマ材層とがそれぞれ上記アルミニウム合金板
の反対側に設置され「上記ェラストマ材層およびアルミ
ニウム合金板は「 エンジンに吸込まれて衝突した硬い
小異物を該ェラストマ材層およびアルミニウム合金板に
貫通させ、かつ減速させる総合厚さを有し、上記支持装
涜は〜上記ェラストマ材層およびアルミニウム合金板を
貫通した上記小異物を補足し保持する形状を有している
ことを特徴とする。以下に添付図面を参照しつつ「実施
例を用いて本発明を記載する。第1図において「全体を
1鰭で表わされるガスタービンェンジンは鞄方向の流れ
の順に「圧縮機亀亀、熱競器亀2「圧縮機竜9を駆動す
るように連結されたタービン軍3および排気ノズル軍亀
を有する。
エンジンIQの機能は在来通りである。すなわち「圧縮
機に入る空気はそれぞれ交互に配置された勤翼亀亀aと
静翼11bとの還状列により圧縮されてから熱焼器12
に入る。そこで空気は燃料と混合され、濠合気は燃焼し
て排気を生じ、これがタービン軍3を駆動した後、排気
ノズル1鶴を通って大気中に排出される。圧縮機重富に
入る空気は時に小石、ナット、ボルト等のように4・形
の硬い異物を搬送し、これらが通常圧縮機首1の中の第
1段または第2段の動翼亀laに衝突する。
機に入る空気はそれぞれ交互に配置された勤翼亀亀aと
静翼11bとの還状列により圧縮されてから熱焼器12
に入る。そこで空気は燃料と混合され、濠合気は燃焼し
て排気を生じ、これがタービン軍3を駆動した後、排気
ノズル1鶴を通って大気中に排出される。圧縮機重富に
入る空気は時に小石、ナット、ボルト等のように4・形
の硬い異物を搬送し、これらが通常圧縮機首1の中の第
1段または第2段の動翼亀laに衝突する。
それらはつぎに圧縮機ケーシング16の内壁軍5に衝突
してから圧縮機11のさらに下流へと進み〜その進行に
従って損傷を増大しようとする。しかし、圧縮機ケーシ
ング18の内壁亀裏の勤翼を囲む部分にはラィニング1
7が設けられており、このラィニングは異物が衝突した
時に異物を捕捉して保持し〜それにより異物がそれ以上
のエンジン損傷を生じさせないようにされている。第2
図に細部が示されるラィニング1れま片側にシIJコン
ゴムー9を「反対側にハニカム構造材28を接着させた
アルミ合金の連続板官8から成る。
してから圧縮機11のさらに下流へと進み〜その進行に
従って損傷を増大しようとする。しかし、圧縮機ケーシ
ング18の内壁亀裏の勤翼を囲む部分にはラィニング1
7が設けられており、このラィニングは異物が衝突した
時に異物を捕捉して保持し〜それにより異物がそれ以上
のエンジン損傷を生じさせないようにされている。第2
図に細部が示されるラィニング1れま片側にシIJコン
ゴムー9を「反対側にハニカム構造材28を接着させた
アルミ合金の連続板官8から成る。
ハニカム機造材2Wま板亀8のための支持を与え、圧縮
機ケーシングー翁の内壁軍5に取付けられて「板富蟹と
圧縮機ケーシング富6とが相互に糠臆されるようになっ
ていた。シリコンゴム層19は、他の粒状材を代りに用
も、ることもできるが〜中空のシリカ球状微粒子を多数
「中に配合されている。
機ケーシングー翁の内壁軍5に取付けられて「板富蟹と
圧縮機ケーシング富6とが相互に糠臆されるようになっ
ていた。シリコンゴム層19は、他の粒状材を代りに用
も、ることもできるが〜中空のシリカ球状微粒子を多数
「中に配合されている。
この充填されたシリコンゴム層亀飢ま二重の機能を果す
。先ず「 この層は圧縮機動翼亀laの翼端に隣接して
いるから摩滅皮膜の役目を果す。すなわち、運転中に動
翼軍包a翼端が層亀gとの間に小さなすき間を画成する
迄「層亀舞をすりへらしそれにより勤翼亀富aの翼端と
屑竃9との間の空気の漏れをできるたけだけ少〈する。
このような摩滅皮膜それ自体はガスタービンェンジン圧
縮機の構造では公知である。層19の第2の機能はそれ
に衝突した小形の硬い異物の速度を減速させることであ
る。しかし層首9は異物を減速させるがトそれでもやは
り異物が貫通し「その後で金属板竃8に衝突するような
厚さを層19は有している。金属板18の厚さも同機に
「いっそう異物の速度を減ずるが、やはり異物に貫通さ
れるように選択されている。このように、充填されたシ
リコンゴム層19とアルミ合金板18は協働してそれら
に衝突した異物の速度を減速させる。層富gと板18を
通過した後、異物はステンレス鋼のハニカム構造材20
と圧縮機ケーシング16の壁とに出合う。
。先ず「 この層は圧縮機動翼亀laの翼端に隣接して
いるから摩滅皮膜の役目を果す。すなわち、運転中に動
翼軍包a翼端が層亀gとの間に小さなすき間を画成する
迄「層亀舞をすりへらしそれにより勤翼亀富aの翼端と
屑竃9との間の空気の漏れをできるたけだけ少〈する。
このような摩滅皮膜それ自体はガスタービンェンジン圧
縮機の構造では公知である。層19の第2の機能はそれ
に衝突した小形の硬い異物の速度を減速させることであ
る。しかし層首9は異物を減速させるがトそれでもやは
り異物が貫通し「その後で金属板竃8に衝突するような
厚さを層19は有している。金属板18の厚さも同機に
「いっそう異物の速度を減ずるが、やはり異物に貫通さ
れるように選択されている。このように、充填されたシ
リコンゴム層19とアルミ合金板18は協働してそれら
に衝突した異物の速度を減速させる。層富gと板18を
通過した後、異物はステンレス鋼のハニカム構造材20
と圧縮機ケーシング16の壁とに出合う。
異物がこの点に達した時までに「その速度はケーシング
16を貫通しない程度に充分減速されている。むしろ異
物はケーシング16と板18との間で跳ね返り続けるう
ちに速度がハネカム構造材20のあなの壁によりさらに
減速されて、最後にハニカム構造材20の中で静止する
に到る。このようにハニカム構造材2川ま異物を捕捉し
て保持し、圧縮機16の中でそれ以上の損傷が生じない
ようにする。異物を捕捉し保持するラィニング17の有
効性が第3図に示される装置を用いて調査された。
16を貫通しない程度に充分減速されている。むしろ異
物はケーシング16と板18との間で跳ね返り続けるう
ちに速度がハネカム構造材20のあなの壁によりさらに
減速されて、最後にハニカム構造材20の中で静止する
に到る。このようにハニカム構造材2川ま異物を捕捉し
て保持し、圧縮機16の中でそれ以上の損傷が生じない
ようにする。異物を捕捉し保持するラィニング17の有
効性が第3図に示される装置を用いて調査された。
全体を21で表わされた装置はケーシング26の中に囲
まれた典型的なガスタービンェンジン圧縮機の最初の2
段を含むビット22を有する。より具体的には、第1段
および第2段の動翼23,24とその間に介在する1段
の静翼25とがビットに入っている。勤翼23,24の
各段は第2図に示されるラィニング17に構造的に匹適
するラィニング27により囲まれている。
まれた典型的なガスタービンェンジン圧縮機の最初の2
段を含むビット22を有する。より具体的には、第1段
および第2段の動翼23,24とその間に介在する1段
の静翼25とがビットに入っている。勤翼23,24の
各段は第2図に示されるラィニング17に構造的に匹適
するラィニング27により囲まれている。
ラィニング27は厚さ0.254肌(0.01in)の
アルミ合金板と、厚さ5.08肌(0.2n)で中に中
空のシリカ粒状微粒子を散在させたシリコンゴム層と、
12.5柳(0.5in)平方の網目で高さ12.5側
(0.5jn)のステンレス鋼ハニカム構造材とから成
る。ステンレス鋼ハニカム構造材はケーシング26に取
付けられている。シリンゴムはダゥコーニング社(Do
wCorningCorp)の製品、93一11嶺蚤で
ある。ビット22はカバー27を備え、空気燈乱を除く
ために真空にされている。
アルミ合金板と、厚さ5.08肌(0.2n)で中に中
空のシリカ粒状微粒子を散在させたシリコンゴム層と、
12.5柳(0.5in)平方の網目で高さ12.5側
(0.5jn)のステンレス鋼ハニカム構造材とから成
る。ステンレス鋼ハニカム構造材はケーシング26に取
付けられている。シリンゴムはダゥコーニング社(Do
wCorningCorp)の製品、93一11嶺蚤で
ある。ビット22はカバー27を備え、空気燈乱を除く
ために真空にされている。
圧縮空気作動の銃28がビットカバー27に貫入し、第
1段動翼23に弾丸を発射するようにされている。各弾
丸は直径6.35肋(0.25in)、長さ7.62柳
(0.3jn)、重さ1.9夕(グラム)の鋼塊である
。試験では、勤翼23,24は外部動力源(図示せず)
により700仇pmで駆動された。
1段動翼23に弾丸を発射するようにされている。各弾
丸は直径6.35肋(0.25in)、長さ7.62柳
(0.3jn)、重さ1.9夕(グラム)の鋼塊である
。試験では、勤翼23,24は外部動力源(図示せず)
により700仇pmで駆動された。
そして種々の半径方向位置(動翼段23,24の回転軸
線に対して)にて、種々の速度で弾丸が発射された。実
際の半径方向位置と弾丸速度は下表の通りである。航空
機搭載のガスタービンェンジンに異物が吸込まれるため
に、表中の範囲の試験条件が選ばれた。
線に対して)にて、種々の速度で弾丸が発射された。実
際の半径方向位置と弾丸速度は下表の通りである。航空
機搭載のガスタービンェンジンに異物が吸込まれるため
に、表中の範囲の試験条件が選ばれた。
選ばれた2つの弾丸速度のうち15.2の′sec(5
批t′sec)は地上走行または着陸の際、滑走路から
拾うくずの速度を表わし「4.5m′sec(150f
Vsec)は離陸中に吸込まれるくずの速度を表わす。
全部で2針固の同形の弾丸が動翼段23に発射された。
批t′sec)は地上走行または着陸の際、滑走路から
拾うくずの速度を表わし「4.5m′sec(150f
Vsec)は離陸中に吸込まれるくずの速度を表わす。
全部で2針固の同形の弾丸が動翼段23に発射された。
柵固の弾丸が動翼弾段23から上方へ跳返えされて、吸
込まれなかった。残りの吸込まれた弾丸のうち9個は第
1段動翼23を囲むラィニング26により捕捉され保持
された。また2個は第2段動翼24を囲むラィニング2
6により捕捉、保持され、1個は第1段、第2段ともに
通過してビット22の底で発見され、残りの1個は不明
であった。従って全体の効率として、50%の弾丸は吸
込まれず、85%の弾丸は第1段動翼23を通過せず、
92%の弾丸は第2段動翼24を通過しなかった。
込まれなかった。残りの吸込まれた弾丸のうち9個は第
1段動翼23を囲むラィニング26により捕捉され保持
された。また2個は第2段動翼24を囲むラィニング2
6により捕捉、保持され、1個は第1段、第2段ともに
通過してビット22の底で発見され、残りの1個は不明
であった。従って全体の効率として、50%の弾丸は吸
込まれず、85%の弾丸は第1段動翼23を通過せず、
92%の弾丸は第2段動翼24を通過しなかった。
また吸込まれた弾丸のみを考慮すると、全弾丸中69%
が第1段勤翼23を通過せず、85%が第2段勤翼を通
過しなかった。本発明は動翼段のみを取囲むラィニング
17について記載されているけれども、実際には小形の
硬い異物を捕捉し保持できることのできる他の位置にも
ラィニング17を配置することができる。さらに、摩滅
皮膜として、充填シリコンゴム層19を使うことができ
るが、状況によって好ましくないこともある。好ましく
ない場合には、異物速度を捕捉減速するように、充填シ
リコンゴム層19の上にさらに板18に似たアルミ合金
板を配置することができる。
が第1段勤翼23を通過せず、85%が第2段勤翼を通
過しなかった。本発明は動翼段のみを取囲むラィニング
17について記載されているけれども、実際には小形の
硬い異物を捕捉し保持できることのできる他の位置にも
ラィニング17を配置することができる。さらに、摩滅
皮膜として、充填シリコンゴム層19を使うことができ
るが、状況によって好ましくないこともある。好ましく
ない場合には、異物速度を捕捉減速するように、充填シ
リコンゴム層19の上にさらに板18に似たアルミ合金
板を配置することができる。
第1図は本発明によるガスタービンェンジンの部分的に
断面を示す側面部。 第2図は第1図に示すガスタービンェンジンの一部分の
拡大図。第3図は本発明による装置の有効性を試験する
ために用いた装置の断面の側面線図。11a・・…・動
翼、11b・・・・・・静翼、15・・・・・・ケーシ
ングの内壁、16……ケーシング、18……アルミニウ
ム合金板、19…・・・ェラストマ材層、20・・…・
支持装置(ハニカム構造材)。 F′197・F′・9.2. F′913.
断面を示す側面部。 第2図は第1図に示すガスタービンェンジンの一部分の
拡大図。第3図は本発明による装置の有効性を試験する
ために用いた装置の断面の側面線図。11a・・…・動
翼、11b・・・・・・静翼、15・・・・・・ケーシ
ングの内壁、16……ケーシング、18……アルミニウ
ム合金板、19…・・・ェラストマ材層、20・・…・
支持装置(ハニカム構造材)。 F′197・F′・9.2. F′913.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケーシングと該ケーシングに包囲された多数の静翼
および動翼と、上記ケーシングの内壁の少くとも一部を
覆うように取りつけられ少くとも上記動翼を包囲するラ
イニングとから成る、ガスタービンエンジンの圧縮機に
おいて、上記ライニングは、エンジンに吸込まれた硬い
小異物が貫通し得る連続したアルミニウム合金板と、上
記ケーシングの内壁に取りつけられ上記アルミニウム合
金板を上記ケーシングの内壁から間隔を置くように直接
支持する支持装置と、上記アルミニウム合金板の片側の
面に接着され上記動翼により摩滅可能であつて該動翼と
協働して上記アルミニウム合金板と動翼との間を封止す
るエラストマ材層とから成り、上記支持装置とエラスト
マ材層とがそれぞれ上記アルミニウム合金板の反対側に
配置され、上記エラストマ材層およびアルミニウム合金
板は、エンジンに吸込まれて衝突した硬い小異物を該エ
ラストマ材層およびアルミニウム合金板に貫通させ、か
つ、減速させる総合厚さを有し、上記支持装置は、上記
エラストマ材層およびアルミニウム合金板を貫通した上
記小異物を捕捉し保持する形状を有していることを特徴
とする、ガスタービンエンジンの圧縮器。 2 多数の組合された粒子が上記エラストマ材の中に分
散されている特許請求の範囲第1項の圧縮機。 3 上記の粒子が中空のガラスの球状微粒子である特許
請求の範囲第2項の圧縮機。 4 上記支持装置がハニカム構造材である特許請求の範
囲第1項の圧縮機。 5 上記ハニカム構造材が金属製である特許請求の範囲
第4項の圧縮機。 6 上記エラストマ材がシリコンゴムである特許請求の
範囲第1項又は第3項の圧縮機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8109286A GB2095749B (en) | 1981-03-25 | 1981-03-25 | Gas turbine engine having improved resistance for foreign object ingestion damage |
GB8109286 | 1981-03-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57171033A JPS57171033A (en) | 1982-10-21 |
JPS6033981B2 true JPS6033981B2 (ja) | 1985-08-06 |
Family
ID=10520632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57048105A Expired JPS6033981B2 (ja) | 1981-03-25 | 1982-03-25 | ガスタ−ビンエンジンの圧縮機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4666371A (ja) |
JP (1) | JPS6033981B2 (ja) |
DE (1) | DE3209960C2 (ja) |
FR (1) | FR2502696A1 (ja) |
GB (1) | GB2095749B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101426403B1 (ko) * | 2012-09-28 | 2014-08-07 | 한국전력공사 | 보일러 튜브의 스케일 제거 방법 |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2225587B (en) * | 1988-10-29 | 1992-07-15 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Interior material for fan case of turbo-fan engine |
DE4223496A1 (de) * | 1992-07-17 | 1994-01-20 | Asea Brown Boveri | Vorrichtung zum Reduzieren der kinetischen Energie von berstenden Teilen |
US5447411A (en) * | 1993-06-10 | 1995-09-05 | Martin Marietta Corporation | Light weight fan blade containment system |
DE4329014C1 (de) * | 1993-08-28 | 1995-01-05 | Mtu Muenchen Gmbh | Rotorgehäuse, insbesondere Gehäuse für Turbotriebwerke |
US5472315A (en) * | 1993-11-09 | 1995-12-05 | Sundstrand Corporation | Abradable coating in a gas turbine engine |
CA2166852A1 (en) * | 1995-01-17 | 1996-07-18 | Donnie Ray Juen | Organosiloxane compositions yielding machinable erosion resistant elastomers |
GB2303596A (en) * | 1995-07-20 | 1997-02-26 | Rolls Royce Plc | Gas turbine engine containment barrier |
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