JPS6033980A - コンクリ−ト打固め用バイブレ−タ装置の制御回路 - Google Patents

コンクリ−ト打固め用バイブレ−タ装置の制御回路

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JPS6033980A
JPS6033980A JP58142513A JP14251383A JPS6033980A JP S6033980 A JPS6033980 A JP S6033980A JP 58142513 A JP58142513 A JP 58142513A JP 14251383 A JP14251383 A JP 14251383A JP S6033980 A JPS6033980 A JP S6033980A
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斉藤 圀守
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OOSAKI KENSETSU KK
OSAKI KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコンクリート打固め用バイブレータ装置の制
御回路に関するものである。
コンクリートの打固めに際して品質のよい仕上りとする
ためには加振作業が必要である。そしてスランプ値の異
なる生コンクリートに対しては、そのスランプ値に応じ
て振動周期、振動振幅および加振時間の各値を最適の組
合わせに選定すると加振効果が増大して一層品質の良い
仕上りが得られる。これに対処して本件出願人は昭和5
8年7月29日付提出の別途の特許出願で開示したよう
に「コンクリート打固め用バイブレータ装置」の発明を
した。この発明を第1図を用いて説明すると、図中符号
(1)は外殻体で有底筒状に形成され、その内周面下方
部に円錐面(1a)が形成されている。Ulは振幅制御
装置で円筒状ケース体(2)にソレノイドSQLが内装
され、このソレノイドSQLに磁性体部(3a)を備え
た可変長軸(3)が挿脱自在に嵌装されている。
可変長軸(3)はコイルスプリング(4)の弾力で常時
ケース体(2)内への挿入傾向が付与されている。ソレ
ノイドSQLにはケーブル1.12を通じて外部から振
幅制御用の電圧が供給される。そしてケース体(2)の
上部に支軸(5)が突設され、この支軸(5)に設けら
れたボールジヨイント(6)で当該振幅制御装置U。
は外殻体(1)内に吊設されている。Mは3相の交流誘
導電動機で、出力軸(7)を下向きとして前記可変長軸
(3)の下端に取付けられている。交流誘導電動機Mは
可変長軸(3)の挿脱量制御により外殻体(1)内で上
下位置可変とされている。この交流誘導電動機Mはケー
ブル1.1.15を通じて外部から供給される電力の周
波数に応じた回転数で回転し、その電圧値に応じたトル
クを発生する。(8)は摺動子で、出力軸(7)に取付
けられており、可変設定された高さ位置において円錐面
(1a)の部分を回転摺動する。
(8a)はボールベアリングである。
そしてケーブル1112を通じて供給された電圧値に応
じて可変長軸(3)の突出量が規定され、摺動子(8)
が図中仮想線で示すように円錐面(1a)における所要
量降下した高さ位置に可変設定される。摺動子(8)は
、この設定された高さ位置において電動機Mの駆動によ
り円錐面(1a)の部分を回転摺動する。との摺動子(
8)の回転摺動で外殻体(1)がその内側から駆動され
てパイブレーク装置Vの全体がボールジヨイント(6)
の配設位置近傍位置を運動中心として円錐運動する。
このときの円錐運動の振幅量(偏心量)は、振幅制御装
置U、による摺動子(8)の設定高さ位置と、交流誘導
電動機Mのトルク、即ちその供給電力の電圧値等により
規定される。またその振動周期は、交流誘導電動機Mの
回転数、即ち供給電力の周波数により規定される。この
ように別途の出願に係るバイブレータ装置Vは、振幅量
(偏心量)を振動周期等とは各別に可変制御し得るよう
に構成されている。
この発明は上述のバイブレータ装置Vの制御回路に関す
るもので、本件出願人が特願昭58−85677号で開
示した発明「コンクリート締固め装置」の改良に係るも
のである。
そしてこの発明の第1の目的とするところは。
振幅制御装置の制御系を付設して当該振幅制御装置を交
流電動機とは別途に制御することにより、スランプ値に
応じて選定された最適の振動振幅値(偏心量)を正確確
実に実現してコンクリート打固めの仕上り品質をより一
層向上させることにある。
また第2の目的とするところは、バイブレータ装置の負
荷は使用する生コンクリートのスランプ値のみならず、
その生コンクリート中への挿入深さ量によっても変化す
る。このような挿入深さ量等の変化により負荷変動が生
じたとき、この負荷変動に応じて偏心量を可変制御し、
常時定格最大出力を発揮して能率的にコンクリートを打
面めることにある。
以下この発明を各実施例ごとに順に説明する。
〈第1実施例〉 第1実施例は次のような理論のもとになされている。
まずバイブレータ装置V内の交流誘導電動機Mに関して
、その印加電圧;Vm、印加周波数; fm。
流通有効電流;1m1消費電力;Pm、電動機負荷によ
って決まる定数;6mとすれば 1m = (1m −Vm/fm ■ Pm =Vm ・Im = VmP Hαm/fm ■
の両式が成立する。
一方、バイブレータ装置Vが外部に対して放出する振動
エネルギーは、振動周波数:fbs偏心量(振動振幅)
;nb1m動エネルギーPb、バイブレータ装置の振動
に対する等価モーメントによって決まる定数:Kbとす
れば Pb = (fb −Db )”・Kl) ■が成立す
る。
上記の消費電力Pmと振動エネルギーPbとの間には Pb=β・Pm ■ 但し、βは0〈β〈1の定数(変換効率)が成立する。
よってfm = fbであれば が成立する。上記0式線、偏心量Dbは印加電圧vmに
1次比例し、また印加周波数fmに対しては(−3/2
)乗比例することを意味している。
ところでバイブレータ装置Vにおいて偏心量Dbを決定
する主因子は、振幅制御装置U□内のソレノイドSQL
に流す電流値である。そこでこの第1実施例では、ソレ
ノイドSQLに流す電流値を印加周波数fmの(−3/
2)乗比例させて、スランプ値等に応じて選定された最
適の偏心量Dbを確実に実現させようとするものである
第2図は上記理論に基づいてなされたとの発明の第1実
施例を示す図である。なお第2図以下の各図において前
記第1図における機器または部材等と同一ないし均等の
ものには前記と同一符号を付して重複した説明を省略す
る。
まず構成を説明すると、第2図中符号Eは電動機駆動用
電源で後述の第3実施例(第6図)におけるものとほぼ
同様のものが適用され、使用する生コンクリートのスラ
ンプ値に応じて当該生コンクリートの打固めに適応した
周波数frr1および電圧値vmからなる電力をケーブ
ルt3t416に出力する。そしてこの第1実施例にお
いては上記の電動機制御系とは別途に次のような振幅制
御装置U!の制御系が付設されている。即ち、まずU2
は3相全波整流回路で、このものには分岐線t3’ t
4’ t、’を通じて電動機駆動用電源Eからの交流電
圧vmが導入されている。(9a)〜(9f)はダイオ
ード、Cはコンデンサである。出力端子には交流電圧v
mに比例した直流出力電圧Edcが得られる。そしてこ
の出力端子が、可変インピーダンス回路(抵抗切替回路
) Uaを介して振幅制御装置Ulにおけるソレノイド
SQLに接続されている。可変インピーダンス回路U3
は、図の例では複数個の抵抗R1〜Rnと、これらの抵
抗切替用の切替スイッチsw1とで構成されている。抵
抗R1”−Rnは、電動機駆動用電源Eから出力される
周波数をその変化範囲において適宜幅でn段階に設定し
たとき、この設定数と同数だけ準備されている。そして
各抵抗R1〜Rnの値は、この段階的に設定した各周波
数値に対して(−3/2 )乗に比例して変化するよう
な値(ソレノイドSQLの直流抵抗分を含む)に設定さ
れている。
次に作用を説明する。
パイブレーク装置Vを、型枠等に流し込んだ生コンクリ
ート中に適宜深さに差込む。次いでこの生コンクリート
のスランプ値に対応して設定された電圧vmおよび周波
数fmからなる電力を電動機駆動用電源Eから出力させ
てこれをノくイブレータ装置Vにおける交流誘導電動機
Mに供給する。一方、分岐路13’ 14’ t5’を
介して上記電圧vmが3相全波整流回路U2に導入され
、整流されたその直流出力電圧Edcが可変インピーダ
ンス回路U3を介して振幅制御装置U1におけるソレノ
イドSQLに印加される。このとき可変インピーダンス
回路U3における切替スイッチSW、を電動機駆動用電
源Eから出力されている周波数fmの値に対応した抵抗
の箇所に予め切替え設定しておく。この結果ソレノイド
SQLに流れる電流値は、電動機駆動用電源Eから出力
されている周波数fmニ対して(−3/2)乗に比例し
た値のものと匁り、ノ(イブレータ装置における摺動子
(8)は、この電流値に比例した高さ位置に可変設定さ
れる。そして前記と同様にして、摺動子(8)がこの設
定高さ位置において電動機Mの駆動により円錐面(1a
)の部分を回転摺動し、バイブレータ装置Vが内側から
駆動されてその全体がボールジヨイント(6)の配設位
置近傍を運動中心として円錐運動する。
このときの円錐運動の振幅(偏心量)は前記0式に則っ
て電動機駆動用周波数fmの(−3/2)乗に比例し、
また電動機駆動用電圧■□、即ち電動機Mのトルクに比
例したものとなってスランプ値に応じて選定された所要
の振動振幅量が自動的且つ正確に実現される。したがっ
て生コンクリートは、そのスランプ値に応じて選定され
た所要の振動振幅および振動周期で確実に加振されるの
で、別途の加振時間表示手段等に表示された所要時間だ
けバイブレータ装置Vを操作することにより、そのスラ
ンプ値で得られる最高の強度と最高の品質をもって効果
的に打面められる。
〈第2実施例〉 第2実施例は次のような理論のもとになされている。
バイブレータ装置v内の交流誘導電動機Mに関して、そ
の印加電圧;vm1交流有効電流:1msパイブレーク
装置の負荷:PtとすればPA−Vm’1m・β ■ 但し、βはO〈βく1の定数(変換効率)が成立する。
上記のパイプレーク装置の負荷pzは、偏心量Dbの値
と、バイブレータ装置Vのおかれている状態、即ちいく
つのスランプ値の生コンクリート中にどのくらいの深さ
に挿入されているか等によって決定される。
上記0式から Im = Pt/ (”m ・β) ■となる。動作中
はvmが一定であるから、電流!。は負荷1’tに比例
することになる。このため負荷Pzが極めて大きい場合
には、電流1fflが定格値を超えて、交流誘導電動機
Mを焼損するおそれが生ずる。
他方負荷ptが極めて小さい場合にはバイブレータ装置
Vの発生する振動エネルギーが小さくなり、コンクリー
ト打固め効果が低下する。そこでとの第2実施例では、
交流誘導電動機Mへ流れる電流畑の値によって偏心量D
bを制御し、負荷Ptが大なる場合には偏心量Dbを減
少させ、他方、負荷Ptが小なる場合には偏心量Dbを
増大させて、バイブレータ装置Vが常に定格最大出力を
発生し得るようにしたものである。
第3図〜第5図は上記目的を達成するためのこの発明の
第2実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、第3図中符号U4は交流電流・
直流電圧変換回路で、この変換1路U4は第4図に示す
ように電動機駆動用電源Eの出力線路t3〜t5に介在
されたカーレントトランスCTと、このカーレントトラ
ンスCTの出力電圧を整流するための3相全波整流回路
とで構成されている。そしてこの交流電流・直流電圧変
換回路U4の出力線路t1/ t2/がソレノイド電圧
補正回路U5を介して振幅制御装置Ulにおけるソレノ
イドSQLに接続されている。
ソレノイド電圧補正回路U5には、所定の基準電圧値E
、に設定された基準電圧源(11Jと、ダイオードaり
が備えられている。そして交流電流・直流電圧変換回路
U4から出力される変換直流電圧値をEC1当該補正回
路U5からの出力電圧をEbとしたとき、ダイオード(
1つの働きによって次の00式が成立する。
Eo≦Eoのとき Eb=Eo−Ec ■Ec>Eoの
とき Eb=0 @ 上記両式から変換直流電圧ECの値が基準電圧値E。
以下の場合においてのみ、この基準電圧E。と変換直流
電圧ECとの差電圧Ebが、ソレノイド駆動用電圧とし
て出力される。第5図は前記■0両式の関係を特性図で
示したものである。同図中1m/は交流誘導電動機Mの
定格最大電流値である。
次に作用を説明する。電動機駆動用電源Eから出力され
るスランプ値に対応して設定された電圧vmにしたがっ
て交流誘導電動機Mに電流■mが流れる。このとき交流
電流・直流電圧変換回路U4からこの電流−に比例した
値の変換直流電圧ECが出力され、これがソレノイド駆
動電圧補正回路U5に導入される。ソレノイド駆動電圧
補正回路U6からは、前記第5図の特性にしたがって電
流■□に反比例した直流電圧Ebが出力されてこれによ
りソレノイドSOLが付勢される。この結果バイブレー
タ装置Vの生コンクリート中への挿入性さなど、そのお
かれている状態によって負荷Pzが大(電流!、が大)
であれば偏心量Dbが減少し、逆に負荷pzが小(電流
■□が小)であれば偏心量Dbが増大し、最も能率的な
偏心量Dbが自動的に設定実現される。
なお上述の実施例において、電動機駆動用電源の出力線
路に連係させてその電流値に比例した電圧を取り出す手
段としてカーレントトランスを使用したが、これに代え
て使用する電動機が特殊な誘導電動機で電流中の無効成
分が大きいものである場合には電力計形の変換器を使用
することもできる。またホール素子等を用いた変換器を
使用することもできる。
〈第3実施例〉 第6図〜第9図はこの実施例を示す図である。
この実施例は本件出願人が先に特願昭58−85677
号で開示した発明「コンクリート締固め装置」における
制御回路部分の改良に係るもので、その制御回路にさら
に偏心量Dbを設定する機能を追加したものである。
まず構成を説明すると、第6図中符号Fは最適組合わせ
設定機能部、Eは前記第2図等に示したものと同様の電
動機駆動用電源である。最適組合わせ設定機能部Fには
、さらにスランプ値入力手段U6.生コンクリートを多
段階に打継ぐ場合の打継ぎまでの経過時間式カ手段U7
s最適組合わせ設定機能回路U11%および最適加振時
間伝達手段U9が備えられている。また電動機駆動用電
源Eには、出力電圧可変整流回路[Jtoおよび周波数
可変直流・交流変換回路Ullが備えられている。
上記のスランプ値入力手段U6は、使用者a3が使用す
る化コンクIJ −トのスランプ値SLに対応した設定
信号を入力するだめのもので、−例として第7図および
第8図に示すような3回路8接点の連動回転スイッチs
w2が使用されている。設定大刀できるスランプ値は、
第7図中の表に示すように5〜21鋸の範囲で2Cmお
きの8段階きされている。
発生する設定信号は3ビツトのデジタル信号で例えば第
7図に図示のように操作ノブをスランプ値11〜13の
設定点に切換設定したときは、これに対応した設定信号
はa、b、c−「o、0.IJの内容からなるデジタル
信号である。
最適組合わせ設定機能回路U8は、使用する生コンクリ
ートのスランプ値に対応した設定信号に基づいて生コン
クリートの打固めに適応した周期指定データ、トルク指
定データ、偏心量指定データおよび加振時間データから
なる最適組合わせデータを出力するだめのものである。
そしてこの事例においては最適組合わせデータを決定す
るアルゴリズムとして数値記憶形式が適用され、これを
実行するため当該設定機能回路U8は第9図に示すよう
に構成されている。即ち最適周期データ記憶用のリード
オンリメモリROMI (以下単にROM、のように云
う)、最適トルクデータ記憶用のROM2.最適偏心量
データ記憶用のROM3.および最適加振時間データ記
憶用のROM4が並設されている。これらの各メモリR
OMlROM2 ROM5 ROM4は8ビット×12
8語の記憶機能を有していてそのアドレス指定用入力端
子AO〜へ6にはスランプ値入力手段U6からの3本の
デジタル信号出力線abcと、打継ぎまでの経過時間入
力手段U7からの4本のデジタル信号出力線d% es
 fs gとの計7本のデジタル信号出力線a−%−g
が並列に共通接続されている。最適周期データ記憶用お
よび最適トルクデータ記憶用の各メモリROM、ROM
2の出力端子DO−07は、それぞれD−A変換器D/
A1%D/A2を介して電動機駆動用電源Eにおける周
波数可変直流・交流変換回路U11および出力電圧可変
整流回路LTtoに導びかれている。また最適偏心量デ
ータ記憶用のROM3の出力端子DO〜D7は、ソレノ
イド駆動回路を構成しているD−A変換器D/A3を介
して振幅制御装置におけるソレノイドSQLに接続され
ている。ソレノイド駆動回路には必要によってはパワー
アンプ等の駆動部aつを付設する。
而して上記の各メモIJ ROMI〜ROM4には次の
ような各データが予め書込まれている。即ち、使用する
生コンクリートのスランプ値の種々の値、また打継ぎ工
法の場合には、さらにこれに打継ぎ時迄の種々の経過時
間を加えた条件で実際にコンクリートの打固めを実行す
る。そしてその結果を整理して、振動周期、振動トルク
、偏心量(振動振幅)および加振時間について最高の打
固め効果の得られる組合わせデータを経験的に得る。次
いでこの各データを数表の形式で各メモリROMl−R
OM4に記憶させる。この数表形式の記憶データは、信
号線B −−gから入力するアドレス指定信号で検索さ
れ振動周期データ等を含む最適の組合わせデータが同時
に読出される。
最適加振時間伝達手段U9におけるC0NV’1CON
V2はBCD−7セグメント表示変換器、DPI DP
2はそれぞれ7セグメントの数値表示原子で、2桁の数
値を表示する。
電動機駆動用電源Eにおける出力電圧可変整流回路UI
Oは、商用交流電源等からの交流電力を整流し、最適組
合わせ設定機能回路U8からのトルク指定データに対応
した電圧値の直流電力を得るものである。また周波数可
変直流・交流変換回路Ullは、上記の出力電圧可変整
流回路UIGからの直流出力電力を、この直流出力電力
の電圧値に応じた電圧の交流電力に変換するとともに、
その周波数を最適組合わせ設定機能回路U8からの周期
指定データに対応した値とし、これをバイブレータ装置
Vにおける交流誘導電動機Mの駆動電力として送出する
機能を有している。なお上記の出力電圧可変整流回路U
IOおよび周波数可変直流・交流変換回路[Jttの両
回路は、前記特願昭58−85677号で開示した発明
におけるものと同様のものを使用するのでその回路の詳
細構成は記載を省略する。
次に作用を説明する。通常の1段階のみの打設工法にお
ける打固め装置として作用させる場合を述べる。型枠に
流し込んだ生コンクリートにバイブレータ装置Vを適宜
深さに差込む。スランプ値入力手段U6における連動回
転スイッチsw2を、流し込んだ生コンクリートのスラ
ンプ値に対応した設定点に切換設定する。この設定操作
で所要のアドレス指定用のデジタル信号が最適組合わせ
設定機能回路U8における各メモ!J ROM1−RO
M4に共通に並列入力される。このアドレス指定によf
i ROM、からはそのスランプ値に対応した最適周期
データが、ROM2からは最適トルクデータが、ROM
3からは最適偏心量データが、またROM4からは最適
加振時間データが同時に読出される。そしてこのように
して読出された各データのうち最適周期データおよび最
適トルクデータは対応した各D−A変換器D/At。
D/A2をそれぞれ介してアナログレベルの信号となっ
て電動機駆動用電源Eに送出される。また最適偏心量デ
ータはソレノイド駆動回路たるD−A変換器D/A3を
介して所要レベルのアナログ信号となって振幅制御装置
UlにおけるソレノイドSQLに供給される。さらに最
適加振時間データは最適加振時間伝達手段U9に導びか
れて、その最適加振時間が数値表示素子DPI DP2
によって表示される。
そして電動機駆動用電源Eからは、最適トルクデータに
対応した電圧値で、且つ最適周期指定データに対応した
周波数値からなる3相交流電力が交流誘導電動機Mに送
出される。この結果バイブレータ装置Vは自動的にその
生コンクリートのスランプ値に対応した最適の振動周期
および振動振幅で生コンクリート内を振動する。したが
って作業者(I4)は数値表示素子DPI DP2に表
示された最適加振時間だけパイプレーク装置Vを操作す
れば、生コンクリートは、そのスランプ値で得られる最
高の強度と、最高の品質をもって効果的に打固められる
なお上述の第1〜第3の各実施例は各別に適用するよう
に述べたが、負荷変動に応じて常時定格最大出力を発揮
するようにした第2実施例のものを、第1実施例または
第3実施例のものと組合わせて構成するとともできる。
以上詳述したように第1発明によれば使用する生コンク
リートのスランプ値に応じて当該生コンクリートのスラ
ンプ値に応じてその打固めに適応した周波数および電圧
値からなる電力をバイブレータ装置における交流電動機
に向けて出力する電動機駆動用電源と、この電動機駆動
用電源の出力電圧を別途に導入して振幅制御装置におけ
るソレノイドに駆動用直流電圧を出力する整流回路と、
この整流回路の出力線路に介在されスランプ値に対応し
た前記電動機駆動用電源の出力周波数変化に対し前記ソ
レノイドへの電流値を当該周波数値の(−3/2)乗に
比例して変化させる可変インピーダンス回路とを具備さ
せたから、バイブレータ装置を、使用する生コンクリー
トのスランプ値に応じて選定された所要の振動振幅およ
び振動周期で正確に作動させることができるという効果
が得られる。したがって別途の加振時間表示手段等に表
示された所要時間だけバイブレータ装置を操作すること
により、生コンクリートをそのスランプ値で得られる最
高の強度と最高の品質をもって効果的に打固めることが
できる。
また第2発明によれば、電動機駆動用電源の出力線路に
連係されて当該出力線路を流れる電流値に比例した値の
直流電圧を出力する交流電流・直流電圧変換回路と、所
定の基準電圧値に設定された基準電圧源を備え前記交流
電流・直流電圧変換回路から出力される変換直流電圧を
導入し、この変換直流電圧の値が前記基準電圧値以下の
範囲において当該基準電圧と変換直流電圧との差電圧を
振幅制御装置におけるソレノイドに向けて出力するソレ
ノイド駆動電圧補正回路とを具備させたから、バイブレ
ータ装置の生コンクリート中への挿入源さなど、そのお
かれている状態によって当該バイブレータ装置に負荷変
動が生じたとき、この負荷変動に応じて自動的に偏心量
を可変制御することができ、常時定格最大出力を発生し
て能率的にコンクリートを打固めることができるという
効果が得られる。
さらに第3発明によれば、使用する生コンクリートのス
ランプ値に対応した設定信号を入力するスランプ値入力
手段と、この設定信号に基づいて生コンクリートの打固
めに適応した周期指定データ、トルク指定データおよび
偏心量指定データからなる最適組合わせデータを出力す
る最適組合わせ設定機能回路と、前記周期データおよび
トルク指定データにより当該各データに対応した周波数
および電圧値からなる電力を前記交流電動機に向けて出
力する電動機駆動用電源と、前記偏心量指定データを導
入して当該偏心量指定データに対応した直流電圧を振幅
制御装置におけるソレノイドに向けて出力するソレノイ
ド駆動回路とを具備させたから、使用する生コンクリー
トのスランプ値に対応した設定信号を入力するという設
定操作のみでバイブレータ装置をそのスランプ値に対応
した最適の振動周期および振動振幅で正確に作動させる
ことかできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るコンクリート打固め用バイブレ
ータ装置の制御回路の被制御体たるバイブレータ装置の
一例を示す一部断面側面図、第2図はこの発明の第1実
施例を示す回路図、第3図はこの発明の第2実施例を示
す回路図、第4図は同上実施例における交流電流・直流
電圧変換回路を詳細に示す回路図、第5図は第2実施例
の作用を説明するための特性線図、第6図はこの発明の
第3実施例を示すブロック線図、第7図は同上実施例に
おけるスランプ値入力手段の回路図、第8図は同上スラ
ンプ値入力手段に適用する連動回転スイッチを示す外観
正面図、第9図は第3実施例における最適組合わせ設定
機能回路のブロック線図である。 1:外殻体 1a:円錐面 3:可変長軸 4:コイルスプリング 6:ボールジヨイント 7:出力軸 8:摺動子 93〜9f112:ダイオード 11:基準電圧源 CT:カーレントトランスD/At
〜D/A3:D−A変換回路 E:電動機駆動用電源 F:最適組合わせ設定機能部 M:交流誘導電動機 R,−Rn:抵抗ROM1〜RO
M4 : リードオンリメモリSW+ :切替スイッチ sw2 :連動回転スイッチ SQL :ソレノイド Ul:振幅制御装置U2:3相
全波整流回路 U3:可変インピーダンス回路 U4:交流電流・直流電圧変換回路 U5:ソレノイド電圧補正回路 U6:スランプ値入力手段 U7:経過時間入力手段 U8;最適組合わせ設定機能回路 U9:最適加振時間伝達手段 U+o :出力電圧可変整流回路 Ull:周波数可変直流・交流変換回路■=バイブレー
タ装置 tl−As:ケーブル 大崎建設株式会社 村 1) 裕 代理人芦田直衛 第4図 L −−1 −一丁= U4 第5図 第6図 14 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 内周面下方部が円錐面に形成されて生コンクリー
    ト中に挿入される有底筒状の外殻体と、ソレノイド内に
    挿脱自在とした可変長軸を備えポールジヨイントで前記
    外殻体の内部に吊設された振幅制御装置と、出力軸を下
    向きとして前記振幅制御装置を介して上下位置可変に前
    記外殻体内に吊設され印加電力の周波数゛に応じた回転
    数と電圧値に応じたトルクを生ずる交流電動機と、前記
    出力軸に取付けられ前記円錐面における可変設定された
    高さ位置を回転摺動する摺動子とを具備し、該摺動子で
    駆動されて前記ボールジヨイント配設部近傍位置を運動
    中心として円錐運動するバイブレータ装置の制御回路で
    あって、 使用する生コンクリートのスランプ値に応じて当該生コ
    ンクリートの打固めに適応した周波数および電圧値から
    なる電力を前記交流電動機に向けて出力する電動機駆動
    用電源と、該電動機駆動用電源の出力電圧を別途に導入
    して前記ソレノイドの駆動用直流電圧を出力する整流回
    路と、 該整流回路の出力線路に介在されスランプ値に対応した
    前記電動機駆動用電源の出力周波数変化に対し前記ソレ
    ノイドへの電流値を当該周波数値の(−3/2 )乗に
    比例して変化させる可変インピーダンス回路とを具備し
    てなることを特徴とするコンクリート打固め用ノくイブ
    レータ装置の制御回路。 2 内周面下方部が円錐面に形成されて生コンクリート
    中に挿入される有底筒状の外殻体と、ソレノイド内に挿
    脱自在とした可変長軸を備えボールジヨイントで前記外
    殻体の内部に吊設された振幅制御装置と、出力軸を下向
    きとして前記振幅制御装置を介して上下位置可変に前記
    外殻体内に吊設され印加電力の周波数に応じた回転数と
    電圧値に応じたトルクを生ずる交流電動機と、前記出力
    軸に取付けられ前記円錐面における可変設定された高さ
    位置を回転摺動する摺動子とを具備し、該摺動子で駆動
    されて前記ボールジヨイント配設部近傍位置を運動中心
    として円錐運動するバイブレータ装置の制御回路であっ
    て、 使用する生コンクリートのスランプ値に応じて当該生コ
    ンクリートの打固めに適応した周波数および電圧値から
    なる電力を前記交流電動機に向けて出力する電動機駆動
    用電源と。 該電動機駆動用電源の出力線路に連係されて当該出力線
    路に流れる電流値に比例した値の直流電圧を出力する交
    流電流・直流電圧変換所定の基準電圧値に設定された基
    準電圧源を備え前記交流電流・直流電圧変換回路から出
    力される変換直流電圧を導入し該変換直流電圧の値が前
    記基準電圧値以下の範囲において当該基準電圧と変換直
    流電圧との差電圧を前記ソレノイドに向けて出力するソ
    レノイド駆動電圧補正回路とを具備してなることを特徴
    とするコンクリート打固め用バイブレータ装置の制御回
    路。 3、 内周面下方部が円錐面に形成されて生コンクリー
    ト中に挿入される有底筒状の外殻体と、ソレノイド内に
    挿脱自在とした可変長軸を備えボールジヨイントで前記
    外殻体の内部に吊設された振幅制御装置と、出力軸を下
    向きとして前記振幅制御装置を介して上下位置可変に前
    記外殻体内に吊設され印加電力の周波数に応じた回転数
    と電圧値に応じたトルクを生ずる交流電動機と、前記出
    力軸に取付けられ前記円錐面における可変設定された高
    さ位置を回転摺動する摺動子とを具備し、該摺動子で駆
    動されて前記ボールジヨイント配設部近傍位置を運動中
    心として円錐運動するバイブレータ装置の制御回路であ
    って、 使用する生コンクリートのスランプ値に対応した設定信
    号を入力するスランプ値入力手段と、 当該設定信号に基づいて前記生コンクリートの打固めに
    適応した周期指定データ、トルク指定データおよび偏心
    量指定データからなる最適組合わせデータを出力する最
    適組合わせ設定機能回路と、 前記周期指定データおよびトルク指定データにより当該
    各データに対応した周波数および電圧値からなる電力を
    前記交流電動機に向けて出力する電動機駆動用電源と、 前記偏心量指定データを導入して当該偏心量指定データ
    に対応した直流電圧を前記ソレノイドに向けて出力する
    ソレノイド駆動回路とを具備してなることを特徴とする
    コンクリート打固め用バイブレータ装置。
JP58142513A 1983-08-05 1983-08-05 コンクリ−ト打固め用バイブレ−タ装置の制御回路 Granted JPS6033980A (ja)

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JPS6033980A true JPS6033980A (ja) 1985-02-21
JPH0411703B2 JPH0411703B2 (ja) 1992-03-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01192960A (ja) * 1988-01-29 1989-08-03 Mikasa Sangyo Kk コンクリートバイブレータ
JPH0384362U (ja) * 1989-12-18 1991-08-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01192960A (ja) * 1988-01-29 1989-08-03 Mikasa Sangyo Kk コンクリートバイブレータ
JPH0384362U (ja) * 1989-12-18 1991-08-27

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